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【METAL ・HEA RTS・IF】

1アルケミ:2016/03/22(火)22:13:43 ID:EIE()
これはシモンさんの作品METAL HERTSの二次創作にあたる作品です

こんなのあのキャラじゃないと感じることも有るかもしれませんが、それは目をつぶっていただけると有り難いです
51名無しさん@おーぷん :2016/04/13(水)00:44:47 ID:7Ml
アランVSメタハーの癌
52名無しさん@おーぷん :2016/04/13(水)21:33:44 ID:xdG
>>50
部隊戦のルール把握した
53名無しさん@おーぷん :2016/04/20(水)08:35:11 ID:nL6
いくら主人公補正があっても指示を出すのはリーダーである沈黙か、副リーダーであるクランだと思うのよね
アランの行動は勇敢だが、単独行動で突っ走ってる感がある
リーダーの沈黙に対しても「何言ってるか分からない」と軽く暴言めいたことを言ってるし
やっぱ法堂の退場が早過ぎたのではないだろうか……
54名無しさん@おーぷん :2016/04/20(水)22:44:35 ID:t0Z
>>53
別にいいんちゃう?これキャラ作者によるアンソロみたいなもんだし
自キャラage展開になるのもまあしゃあないでしょ
>>1でもちゃんとこんなのあのキャラじゃないと思うかもしれんがと断り入れてるし
原作とは微妙に違う世界線のメタハーなのかもしれない
沈黙じゃなくアランが指示出してるのももしかしたらこの世界線の沈黙は
武力は原作と同じだけど指示出しには向いてない脳筋なのかもしれないしw
まあ二次創作なんてそう原作に硬く忠実さを求めなくてもいいんちゃうか
55シモン◆qECGVNv88M :2016/04/21(木)07:41:25 ID:xi1
自由に書いていいと思う。
メタハー自体、後半はぐちゃぐちゃだったし。
56名無しさん@おーぷん :2016/04/21(木)22:34:41 ID:Gjm()
>>53
沈黙はバグビーム食らって指示も出来ないぐらい麻痺してるんじゃないか
クランについては、現状沈黙とフラッグ持って動けるのがクランしかいないから適材適所かと

暴言めいた発言はアランは沈黙の言おうとしてる事が分かってるって書いてあるし多分沈黙はアランに退けって言ったんじゃないか?
その上でアランは命令破りをする言い訳としてあんな事言ったんじゃないか? まあ、推論だけど
57アルケミ :2016/04/21(木)22:43:43 ID:Gjm()
すみません名前のつけ忘れと、ちょっと言葉が崩れました。>>53さんすみません

そうですね、そんな風に捉えられてしまいますね。
これからはもう少し構成を考えてから投稿しようと思います
58名無しさん@おーぷん :2016/04/21(木)23:40:08 ID:t43
>>56
うーんこれは言葉が崩れたとかじゃなく(主)マークがつくことをうっかり忘れての自演擁護失敗じゃないですか?
ちょっと言い訳苦しいですよ…
作者なのに内容について推論めいた言い方になるのはおかしいし
59名無しさん@おーぷん :2016/04/22(金)00:43:22 ID:ptL
え、そうだったの
60名無しさん@おーぷん :2016/04/22(金)02:02:54 ID:7iM
まあどんな作者でも主人公は良く見せないと主人公(笑)になるし良いんじゃね?
61名無しさん@おーぷん :2016/04/25(月)14:32:20 ID:aRF
覚醒機体て何だったんだろね
最初は課金した別バージョンのつもりが、よく分からんことになってた
62名無しさん@おーぷん :2016/04/29(金)03:00:07 ID:cgq()
 攻撃を中断させられたcancerは、ゆっくりとアランの方へ向き直る。cancerは、不機嫌にアランに向かって構えると、一気に加速すると共に斬撃を繰り出す。

『ッ!』

 アランはそれを辛うじて防いだが、cancerの連撃に殆ど攻める事は出来ず、堪える事しか出来なかった。

(これが伝説か、この伝説は話でしか聞いたことなかったんだが、つくづくチートじみてるな)

 相手はメタハー内での都市伝説とも言われたcancer、それが怒りにより変化した機体Lin。目撃例も数件しかない、機体の能力をコピーする。という強力な能力を持っており、そのコピーのストックの中には、あの『二姫』も入っている。

