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【オマサガ】みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第8.5章】

1シモン◆qECGVNv88M:2015/07/17(金)00:09:36 ID:zdH()
おーぷん発、スレ住人参加型ファンタジーストーリーのスレです。
みんなから投稿してもらったキャラを使って小説を書いています。

*キャラ募集は終了しました。

■物語まとめ 小説家になろう

オマエラサーガOP2ch

http://ncode.syosetu.com/n4311cc/

■登場キャラwiki
http://wikiwiki.jp/omaera2ch/

◉前スレ

■【黒歴史】おまえらを登場人物にして小説書く
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1398678740/

■「オマエラサーガOp2ch」第2章
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1399827318/

■「オマエラサーガOp2ch」 第3章
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1400338495/

■みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第4章】
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1402068583/

■みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第5章】
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1404225165/1-

■【オマサガ】みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第6章】
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1431526480/1-

■【オマサガ】みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第7章】
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1433056085/1-

■【オマサガ】みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第8章】
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1434723976/1-

下手くそながらも真面目に書いてます。その為に時間もかかりますがご了承下さい。

ニュー速VIPから引越ししました。
2名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)00:14:43 ID:EtH
シモンたん引越し乙です
こちらでも頑張ってくださいです
3シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)00:16:34 ID:zdH()
>>2
早速ありがとう(^_^)
のんびり行こう
4名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)00:17:22 ID:EtH
とりあえずハァハァ・・・
5シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)00:19:37 ID:zdH()
>>4
誰かと思ったらお前かww
6名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)00:27:46 ID:RFO
頑張れシモン
7シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)00:28:28 ID:zdH()
>>6
ありがとうね(^_^)
だいぶ気が楽になった。
巻き込んで申し訳ないです。
8名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)00:32:54 ID:EtH
頑張れシモン
9名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)00:57:09 ID:ovj
お疲れシモン
10シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)07:14:43 ID:zdH()
>>8
>>9
おはようございますm(_ _)m
今日も雨だ。
11名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)07:25:40 ID:9OW
おはよう
12名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)07:30:04 ID:hRB
おはようございやす
13シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)07:42:33 ID:zdH()
さぁ、引越しも終わったし
書いてるのを夜から投下します(´Д` )
14名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)07:45:06 ID:aBF
待ってる
15名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)11:39:55 ID:9OW
過疎すぎwww
16名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)14:12:36 ID:lvj
そりゃあ過疎板ですしおすし
17シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)20:28:55 ID:zdH()
ただいも(´Д` )
田舎に来たような過疎っぷり
18名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)20:31:24 ID:EtH
ハァハァ・・・
19シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)20:43:44 ID:zdH()
「どうやったら元の住んでいた世界に戻れる?知っているなら教えてくれ」

虎女は戸惑いながらも石楠花姫に尋ねた。

「知らぬ」

手元の紙を空へと投げ上げた石楠花姫が、その視線を虎女へと向けて答える。風に乗り高く舞い上がった紙片は、やがて白い鳥へと姿を変え、まるで雲と同化するかのように空の彼方へと羽ばたいて行った。

「妖術使いか?今のは何だ? 」

虎女だけでなく、その背後に立つ熊男とアンナの手の中のサーシャも石楠花姫の放った式神の行方を興味深げに目で追っていた。

「知らぬとも良い。ちょっとした余興じゃ。それよりも……」

そう言った石楠花姫は、その華奢な身体を更に一歩踏み出した。

「元の世界に戻る方法は知らぬが、その原因は知っておる。その原因を創り出した者のところへ行けば、あるいはお主達の世界へと戻れる方法とやらもわかるやもしれぬ」

石楠花姫の気迫を纏とわせた声に、その場に集った者の目が彼女に集中した。

「ストラスに帰りたい」

その時、熊男のやはり囁くようなか細い声がした。

「その原因とやらを創り出した奴は何処にいるんだ? 」

「ここから南へと下ったレムラントと言う国におるようじゃ」

虎女の問いに、待っていたかのように石楠花姫が答えた。
20名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)21:09:55 ID:aBF
レムラントに誰かいたっけ
ラースとルシアしかいなかった気がする
21シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)21:34:31 ID:zdH()
レムラントとにはマグス軍がいるぞ(´Д` )
22シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)21:49:26 ID:zdH()
この板で自分含めて5人いるのは珍しいww
23名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)21:53:30 ID:EtH
シモンさんについてきてくれた人が…
24シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)21:54:17 ID:zdH()
ありがとうございますm(_ _)m
ちゃんと書きますので
25名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)22:01:09 ID:Ric
1スレ目から見てるぜ

がんばれ
26シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)22:10:17 ID:zdH()
>>25
ありがたいです。
ひょっとしてTwitterの人かな?
27名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)22:18:42 ID:hRB
Twitterの人は私ですが
ずっと読んでます!がんばってください。
28シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)22:20:36 ID:zdH()
( ̄+ー ̄)やるで!
29シモン◆qECGVNv88M :2015/07/17(金)22:38:16 ID:zdH()
「ちょうどこれからそのレムラントへ、この者たちが向かうそうじゃ。一緒に着いて行けばよい」

そう言葉を続けた石楠花姫の顔には、何処か悪戯な笑みが浮かんでいる。その笑みの意味を察したシモンは溜め息をひとつついた。

「何を企んでいる? 」

そして、シモンが目を細めて屋敷の主を見た。

「運命と言うには、ちと安易かもしれぬが、ここで出逢ったのも何かの縁じゃ。そう思わぬか? 」

何処までが本気なのかはわからない。だが、石楠花姫の瞳の奥にある光は謎を残しながらも、シモンを試すかのように輝いていた。

「着いて来るだけなら構わないが、どうする? 楽な旅じゃないぞ」

シモンは虎女へと目をやった。それに応える虎女の目は、シモンを探るかのように、未だ鋭さを消してはいない。

「ここに居でも何も変わらないなら、少しでも元の世界に帰れる可能性に賭けたい」

「俺はこれから戦争をしに行くんだ。巻き込まれるかもしれないぞ? 」

そのシモンの言葉に、虎女は瞬時に回し蹴りを繰り出した。その蹴りを剣の柄で受け止めたシモンの顔を虎女の鋭い爪が襲う。だが、シモンの剣先も虎女の喉へとその刃を当てていた。

「あっちの世界じゃ、それなりに知られた戦士なんだ。役に立てると思うが? 」

「なるほど。いい腕だ」

瞬きする程の僅かな間に、シモンと虎女は互いの力を確かめていた。

「だが、命を懸ける程のもんじゃない。あくまで俺の戦いだ。余計な干渉はするなよ」

そう言ったシモンは、ゆっくりと剣を鞘へと戻していた。
30名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)22:40:19 ID:EtH
シモンたんかっこよすぎるお…
31名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)23:50:10 ID:lvj
Twitterの人とは何の話だ?
32名無しさん@おーぷん :2015/07/17(金)23:56:51 ID:EtH
>>31
そっちでもお知り合いじゃないの?
私もツイッターでシモンたんとはつながってるけど
33名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)00:51:24 ID:sOR
>>32
意味わからん
こっちはただの一読者だしTwitterなんぞやらんわ
34名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)00:56:44 ID:w8r
>>33
>>25->>27は単に板が変わったことだし、改めて同定できる形で応援と感謝のやり取りしたってだけじゃないかな
ツイッターの方では作品の事なんて全く触れられてないからここ読む上でやらなくても差支えないと思う
35名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)02:43:38 ID:4P0
何でもいい、とにかく俺は見ているぞ
36シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)07:12:07 ID:Bt6()
おはようございますm(_ _)m
応援レスありがとうございます。
今日も明日も仕事です(´Д` )
行って来ます。
37名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)07:22:22 ID:OdN
いってらっしゃい
38名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)13:17:04 ID:oUS
凄くわくわく
39名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)19:58:30 ID:w8r
頑張れシモン
40シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)20:40:01 ID:Bt6()
>>37
ただいも(´Д` )今日もハードモードだったぜ!
>>38
タイガー……か?
>>39
おう(´Д` )頑張るでよ
41シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)20:54:57 ID:Bt6()
セイク隊のイメージ(´Д` )






もし猫だったらこんな感じかな
42シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)21:21:25 ID:Bt6()
「あたしの名前はカイラ。こっちがカミンズ……」

カイラと名乗った虎女は、背後にいる熊男の方へと振り返った。

「こいつは気は小さいが、力は誰にも負けない。そして、そのちっこいのがサーシャって名前だ。俺たちはストラスって国の騎士団の団員だ」

「ちっこい言うな! それにもう一匹忘れてるだろう! 」

アンナの手の中で、ちっこいサーシャが抗議の声を張り上げた。

「そいつは体はちっこいが、態度はでかいんだ」

そのサーシャを指差したカイラが苦笑いしながらシモンを見た。

「レイ!お前も出て来い! 」

カイラに構わず、サーシャは森に潜んでいるであろう何者かに向かって叫んでいた。
小人の次に虎女、それから熊男が現れた。次はどのような者が現れるのか?石楠花姫とライラ、そしてシモン一行は固唾を飲んで森を見つめていた。
だが、いくら待ってもレイと呼ばれた者はその姿を現さない。ただ、一匹のムササビが一番手前の木に飛び移るのが見えただけだった。

