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後味の悪い話

1332/2 :2014/06/12(木)23:22:24 ID:JyI5wRPs9
<第二部:毒姫キーヤ>

C国はB国に貢物を送らねばならない立場であり、若い娘達も貢ぎ物として求められていた。
C国はB国に送る娘たちを、全員毒姫にすることにした。
毒姫とは、赤ん坊の時から少しずつ少しずつ毒を採らされてきた女性だ。
ずっと毒を撮り続けているから体液全てが毒に変わっていて、キスしただけで相手を
死に至らしめることができるのだ。

キーヤ(10代後半)もそんな毒姫の一人だ。
外国人のためか他の毒姫たちとすこし距離を置いており、時折異国の歌を歌っていた。
「その歌は誰から教わったの?」と聞かれると「母からよ」とキーヤは答えた。
キーヤの母はキーヤを産んですぐに死んだことくらい、皆知ってるのに。

キーヤ達毒姫は貢ぎ物としてB国に送られた。
毒姫たちは手柄を立てた貴族の青年に分配された。
ダラスの息子である青年は、キーヤを受け取った。
貴族の青年たちは、夜になると皆嬉々として毒姫たちをベッドに連れ込み、
死んでいった。

ダラスはおかしな気配を感じて、剣を抜いて息子の寝室へ向かった。
寝室では息子は既に事切れており、キーヤが歌を口ずさんでいた。
「なんという残酷なことを」とダラスが言うと、キーヤはダラスを睨みつけて、
「お前に残酷などと言われたくないわ。A国を滅ぼしたくせに!」と言い返した。
ダラスはここでA国が出てきたことに驚き、気になっていたことを聞いた。
「さっきお前が歌っていた歌は、この国の子守歌だ。誰に教わった?」
「夢で母様に教わったのよ」そう言ってから、ハッとしてキーヤはダラスを見た。
「母様の歌声と一緒に、男性の声が聞こえることもあった。まさか、父様…?」
ダラスもまた、キーヤにはっきりとカルナ姫の面影があることに気づいた。
そして父の責任として、人殺しの道具に成り下がった娘を殺した。

ダラスはキーヤの亡骸の枕元で、キーヤのために竪琴を弾いてやった。
カルナ姫を行かせなければこんなことにならなかったのか。
答えは出なかった。
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