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後味の悪い話

1462/2 :2014/06/18(水)08:57:16 ID:Y528SLjqE
夜の10時頃、小介は同僚の雅夢と一緒にA男邸を訪れた。
A男邸は、まだ早いのに灯りが全て落ちていて、しかも焦げ臭い匂いがしていた。
慌てた小介と雅夢は、A男邸に突入する。

A男邸は火事だった。
A男を探して小介たちが家の中を歩き回っていると、下男が「お嬢様に近寄るな!」と
叫んで銃を乱射してきた。
雅夢は冷たく笑って下男に飛びかかり、首の骨を折って下男を殺した。

先へ進むと、A男の惨殺死体があった。
少し離れて、妻がどこか虚脱した表情で座り込み「A男さん、私たちの子供がいないの… 
どこにもいない…」と呟いていた。
妻の前にはメイド二人の惨殺死体が有り、妻はナイフでメイドの体内に
「A男との子供」を探していた。


連続殺人事件の犯人は妻だった。
妻は姉とA男の親密さを常々気にしていた。そんな中で妻は妊娠し、これで「妻の座」を
守れると安心した。
しかし、子供を流産してしまった。
妻は流産したあと、生理が来るたびに夢遊病のようになっていた。
そして、A男との愛の証である「A男との子供」を探すためによその女性の下腹部を
ナイフで探索していたのだ。後始末は、下男がやっていた。

A男は妻が愛しくないわけではないが、真に想っていたのは姉であり、
姉もまたA男を愛していた。
そして5人目の被害者のメイドの赤ん坊は、A男と姉との子であった。


包丁を持った姉が現れ「A男の仇!」と妻に襲い掛かった。姉は妻を殺したが、
自分も左腕を切り飛ばされていた。
小介が「すぐ医者に…」と話しかけると、姉は
「やめて。あの女がA男と一緒に死ぬなんて許さない」と言い、A男の死体に寄り添った。

火は近くまで迫っており、姉は苦しげにむせこんだ。
どうしていいか分からず、呆然と姉を見守る小介に、姉は柔らかく微笑んで
「小介様。楽にして下さいますわね」と頼んだ。

小介は姉の頼みを叶えたあと、雅夢とともに悄然と帰っていった。
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