「いないみたいね。何か感じる? 」

クライスが傍らに寄り添うレムルスの頭を撫でながら言った。しかし、レムルスは身動きひとつせず森を凝視している。狼の嗅覚でさえ、ムササビ以外は捉えていないようだった。

「そこにいるではないか!レイ、ここまで来い! 」

サーシャの声に反応し、木の枝から飛来したのは先程のムササビだった。
43名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)21:31:59 ID:oUS
>>40
yes
44シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)21:33:43 ID:Bt6()
>>43
わざわざすまないね(^_^)
いろいろ腹も立つだろうけど、堪えてくれ
45名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)22:13:35 ID:w8r
>>41
最強
46名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)22:24:29 ID:oUS
>>44
うむ
47シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)22:32:28 ID:Bt6()
石楠花姫編終わらせたら、一気にイルーダに飛ぶぞ
(´Д` )心の準備よろ♫
48名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)23:01:39 ID:IGz
飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで
回って回って回って回~るぅ~

冷静に見るとなんでこんな奇妙な歌が大ヒットしたのかわからん
49シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)23:10:41 ID:Bt6()
>>48
時代さ……(´Д` )
としか……
50シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)23:17:59 ID:Bt6()
「まさか……こやつがレイと言う者か? 」

石楠花姫の声が少し呆れている。その視線に、件のムササビは小さな丸い目で精一杯応えている。

「お前ら、一体何なんだ? 」

奇妙な沈黙に耐え切れなくなったわけでもないだろうが、シモンも呆れたように声を出した。

「何かと聞かれても答えようがないが……」

カイラはカイラで、シモン達の反応に戸惑いを見せていた。彼らにとっては、ごく当たり前の事なのだ。何に疑問を持っているのかさえわからないのだろう。

「まぁ良いではないか。互いが互いにとって異世界の存在。解せぬ事があっても当然じゃ。理解しろとは言わぬが、これから共に行動するならいちいち気にするでない」

「あんたは呑気なもんだな……」

石楠花姫の言葉が他人事のようにも聞こえて、流石にアークも口を開いた。

「言ったであろう?わらわは世捨て人じゃ。どうなろうと知った事ではないわ」

アークの愚痴に、石楠花姫は凛として答えた。先にシモンへと協力を申し入れた事など忘れたようなもののいい様だ。やはり、この女は何処か違う。アークはそう思いつつも、敢えて言葉にはしなかった。

「とにかく先へ進むぞ。その前にもう一度言っておくが、これはあくまで俺の戦いだ。着いて来るならそれでも構わないが、余計な手出しはするな」

そのシモンの言葉の意味を理解していたのは石楠花姫とアーク、そしてアンナだけだったかもしれない。
それでも、この奇妙な一団は共にレムラントを目指して歩き出していた。
簡易な挨拶のみで済ませて、その先に立ちはだかるであろう困難へと向けて進み出したこの一団の後ろ姿を、石楠花姫は意味深気な微笑みのみで見送っていた。自らの主のその姿を見ていたライラの顔は無表情ながらも、その瞳に過去の記憶の断片が映し出され始めていた。


51名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)23:18:21 ID:IGz
>>49
知ってるんかいw
シモンオサーン説爆誕
団子三兄弟とかそれが大事とかフラれ気分でロックンロールとか
一発屋のヒット曲って歌詞が意味わからんのが多いね
52シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)23:19:13 ID:Bt6()
>>51
トムキャットとか知らないし(´Д` )
53シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)23:22:56 ID:Bt6()
トムキャットのちっちゃいボーカルさん何してるんだう?




いや(´Д` )トムキャット知らないけどねww
54名無しさん@おーぷん :2015/07/18(土)23:24:25 ID:w8r
シモンたん書くの早すぎい
イルーダはよくわからんが、決戦がだいぶ近いの?
55シモン◆qECGVNv88M :2015/07/18(土)23:26:36 ID:Bt6()
>>54
決戦はまだ先だね。
イルーダでゴタゴタがあって、
ヤマトのゴタゴタへと続いて、
それから同時多発的最終決戦かな
56名無しさん@おーぷん :2015/07/19(日)21:17:28 ID:Eg3
凄くわくわく
57名無しさん@おーぷん :2015/07/19(日)21:37:48 ID:A0K
シモンさんは今日も仕事らしいが…
58名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)00:13:05 ID:Odj
原作はアントニオ・ガルシア・グティエレスの戯曲『シモン・ボッカネグラ』(1843年)であり、史実の人物を題材としている。
これをもとにフランチェスコ・マリア・ピアーヴェが台本を書き、ヴェルディが1856年から1857年にかけて作曲した。1881年に改訂され、改訂版の台本はアッリーゴ・ボーイトによる。現在ではもっぱら改訂版が上演される。
59名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)16:20:50 ID:Odj
今日もお仕事なのかな?
60シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)21:40:20 ID:hGS()
お疲れ様ですm(_ _)m
今日は休みでした。
61シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)21:43:57 ID:hGS()
では、イルーダ編に突入します(´Д` )
62シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)21:44:19 ID:hGS()
周囲の星々を、その淡く青白い光で消し去りながら、望の月はその国を照らしていた。
四つの巨大な建造物の上からは、それぞれに天を突かんばかりの高さを誇る煙突を有し、広がる街を見下ろしている。

ここはイルーダ王国。豊富な地下資源を基に、独自の文明を築き上げて来た。その技術はイルーダ各国を遥かに凌駕し、魔法と言う力が無ければ、他国を容易く制圧出来る程のものだった。
しかし、歴代のイルーダ国王がそれをしなかったのは理由があった。イルーダ王国を建国した初代の王は、元は鍛治職人だった。あらゆる技術者集団を束ねて、各地を渡り歩いていた彼が、安住の地と定めたのがイルーダと呼ばれる岩ばかりの荒れ果てた荒野にある小さな街であった。
当時は、現在のレムールの五国はまだ未完成であり、各地で領土をめぐる戦いが繰り広げられていた。その度に彼らは土地を追われ、幾つもの土地を巡り、結果的にこの地に辿り着いたのだ。この一見、不毛な大地に見える土地の下に眠る宝に気付いたのは、彼ら故でもあるのだが。
彼らは、持ち得る技術の全てを集めて、技術者の為の国を作り上げる事を夢見た。その意思は噂となり、各地へと職人のルートを通して伝わって行く。その噂を信じた職人が、この土地へと集まり出した。
やがて、彼らの夢は成った。
自らの国を作ると言う信念と誇りにかけて、全ての技術を結集した彼らの前に、立ち向かえる他国の軍団は皆無だった。
しかし、彼らは防衛のみに徹した。繰り返す戦いの無意味さを、彼らが一番知っていたからだ。
そして歴代の王はその意思を誇りとして受け継ぎ、これまで守り続けて来たのだ。

63シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)21:50:28 ID:hGS()
訂正

イルーダ各国を遥かに凌駕し→レムールの各国を遥かに凌駕し
64シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)21:58:00 ID:hGS()
過去、ヴィクトリア帝国の侵攻があって以降、レムールの五国は不可侵条約を結び平和を維持して来た。
しかし、マグス軍と言う新たな脅威が目前まで迫って来ていた。だが、五国のうち、ヨハンス王国とレムラント王国は既にマグス軍により陥落している。残る三国の軍が集結してはいるが、マグス軍の力は未知数であり、連合軍の中には不安が湧き上がっていた。

「退けられるのか? 」

イルーダの王座に座り、そう呟く女がいた。まだ、何処か幼さの残る顔に栗色の長い髪を後頭部でひとつに纏め、その額の上に王族の証したる銀のティアラを冠している。
彼女の名は、レギーナ・エクィエス・パイドパイプ。病に伏せる現国王に代わり、全権を任されたイルーダ国王第一王女であった。

「あっちには死霊使いヘラがいる以上、そう簡単にはいかないよね」

王座の後ろから声がした。

「何処に行ってたの? 」

レギーナは振り向く事もせず、その声の主に語りかけた。

「夜のお散歩ですよ。ずっとここにいたら息が詰まります。王女も一緒にいかがです? 」

「私はここから離れるわけにはいかないわ」

「それは不自由ですね。偉くなるのも考えものです」

そう言いつつ、王座の背後に潜んでいた声の主は、しゃなりしゃなりとレギーナの前に姿を現した。

「レオ。私はお前が羨ましい」

王女は声の主を抱え上げて抱き締めた。その腕の中で、目を閉じて恍惚の表情を浮かべているのは、一匹の黒い猫であった。
65シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)22:47:15 ID:hGS()
「甘い香りがするわ……」

「フレグラントの庭を通ったものですから」

「もう、あの花が咲く時期なのね……」

そう言ったレギーナの腕の中で、黒猫レオの耳がピクリと動いた。

「誰かが近付いて来ます」

黒猫レオはスルリとレギーナの腕を抜け出て、素早く王座の後ろへと身を隠した。
王座の上で姿勢を正したレギーナの耳にも、近付いて来る何者かの足音が聞こえて来た。
その急ぎ足の様子から、何か事が起こった事は容易に予想出来た。

