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後味の悪い話

5011/2 :2016/02/20(土)19:59:46 ID:dCR
主人公は男子高校生。祖母と母と兄の4人暮らし。父は主人公が生まれる前に事故で死んだ。
兄は主人公と14歳離れている。
兄はなぜか昔から主人公を恐ろしく嫌っていて、「お前は本当に人の子なのか?!」などと
怒鳴りながら殴るけるの虐待をしていた。
母親は「家族みんなで仲良し」の幻想が大事で、都合の悪いものは見ない聞かない人だったため
主人公を庇うことはなかった。
主人公を庇い、気にかけたのは祖母だけだった。

老齢からの病気で、祖母は自宅で静かに息を引き取った。祖母を看取ったのは、主人公一人だった。
「お前が生まれたときに、鵺が鳴いたんよ」
臨終の場で、祖母は涙を流しながら言った。
「可哀そうになあ、親のせいでお前は業を背負ってしもうたんやなあ」


母は祖母の死後も変わらず「幸せな家族ごっこ」を続け、仮面のような笑顔を浮かべている母に、
主人公は心の底からうんざりしていた。

満月の晩、縁側にいる兄に話しかけると、兄はろくに返事もせずに立ち去ろうとした。
いらだった主人公が兄を引き留めると、兄は暗い笑顔で「お前、月の光の下だといっそう
化け物じみて見えるわ」と言った。
怒った主人公が兄の腕をつかんで、「そんなに俺が嫌いか?好き勝手言いやがって。
今ケンカしたら、俺の方が強いぞ!」と怒鳴ると、兄は激しく吐いた。
主人公に近づかれたことに対する嫌悪が原因のようだった。
主人公は虚脱したような表情で「そんなに嫌いか……」と呟いた。

翌朝、母親が鴨居で首をつって自殺していた。
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