 幸いだったのは、アランは何度かあのエリスと闘った経験がある。一対一で勝てる程ではないが、それでも時間を稼ぎつつ抵抗するぐらいなら可能だ。
 
(よし、このまま時間を稼げば……)

『アなた。スコしメンドくサイはネ』

 何回かの攻防の末、一撃で倒しきれないのを悟ったLinが、そう言った瞬間。

『ーーーーデモ、コレなラドうカシラ?』

『! おいおい、ちょっと待ってくれよ』

 Linの姿が変化していく、機械の天使のような純白の機体から、赤黒い機体へと。その機体は、アランが幾度となく目にしており、エリスと対をなす『二姫』の一人。

『隊長が相手とか、……勘弁してくれよ』

 沈黙の狂戦士の機体『墜鬼』であった。


 


 
63名無しさん@おーぷん :2016/04/29(金)11:26:42 ID:xsY
ストック?
対峙してるチームのみコピーできるんじゃねぇの?
アルケミの解釈がそうなら無理言わないが
64名無しさん@おーぷん :2016/04/29(金)11:29:56 ID:xsY
あと外見までは変化しないから……
コピーするのは能力だけだから……
俺こういう細かいところ突っ込んじゃうタイプ
65名無しさん@おーぷん :2016/04/29(金)21:22:43 ID:30f
まあキャラ作者の二次創作だし多少のアドリブは許してやれw
たぶん単純にcancerの設定ちゃんと覚えてなかったって落ちじゃね
66名無しさん@おーぷん :2016/04/30(土)01:44:14 ID:KeD()
すみません、cancerの能力を勘違いしてました
今まで対峙した相手ではなくて、対峙した相手の能力をコピーでしたね

すみませんが、この二次創作ではこのままでいかせて下さい
67名無しさん@おーぷん :2016/04/30(土)13:34:42 ID:TNz
あんまり原作からかけ離れるのは駄目だけどこれくらいならパロディの範囲でいいんちゃう?
二次は原作に忠実じゃなきゃいかんわけでもないし
それよりもう少し更新頻度をあげてくれるほうが嬉しいんだがw
68名無しさん@おーぷん :2016/04/30(土)14:53:40 ID:bVU
『普通だった少年』の方で忙しいんじゃね?
69名無しさん@おーぷん :2016/05/03(火)20:35:19 ID:qZz
前から気になってたんだけどアランの本名五条住谷ってどっちも苗字に見えるんだが
ずっと「ごじょうすみたに」って読んでたけどもしかして「ごじょうすみや」?
つか住谷って名前はどっかの地域ではわりと普通の名前なの?
70名無しさん@おーぷん :2016/05/08(日)04:10:34 ID:HVQ()
 墜鬼へと姿を変えたLinは、その手に一振りの刀を出現させると同時にアランへと襲いかかる。
 速さ、ならエリスの方が上なのだが、鋭さに関しては沈黙の狂戦士の方が上である。
 それをコピーしたLinも当然それに匹敵する鋭さを持って刀を振るった。二姫の技量を持って振るわれたその一撃は、アランの首へ向けて放たれた。が、

「ギ!」

 その一撃をアランは、刀をブレードで下から打ち上げることで、刀の軌道をずらして避ける。
 Linは素早く刀を片手に持ちかえると、空いた手をアランへと向ける。すると、そこから刀の刃が飛び出す。
 その、高速で飛び出た仕込み刀をアランは後ろに飛んで避ける。さらに、避け様に自身の足に張り付ける形で装備している銃を抜き、引き金を引く。

 Linも沈黙の狂戦士の能力をコピーしているだけあって、放たれた弾丸を切り落としながら、距離をとって避ける。
 それからの戦闘は、はたから見れば一進一退とも見てとれる攻防であった。
 多数の仕込み刀と動きの鋭さで闘うLin。それに対して、二本のブレードに二丁拳銃を使って対抗するアラン。

 そして、何度目かの刀とブレードの打ち合い。互いに弾かれ、距離を取らされた状態でアランが口を開いた。

『不思議か、Lin。あの沈黙の狂戦士の能力を使っていながら、こんな俺一人倒しきれない事を』

 今、アランの言った事に対してLinの返答は沈黙であった。
 確かに、このアラン・ハイドレードは決して弱くはない。しかし、あの沈黙の狂戦士相手に互角に闘える程の実力はない。
 この事に対して、アランは言葉を続ける。