「レギーナ様!こちらにいらしたのですか!」

そう言いつつ、王の間に駆け込んで来たのは褐色の鎧を纏った一人の軍人だった。

「シンドウ、何かあったの? 」

平静を装いつつも、レギーナの心は揺れていた。たった今駆け込んで来たこの軍人はキョウイチ・シンドウ。
黒髪に引き締まった顔に細い目からもわかるように、彼はヤマト生まれの男だった。どの様な事態にも冷静沈着に対応する彼が取り乱している。
それだけでも、事の重大さが推し量られた。

「何からお伝えすれば良いのか……」

「落ち着きなさい。それで事態が変わるわけでもないでしょう」

「申し訳ございません。先程、メスカロンから戻った者からの報告によると、メスカロンにマグス軍の軍隊が攻め込んだようです」

「まさか!それでメスカロンは⁉︎ 」

レギーナは王座から立ち上がっていた。
66名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)22:47:48 ID:Odj
お、たくさん更新してる
67名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)22:48:23 ID:lmE
一瞬スカメロンに見えた
68名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)22:52:36 ID:Odj
とりあえず黒猫レオをくれ
69名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)23:06:53 ID:xIg
提案だが
なろうの小説で〇〇編とかで分けないか
70シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)23:08:13 ID:hGS()
>>69
その方が分かりやすいだろうね。
次の休みにでも変えてみる。
71シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)23:21:42 ID:hGS()
「ちょうど居合わせたウィンティスの小隊により殲滅されたようです」

「小隊?数名でマグス軍を退けたの⁈ その小隊の名は? 」

「ウィンティス王国軍セイク遊撃隊です」

「あのセイク遊撃隊⁉︎ 」

その名前で、レギーナの驚愕が納得の表情へと変わった。レムール山脈を越えた地で、マグス軍と勇敢に戦い殲滅した話しはイルーダにも伝わって来ていた。しかも、その隊には剣王シモン・レイスと闇闘士アーク・ディーも加わっていると聞く。
それだけでも心強い事に変わりはない。兵士達の士気にも関わって来る。しかし、喜ぶレギーナとは対照的に、シンドウの表情は暗く沈んでいた。

「もうひとつ、お伝えしておくべき事がございます」

やはり沈んだ声でシンドウが言葉を挟んだ。

「他に何が? 」

そのシンドウの言葉で我に返ったレギーナが問い返した。

「ノーランド城がヴィクトリア帝国により攻め落とされました」

「ヴィクトリア帝国が⁉︎あの土地は、白の魔法使いにより守護されているはずではなかったの? 」

「白の魔法使いは動かなかったようです」

「どうして⁈ 」

「それは私にも分かりません」

その後続いた沈黙を破るように、シンドウの背後から一人の男が現れた。
72名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)23:30:13 ID:Odj
更新早すぎぃ!
シモンたん絶好調
73シモン◆qECGVNv88M :2015/07/20(月)23:50:51 ID:hGS()
>>72
体調的には絶不調だけどね(´Д` )
風邪ひいたかも
74名無しさん@おーぷん :2015/07/20(月)23:51:14 ID:rFZ
凄くわくわく!
75シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)00:03:37 ID:xZL()
「ノーランドの国王が、白の魔法使いの機嫌を損ねる事をやらかしたんですよ。まぁ、他にも理由はあるでしょうが……」

シンドウと同じ黒髪だが、その下の顔は青白く、その黒い服を更に黒いコートで覆った男は、足音もなく王の間へと入って来た。
生気と共に色まで失ったような男の容姿の中で、鮮やかに色を放つのは両目の青と、左耳にのみに施されたピアスの赤だけだった。

「シリウス。いつ戻った? 」

「つい今しがたです」

振り返ったシンドウに軽く会釈し、シリウスはレギーナの前へと進み出た。

「白の魔法使いが動かなかった理由はともかく、ノーランドが堕ちた事には変わりありません。我々も対策を練らねばならないでしょう」

目の前に膝まづき、そう進言するシリウスを見る王女レギーナは明らかに動揺していた。この事実をイルーダに駐留しているノーランド王国軍が知れば、直ぐにでも奪還に動き出すだろう。
そうなれば連合軍の戦力は割かれる事になる。いつ襲って来るかわからないマグス軍の脅威に、果たして残存の兵力で対抗出来るのか?

「明日の朝には、ノーランド軍にも知れ渡り、彼らは国を取り戻す為に動くでしょう。混乱は避けられません」

レギーナの不安を見透かしたかのように、シリウスは淡々と言葉を続けた。

「しかも、セイク遊撃隊からシモン・レイスとアーク・ディーは既に離脱しています。何処にいるかも分かりません」

その言葉に、レギーナは力なく王座へと腰を落とした。

「しかし……ご安心下さい。イルーダの兵器があれば、マグス軍は必ず凌げます」
76名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)01:00:28 ID:gZS
テイルさんはいつ出るのかなー
77名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)01:16:16 ID:Rjm
ますますトールキンを思い出してしまった
78シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)07:40:17 ID:xZL()
おはようございますm(_ _)m

>>76
ノーランド絡みだから、もうちょっと先
>>77
ちょこっと読んでみた。
79名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)07:57:42 ID:Rjm
おはです
台風すぎてから一気に暑くなった…
空はきれいだがなぁ
80名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)07:58:09 ID:Rjm
>>78
あ、読んでみたんだ
大部だから時間はかかるけど、読む価値は絶対にありやすぜ
81名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)08:34:58 ID:Vqp
凄くわくわく!
82シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)19:07:32 ID:xZL()
暑いのは暑いんだけど、台風の時の蒸し蒸し感に比べれば、まだいくらかマシかもね(^_^)
83名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)19:42:18 ID:Rjm
>>82
直射日光がきつい…
84シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)19:43:10 ID:xZL()
紫外線対策をお忘れなく(´Д` )
俺はしたことないけどww
85シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)20:10:17 ID:xZL()
オマサガなろう50話投稿しました(´Д` )
86名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)20:13:41 ID:Rjm
>>85
私も今から打ち込む
87名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)20:43:16 ID:XRB
【朗報】シモンご当地キャラになる
http://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page000589.html

ちなみにこの子は男の子
どうしてこうなった
88シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)20:48:49 ID:xZL()
>>87
かわいいじゃねぇかww
下妻市に住民票移すか(´Д` )
89名無しさん@おーぷん :2015/07/21(火)20:55:18 ID:XRB
>>88
次は下妻市を舞台にした作品にすれば話題性はバッチリですぜ旦那
ちなみにこのシモンちゃんは3代目なんだけど初代&2代目の画風と
違い過ぎてワラタ。まさにどうしてこうなった
ググればわかるが初代2代目はディズニー調で萌えとはほど遠い
90シモン◆qECGVNv88M :2015/07/21(火)21:05:09 ID:xZL()
画像検索してみた(´Д` )

くっそwwカオス過ぎて笑ってしまったww
91シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)00:35:04 ID:pXJ()
|д・) ソォーッ…更新出来ずにすんません
92シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)00:38:13 ID:pXJ()
>>89
それはいいアイデアだと思う。
ちょっと考え中(´Д` )
93名無しさん@おーぷん :2015/07/22(水)01:00:06 ID:TVz
>>92
下妻市を舞台にした作品を書く→ご当地小説として話題になる→
書籍化の依頼→ご当地アニメ化の依頼→印税生活でウハウハ
→シモン下妻市の名誉市民へ

いけるやん!
94名無しさん@おーぷん :2015/07/22(水)01:14:30 ID:15A
>>93
ありだな
95シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)17:57:17 ID:pXJ()
>>93
>>94
いや(´Д` )ありえん
96シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)19:55:30 ID:pXJ()
さぁ、書きますか(´Д` )
97シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)19:58:45 ID:pXJ()
「そう言い切る根拠は何? 」

レギーナは王座の上から、再びシリウスへと目を向けた。
この男は各地を廻り、情報を集める諜報員。その言葉の裏には、幾つもの事実が積み重ねられている。
一時凌ぎの気休めを言うような男ではない。その事をレギーナは知っていた。

「王女様は忘れてはならない事をお忘れのようです」

シリウスは顔を上げることなく言った。

「忘れてはならない事? 」

「はい」

若き王女は一瞬ためらったが、シリウスから目を離す事はなかった。

「それは何だ? 」

「先人達から受け継いだ技術力と誇りでございます。我々の兵器は決して魔力などに負けぬものと、この私は信じております」

「らしくないな……シリウス。お前が感情で物を言うとは」

シンドウは不思議そうに、目の前に膝まづく男の背中に語りかけた。

「私はこのイルーダで産まれ育ち、この国に忠誠を誓った身です。しかし、この身体の中にはヤマトの血が流れています。その血がそう言わせたのでしょう」

そう淡々と答えるシリウスの言葉には、どこか否定出来ぬ説得力があり、レギーナとシンドウはそれ以上問う事はしなかった。

「ウィンティスとノーランドの指揮官を招集しましょう」

「そうね。現状を把握した上で、これからの作戦を立てなければ」

「では、早速使いを出します」

そう言うと、シンドウはすぐさま王の間を出て行った。
98名無しさん@おーぷん :2015/07/22(水)20:09:31 ID:15A
更新されてる
99シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)22:03:33 ID:pXJ()
やうしお(´Д` )
100シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)22:37:26 ID:pXJ()



