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後味の悪い話

201名無しさん@おーぷん :2014/07/08(火)12:41:07 ID:rwyGNlOyy
>>196
怖いもの知らずの若者ジョバンニが怪物の出る城を探検に行き、怪物はあらゆる手を使ってジョバンニを脅かすんだけど全く動じないからついに城を明け渡してしまう。しかしその後ジョバンニは自分の影に驚いて高い所から落ちて死んでしまったという話。
202名無しさん@おーぷん :2014/07/08(火)21:12:59 ID:N2ZCZhkVY
ザ・プラン9の「西暦二〇〇X四月一日、禁洒法ヲ施行スル。」っていう公演が後味悪い。

日本に洒落を禁止する「禁洒法」が施行されてダジャレンジャーっていうヒーローのヒーローショーをしている若者四人がヒーローショーを禁止するわけにはいかないとベタなギャグ、シュール、ロマンチック、下ネタとかをテーマにしてヒーローショーをやるんだけどうまくいかず頭を抱えてるところへ派遣の秋鹿がやってきてどうしてもしょうがないから早くこんなことやめたほうがいいと説得する。

それから次の日になって四人が起きてみるとダジャレに反応して電流を流す首輪がつけられている。そこへ秋鹿が登場して若者の一人が激怒し、殴りかかろうとすると秋鹿に説き伏せられる。
また、秋鹿は一定の量のダジャレを言うと首輪が爆発するという事実を知らせる。
それを聞いて仲間がどんどん辞めていき、最後には秋鹿に殴りかかろうとした一人しか残らなかった。

気がつくと秋鹿は最後の一人に拐われ、何度も殴り付けられていた。そこへ様子を見にやってきた若者達のリーダーがやってきて止めに入る。

そこへ仲間全員がやってきてダジャレを言ってそれへの突っ込みで秋鹿を倒そうとする。(例えば「ダジャレンジャーロボ!」で六法が飛んできて「それ、六法や!」みたいな)で、秋鹿を追い詰めるんだけど途中で一人があきらめダジャレンジャーのテーマ(これもダジャレ)の歌詞をうたいはじめる。
メンバー全員がうたいはじめ、電流が流れてあがる四人のうめき声を聞いているうち徐々に秋鹿は崩壊していき、「俺なんも悪くないやん!俺は上の命令に従っただけや!」と泣き叫んで暗転。

エピローグ、四人の会社員が働いている。そこへ秋鹿が辞めたという報告。部長が禁洒法が施行されるからダジャレがすきな君は逃げたほうがいいと言った、しかしなんでそんな嘘信じたんだ?と言った。
すると外でうずくまっている秋鹿を窓越しに見つけ、何を言っているか聞いてみると「俺なんも悪くないやん!上の命令に従っただけや!」と叫んでいる。社員は何の遊びだ?と言いながら席に着き麻薬をキメこむ。秋鹿もけっこうやってたから幻覚を見てるのかもなー。と言いながらEND
実際DVD観たらホント後味最悪。是非。
203名無しさん@おーぷん :2014/07/09(水)02:50:45 ID:5PkovT62L
>>201
失うものが何もないから怖い知らずだったのに
財産ができた途端、小心者になって死んでしまう
童話とはいえ妙にリアルというか嫌な感じなんだよな
204名無しさん@おーぷん :2014/07/09(水)09:26:46 ID:n6ciHKjoh
オカルトじゃない実体験でもいいのかな
205名無しさん@おーぷん :2014/07/09(水)14:31:20 ID:n6ciHKjoh
夕方、息子の保育園から電話がかかってきた。
「今日の朝、登園する時に、私山さんちの近くの○○公園のあたりで『傘を持った男の人に追いかけられる』という事があったそうです。近所ですし気をつけてくださいね」と。

要するに不審者情報なんだけど、問題はそれが知ってる人かもしれないということ。

知ってるってほどでもないか。名前も住んでるとこも(近所らしいが)知らないから。仮にAさんとする。
隣の奥さんから立ち話ついでに聞いた話では、Aさんは保育園の近くにある『○○の家』という障害者授産施設に通っているらしい。
あとは毎日朝夕うちの前を通って通勤?していること、年がら年中天候に関係なく傘持ってることしか知らないんだけど。

私と息子はよく会うし、普通にコンニチハ~って挨拶してる。ただ一度、ダッ!て近づいてきて息子の顔覗き込んで「コンニチハ!」って言われた時は、息子ちょっと怯えてた。
その件もあって、『傘持った男の人』で真っ先にAさんが浮かんだんだよ。
でもその日は雨っぽくて、傘なんかみんな持ってたから確信持てなかった。
206205 :2014/07/09(水)14:38:07 ID:n6ciHKjoh
で、週明け、貰ってきたおたよりにハッキリと不審者情報として書かれてた。
『白いTシャツに黒い傘の男の人』とだけ。年齢とか体格とか、詳細は書いてない。

注意を促すにしても、これじゃあまりにぼんやりしすぎていて、何をどうすりゃいいんだか。子供守るためには「人を見たら泥棒と思え」ってことなのか?
もしそれがAさんだとしたら、悪意も害もないのに…

だけど詳細がわからないから、もしかしたらAさんじゃなくて本当に変な人だったのかもしれないし、ずっともやもやしてる。
旦那に話したら「お前はちょっと危機感が足りなすぎる」と叱られて、それもモンヤリ。やっぱり母親としては人を見たら不審者と思わなきゃいけないのかい…?
207名無しさん@おーぷん :2014/07/10(木)00:50:04 ID:mm5VJnhON
キモメンが挨拶しただけで不審者として通報されるくらいだからなぁ
かといって小さい子に何かあってからでは遅いしどこから警戒すべきか難しいところ
208名無しさん@おーぷん :2014/07/10(木)15:37:09 ID:yHmyG5WIv
全部警戒しつつ、警戒していることはおくびに出さない
最高に気さくな笑顔と声で話ながら、腹の中でじっとり相手を観察し、危険の有無を判断する
209名無しさん@おーぷん :2014/07/11(金)17:17:32 ID:5gEp7Lryi
ありがとう、その後続報とかもなくAさんを見かけるたびもやっとしてる。
>>208のように警戒心は奥底に常に持っていなきゃいかんのか
挨拶だけで通報とか世知辛いね…
越してきたばかりの頃、近所をうろついては誰彼かまわず声かけたり意味もなく玄関開けて郵便屋さんに挨拶したりしていた私も大概不審者だったわけだな
210名無しさん@おーぷん :2014/07/14(月)18:07:27 ID:wY1hGEJuV
漫画ネタで失礼します
レディースコミック系の童話パロディ雑誌で読んだ話。

ある少年と少女が草原で遊んでいるとウサギが一匹現れ
少女がピョンピョンと跳ねるウサギを追いかけてると1人の青年が現れ、彼女を抱き上げた。
「ウサギを追いかけてたなら君はアリスだね」
青年はそのまま少女を連れ去り、草原には少年だけが残された。

少女は自分の本当の名前を忘れ、「アリス」として育てられた。
屋敷の中と中庭で遊ぶ事が許されたが、外に出ることは許されぬまま数年。

アリスの胸が少し膨らみはじめると誘拐犯は「そろそろアリスも勉強しないとね」と夢のように美しい絵本をアリスに読ませた。
ラプンツェルと王子を性奴隷にする魔王。小人たちに体を与える白雪姫。淫乱の国のアリス。
アリスはそれらの絵本で様々な事を学び【賢い娘】になった。

誘拐犯は「お姫様たちと同じ事をアリスはしなくちゃね」というなりアリスの処女を奪ってしまった。
アリスはお姫様と同じようにたくさんの「王子様」と愛を交わし続けた。
211名無しさん@おーぷん :2014/07/14(月)18:12:06 ID:wY1hGEJuV
一方、草原にいた少年・海(字違うかも)は立派な青年に成長し、いまだに双子の妹「愛流」を探し続けていた。
海は両親は諦めているのに愛流はどこかで生きてると信じていた。

ある日、海は見知らぬ男に声をかけられた。
「アリス!君が外にいるなんてどういう事だい?」
男は声をかけた後で相手が男と気付き立ち去ろうとしたが海は必死に止める。
「俺と同じ顔の女を知ってるのか!?その娘は何処にいる?」
「放してくれ。言ったら俺は破滅しちまう。」
「あんたには迷惑かけないから教えてくれ!行方不明の俺の妹かもしれないんだ!!」
海の説得に負けた男は売春組織のアジトの場所を教えてくれた。

アリスは鏡の前でじっと自分を見てた
「鏡…私が覚えてる鏡は触ると温かったわ…」
すると突然窓が開き、自分と同じ顔の青年が部屋に入ってきた。
「愛流!よく、よく生きていてくれた…一緒に逃げよう」
パニックを起こすアリス
「私はアリスよ」
「いや、君は愛流だ。俺の妹の愛流だよ。子供の時に誘拐されたから忘れてしまったのか?」
物音に気付いた誘拐犯が部屋に入り海を見つけた。
「お前たち双子だったのか…それにしても窓から入ってくるとはラプンツェルの王子のようだな」
言うなり海を窓から突き落としてしまった。
頭から血を流し地に横たわる海。


……アリスは今日も温かい鏡を見る
「そうよ、鏡は黙ってるものよ。突然鏡が話しはじめるんだもん怖かったわ」
胸が丸出しになっている衣装のアリスの前には下着姿の海。
誘拐犯は客に説明する
「可愛い小鳥たちがお客様をお待ちしてますよ。男は[事故]の後遺症で言葉は喋れませんが、あえぎ声はあげられます。
どちらの小鳥も感度が抜群ですよ」

(完)
212名無しさん@おーぷん :2014/07/16(水)01:03:34 ID:5DVzEMzPZ
>>211
懐かしい、鎌田幸美だね。タイトル忘れたけど。
213名無しさん@おーぷん :2014/07/18(金)22:31:36 ID:3FPsBureV
その鏡ちんちん付いてるけど
2141/2 :2014/07/20(日)13:41:05 ID:GmGbipYF1
高橋克彦「色々な世界」

事故で二ヶ月余り入院した私は、退院後昼夜逆転の引きこもり生活を送っている。
食欲が失せて体重は10kg減った。
息子の嫁が世話をしてくれるが、私はなるべく顔を見ないようにして、嫁が用意した食事も離れで一人で食べている。
そんな私を、旧友の上田が酒の席に誘い出してくれた。どうせ嫁の差し金だろうが、心配してくれるのはありがたい。

上田がせっつくので、私は渋々真相を話した。気が触れたと思われるのは嫌だが、しかたがない。

事故後、大げさに言えば世界が変わった。
見舞いに来た息子夫婦や孫が、それどころか旧友の上田もまるっきり別人に見えて、私は激しく混乱した。
私の知る上田は生っ白い丸顔のはずだが、事故後は浅黒く細面の伊達男に見える。
顔色が悪く気の利かない鬱陶しい女だと酷評していた嫁は、健康的に日焼けしてすらりと痩せて鼻の高い、理想の美女に見える。私は病室で勃起した。
見舞い客の顔がわからず混乱する私を、一時的な記憶喪失だと医者は断じたが、それは誤りだと私にはわかっている。
二ヶ月も寝たきりだったので、考察する時間はたっぷりとあったのだ。

私の目には先天的に異常があり、物の見え方が上田たち「健常者」とは違っていたのだ。
その異常が事故で頭を打った事で「解消」されたが、何しろ先天的な「異常」なので私にはそれが「正常」なのだ、「異常」を「失った」私は今も混乱している。

今の私には、晴れた空は夕焼け空のように赤く、逆に夕焼けは変に青い。
ステーキは緑色、カレーライスは水色だ。
病人の青白い顔色が健康的に、健康なはずの見舞い客は今にも死にそうな土気色に見える。
2152/2 :2014/07/20(日)13:43:00 ID:GmGbipYF1
医者に愁えても、検査の結果異常なし。
今目の前に並んでいる料理も、平目の刺身は鮪の赤身に見える。イクラの粒は青い。青いイクラなんか食えるか。

理想の美女に変貌した嫁を見ていると抱きたくなる。
嫁にも息子にも申し訳ないので、私は二人を避けているのだ。
上田よ、お前の目に見えているものが本当に現実だと思うかね?…

…離れの部屋に戻った私は、敷きっぱなしの布団の上に美しい「それ」を認めた。
一体何だろう、涼しげな水色の、溶けたアイスクリームのようにとろりと柔らかい「それ」は。
久しぶりに食欲をそそられた私は、「それ」を両手ですくい顔を近づけた。

「お義父さん!」
嫁が廊下で立ちすくんでいる。
私は両手いっぱいの「それ」に鼻を埋め、「それ」が何であるかをやっと理解した。
「よしなさい!」
嫁が金切り声をあげて、「それ」を払い落とした。

「あなた、早く来てください!お義父さんが大変よ、とうとうボケちゃった!お義父さんう○ちを食べてるのよ!」
…………そうか、私の目が異常なわけではなく、脳の認識が狂っていたのか。これがボケ症状か。。
このままボケたふりをして、美しい嫁に介護されるのも悪くない。
私はボケたふりをして、へらへら笑った。
216名無しさん@おーぷん :2014/07/20(日)13:50:56 ID:iO7FEc14z
賢いボケ老人だなw
217名無しさん@おーぷん :2014/07/25(金)12:13:07 ID:Qd1ZsrdlG
筒井康隆「心狸学・社怪学」から

おれは成人男性向けアンドロイド・ロボット製作会社に勤めている。つまりダッチワイフ屋だ。
我が社は女優やアイドル激似の精巧なダッチワイフで有名だ。

ある日、怒り狂った美人女優A子が弁護士を連れてやって来た。
A子激似のダッチワイフを売るのは人権侵害で営業妨害だと言うのだ。
おれは腹をくくって、部下にダッチワイフを一体持ってこさせた。

部下がびくびくしながら、ダッチワイフを連れてきた。
ダッチワイフはキャメラがない時のA子と同じ、生意気で下品でだらしない態度で本物のA子を舐めるように見た。
弁護士が、こりゃ本物そっくりだ、大女優である依頼人を下劣な性欲に奉仕させるとはなんという侮辱、と息巻くが、当のA子は…

「何これ、ブスじゃん。あたしこんなデブじゃねーし、こんなスケベなツラじゃねーし」
おれは、我が社の総力をあげてA子様そっくりの美しく上品で清楚なアンドロイド・ロボットを開発すれば宣伝効果は抜群かと存じますがいかがでござんしょ、とペコペコ。
A子は機嫌を直し、ダッチワイフ発売について重役と打ち合わせする事になった。
「お前、クビな。こんな安物があたし激似だって?ふざけんな悪徳弁護士」
A子を重役に引き渡して安心したおれは仕事に戻った。

ふと応接室を覗くと、ダッチワイフがまだ残っていた。
「あたしをいつまでほっとくつもり?」
部下め、倉庫に戻し忘れるだけでなくスイッチを切り忘れるとはたるんでやがる。
生意気な口を利かれたおれはかっとなり、ダッチワイフをレイプした。
驚いたことに血が出た。我が社の製品はいらんとこまで精巧にできている。
ダッチワイフが生意気にも抵抗するので、おれは首を絞めて殺…機能を停止させた。

射精したおれは部下に内線電話で、しまい忘れのダッチワイフを修理工場に運べと命令した。
「あの、もうとっくに戻しましたが。それから重役がA子さんを探してますけど応接室にいらっしゃいませんか?」
218名無しさん@おーぷん :2014/07/27(日)20:22:27 ID:BsINIAg2f
Flobotsというバンドの、Handlebarという曲のPV/歌詞がどちらも後味悪い。

まずざっくり曲の内容を書くと、穏やかなイントロから始まって
「自転車で手放し運転出来るんだよ、ラップが上手いよ、踊れるよ」のような些細な自慢が続く。しかし自慢の規模は大きく政治的になっていき、激し目になった最後のサビでは独裁者の権利を自慢、最後にもう一度穏やかな演奏の中で手放し運転を自慢する。

PVでは、まず初めに自転車を手放しで運転する二人の男(AとBとする)が現れる。二人の目の前に分かれ道が出てきて、お互いの別れを惜しんでそれぞれの道を歩みだす。
Aはスラムに入り、ホームレスのような奴等と話をしたりする。
一方でBはビル街を歩いていく。どうやら彼は出世していってるらしい。
お互い真逆の道を歩いていく様子が流れ、場面転換。Aはスラムの仲間に何かを主張しだし、Bは社内で企画の説明している。そのままBは政治家になり、沢山の人の前で演説を始めた。その中に沢山の銃を持ったテロリスト達が突撃し、Bを暗殺しようとする。しかし機動隊がすぐさま現れて彼等を撃退していく。そうしてどんどんテロリストが減っていき、Bの目の前で首謀者が殺される。その首謀者はAだった。

Aが死ぬ前に思い出したのは、手放し運転をする二人。
219名無しさん@おーぷん :2014/07/29(火)21:01:13 ID:MqkINMcwU
テロリストとしての主義主張がわからんから、
社会的に生きてるBがアウトローの手にかかって死ななくて良かったとしか感じないなあ
2201/4 :2014/07/30(水)16:30:48 ID:AChuYz5UE
乃南アサ「挨拶状」

主人公Aは有名な動物写真家。
20代の頃同じ師匠についてプロを目指していた仲間の一人、Bは食品専門のカメラマンになり、もう一人のC子は一番腕がよかったのにあっさりと、
「あくせくするのはイヤよ〜」
と結婚し専業主婦になった。
AはC子の才能に惚れ、C子自身にも惚れてプロポーズした事もあったが、C子はあっさりと、こんな二人が一緒になったら共倒れよ〜、と断った。

Aが銀座の一流ギャラリーで開いた個展は好評だったが、一部の批評家からは作為的だの情熱の空回りだのと酷評された。
A自身は、普通の人や動物好きの子供が気に入ればいいと心から思っている。

個展の案内状を送ったC子から手紙が来て、Aは勝手に腹を立てた。
手紙によると、C子は個展を見て心から感銘を受け、Aの才能を誉め活躍を期待していると結んでいる。
C子自身は、子育てや家事に追われながら趣味で撮った写真をコミュニティーセンターの展示会に出す事になったそうだ。

Bを相手にC子の手紙の真意を説明してやるうちに、Aはまた勝手に腹を立てた。
(お前はどこまで鈍いんだ、だからフォトグラファーになれずグルメ誌のカメラマンに甘んじているんだ、そんなお前がなんで美人の女房と幸せにのほほんと暮らして家まで建てられるんだ、俺は離婚したというのに)

Aの見立てでは、C子は本当にいいと思えば手紙なんかよこさない女。
感銘を受けたとだけ書き具体的な感想を述べないのは、誉める所がないから。
C子はまだカメラを諦めていない。これは挑戦状なのだ。
マイペースで撮っている、というのは、商業主義に乗せられたAをバカにしているのだ。
時間があれば展示会を見て指導してほしい、というのは、あんたにそれができて?という皮肉。
素晴らしい才能云々も、嫌み以外の何物でもない。
2212/4 :2014/07/30(水)16:31:37 ID:AChuYz5UE
そりゃお前の穿ち過ぎだ、と笑ったBは、日本を代表する動物写真家とブランク10年のママさんカメラマンだぞ、お手並み拝見と行こうじゃないか、とさらに笑った。

【市民ギャラリー 街角の天使たち C山C子写真展】
会場の小さなコミュニティーセンターで手書きの案内を見たAはBに、素人臭くていいよな、と失笑を噛み殺して言った。
ギャラリーとは言うが、廊下やラウンジの壁に写真をかけただけ。
写真を見た二人は息を呑んだ。

被写体はありふれたものだが、どれも表情豊かで温かみと詩情があふれている。
昔のC子の作品は、都会的でシャープだが温かみに欠けていた。
廊下を曲がった先のスペースで、C子がタウン誌か何かの取材を受けて軽やかに笑っていた。

「…もう本当にお恥ずかしい、写真の勉強といっても10年も昔のことですから…」
「…母親って子供の写真、撮るじゃないですか。その時の季節とか風景なんかも撮っておいたら、子供が大きくなった時に喜んでくれるかな、な〜んて…」
「…いえもう、親バカ丸出しでお恥ずかしい…」
将来を嘱望されたカメラマンのタマゴだった過去を隠して姑息な素人気取り、「ご立派ですよ」の誉め言葉待ち!とAは怒りに震えた。

「嬉しい、来てくださったんですね…こちらのお二人は立派なプロのカメラマン、同じ師匠についていたのに私は不肖の弟子で…お二人には色々教えていただいたんです」
二人に気づいたC子が駆け寄ってきた。
どれだけオバサンになっているか楽しみだったが、かえって若々しく瑞々しくなっている。

昔のC子は長い髪をなびかせいつも黒服でタバコを手放さなかった。
今のC子はパーマっ気のないショートヘアで涼しげなワンピース姿、素足に布靴を履いている。
2223/4 :2014/07/30(水)16:32:57 ID:AChuYz5UE
一年後のAの個展は大失敗だった。C子に負けまいと気負いすぎたのだ。
せっかくの南米への撮影旅行だったのに、遊びがないだのバブル時代を思い出すだの、才能の限界だの奇を衒いすぎだの。
次の写真集の話もダメになりそうだ。

C子から近況報告と活躍を祈る旨の手紙が来て、Aはまた荒れた。
C子はタウン誌や動物病院のパンフレットの依頼がぽつぽつとあり、小遣い稼ぎのつもりで受けているそうだ。
Bによると、C子は個展を見て緊迫感とダイナミックさがAの個性なのに批評家はわかっちゃいない、と怒っていたとか。

つまりC子は、Aの手の内は見え透いている、いつまでもワンパターンだからろくな評価を得られないのよ!とせせら笑っているのだ。

C子の写真集が出版された。
去年の写真展が好評で、絵葉書だけでも売ってくれとの注文が相次いだとか。
やっぱりいい写真だったもんな、とのんきなBに、
「世間は素人には寛大だな」
とやっとの思いでAは応えた。
またも八つ当たりのAにBは、俺に八つ当たりしてお前が立ち直るんなら別にいいさ、と応えた。
C子さえいなければ、いやC子がカメラを捨てさえすればいいんだ、と思い詰めたAは行動を起こした。

腕の一本や二本折ってやれば写真を諦めるだろうと、C子を2週間あまりストーカーして襲撃の機会をうかがっていたAは暴走バイクにはねられて右目を失明した。
C子の手紙によると、ここ最近外出するとあとを尾けられているような気がしていたそうだ。
AはいつもC子を庇ってくれて、信頼できる兄のような人だと思っていたとC子は書いた。
今回の事故もちょうどその時現場近くを通った、自分の代わりにAがはねられたのではないか、不幸な事故だがAなら芸術家として糧にするだろう、と結んでいた。
2234/4 :2014/07/30(水)16:34:33 ID:AChuYz5UE
C子はメッセージカードがわりに自分の絵葉書を添え、豪華な花籠を送っていた。
絵葉書の裏には
『無理をなさらず、必用な時には呼んでください』
という短い文面。
表は、公園の砂場で自分の体が埋まるほどの穴を夢中で掘っている子猫だ。

『あんたは底なしの穴に落ちていくのよ!』
という「真意」を読み取った藤川は、病室で暴れた。

「あいつめ、俺に振られたもんだから恨んでやがるんだ!恩知らずめ、写真の事は全部俺が教えてやったのに!」
「裏から手を回して俺の個展を台無しにしやがった!仕事だってどうせ、色仕掛けで取ったに決まってる!」
看護婦が病室から逃げ、代わって医者がAを羽交い締めにして鎮静剤を打った。

「…どんどん妄想がひどくなる…」
「…脳に異常はないのに…」
「…病棟を移さなくては…」
「…友人の話では、以前から被害妄想があったそうだ…」
(そうか、看護婦はC子の変装だな!俺にはわかる。みんなC子の変装なんだ!…俺にはわかる…友人?…さてはBが…黒幕……)
224名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)21:58:38 ID:68emeG0W8
手放し運転、ってことは前には進めるけど舵は効かないっていうことなのかね
225名無しさん@おーぷん :2014/07/30(水)22:14:11 ID:bEWnbah4I
この前のドラマ金田一少年の事件簿スペシャルより。
殺人がおきて、金田一がなんやかんや謎を解いて犯人(女。Aとする。)がわかり、動機告白のシーンになる。
Aは兄と二人家族(だったはず)。
Aの兄はアクション俳優になるのが夢。
ある日Aの兄は同い年(高校生)の自主製作映画監督の有名な子がいて、その映画にスタントマンとして使ってもらえるため撮影に行くと言って出ていったきり行方不明になる。
警察も見つけられず、Aは兄の最後の言葉を頼りに探し続け、やっと兄がでている自主製作映画を発見した。(仮面を被っていたので顔は分からないが、Aには兄だと分かった。)

その後、Aが自主製作映画監督がいる部屋を覗き見すると、映画監督含むスタッフ4人(全員高校生)が話していた。
その話の内容から分かったこと。
Aの兄はビルからビルへと飛びうつるというシーンの撮影中に足を滑らせ落下。死亡。
スタッフ達は慌てて警察や救急車を呼ぼうとするも、監督がお蔵入りになることを恐れAの兄の死亡を隠蔽し、死体もどこかに隠した。
幸いAの兄の役は仮面を被っていたので、代役をたてて映画を撮り終えて発表し、映画監督はより評価された。
スタッフ達はところどころでAの兄を軽んじているような(あいつが落ちるから…。とか、一時はどうなるかと思ったけど…。等)発言をしており、それを聞いたAは復讐を誓い、映画監督とスタッフの4人を殺した。
「兄を使い捨てにしたあいつらは生きてる価値なんかない!だから殺した!」と泣き叫ぶA。

場面は変わり、拘置所?に入ったAに金田一が面会に行く。
Aは「クズを殺しただけ。復讐を果たせて満足。」と言って後悔はしていない様子。
金田一は、映画監督はAの兄をスタントマンとして使用していたが、実は途中から主役にするつもりだったとAに伝える(撮影プロットにそのような書き込みがあった)。
監督は本当はいい人だったんだよという流れで、Aは「兄の夢は叶いかけていたのか…。」と泣き叫んで終わった。

え?最後の美談っぽい終わりかたおかしくない?
監督はAの兄を主役にするつもりだったかもしれないけど、死んだら隠蔽したしそのまま映画を撮りきって発表したし、Aの怨みをかうには充分な事をしていたと思うし、金田一がなんの慰めにもならないこと言ってAの良心や罪悪感を無理矢理起こさせただけで金田一の自己満足じゃん!と最後の最後にもやもやして終わりました。
2261/5 :2014/07/30(水)22:35:56 ID:3LQZy7j70
アパシー学校であった怖い話1995特別編 団結

近藤真司といういじめっ子の男子がいた。
日頃から矛先を向けたクラスメイトに暴力を奮い、自分の力を誇示する愉悦を楽しんでいた。
しかしある日、いじめの標的にしていた野口景一という同級生に重傷を負わせる事件を起こしてしまう。
野口は意識不明。近藤の報復を恐れた生徒たちの誰もが口を閉ざしていたため、事件は事故だと断定されてしまった。
だが、虐げられていた生徒たちも恐怖していたが、今回の事件で一番に戦いていたのは、事件を起こした張本人の近藤自身だった。
自分より弱い者を虐げることで王者を気取っていた近藤は、その実、小心者なところがあり、暴力を働くことはあっても、
発覚した後の事を考えて恐喝などは一切行っていなかった。
今までも、そしてこれからも停学にはなっても退学にはならないよう気を付けながら自分のやりたい放題にするつもりだったのに、
生徒を病院送りにするような事件を起こしてしまった。
近藤はその恐怖から、恐らくクラスの誰よりも野口が復帰してくる事を祈った。
野口が無事に退院さえすれば、もう何も不安に思うことなく、また自分の好きなように出来る……と。

だが……事件から二週間後。野口は搬送先の病院で亡くなってしまった。
意識は最後まで戻らないままだったらしい。
近藤はこの世の終わりのような気持ちで、担任から告げられたその知らせを聞いていた。
野口の死に責任を感じてはいなかったが、自分が犯した罪の重さと、自分が野口を殺したのだという事実。それに対する恐怖と罪悪感で、
その夜は一睡も出来ず、朝まで苦しみ続けた。
2272/5 :2014/07/30(水)22:37:47 ID:3LQZy7j70
発覚すれば退学どころか、もっと重い罰が下る。
その事でこれからの自分の身を案じるあまり、近藤は気付く事が出来なかなかった。
野口の事件をきっかけに、クラスメイトたちの中に、ある変質が起きた事に。

野口の死を知らされた翌日から、近藤の毎日は地獄に変わった。
事件により近藤が弱った事で、クラスの強弱の関係が入れ替わってしまったのだ。
彼の存在を完全に無視しながら、上履きに画鋲を入れたり、私物を破損する嫌がらせを加えてくるようになったクラスメイト。
何処にも晴らせなかった近藤への憎悪を抱いていた彼らの復讐は日々エスカレートし、
机を血まみれにされ、小動物の生首や臓物を置かれるといった、
最早いじめとは言えない凶行にまで増していく。
段々と生徒たちに戦慄まで覚えるようになった近藤は、それでも、いつか自分がもう一度、
王座に返り咲ける機会が来ると信じて、辛抱しながら学校に通い続けていた。

しかし数日後、自分の椅子に無数の釘が打ち込まれているという異常な光景を目の当たりにした彼は、
そこに込められた生徒たちの狂気的な悪意に耐えられず、ついに早退してしまう。
自宅に帰った後、これからどうすれば良いのかわからぬまま、生徒たちの狂気に怯えながら部屋に籠っていた近藤は、
今だけは眠って全てを忘れてしまおうと、眠りに落ちる。
けれど、夢の中にもクラスメイトたちは現れ、椅子に釘を打ち付ける音で近藤を苛み続けた。
2283/5 :2014/07/30(水)22:38:44 ID:3LQZy7j70
悪夢から目覚めると、家の中には近藤しかいなかった。
いつもならもう帰ってきているはずの母親の姿はなく、何の連絡もない事に疑問に思っていると、自宅の電話が鳴る。
母親かと思い電話に出ると、相手は無言で、一言も喋らずに電話を切ってしまった。
ただの悪戯かと思ったが、その時、家に母親がいない事が、近藤に不吉な予感を抱かせた。
もしかすると、同級生たちが、母親に何かをしたのではないか?
突飛とも思える考えだが、しかし同級生たちの狂行に追いつめられるあまり正気を失いかけていた近藤は一笑出来ず、狼狽した。
もしも本当にそうなら……一体どうしたら良いんだと。
その時、近藤は思い出した。
今日はクラスメイトたちが、旧校舎で肝試しを行おうと話していた日だと。
そこに至った近藤の、半ば狂いかけていた思考は、ある結論を見出だした。
……あいつら、クラスメイトたちを、皆殺しにしてしまおう。
旧校舎の中で待ち伏せして、入ってきた同級生を一人残らずぶち殺す。そして奴らに拉致された母親を救出し、もう一度平穏な日々を取り戻すのだ。
根拠もないまま、正気とは思えない決断をした近藤は、包丁やバットなどの凶器を手に家を出て、夜の学校へと向かった。
2294/5 :2014/07/30(水)22:39:53 ID:3LQZy7j70
旧校舎に忍び込んだ近藤は、物陰で息を潜めて待ちかまえた。
そして最初の一組が廊下を歩いてきた時、近藤は凶器を振りかざしながら彼らに襲いかかった。
だが……最初に現れた生徒たちは襲いかかってきた近藤に驚きも見せず、笑顔で近藤を捕らえると、手足を縛り上げた。
クラスの肝試しは、近藤をおびき寄せるための罠だったのだ。
三階の一番奥にある教室まで連行された近藤は、絶望と恐怖に震えながら、クラスメイトが続々と集まってくるのを見つめる。
全員が集まったところで、近藤は床に大の字にされた姿で、人数分の釘を両手に打ち込まれて磔にされてしまう。
痛みと釘で動けずにいると、クラスメイトが何処かから近藤の母親を連れてきた。近藤の考えどおり、母親は生徒たちに拉致されていたのだ。
生徒たちは近藤の目の前で母親を殺し、それから近藤に拷問を加えてきた。
爪を剥ぎ、指を断ち、耳を千切り、鼻を削ぎ、目玉を抉る。
そうやって、クラスの生徒たちに生きたまま身体を切り刻まれて、近藤は嬲り殺しにされてしまった。

それから数日後、旧校舎から近藤の惨殺死体が発見されるが、事件は迷宮入りとなった。
近藤のクラスメイトたちが証拠やアリバイを一切残さず、事件に関しては何も知らないと全員が証言したからだ。
そうして、警察の捜査にも関わらず犯人は逮捕されないまま真実は闇に葬られ、クラスメイトたちは何事もなく卒業していってしまった。
2305/5 :2014/07/30(水)22:41:14 ID:3LQZy7j70
……その後、怨霊となった近藤は成仏出来ないまま、恨みを晴らすために新聞部が企画した七不思議の集会に紛れ込んできた。
母親を殺し、自分を惨殺したクラスメイトたちに復讐するためには、自分から失われた目玉や指などの人体の一部を集めなければいけない。
一人を殺す毎に、また犠牲者を殺して集めなければいけない。
新堂誠という名前で語り部として参加した彼は、最後には旧校舎に生徒たちを誘い、旧校舎で彼らを惨殺して肉体を奪い続ける。

……だが、新聞部の取材を任された坂上修一だけは殺されることなく、彼の復讐に巻き込まれる。
何度も何度も、七不思議の集会を繰り返されるのだ。
新聞部の一年生として、毎日違う先輩に集会に参加するように言われ、毎日違う顔ぶれの生徒たちから怖い話を聞かされる。
そして毎回、その中に一人だけいる同じ人物から同じ話を聞かされ、最後には決まって旧校舎に誘われてしまう。
旧校舎の中に消えていく語り部たちを見送り、彼らの残骸が散らかった廊下を歩き、惨劇のあった教室で彼と対峙し、同じ恐怖を繰り返す。
……そして彼は、クラスメイト全員に復讐するまで続けられる繰り返しの中で、いつも坂上に、同じ選択肢を迫ってくる。

「お前には選ばせてやるよ、坂上……俺の一部になるか……それとも……」


終わり
231名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)18:31:21 ID:gSZAfMHBf
世にも奇妙な物語の「ヘイトウイルス」が個人的に後味悪かったなぁ
文章力があまりないから伝わりにくいかもしれないけれど書いてもいいかな?
232名無しさん@おーぷん :2014/07/31(木)22:56:33 ID:52Tvo0Qpr
いいとも!
2331/2 :2014/08/01(金)10:40:00 ID:xvCLUSQtZ
ラノベで申し訳ないが入間人間「アイで空が落ちてくる」
突如として襲った大津波によって崩壊した町が舞台
一人生き残った少年・シロ(たしか小4)は壊滅した町を彷徨っていたある日、黒猫の死体を見つける
周りにはバラバラになった見たこともない機械、赤い服に細長い人間のものらしい肉片
肉片は鳥がつっついていて原型をとどめていなかったが猫の死体は綺麗なまま
そして死んでいるはずなのになぜか体温を感じるその猫の死体をシロは興味深く思い、持ち運ぶことにする
猫にはもう一つ不思議なことがあった
時々、何の前触れもなく『消える』のだ
しばらくすると戻ってくるのだが、相変わらず死んでいるにも関わらず血色や毛並みが良くなっている気がする
そして猫が初めて消えてから三日後、見慣れない変化にシロは気づく
猫の尾っぽに手紙が結ばれていたのである
手紙の相手は科学者でパラレルワールドの研究をしている『林檎さん』という女性
ここから女性とシロの奇妙な文通が始まる
一人ぼっちのシロにとってこの文通は唯一の心の拠り所になっていった
手紙によると、女性のいる世界では津波は起こっていないし猫も向こうでは生きているとのこと
おそらく猫は平行世界世界を行き来している
そしてこの猫をとっかかりにパラレルワールドの研究が進めばシロを迎えに行けるかもしれないという
そんなやりとりを続けていたある日、突然猫が戻ってこなくなる
町には腐臭が漂いはじめ、食料も尽きそうになり絶望するシロ
二週間たって猫の帰還を諦めた
2342/2 :2014/08/01(金)10:41:25 ID:xvCLUSQtZ
それから色々あって、ここで生きていこうと決心した矢先に突然猫が現れる
手紙には「実験が成功したの!もうすぐ君を迎えに行けるよ!きみを一人にしない約束を守るから、だいじょうぶ!私はリンゴさんだけに、赤い服を着ていくから!」と書いてある
「シロ君と私の地球には多少の時間のズレがあるけど大丈夫。この手紙をきみが読んでいるということは、そのズレを含めて調整出来ているってことだから。誤差は失敗しなければないはず!」
という記述もあったがまだ子供であるシロにはよく理解できなかった
そして、猫が目の前から消える
リンゴさんが迎えに来てくれる、リンゴさんに会える、ワクワクするシロ
『あぁ、楽しみだなぁ。』というシロの言葉で物語は終了

シロくん良かったね、で済めば良かったのだが
猫を見つけた時の「機械と赤い服と肉片」…それもしかしなくてもリンゴさん
ちなみに初出の雑誌掲載が3.11のちょうど一ヶ月前
その後単行本収録予定だったが当然のごとく見送られた
2352/2 :2014/08/01(金)10:43:14 ID:xvCLUSQtZ
それから色々あって、ここで生きていこうと決心した矢先に突然猫が現れる
手紙には「実験が成功したの!もうすぐ君を迎えに行けるよ!きみを一人にしない約束を守るから、だいじょうぶ!私はリンゴさんだけに、赤い服を着ていくから!」と書いてある
「シロ君と私の地球には多少の時間のズレがあるけど大丈夫。この手紙をきみが読んでいるということは、そのズレを含めて調整出来ているってことだから。誤差は失敗しなければないはず!」
という記述もあったがまだ子供であるシロにはよく理解できなかった
そして、猫が目の前から消える
リンゴさんが迎えに来てくれる、リンゴさんに会える、ワクワクするシロ
シロの『あぁ、楽しみだなぁ。』という言葉で物語は終了

シロくん良かったね、で済めば良かったのだが
猫を見つけた時の「機械と赤い服と肉片」ってもしかしなくてもリンゴさん
ちなみに初出の雑誌掲載が3.11のちょうど一ヶ月前
その後単行本収録予定だったが当然のごとく見送られた
236名無しさん@おーぷん :2014/08/01(金)10:44:14 ID:xvCLUSQtZ
すまんミスって重複した
237名無しさん@おーぷん :2014/08/01(金)16:24:12 ID:JZVjqCfKN
>>234乙。
読んでみたくなったが単行本未収録か。
主人公が小学生なのがまた何とも後味悪いね、せめて中学生なら、
「ダメだよ林檎さん!僕見たんだ、実験は失敗する!もう少し待って…研究を重ねて!」
って手紙を書きそうだけど。
238名無しさん@おーぷん :2014/08/01(金)21:18:22 ID:xvCLUSQtZ
>>237
タイトルで検索してみたら公式サイトに全文掲載されてた
なんてことだ
239名無しさん@おーぷん :2014/08/01(金)21:37:15 ID:4VAUdCRXe
>>231 です
拙い文章力ですが書かせていただきたいと思います。
この話の中では「ヘイトウイルス」という人間の憎悪や怒り等の感情を増幅させるウイルスが登場します。
そして冒頭ヘイトウイルスに感染した2人の人間が取っ組み合いの喧嘩を始め、一方はペンで相手の目を潰し、もう一方は鞄?(うろ覚え)かなにかで相手の右足をダメにしてしまう。そこに感染者収容施設の人間が2人を拘束し連れていく
その先の施設でワクチンを射ってもらって完治したかの試験を行う。
この試験は2本のナイフが置かれた机のある部屋で互いが互いを許しあい、抱擁しあえたら完治したって感じ
先の2人は互いの行った行為をしょうがないよ俺も悪かったと許諾(ちなみに感染原因は【相手が金を返してくれなかったから】)
それを見ていた局員で主人公のサエキと局長の所に次の感染者がその感染者は殺人を犯して、しかもその相手はサエキの妻
過去に感染者に娘を殺された事のあるサエキの所にやって来た感染者は娘を殺した少年だった
その少年は娘を殺されたことでウイルスに感染したサエキが母を殺した事に対する復讐だと言う
そんな彼に治療を行うサエキだが、徐々にサエキもヘイトウイルスに感染してしまう
そして治療を受けるも症状が抑えられないサエキは更に上の治療を要求するも局長に止められる
その後病室から抜け出したサエキはレベル2の部屋のロックを解除し、治療をしようとする
240名無しさん@おーぷん :2014/08/01(金)21:58:12 ID:4VAUdCRXe
しかしそこにあったのを1冊の本
それを読んだサエキは信じられない事実を知ることになる
要約すると、
・この世の中では争いが絶えないから偽の病気をでっち上げる
・その病気を発症させるウイルスは「ヘイトウイルス」
・ただの鎮静剤をワクチンと称して射つ
それを見たサエキの所に局長がやって来て「この病気がないと人類は滅びてしまう」という
それに対しサエキは「人間は自分達で感情の制御は出来る」的な事を言う
すると局長からこんな提案をされる「ならば君の家族を殺した少年を襲わず、抱擁しろ。そうすればヘイトウイルスの真実を世に公表する」と
これを承諾したサエキは完治試験へ、当然ながら少年はヘイトウイルスワクチン(という名の鎮静剤)を射ち完治しているため、サエキの謝罪に対し「俺もあんたの奥さんと娘さん殺っちゃったししゃーないしゃーない」とか言ってしまう
そんな態度に対し必死に怒りを堪えるサエキ
そして耐えた後に2人は笑顔で抱擁しあう
この時サエキは心の中で「勝った...!俺は勝ったんだ...!」的な事を思う



しかしそんなサエキの耳にザクッという鈍い音が
抱擁を解き自分の腹を見るとべったりと血が
信じられない状況にサエキは涙しながら「なんで...なんでだよ...」と呟くと少年が「母さん殺されて許せるわけねぇだろおおぉぉぉ!!!!」とブチギレ
するとサエキも怒りを押さえ切れなくなり、ナイフで少年に斬りかかろうとする
そこに局員がやってきて2人を取り押さえワクチン強制投与
最後に局長が「例え片方が許したところで意味はない、憎しみや怒りは感染し、増幅する...だからヘイトウイルスは必要なんだ」
そして最後は取り押さえられながら家族を返せと泣きながら叫ぶサエキで終了

個人的には暗示されてるとはいえ目を潰されたり足をダメにされたのに鎮静剤1本でケロッとしちゃう人とか、ヘイトウイルスは必要とか言っておきながら暗示かかってる筈の少年の方が怒りを爆発させて局長の言ってる事が矛盾してる所とかがどうも
それに仮に2人が許しあえたとしてもその後ヘイトウイルスの存在無しでの世界を考えると後味が...

下手くそな文章申し訳ありませんでしさ
2411/2 :2014/08/03(日)11:19:47 ID:MdGaoDhQu
さいとう・たかを「ゴルゴ13」から「雪は黒いコートの肩に」

ロージーは場末のストリッパー、あまり頭が良さそうには見えないが気のいい美人。
ロージーはヒモ亭主にベタぼれで、客がふざけて彼女に触ろうとすると、
「ちょいと、やめとくれ!アタイにゃ旦那がいるんだよ!」
とはねつけ、客が笑うまでがお約束。

アパートに帰り、管理人の気のいい老婆にギャラから家賃を払おうとするが、ヒモ亭主が金を奪って賭博場に飛び出してしまう。
アタイのお腹にはあんたのベビーがいるのよ!と止めても無駄で、部屋に戻ったロージーはガス自殺を決意する。
(アタイのママもガス自殺したわ…モルグで見たママの死に顔は眠ってるみたく安らかだったわ…)

その時隣室の男Aが訪れ、ロージーに金を差し出した。
アタイはストリッパーだけどそんな女じゃないわ、と断るが、Aは
余ってるお金ですから使ってください、ただで貰うのが嫌なら、そうだ。私は近々長期出張で留守にするのですが、友達が貸した物を返しに来るかもしれません。受け取っておいてくれませんか?そのお礼ですよ。
とあくまで紳士的なので、ロージーは金を受け取った。

ロージーはストリッパーをやめて食堂の皿洗いになった。
早番だと暗いうちから仕事だし手はガサガサ、でもいやらしいヤジを聞かなくてすむのよ♪
と前向きである。
Aが言ったとおり、友達と称する男が来て包みを返しに来た。
ロージーと管理人の老婆は、Aからの手紙にあった「出張先の○○市で仕入れた最新ジョーク」を話して男を笑わせた。

Aが出張から戻ってまもなく、ヒモ亭主とギャングのボスの愛人の死体が一緒に見つかった。
おそらく旦那さんの浮気相手でしょう、ギャングのボスにばれたんですよ、とAは説明し、ロージーを慰めた。
2422/2 :2014/08/03(日)11:22:44 ID:MdGaoDhQu
Aはロージーを慰め力づけ、ロージーが立ち直った頃にプロポーズした。
「私ではあなたの子供の父親になれませんか?」

ゴルゴ13と依頼人。今回のターゲットはA。
依頼人の話によると、Aはソ連の腕利きスパイ。
なかなか尻尾をつかめなかったが、ついに突き止めた。
Aの友人と称する男もスパイで、「最新ジョーク」は隠語で情報を伝える手段。
新婚旅行でフランスに飛び、そこからソ連へ帰国する手筈だと突き止めたが出国前に始末してほしい。

Aと仲間。
Aは素性を誤魔化すため、ロージーの姓に改名して新しく旅券を取った。
出国すればロージーは用済み、セーヌ川に浮かんでもらう。
Aは本国に妻子がいる。

教会での結婚式。
「ロージーや、今度こそ幸せになるんだよ」
「ありがとうおばさん、アタイが幸せになるなんて夢みたい。おばさんには香水をお土産にするわ、楽しみに待っててね」
ライスシャワーのために外に出たAは、眉間を射抜かれて死んだ。
「ロージー!身重のあんたが見ちゃいけないよ!」
(夢…これは夢…目を覚ませば元通りに…!)


夫に殺されるよりマシだけど、哀れで後味悪い。
243名無しさん :2014/08/03(日)18:03:15 ID:dumtTwb5i
>>241
ゴルゴ13って後味の悪いもの多いけど
これもまた後味悪いねえ…ロージー自体は人が良いのに…
ヒモ亭主の件は男を見る目がないって言えるが
Aと巡り合えてよかったと思ったらこれか。
マジで亭主に殺されなかっただけマシとしか言えないのがきつい
しかもロージーは永久に真相を知らないのがまたなんとも
244名無しさん@おーぷん :2014/08/04(月)01:02:29 ID:YWKKDJPsn
今日NHKで放送されてた熊の兄弟の成長を記録した映像の番組で、
最初は母熊の元で餌の獲り方とか覚えたりして独り立ちに向けて成長していく
様子が映されてたんだけど独り立ちしてしばらく経って二匹とも
餌を求めて市街地に出没するようになったから撃たれてしまったのが衝撃だった。

人を襲う可能性のある動物は駆除されなくてはいけないのはわかってるけど
こういう番組って動物達が厳しい自然の中で逞しく成長していくだろうって
希望を持たせるような描かれ方をするだけに少し後味悪い。
245名無しさん@おーぷん :2014/08/04(月)06:39:02 ID:1MJmrRGJW
漫画Getbackersの第一話が後味悪かった

美堂蛮と天野銀次はコンビで“奪回屋”という盗られたものを取り返す、何でも屋的稼業をやっている。
ある時仕事がなくなり行き倒れかけていたところを中年ホームレスの山村に救われる。
山村は数年前までは小さな工場を経営していたが、業績悪化により倒産、
一人娘の理香は借金のカタにやくざに連れ去られていた。
二人の素性を知った山村はなけなしの小銭を差出し土下座して娘に会わせて欲しいと頼み込む。
はじめは割に合わないと渋っていた蛮だったがほだされた銀次に付き合い理香奪回を決める。
二人は重警備を潜り抜け屋敷に軟禁されている理香の下にたどり着く。
理香に事情を話し、一緒に屋敷を脱出する事になるが理香は二人を騙しやくざの所に連れていく。
一目娘に会いたいと思う山村とは裏腹に理香はやくざの情婦に成り下がっており
高校にも行かせてもらえず社員と同じ作業着を着て青春を
父や社員たちに身を粉にして尽くしてきた生活から父親に会いたいどころか軽蔑・憎悪までしていた。
どんなに高い宝石もブランドものも買ってもらえてあかぎれも作る事なく
エステに通って家事はメイド任せの今の方がずっと幸せだと嘯く理香。
蛮は自身の“邪眼”という幻覚を見せる能力でやくざたちと理香を同士討ちさせ
生き残った理香は逮捕される。
依頼を遂行できなかった銀次は落ち込み、理香のあの言葉も全てが本音ではなく
逃げても父親に迷惑がかかるから未練を切りたい気持ちがあったからだと思いたいと語る。
蛮は刑務所の中なら追っ手はかからないし、山村も父親として堂々と面会できると答える。
予定とは少し違った形になったが理香と会わせられると山村に報告に行く二人だが
山村はホームレス狩りに遭い死にかけていた。
今際の山村に蛮は邪眼で理香が帰ってきた幻覚を見せ山村は幸せな気持ちで眠りについたのだった――。

本当の意味での親子和解はなってないし、銀次のいうように
「父を思って」はまったくなさげなところもきつい。
でも理香の立場からすれば父を憎む気持ちも分かるしもやもや。
246名無しさん@おーぷん :2014/08/04(月)15:39:42 ID:3LNwB5FHB
また出てきて申し訳ない。
不審者情報でモヤッとしていた>>205です。

送迎後立ち話してるママさんグループもいるんだけど、たまたまそこに加わる機会があった。
普段あまりそういう交流がないので喜んで参加した。

その中で、「私さん家ってどのへんなの?」と訊かれた。
答えたら「あっ、それって…」と顔を見合わせるママさんズ。そして「こないだ変態が出たとこ?www」「傘持って追いかけられるとか超怖いwww」「変態さん怖いwww」と盛り上がられた。

いや、確かにその騒動があったのはうちの近所なんだけど。
私も今は「人を見たら泥棒と思え」るまでには至らないけど、一応>>205の件についてはAさんではない知らない人だった、そういう『事件』があったと思ってはいるんだけど。
ちん○振り回して追いかけられたってんならともかく、『変態』は言い過ぎじゃないかとか、そもそも事があった公園は道路挟んだ向こう側で、正確にはうちの町内じゃない、これが風評被害ってやつかとか、なんかまたモヤッとした。

そこにいたのは女の子のママさん達だったから、不審者=変態!と警戒するのは仕方ないのかも…と無理矢理自分を納得させてるけど。
247名無しさん@おーぷん :2014/08/05(火)06:56:04 ID:zx9phFVaz
そりゃ結局あなたは顔見知りの人だから怖くないだけで
他のお母さん達はそういう背景知らないんだから警戒するでしょう
あなただってもし知らない人なら警戒してたかもしれないでしょ?
そんなにモヤモヤするなら皆さんに事情説明したらいいのに
しないのはなぜでしょうか?
そこに答えがあるのではないですか?
2481/4 :2014/08/05(火)15:00:04 ID:WI7jUaFQH
何年か前に観た「あの日の指輪を待つ君へ」というイギリスだかどっかの映画が後味かつ胸糞悪かった。
うろ覚えだからところどころ違うかもだけど書いてみる。

主人公は70代前半くらいの女性で、最近夫(Aとします)を亡くしたばかりで娘と2人で暮らしている。
主人公はいつも不満気でイライラしていて、夫Aにも冷たくあたり、娘とも仲が悪いとういかギスギスしている。
(娘は理由もなく夫Aに冷たくし、死後も夫Aにも娘にも興味なさそうな母に対し怒りと不信を抱いてる感じ)

ある日主人公と夫Aの共通の友人であるBという男(これも老人)が訪ねてくる。
Bに対しても冷たい主人公。
また、主人公にアイルランドから「主人公と男の名前(Aではない)が刻まれた指輪が発見された」という電話がかかってくる。
(ここのあたりの前後関係を忘れてしまったので、電話を受けてからBが来たかも…)
Bは主人公に対し、「まだCのことを愛しているのか」というようなことを言う。
しれに対し主人公は「忘れたことはない」と言い、衝動にまかせてリビングの壁紙をはがし始めた。
その下には、若いころの主人公とAではない男の仲の良さそうな写真が沢山貼ってあった。
2492/4 :2014/08/05(火)15:00:31 ID:WI7jUaFQH
実は主人公には50年前、愛しあったCという恋人がいたのだった。
主人公とA,B.Cは友人同士であり、男3人は全員主人公を好きだったが、主人公の心を射止めたのはCだった。
主人公とCは愛を誓い、一つの指輪に2人の名前を刻んだ。

しかし、Cは第二次世界大戦で、パイロットとなり戦争へ行くことになってしまう。
A.Bには「自分が死んだら主人公を頼む」と遺言を残し、指輪をお守り代わりに持って出撃していった。
結果Cは戦死し、死体も指輪も行方不明になってしまう。

主人公は嘆き悲しみ自暴自棄になるが、Cからの遺言を受けたAが必死で支え、結婚することになる。
(といっても主人公はAのことを愛したわけでも感謝するわけでもなく、上記のようにグチグチしてAには冷たい)
2503/4、4/4 :2014/08/05(火)15:01:35 ID:WI7jUaFQH
そして50年後、指輪が見つかったとの連絡を受けて、
主人公はBと娘と共にその指輪を受け取りにアイルランドに行くという話なんだけど、
指輪を受け取って何か主人公は妙にすっきりして「過去に生きてもしょうがないよねっ」ってかんじになって、
Bと何となくいい感じになって映画は終わったんだけど、
ひたすらAと娘がかわいそうでしかなかった…。


ていうかそんなに忘れられないならAと結婚すんなよ…娘までこしらえたくせに…。
(ちなみに娘は年齢的にどう考えてもAの子ども)
ずーっとイライラグチグチして娘と夫Aには愛情注がず…「私の人生は21歳(C死んだ時)で終わってるから」とか娘に対して言うし…
じゃあそのあと生まれた娘はなんなんだよっていう。

ちなみに娘に対しての救済は特に無く、主人公だけがすっきりして終わってた。
しかも今あらためてググったらこれ実話がもとになっているらしいと知って更にモヤっとした…。


ごめん分割こんなにいらなかったのでこれで終わりです…。
251名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)00:13:57 ID:a8Qd0fJvw
Bといい感じになるくらいなら最初からBと結婚しとけよ…
それともAが存命中に指輪が見付かってたらAといい仲になってたのか?
252名無しさん@おーぷん :2014/08/06(水)21:44:53 ID:JEVC2NHkO
女流作家の短編、うろ覚え。

リュウセイ(仮)は、男子小学生なのにとてもかわいい顔をしている。
ママの新しい彼氏は初めてリュウセイに会ったとき、「ホントにお前のガキかよ?」とママに言ったほどだ。

ママとリュウセイのアパートに転がり込んだ新しい彼氏は、リュウセイにとっても面白いゲームを教えてくれた。
競馬場に落ちてるカードから「正解のカード」を見つけるゲームだ。
正解のカードを見つけたら、彼氏はリュウセイに何でも奢ってくれる。
リュウセイがこのゲームをマスターしたので、彼氏はもっと難易度の高いゲームを教えてくれた。

「このくそガキ!おい捕まえたぞ!」
怖い顔のおじさんがリュウセイの腕をつかんだ。
暴力を振るわれるのは初めてなので、リュウセイは戸惑いながらにっこり微笑んだ。
「このガキがやったのか」
「笑って誤魔化そうとしやがってオカマ野郎」
「誰にスリを仕込まれたんだ、おふくろかおやじか」

(お兄ちゃん助けて、このおじさんたち変だよ、このボクがにっこり笑ってるのに怒るんだ)
かわいいリュウセイが微笑んでいるのに、怖いおじさんたちは離してくれない。
アタリバケンがどうの、ドロボーがどうのと、わけのわからない事を叫んでリュウセイをいじめる。
ママの彼氏はどこかに行ってしまった。
リュウセイはわけがわからず、泣きそうになりながら微笑み続けた。
253名無しさん@おーぷん :2014/08/07(木)08:48:39 ID:yg9wzVXM0
馬券拾いまでならともかく、
小学生になってスリ(人の物を勝手に取る)が悪いことだとわかっていないのは池沼
2541/3 :2014/08/08(金)13:31:46 ID:rbzwgXX23
後味悪いかわかりませんが…
懺悔します。

高校2年生の時、元彼であり同じ部活の部長だった男にストーカーされてた。
毎日メールや電話が50件以上、同じ部活だしこちらは徒歩で相手は自転車だったから家までついてこられたり
昼休みもつきまとわれてたけど、当時ストーカーの知識もニュースで見るくらいであまりなかったから
元彼だし実害はないだろうと適当にあしらってた。
当時私は部活をかけもちしていて、別の部で知り合った1つ上の先輩が好きだったんだけど、
ある日その先輩と下校した際告白され付き合うことに。
先輩にはストーカーのことは伝えていて、先輩もその部長との面識があったので間に立ってくれてストーカー行為も収束していった。
2552/3 :2014/08/08(金)13:32:26 ID:rbzwgXX23
そんな折、私は国体に参加できることになった。
その部活は県内に1校しかなく、県大会は実質部内勝負で
たまたま九州での大会にも優勝したため校内から男子は例の部長、女子は私、それと他校から男子がもう1人選ばれた。
九州から関東への遠征、引率の教師含め女子は自分だけだったからビジネスホテルの個室をとってもらったんだけど
夜そこに部長が来ました…ナイフ片手に。
初めて本気でヤバいと思ってもちろん部屋には入れないと言ったけど
「少し話がしたいだけ、入れないならここで自分の腹を刺してお前に刺されたって言う」(短いナイフで、栓抜きとかもついてるようなものだから死なないってことだと思う)
と脅されて扉を開けたまま廊下から見える位置での立ち話なら、と条件を付けてドアを開けた。
本当に馬鹿だったと思う。
押し入られてナイフ持った男の力にかなうはずないのに。
2563/3 :2014/08/08(金)13:33:14 ID:rbzwgXX23
学校生活に戻ってからはストーカー行為もまた始まって、私は先輩に対する罪悪感でまともに先輩に接することもできなかった。
そこにとどめとばかりに部長が先輩に「この間の遠征のときあいつと寝た」って吹き込んだ。
先輩はすごくすごくいい人で、一方的に鵜呑みにしたりせず私に確認してくれたんだけど
その前に部長から「合意じゃなかったって先輩に言ったら先輩を刺しちゃうかもよ」(実際はもっと過激な文面だった)ってメールがきてたから
ただ肯定して「別れてください」って言うしかできなかった。

先輩からしたら私が浮気した上に振ったってことになるんだろうね。
あれから10年。
先輩が女性不信になったりしていないことを祈ります。

携帯からの長文失礼しました。読みにくかったらごめんなさい。
257名無しさん@おーぷん :2014/08/09(土)00:14:52 ID:XHyOYnlCR
>>254-256
D高校?
258名無しさん@おーぷん :2014/08/09(土)00:48:19 ID:AWgfRioo2
pixivの奴だが

二人の女の子と一人の男の子がきさらぎ駅に行く話。
あまり元ネタとは関係ないが、きさらぎ駅に入った瞬間、
違う時間軸の自分と過去の時間軸の自分と未来の時間軸の自分が同じ場所に現れて発狂する奴。
何が後味悪いかって、脱出できたのは主人公達だけで、
違う時間軸の主人公達はずーっとその場所から出られなかったり
死んだりした奴らが多いって事。
そこで撮っていた映像も全て謎の怨念で埋め尽くされていたってのも。
259名無しさん@おーぷん :2014/08/09(土)09:59:30 ID:DBuy5nNS6
>>256
お前は何も悪くない
ストーカーのちんちんがもげますように
260256 :2014/08/09(土)11:20:37 ID:ZkM11dbSP
>>257 誰ですか…?

