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後味の悪い話

520名無しさん@おーぷん :2016/04/01(金)22:52:30 ID:QxB
小野不由美の残穢

主人公の作家はかつてホラー小説を書いていた関係で今でも読者から怖い話体験談が届く。
あるマンションに移り住んだ女性から誰もいない和室なのに畳を箒で掃くような音がすると手紙が届いた。
やり取りする内に箒ではなく、和服で首吊りした女性の解けた帯が擦れる音だと分かった。
そのマンションでは女性以外にも同じ怪奇現象が起こる部屋があり、
また他の部屋ではいるはずのない赤ん坊の泣き声が聞こえ
住んでいた青年はノイローゼか転居先のアパートで自殺していた。
しかしそのマンションでは建設以来自殺者は出た事はない。
調べを進めるとこのマンションと隣の団地では共通して上記の怪奇現象が起こっていて、
人が居つかない場所らしかった。
その土地の歴史を遡ると変死や心中、自殺、家庭内暴力、一家離散と確かに不吉な因縁があるようだった。
まずマンション・団地が建つ前(バブル期)にあった駐車場の隅にあった家はゴミ屋敷で一人暮らしの初老男性が衰弱死。
その前(戦後)は銀行員の裕福な家庭だったが、母親が娘の結婚式当日に首吊り自殺。
その前(戦時中)は工場と工員の長屋だったが、女性が妊娠しては嬰児を殺す事件があり
工場そのものにも霊が出ると噂があった。
そしてその土地の最初の因縁は戦前、明治〜大正の頃は資産家の家だったのが
後妻が嫁いできたのを機に傾き、長男は自殺、三男は発狂し座敷牢に閉じ込められていた。
そこから来る長い因縁が浄化されず、どころか嬰児殺しや母親の自殺で
上書きされ増強され今にまで残っているのだった。
そして本当の呪いの大元は後妻の実家。
実家は福岡にあり父親は小さいながら独立した裕福な炭鉱主だった。
しかし技術も未熟で人権意識も薄かった当時、父親の炭鉱では過酷な労働に見合う報酬も渡さず
かなり大規模な事故を起こしても改善される事はなかった。
ある時父親は発狂して家族使用人を殺害し家に火をつけ自殺する事件が起こる。
表向きは経営が傾いたためと言われていたが、事故で亡くなった炭鉱労働者の呪いではと噂されていた。
その呪いは強力で炭鉱跡地は今でも最強の心霊スポットとして有名で
そこに赴いた者も後に事件事故に巻き込まれ、またそこが新たな呪われた土地となっていた。
広い邸宅は二分割されそれぞれ裕福な家庭が買い取ったが
片方は自殺が相次ぎ早い段階で断絶、片方は最近までは生き残っていたようだが
家も一族も祟られていると有名だった。
また邸宅で使用されていた建材を用いた家も祟られ被害が出ている。
当然呪いは娘が嫁いだ先でも延々現在に至るまで新たな穢れを取り込みながら続いている。

父親だけは因果応報と思うけど他はみんなとばっちりだから可哀相。
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