101名無しさん@おーぷん :2015/07/22(水)23:30:03 ID:Nwb
大分初期から地図変わったね
102シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)23:31:06 ID:pXJ()
とりあえず相関図感覚で書いてみた。
字が汚いのは相変わらずだけどね
103名無しさん@おーぷん :2015/07/22(水)23:36:23 ID:Nwb
キャラが多いとゴチャゴチャするからな
相関図も自ずとゴチャゴチャ
104シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)23:40:40 ID:pXJ()
>>103
キャラの相関図は流石に一枚では収まらないww
考えてみれば、シモン・レイスの人となりを書いて
いなかったな。何処で産まれて、どうして聖王騎士団
にいたのか。
後は、新キャラの性格とか話し方とかイマイチ
掴めてない(´Д` )
105名無しさん@おーぷん :2015/07/22(水)23:51:12 ID:1BY
一人称がワイ将のキャラとか入れてみたらw
106シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)23:54:23 ID:pXJ()
>>105
そう言えば、そんなキャラいなかったな(´Д` )
関西弁はケセランパサランに持って行かれたし、
オネェ言葉はヨッシーだし、後は広島弁と博多弁もあるか
107シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)23:57:19 ID:pXJ()
じゃけんのぅ!ばってん、よかろうもん。とか(´Д` )
べらんめぇ口調はヤマトにしてるしなぁ。
関係ないけど、ヨッシーとケセランパサランを
絡ませてみたい
108シモン◆qECGVNv88M :2015/07/22(水)23:58:38 ID:pXJ()
後は京都のどすえぇがあるか(´Д` )
他にあるかな?
沖縄弁はわけわからんww
109名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)00:05:51 ID:Hl0
魔法の詠唱とかでドイツ語
110シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)00:10:01 ID:FDh()
本編はこれから対マグス軍と対ヴィクトリアで
分かれて進んで行くことになる。
ノーランド絡みで言うとカッシート家、メノリ家、
志村、ラース、そこへテイルが乱入かな。
イルーダ、ヤマト絡みでは、ほぼ未登場キャラ
の出番。
ウィンティスでは対バルバロイ。
111シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)00:11:37 ID:FDh()
>>109
ドイツ語は難しい(´Д` )
因みにテヘラン覚醒時に唱えた呪文はソロモンの呪文。
確か、ギリシャ語だったかな?
112名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)00:13:55 ID:Hl0
バルバロイがついに来るのかー
113名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)00:14:27 ID:Hl0
>>111
そういや結局テヘランって束縛系呪文じゃなくなったのかな?
114名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)00:22:15 ID:eUW
>>111
ドイツ語は大学時代専攻したけどいやー死んだわ
名詞だけで男性女性オカマ(中性)3種類とかふざけんなと
なにがぐーてんもるげんだ
115シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)00:25:44 ID:FDh()
>>112
バルバロイVSテルモトになるかもね
>>113
俺の設定上では、通常はキャラ作者さんの設定通りの
拘束系。しかし、その有り余る魔力を抑制していたのが
魔力を増幅させるはずの魔法ロッドだったと考えている。
抑制していた魔法ロッドを奪われた為に、テヘラン暴走と
言うシナリオ(´Д` )
116シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)00:27:29 ID:FDh()
>>114
ドイツと聞いて、ソーセージとビールしか思いつかない自分にとっては、理解出来ない世界ですわ(´Д` )
117名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)00:40:46 ID:eUW
>>116
パッと見、文章構成が英語に近いんで同じ感覚でやれそうに見える罠
ところが単語も文法も複雑。さっき挙げた名詞の性とか複雑怪奇
なんとなくカッケーからという理由で選択しちゃいけないトラップ科目w
118名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)01:14:24 ID:74f
ドイツ語は分かりやすいよ
英語と違ってへんな読み方ないし
フランス語は苦労するが、英語ほど度ではないな…
119名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)01:16:00 ID:74f
ヨーロッパの言語はに頼ったものが多いから、それで考えるといい

water(英語),wasser(ドイツ語)
みたいにね

book,buch

right,recht
120名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)01:16:26 ID:74f
他にもいっぱいあるけどすぐ思い出せんな…
121名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)01:33:57 ID:2qn
バルバロイって馬に乗ったヒャッハーさん達なの?
122シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)18:29:50 ID:FDh()
ただいも(´Д` )
123名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)18:36:38 ID:g3t
おかいもヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ
124名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)20:43:16 ID:L9t
おかえりしもんぬ
125シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)21:34:53 ID:FDh()
王の間に各国の指揮官が集っていたその頃、見廻りの兵士二人が、イルーダの街中でひとつの異変と遭遇していた。

「何だ?あれは? 」

大通りからひとつ裏にある路地の中央に何やら長い木箱のようなものが放置されている。
松明を手に、二人が恐る恐るその木箱へと近づくと、その木箱のようなものが、簡易ではあるが棺である事に気が付いた。

「誰がこんなところに……」

兵士の一人が足でその棺を蹴ってみると、鈍く重い音が返って来た。

「おいおい、まさか……」

もう一人の兵士が、嫌悪感を露わにしながら、棺を蹴った兵士をチラリと見た。

「確かめようぜ」

からかうように笑みを浮かべた兵士は、躊躇なく棺の蓋へと手を掛けた。思いの外、蓋は簡単に持ち上がり、中に横たわる屍を松明の灯りの元へと曝け出した。

「何だ……こいつは……」

その姿は確かに人である。血の気を失った白い肌に金色の長髪。それ自体が鎧であるかのような、鍛え上げられた隆々とした筋肉。
だが、何かが違う。その屍を見た瞬間、全神経が壮絶な拒否反応を示したかのように感じたのだ。

「気味が悪い」

「そうだな……」

その時だった。少し震える手で棺の蓋を閉めようとした兵士の手首を、白い屍の手が掴んだのは。

「うわぁ! 」

手首を掴まれた兵士は、その叫びと共にその動きを止めた。隣りに立っていた兵士は、その叫び声に後ろに飛び退きながら剣を抜いて構えた。

「お、おい!どうした⁉︎ 」

悲鳴にも似た震える声で、動きを止めた兵士へと叫ぶ。しかし、返事はない。同時に彼は感じ取っていた。夜の冷たさとは明らかに違う、禍々しい程の冷たい空気を。

「ちきしょう! 」

兵士は棺から突き出た白い腕へと、渾身の力で剣を振り下ろしていた。
だが、その刃が腕へと到達する前に棺から現れた別の腕が、その剣を掴み止めていた。
126名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)21:54:52 ID:dJZ
シモン色の波紋疾走
127シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)22:25:16 ID:FDh()
「月は何と美しいのだろう。宝石?いや、貴婦人と呼ぶべきか……」

棺の中からそう呟く声が聞こえた。
剣を掴まれた兵士は、必死に振りほどこうとするが、まるで岩に挟まったかのように剣は動かない。
だが、剣の柄から手を離すことも出来ない。それは自らの意思ではなく!離そうにも、吸い付いたように離れないのだ。
その場から逃げようともがく兵士の視界の中で、棺の屍がむくりと上半身を起こした。

「貴婦人に捧げ物を献上したいのだが……」

金色に輝く長髪の隙間から覗く赤い瞳が、剣を持った震える兵士を捉えた。その瞬間、兵士は身体の自由を奪われてしまっていた。呼吸する事さえもままならぬ程に。

「あいにく何も持ち合わせていないのだ。粗末ではあるが、お前達の魂をとりあえずの捧げ物としよう」

その言葉に、剣を手に立ち尽くす兵士は助けを求めるかのように、もう一人の兵士へと目を向けた。
しかし、その僅かな望みも瞬時に砕かれてしまった。
彼は既に死んでいた。叫ぶように開かれた口と同様に、その二つの目も見開いた状態で絶命していた。凍りついたように……いや、実際に凍りついていたのだ。その肌を白い霜が覆い尽くしている。
それはまるで名のある彫刻家によって造られた雪像のように、美しいまでの白い存在感と共に、氷の屍と化していた。

「憂うる事はない。むしろ歓喜に泣き叫ぶがいい。お前達は選ばれたのだ」

その言葉が兵士の耳に辿り着いた時、兵士自身の腕も白く侵食され始めていた。

「死を迎える者の表情は美しい。その恐怖に満ちた表情は、一瞬の芸術。その芸術を創り出す事が私の悦びなのだよ」

棺の男がそう言い終える前に、兵士は氷と化していた。

「まだだ。私の求める究極の芸術には程遠い。貴婦人に捧げるには余りにも粗末」

棺の男の拳が、氷と化した二人の兵士へと撃ち込まれた。瞬時に砕かれ飛び散る氷の破片が、夜の闇の中で
雨のような細かい音を重ね、やがて静寂へと戻っていた。
128シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)22:31:37 ID:FDh()
ちょっとジョジョっぽく書いてみた(´Д` )
129シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)22:34:23 ID:FDh()
おし(´Д` )ジョジョモード続行
130シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)23:16:01 ID:FDh()
小説を書くスタンドを募集(´Д` )
131シモン◆qECGVNv88M :2015/07/23(木)23:28:12 ID:FDh()
眠気覚ましのハバネロ(´Д` )効果あり
132名無しさん@おーぷん :2015/07/23(木)23:41:33 ID:eUW
ウリィィとか無駄無駄ぁとかありのまま起こった事を話すんですねわかります
133名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)01:24:17 ID:TFo
>>131
暴君ハバネロ?
134シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)04:54:31 ID:YMv()
「ほぅ。これは奇妙な……」