>>259
ありがとうございます。
ただ後味悪いかな、と思ったのは自分がその後10歳年上の人と幸せな結婚して先月第二子を出産したことです。
先輩に取り返しのつかない傷を与えたかもしれないのに……。
261名無しさん@おーぷん :2014/08/09(土)22:32:38 ID:5WhFBbTAQ
怨み屋本舗が一段落したので。
レギュラーキャラだった里奈の人生〜最期が後味悪い。

女子高生の里奈が怨み屋に出会ったのはネットの集団自殺に参加しようとした時。
母親の再婚相手にレイプされる日々が嫌になったからだった。
しかもこの義父、母親の安全と引き替えに里奈を脅し、正当化のために
里奈自身に「私の穴を使ってください」等屈辱的な台詞を言わせていた。
怨み屋の助けで義父は男にシャブ漬けレイプされ男なしではいられない体になり家出。
事情を知らない母親は心配するが里奈は平穏な日常を取り戻した。
その後怨み屋にスカウトされ見習いとして活動に参加する里奈だったが
ある日母親が自宅にいる時に強盗に押し入られる。
もみ合ううちに強盗のマスクが外れる。正体は出奔した例の再婚相手。
シャブ漬けオカマに成り下がったまではいいが、今度はシャブを買う金が尽きて
勝手知ったる元我が家に忍び込んだのだった。
姿を見られたため元妻を惨殺する義父。
義父に母親を殺されたと知った里奈は復讐を完遂、義父も死ぬが母親ももういないのだった。
しばらくして里奈は大学に合格し怨み屋稼業と平行して学生生活を楽しむが
怨み屋の敵対者にボコボコにされた挙げ句丸刈りにされる。
怪我が治った里奈は怨み屋から泡森という元傭兵の男を紹介され
山奥の屋敷(怨み屋所有)で格闘術を学ばせる。
怨み屋は泡森をゲイだと思っていたのだが実はバイで普通に女とも寝れるため
里奈を飴と鞭で洗脳し垂らしこんで肉体関係を持つ。
初めて男性から彼女として優しく扱われた里奈は泡森にメロメロのベタ惚れになり
尊敬していた怨み屋に反抗的になる。
泡森が本気で里奈を愛している訳でないと気付いていた怨み屋は里奈に忠告するが
盲目状態の里奈は聞く耳を持たなかった。
そして二人で山奥にこもって特訓をしている時にラスボス鎧塚が襲撃。
見張りのおっさんを殺し泡森をも圧倒する。
実は泡森は元鎧塚のパシリから愛人になった過去があって(ついでに怨み屋の元彼でもある)
泡森は鎧塚に対して微妙な愛憎が残っていた。
サイコパスの鎧塚は泡森を圧倒し拷問まがいのリンチを加え面白半分にいたぶる。
怯えながらも泡森を信じて見守っていた里奈だが泡森は瀕死の状態で
鎧塚に媚び、里奈をも差し出そうとする。
鎧塚はさんざん焦らし希望を持たせた上であっさり泡森を処刑。
その後里奈は怨み屋から教えられ学んだ観察眼や洞察力を生かし
鎧塚の片目を潰し一矢報いるものの、鎧塚の部下の手によって嬲り殺される。
怨み屋の忠告を聞かなかった事を後悔し「死にたくない」と呟きながら。
最終的に鎧塚や部下たちは怨み屋の策略で全員それぞれが最も屈辱とする凄惨な最期を迎える。
復讐を完遂した怨み屋は里奈の墓前に手を合わせ終幕。

里奈は怨み屋が跡継ぎにしようとしていた節があり、厳しく当たりながらも
妹のように思い里奈のためになるよう動いていた。
悲惨な過去があるキャラがやっと幸せになって独り立ち出来そうになってから
あっさり死んだがきついし母も里奈も不幸の連鎖から抜けられなかったのも辛い。
またいずれ新シリーズが始まるかもだけどそこに里奈はいないんだと思うと寂しい。
里奈の成長も作品のテーマの一つだと思っていたので。
262名無しさん@おーぷん :2014/08/10(日)10:42:17 ID:A9sgrkfKA
あらら、里奈ちゃん死んでしまったのか
彼女の成長も興味深かったし、あとあまり自分のことを語らない登場人物、特に怨み屋の心情を
吐き出させる良いキャラクターだったのになぁ
2631/2 :2014/08/10(日)17:05:34 ID:LbuHY9hyK
筒井康隆「ムロジェクに感謝」
内田春菊の漫画版もある。
ムロジェクは劇作家だか作家だかの名前で、この人の作品から着想を得たんだったか登場人物に対する「ハードボイルド」な立場を借りたんだったかをエッセイで読んだ。

平凡な電気屋の夫婦とこれまた平凡なその娘、恋人から婚約者に昇格した平凡なサラリーマンとその上司を客として迎える。
上司の口から恋人の普段の働きぶりを説明してもらおうと、娘と恋人で依頼したらしい。

二枚目で仕立てのよい服を着て礼儀正しく鷹揚な上司を見て、父親は
(若造が無理しやがってそれにしても高そうな背広だな)
とでも言いたげな態度。
※「ハードボイルド」な短編なので、登場人物の心情は読者の推測にすぎない※

ふくよかでおおらかそうな母親から、上司は東大出で恋人と大して違わない年齢なのに一足先に係長に昇進した上に社長令息で、その社長というのが他にいくつも会社を経営している、と聞いた父親、恋人そっちのけで私生活を根掘り葉掘り。
父親、恋人が栓を抜いたワインをひったくるようにして係長のグラスに注ぐ。

素敵なお嬢さんですね、(恋人)にはもったいない、と社交辞令を言われた娘、うっとりと係長を見る。
両親も目をギラギラさせて見る。
おおっと強力なライバル出現!な〜んちゃって〜。いやあ係長が結婚しててよかった!
と牽制したつもりの恋人、僕4ヶ月も前に離婚したんだよ君知らなかったっけ?
と、逆にコミュ障ぼっち嫌われ者疑惑勃発。
2642/2 :2014/08/10(日)17:07:17 ID:LbuHY9hyK
父親、目を見張り、それではあの全室4LDK以上の高級マンションにお一人で。
係長、あくまで鷹揚に、うちは5LDKです。
母親、うっとりと、さぞご不自由でしょうねえ。
係長、親は○○町(高級住宅街として有名)の実家に戻ってこいと言うんですけどね。
娘、うっとりと係長を見つめる。
係長、寂しく微笑み、やっぱりお金持ちのお嬢さんはダメですよ。

恋人、ひきつった顔で娘の好きなピンクフロイドのCDを大音量でかけて、父親に一喝される。
父親、母親に耳打ちして魚屋に刺身を注文させる。
母親、まあまあ係長さんのお口に合うようなものが何もなくて、と愛想笑い。

係長、父親に、駅前のビルには出店なさらないのですか、実は父が不動産業も手掛けておりまして、大事な部下の奥様のご実家なら少しは融通も、と紳士的に話す。
恋人、さらにひきつった顔で、お父さん!カラオケ!カラオケやりましょ!いつものように!
と、勝手に歌いだし父親にまた一喝される。

刺身が届いた。
係長、娘に、好きな音楽のジャンルを訊ねる。
娘、うっとりと、クラシックが好きだと答える。
恋人、大袈裟に驚く。
父親と母親、口ごもりながら係長に何事かを話しかけてはためらう。
娘、うっとりと係長を見つめる。
恋人、まいったなあいやあすんませんお刺身お取り寄せなんて初めてですねえ、とひきつり笑い。
恋人、自分以外の4人の顔を見て、空気を読んでうなだれて退出。


ステレオやカラオケセットを勝手にいじる点から、恋人はもう何度も遊びに来ていて両親ともツーカーの仲だと推測できるのに、ちょっとましな男が現れたらこれかよ!な後味の悪さ。
265名無しさん@おーぷん :2014/08/11(月)11:38:02 ID:upZqEc7qd
吸血姫美夕シリーズの初期の作品。作者は垣野内成美。 タイトルは忘れた。

香苗が中学生の時に両親は事故死した。
大学生の兄に、香苗は「私は学校の寮に入る。二人で暮らす準備が出来たら迎えに来て。
待ってるから」と言った。

寮では意地悪をする子もいなかったし、友達もたくさんできた。
しかし繊細な香苗にとって、他人に囲まれて暮らすのはひどくストレスの貯まるものだった。
「いつか兄が迎えに来てくれる」それだけを支えに、香苗はストレスフルな暮らしに耐えていた。
時は流れ、香苗は高校生になった。迎えは、まだ来ない。

深夜、寝付けなかった香苗が何気なく窓の外を見ていると、裏庭の湖のほとりにA子先輩と
見知らぬ少女(美夕)が一緒にいるのが見えた。
美夕はA子先輩の首筋から血を吸い、血を吸われたA子先輩はそのまま湖に入って
入水自殺してしまった。
あの子は吸血鬼だ! A子先輩はあの子に血を吸われて殺された! お兄ちゃん助けて! と
香苗はひどく怯えた。

香苗は翌日、学校の図書室で吸血鬼に関する本をありったけ借り出した。
たくさんの本を抱えてよろよろ歩いていると、女子生徒にぶつかって、本を2、3冊落とした。
女子生徒は親切にも落とした本を拾ってくれた。
香苗は礼を言って本を受け取ろうとして、硬直した。
女子生徒は美夕だった。
美夕は意味ありげな口調で「その本、面白い?私も読んでみようかな」と言って去っていった。
香苗は真っ青な顔で立ち尽くした。

しかしその後美夕は何をするでもなく、香苗の周辺にも現れなかったので、香苗は少しずつ
吸血鬼への恐怖を忘れていった。

3ヶ月後、学園祭が行われた。
クラスの演し物の準備をしていると、友達が香苗に「お兄ちゃんが来たよ」と教えてくれた。
香苗は喜んで兄を迎えに行ったが、兄は綺麗な女性といっしょだった。
ショックを受けた香苗は「私、部活(茶道部)の方の手伝いがあるから!」と言って逃げ出した。

茶道部室には誰もいなかった。
香苗が混乱した頭で兄のことを考えていると、美夕が現れて
「お兄さんと一緒に暮らせないわよ。あなた、邪魔になるじゃない」と言った。
最後の心の支えを砕かれた香苗は放心状態で、気がつくと自分から首筋を美夕に差し出していた。

美夕は香苗の血を吸いながら、優しい声で話しかけてきた。
「A子さんはね、ずっと死にたがっていたの。受験のことや複雑な家庭の事情を
抱え込んでいたから。何回も湖のほとりに来て入水しようとして、でも怖くて出来なかった。
だからA子さんに望まれた通りに彼女の血を吸って、夢を与えて湖の底に導いたの。
これが一番いい結末でしょう?」

いつまでも帰ってこない香苗を心配して、友達が香苗を探しに来た。
香苗は焦点の合わない目で茶道部室の近くを歩いていた。
香苗は美夕の与えた夢の中にいるのだ。兄とふたりで寄り添い合って暮らすという幸せな夢の中に。
266名無しさん@おーぷん :2014/08/13(水)15:01:03 ID:slwSiXMjD
この間の探偵ナイトスクープ。
33歳の女性がやっと結婚が決まった、ってことで結婚式を挙げるんだけど
80歳の祖母が出席したがらない。
探偵さん、説得して下さい。って依頼。

依頼を出した時期が遅かったのかテレビ局のせいなのか探偵(ハライチ澤部)が行ったのは式当日の朝。
式(披露宴?)は14時から。
この婆さん、「こんな汚い年寄りが若いもんの集まる結婚式になんて」とか「迷惑かけるから」とか言ってばかりで
式に出て欲しがってる主役の孫娘の気持ちも一切考えず
「結婚式出たいわぁ」「心残りやわ」とか言うのに探偵の説得に絶対首を縦に振らない。
で、説得失敗で探偵だけが式場に行って謝って、撮りたてのビデオレター上映。
しきりに「ごめんなぁ」「行きたかった、心残りや」って謝る婆さんと、泣く新婦。

いや、謝るくらいなら行けよと。意味分からん。
年とったらそんな気持ちも理解できるのかなーと思いつつ、新婦や探偵さんの気持ちを思うと本当に後味悪かった。
267名無しさん@おーぷん :2014/08/13(水)23:16:42 ID:HmRZDBwER
あの依頼は後味悪かった。
てっきり本当は説得に成功して連れて来てて、
式の最後に登場してサプライズ!だと思ったのに。
268名無しさん@おーぷん :2014/08/14(木)01:16:25 ID:jrzy8Wm24
ビデオレター上映で汚い姿晒すんだったら生身で行っても一緒じゃないか
269名無しさん@おーぷん :2014/08/14(木)12:26:47 ID:ptjSeUAr9
唯川恵か山本文緒か乃南アサか桐野夏生あたりの短編

主人公の母親は男好きのする派手な美人だった。
主人公の父親と離婚してからは各地を転々とし、住み込み仕事の寮にこっそり男を忍ばせ母親に気を使って寝たふりの主人公の横でヤってみたり、同棲したり、滅多にない事だが正式に結婚したり。

母親は今、最後の夫の遺産で介護つき施設に入っている。
お仕着せのパジャマを嫌い私物のネグリジェを着て、若い頃の美貌がうかがわれる顔に厚化粧をし、若い医者にはあからさまに媚びる老婆だ。
見舞いに来る主人公を、まったくみっともないね何だろうその格好、化粧もせずによく平気で出歩けるもんだ、あたしなら考えられないよそんなんだから旦那に捨てられたんだ、女は愛嬌だよなんでそんなにムスッとしてるんだいそれでも女なの、と痛罵する。

主人公は母親のような尻軽にはなるまい、男はみんな不潔だ、と思い、男の気を引かないようになるべく地味に目立たなく生きてきた。
だが、高卒後の一時期は人並みにお洒落…以前の身繕いをし、人並みににこやかに感じよく振る舞ってどうにか結婚した。

「結婚」し「嫁」になり「母」になれば「女」のステージをおりても生きていかれる、「夫」がいれば不潔な男の誘いもない、という自己満足の処世術だった。
夫は泣いて土下座して離婚をせがんだ。
女を捨てたお前をもう愛せない、これ以上一緒にはいられない、お前は結局俺を利用しただけなんだ、と見抜かれた主人公は離婚した。
主人公より祖母(姑)になついていた娘は、出ていく主人公を祖母に抱かれて見送り、「バイバ〜イ♪」と手を振った。

別れた夫の後妻から、高校生になった娘を引き取ってほしいと電話があった。
難しい年頃だし、やはり実の母親と暮らすのが一番あの子のためになるのではないか、生活費と学費は間違いなくお出しするので云々…
主人公は懐かしくなり、承知した。

約束した喫茶店で娘を待っていると、茶髪で厚化粧で制服のスカートを超ミニに改造してブランドバッグを下げた美少女がやって来た。
美少女は主人公を上から下までじろじろ見て、
「………お母さん?何なの、その格好。頭ボサボサだし化粧もしてないし。女捨ててるね。恥ずかしくないの?」
270名無しさん@おーぷん :2014/08/14(木)23:36:08 ID:z1yiLscnc
藤田和日郎の読み切り。ネタバレ注意

どんなものでも切って美味しい料理に変えてしまう「黒包丁」。
それを使い、街へ出ては目に付いた若い娘を細麺にして食ってしまうなど暴虐暴食の限りを尽くす王がいた。
ある日、ありとあらゆる美食を尽くしたという小男を宴席に招く王。この男・美食王に料理を振る舞い、「美味であった」と言わせるのが世の美食家の夢なのだ。
しかしこの宴席、一人の少女が紛れ込んでいた。姉を王に食われ、復讐のため何年も掛けて自らの体に毒を染み込ませた「毒女」。
まんまと自らを王に料理させ食べさせた少女、王はその体に染み込んだ毒をも取り込み苦しみ始める。
その様を見て美食王は語り始める。昔、美食家の上にドケチな王が居た。王は魔神に頼み、2本の包丁を授けられた。
どんなものでも切って美味しい料理に変えてしまう「黒包丁」。
その料理を元のままに戻す「白包丁」。
これがあれば何度でも同じ材料で同じ料理を作って食える、と喜んだ王は国中のあらゆるものを食べ……自らの国を全部食らって気がついた。

白包丁は一体何を切ればいい?

自らの腹を切る覚悟もなく、詫びるべき相手は腹の中、いつしか黒包丁はその手に無く、その愚か者は当てもなくさまようことになったとさ。
美食王は懐から白包丁を取りだし、目の前の王を真っ二つに。白包丁の力で王に食われたものはすべて元通り、「毒女」も毒と少女に分離し、姉と感動の再会を果たす。

最後は月に映る人形影絵風の絵で、元毒女の少女が美食王に玉子焼きを振るまい「うむ、美味であった!」で終わるんだが、
そもそもの元凶がのうのうとしてんなよと……
271名無しさん@おーぷん :2014/08/15(金)02:04:36 ID:fiAvLslHO
元凶がちゃっかり幸せになってると腹立つわなw

それとちょっと似てるかな?昔ジャンプで連載していたMr.fullswing。
高校野球の皮をかぶせたギャグ漫画なんだけど、何気に暗い設定が多い。
特に剛球左腕が自慢の犬飼と犬飼の幼なじみでバッテリーを組む辰羅川、
甲子園常連高で四番を張る御柳の過去が後味悪かった。
高一の現在、犬飼は御柳に敵がい心を持ち御柳はそんな犬飼を小馬鹿にする関係
(辰羅川はそんな二人の間でオロオロ)だが小学校の時は三人でつるんで遊ぶ仲だった。
ある日お調子者の御柳はデパートでゴジラ松井のキーホルダーを万引きしようとする。
悪怯れる様子もない御柳にオロオロしつつも止められない辰羅川と「三人分な」と煽る犬飼。
そこにたまたま三人が憧れる十二支高校野球部のエース大神が通りかかる。
「万引きなんかすんな、親が泣くぞ」とにこやかに制止する大神に御柳は誤魔化そうとするが
先に店員に見つかってしまう。
大神は「俺が盗んでこいって命令したんですよ」と告げ三人を庇う。
その後大神は三人をそれぞれ諭しちゃんと金を払って買ったキーホルダーをプレゼント。
以来三人は大神に頭が上がらなくなり、大神の練習がない時は野球を見てもらう事に。
三人とも大神を慕っていたが、特に同じピッチャーの犬飼は深く心酔していた。
そんなある日御柳がイタズラで大神のキャップを奪い道路に飛び出す。
ちょうどそこに大型トラックが突っ込んできて轢かれると思った瞬間
いち早く飛び出した大神に突き飛ばされ御柳は一命を取り留める。
しかし庇った大神は代わりにトラックの下敷きになり帰らぬ人となった。
話はそれだけに終わらず、責任を感じてか御柳は野球の練習に顔を出さず
悪い連中とつるむようになる。
御柳を説得しようと持ちかける辰羅川に最初は渋っていた犬飼だったが
大神にかつて言われた「友達が誤った方向に行こうとしたら全力で止めてやれ」の言葉を思い出し
不良たちの溜り場に乗り込む。
溜り場には御柳は不在で居合わせたDQNらに絡まれる二人は抵抗するが
それがDQNらのいらだちに火をつけリンチを食らう。
犬飼がピッチャーだと知ったDQNは犬飼を押さえ付け左腕を骨折させる。
「おまえらの友達(御柳)が頼んだからな」と嘘を吹き込んで。
それがきっかけで犬飼は御柳を「自分の過失で大神さんを死なせ、
反省しないばかりか自分に怪我を負わせた(お陰で中学の三年間犬飼は野球から遠ざかっている)」と誤解し
激しく憎むことになった。
当の御柳はそんな事があったとは露知らず、中学は二人と顔を会わせ辛く違う所に進んだものの
高校は二人と同じ、そして亡き大神が通った十二支高校に行こうと決意する。
それを大神の墓前に報告に行った御柳だが、同じく犬飼と辰羅川も墓参りに来た事に気付き隠れて様子を窺う。
辰羅川が離れ、犬飼一人になったところで声をかけようとする御柳だが
犬飼の「こんな事ならあいつ(御柳)が死ねば良かったのに」との独白を聞き壊れる。
結果御柳は現実逃避かあれだけ尊敬していた大神を貶める発言をし犬飼を挑発、
犬飼も御柳を見返すためだけに野球をするようになってしまいチームからも孤立。
終盤になんだかんだあって御柳は真相を知って主人公の励ましもあり立ち直るんだけど
完全に二人の誤解はとけていなくて「もしかしたら御柳にはまだ昔の心が残っているのかも?」程度。
御柳一人が胸にしまって自己満足している状態。

最終的に犬飼側からでなく御柳視点で話が解決されたせいか
誤解されてぐれた御柳カワイソス逆恨みする犬飼最低みたいな空気になったのが解せなかった。
大好きな先輩を失って傷ついたのは同じでも原因作った本人だけが吹っ切れて
巻き込まれた二人が釈然としないのも可哀相。
272名無しさん@おーぷん :2014/08/15(金)10:29:53 ID:7iiuE449A
>>270
乙でした。
読んでみたくなったが最初諸星大二郎で、次に犬木加奈子で再生されたww
273名無しさん@おーぷん :2014/08/16(土)01:22:01 ID:dnUdiTcv0
>>270
リンゴを切ったらあら不思議!おいしいアップルパイとアップルティーに!
鶏の首をはねたら焼きたてのローストチキンに!
ってのを想像したら、食材じゃないのを切るんかーい
274名無しさん@おーぷん :2014/08/17(日)02:47:02 ID:ADk7GE08F
>>263
家庭板や修羅場系まとめの読みすぎか、その後結局利用されポイ捨てされた女と親が
また婚約者の男にすがりついてくるところまで思いついたw

似たような感じでどこかのまとめサイトにあった話だけど
報告者の男性は妻に浮気され離婚。
間男からも慰謝料を得るがその後心の傷は癒えず、ずっと独り身だった。
数年後たまたま一人で入ったファミレスで元嫁と間男と遭遇してしまう。
二人は再婚していて子どもにも恵まれ幸せそう。
加害者の元嫁と間男は平和で楽しそうなのに被害者である報告者だけが
また傷ついてとやるせなかったな〜。
※欄では「報告者が糞だったから嫁が幸せになれなかった、
今楽しそうなのがその証拠」とか根拠もないのに叩かれてるし。
仮に報告者が駄目男だったとしても浮気はした方が悪いだろ…。
275名無しさん@おーぷん :2014/08/19(火)11:12:29 ID:vaQHz9OqI
高橋葉介「夢幻外伝」から

駅前広場。
「あなたぁ、ちょっと坊やをお願いね。すぐ戻りますから」
若い妻から乳母車を託された初老の紳士。
まあかわいい!お孫さんですの?と話しかけた若い女。
「ははは、いや実は息子でしてね」
「随分お若い奥様ですこと、きっと本命の恋人と二人であなたの事を嘲ってましてよ。まあお聞きくださいませ。よくご覧なさい、あなたに似ているところがごさいまして?」
紳士は赤ん坊を絞め殺した。

人待ち風情の少女。
若い女が話しかける。
「恋人を待っているのね?」
「ええ、坊っちゃま…彼と私、駆け落ちするんです」
「まあ、お幸せに…でも彼、ちょっと遅くはなくて?いいからあたしの言うことをよくお聞き、あなた捨てられたのよ可哀想に」
少女は線路に飛び込み、轢死。

風呂敷包みを下げた老婆。
若い女が話しかける。
「重そうですわね、お持ちしましょう」
「ハイハイどうも、ご親切に。でも大丈夫ですじゃ。孫への土産の餡ころが入っておりますのじゃ」
「まあ、お孫さんに会いに行かれるの」
「ハイハイ、目に入れても痛くない可愛い孫ですじゃ。嫁がまた親切で、ワシは幸せですじゃ」
「でも本心では、早く死ねばいいと思ってますわよ。息子さんもお嫁さんに丸め込まれて…あたしの言うことをよくお聞き…お孫さんも小さいうちはいいけど、大きくなったらあなたを邪険に扱いましてよ」
老婆は首を吊った。

女を追っていたこのシリーズの主人公・夢幻魔美也(女癖の悪い美青年。オカルト能力あり)、物陰で女を捕まえ唇を奪う。
長いキスのあとで女を抱き締めたまま、魔美也は言う。

「哀れな女だ、何度も裏切られ傷つけられて…口から出る言葉は全て毒になった」
「………そうよ、あたし可哀想なのよ。どうかあたしを愛してると言って」
「お前なんか嫌いだ」
魔美也、後も見ずに悠然と去る。
女、絶叫し泣き崩れる。

翌日、魔美也は「食あたり」で寝込んでいる。
下宿屋の娘がぶつくさ言いながらかいがいしく世話をやく。
娘の話では、近くの川で女の水死体があがったそうだ。
まだ水も冷たいだろうに、と同情しながら、きっとあんたみたいないい加減な男に捨てられたのよ、あんた絶対ろくな死に方しないから、と毒づく。
魔美也、珍しくやり込められて
「あいつが一番、口に毒がある…」
とつぶやく。
276名無しさん@おーぷん :2014/08/20(水)13:48:05 ID:mZdjJl88V
>「お前なんか嫌いだ」

がかなりスッキリ感じられたけどな。一ページの6割ぐらいの大ゴマで
魔実也がこれでもか、っていうくらいの敵意を込めて言うのがカタルシスだったし。
女も女で無防備な状態でカウンターパンチをもろに喰らったような感じで、
ざまぁwwwとか思ったなぁ。
277名無しさん@おーぷん :2014/08/21(木)19:00:27 ID:0WWfhtUXH
同じくざまぁwとしか思わなかった。
女に感情移入すると後味悪く感じるのか?
278名無しさん@おーぷん :2014/08/23(土)11:20:58 ID:xfmuFDilf
15年ぐらい前に見たドラマ。だいぶうろ覚えだが。

当時そこそこ人気あったバンドが本人役でレ○プ犯ででてて仕事選べよと思ったんだが
そのレ○プ被害者の女の子と父親が復讐しようとして未遂に終わるんだが
復讐は口実で父親が犯人を殺そうとする理由は他にあった・・・(理由は忘れた)
といった展開だったと思うが、そこはどうでもいい。

ラストで主人公の姉妹が「本当に娘の事を思うのなら娘がレ○プされても
復讐しようなんて思わない、ただ、一緒に悲しんであげるべき」みたいなこと言ってまとめて
レ○プされても泣き寝入りしろと?と復讐は口実ということを差し置いてもなんか釈然としなかった。
279名無しさん@おーぷん :2014/08/23(土)13:32:15 ID:vIyo0tYz5
>>278
大事に思ってるからこそ復讐したいと思うんだよなぁ
280名無しさん@おーぷん :2014/08/23(土)13:38:32 ID:1XbMvIs90
脚本家の考え方が透けて見えるセリフだな
後味悪いというよりかは胸糞
281名無しさん@おーぷん :2014/08/23(土)23:48:30 ID:XtBlDMd4D
復讐なんてどうせバレる、犯罪者の娘にするつもりか…とかいう意味でだよね?そうだよね?
右の頬を叩かれたら左の頬を差し出せとかのアホすぎる理由なわけないよね?
282278 :2014/08/24(日)08:36:57 ID:EhEz3jzzX
>>281
娘も一緒に復讐しようとした(娘も犯罪者)わけでその意味はなさそうなんだよなあ・・・

レ○プされたうえ父親に利用された上主人公様に理不尽な説教された娘が不憫すぎて
最近なんか思い出して後味悪いなと思ったけどたしかにどっちかというと胸糞だな、すまん。
283名無しさん@おーぷん :2014/08/25(月)13:04:48 ID:iqvP96WB4
カトリーヌ・アルレーの短編集「21のアルレー」から
「大典礼の働き蜂たち」

核戦争後の地球は異星人に支配され、地球人は異星人のエサとして生かされていた。
異星人は生き残りの地球人から美形だけを選び、毒電波で洗脳して生殖させていた。
美形だけ残したのは、生殖=性欲だと異星人が知ったから。
妊娠した女は特殊装置の毒電波で胎児を短期間で成長させられ、異星人のスーパーテクノロジーで無痛出産してすぐに交尾→出産。
(交尾の相手を選ぶ権利は一応女側にある。女に男の3D画像を見せ、女の脳波が一番反応した男をあてがう)

毒電波塔が故障したある日、洗脳が解けた美青年が美少女(もちろん経産婦)を誘って畜舎から脱走する。
異星人が赤ん坊を食っているのを見た二人は、奴らの手の届かない土地で生きる事を決意する。

白い砂浜、緑のヤシの木、まばゆい陽光。
家畜として生きてきた二人には理解できない文字が書かれた立て札。
【!警告!放射能汚染区域!立入禁止!】
284名無しさん@おーぷん :2014/08/26(火)02:08:18 ID:1nFrLFgNm
スーパーテクノロジーとやらがあるのに結局女の腹借りないと何もできんのか
285名無しさん@おーぷん :2014/08/26(火)03:16:31 ID:P0pCZAzM3
なにげに>>257が後味悪いってか怖いんだけど…
話の内容がストーカーなだけに。
286名無しさん@おーぷん :2014/08/26(火)18:09:02 ID:xJCkhgU32
アルフォンス・アレ「安上がりの愛国主義−ポール・デルーレードへの手紙」

親愛なるポール。
あたしも貴方と同じく、絶えず目を東方…ドイツに向けています。
あたしは仏独戦争を待ちわびています。
ただ、戦争はとんでもなく高くつくのです。
フランスは金持ちの勝者であるべきです。

だからあたしは、近代科学を利用すればいいと思うんです。
金のかかる騒々しい大砲のかわりに、安上がりな小さな研究所を建て、猛毒の細菌を培養するんです。
ドイツが我々に迷惑をかければ、宣戦布告のかわりにありとあらゆる病気を布告してやります。
民間人に扮した挺身隊がドイツのあらゆる場所でチューブの中身をばらまくだけです。
挺身隊は老若男女階級を問わず、誰にでもできるという利点があります。

従来の戦争では、20〜45歳の男性しか殺せません。これで充分だと申すならば、その者は愛国者とは申せません。
あたしはドイツを憎んでいます。

あたしは憎んでいます。一歳にも満たぬバヴァリアの赤子を、百歳のポメラニアの老婆を、フランクフルトの老爺を、ケーニヒスベルクの少年を。
奴らがくたばって初めて、わが愛するアルザス・ロレーヌ地方を取り戻すことができるのです。
細菌のせいで愛する領土の住民が死んでしまう、ですって?
それがなんだと言うのです、ドイツ人が全員くたばるうえに領土を取り戻せるのですよ。
親愛なるポール、皆さんにくれぐれもよろしく。


ポール・デルーレードは政治家兼詩人、対独強硬派、報復主義者だそうで。
昔の掌編(コント)だからしょうがないとはいえ、いやはや何とも。
287名無しさん@おーぷん :2014/08/27(水)18:56:20 ID:kfM0yzzXP
>>283
汚染区域だから異星人は来ないと思えばハッピーエンドといえなくもない気もする
288名無しさん@おーぷん :2014/08/31(日)12:27:40 ID:StHJZoRRg
「ファイアーエムブレム 聖魔の光石」というゲームの序盤の章
ルネス王国の王女である主人公に対し、
敵が無抵抗のルネス民をさらって山中に置き去りにする
山を越えることができる飛行ユニットで速やかに救出しに行かないと、
民が巨大な蜘蛛のような魔物に食われてしまう
しかしその章での目的は敵を全滅することであり、余裕がなければ見捨てることも可能
山中で、なすすべもなく蜘蛛の脚に身体を貫かれて死んでいく女子供のことを思うと胸糞悪くなる

FEは聖戦とかに比べてだいぶマイルドになった方だけど
聖魔ではどうしようもなく暗くてやるせない気持ちになるエピソードが多かった気がする
妻の死体にひたすら話しかけてた奴とか、死体となった国王が皇子に操られて軍を指揮してたとか
289名無しさん@おーぷん :2014/09/01(月)12:12:45 ID:wiz8gSkZK
画・泉晴紀、案・ダークマスター「オトナの漫画」から
「第2話・安息の地」

大企業の社長と"業者"。
「用意は全て整いました。あとは女をお選びください」
「とびきりのを揃えてくれたんだろうね」
「そりゃあもう、ご希望どおりのを。選り取りみどり。面談なさいますか、それとも写真で?」
「写真の方がギャンブルめいて面白い。本当に極上の女なんだろうな…すばらしい。こいつにしよう」

期間限定で「別の人生」を提供する業者が差し出した写真は、どれも底辺DQNにもなれないゴミのようなクズ。クズのようなカス。カスのようなゴミ。としか形容できない中年女。
社長の方は、初期の肺癌の手術で渡米しそのまま療養…という事にする手筈は整っている。
契約期間は三ヶ月。業者が用意した携帯電話を持ち、気が変わったり命の危険を感じた場合は連絡すればいい。

指定されたブルーシート小屋に行くと、すでに女が待機…イビキをかいて寝こけていた。
写真とは違い、厚化粧を落とした女の顔はたるみ吹き出物だらけ。
(すばらしい…私はずっとこんな人生を送りたかったのだ)

社長がゴミあさりを終えて戻ると、若いホームレスが女を抱いていた。
逃げた若いホームレスを追おうともしない社長に、別にとがめられてもいないのに女は言った。
「あいつ…ワンカップくれたからさあ…」
(すばらしい…私はずっとこんな人生を送りたかったのだ)

三ヶ月後。社長の荷物から携帯の着信音が鳴るので出る女。
「○○様って、あのじいさんの事?知らないよ…こないだ中坊のホームレス狩り…じいさん、ボコられちゃって…あれっきり…」

公園のベンチにぼんやり座る社長。服は破れ、顔はアザだらけ。
(自分が誰かもわからない…ここがどこかもわからない…すばらしい…私はずっと…こんな人生を送りたかったのだ…)
290名無しさん@おーぷん :2014/09/01(月)17:38:31 ID:mwMugjWXj
昔読んだハードカバーの児童書の話。
作者も題名も覚えてない。

主人公は女の子。
小さな村に住んでいて、同じ年頃の男女とよく遊んでいた。
ある日見知らぬ人が遊んでいる主人公たちに魔法の石をプレゼントする。
なんねも願いを叶える石だそうだ。喜ぶ友達とは裏腹に主人公は気味悪く思っていた。

主人公の友達の一人、女の子なのだがたまに家に訪ねてくる叔父さんに憧れを抱いていた。
街に住んでいてかっこ良くて。
訪ねてきた叔父さんが帰ったあと、友達は石に願いをかけた。
「叔父さんの足に根が生えて、ずっと家にいてくれますように」
(ここら辺の表現が外国っぽい気がする)
石が熱を帯び、友達はびっくりして取り落としてします。床を探してもどこにもない。
訝しんでると、外から悲鳴がした。
叔父さんが庭先で足が動かないと騒いでいた。
友達の両親が引っ張っても動かない。まるで根っこが生えたように。仕方なく、父親が斧で地面と足を切り離そうとするとら叔父さんは悲鳴を上げた。斧に血がついている。どうしようもなく、叔父さんはそのままに。
友達は嬉々として叔父さんの世話をした。ご飯をもってきて飲み物を上げて。
しかし段々叔父さんは食べなくなって行く。足だけでなく手や体も動かなくなっていく。喋るのも億劫になるように。
ある日叔父さんは喉が乾いたと訴えた。友達は水を入れたコップをあてがうが飲みたくないと言う。
「足元に水をかけてくれないか」
水を地面にこぼすと、叔父さんは満足そうにため息をついた。
そこで初めて怖くなった友達は、叔父さんに謝罪。事の次第を話す。
当然叔父さんは激怒。なんとかしろと言われるが、石は見つからない。
そうこうするうちに叔父さんは木に変わってしまった。

同じように石をもらった友達が願いをすると、たしかに叶うのだが後で後悔する形での叶い方だった。
最後に後悔した友達が集まって、何の願いもしてない主人公が、いままで友達がした願いを取り消すように石に頼む。
はい元通り。といったストーリー。

それぞれの願いが叶う過程を一章っといった形になってるかなり長い話。
人が木に変わっていく過程の書き方が不気味すぎていまでも覚えている話。
291名無しさん@おーぷん :2014/09/01(月)18:14:52 ID:b9poRXQsS
最近見たドキュメンタリー。
85歳になるおばあちゃんが、今でも現役のあまさんで、
元気に海にもぐってウニやらをとっていた。
ただ、規制があるそうで週に2回ほど、数もそんなにたくさんとれないようで収入は月に数万円とのこと。
おばあちゃんは冷えた体を温泉で温めてうちへ帰るのだが、
ぼろいアパートにはヘラヘラしたハゲた孫がいた。
ナレーションでは、おばあちゃんの数万円の収入だけでは食べていけないので、近所に住む息子に援助してもらっている、と。
すると、この孫とやらはニートということになる。
平日の昼間から家にいる様子からもそう伺える。
この子だけが生きがい、この子だけが…と懸命に訴えるおばあちゃんが不憫でならなかった。
ナレーションによると、家事も全ておばあちゃんがこなしているとのこと。
もういっそ、シんでやれよ孫…
292名無しさん@おーぷん :2014/09/02(火)00:19:09 ID:Oh6WJBNND
>>291
そのばあさんは孫を養うことに憔悴しきってどんより虚ろな目でもしてたのか?
いくら傍目に不幸であろうと本人が幸せだと言うなら幸せなんだから大きなお世話だろ
293名無しさん@おーぷん :2014/09/03(水)17:05:38 ID:EioPccQv6
アルフォンス・アレ「法律」

ひよわな一人息子を猫可愛がりする四十女。
医者は、海水を温めた塩風呂に毎日いれてやればじき快癒すると言った。
女は医者に、悲しい3フランを払った。20スー2枚、10スー1枚、1スー10枚。

木桶を2つ下げて海に入る女に、塩税吏が言った。
「おい、おばさん」
「なんだね、おじさん」
「何をしていなさるんだね」
「息子の治療ために、海の水をいただくのさ」
「ダメだだめだ、海水を持ち去る権利はお前にはないぞ」
「いけないのかい」
「そうさ、法律で禁じられている」
「海はみんなのものだろ」
「海水を取る権利はお前にはないんだよ」
「そりゃあんまりだ、うちの子はどうなるんだい。あたしが海水を少しだけいただいて、いったい誰が困ると言うんだい」
「法律さまさ!それ以上ごねると調書を取るぞ」

海水を採取するには、申請書を税関事務所と土木局に提出しなければならない。
急を要する場合、三ヶ月後に許可がおりる。

数日後の夜中近く、女は裸の子供を抱いて何事か叫びながら海に駆け込んだ。
女は喚きながら、子供を何度も水につけた。
見張りの塩税吏が近寄って見ると、子供はもう死んでおり、女は狂っていた。
294名無しさん@おーぷん :2014/09/06(土)01:17:11 ID:ybK1Ia6oN
新井理恵の日常茶飯事?っていうギャグ短篇

熱烈恋愛中のA男とB子カップル(どちらも20代くらいの真面目そうな会社員風)
二人の目下の悩みはB子の弟C男が二人のデートやいちゃつきを邪魔してくる事だった。
ある日ついに堪り兼ねたA男が
「君はお姉さんが大好きで僕を認められないのか!?」と強く出るが
実はC男は「僕はA男さんが好きなんだ!」と告白、
それ以降も二人の邪魔に加えA男へのアプローチも積極的にするようになってくる。
まさかの展開に疲弊しているA男だが、コンスタントにやることはやっていた。
その日もB子イチャコラしている最中、急にA男が「見損なったよ姉さん」とか言いだす。
なんと今まで愛撫をしていたA男はC男の変装で本物のA男は猿轡で縛られ
二人のべたつく様を見せ付けられていたのだった。
「相手が僕だと気付かずA男さんだと思い込むなんて姉さんのA男さんへの愛も大した事ないね」と詰るC男に
B子はポツリと「…A男さんより良かった」とつぶやく。
それでなんでかC男も懐柔され姉弟がいちゃつきはじめる中、
A男は忘れ去られており他人事のように二人のHを見つめるしかなかった。
295名無しさん@おーぷん :2014/09/06(土)12:37:42 ID:gAEbsxhxZ
アメリカのTVドラマ『Dr.HOUSE』

ハウス医師は診断医としては天才だが、毒舌で性格が捻くれていて人が嫌がることをするのが大好きな困った人である。

そんなハウスの元に軍人が訪れた。
イラクから帰還して除隊するはずだったが、なぜかすぐまたイラクに行くことになってしまった。
妻が妊娠したこともあり、もうイラクには行きたくないから偽の診断書を書いて欲しいと言う。
ハウスは、偽の診断書なんか書けないと拒否し、
「自分が若い頃は徴兵逃れにはカナダへ逃げるか足を撃ったもんだ」と言って軍人を追い返す。

暫くしてまた軍人がやってきた。足の指を怪我している。本当に自分の足を撃ったのだ。
「これで診断書を書いてくれますね?」と軍人は迫るが、ハウスは
「残念ながら足の指が4本でも軍務には影響がないと規定されている」と言って軍人を追い返した。

さらに暫くすると、軍人が車椅子に乗って現れた。
片足が膝から下がなくなっていた。
しばし見詰め合う二人の表情は、何とも言えない微妙なものだった。
2961/3 :2014/09/07(日)10:24:40 ID:W2PeOCUEa
森園みるく作画、村崎百朗案の「シンデレラ」を元にした短編。名前は適当

黒佐和…世界的に高名な映画監督
明…黒佐和の甥、黒佐和組スタッフ
和子…芸能記者

神無月りお、愛田ラブ、末広涼子…女優

黒佐和のもとに一枚のDVDが届いた。
中身は、CGを駆使してボカシをかけてはいるが、ドレス姿の美女が優雅に踊る数分の映像。
実際の映像と写真を元にしてはいるが99%CG、本人は題材にされた事を知らないだろう…という専門家の分析を知った黒佐和は、「幻の女」本人を探し出す事にした。

大々的にオーディションが行われ、三人の女優が選ばれた。
最終選考は黒佐和の離島の別荘で行われる。
別荘どころか島全体に隠しカメラが仕掛けられ、その位置は黒佐和しか知らない。
真の「幻の女」は日常生活から美しくなければ、という「世界のクロサワ」の意思である。

りおは最初から尊大だった。
黒佐和の広壮な別荘を見てはしゃぐ和子たち取材班を、貧乏人の下品な声で雰囲気が台無し!と貶し、インタビューでは女優はあんたたちとは人種が違う、趣味は男漁り、これはこのあたしのような特別の美女にしか許されない特別な遊び。とせせら笑う。

ラブは誰に対しても当たりが柔らかく、癒し系No.1の称号にふさわしい。
私服の涼子は普通の女子高生にしか見えない。
趣味はパソコンと写真なんです、暗いですよね…と微笑む涼子に、和子は好感を持った。
男性スタッフの意見は、りおは確かにオーラのある美人だが何だかカリカリして余裕がない、あれが「幻の女」であってほしくない、ラブこそ「幻の女」、と涼子は眼中にない。

涼子は再婚家庭で継母と連れ子の継姉二人に苛められて育った。
継姉二人も国民的シンデレラコンテストに応募したが惨敗。
涼子の友達が衣装やメイクを工夫してくれて、彼女はグランプリ獲得。
というエピソードが有名になり、リアルシンデレラとして人気上昇中。
2972/3 :2014/09/07(日)10:26:27 ID:W2PeOCUEa
翌朝、黒佐和は急用で島を発った。
りおはオーディションが中断されて観光気分でデジカメを構える涼子を、
「気楽でいいわね、あんたは確かに撮られるより撮る方が向いてるわよ」
と鼻で笑った。

天候が悪く黒佐和が戻れなくなった夜、りおが頭を割られて死んだ。
凶器は、涼子がお守りがわりに持ってきていた、シンデレラのガラスの靴のアクリル製レプリカ。
(国民的シンデレラコンテストのトロフィー。涼子は仕事にはこのラッキーアイテムを必ず持参していた)

明は真っ先に涼子を庇った。
わかりやすく凶器を残す犯人はいない、涼子の部屋からそれを盗んで使用したに違いない、僕も含めて全員が自分のアリバイを証明できないのだから全員が容疑者。というわけ。
(この人は涼子ちゃんを愛しているんだわ)
と和子は思った。

和子は明に、黒佐和が別荘のあちこちに仕掛けたという隠しカメラを探そうと提案した。
りおの部屋のドアが映る位置にデジカメが見つかり、タイマーで数分おきに撮影された写真の中に、レプリカ靴を握りしめ鬼の形相でりおの部屋に入るラブが映っていた。

和子と明がスタッフと一緒に小さな島の中を必死に探すと、涼子は崖っぷちに倒れていた。
抱き起こした明に涼子は、
愛田さんに気晴らしの散歩に誘われたら崖から突き落とされそうになって、でも愛田さんは足を滑らせて海に落ちた。
愛田さんは『あんたさえいなければあたしが「幻の女」!あんたはりおを殺した罪の意識に耐えかねて自殺するのよ!』
と叫んでいた、と説明した。
2983/3 :2014/09/07(日)10:28:55 ID:W2PeOCUEa
まもなく涼子を主役に映画製作が始まる。
涼子と明の交際も順調だ。
あのオーディション、いや事件以来、和子は涼子と友達になった。
涼子の引っ越し先を訪れた和子は、解きかけの荷物の中に気になるものを見つけた。
専門的な画像編集ソフトと、涼子の継母からの手紙。

『…私は私なりにあなたを可愛がってきたつもりです…あなたが女優として成功するためにはシンデレラ物語を演出する事が必要なら、意地悪な継母の汚名を喜んで被りましょう…活躍を祈っています…』
涼子はパソコンと写真が趣味だと言っていた。島ではデジカメを構えていたしノートパソコンも持っていた。
隠しカメラを探し出した涼子がラブの画像を編集し、細工したとしたら…

「みんなどうして「意地悪な継母とかわいそうな継子」のお話を求めるのかしら。ごめんね和子、気づいたからには死んでもらうわ」

黒佐和監督の独白。
(私は誰だ?世界的な映画監督?否余命わずかなただの老人だ)
(私は死ぬ前に、極上の美女を題材に映画を撮りたくなった)
(私にとって極上の美女とは、美貌のみならず優雅さと頭脳と狡猾さを兼ね備えていなければならぬ)
(あのDVDは私が作ったフルCGだ。策略を巡らせのし上がる女こそ真の「幻の女」)
(末広涼子は私に選ばれるために2人を殺した。涼子こそ私の「幻の女」)


いやいやいや、ひと3人死んでんねんでー!?と思った。
299名無しさん@おーぷん :2014/09/08(月)22:51:28 ID:06ddhnmfz
乙!それ読んだ事あるわ
りおが監視カメラに向かって「どうせお前らが見たいのはこれなんだろ〜!?」って
股おっぴろげてオ●ニーしてたw
300名無しさん@おーぷん :2014/09/09(火)03:23:35 ID:MyQ32zZeb
>>294
一応ギャグ漫画で、非腐女子の作者が腐女子っぽいものを描いたって感じだったが
とにかく色んな意味で気持ち悪かったな
301名無しさん@おーぷん :2014/09/09(火)11:17:31 ID:QZOFIANU7
星新一ショートショートの広場、または阿刀田高ショートショートの花束から

彼は「恵理子」という名前が大嫌いだったが、なぜか彼を好きになるのは恵理子という名前の女ばかり。
えり子や江梨子や絵理子ではなく、恵理子だけ。
学校一の美少女から告白されても名前が悪いからと振って、友達に呆れられた事もある。
大人になった彼は同僚のOLを強引に口説いて結婚した。

彼は今、彼をあまり愛していないらしい佐知子という妻と、彼がうんざりするほど彼を溺愛している恵理子という母親と暮らしている。
302名無しさん@おーぷん :2014/09/10(水)11:32:39 ID:0HMjfeKyt
姉は美人で優秀、妹は太目で並以下の近所の姉妹

妹は「姉にだけは負けたくない!」と息巻いていて、
高校卒業後、すぐ公務員を狙って合コン・出来婚。
妹「念願の公務員の妻!姉に勝った!」

しかし姉は1年後、歯科医師と結婚。妹「子供いるし、私の方が勝ってる!」

姉に3人目、妹に2人目の子供が生まれる。妹「私は4人作る!勝ってやる!」
しかし2人続けて死産、妊娠できない体に。

姉の子供たちは進学校、妹の子供たちは底辺校へ。妹「絶対大学に行かせる!」
しかし妹の夫が急死、子供たちは高卒で働くことに。

姉の子供たちは、全員旧帝大へ進学。
長女は若い医師と結婚、長男は国家公務員に、次男は大学院へ。

妹の子供たちは、長女がトラック運転手とデキ婚するも暴力とギャンブルで離婚。
次女は引きこもりになってしまった。

妹は「なんでお姉ちゃんばっかり幸せなの!」と周囲に八つ当たりで、いつもイライラしてる。

「負けたくない!」っていう気持ちを持つことはいいと思うんだけど、
勝ち負けにこだわって変な方向に行っちゃったんだよね。
姉妹の両親は差別するような人じゃなかったし、姉も仲良くしたがってた。
なんでこうなっちゃったんだろうなー。

私は妹の次女(引きこもり)の立場の人間です。
3031/2 :2014/09/15(月)15:37:09 ID:JhsyZZufa
フレドリック・ブラウン「ドーム」1958年刊行

37歳の男、朝のラジオニュースでアメリカのある都市が全滅した事を知る。
ソ連の核ミサイルに違いない!と思った男、28歳の女秘書にプロポーズしてあっさり振られる。
あんまり急だし、そういう事はもう少しロマンチックにしてほしいし、男の事は偉大な科学者と思い尊敬もしているが異性だと意識した事はない、というわけ。
男は秘書に説明する。

男は以前、政府の依頼で最強シールドを開発していた。
装置を中心に球状の磁場を発生させ、外部の影響を受けない強力なシールドだ。
ただし発生させる時に莫大な電力が必要で、電力はシールドの大きさの3乗に比例する。磁場の維持と解除にはたいした電力はかからない。
つまり、アメリカの街々なり軍事施設なりを守る大きなシールドを複数作るには、アメリカ全土の電力を消費しても足りないのだ。
政府は研究を捨て、男は野に下った。

男は秘書に都市が1つ全滅した事を告げ、君を救いたい、今すぐ結婚しなくとも友達として一緒にいてほしい、今まで研究一筋だったがこれからは君を愛する事に専念できる、と説得に努めるが、秘書は男の自宅兼実験施設のビルを出ていこうとする。
若い頃に看護婦の訓練を受けた事があるから有事の際には役に立つ筈、と主張する秘書を、男は止められなかった。
秘書が駆け出すのを見送った男は、装置を作動させた。

自宅兼実験施設のビルがすっぽり入る半径10mあまりのシールドができ、外の様子が見えなくなった。
あれから30年、男は何度もシールドを解除しようとしたが、死の灰の恐怖、文明を失い野蛮人に逆戻りした生き残りに殺される恐怖で、男はたった一人の生活を続ける事を選んだ。
3042/2 :2014/09/15(月)15:38:46 ID:JhsyZZufa
生き残りの人類は野蛮人だろうか、せめて農耕時代になっていれば自分の知識を分け与えて感謝されるだろうか、と思った男は装置のスイッチを切った。

灰色のシールドが消え、見慣れない様式の整然とした早朝の街が現れた。
核戦争後わずか30年でここまで文明が復活するものだろうか、と思いながらビルを出てもう開店している商店に入ると、若い店主がまじまじと男を見た。
男が恐る恐る訊ねると…

30年前、最終戦争の気配を嗅ぎ付けた銀河連盟の大艦隊が地球に飛来した。
都市が1つ全滅したのは、全くの事故。ソ連の核ミサイルではない。
核を動力にした宇宙船が一機墜落したのだ。
艦隊は誤解を解き、地球は銀河連盟への加入を許された。
今や世界政府ができ、銀河連盟の一員となった地球は火星と金星に植民し、恒星間旅行も可能となった。
そればかりか…

店主は気の毒そうに男を見た。
「あなたはお幾つで?」
「67だ」

…そればかりか、銀河連盟が教えた長寿法で人類は数百年の寿命を得た。
これはせいぜい50までに受けなければ意味がない。

男は礼を言い、ふらふらと店を出た。
あの日ラジオニュースをもう少し聞いていれば、今頃は相変わらず美しい女秘書と暮らす事もできたのだ。

親切な銀河連盟は男が求めるもの、すなわち磁場を再現する為の莫大な電力を気前よく与えてくれるだろうか。
そうすれば男は、短い余生をシールドの中で、たった一人で送る事ができる。
男はかつて恐れていた死を、彼の人生と同じ孤独な死を待ち望んでいた。
305名無しさん@おーぷん :2014/09/17(水)18:44:46 ID:w7fTSKd4p
匿名探偵2 第3話より

「舞台役者になるために家を飛び出して行った娘を探し出してほしい」という良家の婦人からの依頼を受けた匿名探偵(演:高橋克典)
調査の結果、娘は「劇団新木」という小規模の劇団で若手の役者として活躍していた。
娘は今度公演となる舞台「社内恋愛禁止法」という演劇のヒロイン役として抜擢される。
ヒロインに選ばれたことに喜ぶ娘を温かく見守っていた匿名探偵であったが、
劇団新木に所属していた元舞台役者で、今は居酒屋で働いている松本という青年から、とんでもない事実を聞かされる。

劇団新木のプロデューサーである柴田(演:宮川一朗太)は、演劇のワークショップ(演劇の講習会兼オーディションのようなもの)を開いて、
見込みのある役者志望の人達をスカウトし、その人達に「芝居に出させてやるから俺に金を出せ」と要求し、
そのうえ、公演の時にはチケットのノルマを押しつけていた。
役者達はみな貧乏なのだが大好きな芝居がやりたくて、仕方なく柴田の言うことに従っていた。
要するに、劇団新木の演劇の客は、芝居を見に来てくれるお客ではなく、芝居に出演する役者だったのである。
柴田はそのやり方で、100万の利益を出して私腹を肥やしていた。
(「芝居に出てその出演料をもらえる」というのは、一部の大御所の役者、あるいは大手の人気劇団の話であり、
中小規模の劇団は、役者やその家族に金を払ってもらうなどして、なんとか体制を維持しているという現状であったりする)
演出家の山西(演:相島一之)は、才能が枯れて業界からお払い箱になっているところを柴田に騙されて、人寄せパンダにされている被害者なのだが、
彼も彼で女狂いという悪癖の持ち主であり、柴田が勧める女優志望の卵達を特訓と称して性行為を行っていた。
松本の彼女であった美香も、柴田に全財産を奪われ、山西に純潔を奪われ、挙句の果てには金欲しさに知らない男に誘われるままにホテルに行って、命を奪われてしまった。
松本の話を聴いて怒りに心頭した匿名探偵だったが、柴田のしていることはどこの劇団でも大なり小なりしていることだし、
山西についても、法のお裁きを受けるほど悪いことをしているわけではなく、むしろ彼も柴田の被害者である。
そして、二人を告発するようなことをすれば、ヒロインに抜擢されて舞い上がっている娘の夢を壊してしまうことになりかねない。
どうすればいいか苦悩する匿名探偵だったが、意を決して、柴田と山西を仲違いさせる作戦を決行した。
結果、柴田と山西は公の場で大乱闘を起こし、警察の事情聴取を受けることとなり、そのせいで劇団新木は解散となってしまう。
娘は匿名探偵に「私の夢を壊して、そんなに楽しい!?」と怒りの言葉をぶつけるが、探偵は「お前の夢はそんなことで壊れるもんなのか?」と優しく語りかけた。
その後、娘はまた新たな劇団で舞台役者の夢を追いつづけている……という話だった。

話は一応ハッピーエンドで終わってるんだけど、探偵の取った作戦のせいで劇団が解散してしまって、
そこにいた役者達は路頭に迷う羽目になって、いったいどうするんだろうかと疑問に思った。
娘のように新しい劇団に遺跡できればそれでいいけれど、もし移籍出来なかったら、完全に探偵のせいだよな…。
山西も女狂いであることを除けば、演劇にこだわりをもって取り組んでいたことも事実だし…。
それに、もし娘が新しく入った劇団でまた同じようなことに出くわして、美香みたいに全財産を奪われることになったらどうするんだよと。
匿名探偵のドラマの中でもいろいろとモヤっとする話だった。
306名無し :2014/09/18(木)20:23:47 ID:RmorP438i
>>294
これは後味悪い…主人公は娘のために善意と正義感をもって行動したが
そのおかげで劇団の役者たちも娘も路頭に迷う羽目に。
せめて娘の再就職先が決まりましたENDにしてくれりゃよかったが
雇ってくれる劇団探してるとこで物語が終わったのが何とも…
かといって女食いまくってる男のとこに若い娘をほったらかすのはヤバイし。

よかれと考え抜いた事が裏目に出たと言うのは
ノンフィクション・フィクション共に後味が悪い。
307名無しさん@おーぷん :2014/09/19(金)01:01:07 ID:oqrp2HAeU
CSI:科学捜査班 シーズン4 第4話「灼かれて眠れ」

熱中症で倒れる人が頻発する猛暑のラスベガス。
スーパーの駐車場で、買い物客が車の後部座席に置き去りにされている赤ちゃんを発見する。
警備員が駆けつけて窓を割って救出しようとするも、既に赤ちゃんは死亡していた。

赤ちゃんを放置していたのは夫の方で、普段は妻が見ているのをたまたま代わっていて、さらに仕事のトラブルが入ってきた為に
うっかり赤ちゃんがいたのを忘れてしまったと証言した。
だが赤ちゃんの検死の結果、血中から少量の殺虫剤の成分が検出され、殺人の疑いが出てきた。

さらにこの夫婦には、3歳で死亡した長男がいたことも判明。
長男は「テイ=サックス病」という先天的な遺伝病で死んだということになっていたが、念の為に遺体を掘り出して検死を行った。
検死の結果は、長男の死には不自然な点は無く、確かに病死だった。

テイ=サックス病は、両親共に保因者の場合に25%の確率でこの病気の赤ちゃんが産まれる。
生後6ヶ月以降に発症、身体能力が著しく低下し、さらに目や耳が聞こえなくなり筋萎縮が始まり麻痺を起こし、遂には死亡する

さらにこの病気には現在治療法が無い。

車に置き去りにされた次男の方は、生後3ヶ月段階の検査ではテイ=サックス病は陰性と診断されていた。
だがここ最近になって、目に赤い斑点が見つかったり首のすわりが悪かったり、テイ=サックス病の兆候が現れた。
夫婦は次男もテイ=サックス病だと思い、また長男と同じ辛い闘病生活をおくらせるのを不憫に思い、わざと車に置き去りにしたの
だった。

しかし再度の遺伝子検査でも、次男はテイ=サックス病に陰性だった。
実は妻が庭いじりをしていた時の殺虫剤が次男に影響を与え、テイ=サックス病と似た症状が出たのだと判明する。
この事実を告げられた夫婦は言葉を失った…。
3081/3 :2014/09/20(土)11:23:46 ID:x1ULCzCUS
H・P・ラヴクラフト「外宇宙の色彩」訳者によっては「宇宙からの色」

アーカム郊外に、「焼け野」と呼ばれる不毛の地がある。
灰色の塵のようなものが一面に敷き詰められ或いは降り積もり、風雨の影響はないようだ。
元は農家だったらしい土台石と崩れかけた古井戸とねじくれた貧相な木があるだけの「焼け野」は、貯水池の底に沈む予定だ。
調査員の私は「焼け野」を薄気味悪く思い、わざと遠回りでアーカムに戻った。

アーカムの酒場にたむろする連中によると、「焼け野」は昔Aという一家の農園だったが井戸に隕石が落ちてああなった、一家は殺しあったんだか病気だかで全滅。
彼らはまた、耄碌農夫B爺さんの言う事は信じるな、とも言った。
だから私はBを訪ねた。
「焼け野」近くに一人暮らしのBは酒場にたむろする誰よりも明晰な頭脳と確かな記憶力を持っていたが、無気力で「焼け野」の方を気にするような様子を見せた。

昔、A農園の井戸近くに隕石が落ちて学者連中が調査に訪れた。
隕石にあるまじき事だがそれはくすぶりながら小さく縮み、殻のようなものと見たことのない色合いの小さな球に分かれ、球は幾つか井戸に落ちた。
球も殻も、スペクトル分光にかけても地上のどの元素とも一致しなかった。
翌朝、坩堝に入れられた隕石のかけらは跡形もなく消えていた。

夏、A農園の果樹は大きく香りのよい実をつけたが、どれもひどい味の見かけ倒しだった。
牛がひどい味の乳を出したのでA一家が牛を離れた牧草地に移すと、乳の味は元に戻った。

秋、果樹が残らず枯れた。
A一家は無気力で神経質になったが、学校に通う三男はまだましだった。

冬、A一家は引きこもりがちになった。
ウォンバット狩りの少年たちが、A農園ではウォンバットが変な具合に跳び跳ねると騒いだ。
確かにA農園では、狐やリスが雪原におかしな足跡を残した。井戸のまわりが特にひどかった。
A農園では犬は無駄に吠え、馬は怯えるので誰も近寄らなくなった。
3092/3 :2014/09/20(土)11:27:45 ID:x1ULCzCUS
Bだけは時々A農園を訪れていたが、Aはだんだん元気をなくし、そういえばA夫人や三人の息子たちも姿を見せなかった。
Aは、夫人が狂ったので屋根裏に閉じ込めた、三男も狂ったので閉じ込めた、長男と次男は井戸に水汲みに行ってから戻らない、井戸のまわりの木が風もないのに脈打つように震えると言った。

Bは保安官に、Aは瀕死、A夫人と三男が監禁されている、長男と次男は井戸に落ちて死んだらしいと訴え、警官隊を引き連れてA農園に戻った。
Aは灰色に萎びて死んでいた。
屋根裏のA夫人と三男も同じ姿で死んでいた。
井戸をさらうと、白骨死体が二体と小動物の骨がたくさん見つかった。
井戸の底には得体の知れない粘液が溜まっていた。

検分が終わったのは夜で、不気味な農園を夜に通るのが嫌だったBは、保安官事務所に戻るのは朝まで待つよう進言した。
井戸からあの隕石の中身と同じ色合いの光が立ち、Aが生前言っていたように木々が風もないのに脈打つように震えた。
井戸の光は稲光のように勢いよく空へ走り、朝になると農園の植物は残らず枯れていた。

Bは教養のない農夫の飾らぬ言葉で、隕石は種かタマゴだったのでは、と推測した。
農園の植物や瘴気で惑わせた動物から精気を吸いとって成長し、ずっと眠っていたのが骨をさらう時に棒で突いたので目覚めて帰還したのではないか、と。
「焼け野」が貯水池に沈むと聞いて、Bはほっとしたようだ。

私は辞表を出した。アーカムの水は何と言われようと絶対に飲まない。
新聞によると、「焼け野」は毎年少しずつ拡がっているそうだ。
私は「焼け野」の古井戸から瘴気が立ちのぼり、日光を歪ませているのを見た。
Bの話では、井戸に落ちた球は1つではない。残党がまだいるのだ。
工事が始まったら現場監督に手紙を書き、Bの様子に気を付けてくれるよう頼まなければ。
A一家は無気力になっていったとBは言ったが、B自身もまた無気力に見えた。
私は親切なBが、灰色に萎びて死ぬ様子など見たくないのだ。
3103/3 :2014/09/20(土)11:28:42 ID:x1ULCzCUS
付記。アーカムの隣町キングスポートは、短編「霧の中の不思議の館」の舞台。
キングスポートの崖の上には古代の神々が集うと噂され、町民は近づかない館があり時々賑やかな笑い声が聞こえるが、町の長老はそれをあまり喜ばない。
古い習慣をバカにする若者が館を訪れて魂を奪われ抜け殻のようにおとなしくなって戻り、館はますます賑やかに、町から活気が失われてはいけないのだ。
それに、館が賑やかになると邪悪な神々に目をつけられるかもしれない。
アーカムには「焼け野」の有害物質が溶けた貯水池があり、二つの町の未来は暗いな、という後味の悪さがある。

作者はSF界へ進出しようとこの作品をSF専門誌に送ったが、1語0,2セントという最低以下の稿料を得たのでホラー小説界にとどまった。
当時は1語0,5セントでもしみったれと言われたそうです。
311名無しさん@おーぷん :2014/09/20(土)20:43:07 ID:GhoKh1o4d
10年ぐらい昔のペンギンクラブというエロ漫画雑誌に載ってた漫画

主人公は男子高生で、骨董屋の店先に飾られている等身大の少女の人形に魅せられる。
店主の老人に「この人形はいつからあるの?」と聞くと「ひい爺さんの代からあるらしいよ」
「(それにしては傷一つついていない・・・)」

ある日、いつものように骨董屋の前を通ると男が少女人形を押し倒していた。
憤怒し店に入ると男の姿はなく、人形は床に無造作に転がっていた。

人形に近づくと、突然人形が動き出し男子高生を誘う。

事がすんだ時、男子高生は生命力を吸われ塵となって消える。
その様子を天使のような笑顔で見つめる少女人形・・・

後日、骨董屋の前を通りかかった少年がまた少女人形に魅せられ・・・
と、いうところで終わる。


結局少女人形が何者だったのかという説明も一切なし。
少女漫画のような可憐な絵柄のエロ漫画読んでたらまさかのホラー展開でびっくりした。
312名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)16:46:36 ID:BixOfaU3N
西秋生「いたい」
星新一編・ショートショートの広場1から

就職した僕を追いかけるように上京した姉は、おそらく初めての恋をした。
姉の恋人は姉の目の前で轢死したそうだ。
それ以来姉は身体中が痛いと泣き暮らし、恋人の断末魔の苦しみを感じていると主張している。

木造アパートのドアの外まで姉のうめき声が聞こえたような気がして、仕事帰りの僕はうんざりした。
「姉さん、入るよ。…まだ痛むのかい」
「ありがとう、でもいいの。ほっといて頂戴」
姉は奥の六畳間で床に正座し、ベッドに上半身を投げ出してうめき続けている。
酒でも飲めば痛みをごまかせるんじゃないの、と提案しても、飲みたきゃ一人で飲みなさいよ、私は愛する人に目の前で死なれたのよそんな気になれないわ、と返されたので、僕は一人で焼き鳥屋に行った。

姉はまだうめき続けていた。
うんざりした僕は、酔いに任せて言ってしまった。
「姉さん、いい加減にしろよ。いつまで猿芝居を続けるつもりなんだ」
近頃太りだし、さらに醜くなった姉は泣き濡れた顔をあげて僕を見た。

「よく思い出してみろよ、そいつは本当に姉さんの目の前で死んだのかい」
「違うだろ、そいつは姉さんを騙したんだ。姉さんは捨てられたんだよ」
「惨めな思いをしたくないから、そいつが目の前で車にはねられたなんて嘘を…」
「自分を騙すのもいい加減にしろよ」

姉は絶叫の形に口を開け、でも声は出さず、輪郭から崩れはじめ、消えてしまった。
僕は、幻肢痛(ゴーストペイン)という言葉を思い出した。

姉は不実な恋人が目の前で死んだと思い込む事が生きがいになっていたのだろうか。
…僕の胸の奥がちくりと痛み、それは段々と強く激しくなり、いつまでも消えなくなった。
313名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)22:31:45 ID:KlQMgzJSy
西村賢太の『悪夢━━或いは「閉鎖されたレストランの話」』

屋根裏に住んでいる、ネズミ一家の元に全身が焼け爛れた兄が運び込まれる。見るも無惨に変わり果てているが、何とか息はあるらしい。
彼等の住むレストランのオーナーが変わった事が全ての元凶だった。前のオーナーはネズミの存在をある程度黙認しながら経営を行っていたが、現在のオーナーは大量の罠を仕掛け、その嗜虐趣向をネズミに向けていた。彼によって、兄が運び込まれた後もまた一匹また一匹と数は減っていく。姉はレストランのオーナーから逃げた先でドブネズミに捕まり、輪姦されて殺された。上の弟はホウ酸団子にやられた。こうして残ったのは何も言えぬ何も見えぬ兄と、生活能力の低い妹と弟だった。

兄は夜中、焼けた体を走らせて厨房へ向かう。仕込み中の名物料理であるカレーの入った鍋を見つけて、その中へ飛び込んだ。
314名無しさん@おーぷん :2014/09/28(日)22:38:26 ID:KlQMgzJSy
すまん、ミス
>>313の続き

ネズミに気付かずにそのカレーライスを出したレストランは閉店に追いやられ、ネズミ一家の住処は廃墟となった。
「お兄ちゃん、何処へいったのかな」
「何処へ行ったんだろうな」
そう二人で話しつつも、幼い二人はかつての地獄を忘れてのんびりと暮らしていた。

ある夜、妹は轟音と地響きで目が覚めた。はっと横を見ると、寝ている弟の上から何かが落ちて、彼が潰れる瞬間を見てしまった。とその次の瞬間には同じように自分も潰れた。

廃レストランの解体作業は滞りなく進められ、数日後には更地となっていた。
315名無しさん@おーぷん :2014/09/29(月)23:25:33 ID:xMyq1ywIM
フリーゲーム「ダリヤ~Lasciatemi morire~」
生体兵器で運動性失語症の少女ダリヤが災害を起こした賞金首の科学者を目指す物語

ノーマルエンドは以下が判明する
・賞金首はダリヤの実の父親
・父親がダリヤを生体兵器に改造
・その影響で声を失った
が、ダリヤが賞金首を目指した動機がわからない


ダリヤの動機は、真エンドで明かされる

科学者の女性を仲間にして父親を倒すと、女性が母親だとわかる
母親から一緒に世界を再興しようと誘われる
が、コロす

コロした直後
何故か声が出るようになり、ダリヤが一人で語り始める

「救いのないバカばかりだから、誰にも理解できないだろうけど
私は歌うことが出来るだけで良かった。

友達も家族も全部が石ころと同じ。
タヒにかけて生体兵器にされたけど、許せなかった。

歌えないなら生きてない。

いまさら出てきて母親面すんな売○。死んで当然よク○女。

これからは好きに生きる。歌って殺し続けるの。
誰も私を止められないなら、世界は私を受け入れたんでしょ?」


ゲーム作者は
ダリヤは生まれつき自閉症気味で歌うことしか興味がない偏った人間
周りの人間(プレイヤーも含め)が勝手なイメージをダリヤに投影していただけ
と書いていた

後味悪い
316名無しさん@おーぷん :2014/10/01(水)22:46:08 ID:nKPGInGu7
宗田理の僕らのヤバイト大作戦という小説

シリーズ物らしいがこれしか読んだことないのでおかしいところがあるかもしれん。

少年少女達が親が働けなくなった同級生を助けるため様々な方法で金の工面をする話。

その金策の一つに
血統書付の雌猫を追い回している野良猫がいて
一回でも野良猫と交尾すると血統書の価値がなくなるが
家の中に閉じ込めておくと病気になるから一週間に一度だけ散歩をさせる。
その間に野良猫が近づかないように見張っておいてほしいというバイトを受け持つというシーンがある。

が、実際は見張りなどせず

「血統書とか人間の都合。猫も好きな奴と結ばれるべき」
「二週間もしたら腹が出てきてバレるからそれまでに逃げる」

それを聞いた友人も

「優しいな」
「動物の気持ちがわかるんだな」
「獣医になれば?」

と絶賛。

いやいや金もらっといてそれはないだろ?
産まれた子猫はどうなるの?かわいそうじゃないの? と

小説自体は面白かったのにそこだけがどうしても気になって後味悪かった。
317名無しさん@おーぷん :2014/10/08(水)20:24:58 ID:9314ibrSu
精神障害者の一人暮らしをサポートする、というNPO法人があるんだが、
そのパンフレットに書かれていたエピソード二つ

その1
Aさんは統失で長らく入院していたが、無事退院し、一人暮らしをすることに。
しかし、Aさんは精神障害のことを恥と考えており、病院に行かなくなった。
奇行や暴走した発言が復活し、大家や近隣の人から苦情がきてしまう。
法人の人たちが行動してAさんは再び病院に通うようになったが、
今でも数ヶ月に一度、法人にはAさんの苦情が届く。

その2
幼い頃から母親や弟とともに父親から虐待を受けていたBさんは、
父親の目をかいくぐり心療内科を受診し、結果、障害者として認定された。
法人の手を借り、母と弟とともに父親の元から逃げたBさん。
しかし今でも、Bさんは父親の影を恐れ、まともに外も出歩けないという。

