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後味の悪い話

1693/3 :2014/06/28(土)16:33:24 ID:GblkEJbyI
妾宅は百姓家がまだ残る郊外の、わずか三間の瀟洒な家で、小さな庭がついている。
バラック小屋ひとつで得た250万のリベートなら安いくらいだ、しかも借地なら地代は俺の払いじゃないか、と北沢は思った。
妾と母親は手放しで喜び、北沢を拝まんばかりである。

北沢は新築祝いに赤堀を招かない訳にはいかなくなった。
当日の朝、妾宅に豪華な祝いの品が次々と運ばれた。
床の間に並べられたそれらを検分する北沢は、水引をかけられた奉書に赤堀のみならず札付きの悪徳土建屋二人分の名刺がべったりと貼り付けられているのを発見した。

赤堀は祝いの席に、「課長さんに敬意を表したい」というその二人を連れてきた。
ビールが次々と抜かれ、酒と料理が運ばれた。
妾は厚化粧でお酌した。

弱味を握られた。俺は収賄官吏だ。
北沢は三人の悪魔と酒盛りをしているように思った。
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