棺から立ち上がった男は、路地の奥の闇へと目を向けていた。そこにはただ建物の作り出す闇が広がっているだけのように見えたが、彼の耳は近付いて来る何者かの足音を捉えていたのだ。
それだけなら、どうと言うことはない。先程、彼が奇妙だと言った理由は別のところにあった。その足音の主が、他の生命体と決定的に違う理由に、彼は気付き戸惑っていた。
やがて、足音の主は月明かりの下にその全身を曝け出した。
身体に張り付くような黒い服に身を包んだその人影は、同じく黒く長い髪を後ろで束ねている。そして、その瞳は瞬きする事もなく、棺の男を捉えて離さない。

「人……では無いな……」

自ら発したその言葉に、棺の男の顔は笑みを浮かべていた。それは、対峙する女への嘲笑ではなく、自らへと向けた嘲笑であった。何故なら、彼自身も人間ではないのだ。
人間を見下しながらも、人間の姿をとる闇の存在。その自分の中の矛盾を具現化するかのような存在が、たった今、目の前に姿を現したのだ。それが皮肉にも思えて、彼は苦笑いを浮かべたのかもしれない。

「お前の胸からは鼓動が聞こえない。人の姿だが、人でない。つまりは……人形か」

彼がそう判断したのには、それなりの理由があった。ヘラのような死霊使いが使役する屍にせよ、その身体からは闇の魔力が感じ取れるものだ。
しかし、この目の前にいる者からは、闇の魔力は一切感じ取れない。
強いて言えば、まるで正反対の力を感じる。それは光の力。いわば生命力とも言い換えられる。だが、その生命体としての心臓の鼓動が、目の前の存在からは聞き取れない。
つまりは似て非なるもの。ここがイルーダである事を考慮すれば、この目の前の存在の正体はそれしかないのだ。
135名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)05:09:29 ID:OqZ
おお?新キャラ?
136シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)05:09:34 ID:YMv()
>>132
あれは表現出来ねぇ(´Д` )
>>133
そう(´Д` )暴君ハバネロ。
137シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)05:11:16 ID:YMv()
>>135
割とオマサガの最初の頃に投稿されてたキャラ(´Д` )
やっと登場
138名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)16:59:33 ID:Txp
満を持してディオ登場
139名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)17:56:34 ID:oyJ
馴染むぞっ!
140名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)18:45:09 ID:pFD
凄くわくわく!
141シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)18:55:57 ID:YMv()
ただいも(´Д` )
142名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)18:57:26 ID:pFD
おかいも
143名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)18:59:48 ID:oyJ
おれいも
144シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)19:01:01 ID:YMv()
あい(´Д` )
この魔人を倒す方法を考え中
145名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)19:02:44 ID:Txp
白の魔法使い
146名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)19:05:06 ID:OqZ
昼になったら灰になりそうだから棺を昼間に開けてあげよう
147シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)19:07:04 ID:YMv()
否(´Д` )これは荒木飛呂彦先生へのオマージュなのだよ。













と、言い訳
148シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)19:19:00 ID:YMv()
まぁ、書きながら考える(´Д` )
149名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)19:35:07 ID:TFo
シモンさんよく進んでるな
私も頑張らないと
150シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)20:03:27 ID:YMv()
>>149
頑張ろう(´Д` )ぼちぼちでいいから
151名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)20:05:21 ID:AoD
虎がオマサガと全く同じ設定のタイガー・ランペルージってキャラをレスしてきたんだが
詳細さえ違えば別キャラだとか言ってるけどどう思う?
流石にいかんと思うけど
152シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)20:08:54 ID:YMv()
>>151
そっか(´Д` )虎の本意がわからないけど、
そちらで使えそうなら使ってあげて。
こちらは早々に殉職させるから。
同時に同じキャラが動くのも混乱しそうだし。
153名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)20:09:58 ID:0CT
早々に殉職ワラタ
154名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)20:11:11 ID:AoD
>>152
了解です
こちらもドラゴンのエサとかにしときますw
155名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)20:12:45 ID:OqZ
せっかく良いポジションにつけそうだったのにな
もったいないことするもんだ、さすがは虎
156シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)20:33:08 ID:YMv()
>>153
そこかwwいい感してるなww上出来だ
>>154
任せたd( ̄  ̄)存分にやれ
>>155
二兎を追う者は……です。
157シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)21:04:20 ID:YMv()
「人形よ、名はあるのか? 」

棺の男は、立ちはだかる女の姿をした『人形』に問いかける。

「クロック……デス」

人形はあっさりとその問いに答えを返した。その抑揚のない声が、人形を更に無機質な存在に感じさせる。

「面白い……」

だがその無機質な声に、冷酷な殺戮者……棺の男は、興味を深めたように呟いていた。

「我が名はシュバルツバルト。永久の時を統べる者だ。クロックよ、我と共に来ぬか? 」

再び投げかけられた問いに、クロックはその長い黒髪を揺らして首を傾げた。

「我々は産まれた理由は違えど、同じ人の型を取った人外の者だ。どう振舞おうと、我々は忌み嫌われる存在でしかないのだ。ならば……」

そう言ったシュバルツバルトは、その右手をクロックへと差し出す。

「我々が人である必要はない。むしろ、人ではない存在意義を共に世に示そうではないか」

だが、その言葉にもクロックは首を傾げたまま動きを見せなかった。

「やはり人形は人形でしかないのか……」

差し出した手の拳を、シュバルツバルトは固く握り締めた。

「人に拘るうちは、それを超える事は出来ない……デス」

赤い瞳に狂気を宿した男の前で、クロックはやっと答えを返した。

「神にでもなれと言うのか ?小賢しい!」

シュバルツバルトは握り締めた拳を、そのままクロックへと向けて振り抜いていた。
158名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)21:04:45 ID:TFo
そういや、ある作者が作中でキャラを死なせたらファンから「どうして死なせたんですか!」と抗議まではいかんが、ショック受けてるというレター来て、
どうしてこんなことで騒ぐのか理解できないと言っていたな
159名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)21:05:45 ID:TFo
シュヴァルツバルトって黒森か
160シモン◆qECGVNv88M :2015/07/24(金)21:09:35 ID:YMv()
>>159
流石だな(´Д` )ドイツ語で黒森なんだよね
161名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)21:11:59 ID:TFo
ヴァルト の方が近い発音だと思うが、そこら辺は名前だしどうでもいいんだろうな
162名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)21:24:58 ID:0CT
>>158
オマサガにもいましたよそういう問題児が
163名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)21:26:13 ID:TFo
>>162
そこまで思い入れ持ってくれるのは作者としては有難い事なんだろうが…
読者が思うほど作者は自作品のキャラに愛着持ってないという事はあまり理解できないのかもな
164名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)22:06:12 ID:0CT
>>163
思い入れというより単なる我が儘だと思いますよ
作者としても好きでキャラ殺すわけでもなし、例えばストーリーの
進行上やむなくとか何かしら理由があると思うんですよ
でもそういった作者側の心情とか考えもしない
ただそのキャラが好き→だから殺した作者ムカつく!って
この短絡的な思考はガキみたいだと思いますね
165名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)22:07:45 ID:TFo
>>164
ショック受ける程度の話かと思った…
作者批判まで行ったらそりゃたしかに駄目だな
166名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)22:19:48 ID:0CT
>>165
だいたいがキャラ好きで作品見てる人は作品そのものには
実はあまり関心なかったりするんですよ
ただそのキャラの活躍が見たいってだけだから例えばアニメとかだと
該当スレで「○○の出番少ないのおかしくね?」とか
「○○より××の方が強いのはおかしい」とか色々めんどくさい奴とかいますよ
167名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)22:31:13 ID:TFo
>>166
ああ、以前ちょっと9chの漫画板いた時もそんな話題ばっかりだったな…
アメーバピグチャットでもそんなのいっぱいいたし
進撃の巨人の話題が出ると必ず「どのキャラが好き?」で、ストーリーの話題一切なし
キャラに付いた属性とかそんなんだけ見てしまうんだろうな
俺は構成が好きで、キャラが動くと歯車が回るようにストーリーが展開していくのが好きだが
168名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:04:25 ID:AoD
ザッ○さんを責めるのは止めてさしあげろ
169名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:10:01 ID:6XR
ダン◯ンロ◯パって作品があるんだが
その作品では殺し合いが主題なんだ
そして(結果的に)死んだほうがスポットが当たって物語的には目立つんだかな
なしくずし的に生き残ったほうが影が薄くなったりするんだよな
その辺りわからんやつは結構いる