『今のお前は、ただ隊長の機体スペックに頼って隊長らしい行動をしているだけだ』

『少なくともそんな奴に俺は倒せない。俺をその姿で倒すなら、隊長の戦闘センスまで真似ることだな』
71名無しさん@おーぷん :2016/05/08(日)04:18:11 ID:HVQ()
>>69
はい、下の名前はすみやで合っています
確かに両方名字ですね。創作物ではキャラの名前を地名からとる事がよくあるので、自分も地名からとらせてもらいました。ややこしてくてすみません

>>68
おっしゃる通りです。
言い訳になってしまいますが。自分は、小説家になろうで書いているのですが最近新作を投稿しまして、そちらの方にかかりきりでこちらの方をおろそかにしていました。すみません
72名無しさん@おーぷん :2016/05/08(日)10:13:59 ID:fSZ
もしCancerがバグビーム撃ったらアランもあっけなく沈む
そう余裕こいちゃいられねぇぞ
73名無しさん@おーぷん :2016/05/08(日)11:55:48 ID:lmC
>>71
住谷って地名だったのか。なるほど地名から名前をつけるって面白いな
でも両方苗字っぽいからもし名前呼びするくらい親しい人が第3者に五条紹介する時相手は???ってなりそうw
例えば五条に彼女ができてその彼女が知人に五条紹介するみたいなケース
彼女「じゃーん!これが私の彼氏の住谷君でーす!」←親しいので名前呼び
五条「はじめまして、五条です」
相手「???」
74名無しさん@おーぷん :2016/05/08(日)13:41:29 ID:HVQ()
 Linは沈黙の狂戦士の外見と能力を完全にコピーしている。しかし、その機体を動かすAlはどうしているのだろうか。
 答えは、Linが沈黙の狂戦士らしい行動を選択して攻めている。確かに、この方法なら普通の相手は、Linの事を沈黙の狂戦士と勘違いしてしまうだろう。

 しかしアランは違う。沈黙の狂戦士と闘った経験も、闘う姿を見てきた数も多い。そんなアランの目は誤魔化せない。
 もしこれが本物の沈黙の狂戦士なら、『アランが動きを予想する』のまで計算した上で動く。
 それが出来ないからこそ、アランは今のLin相手に互角に闘うことができるのだ。
75名無しさん@おーぷん :2016/05/15(日)20:27:05 ID:UdK()
 Linがアランの首を飛ばす為に刀を振るう。その、並みの機体で有れば致命的な一撃。
 しかし、それをアランはブレードで受け流すと、もう片方のビームブレードで追撃する。

「ギィ!」

 その攻撃をLinは、後ろへ飛んで緊急回避。
 沈黙の狂戦士をコピーしているだけあって、その速さはアランをも上回る。
 
「逃がさないぜ」

 だが、それはアランが一番知っている。基本スペックの殆どで沈黙の狂戦士に劣っている事など。
 アランは、足に張り付けてる拳銃を抜くと、弾を打ち尽くす勢いで引き金を引く。

 Linはその銃弾の雨を全て切り落とし、この場面を切り抜けた。が、アランの攻撃はまだ止まらない。
 銃弾を防ぐ為に足の止まったLinへ、アランは一気に距離を詰めると、二本のブレードを左右からLin二本の向かって振るう。

 そう、ほぼ互角の闘いを繰り広げながら、アランはふとモモ♪の言葉を思い出していた。
76名無しさん@おーぷん :2016/05/15(日)20:59:16 ID:cQn
アランの太もも…(意味深)
77名無しさん@おーぷん :2016/05/23(月)00:17:31 ID:D6E()
ーーー『アランってよくたいちょーの考えてること分かるね。何? もしかしてアランってエスパー?』

