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だらだらと小説書いてってもいい?

9名無しさん@おーぷん :2017/11/07(火)21:25:12 ID:zDr()
 このやかましくて無礼な側近――ウィンストンは、私が本当に大統領だった頃からのSPだ。
 でかくて、いかつくて、極めて無礼なやつである。しかし、

「でも大丈夫。大統領は、ちゃんとやってるって、俺、見てますから! シェルターのみんなだって、大統領が頑張ってる事わかってるんですよ」

「だから……わかりやすく機嫌をとろうとするな」

 ……まあ、それなりに信用のおけるやつではある。

「ところで大統領、そいつはなんの書類で?」

 ウィンストンは興味深そうに、私の手元にある書類をのぞき込む。

「こいつはな、ウィンストン。すごいぞ。ここの欄を見てみろ」

「へえ、どれどれ……って酒ばっかじゃないすか。これがどうしたんですか?」

「馬鹿。こいつはな。我々の未来を揺るがす一大事業というか、国家プロジェクトみたいな、要すれば私にとっての希望だ」

 いまいち要領を得ないといった風に首をかしげるウィンストンに、わかりやすく在庫の欄を指さしてやる。

「これだ」

「在庫数? あ、増えてる……ああ、もしかして! 作ってるんすか、シェルター内で」

「いかにも」

 そう。物資不足が進む一方で、シェルターの西側区画を利用し、前々より食糧生産が試みられていた。
 このシェルター、当初は資産家たちが出資して建造したものだった。大戦に備え、数万人が長期避難できるように。
 しかし、どうしたものか、とうの資産家たちは現れなかった。ここの存在を知っていた私は、国民たちを引き連れ、抜け殻のシェルターに避難したのだ。
 長期避難が想定されたシェルターには、食糧生産のため、自動化された巨大な地下農園が西側に設置されていた。多少、修理が必要ではあったものの、シェルター内の数万という人間を養うには、十分な生産力である。
 そして昨年、収穫された果物を使い、果実酒を製造する計画が発足。結果としてはまずまずで、先日受けた報告書では、おおむね半年分の果実酒の醸造に成功したとのこと。
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