このエピソードを読んで、
「すごい! 私も一人暮らししよう!」と考える人間がいるんだろうか
318名無しさん@おーぷん :2014/10/08(水)20:29:37 ID:9314ibrSu
連レスになるが
>>316
僕らのシリーズはだいたいそんなもんだよ

大人は徒党を組んで違法すれすれのずるいことばかり!
だから僕らは徒党を組んで違法行為で対抗します。

何十冊も出てるけど、大体こんな感じの話ばっかり
中二病の中高生時代は楽しんで読めるけど、
一旦冷めると中高生のDQN自慢にしか見えない
319名無しさん@おーぷん :2014/10/09(木)09:58:21 ID:l1y8Uez0v
後味悪い話をひとつ。

パーティーコンパニオンしてた時のこと。

ひなちゃんって小さくて可愛い女の子がいて、人気者でいつもいろんな宴会に呼ばれてた。
ひなちゃんは変わり者で、初対面のおっさんと口うつしでチューしたりおっぱい揉ませたりしていた。当然そんなサービスはないので、なぜあの子はよくてお前らはやらせない!といつも怒られてて嫌だった。

その日はひなちゃんと私、もう1人デブな女の子と3人でカラオケ宴会に呼ばれた。
デブな女の子は終始ネタにされ、お腹の肉をつままれたりパンチされたりしていた。
ひなちゃんはいつも通りきもいおっさんたちとチューしたりおっぱい揉ませたりしてた。
私はタンバリン。
その時1人のおっさんが、
お前も腹でてきたな?とひなちゃんのお腹をつまんだ。
そこはダメーといやがるひなちゃんにおっさんたちはヒートアップし、おっぱいはもませるのになんでお腹はダメなんだ!
パンチパンチ!と何度も腹パンした。痛がるひなちゃんの様子がいつもよりおかしいことに気づかなかった。2時間契約で私はそのまま帰ったんだが、デブとひなちゃんはお金が欲しいからと残った。(延長の場合給料が上がるらしかった。

次のパーティーの時にはもうひなちゃんはいなかった。
お気づきの方もいるだろうがひなちゃんはカラオケ宴会の時妊娠してた。旦那がお金くれなくて、生むお金欲しさに出産ギリギリまで働いてたそうなんだけど、あのカラオケ宴会でのおっさんの腹パンで流れたらしい。おっさんも酔ってたし悪気はなかったとはいえ、私も一発くらったがすごい痛かった。

あの日、デブが宴会に呼ばれなければ、私が延長についてあげれば、と考えるたびに鬱。
320名無しさん@おーぷん :2014/10/09(木)17:22:25 ID:ztQ70Stb6
抗議もしなけりゃ即座に事情を話して凶行を止めようともしない馬鹿女のお話でした
腹殴られてやばいのにさらに延長とか、本当は堕ろしたかったんだろ
321名無しさん@おーぷん :2014/10/09(木)21:49:05 ID:ZolxRDiYS
まあ、どう考えても好意的な解釈は不可能だな
322名無しさん@おーぷん :2014/10/10(金)08:08:03 ID:6XSySX509
デブ悪くなくね?wwww
323名無しさん@おーぷん :2014/10/10(金)11:34:50 ID:BSFHxBWTO
お金って怖いよね。コンパニオンの給料が時給4500だから、チューだのおっぱい揉ませるだのして8時間延長勝ち取ったらしいよ。
それでチップも含めて一日五万くらいもらってたからやめられなかったのかも。
後で聞いたらひなちゃんの旦那はパチンカスらしく、ひなちゃんの車を勝手に売ったり、母子手当みたいのも使い込んでたって。
324名無しさん@おーぷん :2014/10/10(金)16:45:00 ID:OajD3Sqej
追加設定なんていらないから
325名無しさん@おーぷん :2014/10/10(金)20:26:40 ID:sUXBsTual
追加読んでもDQNの種が駆逐されてよかったなとしか
326名無しさん@おーぷん :2014/10/10(金)22:58:21 ID:CYYQehOnr
水商売にDQNはつきものだよねー。
327名無しさん@おーぷん :2014/10/11(土)23:39:36 ID:UMepPEIBH
もし無事生まれてたとしても子供の将来を考えると後味悪いしな
328名無しさん@おーぷん :2014/10/13(月)00:11:22 ID:zWBAfuz7c
山本まゆりの「リセット」、「覚めない夢」。
このシリーズは後味の悪い話が多い。
長文で改行間違っていたらスマソ。
A子と友人のB子は地方に住む女子高生。
毎月読んでいるファッション雑誌のモデルは渋谷でスカウトされてデビューしたと知り、電車で3時間かかる渋谷にA子はB子と休日に行くことになる。
A子は芸能事務所にスカウトされ、B子は毎月読んでいるファッション雑誌の編集部にスカウトされる。A子は親にスカウトされたことを言うが、
親に反対されて名刺も破られる。B子はファッション雑誌に毎月載ることになった。A子は後悔しているときにリセットを請け負う番人が現れ、リセットをする。
A子は親に事務所の名刺を見せた日に戻る。A子はなんとかその場をごまかしてその翌日家出同然に渋谷に行き、スカウトされた芸能プロダクションに連絡をする。
事務所に通されたA子は薬物入りのジュースを飲む。A子は綺麗な光の幻を見て、その間に脱がされ、写真を撮られる。翌朝、腕は手錠でつながれていた。
この事務所はスカウトした女性を薬物漬けにしていかがわしい職業に従事される所だったのだ。薬物を注射されて禁断症状も出るようになったA子。
A子は2回目のリセットをする。A子はまた家出同然で渋谷に行き、スカウトを待っていた。しかし、スカウトされず、夜になってしまう。
そして、C男にナンパされ、同棲することに。C男はA子と趣味も合う男で、A子は今度こそは、と意気込む。
ある日、C男がスプーンに薬物を乗せてあぶっているところを見てしまい、A子も勧められるまま吸う。
しかし1回目のリセットの世界で経験したものと同じと知り、やめてほしいと言うが、C男はあぶって吸う分は問題ないし、C男の友達もやっているという。
A子は流されるまま薬物に溺れていく。C男は薬物の過剰摂取で死亡、A子は警察の手を振り切りC男の薬物仲間と薬をやり続ける。
A子はこんなのは自分の望んだ世界じゃない、と絶望し、リセットを請け負う番人が現れる。
リセットは2回までしかできないが、A子だけ特別扱いで3回目もできるという。A子は渋谷には行かず家族と一緒に地元で暮らす道を選んだ・・・、と思ったら本当はA子は薬物の更生施設の中。という話であった。
後味が悪いがなかなか秀逸なラストだし、例えリセットできても幸せになるとは限らない、と思った。
話にならないが、A子は名刺もらった後に事務所の評判をググるべきだろう、と思ったが、スカウトされて舞い上がっているからそうもいかなかっただろう、とも考えたよ。
329名無しさん@おーぷん :2014/10/13(月)20:00:06 ID:3wniAcWM2
朝刊でチラ見した、何か賞をとったらしい広告

くま介絵日記、というタイトルで紙面が四分割されている。
1…今日お父さんが命がけで魚をとってきてくれた
(親熊と子熊と魚一匹)
2…今日はごちそうがいっぱいだね
(親熊と子熊と魚やらウサギやら木の実やら)
3…今日はなにもとれなかった/こんな日もあるさ
(親熊しょんぼり)
4…お父さんは帰ってこなかった
(子熊がぬいぐるみのように座っている)

里に近づきすぎて駆除されたか、ボス熊にやられたか、いやそれ以前にオス熊が子育て?とか考えるよりも子熊がかわいそうで何の広告か忘れた。
330名無しさん@おーぷん :2014/10/14(火)23:15:04 ID:3dZQpId1K
古畑任三郎から。
まあだいたいこのスレ的には田中美佐子の話が定番だと思うけど、個人的に沢口靖子の話かな。

話はだいたいこんな感じ。

犯人は沢口演じる私立女子高教師A。Aの勤める高校は物凄く規律が厳しい。Aは卒業生であり、厳しい規律を恐ろしいほど守り、生徒にも強要することで嫌われていた。そしてこの高校には自由な感じで生徒にも人気がある男性教師Bもいた。当然AはBと対立していた。ある日AはBを殺害する。そのあと古畑が捜査を担当し、Aに目をつけるも肝心の動機がわからない。そんな中、Aが女子生徒から口紅を没収していたことをつきとめる。口紅は未使用だったはずなのに使用したあとがあった。古畑は動機を解き明かす。Aはつい衝動的に規律を破り口紅を塗ってしまうが、その直後にものすごい後悔に苛まれる。しかしそれを運悪くBに見られてしまう。Bを殺した動機は口封じってわけでもなく、ただ見られたくない姿を一番見せたくない人物に見られてしまい恥ずかしかったから。正直動機も理不尽すぎるし、そのあともやけに美化してて後味悪かった。
331名無しさん@おーぷん :2014/10/17(金)10:25:50 ID:si1AtqpkE
呪みちる「青空の悪魔円盤」

A男は、臨海学校の後でUFOが見えるようになった。
空を埋め尽くす数のUFOを指差して叫んでも、クラスメートには何も見えないらしい。
隣のクラスのA子だけは、
「A男君にも見えていたのね…あたしはずっと幻覚だと思っていたの」
と言うので二人は意気投合した。
UFOが見えないクラスメートは、A子はオカルトマニアのメンヘラだから近寄るな、と諭す。

ある日A子は、A男に背中を見せた。
背中には、A男が描いて見せたUFOと同じ形が火膨れのように赤く盛り上がっていた。
朝起きたらこうなっていた、これは「やつら」の警告に決まってるからA男君も手を引いてほしい、と言われたが、A男はますますエキサイトする。

「警告」以後、A子はUFOの事を口にしなくなった。
侵略者からみんなを救おう、A子がやらないなら自分一人でも、と躍起になったA男は、A子の背中を偶然見た。
A子の背中は傷ひとつなかった。

A男が見せてくれたUFOの絵のとおりに爪で引っ掻いて洗剤をつけてわざとかぶれさせただけ、と打ち明けられたA男は愕然とした。
本当はUFOなんか見えてない、嘘をついてでもA男君に近づきたかったの、と告白されたA男は、「やつら」に洗脳されたのか!と叫んでA子を殺した。

A男は、空を見ろ、UFOだらけだ!侵略者を倒せ!お前ら目を覚ませ!とわめいて車道に飛び出し、トラックにはねられて死んだ。

葬儀の後で、クラスメートの会話。
「…解剖したら、頭の…脳味噌の中に、○○ウニの子供がいっぱい…」
「…びっしり…」
「…ほら、あいつ、臨海学校で膝にケガ…」
「…その時に、○○ウニのタマゴだか赤ん坊だかが…」
「…あいつには、きっと本当に見えていたんだ…」
「…青空に、UFOみたいな丸くて平たい○○ウニが…」
332名無しさん@おーぷん :2014/10/21(火)13:02:55 ID:WF5tZ00MS
コンビニの漫画で呼んだ話かな。ちょっとうろ覚え。

あるところにAという少年がいた。少年は普通の家庭に
生まれたが、小さいころから辛い目にばかりあってきた。
彼曰くそれは選択肢を間違ってきたからだそうだ。
例えば、兄と二つのケーキを分けたとき自分の分だけ
傷んでて腹を下してしまうようなことなど日常茶飯事。

それぐらいならまだいいが、小学校で派閥争いに巻き込まれ
たこともあった。少年のクラスには優等生Bとガキ大将Cの
派閥が生まれつつあった。A少年も例外なくどちらかの派閥に
入らなければならなくなったが、結局気の優しいBの派閥に
つくことになった。しかし、しばらくしてBは転校。Cに
なびかなかったAはいじめのターゲットにされ、中学卒業まで
暗い青春を過ごす。
333名無しさん@おーぷん :2014/10/21(火)13:03:22 ID:WF5tZ00MS
やがてAは大学を卒業するまでに至ったが、その間にもいろいろな
選択肢を誤り、なんと二十代の若さでホームレスとなった。

ホームレスになってしばらくしたある日、Aは公園で炊き出しの
列に並んでいた。しかし、その日Aは運命的な出会いをする。
いつもの支援団体のメンバーに一人の若い女性が加わっていた。
彼女はとても優しくAに接してくれて、Aが恋に落ちるのに
時間はかからなかった。

Aはまじめに交際したいと思っていた。彼女がいれば、また人生を
やり直すことができそうな気がしたからだ。しかし、自分は選択肢を
間違ってきた。告白をすればまた辛い結果が待っているのではないか
と思わざるを得なかった。しかし、悩んだ末に彼女へ思いを告げるの
だった。

意外や意外、彼女からの返答はOKだった。そして、男の人生は
大きく変わっていった。彼女の親からは気に入られ、よい仕事を紹介して
もらえた。生活が安定してきたところで彼女と結婚し、マイホームを
建て、子宝にも恵まれる。今までからは考えられないほどの順風満帆な
日々が続いていたのだった。
334名無しさん@おーぷん :2014/10/21(火)13:03:41 ID:WF5tZ00MS
Aが結婚して10年後、彼は会社でも管理職と呼ばれる地位に就く。
しかし、ここで問題が起きた。部下の女性に交際を申し込まれたのだ。
要は不倫だ。もちろん、男は愛する家族のため迷わず断った。

しかしその後悲劇が起きる。何者かがAの留守中を狙って家に
放火したのだった。家は全焼。妻と子供は焼死した。Aは
ホテルに部下の女性を呼び出し問い詰めた。彼女はあっさりと
自分の容疑を認めた。Aは激高し、ハサミで女を滅多刺しにして
殺した。その後、Aは自首。今も檻の中にいるそうだ。

Aはこう言っていた。あの時不倫を受け入れていても断っていても
私は家族を失っていた。このようにせっかく築いた幸せを捨てなければ
ならない未来が来るなら、妻と交際するという選択肢はやはり間違って
いたのかもしれない。しかし、私は幸せだ。不幸続きだった人生の中に
確かに光の刺した日々があったのだから。

とまあ、こんな話だ。なんとなく思ったんだけど、最後の不倫の選択肢を見る限り
選択を間違ってたんじゃなくて、結局不幸になる選択肢しか与えられて
なかったんじゃないかって思うんだよな。間違ってたのは選択ではなく選択肢
そのものだったってことかな。
335名無しさん :2014/10/22(水)20:07:17 ID:59NKb7tQ8
>>330
懐かしいな。確かに理不尽すぎるし、殺されたB先生が悲惨。
せめてAを脅してたとかだったらまだね。
妙に覚えてるのが、最後古畑がノド渇いてAに白湯をもらうんだよね。
変に戒律が厳しく飲んで良いのは白湯ぐらいしかないんだよ
飲み終えた古畑が、白湯ってのも結構美味しいものですねと言ったら
そうかしら?私は一度も美味しいと思った事がありませんと答えたシーン

ぶっちゃけその学校で戒律守ってたのはAだけだったし
336名無しさん@おーぷん :2014/11/01(土)01:54:38 ID:pyqrQcLeu
昔のトラウマスレからのコピペですが


32:本当にあった怖い名無し:2013/07/22(月) 12:56:23.82 ID:+l//Sm3w0
インドの漫画を描いてる漫画家さんの古い漫画がトラウマ

「失われた子守唄」だか「失われた旋律」って感じのタイトルだと思ったが怖いし切ない。

ある町に刑事と家族が住んでいた。
刑事の妻はスコットランド民謡『LONG LONG AGO』を子守唄代わりに一人息子に歌い、息子は歌詞の意味も知らずに母の歌を真似したりして仲睦まじく暮らしてたが
ある日、近所の女の子と高校の校庭でかくれんぼしてる最中に刑事の息子が行方不明になってしまう。
妻は息子は必ず帰ってくると信じながらも心労のため死亡。
息子は行方不明、妻に先立たれた孤独な父親の心の支えは息子の遊び友達の少女の成長だった。

高校生になった少女は、刑事に淡い恋心にも似た憧れを抱きつつ、例の高校に通ってた。
夕焼けを見ながら教室で一人、優しかった刑事の妻を思いだしつつ『LONG LONG AGO』を歌っている少女の前に奇妙な怪物が現れる。
驚き怯える少女は非常階段に逃げるが怪物は執拗に追い掛けてくる。
「いやあ!!来ないで!!」パニックに陥る少女に「ママ!」と叫びながら怪物が襲い掛かる。
少女は誤って階段から転落、頭を強打し流血しながら最後に『LONG LONG AGO』の詞の意味を思う。
死んでしまった少女の元にやってきた怪物はこう呟く。
「ママ…てうみざてる ざっとみー…ママ」
ママと繰り返しながら少女の片足を貪り食う怪物…

怪物が兵器工場の廃液によって奇形化した人間とか次々明らかになる真実もガタブルだったし
心の支えだった少女を殺した怪物への怒りに燃える刑事と怪物の対決が悲しかった。
刑事が銃を向けたら怪物が「ママー!!」と絶叫して歌を歌いはじめ、それで刑事は怪物の正体に気付き「神よ!」と叫ぶ場面は涙腺崩壊した。
刑事が怪物と化した息子を山林に放し、息子の存在を隠すために全てを背負って車ごと海へ落ちるオチは切なすぎる。

誰も悪くないのに悪い偶然が重なりすぎ…
337名無しさん@おーぷん :2014/11/06(木)21:57:24 ID:Joqpijr7D
さいとう・たかを「ゴルゴ13」の、わりと初期のもの。うろ覚えだけど。

CIAの女職員Aがゴルゴの行動を調べている。
Aの父はCIAの大物で、Aは同じ家柄の好青年と婚約中。
婚約者から見て最近Aは少し冷淡になり、それをA父に打ち明け、若い娘は気紛れでワガママなものだ、という暢気な結論に達する。

Aはなおもゴルゴの行動を調べている。
Aはある日、女癖が悪すぎると評判の同僚に自分を一晩娼婦として扱ってほしいと懇願し、同僚は喜んでその通りにする。

数日後。某国に滞在中のゴルゴ、白人の娼婦を買う。
コトを終えた娼婦、うっとりと「ああ…デューク東郷…」とゴルゴのメイン偽名をつぶやき、(しまった!)という表情になる。
娼婦はAだった。

「依頼人…ではないな。なぜ俺の名を知っている」
Aは何も言わず、恍惚とした表情で銃弾に倒れた。
Aの死体は身元不明の娼婦として処理された。


Aの心情は語られないが、仕事で資料に接するうち「危険な男」に惹かれたのだろうと推測される。
一度ゴルゴが気になると、毛並みのいい婚約者が物足りなくなったというか、潜在的に危険フェチだったのか。
最後ゴルゴに射たれて死ぬシーンも、背景に星が飛んでキラキラしてるしA本人は「愛する人と結ばれて深いエクスタシーに達しました凄いこんなの初めてもっともっとハァト」みたいな表情だし、いやはや何とも。
338名無しさん@おーぷん :2014/11/06(木)22:22:34 ID:ZMa1KL35T
アメリカのインディー系バンド、フォスター・ザ・ピープルの「パンプト・アップ・キックス」っていう曲。
数年前高校生だった俺はこれにハマってよく聞いてたんだが、ある時歌詞の和訳が気になったのでググってみた。
その瞬間、戦慄した。以下が和訳歌詞。


ロバートは早撃ちの名手だ
部屋を見渡して狙いを定めようとしてる
何をするかなんて言うつもりはないぜ
ヤツはタバコを口ン中で転がしてる
いかしたカウボーイなんだ
ヤツはゴツいリボルバーを見つけた
親父のクローゼットの中の箱に
最初はなんだかよく分からなかったけどな
でも今、ヤツはその銃を手にお前らの所に行くぞ

おい、そこのエアスニーカーを履いてるお前ら!
逃げろ!この銃から逃げてみろよ!
そこにいるお前らだよ
逃げたほうがいいぞ、逃げろよ オレの弾より速く逃げてみろよ!(※)

親父はいつも働き詰めだ
だから帰りは夜中だ そう、夜中にならなきゃ帰ってこない
でもきっとすげえプレゼントを持ってきてくれるさ
だってキッチンのディナーはいつも冷凍モンだし
オレはずっと待ってたんだ
そして今、オレはちっぽけな手ですばやくトリガーを引く
オレはタバコを吸いながら思う
そして言ったのさ、"なあ、あんたの髪の毛は真っ赤っかだぜ どうやったらそうなるんだ?"

※繰り返し


要は主人公の青年ロバートが、家庭を顧みない父親を殺し、最後はムカつくリア充どもも銃で殺しまくるって内容だった。
・・・どう考えても明らかにコロンバインやバージニア大の事件をイメージして書いたんだろうな。
339 :2014/11/07(金)23:30:11 ID:R7mRhFCSh
昔みたレディコミの漫画
主人公は母子家庭の母親。母子家庭でも主人公は社長をして家は裕福。しかし主人公は多忙で娘は寂しさのあまりに家政婦にわがままばかりですぐに家政婦はやめてしまう。しかし、ある日主人公と同じ年くらいの家政婦がくる。家政婦は家事完璧で、娘のわがままもきちんと諭す。次第に自分の理想の母親像を持つ家政婦に娘は懐き、実母の不満を漏らすが家政婦は「お母さんはあなたのために働いているのよ」とも諭す。娘は「学校から帰ってきたら笑顔で迎えてくれる」「悩みをきいてくれる」「叱ってくれる」家政婦を慕い、本当のママ、と呼ぶようになる(家政婦はそれはだめと諭すが懇願する)
主人公は家政婦を信じ任せっきり。ある日、家政婦に酔った勢いで過去に病気の娘を病院に連れていくときに事故を起こし父娘を死なせてしまったこと、金銭で解決したことを話す。家政婦は無表情で聞く。しばらくたち、やっと家政婦に娘が懐きすぎていると疑いだし調べると家政婦は自分が起こした事故で死んだ男の妻であり、死んだ娘は家政婦の実子であることを知る。娘になにかされるのではと自宅に駆けつけるとあるのは置き手紙。
手紙には自分の正体、自分の復讐方法。家政婦は本来実子に注ぐはずだった愛情、しつけ、親がすべききことを惜しみなく娘に注いだこと。その手紙を読む主人公の前に娘が帰宅する、いつもいるはずの「本当のママ」はいなくて「自分を独りにする母親」がいる。家政婦を探し、本当のママを返せと叫び暴れる娘を抱きしめる主人公。
家政婦の手紙は「親子の絆を再構築できますか?」で終わる。
遺族の顔すら覚ていなかった主人公も、赤の他人を慕い実は復讐方法にされた娘も、復讐しても愛する家族は戻らない家政婦も誰も救われないよなぁと感じた。
主人公は事実を話しても話さなくても娘に嫌われるし、娘は事実を知れば確実に傷つく。

題名不明ですいません。
340名無しさん@おーぷん :2014/11/10(月)18:13:27 ID:rVxDtuSbU
水木しげるの短編のボヤ鬼(き)という話
ボヤ鬼はごくごく小さな鬼のような妖怪で卵のころに人間に寄生して
宿主のぼやきを食べて成長するんだけど成長しきると宿主を食い尽くして
宿主本人に取って変わる、取って変わられた人は前にも増してぼやくようになるという。

よくある人がぼやくのは妖怪が取り憑いてるせいってのじゃなくて
妖怪自体が人になりすましてるというのが後味悪い
341名無しさん@おーぷん :2014/11/11(火)21:06:37 ID:42kbH0hEf
NHKで放送されている三谷幸喜脚本の人形劇「シャーロック・ホームズ」より

この話でのシャーロックホームズは、全寮制の名門校の生徒という設定となっていて、
ワトソンやモリアーティなどの登場人物も、学校の生徒や教師として登場している。
その中の話の一つである「赤毛クラブの冒険」が、話のあとのことを考えると、後味悪かった。
(ちなみに元ネタの話は、ホームズシリーズ二作目の話である「赤毛連盟」)

真っ赤な髪を持つ2学年生徒ジェイベズ・ウィルソンは、ホームズとワトソンにある相談をしてきた。
ジェイベズは自分と同じような赤毛の持ち主であるダンカン・ロスに赤毛クラブに入らないかと言われ、その場の勢いで入会した。
ダンカンの話によれば、イギリスの各学校に赤毛クラブの支部があり、ロンドンに総本部があるらしく、
クラブの活動内容は、「全てのモノを赤い色に染め上げる」というものであった。
ジェイベズはその日から部室の物置部屋で、ダンカンが持ってきたものを赤いペンキで塗り立てていた。
ダンカンはジェイベズが塗ったモノを総本部に届けてくるといって、部室を後にしていた。
ジェイベズはあまりにも奇妙に感じるが、黙ってクラブを抜けるわけにもいかないし、
モノを赤く塗ることに楽しさを感じていた。
それでもやっぱり気になるのは気になるから、赤毛クラブについての調査をしてほしいとジェイベズはホームズに依頼をした。

ホームズはジェイベズの話と彼が塗った赤いモノの詳細を調べ、赤毛クラブの正体を突き止めた。
そもそも赤毛クラブはダンカンがでまかせで作り上げた幻でしかなく、ダンカン自身も赤毛ではなく、ウィッグを付けて赤毛と見せかけていただけだった。
ダンカンがジェイベズを騙して色々なモノを赤く塗らせていた理由、それは、学校が立ち入り禁止にしている池にいる白鳥の絵を描くためだった。
美術部に所属しているダンカンは、池の水草を食べにやってくる白鳥の絵を描くために、顧問に黙って池に行って、白鳥の絵を描いていた。
しかし、その池に帰宅部のジェイベズが暇つぶしのために石投げをしにきていたことを知る。
白鳥は人が池に石を投げたりすると驚いて逃げてしまうため、白鳥の絵を何としても完成させたいダンカンは、
ジェイベズの赤い髪から「赤毛クラブ」という架空のクラブを思いつき、ジェイベズをそのクラブに入会させ、
ジェイベズがいろんなモノを赤く塗っている間、ダンカンは池で白鳥の絵を描いていた…というのが真相だった。
ダンカンが描く白鳥の絵を見て、ホームズは「彼は将来、芸術家として大成するだろう」とワトソンと語り合った。
そんな事実を知らないジェイベズは、部室の物置小屋に行くが、物置小屋には「赤毛クラブは解散しました」という貼り紙が貼られてあり、ジェイベズは肩を落とした…。

ホームズのはこの事件を「芸術的な事件だ」と言っていたけれど、ダンカンがジェイベズを騙していたことには変わりは無いし、
それに、ダンカンに騙されたことを後にジェイベズが知ったら、ダンカンとの仲は最悪なことになりそうで後味が悪い。
ホームズもジェイベズに真実を話してないっぽいし、これで良かったのかな…と感じた。
3421/2 :2014/11/13(木)11:46:04 ID:1pL61EhUD
小松左京「保護鳥」

一人旅の日本人観光客がその寒村の小さなホテルに泊まると、ロビーにたむろする村人がいっせいに愛想よく声をかけた。
ジャパンから来たのか、ニッポンは元気にしているか、公害の被害を受けちゃいないか、ニッポンの数は増えたか、とどうもよくわからない質問ばかり。
しばらく噛み合わない話をして、ニッポン・バード、ニッポニア・ニッポンつまり朱鷺の事だとやっとわかった。
絶滅が危惧されるたいへん珍しい鳥を政府は関係なく村独自で保護しているので、日本の朱鷺には親近感を持っているそうだ。

だが、彼がその珍鳥の事を訊いても村人は口を濁す。
名前はアルプ鳥、かつて害鳥とされ彼らの祖先が殺しまくったのでこの村の保護区に2つがいしか残っていない。
害鳥ではあるが基本的に臆病で、こちらが手を出さなければ害をなさない。
繁殖期(ちょうどこの時期)には特別な餌が必要だが、捕まえるのが難しいようでなかなか数が増えない。
繁殖期には狂女か猛獣のような夜鳴きが激しい。
非常に敏感で、人間が近づけば巣を放棄する。

呆れた事に、ロビーにたむろする村人たちは誰もアルプ鳥の姿をはっきり見た事はないそうだ。
ロビーにも彼が泊まる部屋にもアルプ鳥の写真が飾ってあるが、ブレブレで逆光の素人写真で、大きな鳥が飛び立つ所らしいとどうにか見てとれるだけのひどい代物。

勿体ぶりやがってどうせもうとっくに絶滅してんだろ、なんの特徴もない寒村の誇りが嘘と捏造か、と思ったが、彼は村人の案内で野越え山越えアルプ鳥保護区に出掛ける事にした。
沼が点在する窪地を囲むように柵があり、木の門には
【アルプ鳥生息地】【鳥獣特別保護区につき立入禁止】
の札がある。
カメラを取り出した彼に案内の村人は、繁殖期のアルプ鳥は非常に気が立っているからと撮影禁止を厳命した。
3432/2 :2014/11/13(木)12:04:33 ID:1pL61EhUD
やっぱり絶滅してるんだ、村人がアルプ鳥を語る時の恍惚とした様子はただ事じゃない、この村は消えた鳥を神格化している、と彼は思った。

ホテルのロビーでは村人たちが、
あれは本当に日本人か、朱鷺の事を訊ねたらしどろもどろ。
いや「知らせない」のはかえっていい事かもしれん、物見高い野次馬や無責任なマスコミは保護なんか知ったこっちゃないんだから。
などとこそこそ話している。
彼は礼儀正しく、聞かなかったふりをした。

彼はいかにも景色を楽しみに来た観光客でござい、という様子でさりげなく出掛けた。
わざと遠回りして保護区を見下ろす丘に立ち、望遠レンズを向けると黒い影が見えた気がした。
目を凝らすと草かげに子供の顔が見えた。

気がつくと村人が彼を囲んでいた。
これだけ離れてシャッター音が届くわけないだろう、と抗議しても、我々のアルプ鳥は不思議な能力を持っていて必ず人の気配に気づくのです、繁殖期は撮影禁止と昨日申し上げましたよね、と押し切られ、彼はホテルを追い出された。
手回しよく、車にはもう荷物が放り込んであった。

橋崩落につき迂回路、の標識に従い山道を行くと、十分あるはずのガソリンがなぜか切れた。
あたりはもう暗いので懐中電灯を頼りに村に戻ろうとしたが、近くで狂女か猛獣の咆哮に似た音…いや鳴き声がした。
懐中電灯を向けると髪を振り乱した女の顔が見えた。
女の口から鋭い鳴き声がすると、彼を囲むように同じ鳴き声が応えた。
…迂回路の標識、なぜか切れたガソリン、繁殖期には狂女か猛獣のように吠えるアルプ鳥、繁殖期には特別な餌が、特別な餌は捕まえにくい…
…女の顔を持つ伝説の鳥、ハーピー…ハルピ…アルピ…アルプ鳥…
羽ばたきの音がして、鉛色の女の顔が牙をむいて彼を襲った。
344名無しさん@おーぷん :2014/11/20(木)14:52:29 ID:BcCg2ZNYd
うろ覚えで悪いけど昔見たアニメか何かで花子さんが来たってのがあって、基本は妖怪とかに
遭遇した子供達の所に花子さん(彼女も幽霊かなにかだっけ?)が来れば助けてもらえるんだけど
たまに助けてもらえない回があってその中の一つ
女の子二人が近所の神社の狛犬が動くらしいという噂を聞いて
「本当に動いたりするなら話しとか出来たらいいのにね。」とか
楽しげに話してたんだけど二人とも突然後ろから掴みかかられて
何かと思ったら石の狛犬で、その狛犬も「小学生の血しか吸わないから困った神様だ」
とか言ってて結局女の子達はどこかへ連れ去られて近所の人から行方不明扱い

当時の自分は神様ってみんな小学生の血を吸うものだって思い込んで
しばらく神社に近づけなくなった
345名無しさん@おーぷん :2014/11/22(土)05:12:19 ID:UdZXLWOFd
>>344
昔フジテレビで放送されてた短編アニメ『学校のこわいウワサ 花子さんがきた!』で間違いないよ
あのアニメでは花子さんが世にも奇妙な物語のタモリのようなストーリーテラーとなる話が時々あって、
その多くは主人公や周りの人間が妖怪によって命を落とすパターンで話が終わるから、
ネット上では『ぬ~べ~や鬼太郎みたいにきちんと妖怪退治しろ!』とツッコミを受けることがある
書籍版では花子さんにも色々と事情があって、妖怪から人間を全て助けてあげるることが出来ないと、きちんと理由づけがされているけど、
それでも妖怪が人間に悪さをはたらいてるなら、人間助けてあげてくれよと思う
346名無しさん@おーぷん :2014/12/01(月)13:23:57 ID:Sp1
P・K・ ディックだと思うが、うろ覚えな短編

その惑星には無機物に変身(偽装?)して有機物を食う危険なエイリアン(?)が生息していると判明した。
判明するまでに、事情を知らない人が見たら笑うようなパニックが起きた。
全裸でバスマット(に偽装したエイリアン)と格闘、とか。
ある種の電磁波でエイリアンが死ぬとわかったが、惑星全部に照射するのは不可能。
植民は不可能、逃げよう!と決めた調査団は、斯々然々の理由によりこの惑星は極めて危険、逃走用の無人宇宙船を自動操縦で至急送られたし!と近くの植民惑星に打電する。

宇宙船が到着したので隊員は裸で乗船する事になり、
(だってもし万が一エイリアンが服に化けて潜入したら…)
ちょっと男子、見ないでよね!男子、先に行きなさいよ!乗ったらちゃんと後ろ向いて目を閉じてなさいよね!
と、事情を知らない人が見たら笑うようなパニックが起きる。

植民惑星にその宇宙船が帰還した。
ハッチが開いたが誰も出てこない。
何の冗談だろう、と発射基地職員は首をかしげた。

つまり宇宙船そのものがエイリアンの偽装だったわけで…
347名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)09:24:11 ID:hIg
ジョジョ第3部のハイプリエステスみたいな感じだな
無機物に化ける敵って意外と怖いぞ
348名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)16:50:06 ID:Dx1
どこかで見たような…と思ったら、それだ!>ハイプリエステス
349名無しさん@おーぷん :2014/12/02(火)19:07:49 ID:NMd
ハッチが開いてしばらくした後に、「ゲップ!!!」とか音がしたら
ブラックだなあ…とか思った
3501/6 :2014/12/07(日)02:15:13 ID:Vnn
昨日見た二次創作のWEB小説の話

主人公サイドは警官Aとレクター的立ち位置の殺人鬼B(原作とは無関係なパロ設定)で特殊な超能力を持っている。
後味悪いのは、主人公側ではなくその小説に出て来るオリジナルの敵キャラ。

仮にそいつをCとすると、Cは連続毒殺魔でもう6人ぐらい毒殺している。
その日の狙いは古すぎて最後のフライトになる旅客機
その旅客機の乗客まるごと全員殺し、テロをするために空港に来ていた。

Cは空港をよく利用するため、職員に顔を覚えられているけど、Cは職員が苦手。
理由は職員の男の目が灰色で、自分の家族を思い出させるから。
Cの家族はみんな目が灰色だけど、Cだけが病気で目が赤く、それがコンプレックスだった。
また、Cは肌が弱くて日に焼けるとすぐ火傷してしまう上にカサブタとかでボロボロになる。
そのため、母親には気持ち悪がられるし、美人の姉には口汚く罵られてイジメられていた。
ホームパーティでは肌が気持ち悪いから一人だけ屋根裏にハブにされてこっそり見るだけ
海に旅行に行っても日の光で火傷するから車の中に隠れてひっそり待つだけ。
家族はそういうCを見て「あてつけか!」とか理不尽なこと言う最低な家族。
3512/6 :2014/12/07(日)02:15:31 ID:Vnn
でもCは自分が醜いことを受け入れて、静かに虫を愛でて暮らしていた
でも姉は、そんなCの大事な友達の虫も殺してしまう。
母親はもちろんCを慰めるどころか「そんなもの早く捨てろ」とか言う。
Cは殺された虫に自分を重ねて、いつか自分もあんな風に叩きつぶされる
という恐怖にかられて、虫を使って、いつも虐めてきた姉を虫を使って毒殺する。
その殺した場所が冒頭に書いた最後のフライトになる旅客機の中。

姉を殺したら、少しは両親が大事にしてくれるかなと思っていたが
母親はCに「姉じゃなくてお前が死ねば良かったのに」と言うだけ。
Cに残ったのは憎い姉を殺した時の爽快感と殺人衝動だけ。
それでもCは何とか折り合いを付けて生きて、大人になっていた。

そこで現れたのがDで、そいつは原作にもいる凄く狂悪な男
Dは言葉巧みにCを洗脳して
「悪いのは社会と親、お前は悪くない、友達になろう、俺がお前を救ってやる」
と言い含めて、Cの親をCの目の前で残虐に殺してしまう。
帰る場所を失ったCはDに従うしかなくなってしまう。
3522/6 :2014/12/07(日)02:15:59 ID:Vnn
Dは教祖的なカリスマ性を持っており、Cは完全にDに洗脳されて善良な6人を毒殺。
時々、正気づいて被害者を可哀想と思うけど、もう狂ってしまっている上に
Dが家族を殺したせいで戻る場所もない。
旅客機のテロもDに命じられて、使命感たっぷりで向かっていた。
しかし、その日は苦手な空港職員がなぜかしつこくCにつきまとう。
自分がテロしようとしてることがバレてるんじゃないかとドキドキするC。
なんでつきまとうのか聞けば、Cが「今日がこの空港に来る最後」と言ったからとのこと。
「さみしくなる」と職員は言い、Cの袖についた汚れを自分のハンカチで拭う。
その袖の所に実は飛行機テロの道具が隠されており、Cはやっぱり職員は
自分のことを疑っているのではないかと思い、殺そうとする。
しかし、すんでの所で飛行機の搭乗が始まりCは職員を殺すことを諦める。
職員はなぜかCに「捨ててもいいから」と自分のハンカチを押しつけて立ち去った。
Cは疑問に思うものの作戦前なので碌にハンカチを見ずにしまう。
3534/6 :2014/12/07(日)02:16:40 ID:Vnn
ミスった、↑は3/6な

Cは飛行機に乗り、まもなく始まるテロに気分を高揚させる。
それでも、もしD以外にも自分を愛してくれる人がいたら
もしかしたら自分は、こんなことしなかったかもしれない
と少し思うものの、結局そんな人いなかったから仕方無いと諦める。

ここまでC視点で描写してCにたっぷり感情移入した所で主人公A登場。
A視点になってからはCが善戦して毒虫を使い、何人か殺したり人質にとって旅客機を征圧
Aを追い詰めるものの、BのアドバイスとAの超能力で逆転、Cが追い詰められる。

追い詰められたCはAに消火器で目くらましをされて、ハンカチで口元を押さえる。
それからAに捕まりハンカチを剥ぎ取られて解毒剤の場所を吐け!と言われる
しかし、Cは広がったハンカチを見て、狂ったように笑う。
そして「何でもっと早く言ってくれなかったんだ」と言い、一瞬正気に戻る。
Cの事情を何も知らないAはCを必死に説得して「罪を償え、家族が待ってるだろ」とか言う。
けどCの家族はもちろん全員死んでるので、Cは自分の立場を思い出して絶望。
そして、そのままAに見せつける形で舌を噛んで自殺する。
3545/6 :2014/12/07(日)02:17:09 ID:Vnn
その後、Aは何とか墜落しかけていた飛行機を立て直し空港に戻る。
するとCが嫌っていた職員がやってきてCの安否を尋ねる。
Cの死体を見た職員は泣いてCに縋り付く。
Cが手に握っていたハンカチが床に落ちて、Aが見るとそこには
「あなたのことがずっと好きでした、もっと話したい」
という告白の文字と電話番号。
職員がCにつきまとっていたのは、疑ってたのではなく好きだったから。
AはCがもしハンカチの内容に気がついてたらどうなってたのだろうかと夢想する。

これだけでも後味悪いが、後日談は更に後味悪い。

その後、AはCの身辺調査をしにCが通っていた病院に行く。
精神科の医者はCが病気なのは知っていたが、Cは社会に折り合いつけていたし
自ら精神科に足を赴いて、良くしようとしていた
自分も一生懸命治療したし、良くなりかけていると思っていた。
こんなことになったのは自分の診察ミスだ、と本気で落ち込む。

そこに医院長から連絡があって、医者とA達は別れる。
医院長が、警察とどんな話をしたか聞くので医者は説明した後
医院長に自分の診断ミスでとんでもないことが起きた、罰は受ける
と言うが医院長は君を責めるつもりはない
むしろ気に病むなと言うために呼んだ、患者のために励んでくれと諭す。
医者は感激し、医院長のためにも仕事を頑張ると宣言して部屋を後にする。
3556/6 :2014/12/07(日)02:17:54 ID:Vnn
医者が出て行った後、医院長はある人物に電話する。
それはDだった。医院長はDの仲間だったのだ。
医院長は患者リストからDに役立ちそうな人間の情報を流していたのだ。
DがCについて詳しく、かつ上手いコト洗脳できたのも
一生懸命治療していた精神科の医者の情報が、まるごとDに流れていたからだった。
医院長は患者リストを見ながらDに尋ねる。
「次は誰にする?」

Dと医院長さえいなければ、多分本当に医者の言う通り
Cは良くなってたし、職員とのフラグが立って幸せになれたかも
っていう雰囲気が匂わされて辛かった。
後、医者の話でCは「両親が好きで仲直りしたがってた」というがあったうえ
Dが両親を殺したのに、そのことはバレずにCが殺したことにされてて胸くそになった。

でも何より後味が悪いのは、この小説おもしろいし
AとBがDや医院長倒してくれるだろう続きも気になるのに
作者がハマったジャンルのアニメが終わったりするとアッサリ小説の続きを書くのやめちゃうタイプなこと
筆が速いので、アニメが終わる前に書き終わってくれると思いたいが
「続き書きたいけど休日出勤続きで忙しすぎて、とうぶん続き書けない」
とコメントしていて・・・・・・
お願いだから、アニメが終わる前に作者を休ませてくれブラック企業!
356名無しさん@おーぷん :2014/12/19(金)21:29:28 ID:FNF
カールじいさんの空飛ぶ家は後味悪い
357名無しさん@おーぷん :2014/12/22(月)22:19:20 ID:adh
孤独に余生を過ごしてたじいさんに
孫兼友人が出来てハッピーエンドだと思うが
358名無しさん@おーぷん :2014/12/23(火)01:05:00 ID:tR5
かなりうろ覚えで申し訳ないけれど
12、3年前、中高生向けFMラジオ番組のEDで流れてた曲が後味悪かった。
途中から聞いたのでタイトルも歌手も不明
女性ボーカルで、当時流行ってた青春パンク風のメロディに乗せて
前向きな内容(明日に向かって走り出そう、といった感じ)の歌詞が続き、

~と言ってたあの子が~
くーび吊った♪

ここで番組終了。

当時「何だこの歌…?」とただ引いてたけど、
受験生のリスナーも多かった番組(ブラックな雰囲気じゃ無かったはず)で
何故こんなオチの曲をEDに流したのか今思うと不思議。
359名無しさん@おーぷん :2014/12/25(木)22:42:58 ID:nb8
>>358
犬神サーカス団の「命みぢかし恋せよ人類」かな?
結構歴の長いヴィジュアル系バンドなんだけど、Vo含めて全員白塗りメイクと言うスタイルが受けたのか
一時期うたばんのレギュラーしてたんだよね(今で言うゴールデンボンバーみたいな扱い)
その時期に出した曲だからメロディは明るく、歌詞はドス暗いなんて微妙な事になってると言うw

犬神サーカス団は、コミックバンド的扱いでいじられる事に本人達が特に乗り気じゃなさそうなのが見て取れて、
案の定一年そこらでインディーズに戻っていったのが自分的には後味悪かったな
360名無しさん@おーぷん :2014/12/26(金)17:02:17 ID:Xju
>>359
うたばんでは石橋と中居にとって、ものすごくいじりやすいオモチャ扱いされてたよな……
メイク全部はがされてテニスウェアに着替えさせられて、その格好で自分たちの歌を歌えっていうんだから、
メンバーにとっては拷問だったろうな……
3611/3 :2014/12/27(土)03:54:56 ID:nc6
ストーリーはうる覚えで登場人物の名前も忘れてしまったが、
少し前に立ち読みしたレディースコミックの短編。
結構間違っているところが多いかも

主人公は一人の女性なのだが、この女性はとても幸薄い人生を歩んできた。
家は給食費も満足に払えないほど貧しい母子家庭で、その事で小学校ではいじめられ、
しかも母親からはネグレクトされていて、家にも学校にも居場所はなかった。
中学になるとさらにいじめはエスカレートし、
女子のいじめグループに恐喝され、金がないことが分かると万引きを強要され、
さらにはクリスマスになると、公園で人間ツリーよろしく飾りつけされ、笑いものにされた。
しかしその時、女子の一人から「お前の名前をつけた木の下にクリスマスプレゼントを埋めてある」と言われ、
何度か探してみるものの結局見つけることは出来なかった。
3622/3 :2014/12/27(土)03:57:32 ID:nc6
その後、学校を卒業して就職するが、職場でもいじめられてこき使われたり、
たちの悪いヒモ男に引っかかって暴力を振るわれたりするなど、
ストーリー上では彼女が幸せになることはなかった。

また、ヒモ男との間には子供ができていたのだが、
お金をせびられ続けるので満足な生活ができず、
必死になって生活費を稼いでいるうちにネグレクト気味になり、
ついには衰弱死させてしまい、その事で刑務所行きになってしまう。

2年くらい経って出所したが、おりしもクリスマスシーズンで、
街は幸せムード一色になっている中、彼女の元にはもう何も残ってなかった。
ふとその時、クリスマスにいじめグループの女子に言われたあの言葉がよみがえり、
彼女は久しぶりに公園に赴いて、自分の名前がついた木を探してみる。
すると、今度はとある木に自分の名前が彫られているのを見つけ、
彼女はわずかな期待を込めながら、手でその根元を掘った。
しばらく掘っていると何か箱のようなものを見つけたので、
彼女は上にかぶさっている土をどけていった。
3633/3 :2014/12/27(土)04:00:35 ID:nc6
やがて現れたのは、「○○、クリスマスに死す」(○○の部分は女性の名前)と
乱暴に書かれた棺のようなものだった。
そこで彼女はすべてを思い出した。

実は彼女は万引きを強要されて捕まった際、
いじめグループの名前を出してしまい、
彼女たちに報復としてこの棺に無理矢理入れられ、
そのまま生き埋めにされて死んでしまっていたのだ。
今存在する彼女は、生き埋めにされた時の「死にたくない!」「生きたい!」という強い思念が、この世で形になったもの。
もしあの時死んでいなかったら、どんな人生を歩んでいたかを体験(?)していただけだった。
全てを思い出した彼女はこれまでの人生を回想しながら、
「もう消えよう・・・」「今まで生きてきたけど、いいことなんてひとつもなかった・・・」と言い、消えていった。


女性の悲惨な人生もさることながら、惨たらしい殺し方をしたいじめグループが野放しになっていることにモヤモヤ。
364名無しさん@おーぷん :2015/01/03(土)00:51:16 ID:FQd
昔の少女漫画ジャックとエレナシリーズの「竜の眠る星」に出てきた話。
現物が実際にないのでかなりうろ覚え。
主人公たちが訪れた地球によく似た、けれども恐竜がいまだ存在する星には、対立する二つの国があった。
それぞれ人種が違い、相手の国に行こうものなら場合によっては処刑になるほどだった。
ひとつ(A国)は女王が納める国で王女が一人いる。
人種の特徴は、水の中に長時間潜っていられるほど泳ぎに長けていること。
もうひとつ(B国)は王が納める国。王子が一人いる。
人種の特徴は、肌の色が白く、長寿であること。
この話で主人公に深く関わってくるのがA国の王女なんだが、A国には成人の儀式があり、それを成し遂げるまで
王女は民間人として育てられていた。
儀式というのが深い湖に潜り、底にある王冠(?)をとってくること。ところが王女は泳ぎがうまくなく、
すぐ溺れてしまって儀式がなかなかできなかった。そのせいで女王からは冷たく扱われ、王宮の中でも
徐々に不信感が高まっていた。
ちょっと詳細は省くが、実は王女はA国の女王の子供ではなく、B国の王の子供であることが判明。
(赤ん坊の時にB国の王が部下に命じて、本物と自分の娘を取り替えてた。本物はこの時死亡)
真実が女王の耳に届き、王女は国から追われることになる。
365名無しさん@おーぷん :2015/01/03(土)00:51:28 ID:FQd
その最中、その星に隕石が衝突することが判明。主人公達とともにいた王女に主人公達は一緒に地球に行って
暮らすことを勧める。一度は了承した王女だったが、曲がりなりにも自分を娘として扱ってくれていた女王が
忘れられず、一人女王のいる王宮へと向かう。
女王の部屋で対峙した女王と王女。二人は抱き合うが女王は王女が短剣を手に持っていることに気がつく。
女王は王女を突き飛ばし、「私を殺す気?」と問う。王女はその場に座り込んだまま、
「違うよ。これは母さまを殺す為のものじゃなくて、自分を殺すためのものだから。」
「母さまは、俺に死んでほしかったんでしょう?だったら、そう言ってくれればよかったんだ。母さまが
死ねっていうんだったら、俺は喜んでそうしたのに。」と言って短剣で自分の胸を突き自害する。
遺体はなぜか王族の使う美しい霊廟ではなく、地下にある罪人用の棺の中へ。
曰く、「王族ではない。敵側の国の人間だから。」と。

一応この後に救いもあるんだが、たった14、5歳の少女が大人たちの都合で振り回されて、
自害をしなきゃいけないほどに思いつめられた挙句死後もそんな扱いなのにモヤモヤした。
描写は省いてたけど王女はとにかく女王に認めてもらおうと必死だったし。
366名無しさん@おーぷん :2015/01/11(日)22:24:45 ID:vld
まんが日本昔ばなしのとうせん坊という話し
あらすじはデータベースからのコピペ
昔、一本足の高下駄を履き、松明を持ったとうせん坊という大男が
村を暴れ回っていた。彼が物心付いた時すでに両親は無く寺に預けられていたが、
大柄で頭が足りなかったので和尚や坊さんや子供達に
「うすのろ」「でくの坊」等と苛められて育った。
そんな連中を見返してやりたいと思ったとうせん坊は、観音堂にこもって祈り続けた。
満願の日、観音様が差し出した手まりを食べた彼は百人力を授かった。
早速村の奉納相撲に参加したが、気付いた時には有り余る怪力で対戦相手を次々と殴り殺してしまっていた。
今度は「人殺し」と罵られ、彼は山に一人引きこもった。しかし村の若者達が住処を見つけ、
彼の留守中に仕返しとばかりに鍋に糞をして帰っていった。帰宅後これを知った時から、とうせん坊は暴れ者と化した。
村に来ては家に火を付け、家畜を絞め殺し、村の花見の時も大人子供関係無く、怪力で殴り殺して回った。
やがて彼は村を出て、越前の「東尋坊」と言う岬に来た。ここの眺めが気に入った彼は、そこで宴会をしている優しそうな村人達に酒を勧められた。
久方ぶりに人の優しさに触れた彼は酒に酔い、夢の中で母親の子守唄を聞いていた。
しかし気付いた時彼は縄で縛られ、村人達に担ぎ上げられ崖へと運ばれていく所だった。彼の涙も「おっかあ・・・」と言う呟きも、
みんな彼ごと崖下に消えていった。この事があってから東尋坊で吹く強風は「とうせん坊」と呼ばれ、恐れられる様になった。
とうせん坊の怨念は今も海上で、吹き荒れている。

初見のときは優しかった母のことを思い出して改心すると思ってたけど
因果応報とはいえ投げ落とされてしまうのが悲しかった。
それ以前に仕返しとはいえ糞はないだろ糞は…
367名無しさん@おーぷん :2015/01/22(木)02:09:44 ID:3bv
環境が作った悪人てやつだな・・・<とうせん坊

福井県出身者だけど初めて聞く説話だなと思ったら、岩手県の昔話が出典なのな、これ
368名無しさん@おーぷん :2015/01/23(金)00:35:32 ID:HvO
「マギアブレイク」というゲームアプリの“傲慢のルシファー”というキャラクターまわりの話がきつかった。
ゲーム自体の説明をすると世に言うスマホゲーの典型、RPG形式で進行し、
メインストーリーに付随して各ユニットキャラ専用ストーリーが軽く200越える数用意されていて
各人物の掘り下げとスキル取得等のやりこみ要素を両立させるってのを売りの一つとしている作品。
ゲームのあらすじが、物語の舞台になる魔界に“白き光”という謎の力が働いて魔王(主人公)と一部を除いて
作中登場する悪魔が正気を失ったことから、謎の解明とかつての仲間や住人を助けるついでに魔界統一のために立ち上がるという話
要するに、物語の中で敵として立ちはだかるキャラも戦闘に勝利して白き光を払うことで洗脳解除→仲間にするという、
まあ、勝てば丸く収まる系のイージーな舞台装置を備えた作品というやつだ。

そして傲慢のルシファーなんだけど、こいつはとあるマップの最奥に控える大ボスとして物語の展開に絡むキャラとして登場する。
作中では白き光で暴走した悪魔が近場にいた主人公を襲うというワンパな展開が多い中で、
ルシファーは主人公に呪いをかけて敗走させ、さらに配下の軍勢を差し向けてとことん追い詰めるという明確な意思を持って殺しにかかる。
色々あった末に主人公一行はルシファーの居城に乗り込んで、激戦の末に撃破するんだけど、
その直後の扱いが降伏や説得等の生易しい処置ではなく、問答無用で再起不能にするという扱い(譲歩の余地が無い故の仕様とも言えるけど)
これだけでも作中の定石から外れた展開で、さらに酷いのが使用ユニットとして手に入れた後に実装されるルシファー専用ストーリー、
その名も「幸せな夢の中で」
ルシファー戦後の主人公(厳密には相棒キャラ)による残党狩りという前後二編構成で、前編は当のルシファー不在で進行する。
そして後編、主君の不在と敵の追撃に疲れ果て主君の不在に嘆く残党兵の前にルシファーが現れる。
しかしルシファーの挙動がおかしく、自分の配下であるはずの残党兵を魔獣(作中のモンスター)呼ばわりして“駆除”の為に主人公側へ手を貸す。
戦闘後、戸惑う主人公に対して仲間からルシファーについて語られ、
・先の戦いの影響でルシファーの心は壊れている
・白き光に侵された悪魔(ここでは残党兵)が魔獣に見えている
・ルシファーの中では、主人公を首尾よく撃破して配下に収め、いまや魔界制覇一歩手前だと思い込んでいる
という旨が語られ、妄想の中とはいえ本人は幸せなのだから放っておけと告げられてストーリーは終了。
極めつけが、このストーリー攻略で獲得できるスキル名が「コワレタ世界」、もう一つの専用スキルが「傲慢であったモノ」

他のキャラ専用ストーリーが基本マイルドだったのに、物語のライバルキャラが精神崩壊してパラノイアに浸りながら
期せずして主人公のために戦い続ける人形としての姿を見せられるという尖ったシナリオ、
上記ストーリーに辿りつく以前に単純なゲームユニットとして使用するユーザーもいる→専用ストーリーで不意打ちを受ける、ことからかなり衝撃的だった。

考え様によってはユーザーの意志に従うだけのゲームキャラのカリカチュアって捉え方もできるけど、
ここまで生々しい剥き出しの形で突きつけられる例ってのはザラにないと思う。
3692/2 :2015/01/24(土)16:27:19 ID:ZLJ
汚職がばれ、男爵が唯一頭が上がらない恩人は、金を返せばマスコミだけは誤魔化してやるが辞表を出したまえ!と一喝する。

元商人は、男爵夫妻を逆恨みする者に
「男爵はね、あなたに愛人を盗られた事を恨んでなんかいませんよ」
「だって、もっと素晴らしいお方に夢中なんですもの…"お方"?ええ、その人はちゃんとした奥様なんです」
「由緒正しい軍人の遺児。旦那様はお役人。でもね、その旦那というのがひどい奴で…」
とそそのかされ、若妻の虜になった。

何かあると妻に泣きつく男爵、今回も妻に泣きつく。
男爵夫人、元商人を呼び出す。
あの気高いひとが今さら何の用だ、といぶかりながら参上した元商人に、精一杯お化粧した男爵夫人、ひざまづいて取りすがる。
「○○万フラン、必要なんですの…!」

親身なふりをして話を聞き出した元商人、男爵夫人をはねつける。
それどころか、「あの時のワシ」のように下品で田舎者丸出しの弟分を紹介してやろうか?そいつは「あの時のワシ」のように都会の上流夫人を欲しがっている、と持ちかける。

だが元商人は善良な単細胞なので、悔いて泣く男爵夫人を見て、無償で金を提供すると約束した。

元商人は銀行に走る途中でちょっと若妻の顔を見たくなり、言葉巧みに丸め込まれて銀行行きをやめる。
(若妻はお化粧中で下着姿だった。色仕掛けを匂わせる描写あり)

汚職の真相は守られたが、妻の叔父は獄中で自殺した。
男爵は辞表を出し、失踪した。
もと元帥は心労で死んだ。
もと元帥と結婚するはずだった男爵夫人の従姉は、男爵家の家政婦になった。
汚職の原因となった若妻の夫は、植民地に左遷される寸前に梅毒死。
若妻は元商人と金目当てで再婚し、そのために捨てた情夫の復讐で夫婦して病死。
男爵の真面目な息子は元商人のブサイクな娘と結婚していたが、父親を反面教師にして、妻は理想の女とは言えないが一生大事にすると心に誓った。
男爵の娘は芸術家と結婚したが、夫は大作を手掛けて失敗してから何もせずにいる。

男爵、スラム街で14歳の美少女と同棲している所を発見され、連れ戻される。
男爵夫人、男爵がデブス下女を口説いている現場を見て倒れ、数日後に死ぬ。
「家内が死ねばお前は男爵夫人、これでもワシを嫌と申すか」

男爵と下女、駆け落ち。故郷の村で正式に結婚する。
男爵の息子は、
「親は子供の結婚に口を出せますが、子供が親の愚行に口を出す不孝は許されませんからね」
とぼやいた。
3701/2 :2015/01/24(土)16:29:44 ID:ZLJ
>>369間違えた、こっちが先でした。

バルザック「従姉ベット」から

男爵…元平民。軍功で爵位を与えられる。若い頃は美男で妻一筋。
中年で女遊びを覚え、しかもまだ美男のつもりでいる。
老人の今では、相手は娼婦ばかり。
男爵夫人…元貧農。中年の今でも気高く美しく、婦徳の見本。
セックスレスだが、人並み以上の生活をさせてもらっているからと夫に仕えている。
元商人…平民。単細胞のデブ。男爵の遊び仲間。
寡夫。溺愛するブサイクな娘に全財産を相続させようと、再婚せずにいる。
だが「馬は所有するより月極めで借りる方が安上がり」とうそぶき、「きっちりとした契約」を結び娼婦を囲う。
若妻…父は高名な軍人、母は妾。
見た目は清楚な美女だが、セックスレスの夫公認で援助交際に励む。
風俗狂いで性病の夫は男爵の部下で万年係長。出世目当てに妻と男爵をそれとなく近づける。
もと元帥…男爵の兄。男爵と正反対の、実直で高潔な元軍人。独身。
貴族にも平民にも慕われている。
大砲の音を聞きすぎて耳が弱っているので、パーティーでは御婦人方の愚痴聞き役。

元商人、過去に男爵に愛人を奪われたから当然の権利だと、男爵夫人を口説く。
男爵家は男爵の女狂いのせいで娘の持参金が出せず、娘はもう21歳になるのに未婚だった。

元商人は化粧品のセールスマンあがりで昔は上流夫人にペコペコしていたので、今や貴族とも対等に会話できるワシ、にホルホルしている。
男爵夫人は元商人の口説きをはねつけ、でも夫には内緒にすると約束した。
「わたくし、貴方が誉めてくださる美貌とやらを「狼をひっかける罠」にしようとは思いませんわ!」

男爵が元商人から奪った愛人、今度は男爵を捨てコビトだが由緒正しい貴族で大富豪の公爵に乗り換え。
(訳によって「小人」だったり「ちょいと背丈は足りないが」だったり)

捨てられた男爵、若妻の虜になり家庭を捨てる。
男爵の浮気相手は有閑マダムや娼婦ばかりで、堅気の人妻は初めて。
しかも、男爵を愛し始めているが夫を裏切ることはできない(チラッ)、たとえそれが自分を虐げる夫であっても(チラッ)…と、男爵の愛を拒む清純な人妻なのだ。

男爵はいよいよ金に困り、妻の叔父に汚職させて金を作ろうとする。
妻の叔父は男爵のコネで仕事を得ていたし、可愛い姪(男爵夫人)の事もあるので快諾する。
371名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)07:10:04 ID:QuH
「缶蹴り」という遊びがあるけどそれに関する後味の悪い話
ルールは置いてある缶を鬼が守りつつ他のメンバーを捕まえる変形鬼ごっこな訳だが、缶を蹴られてしまうとそれまでに捕まえたメンバーがリセットされ再び捕まえないといけない
俺が小学生の頃知人のデブが思いついたクズな戦法が「ジェットストリームアタック」
あえて逃げずに3人が缶の周りをグルグル回り続ける、鬼が誰か一人を捕まえると残りの二人が缶を蹴り飛ばす、そう無限ループになるわけだ
鬼は空しさと徒労感に最後は泣き出したり切れてしまう訳だが、デブ含む二人は無視して続ける
案の定デブ+2人は遊びに誘われなくなりグレて立派な不良になりましたとさ
372名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)20:45:54 ID:dkH
推理アドベンチャーゲーム「奈落の城」
クローズドサークルもので、複数人の中から選んだパートナーと共に事件を解決、殺人を防ぐというのがこのゲーム
その中のあるキャラクターをパートナーにしたルートのエンディングが後味悪い

朝起きるとパートナーの姿が見当たらない
屋敷中を探し回ると、牢屋の中で腹を刺されて倒れているパートナーを発見
まだ息があるのが確認され、医者が処置をする、助けを呼びに行く、ヘリで搬送される
しかしパートナーは意識を取り戻すこともなく病院で死亡したと伝えられる
意識が戻らなかったので事件の真相は不明
エンディング後に一枚絵が表示されるが、「パートナーの墓」の画像
他の殺人はゲーム中の行動で防げるのに、このルートでの彼の死は回避不可
というかこれがグッドエンディング
373名無しさん@おーぷん :2015/01/25(日)20:46:50 ID:dkH
上と同じゲーム
「奈落の城」PSP版追加シナリオ

登場人物にオカルトマニアの男性がいるんだけど、その人物が殺される事が追加シナリオを見る条件
オカルトマニアが殺されるためには彼の姪も殺される必要がある

首を切られて殺されたオカルトマニアが幽霊になって犯人を追い詰める
犯人は実は4重人格でその中の2人の副人格によって事件は起こされた
主人公達は3人の副人格を消して、ずっと隠れていた主人格である子供時代の犯人を救うことに成功する
オカルトマニアは幽霊の実在が証明されて満足。他の幽霊を探すぞ!でめでたしめでたし

・犯人の普段表に出ている(主人公達の知っている)人格は、自分が多重人格だということや、他の人格が犯人であることを知らない
人生の半分以上をその人格で生きてきたのに副人格だからという理由だけで消滅
・主人格は体は大人中身は子供の逆コナン状態
・幸せそうにしているけれど犯人は2人以上(最大5人)殺害している
・犯人の親友は殺人を隠蔽できるだけの力はある(ゲーム中で実際に1件隠蔽されている)
・オカルトマニア以外の殺された人物については全く触れられない
全員殺される理由もほぼなく、悪いこともほとんどしていない人物たち

コメディ+良い話っていう雰囲気で展開されていくのが後味悪い
374名無し :2015/01/26(月)21:18:34 ID:3MG
昔読んだ小説。綺麗な表紙と挿絵だったんだが、中身は凄かった。色々な意味で観覧注意。似たような内容のアニメのエピソードを見たことがあるような気もするが、たぶんそれとは無関系w

あるイギリス人の青年の話。青年は、初恋の相手である幼馴染みが、自分の知らない男と結婚したことを知る。落ち込む青年だったが、男は精悍で整った顔立ちの金持ちだったし、幼馴染みも幸せそうだったので諦める。
それから八年がたち、青年が24歳になったある秋の午後、青年は幼馴染みとその夫と、その子供である双子の男の子が住む屋敷に招待される。
幸せそうな幼馴染みと、幼馴染みに似た可愛い双子を見て、青年はお茶会を楽しむことが出来たが、屋敷から帰る際、男が薄ら笑いを浮かべながら使用人を殺しているところを偶然見てしまう。
なんと、男は紳士などではなく、おぞましい異常者だったのだ。
青年は、このままでは幼馴染みもあの双子も危険だと思い、幼馴染みと双子を救おうとする・・・。

と、まあ。ここまでは青年がヒーローっぽいんだけど、こっからが凄い。
青年は、なんと男を拷問しながらじわじわと殺していき、最終的には幼馴染みも殺してしまう。
なんで幼馴染みも殺してしまったのかというと、男を拷問しながら殺したことがバレ、幼馴染みが自分にキレたから。
幼馴染みが喜ぶと思ったのに、怒った幼馴染みに焦った。幼馴染みは、男が異常者でも、男を深く愛していたのだ。

幼馴染みを殺し、呆然とする青年。
幼い頃を思い出す。
青年の父親は、少女のような容姿の幼い息子に女の子の格好をさせ玩具のように扱い、
母親は父親の性癖を知ってから気が狂ってしまい絶望と夫が自分を愛してくれなくなったため、嫉妬で
息子を殺そうとするも、青年が突き飛ばした為二階の窓から落ちて死ぬ。父親から逃げたくても、父親が恐ろしくて逆らえない青年。
そんな中、青年は一人の少女(幼馴染み)に出会う。優しく美しい少女を、青年は好きになる。
少女は、愛を知らなかった青年にとって女神のような存在だった。

だが、青年は少女に出会ってから歪んでいった。少女に異様に執着するようになったのだ。
歪んだ家庭環境の中で、青年は自分でも知らぬうちに心の奥底で狂気を育てていたのだ。
青年は、もうひとつ狂気をもっていた。それは幼馴染みの夫である男に対しての感情だ。
青年は成人してもまるで女のような顔をしていた。体つきもしなやかで、男らしい幼馴染みの夫の男とは真逆だった。
青年は男に対して、憎しみだけでなく嫉妬に近い憧れももっていた。
だから、男を拷問し、無様に泣き叫ぶ男を見て楽しんだのだ。