 アランがこの部隊戦の始めに、モモ♪に言われたこの言葉。
 ふと浮かんだこの言葉から、アランは昔の事を思い出してしまう。




ーーーーーーーーーーー

 それは、今から数年ほど昔。

『おい、お前。次の相手はあの幻想の騎士団だ、気を抜くんじゃないぞ』

 部隊戦開始前、アランはそこのギルドリーダーにそう注意される。

『幻想の騎士団?』

『なんだ、お前知らないのか。あの二姫の一人の沈黙の狂戦士がいる部隊だぞ』

『ランダムで組んだとはいえ、俺たちみたいなギルドがあの幻想の騎士団と戦えるなんてね』

 周りのギルド員達もざわつき始める。その会話を聞けば、中心となっているのは、沈黙の狂戦士という機体こ事が主だ。

『そういえばお前はメタハー初めてから、まだ2ヶ月なんだっけ』

『その割りには強いよな、コイツ』

『ホント、フリーじゃなくて俺達の部隊に入ったらどうだ?』

 アランがこのゲームを初めてから約2ヶ月。片手剣と片手の盾とオーソドックスながら、それなりにプレイヤースキルがよく、アランは初心者にしては中々強かった。
 しかし、このメタルハーツの醍醐味の一つでもあるギルドには未だアランは所属していなかった。
 日々を適当なソロ対戦をしたり、人数不足のギルドから出る助っ人依頼を受けたり、とそんなプレイをしていた。

 アランが特段ソロプレイが好きな訳ではない。しかし、何となく入りたいと思えるギルドがなかった。

(あーあ、何か少し飽きてきたのかな。元々暇潰しでインストールしたソシャゲだしな)

 そんな事を思っていると、部隊戦開始のカウントはゼロを指した。

(ま、与えられた仕事はしっかりやりますか。確か、陽動と遊撃だっけ)



  

 
78名無しさん@おーぷん :2016/05/23(月)01:38:01 ID:fSO
ギルドてなんやねん
79名無しさん@おーぷん :2016/05/23(月)02:05:11 ID:D6E()
すみません、ギルドの表記は部隊のミスです
なろうの方でギルドの概念を出そうとしてたので、混ざってしまいました。
今後はできるだけ誤字をなくします
80名無しさん@おーぷん :2016/05/23(月)15:59:56 ID:Gfa
>沈黙の狂戦士という機体こ事が主だ。

これ正しくは何?機体の後ろの「こ事が主だ」のとこ
81名無しさん@おーぷん :2016/05/23(月)17:50:36 ID:D6E()
間違い 
沈黙の狂戦士という機体こ事が主だ

訂正
沈黙の狂戦士という機体の事だ。

すみませんまた間違えました。まだまだ確認が甘かったです
82名無しさん@おーぷん :2016/05/23(月)18:17:26 ID:Gfa
素早い対応さんきゅー
別に誰も急かしてないから投稿する前にゆっくり読み直しチェックしてからでもいいんじゃないかな
83名無しさん@おーぷん :2016/06/05(日)04:30:38 ID:eyV()
 部隊戦が始まり、アラン達の部隊は与えられた役割通りに散開する。
 今回の舞台は、部隊戦ではポピュラーな廃れた街のステージである。ここは人間が居なくなって、百年単位もの時間がたった。という設定のステージであり、立ち並ぶ廃ビルに、ひび割れたアスファルト等からこういったマニアからも評価の高いステージである。

(……敵影反応か。さて、鬼が出るか蛇が出るか)

 アランが廃ビル群を走っていると、腕時計型のレーダーに敵影を示す点が標示される。レーダー通りなら、その敵とは次の角を右折した所で交戦する位置だ。
 二姫の片割れがリーダーを務め、それ以外のメンバーも強者揃いと噂の『幻想の騎士団』が相手となれば、やはり緊張は隠せないようで、アイスは手に持っていた盾と剣を無意識の内に強く握りしめる。

 アランの作戦は、単純に道の角で待ち伏せして、奇襲を仕掛ける。
 それだけの単純なものだが、単純なゆえに破りづらく奇襲性は高い。

(接触まであと五秒ってところか)

 アランはレーダーを見ながら、大方の時間を予測。そして、それに備えてビルの角で息を潜めて隠れる。

(三、二、一。今だ!)

 アランが剣を振りかぶったその瞬間に、丁度敵の機体が目の前を通りかかった。その機体はアランの方を向くことができず、

(とった!)

