- -pv
スレッドの閲覧状況:
現在、- がスレを見ています。
これまでに合計 - 表示されました。
※PC・スマホの表示回数をカウントしてます。
※24時間表示がないスレのPVはリセットされます。

後味の悪い話

4883/6 :2016/01/26(火)00:49:44 ID:U7U
C男が無事(でもないが)外に出てきたのを見て、C妹は安堵のあまり泣き出した。
C男はC妹を見て「そうだ、火への恐怖なんかが何だというんだろう。何よりも恐ろしいのは、
C妹を失うことじゃないか。恐怖を乗り越えなければ……」
と言いながら、明らかに殺意を持ってC妹に近づいて行った。
そこへ近隣住民の通報で駆け付けた警官が現れ、C男に当て身をくらわせて気を失わせて、
身柄を確保した。

翌日、主人公と親友は探偵に呼び出された。
「おかしな事件に巻き込まれたのでは」と二人を心配した真由と菜月も、一緒についてきた。
探偵の家で、探偵は事件について説明を始めた。

脳に何かの異常が発生した場合、これを薬物で治療するのは難しい。脳には分厚いフィルターが
かかっていて、薬物を異物とみなして弾いてしまうのだ。
一人の医者が、薬物を脳まで運ぶためにウイルスを元にしたウイルスベクター(運び屋)を開発した。
そしてウイルスベクターの研究のために、とある閉鎖的な小さな村(以下××村)に
ウイルスベクターを極秘でばらまいた。
ウイルスベクターは単独では全くの無害であり、人体に入らなければすぐに死亡するし感染力もなく、
人体に入っても2週間もすれば死亡する。
だからばらまいても全く問題はないはずであった。

しかしウイルスベクターは××村固有の風土病のウイルスと混ざって、ウイルスXに進化した。
ごく弱いながらも、感染力も持った。
ウイルスXに感染すると、精神的な苦痛や恐怖に対して何も感じない、いわば何があっても
動じない冷静な人間になる。
ここで進化が止まればよかったのだが、ウイルスXはさらにウイルスYに進化した。
ウイルスYに感染すると、恐怖や精神的な苦痛に対して快感を覚えるようになる。
恐怖や苦痛が大きいほど、快感も大きくなる。
××村でも、ウイルスYに感染した友人思いの少年が、友人たちを惨殺するという事件が
起きている。

C男はウイルスYに感染していた。病院で、C男からウイルスYが検出された。
C男は強い恐怖や苦痛を味わいたくなって、火事を起こしたり妹の殺人未遂を起こしたりしたのだった。
B男も、ウイルスYに感染していたと思われる。(遺体が調査前に荼毘に付されてしまったので未確認)
だから高所恐怖症のB男が、屋上で楽しそうに笑っていたのだろう。
このような危険なウイルスが存在すると知れたら大きな社会不安をもたらすので、
ウイルスYの存在は機密事項である。
このレスの続きを表示(176件)

新着レスの表示 | ここまで読んだ

名前: mail:





後味の悪い話