青年は、殺した幼馴染みの死体が転がる屋敷の一室を出て、
広間の巨大な美しい鏡をのぞきこむ。
鏡の方向から、誰かに呼び止められたような気がしたからだ。
その呼び止める声は、なぜか自分の声にどことなく似ている。
鏡の中に映っていたもの、それは勿論自分だった。普通の、男の格好をしている。
だが、顔や体つきは、はまるで女のようだ。
青年は、鏡から目が離せなくなった。体が動かないのだ。
女のような自分の姿を、青年は「おぞましく」感じ始める。
幼馴染みへの歪んだ感情も、男への嫉妬も、
青年にとって、深い深い場所で醜くおぞましく感じてきたものが全て流れ込んできた。

そして青年は、幼馴染みをメッタ刺しにしたハサミで
自身の左胸を刺し、自殺した。
375名無しさん@おーぷん :2015/01/30(金)11:03:01 ID:Bc2
ガストン・ルルー「ヴァンサン=ヴァンサンぼうやのクリスマス」

ヴァンサン夫妻は妻45歳、夫55歳で生まれた一人息子に姓と同じヴァンサンという名をつけ、大変可愛がっていた。
夫妻はクリスマス前夜に、クリスマスツリーのまわりにおもちゃを用意し、息子の靴(靴下じゃないんだね)に本番?主役?のプレゼントを入れておく習慣だったが、その年のクリスマス前夜には靴にプレゼントを入れず、むずかる息子をサンタさんは明日来てくれるのよ、となだめた。

息子が寝てから、夫妻は強盗殺人に見せかけた心中を決行した。
前もって寝室を荒らしておき、台所から持ってきた包丁でお互いを何度も刺したのだった。
ヴァンサン夫人は夫を刺す前に、息子の靴に10万フランを入れた。

翌朝まで死にきれずにいたヴァンサン氏は、訪ねてきた友人に全てを打ち明けて死んだ。
夫妻は老舗婦人服店のベテラン店員で高給取りだったが、店に給料の大半を預けていた。
店は倒産し経営者は金を持ち逃げした。
高齢な夫妻は再就職先が見つからず、また息子のために生命保険に入っていたが掛け金の支払いが難しくなり、せめて保険金を遺してやろうと強盗殺人に見せかけた心中を決行したのだった。
靴に入れた10万フランが、夫妻に残った最後の財産だった。

警察の調査の結果、他殺ではなく自殺とわかり、保険金は支払われなかった。
ヴァンサン=ヴァンサンぼうやは父を看取った友人に引き取られ、船乗りの素質もないのに船乗りになり船酔いに苦しんでいる。
その友人というのが陸サーファーならぬ自称・元船長で、ぼうやはそいつの夢と希望を押しつけられたんだろうな、という後味の悪さがある。
376名無しさん@おーぷん :2015/01/30(金)17:45:46 ID:Rlj

高校時代に親友の家が火事になり全焼だった。両親が離婚してて父親と親友の二人暮らし。家は二階建てのそこそこ大きい家だった。 出火元は親友の部屋でストーブの火を消し忘れたらしい。家が燃えた後は、近くの団地に二人で住んでた。
親友は美容師になるのが夢だったらしく、俺は東京の大学に行くのが決まってたから、そいつに「お前も東京の学校にくればいいんじゃね?」って言ったらそいつが
「実はあの火事って俺の煙草の不始末なんだよね。だから、高校卒業したらしっかり働いてオヤジに家を買ってやりたい」って言ってた。
その後俺は東京の大学、親友は美容師を諦めて地元の会社に就職したのだが上司のいじめ?にあって鬱病になったらしく今も父親と一緒に団地に住んでる。
377名無しさん@おーぷん :2015/02/05(木)15:47:15 ID:BHa
既出ならスマン。クリスティの終わりなき夜に生れつく 後味の悪さ以上に空しさ 切なさが辛い。なぜ気づかなかった主人公!親友も妻も ちゃんと お前の気持ちに気づいていたぞ!ただ貴様だけが気づいてなかった。あの時 気づいていれば幸せになれたのに…。
378名無しさん@おーぷん :2015/02/05(木)16:00:30 ID:BHa
物語は『罪なき者の予言』という詩から始まる。

夜ごと朝ごとみじめに生れつく人あり
朝ごと夜ごと幸せとよろこびに生れつく人あり
幸せとよろこびに生れつく人あり
終りなき夜に生れつく人もあり

呪われたジプシーが丘で出会った 幸せとよろこびに生れついた女と 終りなき夜に生れついた男。

ふたりは結婚するが、やがて妻は亡くなる。

クリスティお得意のトリックだが、これは終わりなき夜に生まれついた男の絶望的な愛の物語だと思う。

愛を知らない男が真実の愛に気づいた時、もうすべては遅かった。
379名無しさん@おーぷん :2015/02/11(水)23:00:38 ID:x3s
LOW & ORDER: UK シーズン2 第1話「心の闇」

アパート(日本でいう団地)の空き部屋で6歳の男の子コナーの死体が見つかった。
コナーは首を絞められ、死後に腹部に鋭利なもので「R」の文字が刻まれていた。

事件当日は学校が休みだったがコナーの母親は仕事で家に居らず、経済的に子守も雇えないので、近所の女の子2人がコナーの面倒をみてくれることになっていた。
その女の子たち、10歳のローズと13歳のペイジの証言によると、男がコナーを連れていたのを見たという。
さっそく容疑者が見つかったが、男は容疑を否認。
さらに監視カメラの映像から、コナーを犯行現場に連れて行ったのはローズとペイジの二人だと判明した。

母親同席の取調べで、ペイジはローズがコナーの首を絞めたと自供した。
ローズが首を絞めてコナーがぐったりした後、コンパスを持ってきてコナーのお腹に自分の名前を彫りなとペイジに言ったという。
ペイジは頭文字の「P」だけしか彫れなかったが、そこにローズが線を付け足して「R」にしたと証言した。
ここで検察は、ペイジの弁護士と司法取引をし、この証言を裁判でする代わりに免責を認めた。

一方ローズの弁護士は、検察からの司法取引を拒否し裁判で争う姿勢を見せた。
検事がローズのためにも早期の解決を提案するも、弁護士は注目度が高い裁判を担当することが第一であった。
検事長官も注目が高い裁判だけに、被告が子供であっても容赦するなと検事に告げた。

マスコミも騒ぎ立てた。
世間ではローズは悪魔の子と呼ばれ、極刑を要求する過激なものまであった。
さらにローズの母親自身も、子供は産まれた時から悪魔だったとの発言を行った。

そんな中、被害者コナーの母親だけがローズの身を案じ、ローズを救ってやりたいとの心境を検事に告げた。
ローズを刑務所ではなく病院に入れて治療させたいのだと。
ローズの母親は娼婦で、ローズが居るときでも自宅で客を取っているのだった。
そんな家庭環境を知るコナーの母は、ローズを憎みきれないのだった。

検事は、証人として法廷に呼んだローズの母親を糾弾する。
自宅で客と窒息プレイや身体を傷つけるようなプレイをして、ビデオまで撮っていたのだ。
母親は、それらはローズには見せてないと言い張った。

遂にローズに判決が言い渡された。
懲役12年。母親は全くお咎めなしであった。
コナーの母親の願いは届かなかった。
380 :2015/02/12(木)03:37:09 ID:lvR
塵谷敬...
3811/2 :2015/03/05(木)10:14:47 ID:z92
星新一「凶夢」

元漁師の老人、年に一度都会の若夫婦に地元のちょっとした名産品を贈り礼状を受け取るやりとりを八年続け、ひっそりと死んだ。寿命。

…老人は第六感を重く見ていた。
何かに導かれるように朝から浜にたたずんでいた老人、都会的な若夫婦の散歩に行き交い、新婚旅行中の二人に頼まれ写真を撮ってやり、また老人も写真に収まった。

感じのいい新婚さんだったが、浜に出なくてはならん気がしたのはシャッターを切ってやるためだったんかいのう、と思った夜、老人は夢を見た。
妻が包丁で夫を刺し、夫が花瓶で妻の頭をフルスイングする夢。
その数日後、楽しい新婚旅行でした、と書き添えて夫婦から写真が届いた。
老人は礼状を出した。
夢のことは書かなかった。不愉快な思いをさせるわけにはいかない。

ほぼ一年後、老人はまた同じ夢を見た。
心配になった老人は、地元の名産品を贈った。
礼状はすぐに届き、老人は安心した。
しかし一年後、老人はまた同じ夢を見た。また一年後にも。
3822/2 :2015/03/05(木)10:15:58 ID:z92
夫は会社勤めのエンジニア、子作りはまだ先でいいからと妻はアパレルデザイナーを続けていた。
妻が有名になるにつれ溝ができたが、離婚を決意する頃老人から贈り物が届き、初心を思い出してお互い歩み寄るのだった。

「あのお爺さんからの贈り物はまだかな」
「来てないわよ、忘れたんでしょきっと」
「お前が礼状を出し忘れたから気を悪くしたんだろ」
「出したわよ、出したと思うけど…」
「ほらみろ」
「うるさいわね、毎日飲み歩く暇があるんならあなたが出せばいいのよ」
「世界的なデザイナー様には礼状を出す暇なんかないってか。礼儀知らずめ」
「なによ、アル中の僻み根性」
「なんだと」
妻の手には包丁が、夫の手には花瓶があった。
383名無しさん@おーぷん :2015/03/12(木)00:14:37 ID:h5W
※アニメ話注意

「直球表題ロボットアニメ」

舞台は、戦争により人類が死滅してからも、残されたロボットたちが
争い続け、7000年以上が経過した地球。
主役は3体の、戦争用ではない女性型のロボット。


彼女たちは、遥か昔、人間が持っていた「笑い」という感情をロボットが
理解できれば、無益な争いを終わらせることができると信じ、人間が残した
資料から「笑い」について調査を行うことにした。というところがあらすじ。

調査として「ボケ」「ツッコミ」「一発ギャグ」のようなテーマについて、
笑いを理解できないなりに挑戦していく、というのが毎週の流れ。


そして、最終回。
「オチ」というテーマに挑戦していた3体の前に、突如、「笑い」について
知っているという謎のロボットが現れる。
求めているものが見つかったと喜ぶ3体に、謎のロボットは残酷な真実を告げる。

曰く。
彼は、まだ人間が存在していた頃に作られたロボットであり、ロボットに感情を
与える研究をしていた人間の博士の助手をしていた。
その研究により、ロボットが笑いを理解するためのプログラムは完成している。
しかし、「笑い」というものはそもそも、人間の予想を裏切るイレギュラーに
対して発生する感情である。
プログラム通りに動くロボットにとって、イレギュラーを理解することは、
自身の存在意義を否定するに等しいことであり、結論として「笑い」を
理解したロボットは、その活動を停止することになる。


彼は、笑いプログラムを託せる存在を求めて、長い間活動してきた。
そして今、笑いを真摯に調べてきた彼女たちであればそれを任せられると、
笑いプログラムを渡してそのまま停止する。


3体は、プログラムの扱いに悩みながらも、当初の目的に従って戦争を終わらせることを決めた。
笑いプログラムが地球全体に配信される。
彼女たちは、心から笑いながら、やがて眠るようにその活動を停止した。
384名無しさん@おーぷん :2015/03/13(金)05:54:06 ID:x4X
うわあああああああ後味悪い(´・ω・`)
385名無しさん@おーぷん :2015/03/13(金)19:10:39 ID:LrS
「直球表題ロボットアニメ」別エンディング

もう一段の後味良くなるかさらに悪くなるかわからないオチを書き漏らしてた。

テレビ放映版では、>>383で完結。
しかし、数日後に公開されたweb公開版と、後に発売されたDVD/BD版では以下のシーンが追加されている。


「・・・・・・っていう、オチはどうかな」
そう、謎のロボットの登場から先の展開は、3体のうちの1体が考えた、この物語全体を締めるための「オチ」だったということ。
最後は、3体そろっての「ズコー」で完結。



とはいえ、謎のロボットの存在自体は、放映期間中に公開されたコンテンツでほのめかされていて、
まったくの空想というわけではない。
なので、こちらのラストシーンは、活動を止めた3体が見ている、幸せな夢だという見方をしてもいい・・・
と、公式がコメント出してるあたり、後味複雑。
386名無しさん@おーぷん :2015/03/13(金)21:03:16 ID:LWs
中学時代の球技大会の時の話

晴れた日に球技大会があって組対抗でソフトボールで汗を流したんだけど
ぼろ負けした後、体育委員だったので運動場の片づけをしていたんだ。
周りが急にセピア色になった途端、雲みたいな物が人の顔になって
こちらに口を開けて向かってきた。
大きな悲鳴を上げたらその雲は前回転しながら小さくなり消えた
俺の悲鳴を聞いた友人が後ろを振り返り「あ、お金落とした」って
その雲が出てきた場所に来て、1000円札を掴んだ
そうです、俺を襲ってきたその雲の顔は野口秀雄だったんです。

霊能力のある義理の祖母談、埋蔵金のある所に良く出るよカネダマって言うんだよと教えてもらった
そこで、水木しげるの本でカネダマって調べると、取りつかれると億万長者になれると書いていたけど
どうやら俺はカネダマを見ただけで俺には取りつかなかったようだ。億万長者になりてえよw

実際あったことなので面白くなくてすみません。
387名無しさん@おーぷん :2015/03/18(水)17:46:27 ID:I6x
中学時代、遠くの県から引っ越してきた同級生Aがいた。
俺はAとあまり交流は無かったのだが、Aが医者を目指していて、県内一の進学校もしくは他県のもっとレベルの高い学校への進学を希望しているということは知っていた。
ただ、田舎の、正直学力が高いとは言えない中学だったから、それを実現するためには相当の努力が必要だった。
いつ頃だったかは記憶が定かではないが、受験前、志望校について担任とAが話してる場に遭遇したことがある。
ちょうど話終え、担任がAにあきらめるなと言って肩をぽんと叩いているところだった。

それからAは何かに取り憑かれたように勉強を続け、県内一の進学校に合格した。
当時はその学校への合格者が数年前に一人出たきりだったため、学校中がお祭り騒ぎになった。
担任を始め何人ものクラスメイトが祝福の言葉を口にする中、Aの表情は晴れなかった。
そして、突然、Aが乱暴に机を殴り立ち上がった。
「皆して散々人をバカにして、笑いながら諦めろって言っておいて、ふざけるな!」
わけがわからなかった。
皆、Aの事を応援していて、誰も諦めろなんて言っていなかったのに。
半ば半狂乱になりながら暴れるAをどうにか制止し、よくよく話を聞いているうちに担任気がついた。
方言の所為だと。
地域が特定されそうだが、俺の地元では「〜するなよ」を「〜しなよ」と言う。
極力他県から来たAと話す時は皆、標準語を使うようこころがけていたのだが、これを方言だと理解している奴は少なかった。
普通、会話してるうちに気づきそうなものだが、Aはおそらく偶然にもその言い回しをされずにいたんだろう。
で、誤解したまま、自分に諦めろと言った皆を見返す為に、それだけの為に猛勉強をしたとの事だった。

誰も諦めろなんて言ってなかった。
それを知った瞬間、Aは力なくその場にへたり込んだ。
これ以上重苦しい空気に耐えきれなくなったのか、誰かが「そんな事で誤解してたのだったら、もっと早く打ち明けてくれたらよかったのに」と笑いながら言って、他の皆も自分達の言葉って変だったんだ、誤解させてごめんと、なるべく明るく振舞っていた。
だが、それが火に油を注いでしまったんだろう。
Aはそのまま教室を飛び出した。
そして、その日から学校を休み、卒業式にも来なかった。
成人式にも、その後何回か行われた同窓会にも姿を見せなかった。
Aの話題はタブーのようになってしまい、その後Aがどうなってしまったのか、誰にも聞けないまま今に至る。
388名無しさん@おーぷん :2015/03/18(水)19:21:30 ID:kzf
>>387
方言のせいでAとの関係が気まずくなってしまって今に至るのは確かに後味が悪いな
しかも、Aのその後の足取りが掴めていないなんて……
おそらくはその一件のせいで人間不信になって引きこもりになってしまったか、
もしくは方言がほとんどない都心部に引っ越して再起したかのどちらかだろうな
いずれにせよ、Aが無事に生活していて、いつかその学校の同級生と和解する日がくるのを祈りたい
389名無しさん@おーぷん :2015/03/18(水)21:41:23 ID:pzn
ちゃんと確認もせず周囲に敵意剥き出しにした上に、落ち度のないクラスメイトに謝らせてしまって
恥ずかしくて申し訳なくて顔向けできないってとこかね

誤解だったとはいえ、それが彼を奮起させて目標の高校に合格できたのだから
Aがそのまま医大まで行って医者になれてたらいいな
390名無しさん@おーぷん :2015/03/22(日)15:19:02 ID:OWW
Aはショックだっただろうけど
誤解している間に病まなくて良かったと思う
彼にとってはマイナスな言葉を日々皆にかけられてても
それをバネにして合格したわけだし
391名無しさん@おーぷん :2015/03/26(木)21:35:04 ID:0g9
デリケートすぎるだろいくらなんでも
これまでの人生で周りから見下される経験を一つもしてこなかったのか?
世の中にはいくら頑張っても評価されるどころか
不愉快だから成果出すなと言われる人間も居るんですよ!
392名無しさん@おーぷん :2015/03/27(金)13:16:34 ID:deA
>>391
不愉快だから書き込むなよ
393名無しさん@おーぷん :2015/03/31(火)23:07:36 ID:4xP
家政婦は見た でのお話
かの市原悦子が演じる、家政婦のおばちゃんが主人公のサスペンスドラマだが
この主人公は、いたずらに勤務先の家庭の問題をつつきまくって、泥沼化させて楽しむ性悪
しかし、最後にしっぺ返しを食らって痛い目見る…というストーリーになっている

ある時、孤児院?から抜け出してきた男の子を保護する
ひねくれ者で態度も悪いが、なぜか主人公には懐く男の子
なんやかんやで数日間預かることになる
ある日、新しい勤務先に行くとき、男の子はこっそり主人公の後を追いかけてきてしまう
しかし雇い主の女議員は寛容的で、勤務中男の子を家で遊ばしていい、という
この議員、養護施設へ支援するなど子供の問題に取り組んでいる人物だった
 (以下、記憶があやふやなので、違っているかもしれない)
ある時男の子が家に連れてきた女の子に、議員は冷たくあしらう
実は、女の子は議員の実の娘?しかし、後ろめたい経緯があり我が子扱いしてない
しかも議員はかなり腹黒で、子供も自身のイメージアップの道具としか考えていない様子
主人公は男の子をだんだんと可愛がり、本気で引き取ろうと考え議員に援助してもらえることになる
終盤、議員が危篤状態の実の親をも利用しようとするものの、
主人公が、その時議員が親に吹き込んだこと?を録音しておいて、葬式の日暴露する
結果、身内には議員の素性が割れたが、世間では「子供思いの良い議員」のイメージを保ったまま
主人公は議員に目の敵にされ、男の子を引き取る件はなかったことにされる

最後、男の子と手を繋いで孤児院へ向かう主人公
途中で街のビルに設置されたTVに、議員の姿が映る
「あんなやつ…」と主人公が悪態をつくと、近くにいた爺さんが「あんないいひとの悪口言うなんて、なんてババアだ!」と
主人公を突き飛ばした。すかさず「ばあちゃんになにする!」と怒る男の子
「いいの、いいのよ。でも、ありがとう」と主人公はそこで泣きだしてしまう…

そして、後日主人公はまた次の勤め先へ
歩きながら、主人公は後ろを振り返る。少し進んではまた後ろを見る
男の子の姿を探すように…
394名無しさん@おーぷん :2015/04/01(水)19:33:23 ID:21G
「サプライズ」という番組だったと思う
タイトルどおりサプライズを仕掛ける番組

川崎球場に長年勤めたグラウンドキーパーさんが定年を迎える、ということで
かつてここを本拠地にしていた大洋(現横浜DeNA)とロッテの往年の選手達が参加したサプライズ企画

定年の数日前から朝球場にくるとマウンド上にボールなどが置いてあってて誰かが侵入した形跡が
正直不気味だしせっかく綺麗に整備したグラウンドは乱れてるし…

そんな事を数日続けて、いよいよ定年を迎えたキーパーさんが家に戻った所で「また侵入者が」と連絡が入る
慌てて駆けつけると、球場の中には往年の選手がずらりと花束を持って…

キーパーさん、サプライズを聞かされて怒って帰っちゃった

もう少し別のやり方があるだろう、と思った
最終日まで人の仕事を荒らして最後に感動しろって?

集まってくれた選手達もほとんど顔映らなくて、暗かったし誰かいたんだか?
最後にエンドロールで名前が出たのかもしれないけど、気分悪くて見てないし
大洋では遠藤と田代がいた気はする
395名無しさん@おーぷん :2015/04/01(水)21:15:47 ID:21G
山岸凉子「舞姫 テレプシコーラ」の姉のエピソード

主人公・六花と1歳上の姉の千花は母親のバレエ教室に通っている。
姉の千花は素晴らしい才能があって将来有望
妹の六花はそんな姉にコンプレックス抱きまくり、しかも股関節に問題があって180度開脚が出来ないという、
バレリーナとしては致命的なハンデがある(ただし表現力や振り付けに才能を発揮)

そんな姉が舞台で靭帯断裂の大怪我をする
掛かりつけの医師はたまたま別の手術中で手が離せず、別の医師が緊急手術するも「バレーボール」の選手だと勘違いして
バレリーナならここは切っちゃいけないという場所を触ってしまったらしい

その後何度も再手術するも元には戻れず、学校では苛めにあい、プロになるなら必要な身長(160cm)も伸びなかった
だんだん追い詰められて「医者になろうかな」なんて零すのに母親は期待と言う名のプレッシャーを掛け捲る

結果、姉は飛び降り自殺してしまった…

小さな頃からバレエばかりで周りもプロのバレリーナになるのが当たり前だと思って期待されて
「バレリーナになれない自分に価値はない」と思い込んでの末だった

あまりに酷くて今でも読むと泣ける
396名無しさん@おーぷん :2015/04/01(水)21:40:42 ID:hFo
昔話の瓜子姫
おじいさんとおばあさんが川から流れてきた瓜の実から出て来た女の子を瓜子姫って名付けて育てるんだけど
ある日留守番がてら機織りしてたら鬼の天邪鬼がやって来て瓜子姫を誘い出して猿蟹合戦の猿のごとく柿の実をぶつけたり木に登らせて突きおとしたりして殺してしまう。
天邪鬼は瓜子姫の着物を着てなりすますんだけどしかも話しによっては瓜子姫を切り刻んで爺さん婆さんに食べさせたりする。
そしたら瓜子姫の死体から変じた鳥が”天邪鬼が瓜子姫に化けてる”って言って正体がばれた天邪鬼は馬に引きずり回されるなり集団で殴られるなりして殺されるという話し。
桃から生まれた桃太郎は鬼退治とかの活躍をするのに瓜から生まれた瓜子姫も特別な役割があるのかと思ったのにただ殺されるだけとか後味悪い
3971/2 :2015/04/01(水)23:26:28 ID:LPE
>>396
思い出したわ、高橋克彦の短編。

大スクープ!実は瓜子姫こそあまのじゃくだったのだ!という内容。
幼い娘が瓜子姫=あまのじゃく、妻は瓜子姫に殺された村娘、夫は殺害現場を見ていたカラス、の生まれ変わり。
前世を思い出した妻が娘に包丁を向けて止めに入った夫ともみ合いになり、妻は刺し傷を負って気絶。夫は重傷。
ところで、玄関と窓のロックは幼い娘の手が届かない高さにある。買い置きの食品はほとんどないし来客の予定もない。
新聞がたまれば近所の人が気がついてくれるだろうが、それまで餓死しないようにパパの肉を食え、あまのじゃくに戻るのが怖くてもパパを食え、と命令してend。
3982/2 :2015/04/01(水)23:29:22 ID:LPE
その前世というのが、飢饉が起きたので養親に遠慮して飯を食わず、かわりにこっそり死体を食うようになった瓜子姫、死体切り分け現場を見た村娘を、しゃべったらおめえもこうして切ってやるぞ!と脅迫するがやっぱり信用できず殺す。
直後、娘の名前を呼ぶ逢い引き相手の青年の声が。
瓜子姫、山に棲むというあまのじゃくのせいにすればええんじゃ!と、娘の顔の皮を剥いで被って変装。
「大変じゃ、あまのじゃくが出た!若いおなごが食い殺されとる!逃げろ!」
この日瓜子姫が死に、あまのじゃくが生まれた。
399ルーマニア#203 1/2 :2015/04/08(水)13:22:53 ID:3DZ
ルーマニア#203というゲームのシナリオの1つ
「ワンダーウォール」というお話。

一人暮らしをしているネジ君はひょんなことから壁に穴が開いているのを発見する。
穴の向こうにはシュウタという男の子が住んでおり、シュウタと会話していくうちに
「お母さんは遠くにいて、お父さんは休みも取れないくらい毎日工事現場で働いてる」ということを知る。
しばらくしてシュウタがずっと家にいることに気づいたネジは、
もしかしたらシュウタがなにか重い病気とかで家にいるのではないかと考える。
家にいてばかりじゃ治るものも治らないかもしれない、何か楽しいことをと
ネジはシュウタを遊園地に連れて行くと約束。
ある日財布を忘れたネジが家に取りに戻るとシュウタと父親の会話が聞こえ
シュウタが白血病で家にいることを聞いてしまう。
それからネジは白血病の骨髄ドナーを集める運動を始めるが、
結局シュウタは助からず死んでしまう。
400ルーマニア#203 2/2 :2015/04/08(水)13:23:08 ID:3DZ
これだけならそんなに後味が悪いわけではないんだけれど、
シュウタが死ぬ少し前に、シュウタが凄く遊園地に行きたがっていたが
ネジはシュウタが白血病なのを知ってしまっているために遊園地に連れて行けないと言ってしまう。
遊園地にいけないまま、ドナーも見つからないままシュウタは死んでしまうのがなんとも暗い気分になるし、
財布を取りに戻るイベントに失敗すると、白血病だということを知らないことになるので
シュウタを遊園地に連れて行くことになるが、遊園地に行った次の日にシュウタが死んでしまい
それをネジも知るのだが、その後のネジの気持ちを考えると
「自分が遊園地に連れて行ったせいで死んだんじゃ・・・」ってなりそうだしこれまた嫌な気分になる
401名無しさん@おーぷん :2015/04/09(木)14:57:50 ID:VYI
病気なら安静が必要だし、安静が必要だから家にいるんだろうに、
「家にいてばかりじゃ治るものも治らない」←この発想が後味悪い
402名無しさん@おーぷん :2015/04/19(日)22:04:38 ID:Wpv
シートン動物記の、とある動物(確か狐)の話
うろ覚えだから所々違うかもしれない


開拓時代であった当時、ある農家が飼育する家畜を狙う頭の良い雌狐がいた
シートンはその狐の駆除を依頼されたが、問題の雌狐は簡単には捕まえれなかった
しかしその雌狐には子供がおり、ある日、1匹だけを残して猟師が駆逐してしまう
そして残った1匹は、その農家のペットとして屋外に鎖で繋がれた

母親である雌狐は、ほぼ毎晩のようにその子狐のところに来てはミルクを与えたり、
何とか首に繋がる鎖を破壊しようと四苦八苦する
しかしいくら賢い雌狐であっても動物である以上、鎖を破壊することは出来なかった
何日か経過して鎖に錆が浮き出ても、雌狐が噛んでいた部分は新品と同じように光り輝いていたという


それから何日か経過したある夜のこと

雌狐は珍しく子狐に何かの動物の肉を持ってやってきた
それを見た子狐は、肉を見て大喜びで食べ始める
母である雌狐はその様子を、ただじっと見つめていた

子狐が肉を食べ始めてからしばらくすると、子狐の容態が急変する
慌ててシートン達が子狐の元に駆けつけるが、その子狐は絶命した
実は雌狐が持ってきた肉には、当時使われていた害獣駆除用の毒が仕込まれていたのだ

農家達は「雌狐が間違えて毒入りの肉を持ってきたのか?」と意見を交わす
しかしシートンだけは意見が異なった
「鎖のせいで自由な生活を永遠に送れない子狐の将来を思い、
母狐はわざと毒肉を子狐に食べさせて短い一生を終わらせたのだ」と推測した
事実、その雌狐は二度と姿を現さなかったという


読んだ当時、子狐の為に毒餌を持ってきた雌狐の心境を考えると泣けた
403名無しさん@おーぷん :2015/05/08(金)17:47:26 ID:rxM
庭りかって漫画家さんの漫画から。タイトルは「優しい少女」だったと思います。

ある町に親子が住んでいた。お人好しの母と姉(由紀って名前だったか)、家族思いの父、気の強い妹(真紀)って家族構成でした。
由紀は「優しい人になりたい」と常に思い、イジメにあっていた同級生の恵子をイジメグループから庇い
人の良い母は恵子の母にお金を貸したりしていました。

やがて由紀は恵子を庇ったせいでイジメグループから反感をもたれ、イジメの標的にされてしまう。
すると恵子はイジメグループに入り由紀をイジメるようになってしまった。

由紀へのイジメは凄まじく、髪をめちゃくちゃに切られたり、万引きの濡れ衣を着せられたりした。
あまりのイジメの酷さに父は学校に抗議に行くが、担任はイジメの事実を否定し
更に恵子が由紀の万引きを目撃したと嘘の証言をしたため、由紀が嘘つき扱いされてしまう。

町の人からも万引き犯扱いされ追い詰められていく由紀と両親。
気の強い真紀は「裏切り者!必ず仕返ししてやる」と恵子を脅す。

真紀の仕返しを恐れた恵子は『由紀や真紀の家が火事で燃えれば引っ越して、真紀に仕返しされない』と考えて家に放火。
その結果、精神的に追い詰められていて睡眠薬を飲んでいた母はそのまま焼死してしまう。

恵子の母は恵子が放火した事を知り、娘を守る為に
『ここの奥さんは娘の万引き癖に悩まされ死にたいと言ってた』と嘘の証言をし
その証言のせいで火事の原因は母の焼身自殺と確定。
火災保険は下りず父子は違う町へ引っ越し、転職を余儀なくされた父は慣れない運転手の仕事中に事故死。
由紀と真紀を引き取ってくれる親戚はいなくて、2人は施設へ送られる。

真紀は由紀を責める。
『お姉ちゃんが優しいからお父さんとお母さんが殺された!恵子なんて庇ったから』
由紀は泣きながら「優しい人になろうとしてごめんなさい」と詫びた。

嫌な事は早く忘れようとするのが人間。
由紀をイジメた者たちはイジメの事などすぐに忘れ、学生生活を楽しんだ。
金に困っていた恵子の母は資産家と再婚して恵子は幸せになった。

何の罪のない親子を追い詰めた人たちは自分の罪を忘れ、何事もなかったことにしてしまい
誰よりも優しく行きようとした由紀の事など誰も思い出さなくなった。
404名無しさん@おーぷん :2015/05/09(土)11:28:52 ID:Jih
伊藤潤二の轟音という話
主人公と友達が山の中で遭難してると突然洪水に遭遇する。
なんとかして一人は助けようとするが誰も助けられなかった。
次の日も洪水に遭遇するが昨日と同じ人が流れて来たことを不思議に思う。
その夜実は主人公は子供の頃に両親を失い、親戚に引き取られていて、
親戚の話しによるとなぜかよく水を怖がる癖があったらしいということを話す。
また次の日は涸れた川の側の小屋に住む老人と出会う。
老人の話しによると昔ダムの決壊によりこの辺りの村が流されたのは本当で
主人公たちが見たのはそこで死んだ人たちの思いが作り出した幻影だという。
老人はそこに網をかけて流された妻を救おうとしているらしい。
また洪水が来ると老人は妻に網に捕まるように呼びかけ、最初のうちはすり抜けてしまっていた妻も
網を掴むようになり主人公たちも一緒に呼びかけるが老人も洪水に流されてしまう。
最後に主人公が自分が水を怖がるのは洪水のせいではないか、あの老人は生き別れた自分の父ではないか、
でも今となっては分からないと呟いて終わり

主人公の過去も伏線っぽかったし本人もそう思ってたんなら老人の妻を助けようとするときに
”母さん!”とでも叫べはもしかしたら結果は変わってたかもしれないし
両親とも再開できたかもしれないのに…
405名無しさん@おーぷん :2015/05/12(火)13:15:19 ID:1oV
流れぶった切り。
色々うろ覚えだけど、やたら印象に残った漫画。

主人公は地味な少女。内気な性格もあって小学校では友達もおらず、「ブスで根暗」と悪口を言われていた。
中学に入っても、いじめっ子達も同じ中学のため悪口を言われ、友達がいないまま1年がすぎようとしていた。

そんなある日、主人公は休み時間に教室で派手女子グループ(ちょっと不良っぽい)を眺めていた。主人公はクラスも出身小学校も超えて仲良くなっている上に美人な彼女達が羨ましかった。
主人公の視線に気付いた派手女子グループのリーダー・Aが近づいてきて、「何見てるの」と睨みつけた。
咄嗟に「キレイな髪だと思って…」と返すと、Aは呆気にとられたものの気を良くしたのか「アンタもおしゃれすればキレイだよ」と主人公におしゃれを教えてくれるようになる。
かくして派手女子グループに仲間入りした主人公は見違えるほど可愛くなり、気づけば悪口もやんでいた。

なおもキレイになりたいという主人公にAは「彼氏を作ればいい」と自分の彼氏の友人(共に高校生-大学生)を紹介する。
主人公は会ったその日に、好きかどうかわからないにもかかわらずA彼氏友人と関係を持ってしまう。
いつからかは不明だが、この頃は既に主人公両親も先生も何も言わなくなったせいもあり、主人公は「自分はキレイ」という自信から中学2年にしてビッチと化した。
遂にAを始め派手女子グループメンバーの彼氏を次々と寝取り、大喧嘩の末主人公はグループを抜けて中学生活の残りの1年弱をまた1人で過ごすことに。

普通に中学生活を送る同級生を見ながら「どうしてこうなったのだろう。私はただ、キレイになっていじめっ子達を見返したかっただけなのに」と呟いて終わり。

自業自得といえばそれまでだが、元々の気持ちがわかるだけに。ちなみにこれ実話ベースらしい。
406名無しさん@おーぷん :2015/05/29(金)12:43:35 ID:IQt
自分の中では途中のいい話が崩れていく様がかなり後味悪い

「愛の形」っていう話
突然だった。
あまりに強い衝撃に一瞬意識が飛ぶ。
数秒くらいだろうか。気づいたら闇夜に溶けていくトラックが見えた。

轢かれたのか。
あいにく深夜で周りに人らしき物は感じられなかった。
起きあがれるかなと思ったが、目の前に転がっているのが自分の足だと気づきあきらめた。
死ぬんだな。何の恐怖も無くそう思う。高揚感すらあった。

ふと妻の顔が頭をよぎる。
さよなら言わなきゃな、あいつ寂しがり屋だから。
上着のポケットから携帯をとりだす。
良かった。壊れてない。

妻の履歴を引っ張り出し、耳に当てようとしたが右耳が無かった。
仕方がないので無理矢理左耳に当てる。
数回のコール音のあと、無機質な留守番メッセージが流れた。
いつものことだが、大事なときにはつながらない。
おっちょこちょいな妻はよく携帯を置き忘れたりする。

ピーッという発信音。
そういえば何言うか考えていなかったなぁ。
あいつなんて言えば喜ぶかなぁ。

「ぁ…ぃ…し…てるよ…ぁ…ぃし…てるょ…」
愛してるよと言ったつもりであったが、口からはボコボコと血の泡が溢れ、明瞭な言葉はでなかった。
電話を切り満天の星空を眺めた。
全身がすごくだるい。
最後にあいつの声聞きたかったなぁ。そう思うと自然と涙が溢れた。
にじむ星空が綺麗だった。



その夜、警察署に夫をひき殺したと女性が出頭した。
夫に内緒でホスト通いをし、かさんだ借金の清算を保険金でまかなおうとしたらしい。

女性は自首した理由をこう語った。
「家に忘れた携帯に夫から留守電が入っていた。『知ってるよ…知ってるよ…』と。すべてばれていると思った。」
妻はやっばりおっちょこちょいだった。
407名無しさん@おーぷん :2015/06/01(月)00:38:14 ID:k3O
かなり前だけどコンビニに売ってる「ねこぱんち」
増刊だわ読み切りだわでいそいそと買ったんだ

MF動物病院日誌てタイトルで
その中の1つに「見えない檻」というお話

MF動物病院は厳しくも優しい親切な病院
貰い手を探す里親募集もしている
飼えないのになぜ産ませるのかと思いつつも
一番可愛い写真を持ってきてねなど
手放すほうにも嫌な態度はとらない

そんな時に公園で里親斡旋をしているという
ババアが現れる
それならと素性もわからないババアに
産まれた子猫を渡す飼い主多数……

そのうち飼い主から不信な声が上がりだし
MF動物病院の奥さんに愚痴りだす
交通費や実費を取られたと

その話を聞いたMF動物病院の奥さんが
どこに住んでる人なのか
誰に子猫を譲渡したか聞いたか伺うと
誰も知らないと言う

ババアに猫を渡した1人1人に電話をかけ
やっと居所を掴んでババアのアパートに凸する奥さん

管理人によるとババアは動物病院で働いているとのこと
その動物病院へいくと
ババアが猫をやたら持ち込んで安楽死させていたが判明
彼女(ババア)なりのボランティアだと勤め先の院長談

ババアの部屋へ凸する奥さん
でババアは
「大体ペットに対する考えが甘すぎるのよ!
猫も苦情も増える一方じゃない!」
「いやな仕事を私がしてあげてるのよ!」
「そりゃお金は頂いたわ!明細見せましょうか!」
「私を信じて託した気持?そんなの責任持てない」
「手放した時点で同罪よ」

よくわからん人に手放したのにお金で不信感を持った飼い主にももやもやするし
ババアのセリフも全面否定はできんし
気軽に買った癒し本でこんな嫌な気持ちになるとは
408名無しさん@おーぷん :2015/06/02(火)02:12:03 ID:oS2
もう二十年以上前に祖母の家で読んだ話なのでうろ覚え
小説の短編集なんだけれど、確か宗教関係の人が勝手に置いていったと言われた
気がする冊子なので出版社などは分からず
台詞もニュアンスで覚えているだけなので、間違っている部分があると思います

時代は恐らく第二次大戦。場所は日本の都市
とある母子がいて小学生くらいの子は盲腸で入院しており、物資のない中手術を
どうにかうけた直後。母親はつきっきりで看病してる。他の家族はどうしてたか
覚えてない。
医者からは「手術は成功したが、体力が無いので落ち着くまで病室から移動ができない」
と言われてしまう。母は高熱と痛みで苦しむ子の手を取り、「大丈夫よ」と声をかける。
その夜、不幸なことに爆撃機が来る合図のサイレンが鳴る。動ける者はみな
防空壕へ避難したが、母子はベッドから動けない。
かなり大規模な爆撃が始まり、外は火の海になる。母子のいる病室は上の方なので、焼ける
街が見下ろせる。「怖い、なにが起こっているの?」と不安がる子(寝返りも打てない)に母は
手鏡を出して外の情景を見せつつ「綺麗な花火でしょう」的な事を言って
子を和ませる。モノローグか台詞か忘れたけれどこの後に母親が「自分達は某神様(ぼかしたのではなくて
本当に覚えてません)を信じているから空襲なんかじゃタヒなないのよ」と
笑顔で言って後日母子共に退院。

幼い頃は「なんかヘンだ?」と思ってもやもやしてて、大人になるにつれて
「人が逃げ惑ってるのを知りながら「花火みたいで綺麗でしょ」「自分達は
守られているから安全なの」と笑ってる母親がすごく気持ち悪かったのだと気が付いた。
409名無しさん@おーぷん :2015/06/02(火)11:13:33 ID:458
あんまり面白くないかも
実話です

中学生の頃の話
友達と花火を見に行く約束をした
花火と行っても田舎で川の堤防に陣取り
向こう岸から上がる花火を見るというもの
その日ばかりは人で賑わい出店もあって
こんなに人がいたのかと驚く感じw

実家には母の妹(38)が子連れで帰省していたが小さな子達(小一、幼稚園生、赤ちゃん)で
私は一歳年下の妹だけを連れて友達と合流した

花火が始まろうとした頃鬼の形相をした叔母が走ってきた
どうしたのー?と叫ぶと近寄ってきた叔母に
訳もわからずボコボコに殴られる
鼻血が出た感触がした
友達と妹は大騒ぎで叔母を止めていたような気がするが
意識が遠のいてただ芝生に出来た血だまりを
ぼーっと見てた

そのまま近くにいたらしい近所のおばさんに
連れられて病院に
実は全く覚えていないんだよね
ショックなのか頭打った影響かはわからないんだけど

いえ大丈夫ですから大丈夫ですからと無機質に繰り返していたらしく、いよいよヤバイと先生は判断して、刑事事件として警察に連絡

付き添ってくれたおばさんが我が家に連絡してくれて、すっ飛んでくる家族
やったのが叔母だと妹や友達がいうもんだから、これまたすっ飛んできた警察に訳もわからずも身内のことなのでともみ消したらしい

奥歯が折れ鼓膜破れて頭蓋骨にヒビ脳震盪と記憶障害
正式名称はよくわかりません……すみません
死んだと思ったよ鼻血の時点で

後日殴った理由が判明
「子供がはぐれたのに、私ちゃんが友達とあそんでいたから腹が立った」

まず理由言えよ!
「子供がはぐれたから一緒に探して」
と言ってくれれば探したよ……
つか妹はいいのかよ
それを妹にいうと
「ラッキー♪」と言っていた
410名無しさん@おーぷん :2015/06/02(火)13:47:22 ID:XFM
何年か前にみたよくある大家族の番組
子供が10人以上いて、長女は成人していて末っ子は新生児だった。
狭いボロボロの家に大人数で住んでいて、見るからに生活は苦しそうだけど本人達は賑やかで楽しいと言っていた。
長女は16歳の時に未婚で妊娠出産していて、産まれた娘は育てられないから施設に入れられていた。
成人して働きだしても、面会には行くものの引き取ることはなかった。
番組の終盤で、長女が今付き合っている彼氏の子供が出来たから、結婚して産むと両親に報告する場面があった。
報告を聞いた父親がヘラヘラしながら、「施設にいる子供の事も忘れるなよ」と言い長女は「わかってるって」と答えただけだった。
母親は産まれたばかりの自分の末っ子を、見るからにDQNっぽい長女の彼氏にニコニコしながら見せていた。
施設にいる子のその後も気になるけど、長女も彼氏もフリーターで今後子育てなんかやっていけるんだろうか。
自分には全く関係のない人達だけど、胸糞悪かった。
411名無しさん@おーぷん :2015/06/12(金)23:06:18 ID:60S
消防の頃見てたテレビ番組
悪の組織に攫われたお姫様を助け出すという設定でレギュラーの子供達が毎週悪の怪人に扮したゲストと謎解きクイズで勝負する番組。
当時の自分は毎週wktkしながら自分も画面の中の子供達と一緒に問題を考えつつ楽しんでた。
遂に迎えた最終回、ラスボス戦で真剣勝負も虚しく敵の方が勝ってしまいお姫様は助けられなかった。
自分としてはこの次にリベンジ編とかあってハッピーエンドで終わるんだろうと信じてたのに次の週は何事も無かったかのように別の番組に変わってしまい子供心に後味悪かった。
412名無しさん@おーぷん :2015/06/16(火)16:00:12 ID:sfj
ライトノベル「とある魔術の禁書目録」は1・2巻は後味が悪かった
すまん、長くなるかもしれないしあんまり文章力もない

超能力や魔術が存在する世界、主人公の上条は魔術や超能力を打ち消す右手を持っている。
ある日、魔術師を名乗る少女インデックスと出会う。
インデックスによると
自分は10万3000冊の魔術書を記憶している
それを狙う2人の魔術師に追われている
なぜか魔術書以外の記憶がない
という。
お人よしの上条は魔術師からインデックスを守ろうと決意する。
1人目の魔術師ステイルを何とか撃退した上条だが2人目の魔術師神裂に敗北してしまう
どうしてインデックスを狙うのか問いかける上条に神裂は真実を告げる。
インデックスは定期的に記憶を消さなければ生きられない呪いがあるということを
そしてステイル、神裂、インデックスはかつて親友同士だったがインデックスにはその記憶はすでにないこと。
ステイルも神裂も好きでこんなことをしているわけじゃない。それでもインデックスの命を守るために
たとえインデックスに嫌われても記憶を消し続けるという。
そしてもうすぐインデックスの記憶を消すタイムリミットが迫っている
それまでに覚悟を決めインデックスとの別れを受け入れてほしいと神裂は上条を見逃す。
413名無しさん@おーぷん :2015/06/16(火)16:09:30 ID:sfj
なんとかインデックスをそして親友なのにつらい選択をしなければならなかった2人を助けたいと考える上条は
自分の右手ならば呪いを消せるかもしれないと考える
そしてインデックスにかけられた呪いの元を発見し右手で打ち消した。
すると自我を失ったインデックスが上条を攻撃してきた。
なんとかインデックスを無力化させた上条だが頭部に深刻なダメージを受けてしまい
上条はそれまでのすべての記憶を失ってしまう。

ここまでで1巻
414名無しさん@おーぷん :2015/06/16(火)16:35:19 ID:sfj
2巻
上条は自分が記憶喪失であること、そして記憶が二度と戻ることがないこともインデックスに隠し生活することになった
他に行くところもないのでインデックスも一緒に奇妙な同居生活が始まった。
そんな上条の前に再びステイルが現れる。
ステイルが言うにはとインデックスとの生活を容認する代わりに魔術師の仕事を手伝えという
以来の内容は上条たちの住む街でアウレオルスという魔術師が何か企んでいるらしいので阻止しろというものだった。
アウレオルスはステイルたちの所属する組織の魔術師だったが数年前に裏切りそれ以来ずっと姿を隠していたという
調査の途中、ステイルがインデックスの事を好きなんじゃないかと指摘する上条にステイルは言う
インデックスを好きな人はたくさんいる。友達として女の子として教え子として。上条やその人たちの違いは助けることができたかできなかったかの違いでしかないと
しかし上条は「インデックスを助けた記憶」がない
彼女を助けたのは「記憶を失う前の自分」であるにもかかわらずインデックスの笑顔が自分に向けられることに罪悪感を憶える
415名無しさん@おーぷん :2015/06/16(火)16:50:16 ID:sfj
アウレオルスの居場所にたどり着いた二人だがあっさりと返り討ちに会ってしまう
さらにインデックスを奪われてしまう。
再びアウレオルスと対峙するステイルと上条
そしてアウレオルスの本当の目的が発覚する。
アウレオルスはかつてインデックスの教師だった。
ステイルや神裂、そして上条のようにやがて仲良くなり彼女を教え子として好きになった。
記憶を消される前「忘れたくない」と涙を流し懇願するインデックスを見ていつかインデックスを救うと決意した。
組織を裏切り追われながらもずっとインデックスを救う手段を捜しそしてついに発見した。
これで彼女を救えると宣言するアウレオルスにステイルは残酷に告げる
「彼女はもう救われている。ここにいる上条によって」
呆然とするアウレオルス、そして気を失っていったインデックスが目を覚ます。
目を覚ましたインデックスは上条を見て安心したように微笑んだ。ステイルやアウレオルスには目もむけず。
それはかつてステイルやアウレオルスに向けられていた笑顔。だがもう彼女の中には2人はいない。
その事実にアウレオルスは狂い上条を殺そうとするが今度は返り討ちにあう。
こうして事件は幕を下ろした。

しかも上条の記憶喪失設定は以後ほとんど使われなくなるんだよね……
後味悪かった
長くなってすまん
416415 :2015/06/22(月)14:24:13 ID:3p4
後味悪いスレで度々上がってた望月花梨先生、彼女のデビュー作も良い気分に
慣れなかった。タイトル、登場人物名前忘れました。
●主人公小学6年(女)は同クラス、家が隣同士の幼なじみがいる。
ある日主人公は幼なじみがクラスの男の子とセックスしているところを
見てしまう。(主人公の部屋から彼女の部屋が見えるのとカーテンが閉めて
無かった為、因に行為は描いていないが脱ぎ散らかした服の描写有)
○○君が幼なじみの家を夜遅く度々出て来たところを目撃していたので
翌日勇気を持って幼なじみに問いつめると
「○○君の事は愛してるからするのよ」「私達小学生なんだよ!」という
主人公にも全く動じない。
417415 :2015/06/22(月)14:39:23 ID:3p4
そんなある日近所のお喋りおばさんが、幼なじみが○○君とセックスしている
ところを見た!と幼なじみ宅の前で近所の大人数人と大騒ぎ。
主人公は(カーテン閉めないから、ばれちゃうんだよ!!お喋りおばさんの
××さんに知れたら大変じゃん!)と内心叱るが、大人達の前で「幼なじみが
そんな事する訳ないじゃん!」→「確かに見た!」「○○君が家から出て来た」
等言い合うが主人公の説得で何とか沈静化。
なんやかんやで最後は幼なじみと一緒に帰った時に彼女の顔が妙に大人びて
見え距離を感じる主人公。その2人の後ろから○○君がやってきて、主人公が
急に「今からじゃんけんして負けた人が皆のカバン持って行くのはどう?」
と言い。後出しで負け幼なじみと○○君を2人きりにしてあげキューピット役に
自分は先に帰り、そんな彼女を微笑ましく笑う幼なじみで話は終わる。

自分だったらそこまで幼なじみをフォローする精神や幼なじみの家庭環境を
疑って付き合い辞めると思うので主人公の幼なじみを悪魔でも見守り、
応援体制に理解出来ずモヤモヤした。またカーテン閉めずにヤルっつーのも。
4181/2 :2015/06/23(火)12:13:36 ID:UhY
今朝のNHKニュースの内容が極悪…

今日は沖縄戦から70年という節目の「慰霊の日」を特集していた。さまざまなトピックスの中に喜屋武さん(76歳)の経験談があった。

沖縄戦は、島の形が変わったといわれるほどに熾烈を極め、沖縄県民はアメリカ軍の攻撃に逃げ惑うことしかできなかった。
お母さんと兄弟4人の喜屋武さん一家も同様にあちこち逃げ回るうち、運よく壕を見つけた。しかし、すでに日本軍人が数人いて、銃剣を突き付けながら「泣く子は入れられない」と脅した。
4192/2 :2015/06/23(火)12:17:55 ID:UhY
喜屋武さんのお母さんは「上の二人は泣かないから入れてくれ」といい、
喜屋武さんと喜屋武さんのお兄さんを壕に入れてもらい、3歳と9カ月の二人を連れ出した。
近くに置き去りにして戻ってきたが、3歳の子が「お母さん!お母さん!」と泣きながら追いかけてくる。
すると今度は、幼い子の足では追い付けないほど遠くに連れていき、
お母さんだけが壕に戻ってきて、入口を内側から石でふさいでしまった。
置き去りにされた子は、それ以来、行方不明のまま…。

話は喜屋武さんが遺骨だけでも見つけてあげたいと思い、DNA検査を推進しているNPO法人に登録して云々、
という話につながっていたが、
経験談が過酷すぎて、後半の話なんて全く耳に入ってこなかった。
420おまけ :2015/06/23(火)12:20:27 ID:UhY
喜屋武さんのお母さんの行動に賛否はあるのはわかるが、
そんな賛否は今の平和な日本で生きている人が言うべきことじゃないと思う。
銃剣を突き付けられながら瞬時にこんな判断しなければならないなんて、
酷いにも程があるだろうに…。

家族で朝ご飯を食べつつ見ていた母と私は二人で泣いてしまうし、
私は思い出すだけで涙が止まらなくなってしまう…。
421ななし :2015/06/23(火)19:40:38 ID:YDk
>>418
「緊急避難」を思い出した。
兵士が銃剣突きつけてる以上母親が土下座して子供たち全員
防空壕に入れようとしてもその場で兵士が始末するのが関の山だしな
母親はそれを悟ったからこそ兄二人を防空壕に避難させた

私が読んだ戦時中体験談では、母親が乳幼児と一緒に防空壕に
避難したが恐怖と飢えで泣き叫ぶ乳幼児に対して
「うるさい黙れ始末してやる」と怒り狂う兵士と住民たち
母親は頑張ってあやしてたんだが、
恐怖のあまりなんとわが子を抱き殺してしまったそうだ
422名無しさん@おーぷん :2015/06/30(火)00:55:06 ID:ql5
アニメの話ですまんな。
人気恋愛シミュレーションゲーム「キミキス」のアニメ化である「キミキスpure rouge」が後味悪いというか胸糞悪かった。
原作のゲームは女の子と仲良くなってイチャイチャするゲームなんだがアニメはなぜか青春群像劇になってる。
主人公もなぜか分裂して2人になって6人のヒロインを半分ずつ攻略してるんだが、その主人公1のストーリーが酷い。
主なヒロインは二人で主人公の憧れの同級生であるAと、幼馴染で姉みたいな存在のBがいる。
おせっかいなヒロインBは主人公の恋を応援すると言って後押し、さらにサックス吹いてるイケメンといい感じに。
そして見事主人公とヒロインAは恋人になるんだがAはもうすぐ転校してしまうということが明らかになる。
主人公はAに「転校しても手紙書くよ!会いに行くよ!」と誓うがイケメンと仲良くなってるBも気になる。
Bも今まで弟のように思ってた主人公を世話を焼いてるうちに一人の男として意識するようになる。
そして最終回
転校する最後の夜にデートしていたAに主人公は「僕Bが好きなんだ!もう君とは付き合えない!」と言い放つ。
Aも主人公がBの事を好きなのに気づいていたので転校する自分には引き止められないと身を引く。
一方、Bも突然イケメンを振って「好きな人がいるの!」とか言い出す。
イケメンはイケメンなので身を引く。
そして主人公とBは花火が打ちあがる中ロマンチックにお互いの気持ちを告白して、幸せなキスをして終了。
そしてエンディングの最中、一人涙を流すヒロインA……

もうね、原作では2番目くらいに人気なヒロインBをよくもここまで性悪にできたもんだと……。
ヒロインAの声優さんも呆れかえってた。
423名無しさん@おーぷん :2015/07/01(水)16:29:23 ID:Noz
>>422
確か当時のネット上でもこの終わり方に批難がたくさん出ていたよな~
これの反省として、キミキスの十数年前の話である『アマガミ』のアニメ版では、
各ヒロインごとのエピソードをオムニバスで描く形式にしたんだよな
ただ、なんでその方式をキミキスの時にしなかったんだよと…
アマガミのアニメが好評だったから、なおさらそう感じてしまう
424名無しさん@おーぷん :2015/07/05(日)10:43:37 ID:lFE
昔読んだ少女漫画でのあるエピソード2つが胸糞。

1つめの話は、とある少女が友人に、雀のひなを拾ったという話をしているところから始まる。
それでそのひなは今どうなっているのと友人が少女に尋ねると、
少女は爆笑しながら、「死んだの!」と言う。

2つめのエピソードは、その少女が恋している、背の高い少年についての話。
少年に、背の低いクラスメイトが些細な冗談を言った。
すると、少年はクラスメイトに向って、「俺より何もかも格下のくせに偉そうなこと言うな。」
と言い放つ。それを見ていた少女の友人はドン引き。(こいつらはまだ中1です。)
元から、少年の人を見下していて自信家な発言を快く思っていなかった友人は、
それ以降少年のことを本格的に避けるようになる。
少年は背が高くて足が速く、普段からクラスの中心にいるためか、女子に人気がある。
「でも、性格はアレなのにね。」と顔をしかめる友人。

友人は、雀のことや少女の男の趣味のこともあり、少女とも距離を置こうかと考えるようになる。
「出身の小学校が違う人の中では一番の親友かと思ってたのになあ・・・。」
とため息をつく。
その後友人は、少女とは少し距離を置くようになった。

そして、10年後、少女は彼氏に「まあでも、あのまま仲がよかったらと思うと、ゾッとするわ。」
と言って話を締めくくる。

・・・少女漫画ってエグい話多いな。
425名無しさん@おーぷん :2015/07/05(日)10:57:24 ID:lFE
間違えた、最後に彼氏に話しかけてたのは少女の友人だった。

そういや、エピソードはもう1つあった。
少女の友人は、クラスでとくにモテているふたりの少年達を嫌っていた。
(そのうちの一人はあの背の高い少年)
二人とも特別顔がいいわけでもなく、性格も悪いのにモテている。
少女の友人は「なんで性格の悪い人に惹かれる子って少なくないんだろう。」
と母親に言う。「女は悪い男に惹かれてしまうものなのよ。」と返す母親。
「そういうものなのかあ・・・。」とため息をつく少女の友人。

これらのエピソードの他にも、少女の友人のいるクラスにはエグいエピソードがたくさんあって、
特に恋愛関係の修羅場が多い。中学1年生のクラスとは思えないくらいドロドロしたエピソードが溢れてて、
ある意味とても面白かった。
426名無しさん@おーぷん :2015/07/06(月)19:14:08 ID:JFp
レディースコミック系の漫画で戦争特集で載っていた漫画。

主人公は朝鮮に住む女性で間もなく結婚する予定。
婚約者とシーソーの上でジャンプする遊びとかしてイチャイチャ。
そんな2人の住む村に日本兵がやってきて、若い娘たちを無理矢理連行。

主人公も連れ去られ、貞子という日本名を名乗るよう強要されたうえ、屈辱的な性病検査を強いられ、慰安婦にされてしまう。
逃亡しようとしたものは容赦無く射殺され、命令に従うしかなく、日本兵の相手をする主人公。
処女なのに初日から30人の相手をさせられ、慰安所の女将さんに泣きを入れたら
全裸でベッドにくくりつけられ、日本兵のオモチャにされる。

そんな日々の中、婚約者そっくりの日本兵(A)が客としてやってきた。
Aは貞子に『金の為とはいえ、こんな仕事は辛くないのか?』と聞かれ
「金なんて貰ってない!拐われてきて無理矢理やらされてるんだ」と口走ると
Aは貞子に同情し、自分の持ち時間は何もせず休めと言ってくれた。

貞子に恋したAはなんだかんだで慰安婦たちの脱走に協力してくれる。
シーソーを利用して慰安所の壁を越え、最後に飛び越えてきた貞子と共にトラックで逃走。

逃走先でAは貞子を初めて抱いた。

翌朝、慰安婦たちが貞子がいない事に気付き大騒ぎになる。
そして慰安婦たちは気付いた。
最後にシーソーを使った貞子は壁を越えられず捕まってしまっていた事実に。
『では俺は誰を抱いたんだ!?』
確かに貞子を抱いたはずなのに貞子は実際には居なかった…どういう事だと嘆き混乱するA。

慰安所では拷問の果てに力尽きた無惨な貞子の死体が転がっていて
シーソーの上で「出して、ここから出して」と貞子の霊がずっとジャンプし続けていた…
427名無しさん@おーぷん :2015/07/07(火)17:54:56 ID:EAe
赤いろうそくと人魚
428名無しさん@おーぷん :2015/07/13(月)23:52:03 ID:rC0
>>426
嘘つきは帰れ
429名無しさん@おーぷん :2015/07/15(水)19:10:50 ID:fBZ
少女漫画で後味が悪い話があったな。

女の子が盲腸で入院して友達が見舞いに来たら、1人の子が突然吐いてしまう。
「あんたも盲腸じゃない?あたしもゲーゲー吐いたよ」
と入院中の女の子が指摘するが、吐いた子は食べ過ぎたからだと言う。

その様子を見ていた女医さんは妊娠してると直感し、その子を説得して診察する。
診察室近くを通った際、たまたま友達の声に気付いた盲腸の子は立ち聞きして、友達が妊娠してる事を知ってしまい、
母親に友達が妊娠した事を言ってしまう。

翌日、妊娠した子が教室に入ると皆から
「お前妊娠してるだろ」
「誤魔化してもダメだよ。私のママが○○のママから聞いたんだもん」
「えっち!」
「相手は誰だw」
と囃し立てられ、ショックのあまり屋上から飛び降りてしまう。

幸い木に引っ掛かり助かったが流産してしまう。
盲腸の子は友達に泣いて謝る。
「生きていてよかった…助かってよかった…
ごめんね。軽い気持ちでママに妊娠の事を話して
ママも軽い気持ちで他の人に話したと思う」
しかし流産した子は口を聞こうともしなかった。

流産した女の子は義理の父に犯され、助けを求めたのに母親から見捨てられた事が母親自身の口から語られ
母親は心底反省し、離婚を決意し、流産した子と和解して話は完結したけど
妊娠した事は知れ渡ってる訳で…その後の事を考えると後味悪い((T_T))
430名無しさん@おーぷん :2015/07/16(木)05:28:41 ID:AxC
>>426
一川未宇「恨の足跡」ですね

その漫画は捏造が酷すぎるとあちこちで叩かれてます

だいたい登場する日本人が1人を除いて皆鬼畜ってのはどうよ?
強制連行も事実じゃないし
431名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)00:00:26 ID:l4j
数年前ニコニコ動画で見た怖い話。うろ覚えだから内容違ってたらごめん。

アイドルの女の子AとBがいた。
多分高校生?で、二人とも同じ事務所所属。
ある日、ラジオの取材「芸能人に聞いた怖い話」の特集として、Aが実際にあった怖い話を語り始める…。

A「私、実は守護霊に守られているんです。
先週、飛行機事故がありましたよね。私もあの飛行機に乗る予定だったんです。
先々週は都内の公園で通り魔が出没しましたし、その前はコンビニに暴走したトラックが突っ込むなんてこともありました。私はその現場の全てに居合わせているんです。」
記者「なるほど、毎度その直前に守護霊の加護で、危機を回避している訳ですか。その霊は姿を現わすんですか?それとも囁きが聞こえるとか?」
A「実は、私はこの霊を見たことは無いんです。この霊は、Bにだけ見える存在のようで。」
記者「見えないのに霊を信じているんですか?」
A「ええ、Bは教えてくれました。私が危険な目に遭うとき、いつも側に居てくれるこの霊は、わたしが子供の頃亡くした最愛の弟にそっくりなんだそうです。生前の写真をBに見せるととても驚いていました。
私は、弟が今も私を見守ってくれているとわかっただけでとても嬉しいです。あの子がいれば、生きる気力が湧いて来るんです。」
Aの目はキラキラ輝いており、亡くした弟を今でも大切に思っていることがその姿から伝わってきた。
432431 :2015/07/17(金)00:25:18 ID:l4j
守護霊続き。
先ほどの動画には、B視点の後半が存在する。

B「初めてその霊を見たのは、1カ月前のことです。スタッフ以外立ち入り禁止のライブステージに見知らぬ子供がいたんです。近づいて注意しようとしたら、目の前を横切ったスタッフがその男の子の体をすり抜けて。
幽霊なんて初めてみたので、取り乱してAに思わず泣きつきました。気をとりなおし二人でリハーサルを始めようとした瞬間、ステージ上の照明が大きな音をたてて落下しました。
その後、先程お話ししたような大きな事件があるたび、その霊は姿を現しました。彼がいるときに注意して行動すると、痛ましい事件を回避出来るんです。」
記者「なるほど、怖い話とは少し違うけどいい話が聞けました。今日はありがとうございます。」

記者が去り、BはAと二人で部屋に残る形となった。Bは考える。
実は、幽霊はもっと高い頻度で出没している。毎日のように。危機を無事回避出来れば、それをAに隠しているのだ。大きな事件のそばを通りががったとなると隠しきれない為、それだけはAに伝えている。
Aに幽霊の姿を教えた日から、彼女は本当に明るくなった。弟さんを本当に大切にしているのだな、と思う。しかし、それだけにAに真実を伝えづらい。
1カ月の間に毎日霊が現れ、怪我や事故を起こしかけている。命に関わる事故は4回だ。どう考えても多すぎる。しかし、弟を愛する姉にこの霊のことを悪く言うのは気がひける。
思い過ごしかもしれない。この霊は本当に守護霊なのかもしれない。だが、私にはこの霊がどうしても信じられない理由がある…。

A、この霊ね、いつも笑ってるの。
433431 :2015/07/17(金)00:31:03 ID:l4j
守護霊はこの二本立て。

この守護霊間違いなく悪霊だけどAは何も気づいてないし、Bもずっと内緒にし続けるかと思うと心労がすげー大変だし、なにより悪霊の癖にAのしんだ弟の姿してるのが気持ち悪い。この状況が延々続くのかと思うと気分が重くて後味悪かった。
Aが弟に虐待をしてた描写とかもないので、多分弟は誰にも怨みはないはず。悪霊が弟の姿を借りているのか、それとも死んだ弟が全く悪意なく姉をあの世に引き込もうとしてるのか…。といった、幽霊の意図の読めなさも気持ち悪くてすげーモヤモヤする。
434名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)08:59:11 ID:U4t
>>431
良い話だと思ったら…orz

実は霊は本当に弟で
大好きな姉と一緒に居たいから悪さしてるとか思ったが
そうだったら救いがないなorz
435名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)23:59:23 ID:hmF
題名は忘れたけど、昔見た推理ドラマの話。
有名な華道の家元が殺されて、犯人は家元の妻。

動機は家元が息子を愛人との子と決めつけて(噂があった)
次期家元と認めず勘当したから。

でも、事実は全然違っていて息子はそもそも華道に興味がなくて音楽をしたかった。
そのことを父親である家元に相談すると家元は反対どころか応援する。
実は家元も別に夢があったけど周囲に反対されて邪魔されて泣く泣く諦めた。
息子に同じ思いをさせたくなくて表向きは勘当扱い。
それでもやっぱり息子が可愛いので困ったことがあったらいつでも帰っておいで、
家族なんだからと言う。

