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後味の悪い話

483名無しさん@おーぷん :2016/01/17(日)21:03:32 ID:3pW
警察の取調室で、Aは刑事から「お前がクラッキングしていたのは別居中の奥さんじゃない。
とある政府高官の秘書だ。クラッカーに電脳をクラッキングされて、偽の家族の記憶を
書き込まれて操られているのだ」と告げられる。
Aは「違う、俺は妻にクラッキングしようとしていたんだ」と言い張った。
「あなたは独身です。奥さんはいません」
「そんなことはない、俺は結婚してるし娘だっている」
「あなたが住んでいるのは単身者用アパートだ。家族持ちの家じゃない」
「それは、妻が出て行ったから一時的に引っ越しただけで」
「あんたはあそこに10年以上住んでるんだよ!」
刑事は一枚の写真を取り出してAに見せた。
「これはあなたが『娘の写真』と言って、同僚に見せようとした写真です。
そこに写っているのは誰ですか?」
Aは写真を見た。写真にはA一人しか写っていなかった。
ゆっくりと、Aの頬に涙が流れた。
「本当に写っていたんだ、俺の娘… 天使のように笑っていた……」
虚脱した表情でAはつぶやいた。
「刑事さん、その嘘記憶、どうやったら消えるんですか?」
「記憶の消去処理の成功率はわずか数パーセント、失敗した場合は精神に深刻な障害が
出る可能性があるのでお勧めできません。…お気の毒です」
これ以降Aの出番はない。
Aは存在もしなかった娘を失ったことをこれからもずっと苦しんでいくんだろうな、
という感じで後味が悪かった。
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