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後味の悪い話

166名無しさん@おーぷん :2014/06/28(土)07:58:03 ID:XhzDs1eWl
芥川龍之介の「手巾」

主人公である教授は、演劇に関する本を読みながら優雅に午後を過ごしていた。
するとその時、客が来た。見覚えのない婦人だったので、客間に通して話を聞くと、昔の病弱だったとある教え子の母らしい。息子が死にました、と母は話す。そのまま彼の大学時代を二人で思い起こすか、教授は違和感に包まれていた。この母親、涙どころか悲しみの表情ひとつ浮かべていない。ちょうどそれを不審がっているとき、教授はペンを落としてしまう。拾おうと屈んだとき目に入ったのは、テーブルの下で自分のハンカチを千切れんばかりに握りしめる母親の手だった。

彼女が帰ったあと、教授は母親の挙動に情緒を感じたと、上機嫌で読み掛けの演劇読本を進めていく。そのうち、それの中に「顔には微笑を湛え、手ではハンカチを握りしめて悲しみを表現する技法、私はこれを臭味と名付けた。」という文を見付ける。
演劇と現実は違うが、いやしかし、いや……教授は母親が良い人間かそうでないかを考え出す。勿論、答は分からないが……

うろ覚えでごめん
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