- -pv
スレッドの閲覧状況:
現在、- がスレを見ています。
これまでに合計 - 表示されました。
※PC・スマホの表示回数をカウントしてます。
※24時間表示がないスレのPVはリセットされます。

後味の悪い話

269名無しさん@おーぷん :2014/08/14(木)12:26:47 ID:ptjSeUAr9
唯川恵か山本文緒か乃南アサか桐野夏生あたりの短編

主人公の母親は男好きのする派手な美人だった。
主人公の父親と離婚してからは各地を転々とし、住み込み仕事の寮にこっそり男を忍ばせ母親に気を使って寝たふりの主人公の横でヤってみたり、同棲したり、滅多にない事だが正式に結婚したり。

母親は今、最後の夫の遺産で介護つき施設に入っている。
お仕着せのパジャマを嫌い私物のネグリジェを着て、若い頃の美貌がうかがわれる顔に厚化粧をし、若い医者にはあからさまに媚びる老婆だ。
見舞いに来る主人公を、まったくみっともないね何だろうその格好、化粧もせずによく平気で出歩けるもんだ、あたしなら考えられないよそんなんだから旦那に捨てられたんだ、女は愛嬌だよなんでそんなにムスッとしてるんだいそれでも女なの、と痛罵する。

主人公は母親のような尻軽にはなるまい、男はみんな不潔だ、と思い、男の気を引かないようになるべく地味に目立たなく生きてきた。
だが、高卒後の一時期は人並みにお洒落…以前の身繕いをし、人並みににこやかに感じよく振る舞ってどうにか結婚した。

「結婚」し「嫁」になり「母」になれば「女」のステージをおりても生きていかれる、「夫」がいれば不潔な男の誘いもない、という自己満足の処世術だった。
夫は泣いて土下座して離婚をせがんだ。
女を捨てたお前をもう愛せない、これ以上一緒にはいられない、お前は結局俺を利用しただけなんだ、と見抜かれた主人公は離婚した。
主人公より祖母(姑)になついていた娘は、出ていく主人公を祖母に抱かれて見送り、「バイバ〜イ♪」と手を振った。

別れた夫の後妻から、高校生になった娘を引き取ってほしいと電話があった。
難しい年頃だし、やはり実の母親と暮らすのが一番あの子のためになるのではないか、生活費と学費は間違いなくお出しするので云々…
主人公は懐かしくなり、承知した。

約束した喫茶店で娘を待っていると、茶髪で厚化粧で制服のスカートを超ミニに改造してブランドバッグを下げた美少女がやって来た。
美少女は主人公を上から下までじろじろ見て、
「………お母さん?何なの、その格好。頭ボサボサだし化粧もしてないし。女捨ててるね。恥ずかしくないの?」
このレスの続きを表示(372件)

新着レスの表示 | ここまで読んだ

名前: mail:





後味の悪い話