同意できる人がいるかは別にして
(そもそもダン◯ンを知ってる人がいるか分からんし)
170名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:14:12 ID:TFo
>>169
名前しか知らん…
超有名コンテンツなのは承知してるが
171名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:25:17 ID:6XR
>>170
そうか…まあとにかく死に際ってのは最大の見せ場であるってのが言いたいこと
その死によって大きく場面は動くし
逆に動かずゴミのように蹴散らされても
それは相手側を大きく目立たせる一因となる訳だ
(あんな能力があるやつを一撃で…的な)
特にコロシアイが主題のダン◯ンや
死が当たり前のファンタジー(オマサガもそう)
はそれが顕著
死をデメリットとしてしか見れないのは悲しい
寧ろ死によって何がもたらされたかが大事
そこは作者の腕の見せ所
(さっき言ったように死で誰かが覚醒
→大きな意味合い
ゴミのように蹴散らされる
→相手を大きく見せることが可能)
172名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:28:05 ID:qvq
>>169
1しかやったことないが、確かに死んだ時の盛り上がりは凄かった
173名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:39:06 ID:TFo
>>171
ある作家だか何だかは、死は安易に盛り上がりを作る方法の一つである
とか何とか言ってたな
もちろんきちんと積み重ねていったうえで構成に寄与できればいいのだけれど
174名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:43:53 ID:6XR
>>173
その言葉、裏を返せば最も作りやすい山の作り方って所やね
死は動機として強く作用するから
ただし最も作りやすい=扱いやすいとは違う
下手にやれば
「はいはいお涙頂戴」になるし
一流が手がけたものなら伏線や悲劇をより演出するスパイスになる
なんか上から目線でスマン
どうも仕事柄熱くなる
175名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:45:25 ID:TFo
>>174
全然上から目線には見えないけど…
だからその作家さんが言ってるのはその「下手な例」について挙げてるんだと思う
あまりに安易にそういう展開が乱発されることに対する苦言じゃないかな
176名無しさん@おーぷん :2015/07/24(金)23:56:08 ID:6XR
>>175
まさにその作者さんの言う通り
極端に死を軽くするのもやり方の一つだけどね
(無双シリーズの兵士並みに)
なんか重たい死を何度も作ると同じようになり下手な形になっていく
重たい死にも種類を入れてくと面白くなっていく
例えば…
・目の前で死ぬ
→言葉とかわせず即死パターン
→遺言とか残すパターン
→意識し不明の重体(実質的な退場)
・いつの間にか亡くなっている
→ミステリー要素として犯人は謎
→「おまえ、知らないのか?」風
•死に場所へ行く前に会うパターン
→映画のパターンは大体これ
→もう会うこともないだろう‥じゃあな
→ラスト以外は使いにいくい
→あっさり無駄だったことでラスボス強調にも効果アリ(最終奥義片手で壊すとか)

3パターン以外にもあるけどとにかく被らせないこと

これ以上はスレチやね
シモンと>>175に頭を下げてROMることにする
177名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)00:06:07 ID:V7h
>>176
雑談は雑談で「誰かいる?」のスレがあるんだからそっちにも来ればいいのに
178シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)00:31:53 ID:jXf()
うん(´Д` )良く寝てた。
面白いからもっと続ければいいのに。
勉強になります
179シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)01:52:33 ID:jXf()
こちらで駄弁り中(´Д` )

http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/bun/1430721931/401-
180名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)04:30:27 ID:V7h
もう復活した
181名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)18:46:40 ID:V7h
>>176
Paul Valéry ‏@Valery_BOT · 30分30分前
文学上の手段として用いられる死は、作者の無能を示すものだ。

ツイッターBOTにあった
182シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)19:04:50 ID:jXf()
無能が戻ってまいりました(´Д` )
183シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)19:15:53 ID:jXf()
オマサガ52話投稿しましたd( ̄  ̄)
184名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)19:16:25 ID:V7h
そういやあれでPV数は増えた?
185シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)19:18:28 ID:jXf()
ありがとうございますm(_ _)m
こんな状況




186名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)19:22:49 ID:V7h
>>185
時間柄ちょっと少ないな
7時ごろやればもっと増えたはずだった
187シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)19:23:14 ID:jXf()
27時間テレビやってるから、おいらも27時間チャレンジしてみるか(´Д` )
188名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)19:26:54 ID:V7h
テレビ自体見ないし、27時間テレビとか見たことないな
あれ司会とかずっとやってるのか
テンション維持無理だろ
長時間企画間に挟んで仮眠取るとか?
189シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)19:30:15 ID:jXf()
まぁ、何処かで休みは挟むよな(´Д` )
190シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)20:26:08 ID:jXf()
鈍い金属音と共に、クロックはシュバルツバルトの前から弾き飛ばされていた。人型とは言え、それなりの質量があるクロックをまるでボールのように殴り飛ばすその腕力は、やはり常人のそれではない。
地面に一度叩きつけられ、更に転がるクロックを止めた何者かの足があった。

「まったく……楽しませてくれるな……」

そう嘲笑うシュバルツバルトの赤い瞳は、その足の主へと向けられていた。
淡い月明かりに浮かび上がったその姿は、シュバルツバルトに興味を抱かせるには充分だった。
そこに立っていたのは、シュバルツバルトにも劣らぬ程の大男。しかし、その顔は骸骨の面で覆われている。右手には骨を模した棍棒を持ち、無言の抗議を含み、真っ直ぐにシュバルツバルトを見据えている。

「仮装パーティの帰りか? 」

笑いを堪えながらシュバルツバルトがその骸骨男へと問いかけた。

「あんたにとっては死神さ」

仮面の下から、少し篭った男の声がした。

「死神か。ならば必要はない」

腕を組んだシュバルツバルトが、その右手の人差し指を骸骨男へと向けた。

「何故なら、私は永遠の命を有する者だからだ」

「それがどうした? 」

その言葉と同時に、骸骨男の棍棒がその手を離れ、シュバルツバルトへと回転しながら襲いかかった。
指一本。人差し指ひとつでその棍棒を弾き返し、シュバルツバルトは再び嘲笑の声を上げた。

「お前は死神ではなく、道化……」

だが、その言葉を言い終わる前に、その顔は撃ち込まれた拳によって苦悶に歪んだ。

「道化にも意地はある」

シュバルツバルトの想定よりも速く、骸骨男の渾身の一撃が彼を貫いていた。
191名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)20:29:57 ID:V7h
黒森さん登場即即死か
192シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)20:36:34 ID:jXf()
否(´Д` )奴は不死身だ
193名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)20:45:04 ID:V7h
>>192
ネタで言ったのに…
194シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)20:47:08 ID:jXf()
そか(´Д` )すまん

明日までにヤマト編に行かせたい
195名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)20:47:55 ID:V7h
というわけで黒森さん半泣き&骸骨にぼこられてる展開期待します
196シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)21:09:43 ID:jXf()
仰け反りながらもその拳を掴み、シュバルツバルトは再び笑みを浮かべていた。

「道化よ、褒めてやろう。この私に拳を撃ち込んだのは、マグス皇帝の他はお前だけだ」

まるでダメージを受けてはいないかのように、骸骨男の手を捻じり上げる。今度は骸骨男の顔が苦悶に歪んでいる。

「道化よ、その名を名乗れ。我が記憶に留めておいてやろう」

その赤い瞳が怪しい光を放つ。その光に魅入られるように、骸骨男はその唇を震わせた。

「シ……オ……」

「ザ・スカル……デス」

骸骨男の遥か後方から女の声がした。

「流石は人形……まだ動けるか」

シュバルツバルトの笑みが苦笑いに変わった。その視線の先には、立ち上がったクロックの姿があった。

「まぁ、いい。ザ・スカル……お前は何者だ?何故に私の邪魔をする? 」

その声には、少しばかりの苛立ちも感じられた。シュバルツバルトが苛立つ理由は、ザ・スカルの鼓動にあった。
シュバルツバルトの驚異的な聴力は、対峙する相手の心臓の鼓動さえも聴き取れる。故に、目の前にいるザ・スカルの鼓動も手に取るようにわかる。だからこそなのだ。
ザ・スカルの鼓動は、この危機的状況においても、まるで早まる事もない。それが慣れから来るものであるとするならば、このザ・スカルという男は侮れない存在である事に間違いはなかった。

「気に……入らねぇ……だけさ」

シュバルツバルトの問いへの答えが返された瞬間、幾つもの弾丸がザ・スカルを捉えた魔界の男の体を衝撃と共に撃ち抜いていた。
197シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)21:25:25 ID:jXf()
>>195さんしか読んでいない気がしてきた(´Д` )
オマサガ自体を早々に終わらすべきか
198名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)21:27:48 ID:V7h
みんな読んでるみたいよ
あえてレスしないだけで
さすがにこういう緊迫場面の描写は素晴らしいな
199名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)21:28:35 ID:V7h
>>197
普通になろうでも読んでもらうこと前提で書いていけばいいんじゃないの
ちょっとまたツイッター宣伝するか
200名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)21:32:42 ID:hAx
読んでるお(^ω^)
でもどういうレスしたら良いかわからないんだお(^ω^)
201名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)21:48:22 ID:V7h
(^ω^)
202シモン◆qECGVNv88M :2015/07/25(土)21:59:31 ID:jXf()
「消去する……デス」