 倒した。そうアランが確信し、剣はその敵機体の胴へ吸い込まれるように迫った。

「! なっ!」

「……」

 しかし、敵機体は手にした刀でアランの一撃をあっけなく弾く。アランは、弾かれたことで体制を崩し、建て直す為にその場から一度ブーストを全開にして下がる。
 赤黒い機体に、一降りの刀。軽い攻撃ですら壊れそうで、触れられそうもない装甲。
 そう、アランの前には

「鬼が出るか蛇が出るかとは言ったが……ホントに鬼が出てくるとはな」

「…………」

 MetalHeartsの伝説の一人。『沈黙の狂戦士』がそこにいた。
84名無しさん@おーぷん :2016/06/13(月)20:27:15 ID:hzj
ガンガン他のキャラも出してこうぜ
85名無しさん@おーぷん :2016/06/19(日)15:38:55 ID:dZ3()
 沈黙の狂戦士は動かない、アランの初撃を防いだ後はただその場に立ってこちらを見ているだけだ。

(動かない?…………いや、様子を見てるだけか)

 相手は動かないのではない、待っているのだ。確実に勝てるその瞬間を。
 アランと沈黙の狂戦士では機体スペックが違い過ぎる。さらに、墜鬼はスピードに優れた機体であり、仮にアランが先手を取ったとしても直ぐに対処されてしまうだろう。
 攻撃力、速度、経験。それら全てにおいて劣り、彼に勝てる道理など万に一つもない。それでも、

(面白い! 俺の力が『伝説』にどれだけ通用するのか知りたかったところだ!)

 彼は笑った。困難に挑むゾクゾクした感覚。それを思い出して。

 先に仕掛けたのはアランであった。あっさりと追い付かれるとしても、相手に先を行かれればもう追い付けないからこそ、先に仕掛けるしかないのだ。
 上段からの袈裟斬り、墜鬼の最大の弱点である装甲の薄さ。そこをつければ初心者の彼にも勝ち目はある。しかし、

『……』

 そんなあっさりと弱点をつかれるようなら
86名無しさん@おーぷん :2016/06/19(日)15:39:57 ID:dZ3()
すみません途中で投稿してしまいました
次レスは最後の途中から始めます
87名無しさん@おーぷん :2016/06/19(日)16:02:09 ID:dZ3()
 しかし、そんなあっさりと弱点を突かれるようなら『伝説』とは呼ばれない。
 墜鬼は、片手に握った刀を振るってあっさりとアランの剣を弾く。さらにもう一方の手を追撃とばかりに振るう。
 その手には何も握られてはいない。が、振るわれながら新たな刀がいつの間にか握られる。
 
 凄まじい速度をもって振るわれた刀。それをアランは片手の小盾で受け流すように防ぐ。
 たった一太刀受けただけで、盾の耐久値は九割がた減ってしまう。

(一撃耐えられれば十分!)

 普通ならここで追撃を選択するものだが、彼は違った。

『……!』

 たった今墜鬼の攻撃を防ぎ、手にしていた盾。それを投げた。その盾は、墜鬼の視界を遮るような軌道を描き、

『……』

 あっさりと切り落とされる。盾は耐久値をゼロとして消えてしまう。が、ほんの一瞬、瞬きするような一瞬だが墜鬼の目線をアランから外すことに成功する。

『こいつで、終わりだぁ!』

 その一瞬の隙をアランは見逃さない。今度こそ渾身の一撃を見舞おうと剣を振るった。その時、

『!』

 一瞬墜鬼の姿が¨ぶれた¨。
 不味い。そう思った時には遅かった。次の瞬間には、

    『コア破壊確認! 撤退します』

 その文字が目の前に表示されていた。


ーーーーーーーーーーーーーー

「あーあ、やられたか」

 五条住谷は、そう言って手にしたスマホを投げ出すと同時に部屋のベットに横になる。
 ただ、その顔はやられて悔しいというよりも、

「沈黙の狂戦士か……まだまだこのゲームを辞められないな」

 新しい目標を見つけたという歓喜に染まっていた。
88名無しさん@おーぷん :2016/06/19(日)21:38:42 ID:dZ3()
あまり関係ないけど
この間小説家になろうで書いている自分の作品がジャンル別日刊に乗りました
自分が小説書き始めたのはシモンさんに影響受けてなので、ここでお礼を
89シモン◆GIn0yKNtAc :2016/06/29(水)21:15:55 ID:3Ht
>>88
遅くなったけれど、日刊掲載おめでとう!
それは自分自身の実力なんだから
書き続けて下さい。
90名無しさん@おーぷん :2016/07/04(月)21:56:03 ID:vHH()
>>89
ありがとうございます
これからも書き続けますのでよろしくお願いします
91名無しさん@おーぷん :2016/07/13(水)14:05:46 ID:b0M
まだっすか
92名無しさん@おーぷん :2016/07/22(金)23:28:06 ID:cAS()
 沈黙の狂戦士に敗れてからというもの、五條はMetalheartにのめり込んだ。
 沈黙の狂戦士に勝つために、様々な情報を集めた。【沈黙の狂戦士対策を考えるスレ】と言った掲示板のスレッドを見つけ、入り浸っていた時期もあった。

