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後味の悪い話

651/2 :2014/04/30(水)10:22:44 ID:lVrZXA5HO
まつざきあけみ90年代の短編

舞台は昭和30年代の東京。
高名な女流文学者(以下女史)が殺された。犯人はまだ不明。
女史は一人娘が幼稚園の時、浮気した夫と離婚した。
女史とばあやの外出中に娘が幼稚園から少し早く帰宅し、ホステスと裸で抱き合っていた夫を発見したのだった。
ビフテキに飽きたら茶漬けを食いたくなるのが男ってもんだ、お父様が悪かったお前(娘)は許してくれるよな?
とへらへら笑う父親を、娘は泣きわめいて拒絶した。
以来娘は男性恐怖症で、10年後の今は名門女子学園に通っている。

弱小出版社の娯楽雑誌で女史を担当していた宮川に売れない探偵小説家の弓削一郎が、カストリ誌のあるページを示した。
看板連載の『X夫人』、淫乱な未亡人が男性遍歴を赤裸々に告白する形の一人称小説だ。
「似ていると思いませんか、女史に」
「ふーん一郎さんこういうの読むんだ…何言ってんの、うちみたいな娯楽雑誌に随筆を連載していただくのも畏れ多いってのに」
だが、編集者として素直に読んでみると文体があまりにも似すぎている。
主人公の造形は女史そのものだし、相手の男も銀行頭取や娘の通う名門女子学園の理事長など、女史と親しい名士ばかり。
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