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後味の悪い話

305名無しさん@おーぷん :2014/09/17(水)18:44:46 ID:w7fTSKd4p
匿名探偵2 第3話より

「舞台役者になるために家を飛び出して行った娘を探し出してほしい」という良家の婦人からの依頼を受けた匿名探偵(演:高橋克典)
調査の結果、娘は「劇団新木」という小規模の劇団で若手の役者として活躍していた。
娘は今度公演となる舞台「社内恋愛禁止法」という演劇のヒロイン役として抜擢される。
ヒロインに選ばれたことに喜ぶ娘を温かく見守っていた匿名探偵であったが、
劇団新木に所属していた元舞台役者で、今は居酒屋で働いている松本という青年から、とんでもない事実を聞かされる。

劇団新木のプロデューサーである柴田(演:宮川一朗太)は、演劇のワークショップ(演劇の講習会兼オーディションのようなもの)を開いて、
見込みのある役者志望の人達をスカウトし、その人達に「芝居に出させてやるから俺に金を出せ」と要求し、
そのうえ、公演の時にはチケットのノルマを押しつけていた。
役者達はみな貧乏なのだが大好きな芝居がやりたくて、仕方なく柴田の言うことに従っていた。
要するに、劇団新木の演劇の客は、芝居を見に来てくれるお客ではなく、芝居に出演する役者だったのである。
柴田はそのやり方で、100万の利益を出して私腹を肥やしていた。
(「芝居に出てその出演料をもらえる」というのは、一部の大御所の役者、あるいは大手の人気劇団の話であり、
中小規模の劇団は、役者やその家族に金を払ってもらうなどして、なんとか体制を維持しているという現状であったりする)
演出家の山西(演:相島一之)は、才能が枯れて業界からお払い箱になっているところを柴田に騙されて、人寄せパンダにされている被害者なのだが、
彼も彼で女狂いという悪癖の持ち主であり、柴田が勧める女優志望の卵達を特訓と称して性行為を行っていた。
松本の彼女であった美香も、柴田に全財産を奪われ、山西に純潔を奪われ、挙句の果てには金欲しさに知らない男に誘われるままにホテルに行って、命を奪われてしまった。
松本の話を聴いて怒りに心頭した匿名探偵だったが、柴田のしていることはどこの劇団でも大なり小なりしていることだし、
山西についても、法のお裁きを受けるほど悪いことをしているわけではなく、むしろ彼も柴田の被害者である。
そして、二人を告発するようなことをすれば、ヒロインに抜擢されて舞い上がっている娘の夢を壊してしまうことになりかねない。
どうすればいいか苦悩する匿名探偵だったが、意を決して、柴田と山西を仲違いさせる作戦を決行した。
結果、柴田と山西は公の場で大乱闘を起こし、警察の事情聴取を受けることとなり、そのせいで劇団新木は解散となってしまう。
娘は匿名探偵に「私の夢を壊して、そんなに楽しい!?」と怒りの言葉をぶつけるが、探偵は「お前の夢はそんなことで壊れるもんなのか?」と優しく語りかけた。
その後、娘はまた新たな劇団で舞台役者の夢を追いつづけている……という話だった。

話は一応ハッピーエンドで終わってるんだけど、探偵の取った作戦のせいで劇団が解散してしまって、
そこにいた役者達は路頭に迷う羽目になって、いったいどうするんだろうかと疑問に思った。
娘のように新しい劇団に遺跡できればそれでいいけれど、もし移籍出来なかったら、完全に探偵のせいだよな…。
山西も女狂いであることを除けば、演劇にこだわりをもって取り組んでいたことも事実だし…。
それに、もし娘が新しく入った劇団でまた同じようなことに出くわして、美香みたいに全財産を奪われることになったらどうするんだよと。
匿名探偵のドラマの中でもいろいろとモヤっとする話だった。
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