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後味の悪い話

632/2 :2014/04/30(水)00:34:00 ID:XE9SVa81L
―場面は変わって食事中の寺の部屋の中。

姉妹らしき女性二人が会話をしてる。

姉「あなたさっき着物もってたけどあれどうしたの?・・・まさかネコババしたんじゃないでしょうね?」
妹「人聞きの悪い子といわないでよ。形見でもらったのよ」
姉「ちょっと、あの桜の着物は叔母さんが死装束にしてくれって遺言だったでしょ!」
妹「だって80歳の大往生だってのにあんな派手な着物なんておかしいってw」
姉「馬鹿!あれは叔母さんのお気に入りの着物なのよ。バチ当たるから」
妹「だっていい着物だし燃やしたら勿体無いじゃんwww」
姉「叔母さんは着物については一家言ある人で私が子供のときに後妻さん(継母)と法事の席で
  人目も気にせず大喧嘩したぐらい着物への思い入れが強い人なのよ!」
妹「はぁ?私その頃生まれてないから知らないしwww」

と、ここでこの集まりは法事ではなく葬式だと分かる。
そして姉妹から「叔母さん」と呼ばれてる人が主人公の事であり
亡くなったのは主人公だという事も分かる。
その祭壇には老婆になった主人公の遺影が飾ってあり・・・

姉「とにかく叔母さんの着物への執着は物凄いの。そんなんじゃ叔母さん成仏できないわよ・・・」

姉「本当にバチ当たっても知らないわよ!
  ・・・だって私、外の廊下を叔母さんがウロウロしてるような気がするもの」

ラスト、主人公が卒塔婆や骨壷をたくさん抱えて空ろな顔をして

「桜の着物・・・桜の・・・まだ一度も袖を通してないのよ・・・あれを着なくちゃ」

と、廊下をいつまでも彷徨い続けていた・・・


ただの着物うんちく漫画だと思って読み進めていたらこれだよ・・・

前半までの若い主人公の着物についてのうんちくモノローグは
死んだ主人公の着物への執着心でしかなかったという凄いオチ。
後半の卒塔婆や骨壷持ってきちゃう描写に至っては主人公は大真面目だが見てる分にはほとんどギャグw
てか前半と後半との温度差がヒドスwww

前半の着物知識部分だけでもまったく問題なかったのに
なんでこんなホラー入ったオチにしたんだろうか・・・
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