なのに、母親はそうなるように仕向けられたと言って自分は悪くないと言い張る。
それどころか自分達は高貴な花で主人公(探偵役)達は雑草呼ばわり。

息子は母親にビンタ。
そして自分のせいでこんなことにと土下座して周囲に謝罪。

母親が自己中すぎる。
息子を愛人の子と噂されたことだけは可哀想だけど、
息子の気持ちも夫の気持ちも全く理解できてない。

殺された家元も可哀想だけど、
大好きな父親を自分のせいで殺されたと思う息子も可哀想すぎる。
4361/2 :2015/07/22(水)01:29:12 ID:WWg
レディース漫画であった怖い話。

主人公の友達が彼氏のプロポーズを子どものできない体だからと断る。
彼氏が好きだった主人公はラッキーと言わんばかりに寝取る。
子どもができると自分一人で育てるから生ませてとねだって、結局はそのまま結婚。

でも、数年後突然離婚を言い渡される。
しかも夫の浮気+再婚相手は友達。
友達曰く、主人公と彼氏いっぺんに裏切られた時からこうしようと考えていた。
主人公から夫も子どもも全て奪うことが復讐だという。

頭に血が上った主人公は友達と取っ組み合いの喧嘩になる。
それを見た夫はほとほと愛想が尽きたと主人公だけをせめて、友達をそれを見てほくそ笑む。

全てに絶望した主人公は子どもだけは奪われないようにと無理心中を図る。
けど、結局失敗して目が覚めると病室の中。

そして、母親から夫は友達と再婚して子どもと別の場所に引っ越したと聞かされる。
3人のことは忘れて幸せになれという母親の言葉を無視して主人公はこっそりと引っ越し先にやってくる。

そこで子どもと再会する主人公。
子どもは幸せそうで特に友達からいじめられているわけでもなかったことに安心したけれど、
帰り道友達に故意に車でひかれそうになって、
あんな危険人物に子どもを任せておけないと子どもをこっそり連れ出す。
4372/2 :2015/07/22(水)01:29:25 ID:WWg
母親のいるアパートへ身を隠そうとするけれど、
そこで母親が子どもが生まれるずっと前に死んでいたことに気づく。

その直後、夫と友達が部屋に飛び込んでくる。
2人は子どもになんでこんな場所に来たと尋ねるとママと一緒に来たのと言って、
何もない空間を指出す。

実は無理心中で主人公だけが死んでいた。
車に轢かれそうになったのも友達に姿が見えなかっただけ。

夫は主人公に対して母親失格だの子どもを殺すなんてと自分のことを棚にあげて説教。
それに対して子どもは泣きながら母親を庇う。

「パパ、ママを怒らないで。ママがね言ってたの。一人ぼっちで寂しいって。
 だからまゆがそばにいてあげないとだめなの。」

それを聞いた主人公は自分はなんて恐ろしいことをしたんだ。
こんないい子を道連れにしようだなんてと思うけれど、そこで友達が余計なひと言。

「主人公、あなたはもうまゆちゃんを育てられないの。
 まゆちゃんは私が立派に育てるから、私にちょうだい!」

それを聞いた主人公は頭に血が上って暴走。
お前にだけは渡すかと子どもを強く抱きしめる。
子どもは死亡。
部屋中に夫と友達の絶叫が響き渡る。

主人公は子どもを奪い返してやったと高笑い。
けれど、それに対して母親が言う。

「主人公、あんたはバカな子だよ。こんなことをしたってまゆはお前のものにならないのに。
 私はもうあんたを助けてあげられない。
 まゆは私が責任もって向こうに連れて行くよ。」

次の瞬間、気が付くと主人公は暗くて誰もいない場所にいる。

「あれ?私は友達からまゆを取り返したはずなのに。なんで私は1人なの?」

そして膝を抱えて1人で暗いよ、寒いよ、寂しいよとブツブツ言い続けて終わる。

漫画の題材が身勝手な大人の犠牲になった子どもだったので、まさにその通りだと思った。
母親以外の大人がみんな自分勝手。
主人公に殺されかけても必死で庇っていた子どもの方がよっぽど大人。
438名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)01:07:28 ID:CUM
>>411
それって確かテレ朝のバーチャQとかいう番組だったっけ?デカいマッチ棒でクイズしたりデカい文字運んで並べ替えしたりの
でもあれ最終回で敵側が勝っちゃったけど姫がそれ気に食わなくて巨大化だかの超展開でとりあえずハッピーエンドに持っていった記憶があるんだが...
439①1/2 :2015/07/23(木)21:09:49 ID:0gZ
ハッピーエンドだと思っていたら最後の最後で・・・だった漫画。

主人公・Aは平凡な主婦で、たまの楽しみは仲のいい夫の姉・Bとお茶をすること。
ある日、Bは家を追い出されそうだとAに愚痴る。
話しによると1年前にずっと面倒見てきたBの義母の面倒をBの夫の姉・Cが見ることになった。
そして義母が亡くなると遺言状には全財産をCにと書かれてあった。
Cは家も自分のものだから出ていくように弟夫婦に促す。
いきなり横暴だと言うと、Cは面倒事を自分に押し付けておいて財産をほしがるなんてと実の弟とBを糾弾。

それに対してAは遺言状が本当に本人の意志かなんてわからない。
特に老人無理やり遺言状書かされることも多くて裁判で無効になることもあると助言。
Cはそういえば義母は様子を見に行った時にボケていたような感じだったことを思い出し、
Aにお礼を言ってお茶を奢ると意気揚々と立ち去る。

その後、今度は自分の父親が亡くなり遺産相続の話を家族で話し合うことになる。
兄は母親は自分が面倒見るから遺産を放棄してくれと頼む。
主人公はそれなら別にいいと承諾。

けれど、兄は最初は母親に優しくしていたけれど徐々に気の強い兄嫁に流されて蔑ろにするようになる。
最終的に母親は兄嫁と孫から暴力を受け、親切なタクシー運転手によってAの元へと逃げてくる。
Aは兄に母親は任せられないと電話するが、兄は母親が勝手に出て行ったから自分に責任はないと反省の色なし。
これでは埒があかないと思ったAは夫の助けもかりて裁判を開始。
440①2/2 :2015/07/23(木)21:17:58 ID:0gZ

結果、Aと他の兄弟は母親の面倒を見るから遺産を放棄した。
それを破ったのは兄なので遺産も均等に他の兄弟・母親に行きわたることになる。
返ってきたお金で母親は無事老人ホームへ。

Bの方も主治医から義母がボケていたという証言を得る。
しかもヘルパーからCが義母を虐待していたという情報も出てくる。
そのため遺言状も怪しいことがわかる。
あげくに借金があり母親の財産を使って返済していたこともわかる。
そのため生前分与ということで遺産の取り分は0。
反対にBはヘルパーも雇わずに介護していたことを認められて大目に遺産を貰えることになった。
家からも追い出されることなくめでたしめでたし。

これで大円満と思っていたらAの元にCが登場。
Aは息子の目の前でCに刺される。

C「お前が余計なこと教えるからだ!私の金よ、私のものよ!」
A「私は別に自分一人が得しようとかそんなこと考えていなかったのにどうしてこんな目に?」

完璧な逆恨みで何も悪いことしていないAが不幸になって終わる。
死んだ描写はないけど、これはあんまりだと思った。
441②1/2 :2015/07/23(木)21:36:45 ID:0gZ
もう1つは少女漫画系統。

主人公・Aは女子高の教師で、クリスマスに見回りで屋上へ行くと自殺しようとしている生徒・Bを発見。
取り乱すBにとりあえず訳を聞かせてくれと話すA。

話によるとBは入学しておとなしそうな生徒・Cと友達になる。
女優希望のBは演劇部にCを誘って、一緒にオーディション巡りをしていた。
ある日、オーディションに行くと映画監督がCが主役のイメージぴったりだとスカウトする。
Cは興味ないから断ると言うが、
Bは自分のことを憐れんでいるからかと馬鹿にされたような気持ちになって、
つい乱暴な態度をとって不注意でCの顔に怪我をさせる。
Cは気にしていないしこんなのかすり傷と言うけれど、Bはもう自分が嫌になった。
自分で自分が許せないと言う。

それに対してAは自殺をするのはBの自己満足だと言って自分の足を見せる。
そこには大きな傷跡があって、かつての友達・Dにつけられたと話す。
実はAは陸上をしていて才能もあってオリンピックに出るのが夢だったけど、嫉妬したDに意地悪をされる。
そして不注意からAは怪我をし選手生命を絶たれる。

Dは何でもするから許してほしいとAに訴える。
Aは本当に何でもするんだなと言ってDにあることを命令する。
そしてDはそれをやり遂げたのでAはDを許すことができたと話す。
442②2/2 :2015/07/23(木)21:59:02 ID:0gZ
AはBに本当に許してほしいのならCが望むことをするのが筋と言う。
それを聞いたBも自殺を思いとどまる。
同時に遺書を見つけて急いでBを探しに来たCが登場。

何でもするから許してほしいというBに対してCは呆れながら言う。
口下手なCはBに話しかけられた時も部活に誘われた時も嬉しかった。
顔の怪我も本当にかすり傷で気にするようなことじゃない。

Cは演劇部に入って脚本に興味を持つようになった。
将来は脚本家になりたいと思っている、自分にその夢を持たせてくれたのは他でもないBだと。
仲直りした2人はAに手を振りながら「先生、メリークリスマス。」と言って仲良く下校。

ここで終わればよかったけど、ここでAの回想。
Dに何でもするから許してほしいと言われたAはDにナイフを突き立てて一言「死んで。」

回想が終わるとAは校庭の桜の木の根にシャンパンを流して「メリークリスマス。」と呟いて漫画が終わる。
443②2/2 :2015/07/23(木)22:02:20 ID:0gZ
>>439
特に老人ではなくて特にボケた老人にで、
次の行もCでなくBでした。
すみません。、
444名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)23:16:05 ID:TvT
>>430
それ見てふと思い出した。
「紫禁城の黄昏」岩波文庫版
映画のラストエンペラーの元ネタの一つで、清の最後の皇帝溥儀
英語の家庭教師になったジョンストンというイギリス人の回顧録。

内容がどうこうよりも後書きが不愉快なんだ。
訳者がとにかくジョンストンを悪く書いていて、
清の廷臣に書呆子(本ばっかり読んでいる夢想家みたいな意味らしい)
と言われていたとか
溥儀と語り合った内容が子供だましだとか
帰国してから耄碌して満州国の実態が分からなくなっていたとか
そんなことが書いてあった。

そんなに嫌いならほかの人に訳して貰えって思ったよ
445名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)23:19:59 ID:TvT
↑「溥儀の家庭教師」になったジョンストンね
「の」が落ちて変な文章になっている
446名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)01:26:54 ID:tmw
>>440
山もオチもないからとりあえず殺しとけみたいなのが後味通り越して胸糞悪いな
447名無しさん@おーぷん :2015/07/29(水)00:35:45 ID:ZUp
3DSから出てるRPGの「ブレイブリーセカンド」
前作である「ブレイブリーデフォルト」に実装されていたジョブをサブシナリオで手に入れることができるんだが
ジョブの所持者2人が何かしらの原因で争っていて
それを主人公パーティがどちらの意見を支持するか決めて
反対意見の方の所持者と戦ってジョブ獲得というもの

言い争う内容はいろいろあって
やりたかったこととは別の仕事を押し付けられて逃げ出した男に前の職場に戻るよう勧めるかやりたいことをやるよう勧めるか とか
探偵と刑事どちらの道を進むか悩んでいる男にどっちを勧めるか とか個人的なこともあるんだが
時には結構考えさせられるものがある
特に下の3つが個人的にキツかった
→は自分がプレイした時の選択とその結果

・大量の真水を生み出す宝珠を「渇きに苦しむ砂漠の民のために使う」VS「万能エネルギーを生み出して国の発展と世界平和のために使う」
 →砂漠の民のために使う方を選んだら民は助かったが万能エネルギーの研究は中止

・崩落で閉じ込められた建物内で残り少ない食料を「その場にいる全員で分けて救助を待つ」VS「強力な魔法を覚えさせられる魔獣に与えて建物を壊して脱出する」
 →全員で分ける方を選んだらほとんどのメンバーは助かったが魔獣は餓死。魔獣の飼い主も、命は平等だから全員で分けると主張した所有者も深く傷つく

・社会的弱者のための福祉のために高税で貧窮している国で「福祉をやめて減税する」VS「増税してでも福祉はカットしない」
 →福祉カットしない方を選んだら孤児などの弱者は笑顔で暮らせているものの、更なる増税で国の財政破綻は間近

ちなみに5章以降で平行世界に行って同じサブシナリオをもう一度できるんだが
そっちだと結末が変わってて多少しこりはあったりしても4章までの内容よりはマシになってて主人公パーティも納得してる
ただやっぱり4章までのサブシナリオは後味が悪い
結局のところ序盤でかなり使える方のジョブを取るのが多いから意見なんてどーでもいいって人もいるんだがな
448名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)14:30:05 ID:chd
>>437
それ読んだ事がありますが、本当に後味悪かったですorz

主人公の母親(ばあちゃん)と子供以外は全員アホすぎ。
いくら自業自得でも永遠に1人きりの場所で孤独を味わい続けるだろう主人公が哀れ。
449名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)18:31:22 ID:chd
ホラー漫画から

主人公は女子高生。
バイト帰りに少年たちに拉致され、1人の少年の家に監禁されてしまう。
少年たちは主人公をレイプしたり、音楽に合わせて蹴ったり様々な意味で暴行しまくるが、主人公は逃げることさえ出来ない。

主人公はある日、横たわった人間くらいのサイズの芋虫が監禁部屋にいるのに気付いて悲鳴をあげそうになった。
外出してた少年たちが戻ってくると芋虫を蹴ったり、オイルをかけて火をつけて焼いたりしました。
主人公は醜く非力な芋虫に同情し、少年たちが暴力に飽きて立ち去ったあと抱き締めたりして慰めました。

少年の両親は異常に気付き、息子がいない隙に部屋を覗くと
そこには元の顔が分からないくらい顔が腫れ上がった主人公が…
少年の両親は
「あんた、こんな事されて悔しくないの?」
「女の子なのにこんな事平気でされてたのか?」
と主人公がだらしない女の子だから息子が悪事を働いたのだと
一方的に主人公を攻め、歩くのがやっとというくらいに衰弱した主人公を家から摘まみ出す。

帰ってきた少年は両親が主人公を逃がした事に激怒する。
「警察に駆け込まれたら俺はお仕舞いだ。お前らが責任取れ」と荒れ狂う。
少年に気圧された少年の両親は慌てて主人公を捕まえに行く。

一方、主人公は公衆電話から自宅に電話する
「お母さん?」
「○子?お前どこにいるの!?いままでどうしてたの!?」
「お母さん…私、友達が出来たの…苛められても何も出来なくて、すごく醜くて、みんなはその子が悪いって責めるの
…その子、虫なの…一緒に連れていっていい?」
「そんな虫なんて捨てて帰って来なさい」
ガチャンと電話を切る母。

母に受け入れられず気力を失った主人公は倒れ、主人公と繋がっている芋虫が主人公を引きずりながら町をさ迷う。
(分かると思いますが、芋虫は暴力に対して抵抗できない主人公自身)
そこへ少年の両親がやってきて主人公を連れ去る。

その後、空き地に主人公の遺体入りのドラム缶が置かれている場面で漫画は終わりますが
なんとも嫌な気分になりましたよorz
4501/1 :2015/08/12(水)22:03:49 ID:t8B
百槇の話の本当は怖いグリム童話バージョン

本来の話だと意地悪な義母の酷い仕打ちにも負けず、
妹のことを思いやる心優しい少年が義母に殺される
義母はその肉でスープを作って家族に振舞う
父親はいい肉だと大喜び、妹は泣きながら食べる

それから綺麗な鳥に生まれ変わった少年
綺麗な歌声で家から父親と妹を呼び出して、父親には金の鎖・妹には赤い靴を与える
母親は家を出ると同時に石の臼が頭に直撃して死亡

その後、なぜか元の姿に戻った少年が母親のスープを残った家族と食べる
父親は前の肉はうまかったのに今回のは固くてまずいと言う
それを聞いた2人はさあ、何の肉なんだろうねみたいな感じ
4511/2 :2015/08/12(水)22:06:05 ID:t8B
これだけでも何か嫌な感じがするけど、
本当は怖いバージョンでは義母は元々いい人で実母を早くに亡くした少年を不憫に思っていた
赤ちゃんのことから面倒を見ていて自分を母親だと慕っている少年を実の娘と分け隔てなく愛情を注いで育てた
にも関わらず、少年は近所の人から義母が実の母ではないと教えられてから手のひらを返す
母さんと呼ばなくなって他人行儀になって、
学校の作文でも母親はいない的なことを書いて義母の心を傷つける
当然実の娘だけを愛すようになるけど、
実の娘は自分ばかり可愛がる母親にあまりいい感情を持たない
なぜ兄を苛めるのかと母親を責める
少年も妹のことは可愛がるため兄妹仲は良好
それがかえって義母を苛立たせて悪循環

義母が気の毒すぎる
少年は血の繋がり気にしすぎ、妹と父親は仲介役しっかりしろと言いたい
452名無しさん@おーぷん :2015/08/16(日)08:33:25 ID:WvI
>>449
それって実話だよね…。
女子高生コンクリート詰め殺人事件の。
453名無しさん@おーぷん :2015/08/16(日)11:16:21 ID:Xow
コンクリ事件を基にした二次創作ってとこだろ

自分もこの作品読んだことあるんだけど
あの事件をネタに二次創作するってどうなんだろうとモヤモヤした
作者にどんな正義があるつもりか知らないけど、
発表はホラー雑誌だから、社会正義がどうこうを考えたり語る場所じゃないし
454名無しさん@おーぷん :2015/08/24(月)21:29:08 ID:KiI
>>449
これはコンクリと意味が分かると怖い話であった軍人の話を元にしてるんだろうか?
手足のなくなった自分を親が受け入れてくれるか試したってやつ
どっちにしろ後味悪いけど、コンクリの話をネタにするのはちょっとヤダな
455名無しさん@おーぷん :2015/08/30(日)11:03:37 ID:4FS
御茶漬海苔先生の漫画「肉玉」

主人公(たしか小百合って名前)は生まれてすぐに母親を亡くし、優しい父に愛情たっぷりに育てられた。
正月と言う事で晴れ着を着た小百合の姿を見て
「小百合綺麗だよ…母さんにも見せてあげたかった」と亡き妻に想いを馳せる父親。

そんな時に小百合に友達から初詣の誘いの電話がかかってきて、小百合は友達と初詣。父は親戚に挨拶とそれぞれ出掛けていった。

父は帰り道でたまたま小百合を見掛け、友達と初詣に行ったのではなく彼氏とデートに行ったのだと知ると
彼氏を尾行し人気のない場所で1人になった彼氏を殺してしまう。

家に帰った小百合は父の書斎の明かりが付いている事に気付き消しに行くついでに軽い気持ちで古い日記を読んでしまう
「死んだママの事が書いてあるかも」

確かに日記にはママの事が書いてあったが、それは小百合の想像を絶する内容だった。
456名無しさん@おーぷん :2015/08/30(日)11:10:04 ID:4FS
(続き)
父は他の男性と付き合っていた母に一方的に想いを寄せた挙げ句、自宅に監禁し
母が逃げようとしたので足を切断、電話がある場所まで這って助けを呼ぼうとしたので手を切断、叫んだりしてうるさいから口を縫い、
ただの肉玉になった母を愛し、娘小百合を授かった…

日記には母を監禁している隠し部屋についても記載されており、小百合は隠し部屋に入ると
そこには医療機器に繋がれた手足がないセーラー服姿の女性が。
「ママ?ママなの?」

呼び掛けたその時、背後に立つ父に気付いた小百合は思わず後退りベッドに強くぶつかった弾みで母の生命維持装置のチューブが外れてしまう。

「ママに何て事を!ママ!ママ!ママ!……小百合ママが死んでしまった!…ママが…小百合はパパの側にずっと居てくれるよね!?」
「いやああああ!!!!」


…晴れ着姿の小百合が静かにベッドに横たわっていた。
麻酔を施されているらしく微動だにしない小百合の唇は医療用の糸で固く縫い合わされ
既に手足は切断されている。

父は穏やかな表情で肉玉と化した小百合に寄り添う
「小百合…ずっとパパの側に居ておくれ」
457名無しさん@おーぷん :2015/08/31(月)17:26:15 ID:6YU
ジャングルの王者ターちゃんのヴァンパイア編

アフリカの平和を守るターちゃんに
ヴァンパイア王国の王女『シーマ』が一族を助けてほしいと依頼しに来る
父親である国王が人間との共存を打ち出したことで、
反対派の反感を買い、大臣に乱心を名目に幽閉されてしまったらしい
ターちゃん一行はヴァンパイア王国に乗り込み、
国王が幽閉されている『薔薇の塔』を、敵を倒しながら登っていくが、
実は国王の乱心は事実で、人間に脳改造され操り人形にされていたことが明かされる
その人間は悪の組織『ケロベロス』の幹部で、
人間との共存は組織がヴァンパイアを使い、バイオ兵器を作りたいがためにさせていた言動だった
敵と味方の正義が覆り別の黒幕が現れる、というありがちな展開になのだが
通しで見るとシーマの言動はある意味黒幕よりもひどい

シーマは黒幕の人間『エドガー』に盲目的に惚れていて、騙されて利用されていた被害者なのだが
端的にいって、悪い奴じゃないが惚れっぽく感情的な性格で無自覚に人に迷惑かけるタイプ
458名無しさん@おーぷん :2015/08/31(月)17:27:21 ID:6YU
シーマには前述通り恋人がいるし、そのためにターちゃん一行を利用しようとしているのに
シーマの追手によってターちゃんの弟子『梁師範』がヴァンパイア化すると
責任を感じて体で詫びようとしたり、跳ね除けられたら本気で好きになっちゃいそうと感じたりしたのに
塔の中でエドガーも幽閉されていることに気づくと、ターちゃんの仲間『ペドロ』を自分の意志で
ヴァンパイア化(!)させ、敵に向かわせ「さあペドロ化け物どもを倒すのよ!」したり
その後でエドガーと再開すると
「エドガーと一緒だから今死んでもいい」
「あなたと初めて会ったとき何か予感がした」(エドガー「恋の予感さ」)
といちゃつきだしたり元々ちょっと言動が香ばしかったのだが後味が悪いのはランジェラ

シーマの追手は『ランジェラ』という元婚約者だったのだが、エドガーが現れる前は相思相愛だったのに
「ランジェラなんて不細工、子供の頃から大嫌いだった」
「エドガーの邪魔はさせない」と背中から撃つ
ランジェラは父の大臣に嘆願して謀反人のシーマが王女であり続けられるように手を回したり
迎えに行ったり、言動はやや問題はあるがシーマに対する愛は本物だ
最後は身を挺して真実の愛を示しシーマの目を覚まさせるのだが
事件の後、地位は剥奪されたが姉の懇願もあって罪はチャラになったシーラは
梁師範に抱き付き「もっと早く会っていたら…」「いかないで、ずっとそばにいて」

ランジェラはシーマを庇って死んだのに報われなさすぎる
アニメでは生存したランジェラとくっつくこともあって原作の後味の悪さが際立つ
459名無しさん@おーぷん :2015/09/01(火)18:40:33 ID:8oE
>>457-458
こういう性格の女って実在しそうだな…
4601/2 :2015/09/06(日)18:27:46 ID:ehE
何年か前に見たコピペで探したんだけどヒットせず…
なので、うろ覚えで申し訳ないですが。

A子は終電に乗ったが、睡魔に負けてしまい気がつくと山奥の終着駅。
慌てて起きたものの駅周辺には何もなく、
ほかの乗客が乗ってしまったのか、タクシーすら1台も止まっていなかった

そんなA子に気付いて車が1台近づいてきて
運転手の男が最寄り駅まで送ってあげようという。
一度は警戒したが、朝まで時間を潰せるような店はなく
こんなところで何時間も独りでいるほうが危険だと思い
結局は男の車に乗った
(確か、この話は携帯電話が普及する前の体験談)

行き先を告げると、最初はその方面に向かっていたが、
途中で男に「自宅のものが心配するから、一度自宅に寄りたい」といわれ
山を上る道へと方向転換された。
道はどんどん細くなり、周囲は森と言ってもいいほど木々ばかり。
それだけでも怖いのに男の言う自宅に着くと驚くほど古く、隣家もない
A子は怯えてしまい、車が止まったらいつでも逃げられるように身構えた

男は自宅前に車を横付けして降りた
自宅に入っていくと、中から女の声がする
「何だ、考えすぎちゃった」とA子は警戒を解き、会話を聞くともなく聞いていた
どうも、男性が女性にA子の存在を伝えているようだ
4612/2 :2015/09/06(日)18:33:03 ID:ehE
中にいる女の声は甲高く、妙に明るい
「あら、女の子を連れてきたのね!」
「だったら私は帰っていいのよね!」
「私、ここでのことは何も言わないよ!」

そのうち、調子の外れた女の歌声がし始めた。
A子はその声に胸騒ぎを覚え、車を出て家に近づく。

内部では、運転手の男が女に無言で暴力をふるっていた
女はこれまでにもひどい暴力を受け続けていたのか、
顔かたちは原形を留めておらず、男の暴力を歌いながら受け続けていた

A子は脱兎の如く走った。
学生時代に体育系の部活に所属していたし、
周囲の木々がいい目隠しになってくれたので何とか逃げおおせた。

その後、この夜の出来事は通報していないし、近くに行くこともなかった

私のつたない文章では無理だが、
コピペの語り口から狂った様子が静かに伝わるし、
語られはしなかったが、A子が逃げたことで生まれたであろう女の絶望が何とも痛ましい。
462名無しさん@おーぷん :2015/09/07(月)23:16:01 ID:zcW
匿名でもいいから通報してやれよ…
でもまぁ誰かに話すのも怖かったんだろうな…
463名無しさん@おーぷん :2015/09/08(火)16:35:59 ID:BK6
都筑道夫「不自由日記」79年発表

来年こそはちゃんと日記をつけようと決意した年末、旧友Aに洒落たノートブックを売りつけられた。
パラパラとめくってみると、すでに色々書き込んである。

『1月3日。映画を見ようと新宿に出たが人ごみに恐れをなして帰宅。暮れに急死したAを思い出し訪ねると、未亡人A子歓待す。
遺稿を整理し詩集を出したいと言うので協力を約す。詩集のない詩人として記憶されるべしとも思うが。どんな女も未亡人になれば美しい』
『某月某日。B離婚。大恋愛の末に結ばれた筈だが、わからないものだ。夜、A子来る』
『某月某日。C課長胃癌で死す。姉男児を出産』
姉が結婚した事は言ったかもしれないが上司の名前まで教えたかどうか。
日記は不自由な方が面白いと言っていたが、確かにこれは不自由だ。
こんな悪戯で小遣いをかせぐとはAらしい。

Bに電話してそれとなく訊いてみる。
先日Aが訪ねてきた時、ちょっとした事で細君と口論になったそうだ。
(さてはAの奴が何か言ったんだろ。夫婦には色々あらぁね、Aだって結婚してるのだからわかりそうなものだが)

Aが死んだ。酔ってふらふらしていた所を車にはねられたそうだ。
飲み代にも困っていたのに、おそらく私から巻き上げた金で飲んだのだろう。

「不自由日記」は11月17日で終わっている。
A子との結婚を渋っている私はその日、取引先の社長の娘と知り合う。
メロドラマ的だ、これがAの才能の限界なのだろう。
なぜ17日で終わりなのか。私は11月18日、生きてはいないのか。
464名無しさん@おーぷん :2015/09/19(土)15:03:29 ID:jYv
↑脈絡なく未来日記を思い出した俺
465 :2015/09/30(水)00:19:27 ID:SHD
昔はざまぁと思ったけど、今考えると自分的に後味の悪い話
レディース漫画から

主人公はお節介焼きだけど善良な主婦
けど、周囲の反応は冷たい
夫と子供からは口煩い妻・母親だと思われていて、ご近所・パート先でも誤解される
ゴミの分別がされていなかったため親切心でゴミ袋を開けたの人の家のプライベートを漁ってと白い目で見られ、
商品が傷ついているから交換しようとすれば持って帰ろうとしたと一方的に責められる
挙句、夕方に近所の幼女が男と一緒にどこかに行こうとしていたため心配して人を呼ぶが、
男が母親の友人の夫だったため主人公が逆に攻められる
しかも、運悪くその幼女の母親が主人公がゴミ袋を漁っていたと思い込んでいた相手だったため、、
主人公を心底軽蔑するようなことをわざと聞こえるように言って通り過ぎる
ここで主人公の何かが切れる
466 :2015/09/30(水)00:28:01 ID:SHD
それ以来主人公は夫と子供にすら無関心になって必要最低限のことしかしなくなる
ある日、ゴミ当番で前日の幼女と男が公園の中にある林の奥に行くところを見るが無視
結果、幼女は強姦されて大怪我をして病院に運ばれる
警察と母親とその友人が主人公の元に駆けつけて、
あの時間帯に近くにいたのはあなただけだから情報をくれと言うが何も見てないと冷たく突き放す
それでも食ってかかる母親に対して主人公は「仮に私が見ていたとして」と語りだす
「やっぱり見てたのね!何で警察を呼ばなかったの?」と肩をゆする母親に対し、
「仮によ、警察を呼ぼうとしたけどよく見たらその人はご近所に住む人だった。
 だから警察を呼ぶのをやめた・・・刑事さん、私は何か罪になりますか?」
主人公に対して「ご近所さんを疑うなんて最低」的なことを言った母親と夫が犯人であるとわかった友人が青ざめる
自体を呑み込めない刑事は「いえ、あなたは何の罪にもなりませんが?」とキョトンとする
そして最後に主人公は一言
「当り前よ、だって私・・・何もしていないもの。」

母親ざまぁと思ったが、よく考えれば娘には罪ないのに
でも、ここで警察呼んだとしても結局主人公は責められただろうし
とりあえず、母親が意地悪な目で主人公を見なければよかったにつきる
467名無しさん@おーぷん :2015/10/14(水)17:09:41 ID:kgx
ちょっと違うかもだが、よりにもよってそこまでにするかという感じの後味悪い話
遊戯王5D'sの日本版のラスト(エピローグ除く)は、結果的に人類を滅ぼした永久機関の大元ごと主人公達の住む町を滅ぼそうとしたラスボスに対して、仲間との絆、仲間内カードで勝利、ラスボスが未来への希望を抱きながら安らかに逝った。ざっくりといえばこんな感じの最終決戦

なお米版はアポリア戦までしかなかったせいで主人公達が永久機関が未来を滅ぼしたことを知らないまま志半ばでラスボス憤死、破滅の未来へアクセラレーション
だったらしい。
468名無しさん@おーぷん :2015/11/01(日)15:56:04 ID:X4F
最近、リリースされたスマホゲームアプリの「アリスの精神裁判」が後味悪かった。

主人公の神崎ありすは教室でうたた寝して、目が覚めたところからはじまる。
教室にいた「三月ウサギ」を追いかけようとしたら、トランプ兵からクラスメートの白ウサギが視聴覚室で包丁で刺されて死んでいたのが発見されたということを知る。
その容疑者として、白ウサギとありすのクラスメートである「ハートの女王」が逮捕されて裁判をすることになった。
その裁判は「精神裁判」という裁判で、被告人につくはずの弁護人もつかず、処刑してから判決が下されるという理不尽なシステムだった。
そのシステムに異議を唱えたありすは、顔をベールで隠した「赤の王様」(裁判長みたいな役割。王様と呼ばれているが女性。)のいうことには逆らえず、ハートの女王の弁護人として法廷に立つことになった。
そこで、白ウサギは素手なのに、凶器の包丁には指紋が付いてないことから自殺ではないこと、凶器は誰にでも用意できた可能性を証明する。
しかしそこで、事件当時にアリバイがなかったありすが疑われて、今度はありすが被告人となってしまう。
そして、ありすは自分が記憶の一部が喪失している事に気づく(主に交友関係)
調べていくうちに、喋ることができず筆談で話す少女「チェシャ猫」がありすのアリバイを証明してくれた。
ありすとチェシャ猫は同じ図書委員会で一緒に仕事をしていたことが分かる。
そして、チェシャ猫が弁護してくれたおかげで、色々あったがありすの無実は証明された。
真犯人を見つけるために調査をしているうちに、ハートの女王が白ウサギをいじめていたという証言がちらほら出てくる。
その裏付け調査をするためにさらに聞き込みをすると、白ウサギがハートの女王のケータイを見ていたとの情報が。
それを詳しく聞こうと、中庭にいるハートの女王に聞いても、何かを探しているようで取り合ってくれず、立ち去ってしまう。
そこで、血のついた手袋とハートの女王のケータイを見つける。検事からも誰かのケータイを渡された。
その内容はハートの女王へのメールで
「今まで無理を言ってごめんなさい。今日の18時に東公社の視聴覚室に来てください。そこで全て消します。」
と書いてあった。
そして、裁判で白ウサギはハートの女王のケータイを見たことで、ハートの女王の弱みを握り、ばらされくなかったから白ウサギの頼みごとを聞いていたことが証明された。
で、白ウサギは自殺で、指紋が付かなかったのは白ウサギが手袋をしていたから。
手袋はハートの女王が死体を発見したときに、ケータイを探そうと白ウサギの手袋をはめたものの、現場から離れたときに外し忘れたため中庭に捨てた。
よって、ハートの女王の無実は証明されたものの、白ウサギに何を頼まれたのか、そして、弱みとは何だったのかまではわからなかった。
しかし、白ウサギの頼み事はハートの女王が教えてくれた。
白ウサギはハートの女王に自分をいじめるように頼んだのだ。
白ウサギの自殺の動機をチェシャ猫と話し合っていくうちに、チェシャ猫は遺書(見つかっていない)はあると言いはじめた。
チェシャ猫が言うには「遺書は誰かが隠した。白ウサギとは実は少しだけ会話をしたことがある。」
しかし、ありすが白ウサギと何を会話したのか尋ねても、チェシャ猫は「ありすには言えない」の一点張り。
ありすは怒って、教室から飛び出してしまう。
そこで三月ウサギに会ってしまう。
三月ウサギの正体を尋ねてみると、「追いかけっこをして、捕まえることができたら教えてあげる」
ありすは三月ウサギを追いかけはじめた。
469名無しさん@おーぷん :2015/11/01(日)17:28:33 ID:X4F
↑の続き
ありすは三月ウサギを追いかけている途中で、徐々に記憶を取り戻していく。
そして、現場の視聴覚室へとたどり着く。
そこには、三月ウサギがいて、自分の正体を話し始める。

三月ウサギは、白ウサギの幼いころの姿だった。
白ウサギはありすの幼馴染で、ありすに依存していた。
しかし、中学校に上がってからチェシャ猫と仲良くなったありすと疎遠になったことで病んでしまった。
もう一度、ありすに振り向いてもらえるには、可哀そうな自分を演じる必要がある。
そこで、ハートの女王に頼んでいじめてもらっていた。
そして、ありすのポケットに自分の遺書が入っているはずだと言い、ありすが確かめるとそこには指人形と「ありすへ ずっと一緒に…」と書かれた紙が入っていた。
ありすはそれをみて、完全に記憶を取り戻した。
場面が変わり、精神裁判で被告人となったありすはすべてを話し始めた。

ありすは教師をしている両親がいる家庭で生まれ育った。
ありすは良くも悪くも平凡な子に育ったものの、優秀な姉にありすは劣等感を抱いてしまう。
家の居心地がよくないありすは、公園で遅くまで遊んでいる事が多かった。
その公園で遊具で遊ばず、ひとりでいる少女と知り合った。それが白ウサギだった。
白ウサギは空想好きで、ありすに自分の空想を話しているうちに仲良くなった。
そして、白ウサギの家庭事情を知ってしまう。
父親は家に帰ってこなくて、本当の母はおらず、継母から嫌われていて虐待や育児放棄をされていた。
腹違いの弟がいて、継母はそっちばかりを可愛がり、白ウサギには「汚い」と罵っている。
そのトラウマから、白ウサギは手袋をするようになった。
白ウサギの様子から虐待されているのでは?と疑う学校の先生たちは白ウサギの数少ない友人のありすに事情を聞いてきた。
しかし、無意識のうちに、白ウサギに頼られることで幸福感やら優越感やら感じていた(いわゆる共依存)ありすは、自分の優越感>>>白ウサギを救うと無意識のうちに考え、何も答えなかった。
中学校に上がり、チェシャ猫と仲良くなってはじめて自分と白ウサギの関係が本当の友人同士の関係ではなく、共依存している関係だったことに気づく。
そして、白ウサギを拒絶した。
あとは、前述の三月ウサギの独白と同じ展開。指人形は昔、ありすが白ウサギにあげたものだった。
実は、ありすが第一発見者だったものの、「自分のせいで白ウサギは死んだのではないか」と怖くなり、遺書を持って逃げてしまった。
しかし、ハートの女王のいじめを目撃した生徒たちが、ハートの女王の噂を尾ひれをつけて広めてしまった。
そして、白ウサギの親友だったありすも警察や学校に事情を聞かれたものの、しらを切って切り抜けた。
ありすは周囲から「友達をいじめによって失った可哀そうな子」として見られ、同情された。
だが、ありすの罪悪感は晴れることはなかった。
ありすはとうとう倒れてしまい、白ウサギに関することを忘れたいと願った。

それを聞いた赤の王様は、「そう、私は忘れたいと思いました。けれどそれと同じくらい忘れてはダメだと思いました。」
といい、ベールを外した。すると、そこにはありすの顔があった。
精神裁判はありすが自分自身で裁くために開かれていたのだ。
いままででてきた登場人物は本当は普通の人間で、空想が混じっていた?っぽい。
そして、ありすは、「なにもしなかった」罪で判決が言い渡される。
ありすは、長い眠りから目覚めた。
これから全てを打ち明けて、死ぬまで一生この記憶を胸に生きていく。
そうすることが、罪の償いになる。そう決意した。その時、後ろからチェシャ猫が声をかけてきた。
チェシャ猫に打ち明けようとするところで、このゲームは終わる。
長くなってしまったが、救いの手が差し伸べられていたにもかかわらず、友人を救うことができなかったありすが救いようがなかった。
法の裁きを受けることもないから、自分で自分の罪を断罪するしかなかった。
あと、ハートの女王のその後も気になる…。
あんな噂になっちゃもう学校にはいられないと思うし、白ウサギから頼まれたからやったのに悪意ある噂で犯人扱いとか…。
EDで楽しそうに入学式の写真に写っているありすと白ウサギ(素顔)を見たら、もっと違う未来があれば…と思わざるを得ない。
470エーテル病を治せ 1/3 :2015/11/09(月)17:02:25 ID:gUt
フリーゲーム「elona」の作中で請けることができる
サブクエスト「エーテル病を治せ」が後味悪い。

エーテル病というのはこの世界独特の奇病で、
顔が崩れるほどただれたり、足が蹄になってしまったり、
手から毒が出るようになったりと、多くの症状が出る。
しかもこの病気の元となるエーテルは大気中に存在しているため、
普通に暮らしているだけで突然発症するので完治させることは不可能。
エーテル抗体による対症療法をし続けるしかない。
その抗体も入手方法は限られているので、
プレイキャラクターも安定して入手できるようになるまでは少し時間がかかるレベル。

このクエストはエーテル病を発症した母親を治したいという少女の依頼によるもの。
攻略法はシンプルで、抗体を渡すだけ。
ただし先述の通り対症療法が必要な病気なので
一本渡してからしばらくすると母親の容態悪化の知らせが届くので
また渡しに行く、というのを何回か繰り返すことになる。

最初のうちは抗体を投与すると容態が安定し、
父親が居らず家に籠りがちである娘のことを案じたり、
娘が近所の子供と打ち解けはじめ、見舞いに連れてきてくれたことを
喜々として伝えてくれる母親だが、
回数を重ねるうちに投与直後も苦しみ続けるようになる。
471エーテル病を治せ 2/3 :2015/11/09(月)17:02:50 ID:gUt
そしてついに、症状が悪化した母親のグラフィックが頭から上がモンスターのものになる。
その姿でキャラクターに向かって語りかける。

「私の病気は手遅れだったようです。もうこの醜い姿が戻ることは無いでしょう」
「どうか私の感謝の気持ちを受け取って欲しい」(ここでクエスト報酬入手)
「最後に、この姿を見たらせっかく娘にできた友達が逃げてしまう。
娘の幸せのために、私の胸を短剣で貫いてください。どうかこの苦しみを終わらせてください」

ここで選択肢が三つ出る。
一つ目はこれまでと同じように「抗体を渡す」
抗体を受け取った母親は「ありがとう、でも、いくら飲んでももう元には治らないのに…」と答えるばかりで
次話しかけるとまた同じように選択肢が出る。

二つ目は「希望はまだある」と励ましの言葉をかける。
すると「こんな姿で生きろと言うのか」
「希望という言葉で片付けられない悲しみもある」と厳しい口調で責められる。
そして一つ目と同じように次に話しかけたときは同様の会話文+選択肢表示。
472エーテル病を治せ 3/3 :2015/11/09(月)17:03:27 ID:gUt
そして三つ目は「息の根を止める」
願いが叶った母親はキャラクターへ感謝の言葉を言いながら息絶える。
直後に娘はキャラクターに攻撃をしてくる。
(倒すこともできるがこのゲームの殆どのNPCがそうであるように娘は時間経過で復活する)
一度町を出て入り直せばもう娘は攻撃してこないが
話しかければ「うそつき!」「二度と顔を見せないで!」と……。

また、プレイキャラクターには四つ目の選択肢がある。
母親から死を願われた後に
母子が暮らす町の教会の脇で見世物屋を開いている露天商に話しけると
「母親を売り飛ばす」という選択肢が増えている。
選択するとそこそこの現金が手に入り、常に露天商の横に母親が表示されるようになる。
「おかあさん…どこいっちゃったの…」と娘は取り残される。

抗体を渡し続けるのがゲーム的には有用で、
何度でも渡すたびに善人度パラメーターが20上がるので
生かし続けることによってパラメーターの下がりすぎで
犯罪者になってしまうことを防ぐことができる。
でも、善人度が上がるとしても「希望はまだある」と同じように偽善でしか無いし、
プレイヤーにとって便利だから生かし続けているのなら
言葉をかけるだけよりも質が悪い気がする。

あと、娘の表示名は「ひとりぼっちの『パエル』」で
これはクエストを受けたばかりの頃の母子家庭で友達の居ない状態を示しているのだと思うが、
母親にとどめを刺したあとに改めてこの名前を見るとなんとも言えない気持ちになる……。
473名無しさん@おーぷん :2015/11/14(土)10:10:43 ID:xBV
これは製作側のプレイヤーへの嫌がらせとしか思えないな
どの選択肢を選んでもしこりの残る結末だなんて……
サブクエストであるとはいえ、製作側はなんでこんな話を入れようとしたんだろう……?
474名無しさん@おーぷん :2015/11/14(土)12:41:02 ID:631
俺らと同類の、バッドエンドや後味悪い話が好きなタイプなんだろ
475名無しさん@おーぷん :2015/11/17(火)02:02:48 ID:vvD
何年か前にコンビニで立ち読みしたレディコミ?の短編が後味悪かった

どっかの妾の女が町の祭りを見に行った時に
髪も着物も真っ白な兄妹と出会う
兄の方は狐のお面を被っていて、初対面の筈なのに女に厳しい態度をとっている
妹の方は人懐っこい性格なのか女にも親し気に話しかけてくるんだけど(例えば兄様の笛は上手でしょ?みたいな無邪気な感じ)
女は妹の方に昔貧しかった時に邪魔で殺した娘の面影を見て邪険にする
終盤になって兄が山にすむ妖怪?みたいな存在
妹は女の娘の魂を元に兄が体を作った存在
であることがわかる。
女が悪い事をしたとかで罰=殺して山の神様の贄にされかけたのを妹が庇う
その瞬間女は娘の名前を呼んでしまい、妹はすべてを思い出して消えてしまう

兄は血が繋がってないとはいえ妹が大切だったのか思い出を振り返って大泣き
女は罪悪感で発狂END

誰も幸せになってなくてモヤッとした覚えがある。
絵柄が凄い好みで妹ちゃんが凄く可愛いかったのは覚えてるんだけど題名とかが思い出せない…
476名無しさん@おーぷん :2015/11/28(土)06:28:34 ID:mhz
ピクサーのカールじいさんの空飛ぶ家
大まかな流れはカールじいさんが家に沢山風船を付けて、自然観察クラブのお年寄りの手伝いをするという実績欲しさに付いて来てしまった少年と一緒に南米にあるパラダイスの滝を目指す話。
カールじいさんが子供の頃に憧れた探険家がパラダイスの滝の辺りに居て、改造した喋る犬と一緒に暮らしてた。
彼は昔パラダイスの滝の辺りに居る怪鳥の存在を否定され、それを証明したくて消息を絶っていた。
カールじいさんと少年は喋る犬の一匹に出会って飛行船に行くことになって、色々お話したりご馳走になったりするんだけど
少年が途中で付いて来た怪鳥の話しをした途端に探険家は態度を急変して、カールじいさん達が自分の所から怪鳥を盗みに来たと思いカールじいさん達を殺そうとする。
実は探険家は怪鳥を追い求める辺り狂気に取り憑かれてて、前にやって来た他の探険家を何人も手にかけていた。
最後は色々あって探険家は飛行船から落ちて終わり、カールじいさんはパラダイスの滝に行けて少年は上級会員になって、怪鳥は子供の所に戻れてハッピーエンドなんだけど
子供の頃からずっと尊敬して来た人が悪役になってしまう事、結局名誉挽回出来ずに死ぬという展開が個人的に後味悪い。
477名無しさん@おーぷん :2015/11/28(土)09:48:43 ID:rk1

有名子育てエッセイ漫画が後味悪かった。
そのときのテーマは「増えすぎるおもちゃとどう付き合うか」

子どもは男・女の順で生まれたのだが
女の子が小さいうちは兄の男の子用おもちゃを与え
「おにいちゃんと一緒だー。よかったねー」と誤魔化す。
後におもちゃ売り場でままごとセットだかを抱きしめている
女の子を見て、やっと女の子用のおもちゃを買い与えたっぽい。

増えすぎたおもちゃは実家に言った際
忘れた振りをして置き去りにして、おもちゃを減らす。

結局そのマンガのオチは
「これだけおもちゃを買い与えて増えても
結局はそれに見向きもしなくなり親にまとわりついてくるのが
本当に困る」というもの。

これを読んだとき自分は子どもだったんだが
親にこんな風に思われていたらどうしようってすごく怖くなった。

他にも、下の子を産んだ理由を夫婦二人で
「在宅仕事なのに長男の後追いがひどい。
そうだもう一人子ども作れば二人で遊ぶはず!」
「あったまいー!!」って子ども作って、
結局、うるささが2倍になったってオチだったり。

これ子どもが成長して読んだらどう思うんだよ。
実際、いま成長して20代になった二人を描いた
コミックエッセイもやってるけどさぁ。
478名無しさん@おーぷん :2015/12/11(金)13:32:51 ID:HlQ
子供の頃の実話なんだけど
近所のお婆さんの話だけど
そのお婆さんは鶏や兎の解体が得意のようで、屠殺する時の様子を嬉々として話していた
食肉を欲するというよりか、むしろ殺す過程を愉しんでいるようで
子供心にもこのお婆さんが堪らなく気味悪かった
479名無しさん@あけおめ :2016/01/01(金)09:45:19 ID:BiU
漫画「ラーメン発見伝」

職場でラーメンマニアで通ってる主人公・藤本は係長から相談を持ち掛けられる。
大事な取引先の担当の知人がワケあって経営する飲食店をラーメン屋に変えたが上手く行かないと言う。
例によって藤本は持ち前の知識とアイデアで経営改善に成功。
この一件で取引先との関係がより良好になることを喜ぶ係長だったが
唐突に取引先から不況の煽りとかで取引が中止になってしまったことを告げられる。
ショックで固まる係長で終わり。

この漫画はまとめにも載ってる藤本の影の悪行など不可解なオチを無理につけることがちょくちょくある。
この話のオチは何の脈絡も無く、取引先の担当も大変な事情があった知人を助けられた分、申し訳なさそうな表情で非常に気まずい。
この係長と言うのが某副部長ポジとよく言われてたけど流石にあれ程の問題は起こしてないし
普段見下してる部下に都合の良い時だけ擦り寄るのもどうかと思うが藤本の日頃の素行を考えれば罰が当たる程でもない。
なのでそういう意味でも全く笑えない
480名無しさん@おーぷん :2016/01/08(金)14:51:19 ID:Bqi
どろんこ幼稚園とかいう絵本
うろ覚えで悪いけどいたずら好きな男の子が泥まみれになりながら暴れ回る日々を過ごしてる、
ある日飼育小屋のアヒルを取り合いになって、その喧嘩が元で結局アヒルは首を折って死んでしまうという
ほのぼのしたタイトルから想像もつかないショッキングな展開が後味悪い。
481名無しさん@おーぷん :2016/01/12(火)10:40:24 ID:SrU
先日TVで見た、ドイツ、ユーバーリンゲン上空での航空機空中衝突事故。
流し見していたので、細部に誤りがあるかもしれない。
選抜試験で選ばれたロシアの子供たちが褒章でスペイン旅行へ向かう途中の航空機が、貨物機と空中衝突、全員が亡くなるという事故。

事故の起きた時間帯、その空域を管轄する管制センターでは、二人いなければならない管制官のうちの一人が休憩に入っていた。
そのため、残された管制官が一人で業務にあたっていた。
その間、近隣の管制センターに業務を手伝ってもらおうと電話するが、電話回線がメンテナンス中であったため電話は不通。
おまけに、通常なら航空機の接近警報が鳴るはずなのだが、レーダー機器もメンテナンス中であったため警報はならず、残された管制官は接近に気付かない。
別の管制センターが二機の接近に気付き、一人で業務にあたっていた管制官に連絡を取ろうとするが、やはり電話回線は不通。
ようやく管制官が二機の接近に気付き、貨物機に回避のため降下せよと指示を出す。
その直後、二機に搭載されている衝突防止装置が作動し、貨物機には上昇を、子供たちの乗った航空機には降下を指示する。
だが、管制官は装置の指示を知らず、貨物機に降下せよと指示を出し続けた。
結果、二機とも降下し衝突。
全員が帰らぬ人となってしまった。

そしてその後、一人で業務にあたっていた管制官は、この事故で妻子を失った男に刺殺された。

事故の原因はざっくりいうと、
・二人で行う業務中一人が休憩に入るというし業務違反が常態化していたこと
・機器メンテナンスでいくつかの機能が作動しない状態だったこと
・管制官と衝突防止装置の指示が食い違った場合、どちらに従うかが統一されてなかったこと

管制官一人に責任があったわけでは無いのに、遺族の恨みを一身に背負う形になって殺されてしまったのが後味悪い。
482名無しさん@おーぷん :2016/01/17(日)21:03:10 ID:3pW
映画 攻殻機動隊 Ghost in the Shell に出てくるゴミ回収業者のエピソードが後味が悪い。

舞台は近未来。人々は、より優秀な肉体を手に入れるために体の一部を機械に変えたり
脳に「電脳」と呼ばれるサブ頭脳を追加したりした。
電脳+無線LANを使って、遠方の人と頭の中で直接会話するテレパシーもどきを使うことも
できるようになった。
もちろん会話したい相手以外に話を聞かれないように、セキュリティ対策も存在している。
そして電脳をクラッキングする犯罪も多発していた。

ゴミ回収業者(以下A)も、クラッキングを行っていた。
Aは転職したばかりの30代の男性。ゴミを回収しながら、近くの公衆電話を使って
ここで20秒クラッキング、次の回収スポットへ行き、公衆電話からまた20秒クラッキング……と
いう具合でやっている。場所をちまちまと変えるのは、逆探知を防ぐためだ。
クラッキング対象は、別居中の妻である。
Aは同僚に「こちらには全く覚えがないのにいきなり浮気していると決めつけられて出ていかれた。
娘も何を吹き込まれたか、俺が浮気したと思い込んでいる。だから、本当はどうして
妻が浮気を言い出したか知りたい。
居酒屋で愚痴っていたら、親切な人が『短時間ずつ場所を変えてクラッキングすれば
逆探知されない』と教えてくれて、クラッキングツールまでくれた」と話した。
同僚はあきれ顔で「だからって、クラッキングまでするかね」
「妻とは、最悪離婚でもいいよ。でも娘を失うのは絶対に嫌なんだよ。娘ってマジで天使だぜ。
あ、写真見る?」
と、嬉しそうに写真を見せようとしたが同僚はそっけなく
「人の家族になんて興味ねえよ」
と答えた。
そうして、ちまちまクラッキングを繰り返していると、警察が現れてAを逮捕した。
483名無しさん@おーぷん :2016/01/17(日)21:03:32 ID:3pW
警察の取調室で、Aは刑事から「お前がクラッキングしていたのは別居中の奥さんじゃない。
とある政府高官の秘書だ。クラッカーに電脳をクラッキングされて、偽の家族の記憶を
書き込まれて操られているのだ」と告げられる。
Aは「違う、俺は妻にクラッキングしようとしていたんだ」と言い張った。
「あなたは独身です。奥さんはいません」
「そんなことはない、俺は結婚してるし娘だっている」
「あなたが住んでいるのは単身者用アパートだ。家族持ちの家じゃない」
「それは、妻が出て行ったから一時的に引っ越しただけで」
「あんたはあそこに10年以上住んでるんだよ!」
刑事は一枚の写真を取り出してAに見せた。
「これはあなたが『娘の写真』と言って、同僚に見せようとした写真です。
そこに写っているのは誰ですか?」
Aは写真を見た。写真にはA一人しか写っていなかった。
ゆっくりと、Aの頬に涙が流れた。
「本当に写っていたんだ、俺の娘… 天使のように笑っていた……」
虚脱した表情でAはつぶやいた。
「刑事さん、その嘘記憶、どうやったら消えるんですか?」
「記憶の消去処理の成功率はわずか数パーセント、失敗した場合は精神に深刻な障害が
出る可能性があるのでお勧めできません。…お気の毒です」
これ以降Aの出番はない。
Aは存在もしなかった娘を失ったことをこれからもずっと苦しんでいくんだろうな、
という感じで後味が悪かった。
484名無しさん@おーぷん :2016/01/25(月)11:54:22 ID:7Ne
パタリロ! 魔夜峰央

パタリロの友人、マライヒが主人公の回。

マライヒ(19歳♂)は女顔のイケメンで、ゲイ。イギリス在住。
男の恋人と同棲し、専業主夫をやっている。
あるとき小説の新人賞の賞金が高額なのを知って、小説を書くことにした。
しかし何を書いていいのか分からず、漠然とネタ探しをしていた。

○○国のA姫(10代後半)は美人で、何より笑顔が素敵だと自国はもとより外国でも評判になっていた。
A姫の笑顔が素敵なのは、「常に美しく笑顔を絶やさないのも王族の義務」と、A姫が常に笑顔でいるように
努力しているからだった。
執務室で国民からの陳情を、どんなくだらない内容でも笑顔で受け続け、側近に「もう誰もいません。
仕事は終わりましたよ」と言われると途端に気の抜けた表情でぐったりと椅子に沈み込む、
そんな気疲れする生活がA姫の日常だった。

A姫は政務でイギリスに行くことになった。
イギリスに滞在している間、偶然に側近も警護のものも近くにおらず、一人だけになった。
ささやかな冒険がしてみたくなったA姫は、こっそりと町へ出た。

町を歩いてお腹が空いたA姫は、レストランに入った。
しかし店主が注文を取りに来ても、黙ってニコニコしている。王族たる者、出されたものを笑顔で
食べるものだからだ。
短気な店主に「メニューを見て何を注文するか決めろ!」と怒られて、戸惑いながら注文を決める。
食べ終わった後、代金を求められたがA姫はお金を持っていなかった。A姫にとって、食べ物は常に
無料で出てくるものだったからだ。
「金がないとはどういうことだ!」と店主は怒った。
485続き :2016/01/25(月)11:55:04 ID:7Ne
マライヒは、A姫がレストランに入った所からA姫を見ていた。
マライヒはテレビでA姫の顔を知っていたので、
「お忍びのお姫様→ネタになるのでは?」と思って、A姫を観察していたのだ。
実際、注文の時の店主とA姫のやり取りは、コミカルで面白かった。
マライヒは、「食い逃げか!」と怒る店主とA姫の間に入って
「僕が代金を払うよ」と言った。
そして店を出た後、町の案内役を申し出た。
マライヒはゲイなので、美人のA姫に女性としての興味を持ったのではなく、ネタ集めのために
A姫を観察したかったのだ。
町を案内されたA姫は、非常に世間知らずであるため、ことあるごとに予想外な反応をして
マライヒにネタをたくさん提供した。
数時間後、A姫のお付の人たちが現れてA姫を回収し、マライヒのネタ収集は終わった。

数日後。
マライヒはA姫をネタにして小説を書いていた。
「絶対面白い話になる!」とせっせと書いていたが、ふと気が付くとテレビにA姫が映っていた。
A姫は婚約したのだそうで、インタビュアーがあれこれA姫に質問していた。
インタビュアーが「次の質問です。理想の男性はどんな人ですか?」と訊いた。
訊いた直後に、インタビュアーは「すみません、婚約されたんでしたね」と謝った。
A姫は「亜麻色の髪の男性が好きです。…もう会うこともないでしょうけれど…」と涙ぐんで答えた。
A姫の言う「亜麻色の髪の男性」が自分のことだと気付いたマライヒは、呆然とテレビを見ていた。
マライヒからすればわずか数時間のネタ収集が、A姫にはとても大切な思い出だったのだ。
「籠の鳥が手にした一日だけの自由だったんだ…」
マライヒは呟くと、書き上げた原稿を破り捨てた。
4861/6 :2016/01/26(火)00:48:22 ID:U7U
「やる夫は友人たちと恐怖を乗り越えるようです」

やる夫スレに投稿されたオリジナルストーリー。
主人公はやる夫だが、慣れてない人にやる夫という名前は不自然に聞こえると思うので、
文中では「主人公」に置き換える。
その他の登場人物の名前は適当。

話はエピローグから始まる。

主人公(男子高校生)が、親友とテレビを見ながら話している。
主人公は「楽しみは、我慢して我慢して一気に…… の方が快感が大きい」と力説した。
その時テレビにプールの映像が映る。プールでは、沢山の可愛い女の子たちが水着姿で
はしゃいでいた。
「これ、A男のバイト先だよな」
と言って親友が主人公の方を見ると、主人公はおっきさせていた。
「お前、どんだけ溜まってるんだよ」
と、親友は笑って「そうだ。事件も終わったし、またみんなでプールでも行こうぜ」
主人公は「まだ終わってないよ」と応えた。


ここから本編。時系列としては、エピローグの1~2か月前くらい。
主人公と親友の通う高校で、同学年のB男が屋上から飛び降り自殺した。
しかしB男には自殺するような動機がなかった上に、高校の昼休みに屋上から飛び降りなんて
不自然だ、しかも飛び降り直前まで何も変わった様子がなかった、何かおかしい、と噂になった。
そんな中で、主人公は親友から、「バイトをしないか」と話を持ちかけられた。
一緒にいた女友達の菜月と真由も同時に誘われた。

親友の従兄の探偵がB男の自殺のことを調べている。しかし学校というのはある種の
閉鎖空間なので、外部の人間には調査しにくい。
だから、バイトで調査を請け負ってほしいといわれている、と親友は説明した。
バイト代は一人5千円出るそうで、バイト代にひかれて主人公たちは協力することにした。

B男の友人知人に当たってみたが、噂話以上のことは分からなかった。
B男には同学年の恋人がいたが、B男の死に強いショックを受けていたので、
話を聞ける状態ではなかった。
しかし幸いにも、B男の飛び降りシーンを目撃した人から話を聞くことができた。

「B男は高所恐怖症だから、屋上に来たのを見て変だな、と思った。
B男は楽しそうな笑顔でフェンスから下を見ていた。
そしていきなりフェンスを登り、止める間もなく飛び降りた。飛び降りるときも笑顔のままだった」
とのことだった。

主人公たちは、調査の結果を探偵に報告した。
探偵は熱心に報告を聞いた。特にB男が高所恐怖症だった、ということに強い興味を
持ったようだった。
4872/6 :2016/01/26(火)00:48:52 ID:U7U
最近、街では放火が頻発していた。
通報が早いため、どれも小火ですんではいた(放火犯自身が通報しているとの説もあり)
そんな中、ひょんなことから、主人公は同級生C男の身の上話を聞くことになった。

C男は幼いころ火事にあい、両親を失っている。それ以来、火が怖い。
しかしC男とC妹を引き取ってくれた親戚の人は、死んだ子供にC男たちを重ねたのか、
大変よくしてくれた。何かと自分を頼りにするC妹も可愛い。C男ももう子供じゃないし、
いい加減で火への恐怖を乗り越えたい。

話を聞いた主人公は、「そうか、頑張れよ。何かあったらどんどん相談してくれ!」と
C男を励ました。

放火犯は、実はC男だった。
C男にとって、放火は、火への恐怖を乗り越えるためのトレーニングだったのだ。

数日後、主人公の携帯にC男から着信があった。
「主人公くん、僕はついに火への恐怖を乗り越えたよ。証拠を見せるから、
学園裏の廃アパートの4階まで来てくれ」
主人公は一緒にいた親友と共に、廃アパートに駆け付けた。
4階の一室で、C男は焚火(?)の準備をして待っていた。
主人公の前で焚火を始めると、「ほーら、こんなに火に近づいても怖くない!
火に手をかざすこともできる! 僕は火への恐怖を乗り越えたよー」とテンション高く話した。
「こいつはやべえ」となった主人公と親友は、とりあえず燃え広がる焚火からC男を離して
安全な外に脱出しようとした。
しかしC男は「僕は逃げないよ! 逃げたら、火への恐怖を克服したことにならないじゃないか」
と言い張って、火から離れようとしなかった。
こうなったら力づくで、と主人公と親友は身構えたが、その時C妹が現れた。
C男は、C妹も呼んでいたのだ。
主人公と親友がC妹に気を取られた隙に、C男は「僕は火から逃げないよー」などと言いながら
別室へ逃げた。
今やC男のたき火はかなり派手に燃え広がっていた。主人公はC妹を安全な外まで誘導し、
親友はC男を追った。
C男はアパートのあちこちに時限式の自動発火装置を取り付けていたため、アパート全体が
燃え上がりだしていた。
親友は2階の一室でC男を追い詰めた。
C男は「危ないから親友君は逃げてくれないか」と言ったが、親友は「友達を置いて一人で
逃げるって選択はない!」と、間髪をいれずに答えた。
「はあ、仕方ないなあ。親友くんを巻き込みたくないから、ここは僕が折れるよ。一緒に外に出る」
そして二人は連れ立って歩き出したが、天井が崩れて二人はがれきの下に埋まってしまった。

外で親友たちを待っていた主人公は、天井が崩れる音を聞いて顔色を変えた。
そして「うおおおおお! 俺は友達を見捨てねえええ!!!」と、燃え盛るアパートに突撃した。
主人公の活躍で、親友とC男は外に出ることができた。
4883/6 :2016/01/26(火)00:49:44 ID:U7U
C男が無事(でもないが)外に出てきたのを見て、C妹は安堵のあまり泣き出した。
C男はC妹を見て「そうだ、火への恐怖なんかが何だというんだろう。何よりも恐ろしいのは、
C妹を失うことじゃないか。恐怖を乗り越えなければ……」
と言いながら、明らかに殺意を持ってC妹に近づいて行った。
そこへ近隣住民の通報で駆け付けた警官が現れ、C男に当て身をくらわせて気を失わせて、
身柄を確保した。

翌日、主人公と親友は探偵に呼び出された。
「おかしな事件に巻き込まれたのでは」と二人を心配した真由と菜月も、一緒についてきた。
探偵の家で、探偵は事件について説明を始めた。

脳に何かの異常が発生した場合、これを薬物で治療するのは難しい。脳には分厚いフィルターが
かかっていて、薬物を異物とみなして弾いてしまうのだ。
一人の医者が、薬物を脳まで運ぶためにウイルスを元にしたウイルスベクター(運び屋)を開発した。
そしてウイルスベクターの研究のために、とある閉鎖的な小さな村(以下××村)に
ウイルスベクターを極秘でばらまいた。
ウイルスベクターは単独では全くの無害であり、人体に入らなければすぐに死亡するし感染力もなく、
人体に入っても2週間もすれば死亡する。
だからばらまいても全く問題はないはずであった。

しかしウイルスベクターは××村固有の風土病のウイルスと混ざって、ウイルスXに進化した。
ごく弱いながらも、感染力も持った。
ウイルスXに感染すると、精神的な苦痛や恐怖に対して何も感じない、いわば何があっても
動じない冷静な人間になる。
ここで進化が止まればよかったのだが、ウイルスXはさらにウイルスYに進化した。
ウイルスYに感染すると、恐怖や精神的な苦痛に対して快感を覚えるようになる。
恐怖や苦痛が大きいほど、快感も大きくなる。
××村でも、ウイルスYに感染した友人思いの少年が、友人たちを惨殺するという事件が
起きている。

C男はウイルスYに感染していた。病院で、C男からウイルスYが検出された。
C男は強い恐怖や苦痛を味わいたくなって、火事を起こしたり妹の殺人未遂を起こしたりしたのだった。
B男も、ウイルスYに感染していたと思われる。(遺体が調査前に荼毘に付されてしまったので未確認)
だから高所恐怖症のB男が、屋上で楽しそうに笑っていたのだろう。
このような危険なウイルスが存在すると知れたら大きな社会不安をもたらすので、
ウイルスYの存在は機密事項である。
4894/6 :2016/01/26(火)00:51:19 ID:U7U
ウイルスYにはワクチンがあるので、C男にはワクチンを投与中である。
××村の住人たちにはワクチンを投与していない。ワクチンは日を置いて数回に分けて
打たなければならないため、××村の住人たち全員に投与する口実が見つからないからだ。
その結果村人たちに感染者は珍しくないし、感染者がらみの事件も起きているが、
感染しても発症しない人間も多い。
たとえばC男は養母(××村に長期滞在経験あり)から感染したとみられている。
しかし感染しているはずのC養母は、おかしな行動を取っていない。
感染者が発症する理由やきっかけは不明である。また、感染してから発症するまでの期間も、
数週間から数年と非常にばらつきがある。
分からないことだらけで、いったん発症すると恐ろしい症状が出るウイルスYだが、
救いは感染力が非常に低いことである。
日常生活ではまず感染しない。それこそ血が出るくらいまでかみつかれでもしない限り、
うつらない。性行為でも感染しない。
感染者は××村住民か、××村の長期滞在者に限られている。