その腕に仕込まれた銃器の口から煙を立ち登らせながら、クロックがやはり抑揚のない声を発した。

「ただの人形ではなさそうだな」

その身体に幾つもの弾丸の穴を空けながらも、シュバルツバルトはザ・スカルを地に投げ捨てて、クロックへと足を踏み出した。

「人間ごときに造られた人形が、我を倒せるわけがなかろう」

一歩一歩と近づく魔人に、当然のように怯える仕草も見せず、クロックは再びその銃口をシュバルツバルトへと向けていた。

「貴方……悪い人……デス」

その銃口から火花と共に弾丸が放たれた。その起動は真っ直ぐに迫り来る魔人の身体に風穴を空けながら、夜の闇へと消えて行く。

「人形如きにはわかるまい。我の崇高な存在理由を」

弾丸を受けながらも立ち止まる事なく、シュバルツバルトはクロックの前に辿り着いた。そのシュバルツバルトへと向けて、クロックの刃を備えた回し蹴りが放たれる。

「悪い人だと?……笑わせるな。お前を造り出した人間の方も……いや、そいつらの方が余程、悪い奴等だろうが……」

クロックの足先から突き出た刃を素手で受け止めながら、シュバルツバルトが呟く。その言葉の意味を理解出来ずにいるのか、クロックはその首を傾げた。

「その身体に仕込まれた武器の数々……つまりは、お前も人を殺す為に造られた殺人兵器でしかない。俺と似たようなものだ」

シュバルツバルトは伸ばした手の平で、クロックの頬を包んだ。
203名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)22:08:06 ID:V7h
絶好調だなw
こういうシーンはシモンさん冴えるなあ
204名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)22:09:59 ID:C7i
金髪デス
205名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)22:11:33 ID:hAx
(黒森さん、相手は人形でっせ)
206名無しさん@おーぷん :2015/07/25(土)22:39:03 ID:0P4
いつも読んでるから続けてくれ
207シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)08:24:50 ID:B6B()
おはようございますm(_ _)m
ぼちぼち書いて行きます
208名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)10:50:12 ID:XnO
661 :ザックの作者 :2015/05/06(水)18:02:50 ID:Cqp × わざわざ嫌な話題掘り返すけど言わせてほしい

813 :ザックロー◆dSn4H8mZOY :2014/05/17(土)16:58:33 ID:Fn6L04Lcg × あーん!ザック様が死んだ!
ザックさまよいしょ本&ザックさまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代はザックだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんな双剣野郎ごときに殺られるなんてっ!!
シモンと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく鈍い彼が(たとえオッサンでもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
ザックさまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
シモンのカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)

830 :ザックロー◆dSn4H8mZOY :2014/05/17(土)17:28:54 ID:Fn6L04Lcg ×
もしかしたら浅い傷で済んでたかもしれないのに!!!のに!!!!


はぁ……花京院が死んだとき並のテンションだわ


問題のこのレスなんですが、自分は「ザックが死んで残念だ」みたいな感じだったのです。
それでとあるコピペ改変して書き込んだわけです。
そのコピペを知らない人が「ザック自己中だろ」みたいな感じで叩かれたわけなんですけど。


自分はシモンに文句をつけたり生かす事を要求したわけじゃ無いんです。
それだけは分かって欲しいな
209シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)10:56:15 ID:B6B()
わかってるよd( ̄  ̄)
210シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)10:59:03 ID:B6B()
未だに誤解されてるのは辛いよね(´Д` )
211シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)10:59:41 ID:B6B()
「お前の主の名を答えよ。クロック」

その白い肌に指を這わせながら、シュバルツバルトが問いかけた。

「アーク・ディー……デス」

クロックの唇から漏れ出た名前に、一瞬動きを止めたシュバルツバルトだったが、直ぐに周囲の闇に響く程の声を上げて笑い出した。

「あの忌々しい竜族の末裔か 」

シュバルツバルトの手から放たれる白い冷気が、クロックの顔を覆い始めた。

「その手を離せ!クソッタレ! 」

棍棒を再び手に取ったザ・スカルは、白き魔人へと跳躍しようとしてその足を止めた。いや、出来なかった。両足が地面に吸い付いた様に離れない。
咄嗟に足元を見たザ・スカルは驚愕した。

「いつの間に……」

シュバルツバルトから地面を這うようにして伸びる白い筋が、ザ・スカルの両足を捉え、彼を氷の柱と変えるべく徐々に侵食を始めていた。

「ゆっくりと死を味わうがいい。私に拳を撃ち込んだ事への褒美だ」

そう言ったシュバルツバルトの白い身体からは、クロックから受けた銃撃の弾痕は消えてしまっていた。

「死は究極の芸術だ。今宵、この国を芸術で染めてやろう」

シュバルツバルトの魔力に為す術もなく、その身体の多くを氷に侵食されたザ・スカルは怒りのうちにも諦めた表情を見せていた。

「こりゃ凄いな」

空気まで凍りつきそうな緊張を破るようなその声は、シュバルツバルトとザ・スカルの間から聞こえた。
そこにいたのは、腰帯に一振りの刀を差したヤマトの着物姿をした男だった。

212ザック騒動の人 :2015/07/26(日)10:59:56 ID:XnO
長々と長文書いたけどシモンがフォローしてくれたから消したぜ( ;∀;)

あれはコピペ改変+αなのでクレーマーの代表みたいな扱いはやめてほしいっす
213シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)11:03:00 ID:B6B()
>>212
(о・_・)ノ~(ノ_<。)どんまい!
214名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)11:04:00 ID:XnO
ヤマトの着流しって事はゴトウケンスケか
215シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)11:08:36 ID:B6B()
ゴトウケンスケってDr.コトー先生?(´Д` )?
216名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)11:10:44 ID:XnO
後藤健二って名前変えたんじゃ無かったっけ??
217名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)11:13:09 ID:XnO
wiki見たら剣二のままだわスマン。

しかも着流しじゃ無かったね
218名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)11:19:42 ID:SMy
>>208
あ、それが以前話題になってたやつか
でもそれだけ見た限り、作者批判にはつながってない気がするけど
219名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)11:20:34 ID:SMy
>>212
なるほど
いろいろあるんだな…
220名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)11:38:21 ID:SMy
>>211
その黒森さんの無双っぷり見てると、吸血鬼ドラキュラのドラキュラ伯爵と相対した主人公たちの絶望を思い出す
221シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)11:49:58 ID:B6B()
ヴァンヘルシングもう一度観たいなぁ(´Д` )
222名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)12:17:57 ID:SMy
>>221
小説版もいいお
ちなみに、デニス・ホイートリーの黒魔団こそが怪奇、幻想冒険小説の最高傑作と思ってる
223シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)12:23:30 ID:B6B()
>>222
小説は買って来た。
翻訳者の力もあるだろうけど、
映画と違う面白さがあるね
224名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)12:29:49 ID:SMy
>>223
独特の空気感はやはり映画ではなあ
あと、ヴァンヘルシングは時間どれだけなの
よくSFが映画化されたハリウッド作品とか、まともにやれば軽く5時間以上かかるところ2時間にバッサリ切り詰めてるからどうしようもなくダメになってるのが多い
225名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)12:54:37 ID:B6B()
>>224
映画ではやはり2時間ぐらいだったかな。
ラストはあらら?って残念な感じだったけど、
ヴァンヘルシングのアウトローな雰囲気が好き
だったんだよね
226名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)12:56:55 ID:Day
>>208
そこだけ見ればそうだけどそのコピペ知らなかった人に
その後こんなコピペも知らないのかよって煽ってたのはなあ…
正直端から見てた者としてはどっちもどっちだな
227シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)12:57:55 ID:B6B()
コテ付け忘れた(´Д` )
名無しでオカルト板のあるスレにお邪魔してました。
うーん。あの板は狂信的な人がいて危険だな。
崇拝されてる人に喧嘩売っちゃった(・ω<)てへぺろ
228シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)12:59:09 ID:B6B()
>>226
それを知っていると言うことは
オマサガ古参ですな(´Д` )
229名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:12:24 ID:SMy
>>227
オカ板ってにぎわってるの?
そういうカースト的なところは他板より強そうだな
230シモン◆qECGVNv88M :2015/07/26(日)13:16:01 ID:B6B()
>>229
過疎は過疎だけど、ここよりは人が多いかな(´Д` )
231名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:20:13 ID:SMy
怪奇小説、漫画は好きなんだけど(あと、実際にあった事件的なものも)、本気で信じてる人や文章見るとなんか頭が馬鹿になったような気がする
もちろん、全くないと断言できないし、あったほうが楽しいとは思うけど、何でもかんでも信じてしまう人や文章はなぁ…
232名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:22:08 ID:Day
>>228
キャラ投稿者ばかりでなく私のような名もない読者専もいるのですよフハハ
233名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:22:43 ID:SMy
>>232
IDがすごいw
234名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:25:56 ID:Day
>>233
どうもはじめまして、昼ですw
235名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:26:44 ID:SMy
>>234
どうもはじめまして、サドマゾyですw
236名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:32:28 ID:Day
>>235
yはなんですかyはw
Y氏の隣人ならぬY氏のSM…
237名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:38:46 ID:SMy
きっと形容詞化か何かかと
しかし古くから読み支えている人あっての事ですね
私はオマサガに関してはにわかだ・・・
238名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:43:53 ID:Day
>>237
ただ読んでるだけなんでそれで支えてると言えるんですかね…
なろうに本編だけのまとめが出来てから基本そっちしか見てないし
239名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:46:22 ID:SMy
>>238
ふにゃあ
でもどういう形であれ、読む人は必要だからなあ
240名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)13:52:13 ID:SMy
てか
>>227みたいなことにはどういう経緯でなったの
241名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)20:04:20 ID:XnO
>>240
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1399827318/
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1400338495/