『沈黙の狂戦士対策?』
『人責めでオケ』
『遠距離スナイプ安定でしょ』
『お前らの言ったこと実践したら、一太刀すら持たなかったんだが』

 最も、そこの情報が全て役に立つ情報とは言い切れなかったが。
 そこの掲示板の住人は、沈黙の狂戦士に闘いを挑み敗れたものが多数であり、勝てないと諦めてしまったものも多い。
 それでも、幾つかは有益な情報は見つかった。
 ある時は、近接系には遠距離武器が良いと言われ、武装を拳銃に変えた。またある時は、中距離から一定の距離を保って闘った方が良いと言われて、大太刀や槍に変えたこともある。
 次はスナイパーライフル、薙刀、ナイフと何度も何度も武装を、戦術を変えて挑んだ。

『ぐっ……』

『……』

 それでも、沈黙の狂戦士には届かなかった。
 ただ、それでも変化はあった。

『セイッ!』
『…………』

 アランが両手剣を降り下ろす。沈黙の狂戦士は、それを正面からは受けずに、刀を斜めに構えて受け流す。
 沈黙の狂戦士は、右の刀でアランの剣撃を受けきると、左の刀で切り上げを放つ。
 その鋭い一線に浅く肩を切られてしまうが、アランはギリギリでそれを避ける。
 それからまた幾つかの切りあいの後、

『負けました』
『……』
『切り返しが遅い? やっぱり片手剣の方が良いですかね?』

 アランは今回も見事に切り伏せられた。戦況は、アランが沈黙の狂戦士のHPを二割減らす合間に、十割削られると言ったところか。
 最初の内は、もって一太刀二太刀といったところであったが、今では勝てないまでも打ちあいにまで持っていけるようにまで成長していた。
 アランが沈黙の狂戦士とのPVPを終えて、ログアウトをしようとしたその時、メッセージが表示された。

『エリスに会うと良い』

 メッセージには、そのたった一文しか書いておらず、他の意は読み取れない。
 そして、その差出人は、

『沈黙の狂戦士からだって……!?』

 ついさっきまで闘っていた沈黙の狂戦士からであった。



 
93名無しさん@おーぷん :2016/07/27(水)23:51:50 ID:92U
>切り返しが遅い?

これ沈黙が何か言った事(当然「…」だが)に対して言ったセリフだよね?
ということはこの頃からアランは沈黙の言ってる事が理解できてたんだな
何を見て判断してるんだろう。モモじゃないけど俺もはやくその理由が知りたい
94名無しさん@おーぷん :2016/07/28(木)07:53:37 ID:vpG
単に何度も挑んでるからアランは自分の足りない部分をモヤモヤしながら模索してたんじゃね?

それを沈黙の台詞(無言)でモヤモヤをハッキリさせたとか
95名無しさん@おーぷん :2016/08/04(木)23:03:39 ID:opJ
アルケミの更新はだいたい週末か
明日あたりには更新してほしいと期待
96名無しさん@おーぷん :2016/08/05(金)23:35:59 ID:9Od()
 沈黙の狂戦士からのメッセージをよく見ると、下の方にあるアドレスが貼られているのに気づく。 

(これは、メッセージアドレスか? となれば、相手は……)

 それは、メッセージアドレスと呼ばれるものであった。これは、このゲーム内でのメールアドレスのようなものである。
 今までの話の流れから察するに、沈黙の狂戦士は、これを使ってエリスと会ってこいとアランに言っているのだろう。

(このアドレスの先に、あの【二姫】のもう片割れがいるのか……)

 アランは、ただのアドレスである筈のそれから、並々ならぬ重圧を感じていた。

 【エリス】その名を聞けば、殆どのMetalHeartsプレイヤーがその真っ白な機体と圧巻のプレイスタイルを思い浮かべられるだろう。
 白い機体に、それがただの線に見えるほどの高速移動能力。特に特殊な装備がある訳では無い。エリスの戦闘は、ただ速く、鋭く、相手を切る。それだけに絞られていた。
 そんな単純な戦術でありながら、エリスが【二姫】と呼ばれているのは、極限まで鍛えた上げたそのスピードがあるからである。
 並のプレイヤーなら、一歩足りとも動けないとまで言われているそれは、あの沈黙の狂戦士すら上回るとまでされている。

