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後味の悪い話

645名無しさん@おーぷん :2017/04/09(日)05:33:23 ID:ybb
死役所

亡くなった人は死因別に日本の市役所みたいなところに回され、
そこで手続きした上で成仏したり地獄落ちになるという設定。
ある時工場の事故で亡くなった若い女性Aが死役所に訪れる。
彼女は生前猫をいじめていた子供を怪我させてしまった関係で有罪・執行猶予の身だった。
そのためどこにも雇ってもらえなかったが、ある零細工場の社長に拾われる。
豪快で気のいい社長はAだけでなく訳ありの人間を拾っては雇う懐の深い人間だった。
社長の下で技術を学び資格もとりますます社長を尊敬するAは
落ちてくる金属から社長をかばい死んだのだった。
Aは社長を尊敬していたのにまだ若い自分が老い先短い社長を庇って
死んだ事を後悔し、そんな感情を持つ自分に罪悪感を持ち悩んでいた。
シ役所の職員であり主人公でもあるシ村に諭され落ち着くAだが真相は彼女が見ているものとは違っていた。
社長に恩を感じていたのはAだけで他の従業員たちは訳ありをいいことに
保険にも入れさせず、異常な重労働と低賃金で働かせ私服を肥やす社長を恨んでいた。
その為A以外の従業員が結託し社長を事故に見せかけて殺そうとしていたが
Aが身代わりになってしまったのだった。
「だからAちゃんにも計画を教えといたら良かったのよ」
「Aちゃんが乗るわけないじゃないか。社長の事大好きだったのに」
「あんな強欲な男を」
「あんな男、罪の意識で自殺したらいいのに」

Aが命を捨てて救った男がクズだったこと、今後まず罪の意識なんて感じもせず
引き続き従業員をこき使うんだろうというのが見えて後味悪かった
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