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後味の悪い話

402名無しさん@おーぷん :2015/04/19(日)22:04:38 ID:Wpv
シートン動物記の、とある動物(確か狐)の話
うろ覚えだから所々違うかもしれない


開拓時代であった当時、ある農家が飼育する家畜を狙う頭の良い雌狐がいた
シートンはその狐の駆除を依頼されたが、問題の雌狐は簡単には捕まえれなかった
しかしその雌狐には子供がおり、ある日、1匹だけを残して猟師が駆逐してしまう
そして残った1匹は、その農家のペットとして屋外に鎖で繋がれた

母親である雌狐は、ほぼ毎晩のようにその子狐のところに来てはミルクを与えたり、
何とか首に繋がる鎖を破壊しようと四苦八苦する
しかしいくら賢い雌狐であっても動物である以上、鎖を破壊することは出来なかった
何日か経過して鎖に錆が浮き出ても、雌狐が噛んでいた部分は新品と同じように光り輝いていたという


それから何日か経過したある夜のこと

雌狐は珍しく子狐に何かの動物の肉を持ってやってきた
それを見た子狐は、肉を見て大喜びで食べ始める
母である雌狐はその様子を、ただじっと見つめていた

子狐が肉を食べ始めてからしばらくすると、子狐の容態が急変する
慌ててシートン達が子狐の元に駆けつけるが、その子狐は絶命した
実は雌狐が持ってきた肉には、当時使われていた害獣駆除用の毒が仕込まれていたのだ

農家達は「雌狐が間違えて毒入りの肉を持ってきたのか?」と意見を交わす
しかしシートンだけは意見が異なった
「鎖のせいで自由な生活を永遠に送れない子狐の将来を思い、
母狐はわざと毒肉を子狐に食べさせて短い一生を終わらせたのだ」と推測した
事実、その雌狐は二度と姿を現さなかったという


読んだ当時、子狐の為に毒餌を持ってきた雌狐の心境を考えると泣けた
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