 まるで、白い天使のように美しく繊細なエリスの機体。しかし、それには触れる事はできず、いつのまにか相手は切り伏せられてしまう。 
 対する沈黙の狂戦士は、触れようとした瞬間に、鬼のような圧倒的な威圧感と共に追い詰められ、倒される。
 これが、このゲームを代表する天使と鬼、通称【二姫】の伝説である。

 アランは、そんな相手のメッセージアドレスを手に入れてしまったのだ。しかも、沈黙の狂戦士からは、会ってこいと言われてしまったので、断る訳にもいかない。
 アランは、闘ったことこそ無いもののエリスの事を知らない訳ではない。沈黙の狂戦士についての情報を集めていた際に、付随する形でエリスについての事もある程度知ることができたのだ。
 エリスは、沈黙の狂戦士に比べてやや好戦的な性格とのことなので、アランは、とりあえずPVPを申し込むという内容でメッセージを送る。




 
97名無しさん@おーぷん :2016/08/06(土)00:03:52 ID:CPD
更新キター!
98アルケミ :2016/08/06(土)01:24:00 ID:xCA()
 メッセージの返事は直ぐに帰って来た。返事はもちろん今すぐにでもPVPをしようとの事。

(やっぱり、随分好戦的なんだな)

 アランは、メッセージと共に書かれていたPVP用の部屋番号を入力すると、その体は一瞬にして荒野のようなフィールドにへと転移させられる。
 
(天使……? いや、これが【エリス】か)

 こちらを背にして立っていたエリスを見て、アランは最初にそんな感想を抱いた。
 エリスは、荒野のフィールドの中で、まるで光を受けた天使の用に佇んでいたが、フィールドに他のプレイヤーが入った事に気づくと、こちらに向き直る。

『来たわね、沈黙の狂戦士。今日こそ貴方を完全に倒して見せるわ!』

 そう、エリスは手にした長剣を突きつけながら言った。

『あの、自分は沈黙の狂戦士ではないのですが』

『……へ?』

 エリスは、長剣を突きつけてからようやく相手が沈黙の狂戦士では無いことに気づいたらしく、すっとんきょうな声を上げた。と思えば、次の瞬間にはいきなりアランに切りかかった。

『……ッ! あっぶなっ』

『へえ、少しはやるみたいね。それで、アンタは誰なのよ。このメッセージアドレスはアイツにしか教えてない筈だけど』

 アランは、その高速の切りかかりを何とか剣で受け止める。もし、これが沈黙の狂戦士に出会う前のアランなら、この一撃でやられていただろう。しかし、今のアランなら一撃でやられる程の腕ではない。
 アランは、エリスの質問に答えるべく、今までの事を要約して話す。沈黙に出会いやられたこと、それから何度も勝負を吹っ掛けた事、そして、エリスを紹介されたこと。
 それらの話を聞き終えると、

『ふーん、なるほどね。アイツ、私にこの黒いのの実践相手になれって言ってるのかしら……』

 アランの説明を聞き終えると、腕を組んで一人考え事を始めてしまうエリス。そして、少し立った後、

『良いわ、アンタをPVPの練習相手ぐらいにはしてあげてもいいわよ。ただし、一つ条件があるわ』

『条件?』

 アランとしては、なんとしてもエリスの練習相手になっておきたいところである。あの二姫とのマンツーマンでのPVPが連続でできるとなれば、それこそ打倒沈黙の狂戦士への道が大きく開けるかもしれない。
 だから、多少無茶な条件でもやってやろう。そうアランが意気込んだその時。

『これから一週間以内に私に勝って見なさい、一対一であれば手段は問わないわ。それができなければ、アンタは練習相手として実力不足と見なすわよ』

 多少よ無茶では済みそうもない条件であった
99アルケミ :2016/08/08(月)01:17:16 ID:4v0()
なろうの方に投稿している自作を確認してきたら
週間ランキングに載ってた
趣味で書いた作品がここまで上がるとは思ってもみなかったけど、凄く嬉しい
100名無しさん@おーぷん :2016/10/09(日)21:33:56 ID:JOY
二ヶ月更新なし・・・エタったか

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