話しを終えて、探偵は主人公たち4人に依頼した。
B男が感染したのは、おそらくC男からだ。どのようにして感染したのか、そしてほかにも
感染した人間がいないか調べてほしい。
主人公たちは依頼を受け、同時に探偵に頼んで、ワクチンを打ってもらうことにした。

C男の後日談。
C男の放火はウイルスYのせいで、いわば心神喪失状態でやったことのようなものである。
そう認識した探偵は、C男はたまたま火事に巻き込まれただけで事件とは無関係の人間として
扱われるように手を回した。
探偵は実はすごい人で、警察上層部や政界に太いパイプを持っていたので、無理がきいたのだ。
C男はその後しばらく病院に入院してワクチンをうたれ、感染から回復した。
そして「自分でも、何であんなことをしようと思ったのか分からない」と
首をかしげながら日常生活に戻った。

探偵家からの帰り道、親友は主人公に言った。
「C男からB男に感染したのって、あれじゃないか、先月講堂の床が抜けて、
その辺にいた生徒たちが1メートルくらい落っこちた時の」
「ありそうだな」
「そういえば、主人公も落ちたよな。感染してないか?」
「勘弁してくれ。俺が落ちたのは、C男とは離れた場所だったよ。
あの時C男に近くにいたのは誰だったかなあ」

主人公に淡い恋心を抱いている真由は、偶然に主人公が本屋で雪山の本と、スキー入門書を
買っているのを見かけた。
「主人公くん、スキーに興味があるのか。わ、私もあの本買っちゃおうかな///」と、真由は悩んだ。
4905/6 :2016/01/26(火)00:52:40 ID:U7U
菜月は、B恋人がクラスで腫れもの扱いされ、結果的にボッチになっていることを知る。
B恋人を心配した菜月は、主人公たちに相談し、遊びに行くときにB恋人も誘って連れ出した。
B恋人はなかなか面白い子で、主人公たちとすっかり仲良くなった。
そしてちょくちょく一緒に遊びに行くようになった。
だがおせっかいにもB恋人に「あいつらはB男について調べてる。B恋人を誘ったのは、
B男についての話を聞きたいからだ」と吹き込んだ人がいた。
B恋人は最初はそんな話は信じなかった。
しかし、偶然、主人公たちが「俺たちがB男のことを調べてたのは、B恋人には内緒にしておこう」と
話しているのを聞いてしまい、ショックを受ける。
そして、衝動的にB男との思い出の地めぐりの旅にでてしまう。

主人公たちは学校で、B恋人が家出したと聞いて驚く。
そして放課後、4人(主人公、親友、菜月、真由)でB恋人を探し始めた。(4人一緒にではなく、
一人ずつバラバラで)
菜月は高校の校門を入ったところで、B恋人が屋上にいるのを発見する。
真由に「B恋人さんは高校の屋上にいたよ、これから私も屋上に行く」と連絡した。
真由は、主人公と親友に連絡してから自分も高校に向かうと約束した。

菜月は屋上に上がると、B恋人に話しかけた。
B恋人は落ち着いた様子で「B男君が最後に見た光景が見たかったの」などと菜月に話した。
しかし菜月が「心配したよ、友達だもん」というと突然激昂して
「嘘つき! 私を利用しようとしただけのくせに!」と叫び、
「もうB男君のところに行く!」と、屋上から飛び降りようとした。
止めようとした菜月とB恋人は激しくもみ合い、B恋人は菜月に突き飛ばされた拍子に
床に頭を打って失神した。
菜月の方は屋上から落っこちかかって、縁に手をかけて何とか体を支えている(足が宙に
浮いている)状態だった。
「真由たちが来るまで頑張れば…」と必死に手で体を支えていたが、数分後、
ついに支えきれなくなって落ちた。

その後、高校に着いた主人公たちは血まみれの菜月を見つけ、救急車を呼んだ。
病院に運び込まれた菜月はすぐに手術を受けた。
手術室の前で主人公と親友と真由の3人は手術が終わるのを待っていたが、主人公は
ひどく取り乱していた。
何とか落ち着かせようとする親友の言葉にも無反応で、
「俺のせいだ、俺が菜月を助けられなかったからだ、また俺のせいで友達がこんなことに……!」
と、半狂乱になっていた。
結局病院が主人公に強い鎮静薬を投与して、眠らせた。
4916/6 :2016/01/26(火)00:53:20 ID:U7U
真由は親友に「主人公君が最初に学校についたから余計に罪悪感を感じるのかもしれないけれど、
それにしても反応が過剰な気がする。」と言った。
親友は少し迷ってから、「まあ、お前には話してもいいだろう」と言って、説明を始めた。

主人公と親友は小学校に上がる前からの付き合いで、いわゆる幼馴染というやつだ。
二人にはもう一人、ミドリという女の子の幼馴染がいた。
ミドリはお転婆な子で、台風で川があふれたと聞いては主人公と親友を連れて川を見に行き、
通学路にイノシシが出たと聞いては、やはり主人公と親友を連れてイノシシ狩りと称して
出かけたりした。
ミドリには優しいところもあって、主人公が手を擦りむいたとき、「消毒」と言って
なめてくれたりした。
主人公も親友も、ミドリのことが好きだった。
主人公たちが小学2年生の時、大雪が降って裏山への立ち入り禁止令が出たことがあった。
ミドリは主人公にこっそりと「夜、家を抜け出して裏山に行かない? 真面目な親友くんに
話したら止められちゃうから、二人だけで」
と言った。
主人公は悩んだが、行くことにした。

夜、雪に覆われた裏山を冒険中にミドリが足をくじいて歩けなくなった。
ミドリは主人公に「一人で町に戻って、大人の人を連れてきてほしい」と言った。
主人公は一緒に山を下りようと強く言ったが、ミドリも譲らなかった。
結局主人公は、ミドリを雪や風が防げる岩陰に残して、山を下りた。
主人公は何とか山を下りたものの、そこで力尽きて倒れた。主人公が通行人に発見されて
病院に運ばれたのは幸運だった。
主人公が病院に運び込まれた時意識を失っており、目を覚ましたのは翌日だった。
主人公はすぐにミドリのことを話し、大人たちは急いで裏山に行ったが、ミドリはすでに
冷たくなっていた。
このことから、主人公は「友達を見捨てる」ことに対してトラウマを抱えている。
(冗長になるため省いたが、主人公が偏執的なまでに「友達を助ける」ことに執着している
描写が何度かある)

「だから、菜月が特別だとかそういうんじゃないぜ」
真由の気持ちに気が付いていた親友は、そう言って話を締めくくった。
4927/6 :2016/01/26(火)00:54:46 ID:U7U
菜月の手術は成功し、しばらく入院しなければならないものの、後遺症も残らないとのことだった。
B恋人のことも一切恨んでおらず、「元気になったらまたB恋人も誘ってみんなで遊びに行こう」と思っていた。

真由は親友と二人で話しているときに「前に主人公くんが雪山とスキーの本買ってたんだけど、
主人公くんはスキーに興味あるのかな?」
と聞いた。
親友は「いや、あいつがスキーとか有り得ないだろ。だってあいつ、ミドリのことがあってから、
雪山が怖いんだぜ」と答えた。

主人公はウイルスYに感染していた。
感染源はミドリである。ミドリ母=C男養母であり、ミドリは母親から感染していた。
だから危険な遊びが好きだった。
ミドリが主人公の傷をなめたとき、主人公の血液内にYウイルスが侵入した。
Yウイルスはミドリの体内で微妙に変化しており、ワクチンを打っても主人公は治らなかった。

B男を感染させたのも主人公である。講堂の床が抜けたとき、主人公はB男の上に落っこちた。
クッションになったB男はケガをしてしまい、傷口からYウイルスが侵入して感染した。

菜月が必死で屋上の縁につかまっているとき、主人公は屋上に来ていた。
そして菜月が力尽きて落ちるまで見守り、友人を見殺しにするという強い罪悪感=強い快感を
味わっていた。

そして、主人公の体内で、YウイルスはZウイルスに変化した。
Zウイルスは症状はYウイルスと同じだが人体の外、たとえば水の中でも生きられるようになったし
感染力も上がった。
主人公はより強い罪悪感(=快感)を味わうために、プールに行くことにした。
同級生のA男はプールでバイトしており、主人公はA男からプールの水は1か月は変えないと
聞いたことがあった。
そこでまずA男に電話して「プールの水を変えたのはいつか?」と確認した。
そして昨日変えたばかりだと聞くとプールに行って、水の中に自分の唾液を混ぜ込み
プールを巨大な感染源にした。

主人公が親友の家に行くと、親友は
「俺、心理学の勉強を始めたんだ。ところで快感ってささやかな快感を毎日とでかいのを
どーんとまとめてと、どっちが楽しいと思う?」
と聞いた。
「でかいのをどーんと、の方がいいよ」
「どうしてだ?」
「経験論だよ」
テレビではプールが映っている。A男がバイトしているプールだ。


この後にエピローグのシーン

URL
ttp://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-1856.html
493名無しさん@おーぷん :2016/01/26(火)22:07:43 ID:L7a
「恐怖が快感になるウィルス」は貴志佑介の「天使の囀り」からの
パクリ(パロディ、オマージュ)である。上記やる夫作者も明言している


ということを書いておかないと、面倒なことになるかもしれないから、勝手に捕捉しとく
494名無しさん@おーぷん :2016/01/26(火)23:12:59 ID:DGu
>>484
乙、懐かしい。
パタリロのイトコのお姫様、嫁ぎ先は一夫多妻の国の王子様。
マライヒの旦那が、どうせ政略結婚だ、ってマライヒと一緒にニュースを見て言うのが何だかなー、だった。
495名無しさん@おーぷん :2016/01/27(水)08:42:37 ID:Ph6
室山まゆみどろんぱ!ってコメディに見えて結構後味悪い
幽霊の小町はよくよく考えれば前世では子どもなのに死んで
生まれ変わったら英才教育の末に人類滅ぼす科学者になって
前世の母親も回想シーンだったけど
「小町、小町はどこなの?」
「天国にきたら小町に会えると思ったのに、小町!!」
あくまで回想だけど実際こんなんだと思うし
で、結局会えずにそのまま生まれ変わるし
いい感じになった男の子の幽霊とだって引き裂かれるし
よくよく考えれば笑えるばっかりの話じゃなかった
496名無しさん@おーぷん :2016/01/27(水)13:08:08 ID:t6W
聖魔女アルドラの反省会で
おっさんを崇拝するアルドラと
おっさんは偽者だと指摘してる連中の
やりとりを見ていつも後味が悪くなる。
497名無しさん@おーぷん :2016/02/03(水)09:45:48 ID:JeQ
昔読んだレディコミ

主人公(女)は身寄りがいない孤児院育ちのピンサロ嬢。
ヒモの恋人とまあ底辺なりに暮らしていた。
ある日主人公のもとに弁護士がやってきて、実は主人公は双子で
その姉である片割れは大富豪に養女として引き取られていた事を知らされる。
先日養父母が亡くなったため、莫大な財産が姉一人のものになり、
双子の妹の存在を知った姉がぜひ会いたいと呼び寄せたのだった。
姉は養父母に愛され豊かに育ったからかおっとりした純粋な女性になっていた。
露骨に不躾な態度をとり自分とは一切関わりのない世界に身を置く主人公に
驚きはするが決して気分を害する事なく「妹ちゃんはそこまで苦労したのね」と
一緒に暮らす事を提案する。
双子でありながら境遇の差に嫉妬した主人公は姉を憎み、化けの皮を剥がしてやると
ヒモや知り合いのヤクザを使って手酷くレイプし辱めた上に
拉致・監禁しハードな性調教を受けさせる。
どうにか逃げ出し屋敷に帰ってきた姉が見たものは養父母が残した
由緒ある日本家屋が見る影もなく壊され、財産ごと屋敷を乗っ取った主人公が
自分の趣味の下品なけばけばしい豪邸が建っているところだった。
打ちのめされた姉は再び連れ戻され、やがて記憶も曖昧になり完全に洗脳されてしまう。
主人公はすっかり性奴隷化した姉を引き取り奉仕させるが気は晴れず、
やがてヒモの恋人に姉と一緒に奉仕する事で心が満たされるのに気付いた。
ヒモは「双子姉妹丼ウマーwww」と単純に楽しんでいるが
主人公にとってはこれが姉を愛せて身近に感じられる唯一の方法だった。

第三者から見たら主人公が素直なら姉の提案を受け入れてお互い幸せだったように思うけど
主人公にとっては姉の施しで幸せになるのはなけなしのプライドが許さなかったのかもなと思うと
ちょっと可哀相に思う。
実際は典型的なDQNビッチなんだけどね。
498名無しさん@おーぷん :2016/02/03(水)11:52:54 ID:0kb
赤のボタンを押すとあなたは1万円、他の人が10万円を得られます。
青のボタンを押すとあなたは何も得られず、他の人が10万円失います
どっちのボタンを押しますか?

という質問をすると青を選ぶ人間が割といる。って話だな
自分が得られる1万円を見逃してでも他人の足を引っ張る方が好き
499名無しさん@おーぷん :2016/02/07(日)08:25:45 ID:xv0
「粘着系男子の15年ネチネチ」
某動画サイトに投稿されたボカロ曲

語り手(以下A男)は、とある女性(以下B子)に恋をしていて
毎日毎日B子への愛を綴ったポエムを書いては、郵送している。
B子からの返事は一向に来ないがA男はめげない。
切手の裏を執拗に舐めては「君に届け僕の唾液(こころ)」などと、なかなか
ストーカーチックだ。

ポエムをmixiの日記で公開したらすごい反響で、たちまちマイミクがカンストした。
雑誌に投稿してみたら、ポエム集を出すことが決まった。ポエム集は大ヒットして
たくさんの若い女性ファンがついた。
しかしB子一筋のA男には、B子以外の女性は野菜にしか見えなかった。

B子へのポエムを書き始めてから10年目、A男は事故にあって記憶を失った。
覚えているのはB子が好きだということだけだった。
だからポエムを書き続けた。
次の年も、そのまた次の年も記憶は戻ってこなかった。
A男にはB子しかいなかったので、B子からの返事が欲しいと強く願った。

さらに2年が経って、やはり記憶はもどってこなかった
B子に会いたい、せめて一目その姿を見たいと、それだけがA男の望みだった。

B子へのポエムを書き始めてから15年目、A男はついに記憶を取り戻した。
B子はA男がポエムを書き始める前に死んでいた。
B子の死を受け入れられなかったA男は、毎日ポエムを書き続けた。
ずっと書き続ければ、いつかB子に想いが届くかもしれないと思ったのだ。

B子の死を思い出したA男は、それでも毎日B子への愛を綴ったポエムを書き続ける。
ずっとずっと書き続ける。
いつか返事が来るかもしれないと思いながら。
500名無しさん@おーぷん :2016/02/11(木)16:09:34 ID:3Y3
昔読んだ漫画の話

主人公は外面はいいけど暴力は振るう、浮気はする夫にうんざりしていた
離婚したくても夫は決して承諾しない
夫の浮気相手である主人公の友達はハッキリ言って夫に遊ばれてるだけで、
むしろ被害者みたいな目で主人公は見てるため浮気を原因に離婚を切り出せない

困った挙句主人公は夫の愛人を募集して、若い学生の女の子を雇う
女の子も恋人のフリをすれば高額のバイト料がもらえるなんてと快く承諾
その後は女の子は偶然を装って主人公の夫に近づいて仲を縮めていく
最終的に夫は友達に主人公と離婚して女の子と結婚する
友達との関係も終わらせると宣言

友達はそのことを主人公に伝えて全員で話し合うことになる
主人公はこれでやっと解放されるとホッとしたけれど、
夫から子どもを堕胎させられていた友達の恨みは想像以上だった

「こんな若い子に手を出して!
 しかも私だけじゃなくて主人公や娘ちゃんまで捨てるなんて!
 あんたは人間のクズよ!!」

そう言って夫を女の子と主人公の前で滅多刺しにして殺害
友達は捕まって主人公は悲劇の母子とされ多額の保険金を受け取る
バイト料を払おうとするが、女の子とはそれ以降連絡はつかなくなった
そこで主人公は女の子が夫が死んだ時に泣き崩れていたことを思い出す

「本気だったんです、一緒になりたかったんです!」

女の子からの連絡で、夫は暴力を振るったことはないと言っていた
もしかしたらあの二人は真実の愛に目覚めたのでは?
そう思ったけれど真相は藪の中
とりあえず主人公は娘と平穏な暮らしを手に入れたけど、
大円満とは言い難い終わり方だった
5011/2 :2016/02/20(土)19:59:46 ID:dCR
主人公は男子高校生。祖母と母と兄の4人暮らし。父は主人公が生まれる前に事故で死んだ。
兄は主人公と14歳離れている。
兄はなぜか昔から主人公を恐ろしく嫌っていて、「お前は本当に人の子なのか?!」などと
怒鳴りながら殴るけるの虐待をしていた。
母親は「家族みんなで仲良し」の幻想が大事で、都合の悪いものは見ない聞かない人だったため
主人公を庇うことはなかった。
主人公を庇い、気にかけたのは祖母だけだった。

老齢からの病気で、祖母は自宅で静かに息を引き取った。祖母を看取ったのは、主人公一人だった。
「お前が生まれたときに、鵺が鳴いたんよ」
臨終の場で、祖母は涙を流しながら言った。
「可哀そうになあ、親のせいでお前は業を背負ってしもうたんやなあ」


母は祖母の死後も変わらず「幸せな家族ごっこ」を続け、仮面のような笑顔を浮かべている母に、
主人公は心の底からうんざりしていた。

満月の晩、縁側にいる兄に話しかけると、兄はろくに返事もせずに立ち去ろうとした。
いらだった主人公が兄を引き留めると、兄は暗い笑顔で「お前、月の光の下だといっそう
化け物じみて見えるわ」と言った。
怒った主人公が兄の腕をつかんで、「そんなに俺が嫌いか?好き勝手言いやがって。
今ケンカしたら、俺の方が強いぞ!」と怒鳴ると、兄は激しく吐いた。
主人公に近づかれたことに対する嫌悪が原因のようだった。
主人公は虚脱したような表情で「そんなに嫌いか……」と呟いた。

翌朝、母親が鴨居で首をつって自殺していた。
5022/2 :2016/02/20(土)20:00:15 ID:dCR
母親の葬儀の後、兄は自宅の一室で呆けた顔でぐったりと座り込んでいた。
そこへ主人公が来て、「人間ってもろいもんだな。簡単に死んでしまった。俺はただ一言、
『俺は、俺の父親が誰なのかを知っている』と言っただけなのに」
その言葉を聞いて、兄は顔色を変えた。
主人公の父親は、兄だった。
母親の夫(法律上の主人公の父親)は、不倫相手と心中した。
知らせを受けた母親は錯乱、「あんただけはお母さんを見捨てないわね!?」と言って
嫌がる兄を逆レ。そして主人公を身ごもったのだった。
行為は一度だけだったが、兄の心には深い傷ができた。
そして生まれたばかりの主人公を抱いた母親に「ほら、見てごらん。この子はあんたの息子だよ」と
笑顔でやられてPTSDを発症。主人公に非がないことを知りながら、主人公を憎むことで自分を
保っていたのだった。
主人公は祖母の臨終の場で、兄が父親であることは聞いたのだ。
真っ青な顔で震える兄に、主人公は笑顔で「今夜はゆっくり話そう。…なあ、父さん」
その言葉を聞いた途端、兄は金属的な悲鳴を上げた。激しく泣き続ける兄を見ながら、
主人公は乾いた無感動な顔をしていた。
そして「兄の悲鳴が『鵺の声』の正体だったんだろうな」、とぼんやり思った。
503名無しさん@おーぷん :2016/02/23(火)23:59:02 ID:HDt
「魔の起源」という本に載っていた山の神の解釈が後味悪かった。

山の神は、名前のとおり山に住んでいるといわれる人の姿をした神で、目と足が一つずつしかない。
本の中で、山の神に関するこんなエピソードが古典から引用されている。

「山の神が村に下りてきて人を襲った。襲われた人は「あわあわ」などと悲鳴を上げながら、
抵抗らしい抵抗もせず(できず?)山の神に殺された。山の神は鬼なのだ」

山の神が村に来た理由も人襲った理由も、村人たちが黙って山の神が暴れるのを見ていた理由もなく、
「鬼なのだ」としか記されていない。

著者はこのエピソードに対し、以下のような考察を述べている。

「かつては日照りなどの際に、神に人間のいけにえをささげる風習があった。
そして身寄りのない人間や流れ者などを、いけにえ要員として『飼って』おくことがあった。
いけにえ要員に逃げられては困るので、逃げられないように片目をつぶし片足を奪ったという。
それが片目片足の『山の神』の正体だ。
殺されるために生きている身が哀れだったので、時に暴れまわっても村人はとがめたりしなかったのだろう」

当時は、日照りや冷夏などの異常気象が、即、村単位の死活問題になるハードモードだったから、
現代人の感覚で物を言ってはいけないのは分かるけれど「いけにえ要員の飼育」という考え方は
やりきれないものがあった。

あと、友達(後味の悪い話が好き)この話をしようとして「山の神は片目片足で」と言ったら
唐傘お化けを連想しやがった。
ちげーよ。
504名無しさん@おーぷん :2016/02/24(水)22:45:10 ID:W34
そういえば1つ目1本足の「山父」っていう妖怪がいるな
505名無しさん@おーぷん :2016/02/25(木)22:20:33 ID:6pj
夢野久作の髪切虫という話
最初に電波のようなものを受信したのか一匹のカミキリムシが夢見がちな気分で自分はクレオパトラの生まれ変わりじゃないかしら?それとも一緒に埋蔵された髪切虫かしら?とか思う内容の長い詩が書かれる
その後詩の内容通り沢山子孫を増やして世の中の女を皆丸坊主にしてやろうとか思ったりする。
そして遠くに見える赤いランプの光を古代エジプトの宮殿の明かりだと思って飛んで行く。
場面は変わって昆虫学者とその助手が赤いランプを点けたら珍しいカミキリムシが飛んで来た、古代エジプトで見つかったのとよく似てるから標本にしようとか話してて、哀れ髪切虫は毒瓶に入れられて断末魔を上げるのだった。
前半であんだけロマンチックにしといて虫のもの思いだけにしとけば良かったものの後半の飛んで火に入る夏の虫で夢もロマンも一気に吹き飛んじゃったのが後味悪い。
5061/2 :2016/02/27(土)00:49:47 ID:JRP
大橋薫の短編。タイトルは忘れた。
まだ個人情報保護に関する意識がゆるかった頃の作品。

まゆみは高校生の女の子。気がついたらクラスではぶられていて、現在不登校&プチ引きこもり中。
隣家の女子大生の皐月が「私は使わないから」とパソコン一式をくれた。
まゆみはパソコンをネットに繋いで、ネットアイドルのサイトをつくった。
そこで使用するのは皐月の写真だ。まゆみは昔から美人でリア充の皐月に憧れていたので、
ネットの中だけでも皐月になりたかったのだ。
「りんご」というハンドルネームをつけて、あちこちのサイトや掲示板でコメントしたり
意見を書き込んだりした。
しかしその内容は、罵倒や中傷、揚げ足取りなどの荒らし行為。
たとえば、「19歳の女子大生です(ハアト」というネットアイドルのサイトだが、
写真に写っている女性はどうみても40歳以上、なサイトがあった。
まゆみはサイトの掲示板に「ばばあ、キモイんだよ」「ばばあ死ね」「死ね死ね死ねしね」などと
しつこく粘着して罵倒し続けた。
しかしまゆみに悪気は全くなかった。まゆみにとって荒らし行為は、楽しい遊びだったのだ。

数ヵ月後、皐月が「知らない人からいきなり『美人だから何を言っても許されると思うな』と
怒鳴られたの」と怯えた表情で話していた。
まゆみは「ふーん」という顔で聞いていた。

まゆみが40代ネットアイドルのサイトに行くと、閉鎖されていた。今日もたくさん掲示板に
罵倒を書き込もうと思っていたまゆみはがっかりした。
5072/2 :2016/02/27(土)00:50:21 ID:JRP
しばらく後、人気のない夜道で皐月が40代ネットアイドルに襲われ、激しく罵倒されながら
刃物で滅多刺しにされた。
40代ネットアイドルは、姑にいびられ夫は仕事ばかりで家庭を顧みず、ストレスを溜め込んでいて、
サイトだけが支えだったのだ。
それがまゆみの荒らしのせいでサイトを閉鎖する羽目になった。
40代ネットアイドルは「りんご」は皐月だと思っていたから、人違いで皐月を襲ったのだった。

幸いにも皐月の怪我は後遺症などもなく治った。
だが知らない人に罵倒されて滅多刺しにされた恐怖から、皐月は引きこもりになった。

一方で、まゆみは自分の揚げ足取りや相手の意見を否定するところが原因で
はぶられていたことに気づき、態度を改めた。学校に行き始め、友達もできた。
リアルが忙しくてパソコンは使わなくなったので、皐月に返した。

まゆみは学校で男子生徒から「お前、援交やってるんだって? 2万とかやっすいよなwww」と
言われた。
怒って否定したものの、男子生徒にまゆみの顔写真付きで「援交の相手を探しています(ハアト」と
書かれているサイトを見せられて青ざめる。ハンドルネームは「りんご」となっていた。

隣家の皐月に会いにいくと、皐月はすっかりやつれはてていたが、目だけが異様にぎらぎらしていた。
青ざめているまゆみを見て「次はあなたがみんなのアイドルになる番よ、りんごちゃん」と嘲笑した。
508名無しさん@おーぷん :2016/02/27(土)16:22:40 ID:7ty
>まったく意外な映画だけど『突入せよ!あさま山荘事件』
>ドキュメンタリー映画にハマっていた小学生当時に観てから忘れられない
>なんてことないシーン、女性が玄関で座りながら誰かと電話をしているシーンなんだけど
>典型的な日本家屋って言うのかな すりガラスの引き戸の玄関扉で玄関が一段高くなっている感じ
>ふっとすりガラスの向こうに黒い人影が現れたからなんだろうってずっと見てると
>ゆっくり戸を開けるのね、もう見てるこっちは何これ?なんで女優さん気がつかないの?状態
>スタッフの写り込み?てかカメラマンとか気がつかないか?ってくらい
>でもカメラの位置のせいでちょうど首から下だけが写ってたと思う
>すごく静かなシーンだったから余計に記憶に残っている
>
>実は写り込みはスタッフだった!?みたいな心霊系の映画特集なんかも当時探した
>けどまったく見当たらず、今もネットで探しまくってるけどむしろこのシーンに気がついた人がいないみたい
>みんなも見えるよね?
509名無しさん@おーぷん :2016/02/29(月)12:32:27 ID:KPO
個人的に後味の悪い話しですまんがDeemoというiPhoneとかで遊べる音ゲーのNinePointEightという曲
歌詞のコピペ
カイウユリ カーネーション デイジー静かに君の悩みを追い払う

菊 カランコエ寝ている君の盾になる
見捨てないで 見捨てないで 僕が叫んだ
そして君が僕を強く抱きしめた 君なら大丈夫 君がそう言った

僕達の別れのために 君の凍った脈動に合わせるように 花びらが舞う
君の魂が平和に生きられる場所へ連れてって 最終目的地

君の肌は 君が抱きしめた肩を触れる
輝いてる灰が君の炎の中に漂流して 空とひとつになる

トルコギキョウ 香りは過去の僕を引っ張る
クリーム薔薇 スターゲイザーリリー アヤメ
君の足跡から地図を描く

黙った僕は ただ上り続ける 上り続ける
僕達の誓いを守る 知ってるよ 君がすぐそこにいること
見て 今 君の世界の頂点にある ねぇ ダーリン
会いに行くよ 僕が叫ぶ そして地獄へ飛ぶ

僕達の再会のために 渦巻く風が歌う そして9.8は僕の加速度
僕達の魂が平和に生きられる場所へ連れてって 新しい始まり

君の唇は 君が愛する頭骨を口付ける
肉の塊が僕の腐った骨から分解して 空とひとつになる

歌詞を見てみたら恋人と死に別れて哀しいから高い所から飛び降りて自殺するというまるで暗い日曜日みたいな内容で
明るくポップなメロディで自分も大好きな曲だっただけにすごく凹んだ。
510名無しさん@おーぷん :2016/03/11(金)09:40:17 ID:TJQ
ジャンプで連載中の食戟のソーマ

料理専門の超マンモス高校という設定で規定の単位が取れなかったり
実力が伴わない者はバンバン退学させられる
登場人物は合宿や外部実習などハードな体験を乗り越えて成長するんだけど
モブキャラは整髪料の匂いがきついとか外部実習で外で悪口や自慢話した程度で退学食らうのに
メインキャラはお偉いさんに気に入られて取り成してもらったり
料理勝負(食戟)でも何だかんだ理屈つけて救済されたりでもやもやする
511名無しさん@おーぷん :2016/03/11(金)12:05:21 ID:RwE
水木しげるのねこ忍という短編
猫と話せるくらいしか取り柄のない忍者の主人公が猫の親分に部下に沢山猫をつけてやるし人食い猫を警備に付けてやるから一緒に働かないかと誘われる
主人公も最初は張り切って仕事するんだけど稼いだ金のほとんどを部下猫の餌代に使われたり、餌を買いに行ったその足でまた仕事に行かされたりと休む間もない
逃げ出そうにも人食い猫が見張ってるから逃げられないし、主人公に猫語を教えてた飼い猫も親分猫の娘で、実は最初から仕組まれていたことでしたという話。
猫達を従えたと思ってたらいつの間にか猫にこき使われてるし、単に運が悪かったんだなと思ってたら全ては猫の掌の上かよ!
5121/3 :2016/03/11(金)21:55:13 ID:zEy
親戚の近所であった実話

とある本家筋の跡取り息子Aが結婚したが
嫁Bは子どもができない体だった
しかし、Bの実家はそれなりに力のある家だったから離婚とはならず
養子を迎えることで話が収まった
ちょうどその頃、A家知り合いの産婆から望まれない妊娠をした女性が訪れたと話を聞き
AB夫婦はその女性に対して出産まで世話をする代わりに子どもをもらうと持ちかけた
女性は了承して約半年後に女児Cを出産する
その半年の間、Bは周囲に「やっと妊娠した」と告げて服の下に綿を入れて生活し続け
さらにその綿を徐々に厚くしてカモフラージュ
女性とは「出産後、子どもに一切会わないこと」と取り決めを交わすことも忘れなかった
産気づいたときから分娩室の隣にA家の者が控えており
出産と同時にA家に渡され、女性は抱くことはおろか、一目見ることすら叶わなかった

養女Cは物静かながらも健康に成長したが、
早い段階から自分の身の上を知らされていた
家庭内では「早く結婚して跡継ぎを」と諭されていたためか結婚は18歳
高校卒業と同時だった
相手はCが通っていた高校教師D
DはA家に入り婿をし、ABCDの4人は同居をして暮らし始める
程なくCが妊娠、以降、次々と3人の子を設けた
5132/3 :2016/03/11(金)21:55:58 ID:zEy
子ども全員が小学校に入学した頃からCは自宅から少し離れたスーパーで働き始めた
A家は資産家だしDも教師として働いていたので
Cが働きに出る必要はなかったが
ちょっとした社会経験という軽い気持ちだったようだ

しかし、これが仇となる
これまで養子先でずっと「結婚」「跡継ぎ」を諭され続け
近所にはその話を厳禁されて育ったCにとって
外の世界は何の気兼ねもすることなく遊べる初めての世界
自分で自由になるお金もできて、たがが外れてしまったのだ

パート先で知り合った男性と不倫したあげく、相手にそそのかされて家出
数年後、偶然にAと会った人の話では、
男性はすぐにヒモとなり暴力も時折ふるい
Cは風俗で働きながら生活費を稼ぐ生活に堕ちた
その後、男性と別れてからもCがA家に帰る気ことはなく行方不明となる
5143/3 :2016/03/11(金)22:00:07 ID:zEy
一方、Cの家出後もAB、D、Dの子どもたちは同居し続けていたが
Cが家出をして10年以上経ったある日、Bが病死
どこで聞きつけたのか、通夜を終えた真夜中近くにCが戻ってきた
11月も半ばだというのにCは夏物のワンピースにつっかけ姿
体は痩せ、顔色も悪く、髪も乱れ放題だった
家族は驚いたが、玄関先では外聞が悪いので
まずは風呂に入れて服を貸した
「もう深夜だし、明日もあるから葬式が終わったら話を聞こう」と話がまとまり
その日は床についた

翌日、何とか葬式を終え、夕方ごろにA家と親族が帰宅
いざCの話を聞こうとしたが、いつの間にはCはいなくなっていた
家に置いておいた金品も数万ほどなくなっていたらしい。

その後、Cの消息は入れないし、家族も探していない
数年後にAが亡くなったときもCは戻って来ず、Dが家督を継いだ

ABの意向通り“家”は存続している
2人にして見れば自分たちの子でないのだから
CだろうがDだろうがかまわないはずだし
それでもCの一生とはなんだったんだろうと思わずにはいられない…
515名無しさん@おーぷん :2016/03/11(金)22:25:36 ID:R99
クリームかポケットか仏か?
516名無しさん@おーぷん :2016/03/25(金)11:22:20 ID:bgE
不倫→風俗→浮浪の流れはまるっきり擁護できない。Cの自業自得
517名無しさん@おーぷん :2016/03/27(日)10:06:17 ID:EUz
ギャグ漫画日和の牛山サキシリーズ

サキは弱小レーベルからCDを出している歌手だが、弱小な上にろくな歌をプロデュースしてもらっていないので
全く売れない上にファンも全然つかない。
サイン会付きの販促活動を行うも場所は草野球やっているような河川敷で誰も来ない。
通りすがりの幼稚園児たちからは「やっぱり将来は安定した職種につきたいもんだね」と揶揄される始末。
てこ入れに二人組で売っていく事になるが相方候補は見た目も中身もおかしい上に
狂暴で言葉も通じない変な女性(これはマネージャーが扱い切れず即頓挫)。
久々に実家に帰れば肉屋だったはずが店じまいしていて両親はやる気なく寝ている。
聞けばサキが家を出た後弁当屋になったが生肉弁当を売ったり
クレームを入れた客を罵倒した事で閑古鳥になり今は夫婦揃ってゲームに溺れていた。
サキは引退前に一度でいいからサインをファンに求められたいという夢があって
それを利用され、連帯保証人の欄にサインをしてしまう。
毎日ひどい取り立てにあいアパートに籠もるサキ。
その頃になるとサキは現実逃避か取り立てにくる人たちは熱狂的なファンだから居留守を使ってるの
やたらポジティブシンキングになってくる。
最後はそんな調子でふわふわ浮かれた作詞を書いているが
途中からトーンダウンして「どうして私が借りたわけでもないお金で苦しめられてるの」
「ごめんなさいごめんなさいもう許してください」と涙がこぼれてきて終わり。
5181/2 :2016/03/31(木)22:31:27 ID:fWq
筒井康隆「養豚の実際」

有名作家と担当編集者、電話で口を極めて罵り合う。
たまにこうして叱ってもらわないと調子に乗るのを自覚しているが、それでもムカつく。
なので作家は、高級家具をぶち壊しルーベンスの真作にコーヒーメーカーを投げつける。
でも怒りが収まらない作家、豪邸の庭にたむろしている、作家を芸能人に置き換えればフォロワーだかワナビーだかバンギャだかに相当する腰巾着の若者に当たり散らす。
腰巾着どもめら、口を極めて罵りながら作家の命令に従う。
腰巾着の女全員によると、作家は短小包茎早漏。
腰巾着の男全員によると、作家の小説は全部駄作。読者が何をありがたがっているのか全く理解できないが世間ではこいつは有名だから自分等もいつかおこぼれがあるだろう、そうでなかったら誰がこんな、とのこと。

出版社。担当編集者と同僚の編集者、小説家どもめらの「傾向と対策」を話し合う。
ミズブタ→悲しがらせるといいものを書く。泣かせて慰めろ。
ツチブタ→金を持たせるとダメになる。浪費させろ。
ドブトカゲ→お調子者だから舞台に立たせろ。レコードを出させろ。
キョロネズミ→金を持たせろ。次の次の文学賞。
5192/2 :2016/03/31(木)22:32:48 ID:fWq
「それまでもつかね」
「さあね。ところで最近、養豚の専門書を読んだんだが、豚っていうのはきれい好きなんだそうだ。どうだい、参考になるかね」
「ありがたい。実に参考になるよ」
「俺たち何やってんだろ」
「さあね」

作家、腰巾着の友達らしい新しい女を気に入る。
女は友達でも何でもなく、作家の豪邸の庭を公園か何かと、腰巾着を公園で遊んでいるただの若者と勘違いして入ってきた他人だった。
女にセックスを誉められて舞い上がる作家、女が洩らしたちょっとした言葉から、女が「一般人ではなく今までの腰巾着とはひと味違う頭がよくて清潔感のあるニュータイプ腰巾着。しょせん腰巾着」と察して拳銃自殺。

再び出版社。
「アオギツネめ、なんだって自殺なんか」
「さあね。孤独だったんだろ」
「寂しがらせたつもりはないんだが」
「ま、次はうまくやるさ」
「俺たち何やってんだろ」
「さあな」
520名無しさん@おーぷん :2016/04/01(金)22:52:30 ID:QxB
小野不由美の残穢

主人公の作家はかつてホラー小説を書いていた関係で今でも読者から怖い話体験談が届く。
あるマンションに移り住んだ女性から誰もいない和室なのに畳を箒で掃くような音がすると手紙が届いた。
やり取りする内に箒ではなく、和服で首吊りした女性の解けた帯が擦れる音だと分かった。
そのマンションでは女性以外にも同じ怪奇現象が起こる部屋があり、
また他の部屋ではいるはずのない赤ん坊の泣き声が聞こえ
住んでいた青年はノイローゼか転居先のアパートで自殺していた。
しかしそのマンションでは建設以来自殺者は出た事はない。
調べを進めるとこのマンションと隣の団地では共通して上記の怪奇現象が起こっていて、
人が居つかない場所らしかった。
その土地の歴史を遡ると変死や心中、自殺、家庭内暴力、一家離散と確かに不吉な因縁があるようだった。
まずマンション・団地が建つ前(バブル期)にあった駐車場の隅にあった家はゴミ屋敷で一人暮らしの初老男性が衰弱死。
その前(戦後)は銀行員の裕福な家庭だったが、母親が娘の結婚式当日に首吊り自殺。
その前(戦時中)は工場と工員の長屋だったが、女性が妊娠しては嬰児を殺す事件があり
工場そのものにも霊が出ると噂があった。
そしてその土地の最初の因縁は戦前、明治〜大正の頃は資産家の家だったのが
後妻が嫁いできたのを機に傾き、長男は自殺、三男は発狂し座敷牢に閉じ込められていた。
そこから来る長い因縁が浄化されず、どころか嬰児殺しや母親の自殺で
上書きされ増強され今にまで残っているのだった。
そして本当の呪いの大元は後妻の実家。
実家は福岡にあり父親は小さいながら独立した裕福な炭鉱主だった。
しかし技術も未熟で人権意識も薄かった当時、父親の炭鉱では過酷な労働に見合う報酬も渡さず
かなり大規模な事故を起こしても改善される事はなかった。
ある時父親は発狂して家族使用人を殺害し家に火をつけ自殺する事件が起こる。
表向きは経営が傾いたためと言われていたが、事故で亡くなった炭鉱労働者の呪いではと噂されていた。
その呪いは強力で炭鉱跡地は今でも最強の心霊スポットとして有名で
そこに赴いた者も後に事件事故に巻き込まれ、またそこが新たな呪われた土地となっていた。
広い邸宅は二分割されそれぞれ裕福な家庭が買い取ったが
片方は自殺が相次ぎ早い段階で断絶、片方は最近までは生き残っていたようだが
家も一族も祟られていると有名だった。
また邸宅で使用されていた建材を用いた家も祟られ被害が出ている。
当然呪いは娘が嫁いだ先でも延々現在に至るまで新たな穢れを取り込みながら続いている。

父親だけは因果応報と思うけど他はみんなとばっちりだから可哀相。
521名無しさん@おーぷん :2016/04/01(金)23:13:03 ID:QxB
補足すると土地に関する怪奇現象は最初は「和服で自殺した女性」「複数の赤ん坊の泣き声」だけだったのが
調べる内に「床下で誰かがはい回る音」「床下から『死ね』『焼け』等の声がする」
「真っ黒い人影が苦しみ呻いている」「地下で風が吹くような大きな音が聞こえる」等もある事が判明。
母親が首を吊ったのは赤ん坊の泣き声でノイローゼになったからで
(結婚前に娘が中絶か流産していてそのせいもあった)
その赤ん坊の泣き声は母親による嬰児殺し。
座敷牢に閉じ込められた三男は便層から抜け出し地下をはい回るくせがあってこれが「床下の主」の正体。
ゴミ屋敷の主人は床下の主や声や音を締め出そうと家中の隙間をゴミで埋めていた。
そもそも無理心中や嬰児殺し、家庭内暴力が続いたのは
「死ね、殺せ、焼け」の声が命じるからであってその主は亡くなった炭鉱労働者で
黒い人影も地下に吹く風の音もその死者たちの記憶と思われる。
炭鉱は危険な現場であったが、そこまで深い恨みを持つのは恐らく父親が
事故があった際被害を最小限に抑えるために、まだ坑道に残っていた労働者たちを見殺しにして
生きたまま窒息、あるいは焼死したからだと推測される。
その労働者の恨みの声が人を狂わせ自殺や殺人、暴力を奮わせている。
上で書いた事例はあくまで一部で合間に何軒か家が建っては解体され、
失踪や宗教にのめり込んでの一家離散、怪奇現象に怯えて引っ越したものの
離れたその土地で無理心中や強盗殺人が起こっている。
際限なく広がる祟りが恐ろしいと同時にただ関わってしまっただけの
無辜の人々がひどい目にあっているのがきつい。
522名無しさん@おーぷん :2016/04/05(火)18:56:10 ID:1pc
サザエさんで見たと思う後味の悪い話
若い娘とその母親が振袖を買いに行く
高すぎると言う母親に対して大事にすれば一生もの
染め直しなどをすれば結婚式だって金婚式にだって着れる
それを聞いて納得する2人とサザエさん
でも、次のシーン
天国で天使が娘は夕方交通事故で天国に来る予定だと言う
それに対して神様は時々神様業が嫌になるとこぼす

お化け屋敷の話
マスオがお化け屋敷にカツオ達と一緒に入る
怖くないと笑うマスオ
首吊りの死体に対しても大したことないと言うが
次のシーンで警官が来て経営不振で自殺した本物だと言う
マスオは腰を抜かしカツオ達と抱きしめ合う
多分そういうことが多かったんだと思うけど
サザエさんの話にすればダークだったんじゃないかと思う
523名無しさん@おーぷん :2016/04/14(木)10:37:11 ID:54S
>>522
前半は読んだことある、サザエさんじゃない作品集じゃなかったかな。なんかブラックな四コマばかり集めたの。
二足歩行の犬が裸のおばさんを庭に繋いでて、人間の赤ん坊をつまみ上げてしかめっ面で
「また生んだのか、捨ててこよう」
って言うのを夢想する飼い犬、ってのも載ってた。
5241/2 :2016/04/20(水)15:14:21 ID:fRT
主人公は他人思いな女子中学生、たまに献身さがから回るが優しい良い子。
不思議な男Aから貰った力で、仲間の女子3人、主人公に密かに想いを寄せる幼馴染の少年Bと共に、謎の敵に侵略される地球を守るために戦っていた。
主人公は戦ううちに、保護者かつ司令塔ポジションのAに徐々に恋心を抱いていく。
しかしある日、実は敵のボスCがAの元カノであることが判明する。

かつてCは主人公と同じようにAから力を貰い、主人公と同じように戦ううちにAに恋をした。
Aも満更ではなく、2人は恋人のように中睦まじく過ごす。
だが、CがAに愛を告白するとAは「自分は戦士の司令塔の立場だから1人と特別な関係になることはできない」と拒否。
絶望の淵に立たされたCの心の隙間に裏ボスがつけ入り、Cの憎しみの心を増幅させていたのだ。
525名無しさん@おーぷん :2016/04/20(水)15:17:28 ID:Q9x
それ、ハピネスチャージプリキュアだな。タイトル書かないのはどうして?
5262/2 :2016/04/20(水)15:17:55 ID:fRT
主人公はそれを知った上で使命を優先し、Cとの戦闘兼説得の末にCの心を裏ボスの支配から取り戻す。
Aは浄化されたCを謝罪と共に抱きしめ、もう離さないとキスをする。主人公の目の前で。
裏ボスは、Aに失恋した主人公や主人公に失恋したBの心の隙を狙おうとするが失敗。
晴れて恋人になったACと共に地球を去る。


全ての元凶のAは何の制裁も受けないし、終始主人公を支え続けたBの想いも結局届かないし、
仲間の女子らの個別エピソードも投げっぱなしだしで酷かった。
特に、Cや裏ボスに祖国を侵略されて亡命してた女の子がやっと祖国を取り戻し両親と再会する場面、
1話からネタ振りしてあったにも関わらずまさかの無音静止画カットのみ。

単体で見たら素晴らしい回もあるし、映画は最高に良かっただけに全体の流れがこれって…。
527名無しさん@おーぷん :2016/04/20(水)15:19:27 ID:fRT
>>525
ごめん、メモ帳からコピペしたんだが1行目がドラッグできてなかった。他意はない
528名無しさん@おーぷん :2016/04/21(木)00:12:22 ID:FmM
>>526
AとBは最後良い雰囲気になってたしこれからどうにかなる可能性もなくはない
敵の組織の元幹部がマスコミに「ねぇねぇどんな気持ちで幹部やってたの?」
とか実名で取材されてたのが後味悪い
529名無しさん@おーぷん :2016/04/21(木)00:14:20 ID:FmM
>>528だけどいい感じなのはAじゃなくて主人公とBだった
ややこしい。めぐみとせいじでいいだろこれ。
530名無しさん@おーぷん :2016/04/21(木)17:16:19 ID:GeA
歴史漫画で後味の悪い奴。
久慈光久「ヴォルフスムント」。

中世スイスを舞台にした、農民たちの封建貴族ハプスブルク家からの独立物語。
……というと聞こえはいいが、実際はハプスブルクから派遣された代官ヴォルフラムの鬼畜外道ぶりとそれに抗う農民の血生臭い闘争がメインとなってる。
特に中盤(単行本3巻)までは強そうな反乱軍側の闘士があっけなく惨殺される展開ばかりなので中々胸糞。

で、中でも辛かったのが「ハンスとエヴァ」という話。

スイス・ウンターヴァルデン州のとある農村で、反乱軍に参加していた男フランツが捕らえられ公開処刑される。
見物人の中には反乱軍のメンバーもいるのだが、彼らはなぜフランツの正体が敵にバレたか分からず忸怩たる思い。
他の村人たちも妻子を残して殺された戦士を見て憐れみ同情している。

そんな中、唯一処刑の様子を見てほくそ笑んでいる男がいた。
男の名はハンス。村で小さい飲み屋を営む中年男である。

言うまでもなくフランツのことを密告したのはハンスなのだが、そんな利敵行為をしたのはなぜなのか?
その答えは、寂しい中年男の「コンプレックス」だった。

ハンスには20歳以上年下の美人妻エヴァがいるが、彼女はかなり我儘で自分勝手。
店の売り上げが苦しいのを分かっていながら亭主に宝石買え指輪くれとのたまう。
ハンスがもう沢山買ってやったじゃないか、と言うと「全部の指に指輪をはめてあげるって約束したでしょ!?」と逆ギレ。
ただでさえ周りの村人はなけなしの財産を反乱軍に寄付している状況だ。ハンスは気が気でないが愛している妻に逆らえない。
おまけに結婚当初からこの夫婦はセックスレス。夫が懇願しても妻は冷たく拒否。

そんな体たらくは村人たちにも知れ渡っていて、ハンスは散々村人からバカにされている。
流石は村相撲で負けっぱなしのやさ男だ、亭主ならビシッとしろ。あんなカミさんを持って、悲惨な老後が目に浮かぶぜ……。
悪口の数々。プライドをズタボロにされたハンスはヤケクソに。
そしていつの間にか、自分の店を訪れる闘士たちの情報をハプスブルクの領主に流すようになった。そうして密告された村人は一人、また一人と連行され……。

で、この後は褒美に貰った金貨で買った指輪をエヴァが村人の前で見せびらかしたことによって足がつき、夫婦揃って逃げようとするも国境に辿り着いたところで捕まり、反乱軍によって裁判にかけられ処刑されてこの話は終わり。

なんかあまりにもハンスの境遇が悲惨。別に貧困とかそういうわけでもなく、現代人にも「あぁ……いるよなこんな奴」ってなるとこがリアル。
この時代の男にしては別段妻に対して酷い扱いしてるわけでもないのに全然報われないというか、愛情が空回りしてるのは見ててもやもやする。
ひ弱な奴が馬鹿にされてマッチョな奴が威張り散らす構図にむしゃくしゃしている人間ならハンスに感情移入してしまうこと必至。
531名無しさん@おーぷん :2016/04/22(金)07:30:58 ID:OQv
駐車場でコガネムシがひっくり返って起き上がれなくなっていた。
かわいそうに思い、戻してやったら元気に飛んで行ったよ。
止まった先て車に潰されたけど。
532名無しさん@おーぷん :2016/04/22(金)11:42:41 ID:61y
最近歳をとってわかった後味の悪い話

ナイナイ矢部には昔から(売れない時代から?)付き合ってた彼女がいて
矢部が売れたあとも結婚せずにずっと付き合ってたことは
番組の中でも度々ネタに出されてて、視聴者もいつかは結婚するんだろうみたいなことを思ってたんじゃないかな
でも矢部がアナウンサーと結婚して(元彼女とはいつ別れたのかは知らない)
その結婚式?を番組で流して当時は「おめでたいなー」ぐらいにしか思わなかった
途中で元彼女からの手紙を読んで感動的ですね、おめでとう!で番組は終了

でもこの元カノって下積み時代から矢部を支え続けてるってことは
おそらく20代後半か30前後、矢部はいいけどこれから結婚するとなると大変なんじゃないか
元カノと矢部の間に何が会ったか知らないけど
元カノは俗にいう「キープ」だったんじゃないか
しかも支え続けた男は有名になって綺麗なアナウンサーと一緒になってる

なによりこれを美談として流すテレビが気持ち悪い
昔は毎週見てたけどもうめちゃイケ見なくなった…

ファンの人はすまん
533名無しさん@おーぷん :2016/04/23(土)00:47:22 ID:cB7
なんかここって本スレに比べるとつまらないな
センスの無い人間が寄り集まってセンスの無い話をしているって感じ
面白いのはごく少数
534名無しさん@おーぷん :2016/04/23(土)10:04:15 ID:3MK
本スレ機能してるの?
じゃあ薄い内容だけど話すわ、実話だが微フィクションあり

会社の同僚に性格が悪く自己中なやつがいて、30半ば男なんだけど
そいつは何か話すたびに「オレは~だと思うぜ?」って聞いてもいないのに言いだす。
しかもその反応に困る。冗談もたまに言うのだが、こちらがそれなりに反応すると
「ふざけるんじゃねぇよ...」と低い声で逆ギレすることもしばしばで
要は共感するとノリが悪い、反対にノるとそれは気に入らないというひねくれ者。

特殊なスキルを持ってたが儲からなくなって廃業、全く違う業種の別の会社を経て転職し今に至る。
経歴はそんな感じだったが、その過去の栄光をよく語りアピールする。
そうでもしないとアイデンティティーを保てないのか、つまらないプライドの持ち主。
社会人にはまぁよくいるが、常にオレオレで自分を優位に置きたいため虚勢を張る。
後輩にも積極的に偉そうにアドバイスや説教するが、常に結果論しか語らない。
日常会話は繋がらない、聞いてないのに自分語りで嫌われてた。

一方仕事ぶりは、前職で経験値があるので要領は良かった。良い意味で言えばだが
仕事は分かりきってるので上手く時間を配分しミスも少ない。そこは評価できたが実際は
本人がそう思ってるだけで、都合の悪い仕事はやらず人任せ、先輩にすら仕事を振る。
で、自分は仕事できるアピールをする。同僚にとっては煩わしい迷惑な存在だった。

ある時、そいつは先輩を公然と批判し出した。同じく少し自分勝手な先輩だったが当人程ではない
仲が悪いとかではなく批判の最たる理由は仕事の内容が自分より楽だったから。
元々自分勝手な先輩だったので批判により意地になってしまい、結局退職に追い込まれた。
そいつはほとんど関係ない人物も巻き込み徹底的に批判し退職に追いやった。
そして見事に自分が楽な仕事をgetとなった。給与的にも実質アップ。

しかしそのやり方が切っ掛けで、当然他の先輩から警戒されることになる。
楽な上に高給取り、他人任せでその他人に高圧的なんで同僚からも評判は悪い。
偉くもないのに、自ら評判を落としてるのだが評判が悪いのも他人のせい。
自分の評価が上がりにくい事を察したのか、そこから積極的に他人の評判を落とし始めた。

自分が手を抜いた分の仕事を押し付け、無理な仕事をさせ無能と批判。
上司に張り付きミスやトラブルを察知し一緒になって批判。
しかし仕事はカバーしなくてはならず、原因が当人であることもあって
優位に立ちたい一心で批判はするが同僚達にとって何のためにもならず
足を引っ張って評判を下げても結局自分のためにすらならなくなってきた。
そして無為な批判とわがままを続けていたある時から、ありもしない嘘をつくようになった。
最初は陰口から噂をし意図的に流す程度だったが、あまりにも頻繁にやり続けたため本人の耳に入り
追求されてから開き直るようになった。
嘘の噂を流し敢えて本人の耳に入れるようにし、それを基に批判するという完全な嫌がらせになった。

最終的に本人批判だけで済めば良かったのだが、最悪なことにプライベート批判になってしまった。
ある時、噂を立てたところで、何故か全く関係ない同僚の家族に先に内容を知られる事となった。
家族同士で知り合いがいたらしく、その内容は不倫。どんな内容かは割愛する。
もちろん嘘の内容なんだが、先に家族の耳に入ったことでとんでもない大ごとになった。
意図的にやったかどうかは誰も知る術がないが、噂を流すやつはたった一人。
噂を流された人は、仲が悪かったわけでもなく、特に何をやったわけでもない
そういった噂がもとで2人退職に追い込んだそう、少なくとも知る限りで
535名無しさん@おーぷん :2016/04/23(土)21:08:15 ID:VoA
2ch本スレが即死の連続で次スレ立てられないから、本スレのゴミがここまで流れてきた
後味悪い
536名無しさん@おーぷん :2016/04/25(月)16:33:37 ID:MP3
2012年1月25日の報道ステーションにおいて、当時北海道大学の助教授だった山口二郎と、
当時大阪市の市長だった橋下徹が討論を行った後の話。
討論は、橋下が「理想と現実」とか「実務家と学者」といった対比を使って議論を展開したのに対して、
山口はそれに対して何の対抗もできなかった。
ネット上でも「これは完全に橋下の勝ち」「知識不足の山口が圧倒的に悪い」と評価された。
この討論の後、山口二郎のブログには抵抗一つもできなかった山口に対しての叱咤が書かれたり、
逆に、また今度頑張りましょうという応援のコメントが寄せられた。
いつもならこれでうまくおさまるはずだったのに、「小林昭人」というユーザーが現れたことにより、
山口のブログは炎上する羽目になってしまった。
小林は報道ステーションの討論に対して「完全な印象操作だ」というコメントを展開し、
それに絡めて日本の社会情勢を批判するようなことを書いた。
この小林のコメントに対して他のユーザーから「それはあの討論とは何の関係もない」「山口の擁護にかこつけて、社会批判をしたいだけじゃないか」と批難が出るも、
小林は自分を批判するユーザーを橋下信者だと決めつけて口汚い暴言を吐いたり、
「自分に自信の無い根性無し」と決めつけ「君達には世界を替えられる力を持ってる、自分を信じろ」とか啓蒙思想を植え付けるようなことを書いてきた。
当然、この小林のコメントにユーザー達が激怒しないわけがなく、山口のブログは小林昭人のせいで炎上する羽目になってしまった。

その後小林は、自分が山口のブログを炎上させた原因であるのにもかかわらず、山口のツイッターをRTしているし、
ブログのコメント欄で多くのユーザーを不愉快な思いにさせたことについては「俺の言うことに耳を貸さないあいつらが悪い」と謝罪のコメントすらしなかった。
結局のところ小林は、山口を利用して自分の政治論を語りたかっただけだったようだ。


正直、小林が火に油を注ぐようなことをしなければ、あそこまで山口のブログが炎上することは無かったんだし、
あの件においては山口は完全な被害者だよ…
537名無しさん@おーぷん :2016/04/26(火)11:44:28 ID:REq
小林昭人って確か、Zガンダムの二次創作書いてたやつだよな
ここ最近サイトの更新が途絶えていたと思ってたら、
他人の、しかも名の知られている学者のブログでそんなことやってたのかよ
楽しみにしている読者もいるんだから、そんな下らないことやらないで、
さっさと小説の続きを書いてくれよ……orz
538名無しさん@おーぷん :2016/04/26(火)19:27:08 ID:45f
著名人が政治や宗教の話をし始めて、自分と思想が違った時のがっかり感は半端なくて
作品と作者は関係ないと思っても、どうしてもその人の作品や番組まで敬遠しがちになって
色々と後味悪い思いをする

「政治と宗教の話はするな」って言葉の重みを噛みしめるね
539名無しさん@おーぷん :2016/04/27(水)17:35:42 ID:nGX
その小林って人は、いわゆる真面目系クズ、もしくは意識高い系の人なのかな……。
540名無しさん@おーぷん :2016/04/28(木)01:01:56 ID:umN
あの当時山口のブログ見てたけれど
ブログのコメント襴は普通、擁護意見が続くと否定意見が出てきて、
また擁護の意見が出てきてと、流れに波が出来るんだけど、
小林は否定意見も擁護意見も皆まとめてインテリ気取った理詰めの長文で潰して、
その後に自分の主義主張を閲覧してる人達に押し付けようとしたから、
それで小林は多くの人達からの反感を買ったようだ。
さらに言うと、小林の文章はやたら長くて、しかも本筋から離れた社会批判も混ぜこませるから、一体何を伝えたいのかが全然分からない。
小林は自分の文を「わかりやすい文章だ」と書いてはいるけど、
読んでる側は読むのも一苦労だし、何を言いたいのかがさっぱり理解できない。
これじゃコメント襴で批難を受けるのは当然だと思ったよ。
>>539は小林を真面目系クズと称してるけれど、
あれはどう考えても、自己愛性人格障害を患った人間だと思う。
きっと、今まで自分のサイトに引き込もって、自分の賛同者としかやり取りしてこなかったから、
自分と考えが異なる人間や、橋下や安倍首相を「この世から排除すべき敵」としか思ってないんだろう。
そして、ありとあらゆる批判や論評を自分のサイトやお気に入りの著名人のブログを使って啓蒙し、
自分が現代社会を導く存在として君臨しようとしてるんじゃないかと感じるわ。
541名無しさん@おーぷん :2016/04/28(木)12:21:41 ID:KFg
ネビル・シュート「渚にて」1957年

第三次世界大戦勃発、北半球は放射能で死滅。
南半球はとりあえず無事だったが放射能は容赦なく南下し続け、主人公(オーストラリア軍人、新米パパ)の住むオーストラリア南部も近いうちに汚染される。
辛うじて無事だった文明社会、アフリカ大陸南端と南米大陸南端も死滅した時、主人公は薬局で安楽死の相談をして、実は政府がちゃんと安楽死対策をしていたと知る。
時が来れば、政府から薬局に配給された毒物を希望者全員に配布するというもの。
大人には錠剤を、子供やペットには睡眠薬で眠らせてから注射を。

いや、家畜は?と思って後味が悪い。
牧場主親子が出てくるんだけど、肉牛の行く末はまるっきり心配してない。
5421/2 :2016/05/01(日)13:02:20 ID:NHv
30年以上も昔にテレビ東京で放映されたアメリカ映画

都会で成功している営業マンの男性が
仕事のために別の都市へ車を走られている途中
片田舎の小さな村で車が故障してしまう

そこに12、3歳ぐらいの少女が通りかかり男性に声をかけた
少女はテレビやラジオから流れてくる都会の生活に強い憧れをもっており
男性が都会人と知るや、自分がどれだけ都会に憧れているかを滔々と話して聞かせ
都会の生活や人々の話を聞かせてほしいと男性を質問攻めにした
男性は会話が成立しない少女に辟易しながらも適当にいなし
車の修理を頼める場所や人はいないかと聞き出そうとする
少女は
「車の修理屋さんなんてないわ。
 この辺の人は都会の人と違ってスマートじゃないから自分で修理するの。
 何なら私の家族に頼んであげようか?」と男性を自宅に招く

男性は少女の申し出にとまどい
「突然お伺いしたらご家族の皆さんが驚くよ」と二の足を踏むが
少女は「家には電話もあるからそれで助けを呼んだらいいじゃない」としつこい
困り果てた男性は仕方なく少女の自宅に入る
5432/2 :2016/05/01(日)13:03:22 ID:NHv
少女は自宅に入ると男性にレモネードを振る舞い
田舎の暮らしがどれほどダサく不便かと愚痴を垂れ始めるばかりで
肝心の電話や車の修理の話をしない
どうやら自宅に電話はなく、家族も留守で車の修理をすぐにはできないようだ
男性は少女が自分と話したいから嘘を並べただけだと状況を察する

男性は「ほかの村人に頼むから」と出て行こうとするが少女は許さない
「家族は納屋にいるかもしれないから一緒に行こう」と引き止める
男性は半信半疑ながらもすがる少女をむげにはできず一緒に納屋へ行くが誰もいない
今度こそ出て行こうとする男性を
「私も都会へ連れてって!こんな田舎は嫌なの。お願い、私、子どもじゃないわ」と誘う
男性は抗うが、少女の奔放さに飲まれ、関係を結んでしまう

事が終わり納屋から出る少女と、ベルトを締めながら付き従う男性
ちょうどそのとき、少女の父親と兄が帰宅したところと鉢合わせとなる

「お前、後ろにいる男は誰だ?お前、まさか…」

少女は家族に怒られることを恐れたのか、とっさに男性を指差して叫ぶ
「私、この人にレ○プされたの!」

信じられないという表情の男性のアップで映画は終わる
544名無しさん@おーぷん :2016/05/01(日)13:39:28 ID:1mB
タイトルは失念してしまったけど、確か星新一のショートショートの一つ。
核戦争で人類が滅亡した世界、一人の本好きの男がシェルターに籠もっていた。
食料も水も潤沢にあるし、何より彼のシェルターには今まで集めた様々な本がある部屋がある為、不自由なく暮らしていた。
しかしある日のこと、なんとその部屋が壊れ、外の放射能に汚染されてしまう。辛うじて持ち出せたのは小さなジョーク集一冊だけ。
さらに男は記憶障害にかかり、だんだん直前のことすら忘れてしまうようになるという不幸に見舞われる。
男は絶望に打ちひしがれ、書庫の前で蹲る…

…暫しの後、男は「こんな面白い笑い話は初めてだ!」とジョーク集を読み、書庫の前で幸せそうに笑い転げていた。ずっと、ずっと…
545名無しさん@おーぷん :2016/05/03(火)20:00:15 ID:N2n
それ星新一さんじゃなくて、岡崎二郎さんの短編集「アフター0」の中のお話じゃないかな
5461/2 :2016/05/04(水)19:26:53 ID:mbS
実話です。軽いいたずらのつもりがとんでもないことになって
死ぬほど後悔しています。

もう20年以上前の、僕が小学生だった頃の話です。
理科室の掃除当番が僕たちの学年に割り振られていて、掃除当番以外のやつらも
ちょくちょく理科室に入り込んで遊んでました。僕もたまに友達と遊びに行って、
いろいろ珍しいものが置いてあったのですごく楽しかったことを覚えてます。
ある日、遊んでいるうちに理科の先生が控室として使っている準備室が施錠されて
いないことに気が付きました。普段は生徒の立ち入りが禁止されていて、定年間近の
すごくやさしいおじいちゃん先生が使っている教室でした。

立ち入ろうという気は全然なかったんだけど、なんとなくドアを開けて中を見てみると14インチ
くらいの小さなテレビが置かれていて、なぜかイヤホンが刺さっているのが目に入りました。
そのテレビを見た瞬間、ふとあるいたずらをやってみようという気持ちが湧き起ったんです。
今ではやめておけばよかったと、死ぬほど後悔しています。けど一度やってみようと思ったら
止まらなかった。この後とんでもないことになるなんて思いもいたらなかったんです。

