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【読心】 (小説)

42名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)19:53:16 ID:EtH()
 ――そうやって、サッカーに関する思考を読み取ろうとしたのですが――私が相手の驚きの気持ちを抑えるために「念を送り続けてください」と言うと、
一呼吸スース―風通しのいい薄い‘流れ’が来た直後、一気にブワッと大量のサッカーに対する意識、思考が額から流れ込んできました。
私は仰天したんですが、相手にしてみれば、素直にサッカーのことを考えたんですな。おまけに‘念を送れ’と言ったわけですから、
相手に私のようなテレパシー能力の認識がないとはいえ、こうなるのは当たり前だったわけで――まあ、素直に従ってくれるいい友人で、‘占い’相手だったということですな。
――それはもう、すごい意識の量で、サッカーボールが体に当たった感覚や、ボールを追ってグラウンドを走っている時の息の切らし方にグラウンドの土埃の臭い
(当時はサッカーブームでもないですからな。芝生でなく土のグラウンドを借りての練習や試合のようでした)、
周りのプレーヤーの掛け声、うまくシュートがゴールに入った時の快感まで――触覚、視覚、嗅覚、聴覚、運動感覚に
サッカーにまつわる感情の動きまでいちどきに大量に入ってき――一番厄介だったのは、運動感覚で、サッカープレイしている時の体を動かしている意識の再現でしたな。
私も体育の授業や、休み時間、放課後にその友人も合わせて大勢でよくサッカーで遊びましたが、やはり、普段からかけ離れて上手い彼のプレイを意識の中とはいえ再現されると、
彼ほど深くサッカーに入り込んでおらず不慣れな上、私にはついていけないプレイ――体の動き――意識の流入に、私の脚や腰が思わずむずむずと動きそうになるぐらいでした。
――これはある意味、小学校に上がる前に父親の額から読み取った仕事の意識――情報――が入って来た時の戸惑いと似ており、
友人の方は趣味とはいえ、それだけ一生懸命だったんでしょうな。普段は他愛もなく遊んでいるだけでしたが、そういう面をこのことで感じ、ちょっと感心した記憶がありますわ。
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