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後味の悪い話

762/2 :2014/05/11(日)12:15:34 ID:L5ifPXAFH
『先生の右耳の下の大きな痣、いつできたんですか』
生まれつきだよ。
『いいえ、高校2年の時ですよ。演劇部の合宿の時の写真には、痣なんかなかったんですから』
………
『合宿の1週間後の文化祭公演の写真には、はっきり写ってます』
生まれつきだよ。ずっと悩みの種だった。
『そんなはずありません。何度となく確かめたんですから』
何のために?
『先生がなぜつまらない嘘をつき続けるのかと…』
余計な事に気付いたな!

思い出した。「わたし」はわざとハンドルを切り、秘書は怯えた顔を向けた。
「私」は骨折と脳震盪で済んだが、「わたし」の目論見通り秘書は死んだ。

…この痣はわたしがこの体に潜り込んだ時の痕跡である。
耳の穴から入り込むはずが、狭すぎて損傷を与えてしまった。だから周りの皮膚を焼いて応急処置を施した。これが痣となった。
この体の主はわたしの存在に気付いていない。
わたしは「私」と融合してしまい、わたしが何者なのか思い出せない。
しかし、平気で人を殺せる残忍さは大きな武器だ。若い肉体にまた潜り込む事もできるかもしれない。
わたしは新たな人生のはじまりを予感した。
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