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後味の悪い話

2972/3 :2014/09/07(日)10:26:27 ID:W2PeOCUEa
翌朝、黒佐和は急用で島を発った。
りおはオーディションが中断されて観光気分でデジカメを構える涼子を、
「気楽でいいわね、あんたは確かに撮られるより撮る方が向いてるわよ」
と鼻で笑った。

天候が悪く黒佐和が戻れなくなった夜、りおが頭を割られて死んだ。
凶器は、涼子がお守りがわりに持ってきていた、シンデレラのガラスの靴のアクリル製レプリカ。
(国民的シンデレラコンテストのトロフィー。涼子は仕事にはこのラッキーアイテムを必ず持参していた)

明は真っ先に涼子を庇った。
わかりやすく凶器を残す犯人はいない、涼子の部屋からそれを盗んで使用したに違いない、僕も含めて全員が自分のアリバイを証明できないのだから全員が容疑者。というわけ。
(この人は涼子ちゃんを愛しているんだわ)
と和子は思った。

和子は明に、黒佐和が別荘のあちこちに仕掛けたという隠しカメラを探そうと提案した。
りおの部屋のドアが映る位置にデジカメが見つかり、タイマーで数分おきに撮影された写真の中に、レプリカ靴を握りしめ鬼の形相でりおの部屋に入るラブが映っていた。

和子と明がスタッフと一緒に小さな島の中を必死に探すと、涼子は崖っぷちに倒れていた。
抱き起こした明に涼子は、
愛田さんに気晴らしの散歩に誘われたら崖から突き落とされそうになって、でも愛田さんは足を滑らせて海に落ちた。
愛田さんは『あんたさえいなければあたしが「幻の女」!あんたはりおを殺した罪の意識に耐えかねて自殺するのよ!』
と叫んでいた、と説明した。
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