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後味の悪い話

4872/6 :2016/01/26(火)00:48:52 ID:U7U
最近、街では放火が頻発していた。
通報が早いため、どれも小火ですんではいた(放火犯自身が通報しているとの説もあり)
そんな中、ひょんなことから、主人公は同級生C男の身の上話を聞くことになった。

C男は幼いころ火事にあい、両親を失っている。それ以来、火が怖い。
しかしC男とC妹を引き取ってくれた親戚の人は、死んだ子供にC男たちを重ねたのか、
大変よくしてくれた。何かと自分を頼りにするC妹も可愛い。C男ももう子供じゃないし、
いい加減で火への恐怖を乗り越えたい。

話を聞いた主人公は、「そうか、頑張れよ。何かあったらどんどん相談してくれ!」と
C男を励ました。

放火犯は、実はC男だった。
C男にとって、放火は、火への恐怖を乗り越えるためのトレーニングだったのだ。

数日後、主人公の携帯にC男から着信があった。
「主人公くん、僕はついに火への恐怖を乗り越えたよ。証拠を見せるから、
学園裏の廃アパートの4階まで来てくれ」
主人公は一緒にいた親友と共に、廃アパートに駆け付けた。
4階の一室で、C男は焚火(?)の準備をして待っていた。
主人公の前で焚火を始めると、「ほーら、こんなに火に近づいても怖くない!
火に手をかざすこともできる! 僕は火への恐怖を乗り越えたよー」とテンション高く話した。
「こいつはやべえ」となった主人公と親友は、とりあえず燃え広がる焚火からC男を離して
安全な外に脱出しようとした。
しかしC男は「僕は逃げないよ! 逃げたら、火への恐怖を克服したことにならないじゃないか」
と言い張って、火から離れようとしなかった。
こうなったら力づくで、と主人公と親友は身構えたが、その時C妹が現れた。
C男は、C妹も呼んでいたのだ。
主人公と親友がC妹に気を取られた隙に、C男は「僕は火から逃げないよー」などと言いながら
別室へ逃げた。
今やC男のたき火はかなり派手に燃え広がっていた。主人公はC妹を安全な外まで誘導し、
親友はC男を追った。
C男はアパートのあちこちに時限式の自動発火装置を取り付けていたため、アパート全体が
燃え上がりだしていた。
親友は2階の一室でC男を追い詰めた。
C男は「危ないから親友君は逃げてくれないか」と言ったが、親友は「友達を置いて一人で
逃げるって選択はない!」と、間髪をいれずに答えた。
「はあ、仕方ないなあ。親友くんを巻き込みたくないから、ここは僕が折れるよ。一緒に外に出る」
そして二人は連れ立って歩き出したが、天井が崩れて二人はがれきの下に埋まってしまった。

外で親友たちを待っていた主人公は、天井が崩れる音を聞いて顔色を変えた。
そして「うおおおおお! 俺は友達を見捨てねえええ!!!」と、燃え盛るアパートに突撃した。
主人公の活躍で、親友とC男は外に出ることができた。
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