友達がみんな理科室から出て行ったタイミングを見計らって、僕はこっそり準備室に忍び込みました。
そしてリモコンを使ってテレビの電源を入れると、一気に音量をマックスまで上げました。イヤホン
から漏れる音量がすさまじかった。たしかドラマが放送されていたと思うんだけど、登場人物の
おやじが急に怒鳴り声を上げて音割れしまくり、めちゃくちゃびびったのが印象に残っています。
そしてボリュームを最大に上げた後すぐに、僕はテレビの電源を切ってイヤホンを抜いたのです。
つまり何も知らずに電源を入れるとものすごい爆音でテレビが付くことになる。ほとんど衝動的に
やってしまったことなので、なぜそんなことをしたのか自分でも理由がわかりません。
ただただ浅はかだったと思います。理科の先生が一人でいるときか、それとも理科室に生徒がいるときか
わからないけど、テレビから突然大音量が流れてその場にいるみんなが大混乱に陥るさまを想像すると
おかしくてしょうがなかったんです。
5472/2 :2016/05/04(水)19:27:33 ID:mbS
いたずらを終えると僕はすぐに理科室を出ました。たくさんの生徒が出入りしていたし、僕がやった
とはばれないだろうと思った。それになんとなく大問題にはならないだろうと軽く考えていました。
理科の先生は穏やかなおじいちゃんという感じの先生で、生徒を叱っているところなんて見たことが
なかったから。やさしくてみんな大好きな先生でした。いたずらをした後、午後の授業を
受けながらどうなるんだろうとどきどきしていました。僕の仕掛けたいたずらでいつもの平穏な
学校生活にちょっとした騒動が湧き起る。想像すると興奮が治まらなかったのです。
どきどきしながら午後の授業が終わり、下校の時間になったときでした。
理科の先生が死んだという話を聞いたのは。

午後の授業中に理科室から大きな音が聞こえてきたので、ほかの先生が驚いて駆けつけると
準備室で先生が倒れていたとのことでした。ものすごい大きな音がテレビから流れていたそうです。
あわててテレビを消して先生の容体を確かめたのだがすでに心臓が停止していたらしく、すぐに
救急車を呼んで救命措置を施したものの、そのまま亡くなったとのことでした。もともと先生は
心臓が悪かったらしく、発作を起こして倒れたときに体がリモコンの上に乗ってしまったので
テレビの音量が際限なく上がってしまったのだろうと、皆がそう結論付けました。
突然の不幸な病死。そういうことになりました。誰も疑念を抱くことなく。

20年以上が経った今でも、あの時のことを思い出すと眠れなくなります。
誰にも言えなくて、苦しくて苦しくてたまらなかった。今ここで僕の罪を懺悔させてください。
ごめんなさいY先生。僕は先生を死なせるつもりなんて微塵もなかったんです。
ごめんなさい許してください。あんなことになるなんて思ってもいなかった。やるべきじゃなかった。
やり直したいやり直したい。なんであんなことをしたのか自分でも本当にわからないんです。
548名無しさん@おーぷん :2016/05/04(水)23:02:02 ID:OLe
シオドア・スタージョン「人の心が見抜けた女」

よそ者の男と同棲を始めた女、男の命を狙うヤクザに襲われて瀕死。ヤクザは女の反撃で死亡。
必ずよくなるよ、何があっても僕が君を支えるから早く元気になって。と男は励ますが、女は助からなかった。
男は女から託されたアフガンハウンドを売り、町を離れた。所詮仮住まい、長くいる所じゃない、と思いながら。

女がヤクザに襲われたのは、ヤクザが本気で男の命を狙っているのを女に知られたとヤクザが知ったから。
誤解と逆恨みでヤクザに狙われているが事情があって警察に訴え出ることもできない、と男に打ち明けられた女はヤクザに会いに行き、ヤクザは女に、ちょっとからかってやっただけだと殺人予告を否定した。
ヤクザ宅から帰った女は、なぜか疲れた様子。

タイトルを知っている読者には、女は本当に人の心が読めて青年もヤクザも女に嘘をついていて、つまり青年は誤解でも逆恨みでもなく本当にヤクザの恨みを買っていて、ヤクザは殺害計画がばれたので口封じに女を殺すと知って絶望したのが疲れて見えた理由とわかる。

女は片目を失った。
はっきりとは書かれていないけど、片乳もえぐり取られたと読み取れる描写。
これもはっきりとは書かれていないけど、片目を失い包帯を巻かれた女の顔を見た段階では男はまだ女を支える気満々。
でも片乳を失ったと知って内心ドン引きだけど口先だけで女を励まし、女は男の本心を知って絶望したと察せられる。

男が女に一目惚れして同棲に持ち込んだ理由。
1、女の飼い犬、美しいアフガンハウンド。
2、美貌。
3、ノーブラ。
4、美乳。

(そりゃ命の恩人だけどさあ、片乳はひくわー勃たねーし。アフガンハウンドは昔から憧れてたけど、餌代ハンパねーし無理無理)
ってのが読み取れてひくわー。
549名無しさん@おーぷん :2016/05/06(金)21:02:34 ID:V2n
女の方は何でそんな男と同棲してたんだよ
550名無しさん@おーぷん :2016/05/06(金)23:19:37 ID:dt8
なにかの漫画。
60代の男、4、50代の女と再婚。
男は自分の生徒達を家に連れてくる。
嫁は生徒の手土産の高級シュークリームをもらって
「私もよく120円のシュークリーム買います!シュークリームおいしいですよね!」という。
生徒達は馬鹿にした感じでそれを笑う。
それから男は煙草を吸うが、灰が落ちそうになった時に
嫁が煙草の灰を掌で受け止める。
それがきっかけで男が冷めたようで2人は離婚。
嫁は寂しそうに家を出ていく。
551名無しさん@おーぷん :2016/05/09(月)16:03:06 ID:yeG
実体験。

小学生の時、8月初旬に学校へ登校し原爆に思いをはせるみたいなことをしていた。
通っていた小学校が原爆投下のあった県に在していたり、人道教育に力が入っていたりしたせいか、夏休み中にも関わらず基本的に全員参加。
参加しなかった子に対して、2学期から露骨に冷たくする教師もいた。
この原爆教育の日に登校した生徒たちは、はだしのゲンなどの映像作品を見せられ、感想を発表させられる。
映像作品自体後味の悪いものが多かった
が、一番後味の悪い体験をしたのは小学一年生の時。
この時見せられた作品は「おこり地蔵」。
原爆投下時まで笑い地蔵として慕われていたお地蔵さんが、原爆投下により傷ついた女の子のために涙を流し、その涙で女の子の喉を潤そうとしたものの、女の子は死んでしまう。
するとお地蔵さんの顔は笑顔から怒り顔に変化してしまい、それ以降おこり地蔵と呼ばれるようになった。
こんなストーリーのアニメを見せられた。

この「おこり地蔵」を見た後、担任は生徒を指名し感想を求めた。
すると、ほとんどの生徒の感想が「お地蔵さんが涙を流したので、不思議だと思った」とか、「お地蔵さんの顔が変わったのが不思議」といった内容になった。
担任としては「女の子が可哀想」的な感想を求めていたのだろう。
そして戦争の悲惨さとか原爆について話を広げたかったのだろう。
今なら担任の意図も分かるが、小学一年生にそれを察しろというのは少々酷だ。
発表のたび、担任がイライラをためていくのが分かったが、私たちは担任の意図など分かっていないので困惑するばかり。
やがて私が指名された。私もお地蔵さんについて発表するつもりだったが、その関連の感想は出尽くしていたので、何の気なしに「女の子が死んだのが可哀想」と発表した。
すると担任は急に「そのとおりです
」と声を上げ、「私さん以外はお地蔵さんの話ばかりで、本当に人としての心がありませんでした。普通の人なら、まず死んだ方に心が向くはずですよ」と続けた。
そこからは私以外の生徒がどれだけ駄目かみたいな説教が時間いっぱい続けられた。
その間何故か私は立たされっぱなしな上、生徒たちの中には泣き出す子もいて、非常に居心地の悪い思いをした。
さらに2学期からは私に対する露骨なひいきが始まり、本当に後味の悪い一年となってしまった。

今考えれば「おこり地蔵」は女の子の死ではなくお地蔵さんの表情の変化の方が印象的な作品であるし、原爆について知識のない小学一年生に何の説明もなく見せればお地蔵さんに対して意見が集中するのは当たり前だと思う。
また自分が思ったとおりに動かなかったからといって、生徒に対して露骨に冷たくなる教師もどうなんだろうか。
さらに後々、私の通っていた小学校近辺にいわゆる部落があり、そのせいで人道教育に異常に力が入っていた事実を知り、これもひっくるめて未だに後味が悪い。
552名無しさん@おーぷん :2016/05/09(月)16:48:09 ID:jOB
>>551
そういう偏りすぎた人道教育をする教師みたいな奴が反原発デモとかやったり、
SEALDSと一緒になって国会前で抗議デモとかしたりするんだろうな………
553名無しさん@おーぷん :2016/05/10(火)16:12:52 ID:gLK
テレビで放送された実話
視聴者の体験をドラマにするコーナーで、
その時のお題?が悲しい別れてきな感じだった

投稿者の父親は病気になって仕事を辞める
経済的な問題は大丈夫だったけど、
仕事が生きがいだった父親はふさぎ込む
それでも家族の支えで何とか立ち直って闘病生活に励んでいたのに
近所の馬鹿なお節介が事情を知らず

「昼間から散歩とか気楽でいいわね~」
「仕事しないの?」とか嫌味連発

また父親はふさぎ込んだ挙句に酒に溺れてしまい、
病気は悪化してそのまま死亡
投稿者は数年たった今でも悔しくて仕方がないと言ってた

こういうお節介なのうちの近所でもいるけどすごい迷惑
554名無しさん@おーぷん :2016/05/11(水)16:55:35 ID:On9
>>551の教師といい、>>538の小林昭人といい、
なんで自分の主義思想を他人に押し付けようとするかな…
そういう啓蒙活動が周りから嫌われるってことを理解できないのかよ…
555名無しさん@おーぷん :2016/05/12(木)12:16:50 ID:69u
>>554
こういう手合いのやつらは大抵
「自分は善意で言っているんだから、お前らは自分の言うことに従うのが当然なんだ」
という考えが前提としてあるから、
周りとの温度差とか距離感が分からないのよ
だから反感を買われてもなんで嫌われてるのかを考えないし理解すらできない
こういうズレた連中はいずれどこかで痛い目を見ると思うよ
556名無しさん@おーぷん :2016/05/12(木)13:47:17 ID:UHo
痛い目を見る・・・・・・!痛い目を見るが・・・・・・今回 まだその時と場所の指定まではしていない
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい
つまり・・・・痛い目を見るのは50年60年後ということもありうるだろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!
557名無しさん@おーぷん :2016/05/17(火)10:53:37 ID:Jhr
星新一「輝く星」

秀才大学生。ある日、入試が本当に公正に行われているかを調査する団体の職員を自称する男に声をかけられ、週末に筆記試験を受ける。日当支給。
試験後に月末のマラソン大会に誘われ、完走して景品をもらう。
試験の成績と体力に何の関係が、と首をひねっていると、かかりつけの医院から男が出てくるのを目撃。
身辺を嗅ぎ回っているようだと不快に思っていると、通知が来た。

審査を通過した優秀な若者を対象に、数日の特別研修が行われるそうだ。
まさか徴兵では、と不安になり、食料その他を買い込み尾行に気をつけ山にこもる。国家が戦争を起こすならご勝手に、でもこっちには関係ない。
研修とやらが終わる日を過ぎても油断は禁物、とさらに数日を山で過ごし、用心して町に戻る。

久しぶりに大学に出ると、あの男に声をかけられた。
男は無断欠席を責めるでもなく、どことなく安心したような様子。
誘われるまま公園のベンチに座り空を見上げると、新星(ノバ)が輝いている。
どちらからともなく新星の話になり…

…科学者は新星の出現を予測していた。公表されてはいないが、出現から数日の間ある種の宇宙線を放射することも。
宇宙線は有害かもしれないし、無害かもしれない。そこまでは科学者にもわからない。
だから政府は優秀な若者を選別し、宇宙線を遮断する分厚い金属板で覆われた山腹の洞窟で研修という名の隔離をおこなった。

この年まで生きられたのだからもういい、一人娘は研修に選ばれたから。と男は語った。安心したような様子の理由はこれだった。
どうせコネでしょう、と言うと男は否定した。
聞くと、娘は補欠だったそうだ。それが、欠席者が一人出たので…
558名無しさん@おーぷん :2016/05/19(木)15:53:23 ID:Bel
PSPの脱出ゲーム『密室のサクリファイス』
人類はすべて巨大な地下施設に生きている近未来的世界。
地上はおとぎ話的に語られているだけで実在を信じられていない。
地下では起こりえない地震が起きて、主人公5人以外の人間はみな消え去ってしまう。
自分たちは逃げ遅れて、他の人たちはみなどこかへ避難したのかもしれない、と5人はいなくなってしまった人々と安全な場所を求めて地下世界を彷徨う。

道中鬱展開が続くんだけど、バッドエンドがとくに後味悪い。

サブキャラの女ハッカーの回想。
この女ハッカーは、地上の存在を信じていつかそこへたどり着くことを目的とする狂信集団的組織の中心人物。
彼女は政府の機密情報にアクセスして、地上世界は存在しているが、すでに生物が生存不可能な環境になってしまっていること、その環境を回復させるために極秘プロジェクトを動かしていることを知る。
そのプロジェクトとは、特別な脳波を持つ被験体Xを利用するというもの。
Xは夢=平行世界を見ることで、そこへ移動することができる。夢の中で何かしらの行動をとるとその結果が現実世界で起きたことになる。つまり、Xは見た夢に干渉することができて、夢の結果を現実に置き換える能力を持っている。
過去の政府はXのこの力を利用して、Xに夢を見させて地上世界を再生させようとしたが失敗。
今の政府がこの過去の研究から新しく被験体Aを作り出し、再びその力を利用しようとした。
しかし、度重なる実験で恐ろしい夢を見させられ不安定になっていたAの能力を制御できず、暴走した力が原子力発電所のような場所で大事故を起こしてしまう。
発電所の大惨事はちょっとした事故ということにされてもみ消され、Aの存在は危険だということでコールドスリープに永久に入れられることになり、プロジェクトは凍結することになった。


女ハッカーは地上世界を回復させるためにAを探し出し、コールドスリープを解除した。
目覚めたAに、地上世界が回復した夢を見せようとする。
回復した地上世界のイメージを直接脳に送り込む機械を取り出すと、それを見たAがひどく取り乱す。
Aは実験体として過酷な実験に日々晒されており、その機械は実験のたびに幾度となく使われていたものだったので、また酷いことをされて実験と称して怖い夢を見させられるに違いないと思ったのだ。
もうこんなことはいやだ、みんな消えてしまえ、とAは強く願ってしまう。
するとAの能力が発動してしまい、地下世界から人間が消えてしまい、地下世界も崩壊しはじめる。
(これが一番最初に書いた地震と人間がすべていなくなってしまった原因)
女ハッカーもどこかへ飛ばされてしまい、再びAを探すことになる。


(回想終わって現在にもどる。)
Aが能力を使う回数は限られていて、それを使い切ると死んでしまうらしいことが暗示される。
残り1回となり、疲労と憔悴でいまにも眠りに落ちそうになりながら今夢をみてしまったら自分はどうなるんだろう、もう怖い夢は見たくないと怯えるAのもとに女ハッカーがあらわれる。
ここから出れば怯える必要はない、お前にはそれができると優しく語りかけるハッカー。
地上を夢見るんだ、と女ハッカーはAに緑が生い茂り空が青く広がる美しい地上の世界を語って聞かせる。
その語りを聞いたAの心に優しい光景が広がる。地下世界の人口の緑と人口の空。公園の一角で顔も覚えていないなつかしい母親と寄り添いまどろむ自分の姿だった。
女ハッカーの「お前にはそれができる」という言葉でAは自分の望んだ夢を見ることができるのを知ったのだった。
夢の中で眠りにつくA。

自分の前で倒れ冷たくなったAの表情は安らかで満足げだった。女ハッカーはAが美しい地上世界を夢見たのだと確信し、地上へむかうエレベーターに乗り込む。
ようやく人間の開放がなされるのだ、と地上への扉を開ける女ハッカーを迎えたものは巨大化した太陽に焼き尽くされた大地と肺を焼く熱風だった。絶望する女ハッカー。Aは美しい地上世界を夢見たからこそ微笑んで死んでいったのではないか?
「なぜなんだ!」焼けた喉から放たれたそれが彼女の最後の叫びだった。
559名無しさん@おーぷん :2016/05/20(金)01:13:24 ID:Uet
推理ドラマであった話
感動系にしたつもりだろうけど、自分は後味悪かった
トリックは忘れたけど内容はだいたいこんなん

犯人は両親を亡くして姉と孤児院に送られていた
施設から出た姉は仕事に就いて迎えに行くと約束するが、
姉は就職した店の火事によって死亡
火事で多額の保険金が入って赤字だった店が立ち直ったと聞き、
姉は殺されたのではと考える
自分に謝罪にも来なかったため成長するにつれて真実であると思い込むようになる
その後、幸せな生活をしている元店長の元へやってくる
自分が死んだ姉の妹だとアピールして反応を見るけど、
無反応だったから犯人だと確信して殺人を計画
でも、死んだのは夫の方で結局元店長は殺せず仕舞い
560名無しさん@おーぷん :2016/05/20(金)01:19:30 ID:Uet
しかも元店長はかなりの人格者で、
実際姉とも姉妹のように仲が良く自分も妹ちゃんに会いたいな
一緒に暮らせるようになったら会わせてねと言い合えるほど
赤字で大変だったけど頑張ろう!と思えるガッツも持っていた
火事になった時も姉が中にいるんだと助けに行こうとしていたけど、
消防士に止められていた
姉の死亡後、菓子折りなどを持って行き犯人に合わせてほしい、
謝りたいと毎日来たけど
職員が犯人は大好きな姉を失って混乱している
これ以上刺激を与えないでくれと会わせてもらえず、
結局犯人は孤児院から脱走して会えず
せめてもの償いとして毎年命日に匿名で孤児院に寄付をしていた
本当は犯人が妹だと気づいていたけど、
犯人が自分のことを知らないと思っていたため、
謝りたいけど過去の傷を抉ることにならないか?
自分が謝ることで自分は満足できるけど、犯人はどう思うのか?
と犯人のことをすごく思ってどうしようか真剣に考えていた
色々ツッコミたいところはあるけど、
犯人がしたことは全部無駄だったから報われない
しかも、殺された旦那さんも普通にいい人だったし
561名無しさん@おーぷん :2016/05/25(水)13:22:06 ID:CpY
http://togetter.com/li/955450
これが地味に怖いし後味悪い
被害者が完全に精神的に潰れていて会社側に訴えもせずに自分を責めてるだけで終わってるのが気の毒すぎる
出口がない絶望に落ちた人生ってこういうのをいうのだと思う、ここまで病んでると多分一生幸せにはなれない
5621/3 :2016/05/25(水)18:27:38 ID:I7I
最近観た、マジカルガールっていうスペインの映画。序盤は感動ストーリーくさかったのに登場人物全員少しずつズレてて斜め上の結末で、後味悪かった。




日本の魔法少女アニメのテーマ曲に合わせて淡々と踊る、病弱そうな女の子。魔法少女とは正反対のイメージの奇妙な雰囲気を持つ彼女は、重い病気を患いながらも父親とふたり平凡に暮らしていた。しかしある日、父親は娘の余命が半年であることを告げられてしまう。
だが父親はそれを娘に伝えることはしなかった。

そんな折、父親は娘の「願いごとノート」の中身を知る。そこには『大好きな魔法少女のコスチュームを着ること』そして、『次の誕生日を迎えること』と書かれていた。彼女は、自分の命が短いことに感づいていたのだ。

そんな娘を憂い、せめて1つ目の夢だけでも叶えてやろうと決心した父親は早速ネットでコスチュームを購入しようとする。しかし娘が望むそれは有名なデザイナーによる一点物であり、不況のために職を失っている彼には到底手の届かない代物であった。

自慢のコレクションをすべて売っても金は全く足りず、頭を抱えながら街を歩いていた父親はひょんなことから不思議な女Aと出会い、関係を持つ。精神病を患うAは、最近夫と生活が上手くいっていなかったためつい魔が差してしまったのであった。

娘の死期が近づき焦る父親は、Aの夫が金持ちであることを知ると自分と関係を持った事実をネタにAを脅し、コスチューム 分の金を払わせることにした。

まさか夫に金を頼むこともできないAは売春屋に頼み込み、1日で大金を得られる仕事として特異な拷問プレイを好む金持ちを斡旋してもらい、なんとか金を工面する。

そうして父親は無事コスチュームを購入し娘にプレゼントするが、箱を開けた娘はどこかがっかりした表情を見せる。別売りの魔法のステッキが入っていなかったからだ。

それを知った父親は再びステッキを調べるが、その値段はコスチュームの何倍もするものであった。

他に方法のない父親は再びAに金を用意するよう脅しをかける。
Aはやはり拷問プレイに応じることで金を得ようとするが、今回ほどの大金を得るためには前回のような生ぬるいものでは不可能だった。
それでもどうしても最愛の夫に知られたくないAは、最上級の拷問に耐えることを決心し、金持ちの家へと向かった。
5632/3 :2016/05/25(水)18:29:35 ID:I7I
面は変わり、病室で横たわるA。その体には全身包帯が巻かれ、かすかにのぞく口元は真っ赤に爛れ腫れ上がりその壮絶さを示していた。
夫が怪我の理由を聞いてもAは答えず、「ある男を呼んでくれ、彼にだけ話したい。」と言う。
その男とは、怪我を負った彼女を発見し救急車を呼んだBである。BはAが学生時代の担任教師であったのだが、(おそらく)その当時にAと関係を持ち逮捕され、先日刑務所を出てきたばかりであった。
現在は男女関係こそないものの、Aは今でもBのことを「天使」と呼び信頼を置き、彼もまたAを何よりも大切に思っていた。

Aは彼に「道を歩いていたら急に知らない男に襲われた。確か男は……」とうそぶく。あの父親が生きている限り夫にバレてしまうかもしれないと考えたAはBの気持ちを利用して復讐を試みたのだ。
そしてまんまとBは彼女を酷い目に合わせた男の抹殺を決意する。絶対に許さない、Aのためなら刑務所など何回でも入ってやる。

そしてBは父親を発見し尾行する。父親が入ったバーで彼に接近し、話しかける。
「お前がやったことはすべて知っている。彼女をあんな目に合わせやがって!」
関係を持ち金を脅し取りはしたが、彼女を襲ってなどいない父親は当然それを否定する。
「彼女は嘘をついている。関係を持ったのは事実だが彼女も同意の上だった。証拠にその時の音声を携帯に録音している」
そしてBは、父親の言うことが真実でありAの言葉が嘘であったと知る。
が、今彼女に求められているのはこの男を消し去ることだ。
Bはそのままバーで父親を銃殺し、それを目撃した店員、客も共に撃ち殺す。
5643/3 :2016/05/25(水)18:30:16 ID:I7I

Bは、Aとの音声が記録されているという携帯を探すため死んだ父親のポケットを探るが見つからない。この証拠が残っていてはAが苦しんでしまう。
ポケットから家の鍵を見つけたBは、あらかじめ調査していた父親の家へと向かい、扉を開ける。

するとそこには、父親を驚かすべく魔法少女のテーマを流しプレゼントされたコスチュームとステッキを身につけ彼の帰りを待つ少女がいた。
その異様な状況に気圧されつつも「君のパパに頼まれてパパの携帯を取りに来たんだ。じゃあね。」と、机の上にあった携帯を取りそそくさと扉の外へ。
その間、少女は相変わらず奇妙なほどの無表情で何も言わずに彼を見つめていた。
数秒後、再び扉が開く。

「後ろを向け」

やはり無表情の少女は、素直に従う。
そして明るいメロディの中に虚しく銃声が鳴り響いたのであった。
565名無しさん@おーぷん :2016/05/26(木)10:25:23 ID:Aaf
>>562
誰も救われNEEEEEEE(;´Д`)
気になってた映画だったが予想の倍以上に鬱い
実際見たら立ち直れなくなりそうだ

魔法少女が夢と希望に輝いていた時代を知っているから例のアニメ以降それが
過酷でドロドロしたものの象徴みたいになったのが辛い
566名無しさん@おーぷん :2016/05/27(金)00:09:19 ID:khS
>>528
マスコミヨ関連は全部後味が悪い
女の子がボッコボコにされる様子を楽しそうにテレビで中継(主人公はそれをヘラヘラしながら見てるだけ、プリキュアのファンにも関わらず)してて殺意がわいた
例えとかじゃなくて本当に楽しそうにやってる
世界が悪の軍団に改変されたせいで死人や自殺者すら出てそうなのに…
ゲストキャラにまで殺意レベルでムカつかせるこの番組は凄いと思うわね
567名無しさん@おーぷん :2016/05/27(金)00:23:49 ID:khS
>>524
そもそも主人公は他人を思いやってはないでしょ
他人のために動いてる自分が好きなだけ

母親が病気なのもあの主人公が死なない程度の毒を盛ってるんじゃないかと思う
やたらと料理を手伝いたがるところとか怪しい
大体、母親が「私は病気治らなくても良いよ。薬を飲めば苦しくないし皆が居るから平気」て言ってるのを聞いてショック受けるとか人間としてヤバイ
子供を心配させまいと無理してる、て考えが全く無い。今にも死にそうな顔色で家事も出来ない雰囲気に書かれていただけに余計に主人公の鬼畜さが強調されている

結局は自分が見える範囲の人が幸せにならないと気がすまないんだと思う
そして「私の力でこうなったんだよ」と自慢がしたい、そうとしか考えられない
568名無しさん@おーぷん :2016/05/27(金)02:14:28 ID:8yo
プリキュアの主人公は独善的なキャラであることが多い印象
自分がびっくりしたのはもう何年も前の作品。プリキュアが仲間のために世界を敵に売り渡したんだよ
プリキュアの変身道具がラスボスを復活させる鍵だからよこせと敵幹部に要求されていて、
この幹部が強くてプリキュア全員ボコボコにされる
助太刀に来た脇役もあっさり捕まって人質にされる
人質は「自分たちはどうなってもいいから変身道具を持って逃げろ」と言うけど、
主人公が変身道具をあげるから人質を返してくれと言い出す
「だって仲間も守れないのに、逃げて(ラスボス復活を回避して)も意味がないもん!」

はぁ?じゃあ世界中の人間がラスボスに蹂躙されるのはいいのか?
しかもそのことを悩んだり悔やんだりする描写もなかったし、
変身道具を取り返すために苦労するでもなく新しい変身道具が登場しておしまいだったし
これでいいのかよと首傾げたな
子供向けアニメだから正義とか優しさとか努力とか、教育的側面もあろうに
569名無しさん@おーぷん :2016/05/28(土)14:16:43 ID:cJH
既出かな
うろ覚えだけど星新一の話で
巨大なイモムシだかヒルみたいなグロテスクな宇宙生物が地球に来たから皆でやっつけようとするけど死ななくて(しかも下手に傷付けると分裂して増殖)

ある研究者の1人が殺す方法を編み出そうとしたけど見つけられなくてノイローゼになって自ら生物の口の中に飛び込んで食い殺されたら食中毒起こして死んだって話
その宇宙生物を殺すには人間を食べさせないといけないって結論に達した話だった気がする
570名無しさん@おーぷん :2016/05/28(土)21:30:31 ID:HsB
ハピネスチャージプリキュアは全部後味が悪い
主人公が正しく、得をする方向にいくので陰湿な話に見えないからなおさら悪質(一見ハッピーエンドに見えるから)
まれもそうだけど明るいノリで主人公が罰せられないパターンが一番えげつないわ
571名無しさん@おーぷん :2016/05/29(日)11:25:46 ID:B02
松本清張「強き蟻」の、米倉涼子主演のドラマ版。

原作では金目当てで年寄りの後妻になった熟女が、自分に全財産を相続させる遺言状を書かせるが、実は夫はその後娘二人にほとんどを相続させる遺言状を書いて、自著伝の口述筆記に雇っていた若い女速記者に預けていた。
ので事業欲で借金を作っていた熟女は破産し、おまけに若い愛人に刺されて重傷を追う。
という、ざまああ!エンド。

ドラマは熟女(米倉涼子)勝利エンド。
原作でもドラマでも、熟女には結婚前から塩月というパパがいた。
原作の塩月は、最初は羽振りがよかったが後に落ちぶれフェードアウト。
原作の速記者は、熟女目線でただ若いだけの潤いも色気もないがりがりに痩せた地味ブスで、遺言状を預り後に警察で経緯を供述するだけの役目。

ドラマでは、速記者は少々地味だが感じのいい若い美人で、塩月に片想い。塩月が落ちぶれても片想い。
若い愛人に刺されて入院中の熟女を見舞い、熟女に不利な新しい遺言状があると得意気に宣言するが、塩月に片想い中と見抜いた熟女に、新しい遺言状を握りつぶしてくれれば自分が相続する遺産から数億円をあげるからそれで塩月を救えばいい、と懐柔される。

原作では割烹旅館を出すはずが破産した熟女は、ドラマでは高級レストランを何軒も展開し、美人実業家として有名になった。

みじめに失敗する米倉涼子が見たかったのに。
572名無しさん@おーぷん :2016/05/31(火)12:11:09 ID:vuR
「愛の死」E・W・ハイネ

今から50年あまり昔、スペインがまだスペインで、男が男で、女が女だった時代。
イギリス人の伯爵令嬢、歌と舞踊を研究するためスペインに滞在。
女の一人旅は危険なので、現地人の若者が護衛兼運転手兼ガイド兼通訳兼従僕に雇われた。
若者は令嬢を崇拝し、忠誠を誓った。

令嬢はあるどさ回りのダンサーに夢中になり、興行を追いかけた。
ダンサーはスペイン男の典型のような美男で、舞踊の腕前も見事なものだった。
ある夜、ダンサーは最前列の席につく令嬢に、最後の曲を一緒に踊ってほしいと懇願した。
令嬢は狼狽して断り続け、ダンサーはみじめな敗北を振られ男の滑稽なショーに変えて喝采を浴びた。
ダンサーは令嬢を指差し、「メルルーサ!」と吐き捨てた。
メルルーサとはタラの仲間の醜い魚の名前。

令嬢はその夜、睡眠薬自殺した。
令嬢は足が不自由で、いつも護衛の若者に抱えられて最前列の席についていた。
令嬢はそんな体だから、舞踊に惹かれたのかもしれない。
573名無しさん@おーぷん :2016/05/31(火)22:57:12 ID:K2k
なにかで読んだ話、該当作品が見つからなかったので多分同人作品の短編かも
とりあえずフェイク混ぜつつ書いてみる
日本語へただけど許してね

bのせいで妖怪が見えるようになったaと実は妖怪だけど実は○○組のヤクザ組長でもあるbラブコメ
ちなみにaは美人探偵で、ヤクザによる犯罪について独自に調べている設定(bに遭遇したのもそれ絡み)
その調査エピソードを挟みながらaとbのコントが進んでいく…が、終盤でなんとaは妖怪の子供を妊娠
そろそろ人間と妖怪のハーフが産まれる、て時に××組の組員にaが殺されてしまう

その後、唐突にbの「最近出現した新たな妖怪探しエピソード」に移行しbは新たな妖怪とやらを見つける
だが妖怪はどう見てもa、しかし産まれたばかりらしく幼児語すらも話せない雰囲気
それを見てbは「aが体内に宿していた妖怪にaの魂が混ざって、生まれ変わったんだ!」と気づく
その後、赤ちゃん妖怪a*を連れて帰りaと名付けて育てる場面で終わる

見ていて寒気がした
つまりaが自分の子供の精神を完全に乗っ取ったってことだよな?
産まれてくる筈だった子供の自我は完全に無視かよ
それにaの記憶や知能すら無くて魂自体もaと妖怪が混ざっている状態をaと呼べるとは思えないんだけど?
a*に死んだaを重ねて見てて気持ち悪い…
ていうかa*が知能は幼児なのに外見が成人女性のaそのまま(ただし、髪は紫で肌は緑色)なので本当に不気味だった
介護みたいで全くハッピーエンドには見えなかった
aにも親や友達が居るのにそれを一切無視して自分の所でa*を育てているのも腹が立った
574名無しさん@おーぷん :2016/06/01(水)14:18:48 ID:h0W
昔、近所に「私は皆から嫌われ、ストーカーすらもされている。皆から殺されそう」と言い張っていた病んだおばさんが住んでた
そういうことばかり言うので誰からも被害妄想扱いされて完全に存在を無視されていた
必死で被害を訴えるんだけど「お前みたいなブスをストーカーするかよ」「お前にそれほどまでの価値を見いだせない」と反論される始末

それから数年後、そのおばさんはストーカーに惨殺された
被害妄想だと言われていた嫌がらせ、ほのめかし等は全部本当だったらしい
恐ろしいことにストーカーの姿を見かけた人が複数人居るのに、
誰一人おばさんに危機を知らせたり本当にストーカーされてると周囲に証明しようとしてなかった
彼女のことを聞かれて教えてしまった人すら居たそうだ
そのおばさんの人生はなんだったんだろう
575名無しさん@おーぷん :2016/06/02(木)16:44:13 ID:m62
多岐川恭「お茶とプール」1961年書き下ろし

実業家次男に横恋慕した銀行家令嬢。次男には恋人がいるのに、実業家の事業が父の銀行に多額の債務があるのを楯に横車を押しまくり。
次男恋人はやむにやまれぬ理由で娼婦まがいの職業に堕ちた過去があるが、今は更生しているし気立てはいいししっかりしているし令嬢なんかよりはるかに美人だし、でも令嬢と違い後ろ楯のない女性。
実業家夫妻は恋人を気に入っているが、でも令嬢を貰えば借金棒引き悪くても返済繰延、でも令嬢はナチュラルに人をムカつかせるいやな女、でも恋人は娼婦あがり、でも次男本人は惚れ込んでいる、と心は千千に乱れるばかり。

令嬢は初対面の青年に殺された。
青年は実業家娘(次男の妹)の親友の兄で、部署は違えど同僚。
娘本人と妹の口から次男と恋人と令嬢の三角関係を知り、さらに実業家の事業について漏れ聞いた青年は、ただの同僚で妹の親友でしかなかった娘への婿入りを目論み、令嬢を殺した。
事件は迷宮入り。青年はめでたく婿入りを果たした。

令嬢の父である銀行家は犯人が青年だと推理し青年を殺そうとするが、逆に脅迫されて殺害も告発も思い止まる。
実は銀行家は、青年と実業家娘の勤務先の女社長(年増美女)を囲っていて、会社に資金を融通していた。
だから、青年を殺したり告発したりすれば粉飾決済と公私混同を公表する手筈を整えてある、と脅迫されて引き下がるしかなかった。

実業家次男は家を出て恋人と同棲し、挿絵画家として有名になりつつある。
恋人は次男の夢を応援してはいたが、本心では社長夫人を夢見ていた。
実業家長男は病弱で余命わずか、娘は女だし交際相手もいないから実業家の跡取りは次男一人、というわけ。
でも次男は本当に夢を叶えてしまい、娘は青年と婚約する。
なんだかんだで青年が犯人と推理した恋人だが、娼婦あがりの妄言を聞き入れてもらえるとでも思ったか!と罵倒されて引き下がる。

娘は青年と結婚後、枯れた男文字の手紙を焼いた。
「あなた(令嬢)のお父様の手紙だったのよ。でもね、生きているひとのためには、この方がいいの」


令嬢がほんっっっとにいやな女で、実の父である銀行家にも、我が娘ながらイライラさせられるがあれには悪気がない。だからこそ始末が悪い。と言われてしまうのが後味悪い。
576名無しさん@おーぷん :2016/06/07(火)19:54:14 ID:lD9
海外ドラマBONESのエピソードから
BONESは遺体の骨を調べ、犯行の経緯等を調べる捜査官たちの話

ある日、主人公らは身元不明少年の遺体を捜査することになった
以下捜査の結果わかったこと

少年はアーミッシュ(自給自足の生活をする宗教)の少年
彼はアーミッシュの村を離れて、都会の生活を体験しているとことだった
都会で初めてピアノに触れ、彼の才能を認めた音楽仲間に「音大の入試を受けてみろ」と励まされる
その際、音楽仲間の少女が「入試のお守りに」と金メッキのメダルをプレゼントする
しかし紆余曲折あって、彼は音楽を諦め、恋人や両親の待つ村に帰ろうと決心する

そこへ強盗が押し入り、彼のメダルに目を付けた
前述のとおりメダルは金メッキだけど、彼にとっては宝物
「これだけは勘弁してくれ」と拒否したら、強盗はますます「本物の金に違いない」
とメダルを奪おうと、彼ともみ合ううちにバルコニーから突き落としてしまった
で、強盗は死体を棄て、質屋にメダルを持って行ったことで逮捕された

音楽仲間も恋人も両親も、彼をすごく大事に思っていたのに、
クズみたいな強盗にあっさり殺されてしまい後味悪かった
577名無しさん@おーぷん :2016/06/14(火)03:09:20 ID:ejB
>>574
あるある…
皆で一人を妄想にしたてあげて潰すんよ
578名無しさん@おーぷん :2016/06/16(木)16:48:02 ID:CVh
P・K・ディック「くずれてしまえ」

核戦争後の荒廃したアメリカ。
数少ない生き残りの子孫が、元は大都会だった廃墟にどうにか生きている。どうやって生きているかというと…

水爆のエネルギーを感知して地球に飛来したスライムが地球人に同情し、彼らの特殊能力で地球の物資のコピーを作って与え、地球人はコピーを消費するだけ。

スライムは母星の環境に合わせて、体液から殻なり防護壁なりを作る能力があり、それを応用している。
コピーしてほしい物をスライムに見せると、吐いた体液を偽足でこねて一次コピー完成。
二次三次とコピーを重ねると当然劣化し、バグが出るし壊れやすくなる。というよりいきなり崩れる。
これを「プディング化」という。

で、ここに出てくるアメリカ人、家(どころか小規模ビル)から車までコピーさせて、それどころか食品までコピーさせて、する事といえば異星の慣れない環境で疲れきった老スライムに貴重なオリジナルや一次コピーを見せてコピーさせるために一日中行列を作るだけ。
スライムがいよいよ何もできなくなると、腹立ちまぎれに殺しにかかる。

そんな中でも、金属片を研いでナイフ(のようなもの)を作ったり、干し肉を作ったりする者はいるんだけどね。
そんなの俺の村が大事に保管してるゾーリンゲンに比べたらゴミだ、って本気で言うのが大多数。どうなることやら。
579名無しさん@おーぷん :2016/06/17(金)02:13:57 ID:aF8
今際の国アリスより番外編「くらぶのよん」
いわゆるデスゲームもので、今際の国という荒廃した近未来?の23区に迷い込んだ人々が
トランプのマーク(ゲームの種類。スペードが体力系、ダイヤが知能重視、
クラブは総合型でハートは心理を弄ぶようなえぐい内容)と
数字(難易度を示す)で分類されたゲームに挑む。
ゲームは日没から始まり、場所は神社やマンション、コンビニ、電車と様々。
この話の主人公はチンピラヤクザの青年で舞台はトンネル。
青年以外に5人の男女が参加し、全員がトンネルの中に踏み込むと轟音を立てて入り口が封鎖される。
外とを隔てるその壁には今回のゲームタイトルが「らんなうぇい」であること、
時間内に四つの試練に耐えてゴールを目指せと書かれていた。
近くには「しれん1」〜「しれん4」と書かれたハッチとタイマーがあり、
50分以内に走ると想定して10km先のトンネルの出口を目指すものと思われる。
(近くに「出口まで km」と書かれた標識があったが、距離の部分は掠れて読めない)
そこでしれん1のタイマーが動き始め、主人公たちは出口に向かって走る。
少し行くと落書きに埋め尽くされたバスがあり、これに乗って逃げれる!と期待するも
エンジンはかかれどベルトが切れていて動かない。
最初に怪我をした地味な青年と彼を助けようとするおっとり気味少女を残し
主人公たちは先を急ぐ。
第一の試練は血に飢えたチーターでチャラい青年が転倒し追いつかれて噛み殺され死亡。
残った者はトンネル内に放置されていた車に逃げ込み九死に一生を得た。
車の外をうろつくチーターをどうやりすごすか怯えているところに
第2の試練開始のブザー音が鳴り響く。
すると入り口側から洪水のように大量の水が押し寄せた。
慌てて車外に飛び出すと黒髪の青年が水没する。
なんと第2の試練は水だけでなく、大量の凶暴なワニも放たれていたのだった。
車の天井を進む生き残った主人公とロングヘアの女性。
壁に「ゴールまであと5km」の標識を発見し気合いを入れる。
そして第3の試練。水は引き、急激に温度が下がったためワニは活動停止。
このまま走れば間に合うのだが、気温はぐんぐん下がりやがて猛吹雪状態で路面は凍りつららもできるほど。
ただでさえ水に濡れた上に薄着だった女性はここで脱落、凍死。
主人公は凍えながらもどうしても死ねない理由があった。
DV彼氏から助け出し、唯一心を許しあえる、守りたい恋人に会うために。
死にそうになりながらも主人公は前方に光ーー出口を見つけはしりだした。
しかしふと思い出す。ゲームは日没からの決まり。ではあの光はなんなのか?
出口に辿り着いた主人公が見たものは入り口同様封鎖している分厚い壁と
通行止めの文字がライトアップされている光景。
そして「出口まであと10km」の標識だった。
どういうことかといぶかしむ主人公はまだ第4の試練に耐えていないことに気づく。
そこに入り口側から爆音と激しい火炎が襲ってくる。
主人公は考える。今回のゲームは体力勝負のスペードではなく
総合型のクラブだった。
入り口がゴールだとするなら下手に動かず、バスの中に逃げ込んでいれば
チーターからも洪水、ワニ、吹雪、爆炎からも全員で身を守れたのではないかと。
主人公は気づいていなかったが、他にもヒントは随所に隠されていた。
落書きだらけのバスは実はよく目を凝らせば「」
580名無しさん@おーぷん :2016/06/17(金)02:19:14 ID:aF8
「GOAL」の文字が隠されており、車内に何故か置いてあった英和辞典を調べれば
「らんなうぇい」には「逃亡」以外にも「楽勝」の意味があり
ゲームの本質を正しく見抜けば文字通り楽にゲームクリアできるものだった。
主人公は二度と恋人に会えず死亡、皮肉にも取り残された二人が
バスに逃げ込んでいて無事ゲームクリアとなったのだった。
581名無しさん@おーぷん :2016/06/18(土)10:58:06 ID:maz
>>477
遅レスだけど「ママはぽよぽよザウルスが好き」だね。
個人的には兄の時は頻繁に公園に通っていたのに
妹の時は一年に二回しか公園行かなかったのが可哀想だった。
あと連載当時はまだ個人情報とかプライバシーの概念が薄かったのか
ネットがなくても特定しやすかったのか家にファンが押しかけたり
妹が変なおっさんに話しかけられる事案発生したことか。
582名無しさん@おーぷん :2016/06/21(火)16:11:38 ID:TVZ
子育て漫画はたまに嫌な気分になるネタがあるな
赤ちゃんの頃は面白フェイスだったのが3歳くらいで
いっぱしに可愛くなったらネタにならない!と
前髪パッツンで本人すらショック受けるようなアホな髪型にしたとか気分悪くなる
583名無しさん@おーぷん :2016/06/24(金)12:18:52 ID:qPl
育児漫画だとホームパーティで大御所先輩作家が
まだ離乳食始めたばかりの娘にタラモサラダ食わせてたけど
止めなかったのが胸糞だった
「だって○○先生なんだよ!?」って
584名無しさん@おーぷん :2016/07/02(土)17:07:20 ID:nkz
>>411
バーチャqな
姫がマジギレして巨大化して悪人が住んでる星を足で踏みつけて消滅させて逃げたオチなので姫は助かっている
姫を誘拐したばかりに惑星レベルで破壊された悪人達が悲惨やわ
585名無しさん@おーぷん :2016/07/04(月)21:53:13 ID:8jo
今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その12
112 :名無しさん@おーぷん : 2016/07/03(日)12:35:52 ID:2gp
子ども時代に祖母に衝撃を受けたこと。
小学校の授業で戦争について習ったので祖母に戦時中の暮らしを聞いたら
「田舎の別荘に疎開していたから不便だっただけwww。
大嫌いな勉強も習い事もせずに済んだから楽しかった。
お手伝いさんも連れて行ったので至れりせりだった。戦争が終わって京都の実家に帰ったら
駅の周辺に戦災孤児や被災者が寝泊まりしていて迷惑だった。
あんな野良犬みたいな連中初めてみて衝撃だった。
保健所で始末してほしいよね、と友達と一緒に笑った」だった。
元々お嬢様育ちで子育ても家事も家庭教師と家政婦に丸投げして家におらず
旅行美食買い物三昧だったと知っていたが今更ながら頭のネジがはじけた人だったんだろう。
586名無しさん@おーぷん :2016/07/06(水)00:29:47 ID:q5m
今日午後ローでやってたスカイライン征服っていう映画
うろ覚えで悪いけどなんか人を吸い寄せる青い光を放つ物体が降って来たり、宇宙人の兵器というより怪獣みたいなのが人を襲ってる
主人公カップルと仲間たちも逃げるか残るかの言い争いとかパニック映画にはよくある展開を繰り広げる
軍隊も出動して戦うんだけど勝ち目も薄くなってくし、主人公も覚醒して小型の兵器?を殴り倒したりするんだけど最後はこれで おしまいと彼女と幸せなキスをしつつ巨大戦艦?に吸い込まれる
戦艦に吸い込まれた主人公は頭を切られて脳を宇宙人の体に移し変えられたけど記憶が残ってたから身重だから別の場所に居た彼女を助けようと側に居た兵器を殴り倒して俺たちの戦いはこれからだって感じになって終わり。
よくある最後は怪物を痛快に爆破して終わりってのじゃなくて最初から誰も救われずただ蹂躙される人類
そして作者が本当に作りたかったのは主人公のこれからの戦いだったんだろうなって気持ちが伝わってきたのがなんかやり切れない。
587名無しさん@おーぷん :2016/07/07(木)12:09:12 ID:oIo
星新一の短編
宇宙旅客機の事故で美人スチュワーデスと冴えない中年男が遭難する
最初は我が儘放題の美人と美人の関心を買いたいから何でも言うことを聞く中年男だったが、いつ救助が来るかも解らない状況で美人は不安から中年男を頼りがちになる
ある日中年男が食料を探しているとついに救助隊が現れ、事故で全員が死亡したと思われ地球では諦めていたが、二人の生存者がいることを知って助けに来たと言った
中年男はそれを聞いて救助隊員の銃で隊員を撃ち殺す。何故なら救助隊員は優しく溌剌とした青年だったから。食料探しの間隠れているように中年男に言われ怯えて待っていた美人は中年男が帰ってきて安心する
中年男は美人を抱きしめ「これから何が来ても僕がやっつけてあげる」と言って満足げに笑う
救助の青年が殺され損だし中年男は次の救助隊も殺す気満々。当然いつまでも救助を殺して美人を騙すこの生活が続くわけはないだろうが、男は躊躇いなく人を殺し、奪った銃を隠し持っている…
588名無しさん@おーぷん :2016/07/07(木)17:04:05 ID:fQO
なんか漫画の話
ある所に旦那に逃げられた女の人がいた。女の人は娘を連れて住み込みで働いてたんだけど、ある日娘(まだ若い)が妊娠する。男は逃げた。話から察するに所帯持ちっぽい。
流産するようにと折檻するが流れず、あろうことか来客中に娘が産気づいてしまい、来客中だからと無視してたが痛がった娘が部屋から出て来てしまいそこの主人に発覚、追い出されることに。
子供も無事に生まれ娘と孫と3人で生活してたところ、町中で主人公を捨てた元旦那と偶然すれ違い、後をつける。元旦那、派手な女と住んでいる。
家に帰って娘に今日あんたの父ちゃんと会ったのよーなんて話してたところ、元旦那が家にやって来る。主人公、生娘のようにドキドキ。
元旦那さんざん家族ごっこをして帰ったと思ったら、主人公が隠してたヘソクリを全部盗んで帰ってた。
慌てて元旦那の家に行き、女に泥棒猫!金返せ!と殴りかかってたところに元旦那帰宅、「お前、いい女になったなぁ」で終わり。

正直意味がわからんかった。
妻子を捨てて金まで盗って逃げた男がまだ好きなんだ…とか、娘は娘で娘のせいで追い出されたし親子は村八分にされてるのにどこ吹く風だし、母が苦労してるのを尻目にまた男を作って楽しげだし。この人の漫画はそんなんばっかな気がする。
589名無しさん@おーぷん :2016/07/07(木)23:19:37 ID:INH
>>586
最後のほうだけ見たけど、壮大なプロローグって感じだったな
続編無いのか・・・
590名無しさん@おーぷん :2016/07/10(日)11:59:55 ID:YHl
O・ヘンリー「ミス・マーサのパン」

マーサはパン屋を経営するオールドミス。
半額処分の前日のパンを、数ヵ月前から毎日買っていく外国訛りの男性客が気になっている。
服と指の汚れ具合から画家らしいと見当をつけ、バーゲンで買った絵を試しに店にかけてみた。

「マダム、美術はお好きですかな?」
「ええ、好きですわ。美術と…(画家は。いいえダメよマーサ、下心が見透かされてしまうワ)絵画は。いかがですか、この絵」
「ふむ、遠近法がなっちゃいませんな」

やはりあのお方は売れない画家なんだワ、屋根裏部屋に住んで、お食事といえば固くなった古パンだけ…あたしには2000ドルの貯金がある、でもでしゃばったら嫌われてしまうワ…

マーサはシルクのブラウスを着て、近ごろ流行りの手作り薬液で肌の色つやをよくした。
(昔読んだ版では、「あやしげな媚薬」になってた。飲み薬なのか化粧水なのか不明。いや、やっぱり飲み薬か。昔読んだ子供向けの漫画では飲み薬だったから)

ある日マーサは思い切って、客の隙を見て古パンに切れ目を入れ、新鮮なバターをたっぷりはさんだ。
しばらくして客が怒鳴りこんだ。
本国の言葉らしい外国語を交えてマーサを罵倒する。
客を止めようとしながら一緒に来た男になだめられ、なんとか店の外に出た。

「失礼、マダム。彼は建築設計士で、私は同僚です。
彼はここ数ヵ月、大きなコンペにかかりきりでした。
下絵を描いては消し、描いては消し…我々図面屋は、下絵を鉛筆で描きます。鉛筆の線を消すには古いパンが一番なんです、紙を痛めませんから。。
彼は今日、畢生の傑作にペンを入れました…もうおわかりでしょうな、マダム」

マーサはシルクのブラウスと手作り薬液を捨てた。
591名無しさん@おーぷん :2016/07/25(月)16:09:54 ID:NNT
CSIマイアミ9「ハイスクールの魔女」

高校のハデな女王様、虐めしまくりで親はモンペ、校長まで脅迫する始末
パーティの後に拉致されて殺されたが…

で、うだうだと犯人捜しをするんだが、こんなクソビッチ頃されて当然なのに
まあ後で減刑嘆願が出て、腕のいい弁護士なら陪審員裁判を乗り越えられただろうけど、そこまで描いてくれないとアトアジワルー
学園ミスだとか言うが、奥目のブスw
592名無しさん@おーぷん :2016/07/26(火)23:28:02 ID:qyK
アメリカのハイスクールものはスクールカーストで
明らさまないじめが横行してるのが胸糞だな。
ヒーローズの不死身少女はチアリーダー部に属していて
一応上位カーストなんだけど、チア部やアメフト部など
上層階級のみで見ればいつ追い出されても仕方ない下っ端的存在。
同じくチア部の下の方の子がチア部リーダーとアメフト部リーダーの差し金で
アメフト部に差し出された挙句やり逃げされて病んで退部。
それを知って不死身少女は激怒するんだけど、彼女が辞めたからこそ
自分がチア部に入部できたわけで何も出来ないし逆らえない。
後に転校するんだけどそこでもチア部のいじめはひどくて
地味な運動苦手な喪女っぽい子に高所からの飛び降りバク転を集団で強要(一応分厚いマットは敷いてある)
スパイダーマンでも男子の上位グループがもやし少年を集団でプロレス技かけて晒し者にした上に
ランチをぶっかけたりしてたっけ。
文武両道で家柄も容姿もいい連中の癖に下をいじめて楽しんでいるのが謎。
593名無しさん@おーぷん :2016/07/27(水)23:27:07 ID:rNK
オーダーメイド

500万で自分が望む理想のAVを求める男と整形してまでそれに出演する女のオムニバス形式。
その中の一つ、今回の依頼人はバツイチ中年男。
ギャンブルに溺れ、ついに恋女房にも逃げられてしまった。
ある日オーダーメイドAVの存在を知り元嫁そっくり(外見だけでなく反応やしぐさまで)な
ラブラブシチュエーションのAVを作成してもらう。
出来上がったAVの完成度は抜群で、男は元嫁への思いが再燃し
まっとうになって嫁を迎えに行こうとする。
男は悪そうな人間ではなくたまたま道を踏み外してしまった感があり
前半は温かい雰囲気で終了する。
しかし後半、男は元嫁を行き過ぎた暴力で殺害してしまった。
実は男はDV癖があり、それを苦に嫁は離婚し逃げ出していたのだった。
視点が異なるゆえ前半はちょっとへたれなバツイチ男の純情ものみたいな演出だったのに
後半で真相が判明してゾッとしてしまった。
男の中ではDVはなかった事になって本気で怯えて嫌がっていた妻が
男を愛してるのに泣く泣く身を引いて〜と脳内変換してるのも
ストーカーの心理が垣間見えたようで怖かった。
594名無しさん@おーぷん :2016/08/07(日)01:33:04 ID:vll
高港基資「死んでいる人間」

主人公は漫画家の男性。ある日出版社が開いた合同サイン会に参加する。
主人公の隣の席はハートフルな家族もので人気の女性作家Aで
女優だと言われても信じてしまうくらいの美人だった。
しかし彼女はどんなにファンに笑顔で接しても生気を感じず、
主人公はその空っぽの雰囲気が引っかかっていた。
翌朝主人公は妻から自分が見た夢の話を聞かされる。
妻は霊感ではないが一種の勘の働く女性であり、主人公はその能力を信用していた。
夢の中で妻は暗い中、笠を深くかぶった老人の漕ぐ小舟に乗っていた。
ふと気がつくと周りには多くの溺死体が浮かんでいた。
その中に一人だけ、若い生きている女性がいたので妻は助けようと手を伸ばす。
すると櫂を漕ぐ老人が「よく見てごらん、その子は死んでいる」と制止し
女性は目を見開いたまま深い水の底へ沈んで行ったーーー。
「私には訳の分からない夢だからきっとあなたに関係する事ね」と話す妻に
主人公はAの虚無感に関する事だと確信する。
不吉な夢の内容からAとは極力関わらない決意をする主人公だが、
休憩時間狭い通路で行きあってしまう。
無視するのも不自然だから軽く挨拶だけするつもりの主人公は
廊下中に妻が夢で見た水死体があふれているのに気づく。
「見えているんですね?」「初めて見える人に会いました」とはしゃぐA。
主人公はAに強引に近くの部屋に連れ込まれ身の上話を聞く羽目になる。
Aは遊覧船の船長をしていた父と母、弟の四人家族で幸せに過ごしていた。
しかしある時父の遊覧船が沈没事故を起こし多数の死者が出る。
原因は整備不良で父親は逮捕、出所後も莫大な慰謝料を払わなければならなかったため
やがて母親は精神を病み、弟を道連れに電車に飛び込み無理心中してしまう。
狂った父親の下に残されたAは凄まじい虐待を受ける。
殴る蹴るは当たり前、柱に縛り付けられ足の指を切り落とされる。
セックスの相手もさせられ、事が済むたびに父親はAの体にタバコを押し当て跡を付けた。
595名無しさん@おーぷん :2016/08/07(日)01:45:59 ID:vll
服を脱いだAの体は規則正しい模様のようにぎっしりと根性焼きの跡が付いていた。
そこまでされてもAは父親に寄り添い支えるのが自分の役目、
人前で靴や服は脱げない、だって人にバレたら父と引き離されてしまうからと
狂ったようにハイテンションで捲し立てる。
主人公は父親が虐待する事で徐々にAを殺して行ったのだと悟った。
そしてふとAは真顔に戻り、主人公を見つめポツリと呟く。

「 何 で 私 、 生 き て る ん で す か ね 」

限界を迎えた主人公はそこで一目散に逃げ出した。Aは追って来なかった。
最後に主人公はAを「息もして動いているのに死んでいる人間」と評し恐れていた。
しかしもっと恐ろしいのは今なおAは温かい家族作品を描く作家として人気を博している事だとーーー。
596名無しさん@おーぷん :2016/08/07(日)13:49:41 ID:vll
ごめん、Aの台詞「私って何?」だった。
肝心な部分間違えてすまん。
597名無しさん@おーぷん :2016/08/07(日)16:24:16 ID:YVm
古田足日の児童文学「宿題ひきうけ株式会社」

主人公は東京都下の小学校に通う5年生の男女4人組
宿題の多さにうんざりしていた彼らは「宿題ひきうけ株式会社」なるグループを立ち上げる。
同級生から有料で宿題の代行を請け負い、メンバーがそれぞれ得意な科目を担当し代行する。
難しい問題が出た時は、さらに別の同級生への「下請け」に出して解決。
このニュービジネスはうまく行くように見えたが、担任の女先生
(宿題をたくさん出す、厳しくて頭の硬い教師)にばれて強制解散。

その次年度、6年生に進学した4人組のクラスは新しい男の先生が担任することになった。
男先生は女先生と違い「子供はなぜ宿題をしなければならないのか」「なぜ就職しなければならないのか」を問い、
今の学校の勉強や企業での労働が「人間が人間を蹴落とす野蛮なもの」でしかなく
「勉強も働くスタイルも本来、各自が自由に選択できるべき」という理想論に導く。
4人組は、先生の紹介で「労働組合のお兄さんお姉さん」たちと知り合い、その事務所に出入りするようになる。
お兄さんお姉さんたちは、「能率」の名の下に、労働者たちの休憩時間を減らしたり、
勤務管理を厳しくして締め付ける企業と戦っていたのだった。

かつて「宿題」に疑問を持って「株式会社」を作った自分たちと、「人間らしい職場」を目指し戦う組合の人たちが
実は同じ目標に向かって同じ戦いをしていたのだということに気づく4人組。彼らは学校の新聞部に入り、
「宿題や受験競争を強制されない自由な学校」「勤務評定で縛られない自由な職場」を目指しキャンペーンを張る。
ラストは、組合のお兄さんお姉さんたちとともに旗を掲げ、シュプレヒコールを揚げて堂々とデモ行進する
主人公たちの姿(将来の空想)で幕を閉じる。
598名無しさん@おーぷん :2016/08/07(日)16:24:30 ID:YVm
この作品には主人公たちの「敵」として「栄養過剰のミツムラ」という同級生が登場する。
ミツムラはいわゆるいい子で、先生の言うとおり宿題をこなし、けして反抗することはない。
それどころか「学校は勉強をするところだ」「自分が生きるための術を嫌がって避けるのは死ぬのと同じこと」
などと、偉そうな言葉を主人公に投げかける。
このミツムラ君の外見は作中で「太りすぎで手足が短く姿勢も悪く、歩く姿は醜いどころか笑える」
などとさんざんな表現で描写されている。
主人公たちはこのご立派なミツムラ君を何度もからかって逆襲し、最後はクラスに根回しし孤立させる。

作者の意図としては、当時(昭和40年代)の受験戦争やモーレツ企業戦士に対する批判なんだとは思うが、
目の前で乗り越えなければならない「宿題」程度のものから理屈をこねて逃げ続けたうえ、、
クラスメイトの容姿をけなし、ひどい渾名を付け村八分に追い込んで「やっつける」体験に味を占めたこの子たちが
将来どういう大人に成長するのか考えると、かえって空恐ろしい。
599名無しさん@おーぷん :2016/08/08(月)16:43:42 ID:96K
>>595
悲惨な目にあわされた上に恐怖されてしまうAが不憫だ…
だが実際そういう人に出会ってしまっても受け止めきれんものかもしれないよな


ちょっとこんな話思い出した
学生グループが樹海の遊歩道をハイキングしていた
先頭の学生は自分が先に行き過ぎていないかと、時々後ろを振り返っていた
何度目かに振り返った時、森からふらふらと誰かが出て来るのを見た
よれよれになった若者とリーマン風の男だった
とてもハイキングを楽しみに来た様子には見えない
2人はふらふらとグループの後をついて来る
先頭の学生は怖くなって大声を上げた
それで他の学生も振り返って、2人を見て悲鳴を上げた
グループは一目散に走って逃げたが、若者とリーマンは追いかけては来なかった

元の話の細かいところは忘れたが、グループは2人を生きた人間だと認識していたようだ
だが助けてやらないで怖くなって逃げちゃったんだよ
場所が樹海だし2人が異様な雰囲気だったのかもしれないが、遭難者じゃないか…
自殺志願者かもしれないが、道に出て来たからには生きて帰る気になったんだろう?
実話だという話だが、あの2人がそのまま道からそれないで無事帰れた事を祈るばかりだ
600名無しさん@おーぷん :2016/08/09(火)16:43:34 ID:xTm
>>578
亀レス失礼
希望のある終わり方じゃなかったかな?
主人公の男女は、他の人々と同様コピー生物に頼るのが当然で、コピー生物がいなくなったら文明が終わると思っていた
だが手作りナイフや木のコップを持っている男は、少しずつ努力を重ねて自力で作り出そうと励ます
主人公達は粗末な手作り品に「はあ?」って感じだったが、最後には「そのコップを気に入ってるんだね」と言う
男は「自分の手で作ってみればわかるよ」と言う
それから男が主人公達を手作りをやってる村に導くんじゃなかったっけ
601名無しさん@おーぷん :2016/08/17(水)00:46:45 ID:N3L
最近まとめサイトで見た話
いわゆる喪女と言われる地味で彼氏もいなかった女性が
イケメンエリート男性と恋に落ち、結婚する事になった
すると女性の友人たちが嫉妬からか「あんたと彼は釣り合わない」
「別れて自分に紹介しろ」と罵倒や嫌がらせを始めたり
彼氏の方に突撃して猛アプローチを仕掛けたり報告者の
根も葉もない悪口を吹き込むようになった
はじめは庇っていた彼氏も職場や実家にまで迷惑をかけられたために
冷めてしまい、報告者の友人のせいという事で
破談の慰謝料や結婚式場のキャンセル料などは全て報告者持ちになった
彼氏との日々は素敵な夢だったのかもしれないと思うも
残った多額の借金が現実であったのだと突きつけるのだった
602名無しさん@おーぷん :2016/09/09(金)14:43:51 ID:var
だいぶ昔だし、かなり小さい頃に見たサザエさんの回だから細かいところはうろ覚えなんだけど、
個人的に後味悪いなと今でも記憶に残ってる話がある。
確か、「小さなジェントルマン」ってタイトルだったはず。

タラちゃんがある日、電車(?)で上品そうな老婦人に席を譲ったら「ありがとう。あなたは小さなジェントルマンね。」と誉められる。
それがきっかけでタラちゃんはジェントルマンを目指すことを決意する。
女友達のリカちゃんにも「ジェントルマンだから」と優しく接した。
しかし、なんかの拍子でジェントルマンをやめるタラちゃん。(理由はたぶん、悪ガキにからかわれたかなんか。ここら辺は覚えてない。)
リカちゃんから「ジェントルマンやめたの?」と聞かれたことがきっかけでケンカになってしまう。
リカちゃんという遊び友達を失ったタラちゃんは、カツオに自分と四六時中遊ぶことを強要する。
当然カツオは、自分の予定があるからタラちゃんにやんわりと「僕、宿題があるから。」と断るも、タラちゃんは頑として聞かない。
それに困ったカツオは、タラちゃんとリカちゃんを仲直りさせるために、リカちゃんには「タラちゃんが謝ってたよ。」と話し、タラちゃんには「リカちゃんが謝ってたよ。」と話して、それがきっかけで仲直りできればいいと思った。
しかし、頑固な二人は「自分は謝ってない。そっちが謝ってきたんだろう。」と逆に仲がこじれてしまった。
その事を聞いた波平はカンカンになって「自分が楽をしたいからと言って、卑怯な手段を使って!!」とカツオを怒り、晩御飯抜き&物置きに閉じ込める。
カツオは物置きで「お腹すいた」と泣きはじめる。
その時、タラちゃんが冷飯で握ったおにぎりをカツオに持っていき、それを泣きながら食べて、
「ありがとう。タラちゃんはジェントルマンだね。」もカツオが言って終了。

これ見たときは、小さかったけどなんかモヤモヤしたのを覚えてる。
タラちゃんが無理矢理カツオに自分と遊ばせてたのに、それを棚にあげてカツオばっかり怒ってる家族に対して後味が悪いっていうか、胸糞が悪いというか...。
なんで、タラちゃんが原因なのに一切怒らないんだ。あの家族は。
最近のサザエさんは、タラちゃん贔屓、カツオいじめ酷いし、爽やかだった堀川くんがなんか変なキャラになってるし...。
なんかサザエさんを楽しめなくなって見なくなった。
サザエさんの視聴率が下がってるのもそういう原因があるんじゃないのかなと思ってる。
603名無しさん@おーぷん :2016/09/11(日)02:42:00 ID:neG
乙、読みやすくて面白かった。
タラちゃんはまだ子供だからあまり腹は立たないけど
カツオがやった事に対して罰が厳しすぎるのが可哀想だね。
604名無しさん@おーぷん :2016/09/15(木)21:11:03 ID:bi2
弟か妹がいる人間はあるあるすぎて憤死する内容だなw
605名無しさん@おーぷん :2016/09/18(日)11:18:44 ID:i2Z
家庭板なんかだとよく聞く話だね。
上は初めての子だからーお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから我慢しなさい〜で
下は甘やかされて図に乗る。特に姉弟のパターンはありがち。
これで上が家族に見切りつけて疎遠になりハッピー、下はスポイルされて親子共々不幸にでもなればざまあ胸スカなんだけど
親に愛されたい負い目でずるずる親のいいなりに搾取され続け
下はそんな上を馬鹿にしつつちゃっかり甘い汁を吸い続けている後味の悪さ。
606名無しさん@おーぷん :2016/09/18(日)14:33:15 ID:LnO
花カッパのアラランコラランの回かな
赤い花と白い花を近くに置いておくと無限に増える
地球を埋め尽くすほど増える
村を覆うほど増えた赤い花と白い花だったが、村人総出で仕分けして処分。世界が花に埋もれる危機は脱した
…はずだったが、村外れに住んでいる子供らが赤い花と白い花を持ち帰っていた
子供らは赤い花と白い花が世界を覆うほどに増えるとは知らない
物語のラストは村外れの家の窓から滝のように花が溢れだして終わり

