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後味の悪い話

81名無しさん@おーぷん :2014/05/14(水)00:42:16 ID:EqQRM031X
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男と娘を置いてしばらく。宿代わりのホテルでゴルフをしたりして楽しむ四人。そこでも女は真っ先に電話をしたがった。相変わらずいい雰囲気の兄と彼女。じゃれ合うようにハグやキスでスキンシップをするふたり。胸を触りつつ、服を脱がそうとする兄。彼女は嫌がった。兄はつれないと機嫌を損ねる。こんな時間に馬鹿みたい、と彼女はホテルに戻った。意味のわからない拒絶に兄は彼女を放置する事にした。
こんな楽しいのに、何を怒ってあるんだと。害した気分をさっさと忘れ、夢中になっていたゴルフを再開する。ホールはホテルの窓ガラスだ。気持ちのいい音を派手に鳴らしながら、またひとつ、窓ガラスが割れた。

夜、花火やなんかで遊ぶ四人。皆で笑い合い、廃鉱した世界であっても生を喜んでいた。そんな楽しい一日も、眠気と共にお開きになった。夜、外が騒がしい。窓から外を覗くと車が何台か走っていた。急いで四人は合流し、密かに逃げようとした。しかし、割れた窓ガラスが侵入者の痕跡とバレ、あと少しで逃げ切れる寸前で見付かってしまう。兄は持っていたハンドガンで迎え撃とうとする。しかし、ホテルの住人達はマシンガンやショットガンを各自手にしていた。圧倒的な武力の差。四人は意図も容易く降参する。君達の家だと知らなくったと。住人達は皆、防護スーツに身を包み、出来うる最高峰の予防をとっていた。住人達は食料を取りに街に出ていたのだ。家に帰り、自分の部屋に入るまで防護スーツを脱ぐのを我慢していた。酒でも飲もう、そう思って帰って来た部屋は窓ガラスが割れていた。住人達は四人を許すつもりはなかった。せめて、女達を屈辱的にでもなぶって遊び、憂さ晴らしはさせてもらうつもりだった。住人達は銃口を向けつつ言う。服を脱げ。女は屈辱的な表情をその顔に浮かべながら、下着姿になった。彼女は頑なに服を脱がなかった。住人達は威嚇するように銃を突き付け、怒鳴る。

「脱げ!」

住人達は囃し立てる。

「脱げ!脱げ!脱げ!」

彼女は意を決し、または諦めたと言った顔で上着を脱いだ。下着姿になった彼女。その腹の辺りが黒ずんでいる。住人達は凍り付いた。いや、他の三人も凍り付いた。彼女の黒ずんだ肌は、紛れもなく感染の証だったからだ。

「こいつ、感染しているぞ!」

住人達は距離を取る。立場は覆った。なにせ、体そのものが生物兵器と同じなのだから。彼女に銃弾を浴びせられる訳がなかった。四人は追い出される。三人は銃が脅威だから。彼女は置いて行かれたくなかったから。車に乗る四人。車内は無言だった。女は窓を全開にしている。兄が言う。あの娘と接触したのか、と。彼女は事の顛末を話した。口を開いた彼女に、女は嫌そうな顔をした。その口から必要以外の息が漏れる事に。だから首から先を外に出した。彼女が女に話し掛ける。女は無視して上半身を窓の外に出した。そして自分が何者なのかを悟った。兄は言った。

「次の街まで送ってやる。そこからはひとりだ」

次の街でガソリンを補給していた。そこでも女は電話をしたがった。彼女は謝った。説得しようと試みた。女は兄に呟いた。早く置いて行きましょうと。兄は何も応えなかった。女は不満そうな顔をした。
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