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後味の悪い話

1363/4 :2014/06/13(金)07:29:21 ID:txMIqtTWi
妃沙子は身一つで財産を築き上げた独身女性だ。
路上ライブなどをやっている若くて夢があって貧乏な20歳前後の若者を見ると、
「手助けしてあげたい」と食事をおごったり家に招いたりする。
若者たちは妃沙子に感謝し、招かれた者同士でも仲良くしていた。
若者たちは妃沙子に飽きられる前、1年か2年程度で妃沙子から「卒業」していったが、
唯一の例外が養子の純だった。
純も妃沙子に招かれた若者の一人だったが、天涯孤独の身だったし、
妃沙子と意気投合したためは数年前に養子縁組をしたのだ。
養子縁組してからしばらくのこと、妃沙子に特別扱いされている純に嫉妬した若者が、
純を襲って顔がわからなくなるくらいにボロボロにして殺した、という事件が起きた。
しかし実は襲われたのは純ではなく、純と少し顔立ちが似ている明だった。
犯人は直ぐに逮捕され、明もまた天涯孤独だったので、葬式などは妃沙子が行った。
また、妃沙子は猿の左手のミイラを大事に持っていた。
物語と同じく、猿の左手に祈れば願いが叶うと信じていた。
「物語では、願うことを間違えたから失敗したのよ。私は大丈夫」と言って
金庫の中に大切に猿の左手をしまいこんでいた。


警察は妃沙子の周囲にいる若者たち3名ほどを呼んで、
「純は本当に泳げないのか?」と質問した。
若者たちは少しためらってから、妃沙子と純と一緒に旅行した時の話を教えてくれた。

地元の子供が川で溺れて、一緒にいた子供たちが川の近くにいた純に助けを求めた。
しかし純は、真っ青な顔で動けなかった。
子供たちは純が泳げないと気づいて、ほかの大人を探しに行った。
助けるのが遅れたためか、溺れた子は助からなかった。
青い顔をした純が、子供の遺体に何度も「ごめん、ごめんよ」と謝っていた。
あれは絶対演技ではない。
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