ドラえもんのバイバインに通じる不安を感じる
607名無しさん@おーぷん :2016/09/23(金)08:59:57 ID:LHx
花カッパはガリゾーとその妹が祖父のワガママで花カッパを付け狙って
悪役ポジションなのが可哀想
大抵報われないし祖父も褒めてくれないから後味悪い
608名無しさん@おーぷん :2016/09/25(日)13:50:21 ID:8PL
バイキンマンポジションだけど、ガリゾーもアゲルちゃんも悪い子じゃないんだよね
花かっぱという作品自体がアンパンマンほど勧善懲悪なものじゃないし
たまにガリゾーがいい目にあう話があると凄く安心する
609名無しさん@おーぷん :2016/09/26(月)22:34:55 ID:zKl
今やってる中居くんがMCをしているフジの「神センス塩センス」という番組のウエンツのエピソードが後味悪い。

ウエンツはとある番組のMCをしている大御所芸人に挨拶をしたものの無視される。
聞こえなかったのかと思い、正面に立ってもう1度挨拶をした。
しかし、今度こそ目が合ったにも関わらずガン無視。

このエピソードを聞いたスタジオにいる全員がウエンツの味方になってた。
ただ1人だけ、ドランク鈴木が「タイミングが悪かったのでは?」と疑問を抱くくらい。
その鈴木も大体ウエンツに同意していた。
そして、お約束の大御所芸人の名前明かし要求。
それをウエンツは頑なに拒否。
スタジオにいる全員でウエンツをフォローすると約束した上で、ウエンツはその芸人の名前を明かした。
なんと、その芸人はスタジオにいたヒロミ。
その途端、味方だったはずの人たちが一気にテノヒラクルー。
中居くんはヒロミと一緒になってウエンツを責める。
「あれはヒロミならではの遊びだ」「分かってないお前が悪い」
ウエンツは涙目になりながらも、理由を尋ねる。
理由はほんとに下らない。
「ヒロミとウエンツが麻雀をその番組の収録前日にやったけど、ウエンツがうるさかったから、ちょっとした遊びでやった」だとw
しかも、「妻の松本伊代に怒られる」「なんでそんなこと言った」と逆ギレする始末。
中居くんもそれに同意。
それに対して、涙目になるウエンツ。

これ見た瞬間、チャンネル変えてしまった。
鈴木の言うように、タイミングの問題があったかもしれない。
でも、普通はそんな理由で無視はしないし、無視したことに気付いた時点で謝罪すべきでしょう。
なのに、謝罪どころか逆ギレして...。
中居くんのヒロミ擁護は立場的にしょうがないかもしれないけど、
あんだけ「ここにいる全員がウエンツの味方だ」と言っておきながらその態度はないでしょう。
ヤラセだとしても、気分が悪い。
さすがフジだなとしか思わない。
610名無しさん@おーぷん :2016/09/26(月)22:35:47 ID:zKl
ごめんなさい。sage忘れてました。
611名無しさん@おーぷん :2016/09/27(火)09:30:03 ID:6Fm
おお、正統派後味悪
ヒロミって長年干されていたのか出て来なかったくせに
出たら出たで偉そうで嫌だ
確か堺正章の逆鱗に触れて干されたんだっけ?
自分も同じ事してるんだよなー
そりゃ世の中からいじめもいびりもなくならんわ
612名無しさん@おーぷん :2016/10/04(火)03:42:27 ID:bM8
漫画「累(かさね)」

醜い少女・累が母が遺した口紅の能力(塗ってキスすると一定時間顔が入れ替えられる)を用いて女優として成り上がる話。
美しいがなかなか芽が出ず名声を欲している丹沢ニナと組み、彼女に成りすましニナとして実績を積んでいく。
そのニナとニナの母親の顛末が後味悪い。
ニナは幼い頃から「眠り姫症候群」といういきなり数日から数週間眠りに落ちる病に悩まされていた。
高校に進学するも病は進行し友人とは距離ができ、授業にもついていけなくなりほどなく中退。
引きこもりになったニナを心配した母親は彼女を烏合という若手演劇監督が催すワークショップに参加させる。
烏合に美しさを見出され励まされたニナは演劇の道に進む。
好調な滑り出しに見えたが、成人して再び眠り姫が再発。ニナは演技に集中できなくなる。
ニナが恐れるのは人々から忘れ去られる事、夢は烏合の劇に出演し彼に認めてもらう事。
しかし両親から2年以内に成功できなければ諦めて実家に戻るよう命じられているため累の能力に飛びついたのだった。
計画は順調で中身が累の「丹沢ニナ」は新鋭の女優として名を馳せていく。
やがて遂に憧れの烏合からオファーが届くが徐々に2人の間に亀裂が生じる。
中身が累のニナに女優として、女性として惹かれる烏合。累もまた烏合に惹かれていく。
2人が親密になろうとしているのに気づいたニナは累から口紅を奪い醜い姿にもどし自身が烏合の下に行く。
すると烏合はニナがいつものニナではないと見抜き、そのまま烏合と累の恋は自然消滅してしまう。
その後ニナは稽古中に発病し、千秋楽まで目覚めなかった。
目覚めたニナは累が大成功を収めた事を知る。
目的は達したはずだが評価されているのは自分であって自分ではない。
累を利用するはずが自分の方が取って代わられ偽物に成り下がってしまった。
その事実に気づいたニナは絶望から投身自殺を図るが失敗し植物状態になる。
累は自殺未遂したのは累の方であると工作し引き続きニナとして生きていく。
女優業は問題なかったが、ニナの母親が女親の勘かニナが偽物ではないかと疑念を抱き始める。
累はニナの父親にニナ母が親しい家族や友人が他人と入れ替わっていると妄想を抱くカプグラ症候群であると吹き込み、
騙された父親によって精神病院に送られ別荘に別居軟禁される事になった。
そしてニナは数年後植物状態から意識だけは復帰。
累の正体を知りその失脚を狙う累の異母妹・野菊に自分を殺してくれるよう依頼、その生涯を閉じる。
ニナの死亡により累は失踪工作を行い、絶頂期のはずの女優丹沢ニナは永久に消え去り
ニナの両親も二度と一人娘とは会えなくなった。
613名無しさん@おーぷん :2016/10/10(月)19:39:02 ID:xWT
この間観た人形浄瑠璃の「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」が後味悪くてしょうがなかった。

酒屋の娘のお三輪は、求馬という男と恋仲で苧環(おだまき)で永遠の愛を誓う儀式をやるほどラブラブだった。
しかし、その求馬が夜な夜な家に来る美しい姫と浮気していた。
求馬は、姫の後を追っていく。そして、その求馬を追うお三輪。
着いた先は、蘇我入鹿の御殿。
なんと、姫は入鹿の妹の橘姫(たちばなひめ)だったのだ。
実は、求馬の正体は蘇我氏と対立している一族の一人、藤原淡海。
橘姫は求馬に「殺してくれ」と願った。
姫のことを可哀想に思った求馬は、入鹿が盗んだ御剣を奪い返したら結婚することを約束させる。
その頃、お三輪は入鹿の御殿に辿り着き、求馬と橘姫の内祝言が行われていることを知る。
「せめて二人の祝言がみたい」と官女にお願いするも、恋敵だとバレてしまい、いじめられてしまう。
恋人を略奪された挙句、笑いものにされた悔しさから嫉妬と怒りに燃えるお三輪。
髪を振り乱して求馬のもとへ向かおうとした時、脇腹を刺される。
脇腹を指したのは、藤原鎌足の忠臣。
入鹿を滅ぼすためには、嫉妬に狂った女の生き血が必要だったため、お三輪を刺したのだ。
忠臣から、求馬の正体と入鹿を倒す計略を聞かされたお三輪は、愛する求馬の役に立って死ねることに喜びを感じたまま息絶える。
その後、お三輪の生き血を注いだ笛の音を聞いた入鹿は力を失い、滅びた。
橘姫は御剣を無事に取り戻し、求馬(淡海)と結ばれましたとさ。

ここまで長々書いたけど、簡単に言うと、恋人を別の女に寝取られた挙句、笑いものにされて最後には殺されてしまうと言う話。
お三輪本人は幸せなんだろうけど、報われなさすぎ。
しかも、お三輪と永遠の愛(笑)を誓った求馬は敵のクズ女と結ばれるとか...。
ある意味、お似合いなカップルだなと思った。
614名無しさん@おーぷん :2016/10/11(火)13:24:10 ID:nwJ
いい話風に終わってるけど、主人公(もしくはヒロイン)踏んだり蹴ったりじゃね?
って話は結構多くてげんなりするな
615名無しさん@おーぷん :2016/10/12(水)01:08:23 ID:Kcs
ネットの試し読みで見たホラー少女漫画
ヒロインは元気で放課後友達と遊ぶのが何よりも好きな小学生
楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、たまたま見かけた流れ星に
「ずっと放課後のままでいたい」とお願いする
そこへ星の妖精みたいな可愛らしいキャラが出て来て
どんな願いでも叶えてくれる星のカケラを渡してくれる
ヒロインはさっそくずっと放課後を過ごせるよう願う
すると時間は帰りの会が終わり放課後になった瞬間に巻き戻る
ヒロインは先ほどやったのとは違う遊びを皆で楽しんだ
そして日が暮れ、別れる時間になると再び帰りの会直後に戻る
ヒロインは毎回大好きな友達と色んな遊びを楽しみ満喫した
しかし何度もタイムリープを繰り返すうちに遊びの種類も尽きて来てヒロインは退屈してくる
最初は新鮮だった新しいテレビゲームもヒロインは
何度もやっているから飽きており、うっかり不満を口にした事で
友人達との仲に亀裂が走る
いい加減うんざりしたヒロインはもうタイムリープを解除したいと思い、
もらった星のカケラを投げ捨てるがループは終わらなかった
きっと投げつけた拍子に誤作動を起こして止まらなくなったんじゃないかと悩むヒロインの前に
例の星の妖精が現れる。
「投げつけたから壊れちゃったのかも」と伝えるヒロインに妖精は
「大丈夫だよ、あれはとても丈夫だから絶対に壊れないよ」
「ずっと放課後でいてほしいと願ったのは君自身だもんね
といきなり見開きドアップで恐ろしい顔で告げる。
ラストは「これでもう1890回…」と帰りの会の後、机に突っ伏しているヒロインが映し出されて終わり。
ヒロインも星妖精もすごく可愛らしい絵柄なのに
見開きの妖精の顔がものすごく怖いのと
ありふれたループものだけど、放課後から解散までの
ほんの短時間だけをループする絶望と閉塞感で胸が詰まりそうだった。
616名無しさん@おーぷん :2016/10/13(木)19:26:21 ID:GG4
美食探偵明智五郎

明智はある日裕福そうだが地味目な主婦から旦那の浮気調査を依頼される。
激務のはずの和食しか食べないはずの夫から様々な料理の匂いがすると。
毎日定時上がりで帰ってくる夫は果たして昼休憩を利用して若いカフェ店員のアパートに出入りしていた。
証拠写真を受け取った妻は明智には離婚に強い弁護士を尋ねると言っていたが、しばらくしてそのアパートの前で白昼夫を惨殺、逃亡した。
車で海辺の避暑地に逃亡して来た妻は一点美しく着飾っており、追って来た明智と行きつけの高級料理店で食事をともにする。
妻は元々料理好きで結婚したら素敵な調理器具で旦那様に美味しい料理を振る舞うんだと期待に胸を膨らませていたが、
実際は姑と夫の要望でずっと代わり映えしない地味な和食ばかり作らされた。
食に興味がないなら仕方ないと諦めの境地にいた妻だったが、夫がカフェ店員のアパートに入り浸る理由がセックスではなく
個人のカフェを開く夢がある店員の料理の試作を食べて意見交換していたと知ると逆上。
(ちなみに夫は不能)
セックスはいずれどんな夫婦も歳をとればしなくなるだろう、しかし自分には同じものばかり作らせよその若い娘と色んな食べ物を食べていたことが
妻には何よりも酷い裏切りに映ったのだった。
夫を殺した凶器は買ったけど使わずじまいになった肉切り包丁だった。
告白した後、妻は明智の隙をついて断崖から身を躍らせた。
死体はついぞ見つからなかった。

夫は全く悪気はなくて妻や周りに疑われたり心配かけないようあえて昼時間に店員を訪ねていた。
悪い人間ではないが、妻の不満に全く気付かず、妻も完璧であろうとしすぎてそれがくずれた瞬間弾け飛んだ感じ。
店員も後ろ暗いことなくても世間に後ろ指さされるんだろうなと思うと気が重い。

ところでこれ男性は妻の心情はわかるんだろうか。
それなりに長年仲良くやっていた妻が実はずっと初恋の人を忘れてなかったとか
あんまりセックス好きじゃなくて淡白な妻が実は女神やってたとかそんな感じ?
617名無しさん@おーぷん :2016/10/21(金)20:54:39 ID:gDr
個人的に後味悪いと思うコピペがあるわ。
ぐぐってもやり方が悪いのかヒットしなかったから、思い出しながらまとめる。

内容は、夫が時計集めるのが趣味で、高い時計を買うために貯金をしていた。
そんなある日、妻から別の高級時計をプレゼントされた。
夫は喜んで、「もうAの時計(最初に欲しかった時計)なんていらない!ずっとBの時計(プレゼントされた時計)を大事にする!」と2ちゃんねるにそのエピソードを書き込んだ。
一方、妻側と思われる人物の書き込みも別の板から発見された。
その内容は、「夫が高い時計を買いたいから貯金していてうざい。なんとかやめさせたい。」というもの。
スレ住人から、「ブランド物の時計と似たような安い時計買っとけ。」とアドバイスがあって、恐らく妻はそれを実行したのではないかと思われる。

これ、面白コピペとして出回ってるけど相当胸糞悪い。
夫は、一応自分のお金を貯めて時計を買おうとしてるから誰にも迷惑かけてないのに...。
なんか、妻が糞で夫が可哀想としか思えない。
618名無しさん@おーぷん :2016/10/21(金)23:17:19 ID:30c
>>617
見たことある
デイトナとかいう名前だったと思う
でも妻が一方的にクソというより
結婚して家庭をもったのに数百万もする時計を
買おうとする夫はどうかと思う
少なくとも妻はその金を自分に使わせたいわけじゃなくて
高給取りでもないのに分不相応な時計を欲しがる夫に困らされていたから
619名無しさん@おーぷん :2016/10/22(土)04:20:00 ID:mSH
>>617
私も見たことある
でも、数百万の時計を欲しがるような男の人が身近にいなかったし、
出会っても好きになってないと思うので全然ピンと来なかったw
620名無しさん@おーぷん :2016/10/22(土)21:44:59 ID:qUt
「腕時計 夫婦 コピペ」で速攻出てきたけども
http://poteham.blog77.fc2.com/blog-entry-271.html

数百万の時計なら妻がストップかけるのもわかるが、100万ちょうどくらいなら
家計に影響しないレベルでの貯金なのだし、好きにさせてもいいと思うけどなぁ
最近は減ったが、一部のおっさんじいさんは未だに腕時計=男の価値って考えのがいるらしいし
全く損にはならんだろうし
621名無しさん@おーぷん :2016/10/22(土)22:35:57 ID:hoP
えー、ゆとりある家庭ならともかく稼ぎの悪い安サラリーマンでしょ?
逆にその程度の人が時計だけ高級品でもバランス悪くて物笑いのタネなような
自分は初見で胸スカだったからまさかこのスレで挙がるとは思わなかった
622名無しさん@おーぷん :2016/10/26(水)00:04:57 ID:zDl
買いたい物のための貯金も許されないっていうなら
そりゃ世の中の未婚率も上がるわ
623名無しさん@おーぷん :2016/10/26(水)08:37:05 ID:aG9
で?
そんなことゆうんだったら僕ちゃん結婚してあげないからね!ってかw
お前如きが結婚しようがしまいがどうでもいい話
結婚したら独身時代のように好き勝手出来ないのは当たり前
もちろん女側にも言える事だ
624名無しさん@おーぷん :2016/10/27(木)21:08:13 ID:jKz
好き勝手じゃなくて、「小遣いの中から少しずつ」貯めてるんだから
貯金しなけりゃ使い切るだけの話でしょ
毎年10万使うのと、10年貯めて100万使うのとで、前者は許すが後者は許さんの意味が分からない
625名無しさん@おーぷん :2016/10/30(日)22:45:04 ID:LpQ
前に見たレディコミ系雑誌の漫画

時代は戦前、当時は良家の娘が嫁ぐ際に乳母や姉やが
そのまま世話係として一緒に婚家に入る事があったそうだが(今も?)
その話もお付きとして1人の女性が付いてきた。
普通と異なり姿も名前も尼さんで仕事も何もせずただ控えているだけ。
嫁いできた奥様は外見も言動もゆるふわスイーツ風の可愛らしい感じで
夫もベタ惚れ、どんなワガママも許しているのだが
実は性悪で淫乱、夫の留守中に平気で男を引きずり込んで情交している。
姑はそんな嫁の本性に気づいていて罵倒し激しく折檻するのだが
嫁は全く堪えず、傷一つ残っていないため息子に信じてもらえなかった。
からくりとして嫁が受けた傷や痛みの感覚は全て連れてきた尼に行く。
言わば身代わり扱いで側に置かれているわけだが姑はそれを知らない。
ある日ついに嫁の不貞の現場を押さえ、成敗せんと刃物で突き刺すが
嫁は無傷で尼がショック死、姑も憤怒のあまりそのままコロッと逝ってしまった。
ラストは相変わらず表向きは良妻の嫁と気付かぬままの鈍い夫、
死んだ尼の代わりに新しく身代わりの尼が実家から送られて来て終わる。
クズ女のために生きる尼さんや真実を分かってもらえず憤死する姑が可哀想。
626名無しさん@おーぷん :2016/10/31(月)10:11:25 ID:zyg
現在進行形のまとめの話

報告者は初婚で小学生の娘がいるバツイチ女性と結婚した。
養子縁組もして実の子のように可愛がってきた娘が結婚する事になったのだが、
なんと離婚した実父を婚約者やその家族に紹介済みなので
式には参加しないよう言われてしまった。
実は元夫と報告者嫁は以前から寄りを戻していて先のシルバーウィークも
嫁と娘だけで旅行に行ったと思っていたら元夫も一緒だった。
旅先で婚約者一家とたまたま遭遇してしまい、流れ上元夫を
父親だと紹介してしまったのだった。
報告者は激怒し養子縁組の解消と離婚を嫁と娘に突きつける。
二人は泣いて謝罪はしたものの、報告者は「結婚を壊したい訳ではないから」と
婚約者一家にばらしたり実父に養育費を求めたり妻子に返還させる気はない様子。

あまりにも気の毒すぎて見ている方が辛い。
ばらしたり慰謝料とってほしいけど、それをしたところで
報告者の失われた時間は戻らないんだよな…年齢的に
男性と言えど再婚や子を持つのも厳しそうだし。
個人的に自分が婚約者やその両親ならすぐにでも教えてほしいが
この人は養子縁組解消と離婚にごねない限りはバラすつもりは
ないみたいで悲しい。
事実上実父と嫁による托卵みたいなもんなのになあ。
627名無しさん@おーぷん :2016/11/11(金)09:11:51 ID:30Z
>>602
原作読むと、タラオの役どころがワカメになっているだけで、
「バカガキには劇甘だけどカツオを些細なことで殴って怒鳴る」波平のキャラは同じだよ。

ただ原作の波平が明らかに「威厳持っているつもりだけど実はガキっぽくてドジかダメ親父」
に描かれているのに対し、アニメは「頑固で筋を曲げない理想の昭和の親父」にしてるので、
カツオがらみのエピソードが後味悪くなる。
628名無しさん@おーぷん :2016/11/15(火)22:02:18 ID:YEE
>>598
古田足日は共産党員。少年サンデー連載の戦記漫画を連載中止に追い込んだ、
「あかつき戦闘隊事件」の首謀者として悪名高い。

児童文学に組合マンセー、資本家倒せの主張はもちろん、
自分たちの主張に異議を唱えるたとえ子供でも反革命分子であり
醜く愚かな人間だからどんな手段を使ってでも叩きつぶすべきという、
いかにも左翼らしい意識が作品中に溢れているのは当然だ。
629名無しさん@おーぷん :2016/11/16(水)23:26:42 ID:4PO
Syndicateっていう昔のRTSゲームのFPSリメイク版
2069年。人口が150億人を突破、その半数(富裕層)には脳幹にチップが埋め込まれ、スマホとかPCでやってた事を身体ひとつで出来る便利な暮らしをしてるけど、
チップを持たない貧困層である残り半数は切り捨てられてるというディストピアでサイバーパンクな世界
人々は自分に埋め込んだチップを開発してる大企業の下で暮らしてて、国家の枠組みが企業にとってかわられてる
その大企業のうちのひとつにエージェントとして雇われてるのが主人公で、同業他社の企業スパイを始末したり逆に他社に押し入ったり…
そんな主人公とコンビの先輩エージェントは、同業他社に漏れた自社の最新チップの情報を潰す任務で自社の女科学者がその情報を流した証拠を握る
(この女科学者が洋ゲー特有のゴリラ顔で妙に主人公に色目使ってる感じがなんかイラっとする)
主人公達の会社のCEOは有能な女科学者を他に渡したくないので主人公と先輩に監視任務を言い渡すが、主人公達の目の前で女科学者が他社のエージェントに拉致される
先輩とはぐれた主人公は単身他社に乗り込み、女科学者の裏切りが確定したので殺害を命令されるんだけど、
他社エージェントに殺されそうになったところを女科学者に助けられて成り行きでそのまま二人で貧困地区に逃亡する
しかし貧困地区出身だった女科学者は、実は大企業を標的にした貧困層のテロリストの一味で、そこは彼女達のテリトリーだった
まんまと誘い込まれた主人公はテロリスト達に襲われ瀕死の重傷を負いながらも女科学者を追い、なんとか彼女を捕まえるが
そこで援軍を連れた先輩エージェントが到着しEMPグレかなんかで主人公ごと強制停止してしまう
チップにダメージを負った主人公は赤ん坊の頃の記憶を他人視点で見るんだけど、それが主人公の父親と母親を自社のエージェントが殺して、
椅子の下に隠されてた赤ん坊の主人公を抱き上げて立派なエージェントにしてやると言うCEOの姿だった
主人公や先輩達エージェントはそんな風に子供の頃連れてこられ記憶を改竄されて、
戦闘に不要な感情も痛覚も排除されたキルマシーンにされていた、と目覚めた主人公に助けられた女科学者が説明してくれる
女科学者はエージェント達に人間性を与えたかった、大企業の支配する世界を変えたかったと言うが、
彼女が焚きつけたせいで他社が主人公の会社にエージェントを送り込み戦争状態になってしまっていた
自社のチップを内部融解させ殺害できるキルコードをCEOが持っているため、主人公にCEOを殺すよう頼む女科学者(もうすでにうさんくさい)
行く手を阻む他社や自社のエージェント、そして先輩エージェントを殺して遂にCEOと相対する主人公だが、すんでのところでキルコードを送信され機能を停止させられる…
かと思われたが、何故かキルコードが無効になっており迫ってくる主人公にCEOはオフィスから身を投げて自殺してしまった
そこに女科学者が現れて、主人公のチップは貧困地区で戦ってる間にすでにCEOから切り離されていて、キルコードの事を持ち出して主人公を利用した事を謝罪する
そして主人公に拳銃を手渡して、もう誰の命令も受けない貴方は何をやるのかしら…とか言いながら火の海の中立ち去る女科学者の背中を主人公が見つつ拳銃に装填して終了
630名無しさん@おーぷん :2016/11/16(水)23:27:23 ID:4PO
つづき
撃て!この女撃っちまえよ!って思いながら実際撃つ操作したんだけど出来なくて物凄く消化不良だった
この女戦争起こす気なかったとか言いながら他社焚きつけてるし結局こいつのせいで企業とその街が大打撃を受けて多数の市民に影響及ぼしてるし、
それなら普通に皆ぶっ壊したかったとか言ってりゃいいのに変に善ぶってるから腹立つ
しかも主人公のフラッシュバックの中で倒れている母親の死体が一瞬女科学者の姿になるんだよね
つまりこいつはサブリミナル効果で主人公に自分への無意識下での愛着を持たせて利用してたわけで、
それってこいつが非難してる記憶改竄するCEOのやり口と大して変わんねーじゃねえかと
それと、FPSなので主人公は無口で顔グラもない無個性かと思っていたら終盤先輩エージェントを殴り殺す時視点が動いて、
初めて主人公の顔がプレイヤーに見えるんだけど、主人公は血まみれの自分の手を見つめて後悔するように顔を覆うんだよ
先輩はCEOの言いなりで民間人も容赦なく殺す奴だし最初の方しか共闘できないけど、
お喋りで面倒見よさげだしイケボだから女科学者より愛着あったんで悲しかったし、主人公のショック受けてる姿も可哀想だった
プレイ中に拾えるインテルには先輩が貧困地区の孤児でエージェントにするには年を取りすぎてたけどそれでもCEOに拾われて…って経歴が書いてあって、
まあそれもどこまでが改竄されてるのか分からないけど先輩は先輩なりに幸せだったんだじゃないかと
確かにエージェントは人として終わってるけどそれで今までやってきたんだからさあ…
今更主人公に人間性取り戻させてやらせたのが先輩殺して傷つく事ってもう感情ない方が良かったじゃんと思ってしまう
まあそれじゃストーリーにならないんだけどさ…
最初から最後まで作中で一番気に入らなかったキャラの独善で世界も主人公も滅茶苦茶、そいつは一人勝ち状態で去っていくとか納得いかなくて、
ホントにこの女撃たせてくれよー!って気持ちでいっぱいだった
それとゲーム自体が人気RTSのFPSリメイク!って大々的に打ち出した後発売延期とかあってgdgd、
日本版出ないぐらいの売れなさでマルチプレイも流行らないしもっさり操作感&画面酔いが酷くてプレイがつらかった
ストーリーの方も、かなり感情移入するタイプでインテル全回収する程度にはやり込んだ自分は後味悪い!胸糞悪い!って感想持てたけど、
正直先輩と主人公の共闘が少なくて先輩殺しのシーン見ても大半の人が( ´_ゝ`)フーンって感じだと思う
もうちょっと女科学者に好意を持てるようなキャラクターにしたり先輩との仲間意識を持たせてたら、シングルだけでも周りに勧めやすかったのになあ
6311/2 :2016/12/11(日)07:54:04 ID:dlR
大昔に読んだ柴田昌弘の短編。タイトルは忘れた。

物語世界はパラレルワールドの近未来。
環境汚染が進んだため、障害を持って生まれてくる子供が多くなっていた。
主人公(10代半ばの少年)も重度の障害の持ち主で、一日中ベッドの上にいる。
自分ひとりでは殆ど動くことが出来ず、外に出ることはおろか、部屋の窓まで行って外を
見ることさえできない。
主人公の母は他界しており、父は仕事仕事でめったに家に帰ってこない。
たまに帰ってくる予定があっても、「急な会議が入った」と言って、キャンセルされてしまう。
主人公の世話をするのは介護ロボットだ。簡単な会話機能はあるが、言葉で指示を出せるように
するためのもので、家族や友人になれるようなAIはない。
主人公は孤独で不幸だった。
部屋の天井は天窓(?)に変わる機能を持っていて、天気がいいときは空を見ながら日光浴が出来た。
しかし環境汚染のために空はいつも曇ってたり有害物質を撒き散らしたりしていたので、
主人公が空を見られることも少なかった。


ある日、主人公の下に同年代の少女から電話がかかってきた。
間違い電話だったのだが、主人公は少女に自分の状況を話して「君さえよければ、これから
時々電話をしてくれないだろうか」と頼んだ。
少女は快く主人公の頼みを聞きいれ、それから本当に電話をしてきてくれるようになった。
少女と主人公は気があって、会話はとても楽しいものだった。
主人公は少女のことばかり考えるようになり、電話していないときでも少女の声が空耳で
聞こえてくるくらいだった。
6322/2 :2016/12/11(日)07:54:57 ID:dlR
久しぶりに父親が家に帰ってきて、
「お前の体の問題のある部分を全て機械に置き換える手術を行う。これで自由に動けるようになるぞ」
しかし手術後の主人公の姿予想図は、とても人間には見えなかった。どう見てもロボット、
それもあまり人間に似ていないメカメカしいロボットだった。
多感な十代の少年にとって嫌悪しか感じられず、主人公はそんな手術なんかしたくないと強く拒絶した
しかし父親は高圧的に、「わがままを言うんじゃない!」と主人公を叱り付けるばかりだった。
どうやら手術は決定事項らしい。せめて一度でいいから今の姿のままで少女に会いたかった、
と主人公が思ったとき、少女の声が聞こえた。
(また空耳だ。……いや、実は少女は近くに住んでいて、それで声が聞こえたんじゃないか?
窓のすぐ外には、少女がいるんじゃないか?)
主人公は衝動的に介護ロボットに「僕を抱いて、窓の外に飛び出せ!」と命令した。
父親が止めるまもなく、介護ロボットは命令を実行した。
窓の外は、地上から100メートル以上の上空だった。驚愕の表情を浮かべて、主人公は落ちていった。


この話が書かれた当時、今とは逆に人口の増えすぎ(子供がたくさん生まれすぎ)が社会問題になっていた。
「日本は狭いのに、これ以上生まれても住むところがねーぞ!」な状態。
だから物語世界では、極端な人口過密状態になっており、住宅はみんな超高層マンションばかりだった。
主人公が住んでいるのはマンションの最上階だった。超高層マンション乱立のために外でもあまり
日光を浴びられないこの時代に、マンションの最上階に住んで日光浴をするというのは最高の贅沢だった。
父親は外に出られない息子のために、最高の贅沢を与えていたのだ。

少女は本当に主人公の部屋に近くに住んでいた。
「あら? 今、主人公くんの声が聞こえたわ」
と言った少女に家族が「主人公くんって、電話の? 何かの聞き間違いでしょう、この辺に
いるわけがないし」
「それもそうね」
と、少女は納得した。

最後に、崩れ落ちてがっくりとうな垂れている父親の姿が書かれて終わり。
6331/3 :2016/12/17(土)00:33:17 ID:kkq
奇譚倶楽部シリーズ「成就」 JET
舞台は大正か昭和初期の東京。
弱小新聞社の奇譚倶楽部の記者、金大中小介(20代後半)が出会う奇怪な事件を書いた
サイコホラー漫画。

小介は亡父の友人であった心理学者の家に訪ねた。
心理学者の研究分野はサイコな人についてなので、何かいいネタがあるんじゃないかと
思ったのだ。
心理学者は温厚な老人で、小介の頼みを聞くと笑って一通の手紙を差し出した。
「関係者はみんな死んでるので、人にその手紙を読ませても誰にも迷惑はかからない」
と言われたので、サイコネタが好きな小介は、わくわくしながら手紙を読み始めた。


手紙の書き手はA男。
A男は裕福な商人の一人息子だった。
母親はA男が幼いころに他界し、数年後に父親は後添えを娶った。
後妻となった女性は連れ子がいたので、A男には血のつながらない兄が出来た。
兄は陽気で社交的で、誰からも好かれた。また、人懐っこい性格だったので、
A男に色々話しかけたり、一緒に遊びに連れて行ったりした。
しかし陰気でひねくれた性格のA男は、兄に構われれば構われるほどに馬鹿にされている
ような気がして、兄のことを酷く嫌っていた。

時は流れ、A男と兄は青年になった。
兄は長身でがっしりしたイケメン男性で働き者になった。対象的にA男は背が低く、女性と
変わらないような貧弱な体型のキモメンで、ニートだった。
そのため、父親は生さぬ仲の兄を商売の跡取りにすることに決めた。

兄に恋人が出来た。相手の女性・小梅は良家のお嬢さんといった風情の愛らしい少女だったが、
実は駆け出しの娼婦だった(兄は承知の上)
そのため父親が激怒して「娼婦なんぞに商家の主人の嫁が務まるか!」と兄を怒鳴りつけた。
A男は小梅のところに行って、「あなたが兄と付き合い続けると、家業を継ぐことができなくなる」と
吹き込んだ。小梅は泣く泣く身を引くことを決意した。
小梅からの別れの手紙を受け取って呆然としている兄の姿は、とても愉快だった。
6342/3 :2016/12/17(土)00:33:58 ID:kkq
戦争が始まり、兄は徴兵された。
本来ならば跡取り要員の長男は徴兵されないはずなのだが、後妻の連れ子の兄ではなく
A男こそが商家の跡取り、とお上に見なされたため徴兵されたのだ。
兄は愚痴一つこぼさずに準備を整え、笑顔で「じゃあ、行ってくる。父さんと母さんを頼むな!」と
A男に告げて、戦争に行った。

戦時下のストレスから後妻は病死し、父親も病気で倒れて商売を続けられなくなった。
A男はそれでも跡を継ぐ気などなく、ニートのままだった。
時折兄から手紙が来た。
「元気でやっているか。こっちは上々だ。お互い頑張ろう」
いつもそんな内容だった。
なぜ兄は自分の不遇や困難を嘆かないのか。なぜ愚痴一つこぼさないのか。
A男は手紙を読むたびに、酷く苛立った。
そうこうするうちに戦争が終わり、兄が家に帰ってくることになった。
A男は金を使って小梅を探し出した。小梅はすっかり身を持ち崩して、最底辺娼婦になっていた。
A男はその小梅を妾にした。

兄が家に帰ってくる前日に、小梅は自殺を図った。
A男に止められた小梅は、「兄に今のすさんだ姿を見せたくない」と涙ながらに訴えた。
A男はそんな小梅をせせら笑って「死ぬなら兄に会ってからにしてくれよ。兄の大事な思い出が
汚れきっていることを見せ付けるために、わざわざ金を使ってお前を探したんだからな」
小梅は般若の形相で「鬼!」と叫んで家に火をつけ、A男を押さえつけて「あんたはここで
あたしと一緒に死ぬんだよ!」と叫んだ。
A男は逃げようとしたが、貧相な体格のA男は文字通り必死の覚悟の小梅からなかなか逃げられなかった。
冗談じゃない、こんなところで死ねるか。兄を放って死ねるものか。
と、A男は懸命に小梅を振り払おうとした。

気がつくと、A男は病院のベッドの上にいた。
体中にやけどを負っていて、ミイラ男のように全身を包帯でぐるぐる巻きにされていた。
そして見舞いに来た兄が、心配そうに顔を覗き込んでいた。
A男は兄との再会できた喜びのあまり、涙を流しながら兄に抱きついた。
兄もやさしくA男を抱きしめて、
「怖い思いをしたな。でももう大丈夫だよ、小梅」
なぜか兄はA男のことを小梅だと思っていた。兄だけではなく、医者を含めて周囲の人間
全員が、助かったのは小梅だと思っていた。
A男は戸惑ったが、全身を包帯で巻かれるような酷いやけどだ、男女の区別がつかなくても
仕方がないだろう、と思った。
6353/3 :2016/12/17(土)00:34:42 ID:kkq
A男はそのまま小梅として過ごした。(自分はA男だといわなかった理由は書かれていない)
兄はまだ小梅が好きだったので、A男(兄視点では小梅)をそのまま家に引き取った。

数日後。
A男は自室にいる兄に会いに行った。
兄は優しくA男を部屋に招きいれ、二人はソファに並んで座った。
兄はA男の肩を抱き、「俺がいたらなかったせいで、お前にはつらい思いをさせてしまったな」と
話し出した。
そして人が違ったかのように憎憎しげに顔をゆがめて
「あの畜生め。俺のお袋は妾上がりだったから、どうしても親父やA男に頭が上がらなかったんだ。
生まれつきボンボンのA男はそれをいいことに俺を好き勝手に使いやがる。何度殴ってやりたいと
思ったことか。
その上惚れた女まで取り上げられて、それでも何も言えない情けなさときたら!
許してくれ、小梅。俺がふがいないばかりに、お前につらい思いをさせてしまった」
A男に対する呪いのような言葉の数々だった。
しかしそれは、A男への本当の気持ち。A男が何よりも欲しかったもの。
こうして、A男の願いは成就したのだった。


とても嬉しかったので、A男は声を上げて笑い出した。
突然笑い出したA男を見て兄はまず驚き、次第に恐怖で青ざめて「お前は… 誰だ?」と訊いた。
A男は何もいわずに笑い続け、兄は部屋から逃げ出した。



「私の命も長くないでしょうから、あなたにだけは私の気持ちを知っておいて欲しかった。」
と、手紙は結ばれていた。手紙のあて先は、兄だった。
心理学者は
「生き残ったのは確かに小梅だった。いくら火傷が酷くても、男と女を間違うわけがない」
と付け加えた。
小介が「生き残った兄はどうしたんですか?」と聞くと
「死のうとしたよ。だが、心ばかりが片目と片足を失って、まだ生きさらばえているようだよ」
次のコマで角度を変えて心理学者の全身が描かれ、片目と片足がないことが読者に伝えられる。
636名無しさん@おーぷん :2017/01/18(水)04:48:03 ID:Bqq
結構有名なコピペだと思うけど貼っとく。

教授「じゃあちょっと二人か三人でこのことについて話し合って」
(ガヤガヤ)
ぼっち「・・・」←最前列の右端に一人で座ってる
教授「・・・君!一番前の君は話しあったのか?」←マイク入ったまま大声で
ぼっち「いえ・・」
教授「君毎回一人だけど授業困らない?」
ぼっち「特には・・・」
教授「え?今話し合ってないけど大丈夫なの?」
ぼっち「いや、あの・・・」
教授「指示したことができなくても問題ないってこと?」
ぼっち「そ、そうではなくて、一人で考えて・・・」
教授「一人じゃ話し合えないでしょ!?2・3人でやれっていっただろ?」
教授「これ試験だったらどうするの君?落ちちゃうよ?」
ぼっち「それならしょうがないです・・・」
教授「ふーん、名前なんて言うの?あと学籍番号」
ぼっち「いや、名前とかは・・」
教授「いやじゃなくて、これ中間の課題にするから成績つける関係で名前分からないと困るの」
ぼっち「もういいっす」(ダッ)←ノートと筆記用具ときもいリュックを小脇に抱えてものすごい速さで退出w
教授「何、どうしたの」
教授「何しに来てたんでしょうね彼は」
(ドッ)教室中大爆笑w

これ、ほんとに見る度に後味悪くなる。
ぼっちだと、既にグループができてる中に入りにくいし、話し掛けたとしても無視される可能性高いから話しかけづらい。
これ、たまに武勇伝スレに貼ってあることあるんだけど、どこが武勇伝なんだろう。教授の公開いじめにしか見えない。
637名無しさん@おーぷん :2017/02/25(土)11:55:31 ID:aYh
高橋葉介「もののけ草紙」から

中国人少女、シャオツー。
昭和20年夏、瓦礫の東京で死んだように横たわる少年を励ます女児を見つける。
女児の目鼻立ちはくっきりと彫りが深く、少年とは似ていない。

『お兄さん、しっかり。起きて』
「どうしたんだえ、その子はお前のあにさんかえ」
『そうよ、あたしのお兄さんよ。お兄さんはとてもかわいそうなの。
疎開先から戻ってきたら、おうちが焼けていたの。
お父さんとお母さんは、お庭に食べ物とお金を埋めて隠しておいたの。
でも盗まれてしまったの。だからお兄さんは、がっくりきてしまったの。お兄さんはお絵かきが得意なのよ』

…少年は飛び起き、女児を押し退けて瓦礫の中からスケッチブックを掘り出す。
『どうして負けたんだ!もう少しで勝てるはずだったのに!』
『お兄さん』
『うるさいな、どけ!』
…少年のスケッチブックに描かれていた秘密兵器、空飛ぶ軍艦と同じものが空に現れ、縄梯子から軍人が降りてきた。

『待たせたな○○君!私は鬼頭将軍、南方の秘密基地で君の考案した秘密兵器を作成していたのだ!今こそ反撃の時!さあ共にゆこうではないか!君の考案した機械兵!毒瓦斯兵器!全ては我が手中に!』
…縄梯子を登ろうとする少年を、女児は止めた。

『お兄さん、その人と一緒に行ってはいけないわ』
『うるさい!「あめりか生まれのせるろいど」のくせに!お前を作った国のせいで、僕の妹は死んだんだ!』
女児の顔にひび割れが広がって動かなくなり、空飛ぶ軍艦も軍人も消え、少年は横たわったまま死んだ。

実はシャオツーは超能力少女で、瀕死の少年に気力を与えて生き返らせてやろうと、「兄を励ます妹」の幻覚を見せてやったのだった。
シャオツーがセルロイド人形を抱いて泣いていると、食べ物を手に入れた師匠(お座敷芸人。超能力仲間)が戻ってきた。
「シャオツー、泣いているのかえ。その子は…死んだのかえ」
「うん、姉御。死んだよ」
シャオツーは泣きながら、「青い眼の人形」を口ずさんだ。
638名無しさん@おーぷん :2017/03/03(金)21:01:32 ID:mtd
3年くらい前?に放送された水曜日のダウンタウンの一場面が後味悪かった。
企画内容は「テキ屋VSその道のエキスパート」みたいな内容(射撃のテキ屋なら、射撃のエキスパートみたいな)。
で、後味悪かったのが、射撃のテキ屋の場面。
スタッフが「本当に景品を取れるようになってるんですよね?」と聞いても「それはお兄さんのやり方次第。」とはぐらかす。
で、そんなテキ屋に挑むのは、自衛隊の射撃訓練の教官をしていた男性。
重心を崩すために景品を支えていた小さいガムの箱を狙うという戦法で5発撃つことに。
で、最後の5発で景品を倒せたんだけど、テキ屋はニヤニヤしながら「お兄さん、残念ですね〜www」
その瞬間に今まで伏せていた紙を裏返してみたら、ルールが書いてある紙。
その紙には注意事項として「前のめりに倒れた場合は景品が当たったとはみなしません」と書いてあり、「前のめりに倒れたので残念ですね〜ww」とのたまった。
そんなの後から言うなよ...。そりゃ、数百円で数千円する景品ゲットされたら採算合わないのはわかるけど、卑怯すぎるわ...。
639名無しさん@おーぷん :2017/03/04(土)04:01:42 ID:Iwd
>>638
テキ屋だからね
これで後ろに倒れていたら後ろは無効にされていたんだろう

同じく水曜日のダウンタウンで「鎖鎌最弱説」も感じ悪かった
鎖鎌を始め棒術やトンファー、ヌンチャクとマイナーな武器の異種格闘技戦で
最弱武器を決める企画なんだけど鎖鎌代表の選手は宗家とは言え眉やヒゲも真っ白な年輩のおじいさん
他の選手は2,30代くらいの現役バリバリの若者や中年だけどとにかくおじいさんより若い人ばかり
そのせいか鎖鎌代表のおじいさんは全敗し鎖鎌最弱説が立証された

先日の再放送だとさらっと流されたけどリアルタイムのはすごく馬鹿にした感じで
宗家のおじいさんに対しても無礼な扱いで不快感を示す態度すらゲスな笑いの対象にされていて本当に胸糞悪かった
マイナー競技でも真剣にやっている女の子も出てきたのに
あんな扱いで放映されたんじゃしょっくなんじゃないだろうか
640名無しさん@おーぷん :2017/03/09(木)05:48:57 ID:cE9
大阪のお笑い…というよりダウンタウン抱えてる吉本興業の笑いって、
いじめてもクレームつけてくるような人がいない弱者やマイノリティを嘲笑する、
いわば村社会での憂さ晴らしみたいな方向性なんだよな。
大阪で生まれ育って一番嫌だったのがこういうお笑いを娯楽にする文化だった。
641名無しさん@おーぷん :2017/03/21(火)05:49:49 ID:jSM
昨日やってた世界まる見えが後味悪かった。
アメリカの番組で、ネット恋愛をしている人が騙されてないかどうか実際に相手の素性を調べて依頼人とご対面させるっていう番組があった。
昨日のまる見えでやってた回は、7年間ネット恋愛してきたが、プロフ写真が加工して細く見せてる自分の写真だという太った女性が依頼人の回だった。
相手のプロフ写真はイケメンマッチョで女性は心底惚れていた様子だった。
一応、番組側が「彼もあなたと同じようにプロフ写真を加工していたりしてるかもよ?」と確認したところ、女性は「外見じゃない。彼の性格が好きなのよ。」と言っていた。
そして、男性と対面することになりワクワク顔の女性。
出てきた男性は番組側が危惧した通り、プロフ写真のようなイケメンでもマッチョでもない、太った男性だった。
しかし、男性は女性を見て「写真の通りの美人だね!」と喜ん でいた。
そして、女性に本格的に付き合いたいと思っている旨を話していた。
しかし、女性は浮かない顔 。
あとで個別に話を聞いて見たところ、「確かに外見で好きになった訳では無いけど、あまりにも違いすぎるから無理!」と男性を拒絶。
その後、日を改めて話し合うことになったが、女性の態度は一転して男性に対して冷たい態度だった。
番組が説明した後日談では、男性の猛プッシュで一応友人関係としてスタートすることにはなったものの、そこから恋愛に発展していくことは難しいかもしれないということだった。
あんだけ、「彼の外見は関係ない。」「性格で好きになった。」と言っておきながら、外見がプロフ写真のイケメンと違うからという理由でいきなり態度を変える女性に対してモヤモヤ...。
お前も写真を加工しまくってた癖に文句は言うのか...。
それに男性はプロフ写真のようなイケメンではなかったけど、女性に対する対応を見る限り、誠実で優しい人だっただけに可哀想だと思った...。
やっぱり結局見た目が大事だったんだなと後味が悪くなった。
642名無しさん@おーぷん :2017/03/27(月)02:18:29 ID:oUL
阿部共実『あつい冬』
女子高生二人が路上で漫才の練習をしているとボケ役の方が突然「あつっ」と口走り
そのままブクブクと泡立って蒸発してしまう
一部始終を見ていたツッコミ役は残されたボケ役の制服に「なんでやねん!」とツッコむ
そこから韻を踏むように
「人体が溶けてなくなるって何度やねん!」
「死亡時刻って今はいったい何時やねん!」
「あんたのとこのおばさん一人遺されて難儀やねん!」
と内容が変化していき
「あんたの家に遊びにいった時、何やらおいしそうに飲んどるから分けてもらったらくっそまずかったわ。あんたが飲んどったの淡麗やねん!」
「昔からかってきた男子をボコボコにしたあと渋い顔してブラックコーヒーをすすっとったよな。ダンディやねん!」
と幼なじみだったボケ役との思い出に切り替わったあと
最後のコマで「どうすんねん…」と泣き崩れるツッコミ役を映して終わり
ボケ役に何が起きたのか、説明が一切ないまま始まって終わった
643名無しさん@おーぷん :2017/03/29(水)23:51:11 ID:Um2
なんで→何度→何時→難儀 まではわかるが、
難儀→端麗が韻も意味も繋がりなくて後味悪いな
644名無しさん@おーぷん :2017/04/03(月)06:17:16 ID:qgk
>>643
うろ覚えだから順序が違うかもしれん
間も多分抜けてるわ
645名無しさん@おーぷん :2017/04/09(日)05:33:23 ID:ybb
死役所

亡くなった人は死因別に日本の市役所みたいなところに回され、
そこで手続きした上で成仏したり地獄落ちになるという設定。
ある時工場の事故で亡くなった若い女性Aが死役所に訪れる。
彼女は生前猫をいじめていた子供を怪我させてしまった関係で有罪・執行猶予の身だった。
そのためどこにも雇ってもらえなかったが、ある零細工場の社長に拾われる。
豪快で気のいい社長はAだけでなく訳ありの人間を拾っては雇う懐の深い人間だった。
社長の下で技術を学び資格もとりますます社長を尊敬するAは
落ちてくる金属から社長をかばい死んだのだった。
Aは社長を尊敬していたのにまだ若い自分が老い先短い社長を庇って
死んだ事を後悔し、そんな感情を持つ自分に罪悪感を持ち悩んでいた。
シ役所の職員であり主人公でもあるシ村に諭され落ち着くAだが真相は彼女が見ているものとは違っていた。
社長に恩を感じていたのはAだけで他の従業員たちは訳ありをいいことに
保険にも入れさせず、異常な重労働と低賃金で働かせ私服を肥やす社長を恨んでいた。
その為A以外の従業員が結託し社長を事故に見せかけて殺そうとしていたが
Aが身代わりになってしまったのだった。
「だからAちゃんにも計画を教えといたら良かったのよ」
「Aちゃんが乗るわけないじゃないか。社長の事大好きだったのに」
「あんな強欲な男を」
「あんな男、罪の意識で自殺したらいいのに」

Aが命を捨てて救った男がクズだったこと、今後まず罪の意識なんて感じもせず
引き続き従業員をこき使うんだろうというのが見えて後味悪かった
646名無しさん@おーぷん :2017/04/12(水)12:27:37 ID:sZj
ある認知症患者の話。


認知症症状のせいか食べていないのに食べたと認識していて「さっき食べたのにまだ食べさせるのか!」と怒ってしまう。
自分の思い通りにならないと拳を振り上げて「殴るぞ!」と脅す。けれど殴る前に職員に止められて、泣きながらベッドやなにやらを殴る蹴るしてふて寝する。
家族のことを思い出す時彼はいつも怒っている。「離婚だ!勘当だ!」と感情を爆発させた後でいつもこどものように泣いている。
「俺が悪かった、見捨てないでくれ」と職員に泣きつき時々若い女性職員を妻と認識してベッドに引き摺り込もうとするが、黙って引き摺り込まれる職員はその施設にはいない。
ある女性職員は「俺が帰ったらお前を連れていく!」と言われているが「二度と帰れないのにね」
女性職員は苦笑する。

彼の血縁は既に彼を見捨てている。実の娘は「面会したら殴ってしまいそうだ。母は結婚してからずっとこいつに縛られてきたんだ」と吐き捨てて、実の息子はのらりくらり。
妻は施設の職員に「よろしくお願いします」としか言わず、大切な連絡も聞き流す。
このひとはDV男だったのか……?と施設の新人職員は思う。
因果応報だよ、とベテラン職員はいう。
今まで彼がしてきたことが今、彼に返ってきているのだと。


聞いてから心にもやもやしたものが。
647名無しさん@おーぷん :2017/04/12(水)16:40:57 ID:cxD
後味すっきりじゃねーかw
648名無しさん@おーぷん :2017/04/12(水)20:55:39 ID:sZj
>>647
そういえばすっきりしている……。話聞いたときは我儘DVじいさんにもやもやしたのに。
テレビの音に「あそこがやかましい!誰だ!テレビ!?そうじゃない!ぶん殴ってくる!」ってぶちギレるそうだから、暴力で支配してきたひとなんだろうなー
まあじいさんも症状重いばあさん(力の加減ができず幼児のようになってる)に日々叩かれまくってるらしいので、してきたことが返ってきている
649名無しさん@おーぷん :2017/04/13(木)03:18:52 ID:ICO
介護で復讐と言えばあるお婆さんの息子は金だけ出して一切顔見せに来ない話が後味悪かった。
職員どころかお嫁さんですら会ってあげてと説得するんだけど絶対嫌だと。
曰く、お婆さんは共働きで仕事人間だった。
いつも仕事ばかり優先して学校行事はおろか体調を崩して心細い時ですら
仕事に向かい泣いて行かないでと頼んでも看病してくれなかったと。
その分良い暮らしはさせてもらったからそこには感謝しているから
自分も金だけ出して面会はしないんだと。
息子さんの気持ちも分かるが、親だって子のために働いていたのにこの結末はやるせない。
650名無しさん@おーぷん :2017/04/24(月)20:34:37 ID:9TG

昔読んだマンガ8マンの最終回
主人公は犯罪者に殺され、サイボーグとして蘇った東八郎こと8マン。
普段は探偵として働いていて、物凄いスピードで走れどんなものでも透視できどんな人物の顔にも変えられる能力をもつ。(体には変身機能が付いてないので8マンのまま)
最終回は身体の細胞をどんな元素にも変えることができるをコズマ博士との戦い。
コズマはこの元素を変える方法を日本に滞在したマフィアに売りつけようとしたら、そこに8マンが現れてそれを阻止する。
それを逆恨みしたコズマは東探偵の事務所にコズマが現れ暴れ出し、東探偵の助手に手をかけようとした瞬間東探偵がそれを止める。しかしコズマが空気を炎に変えて東探偵を燃やしてしまう。しかし服が燃えてしまい正体がバレてしまう。
長すぎるので少し切ります
651名無しさん@おーぷん :2017/04/24(月)20:36:52 ID:9TG

その事実を認められなくて呆然としてる助手達。
もう正体がバレてしまってもう自分のいる場所がなくなってしまった8マンはコズマとの最終決戦をする。
大きくも小さくもなれ、どんな攻撃もはね返す(能力は元素を変えるだけなのにここんところ意味不明)コズマに対してエイトマンは最終兵器フォノン・メーザーを使用、神経細胞を破壊してアメーバーのような怪物に変えて焼き払う。
戦いの後探偵事務所に戻ったが、生きる屍である自分を受け入れてくれるはずがないと思い結局戻れず夜の街に消えていった。
子供向けの作品なのにすごくハードで読み終わった後子供心ながら切ない気持ちになり涙が出てきた。



652名無しさん@おーぷん :2017/04/25(火)01:38:08 ID:pdj

その時代のヒーローものは暗い終わり方多かったな
原作タイガーマスクは子供庇って死んじゃうし
特撮ものでも最終回くらいで寿命が来て一人立ち去るみたいな話があった
653名無しさん@おーぷん :2017/04/30(日)19:28:19 ID:Kfk
「制裁」という小説

刑務所から病院への護送中に囚人が脱走、逃げたのは幼女ばかりを狙った強姦殺人鬼
ちょうどその頃、とある父親が5歳の娘を保育園へと連れて行こうとしていた

保育園へ娘を送り届けて父親は仕事場へ、そこでたまたま見たニュースで凶悪犯の脱走を知る
見覚えがある凶悪犯の顔、実はその日保育園でその男を見かけていたのだった
慌てて保育園へ連絡を入れると娘の姿がないという

嫌な予感は的中、娘は凶悪犯に連れ去られていた
あっけなく遺体で発見される愛娘、抜け殻になってしまう父親
だが、犯人はかならずまた同じことをやるだろうという警官の話を聞き、
これ以上の犠牲を出さないため、父親は自らの手で犯人を処刑しようと決意を固める

執念からか、警察よりも早く犯人の居所にあたりを付けてあっさりと犯人を射殺
その後逮捕され裁判にかけられるが、犯人は更正の余地がない危険人物であり、
早速次のターゲットを定め保育園近くに潜伏していて犯行は時間の問題だったこともあって
少女たちを救った英雄として多くの同情を集めて無罪になる
またこの判決を受け、各地で民衆によるワイセツ野郎狩りが行われる

一度は無罪になるも、控訴審で懲役刑を言い渡される父親
収容先は件の犯人がいた刑務所で、そこでは性犯罪者は隔離収容されていた
理由は性犯罪者の安全のためで、彼らはワイセツ野郎と呼ばれ一般の囚人から毛嫌いされていた
中には殺意を持つような者もおり、一緒に収容してしまうと命に関わりかねない

そこに、かつてのトラウマから性犯罪者を激しく憎んでいるリーダー格の囚人がいた
新入りが入ってくるという情報と、刑務官らの雑談から、新入りがワイセツ野郎だと勘違いしてしまう
収容されてくる父親、ワイセツ野郎を許さないと怒りに狂う囚人、誤解は解けぬまま父親は刺されて死亡
その後の警察による尋問で、自分の勘違いだったことを知らされ叫び声をあげる囚人で終幕

その囚人にも娘がいて、凶悪犯を処刑した父親のことを英雄視してた
ろくでもない悪党ではあるんだけど、性根が腐ってるわけじゃないからそのラストがとても悲痛
父親は抜け殻にはなってたけど、刑期をつとめ終えるまでおそらく待っててくれる恋人もいたのに
あまりにも救いのないラストに鬱になったよ
654名無しさん@おーぷん :2017/05/11(木)19:06:07 ID:DYA
誰か元ネタを知ってたら教えてほしい。20年ほど前に小学校の先生から聞いた話。

『魔女は死んだ』

ある小さな村に男の子と女の子がいた。
人口が少なく他に遊び相手もいなかったので、二人はいつも一緒にいた。
村人らは「彼らは大きくなったら結婚するだろう」と思っていた。

男の子が凛々しい若者になり、女の子が美しい乙女になった頃、村に旅人がやってきた。
旅人は乙女を妻に迎え、村に住み着いた。
若者は独身のままだった。乙女が母親になった頃にも彼は結婚しなかった。
開発で村が町となり、にぎやかになっても彼は一人で暮らしていた。
655名無しさん@おーぷん :2017/05/11(木)19:06:30 ID:DYA
 生まれた娘は3歳になり、近所の人々を集めて誕生パーティが開かれた。
ところがパーティの最中にいつのまにか主役の女の子がいなくなってしまった。
両親が辺りを探しに出かけると、呼ばれていた幼なじみはこういった。

「みんな、待っている間にゲームをしよう。『魔女は死んだ』というゲームだ。
さあ輪になって電気を消して。真っ暗じゃないと面白くないからね。
これから僕がたとえば『魔女は死んだ。これは魔女の指だ』という。
そして冷凍ウィンナーを隣の人に回していく。
真っ暗だから冷たい小さな棒は本当に魔女の指みたいに思えるってわけだね」

集まった人々は不気味な雰囲気に興味津々だ。
「魔女は死んだ。これは魔女の歯だ」
「硬くてコロンとしてるわ。ジャイアントコーンの乾燥させたやつかしら」
「魔女は死んだ。これは魔女の内臓だ」
「ウワー、ぐちょぐちょってした。血生臭いぜ。豚の内臓か?」

そこに両親が帰ってきた。
「どうしても娘が見つからないの。皆さん、申し訳ないけど一緒に探してくださらない?」
 
そして部屋の電気がついた。 (終)
656名無しさん@おーぷん :2017/05/16(火)05:02:58 ID:1tK
代理母をテーマにした漫画

裕福だが子宝に恵まれない夫婦がいた。
不妊治療を頑張ってきたが、妻原因のため夫は無理せず二人で生きる道を提案するが
妻は諦めきれずに夫の反対を押し切り東南アジアで非合法の代理母を使うことにする。
面接した代理母は若くて可愛らしく素直な少女で彼女を気に入った妻は契約を結ぶ。
帰国した妻は少女と頻繁に連絡を取り、少女とお腹の子を気遣い仕送りし着いたが
夫との仲は次第に溝が深まり出産を待たず離婚に至る。
やがて出産の連絡が入るが、生まれた子には少し障害があるため
日本に来るのは難しいとのことで妻は仕事を掛け持ちし仕送りを続ける。
実際は子供はとっくに亡くなったか堕胎されており少女は妻のことは金ヅルとしか思っておらず
適当な写真を送って騙していた。
そんな事とはつゆ知らず、妻は今日もまだ見ぬ我が子のため身を粉にして働き、送金するのだった。

ちなみに離婚した夫はその後別の女性と結婚して子供に恵まれている。
だからこそより妻が子供に執着している。
頭では夫の思いやりを受け入れず一人暴走した妻が悪いと分かるんだけど
子を思い気持ちは本物だからやはり哀れに感じた。
657名無しさん@おーぷん :2017/05/16(火)09:41:09 ID:KXw
「子供に心血注いでるアタシ」に酔ってるだけにも聞こえるなぁ
適当な写真で騙されてるってことは妊娠中から1回も直接会いに行ってないわけでしょ
我が子誕生の直後ですらも駆けつけてないってことだよね
最終的には再婚して子宝に恵まれた夫に張り合うためだけに金送ってるようだし
658名無しさん@おーぷん :2017/05/18(木)12:25:14 ID:k7s
アメリカの代理母では
代理母を引き受けた女が実は重度の麻薬ジャンキーで、妊娠したとたん
麻薬を買う金を寄越せ!じゃないと子供を堕胎する!と散々相手側を脅して金をふんだくり、麻薬三昧
出産したとたんにがっぽり礼金を受け取って子供を押し付け雲隠れ
生まれた子供は重度の麻薬中毒者の子供特有の障害があったとか
っていう実話を以前テレビで見たな
659名無しさん@おーぷん :2017/05/20(土)12:00:59 ID:9pu
知人のヤフオクであった話。
商品を落札したが商品がいつまでたっても送られてこない。
被害者が多いらしく、弁護士が出品者のところに連絡したところ
出品者が死亡していることが判明。
出品者は借金をしていて、入金された金額で商品を購入し発送するという
自転車操業を行っていた。恐らく自殺であるとのことだった。
結局、落札した商品もなく入金した金額も戻ってこない上に、自殺するまで追い込まれた
犯人を思うと憎み切ることもできない。
660名無しさん@おーぷん :2017/05/25(木)07:01:40 ID:lwW
うかる!マンガ宅建士入門!

名前から分かるよう、宅地建物取引士資格試験の教材マンガ。

主人公は宅建士の資格取得を目指している不動産会社の新入男性社員。
お調子者だがまだまだ未熟で、相談に来た顧客や知人に正しく答えられないことが多い。
そんな時には豊富な知識を持つ謎の女性が現れて、主人公に的確なアドバイスをして去っていく。

この女性が主な解説役なのだが、不動産会社の近くを走るタクシーの運転手も解説役を担う。
こちらは、不動産について悩みやトラブルを抱えた乗客に対しさりげなく助言をし、主人公達との絡みは少ない。

このように試験に出る重要事項を簡潔に分かりやすくまとめてあり、面白く読みやすいのだが
ラストが微妙に後味が悪い。
661名無しさん@おーぷん :2017/05/25(木)07:02:09 ID:lwW
マンガの最後の方で、主人公は女性に何故そこまで不動産取引に詳しいのか尋ね、彼女は答える。
女性の父は町工場の社長で。あるとき工場を拡張するため土地を入手するも、その土地の土壌汚染が発覚した。
ところが売買契約書には『このような瑕疵について売主は責任を負わない』と規定されていた。
実は、売主が土壌汚染を知っていながら告げなかった場合は上記規定は無効で、売主に損害賠償請求等が出来る。
しかし、父はそのような知識を持っていなかったため上記規定を信じてしまい、
汚染された土地を抱え込んだ父の会社は倒産し、両親は自殺してしまったと。

彼女は売買を仲介した宅建士も売主とグルだったのではないかと疑っている。
親戚に引き取られた後、宅建の知識を身に着けた彼女は、その宅建士を許せず今も捜し歩いているのだという。

それから数日後、例のタクシーに乗る主人公(二度目)。不動産について知識豊富な運転手に何故そこまで詳しいのか尋ねる。
すると運転手は語る。
かつて宅建士として不動産会社に勤めていたこと、その際仲介した不動産売買で土地に土壌汚染があったこと。
彼は土地の土壌汚染について知らずに仲介してしまい、慌てて買主に損害賠償ができることを告げようとしが、
時すでに遅く、買主が自殺してしまったことを。

彼は命を絶った買主の残された娘に真相を伝えるようとしたが、親戚に引き取られたという娘の消息を掴むことはできなかった。
彼は娘を探すため、会社を辞めタクシーの運転手になった。

それを聞いた主人公は、その娘こそが例の女性であることに気付く。
「もし娘が当時の事を誤解し、恨まれていたら?」と運転手に聞く。
運転手は「それでも真実を告げるだけだ」と笑顔で答えるのだった。
662名無しさん@おーぷん :2017/05/25(木)07:02:51 ID:lwW
それを聞いた主人公は「きっと会えますよ!真実を教えてあげてください!よーし、今年こそ宅建士に合格するぞー!!」
そしてタクシーと例の女性がすれ違う場面で終わり。

…何故、女性と運転手を引き合わせてやらないのか、教えてあげないのか謎。尺の問題なのかもしれないが、
特に女性にはさんざんお世話になっているのにも関わらず、適当に流してしまう主人公が後味悪い。
663名無しさん@おーぷん :2017/05/26(金)05:03:45 ID:vP8
ニンテンドー64のマリオストーリーに、コブロンという青いモグラのようなキャラクターがいる。
敵ではなく、話しかけると自己紹介と挨拶をしてくるだけで、ストーリー進行には全く関わらない。
しかし、ハンマーで叩くと「タンコブ」というアイテムを落として逃げてしまう(しばらくすると元の場所に出現する)。
この「タンコブ」は非常に回復効果のあるアイテムであるため、気付いたプレイヤーは定期的にコブロンを殴りに行くようになる。

だが、このコブロン、殴るたびにセリフが少しずつ変わっていく。段々記憶力が落ちていくようで、自分の名前や天候、
朝ご飯を食べたか否かも分からなくなっていく。
そして、最後に会う時には精神がぶっ壊れたように歌っている。
それでも尚、殴ると死んでしまい、もう二度と現れなくなるのだ。

敵でも何でもないのに、殴ることが可能で、尚且つ高性能アイテムでプレイヤーが殴るように誘導して、結果殺させてしまう…
トラウマになっているプレイヤーも少なくなく、制作側の悪意が垣間見えて後味が悪い。
664名無しさん@おーぷん :2017/05/26(金)08:23:23 ID:vP8
さらに、周辺住民の話やコブロンがほかのキャラクターに宛てた手紙から、
かってコブロンは沢山生息したが、タンコブ目当ての乱獲で滅びてしまい、
彼が最後の一匹であったことがわかる。
665名無しさん@おーぷん :2017/06/05(月)04:38:19 ID:Mu6
Eテレ お母さんといっしょの「パコ」という歌の内容が後味悪かった
簡単に言うとドラゴンのパコが人間の子供と仲良くなり一緒に遊んだり冒険する
しかし子供は大きくなるとだんだんパコとは遊ばなくなりやがてパコの所に来なくなった
パコは悲しみ祠に引きこもり二度と現れることはなかった
666名無しさん@おーぷん :2017/06/20(火)21:59:09 ID:MhN
>>665
一応真面目に突っ込んでおいてやるが、
それはピーター・ポール&マリー(PPM)の名曲「Puff(パフ)」
じゃないか?

http://youtu.be/gOpzBoyvo2w

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後味の悪い話