ここの2スレにあるはずだ探し出せ。
242名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)20:05:29 ID:SMy
>>241
オカルト板の話だが
243名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)20:06:14 ID:XnO
ごめんなんかすごい勘違いしてた。忘れてくれ。


めっちゃ恥ずかしいです
244名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)20:10:30 ID:SMy
///
245拓也@顔のない月◆TAKUYAAAGc :2015/07/26(日)22:23:52 ID:4pB
クソスレごんな
246名無しさん@おーぷん :2015/07/26(日)22:52:59 ID:SMy
シモンたん、また誰かいるスレのぞいて-
新しい人来たから
247シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)06:52:14 ID:DzT()
おはようございますm(_ _)m
朝から暑いね(´Д` )

>>246
あい(´Д` )覗いてみます
248シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)18:01:20 ID:DzT()
ただいも(´Д` )

今日も一日暑かったぜ

変なコテがレスしてるみたいだけど
スルー推奨
249名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)18:04:42 ID:ORr
おかいも(´Д`)
250シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)18:08:34 ID:DzT()
あい(´Д` )投下するでよ
251名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)18:15:38 ID:ORr
こいも(´Д`)
252シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)18:25:13 ID:DzT()
ヤマトの男はシュバルツバルトからザ・スカルへと地面を這う氷の筋の中程に立ち、その筋へと目を向けている。

「邪魔をするなら、お前にも芸術的な死を与えてやろう」

そのシュバルツバルトの言葉に、ヤマトの男は親指でその腰の刀の鐔を弾き上げた。通常とは異なるその黒い刀身が僅かに姿を現す。

「芸術なんざ興味はない。あんた、面倒くさい奴だな」

ヤマトの男は居合いの斬撃を繰り出した。しかし、それはシュバルツバルトにではなく、氷に覆われようとしていたザ・スカルへと向けて放たれたものだった。
斬撃の巻き起こした風圧が、氷を打ち砕く。その呪縛から解放されたザ・スカルはその場に膝をついた。

「只の刀剣では無いな……」

それはシュバルツバルトだけでなく、その斬撃を受けたザ・スカルの見解でもあった。
例え達人の居合いであったとしても、刀の風圧のみで氷を叩き割れるわけはない。それもシュバルツバルトの底知れぬ魔力によって産み出された氷をだ。やはり、何らかの力を秘めた刀剣に違いない。

「ああ、こいつは『鋼心』って妖刀だ。化け物斬るには持って来いの代物さ」

そう言いつつ、ヤマトの男はその鋼心の切っ先をシュバルツバルトへと向けていた。

「今宵は退屈せずに済みそうだ」

対峙するシュバルツバルトは、両手を拡げ、不敵な笑みを浮かべた。その大きく開いた口には、上下に一対の長い牙が現れていた。

「そいつは、おいらも同感だ」

ヤマトの男も、その黒い瞳を爛々と輝かせ、ジワリジワリと魔人との間合いを詰めて行く。
253シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)19:23:01 ID:DzT()
>>240
返レス遅れてすまんm(_ _)m
どういう板か偵察してたんだが、
妙なスレを発見してな
ちょと抗議してしまった。
宇宙人と会話して、予言がどうのこうの。
アホかと思って書き込んでしまった。
また書き込んじゃったけど(´Д` )
254名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:26:16 ID:yTU
>>253
そこは「宇宙人が何だ!こっちは妖精界のシモンちゃんだぞ」って返すべきだったのでは
例の下妻市の公式画像セットでうpしながら
255シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)19:30:35 ID:DzT()
シモンちゃんは無敵だなww(´Д` )
論破するつもりはないけど、
目を覚めせお前らって感じだぞ。
256シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)19:34:34 ID:DzT()
ちなみに
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1416624025/
このスレね(´Д` )
ID:DL3がおいら

鳥肌注意。
257名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:37:46 ID:yTU
宇宙人と会話で思い出したけど霊と交信できるって人が教則様やってる
某エルカンターレ新興宗教の支社が近所にあるせいでたまにポストにミニ冊子が
入ってんだけどいやぁ荒唐無稽で笑えるよ
暇潰しのギャグを見たいならもってこいの逸材
ああいうくっだらない事にお布施してるバカに比べりゃ
宇宙人と会話する(した気になってる)キチガイの方がある意味マシかもね
まあ低次元な比較だがw
258名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:38:37 ID:yTU
教則様ってなんだ教祖様の間違いすまそ
259名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:40:35 ID:ROK
>>256
見てみよう
260シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)19:41:37 ID:DzT()
>>257
それは面倒だな(´Д` )
お前らいい加減目を覚ませって感じ。
もっと自分を信じようよ
261名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:46:23 ID:ROK
新興宗教絡みの小説は書いてみたいと思った
多分書かないけど
262名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:47:25 ID:ROK
>>253
本気で信じてる連中の間に凸してそんなこと書いちゃいかんだろ…
ほっといて、眺めるだけ眺めて閉じないと
どうせ何言っても考え改めないんだから
263名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:51:26 ID:yTU
>>256
え…シモンって第三の目とか持ってるの?ネタだよね?
その後の統一教会のくだりとか…
264シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)19:53:56 ID:DzT()
>>262
そりゃそうだけど、同じ様な宇宙人絡みで
金を騙し取られてる人達を知ってる。
一旦コミュニティを形成すると、手遅れだけど
まだ、今なら間に合うかもしれん。
あのスレ主は、そんな悪でも無さそうだけど、
信者から祭り上げられたら、暴走しそう。
265名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)19:55:00 ID:ROK
あの働き蜂っての?
あそこまで来るとネタにしか見えんw

しかし誰かいる?スレの方がいいかもな
266シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:01:10 ID:DzT()
>>263
すまんm(_ _)m持ってる。いや、持ってたかな。
トレーニングのブログ立ち上げたけど、リスクが
あるから載せない。あくまで護身用のつもりだったけど、
サイコキネシスらしいもの発動した人いて、
そうなると俺も責任取れない。
267シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:02:39 ID:DzT()
>>265
ネタなら救われるけどな。
信じてる人いるから始末が悪い。
268名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)20:06:18 ID:ROK
>>266
人によっては胡散臭く感じるだろうけど、一度だけテレパシーあった
あと、てっぺんから肚にかけて電撃みたいなの落ちて、その後肚からまた頭頂部にエネルギーのぼって背骨がみるみる整えられていく
ヨガで言うクンダリーニも
いずれもあほみたいに体鍛えまくってた時期だけどね
269シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:07:10 ID:DzT()
統一教会とは個人で実際にやりあった。
尾行されて住所特定されて、夜中の嫌がせ
電話とかもされたな(´Д` )
まぁ、今となっては武勇伝で笑えるけどね
270名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)20:10:07 ID:yTU
>>266
ごめんなんかシモンに対する見方変わったわ
第三の目とか本気で言っちゃう人間には共感出来ない
ぶっちゃけキモい
そういう事信じるのは勝手だが正直ばらしてほしくなかったな
嘘でもネタって言ってくれりゃよかったのに
もうオマサガにも興味なくした
いい話を書いてる人だと思っただけに残念だ
271シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:10:48 ID:DzT()
>>268
芸術家肌の人にはよくある事らしい(´Д` )
272名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)20:13:15 ID:ROK
>>270
受け取り方はそれぞれだが、普段自分から押し付けてこない限りはどうでもいいな
関係ないのに話し始めたらあれだが、今回は俺がオカ板事情訊いたうえでの脈絡だから

>>271
まあ体鍛えまくった成果だろうな
その体験をもとにこの板にも投下した「読心」をちょっと書いたの
273シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:13:36 ID:DzT()
>>270
すまんm(_ _)mそんな人間なんだ。
今までありがとう。本当にありがとう。
気味悪がられても仕方ない。
リアルでも経験して来た事だから。
それでも最後まで書きます。
274シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:17:14 ID:DzT()
>>272
一度でもそういう経験をすると、見方変わるよね。
なかなか理解してもらえないし、自分でも
認めたくはないから黙ってはいたけど(´Д` )
275名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)20:18:44 ID:ROK
>>274
俺も基本的にはオカルト系は信じてないからな(話自体は好きだけど)
まあ気持ち悪がる人の気持ちはわからんでもないが
276シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:24:32 ID:DzT()
>>275
そりゃ嫌だよな。俺も嫌だから。
それでも、何かの形で誰かの役に立ちたいとは
思ってるんだけどな(´Д` )
これが俺の背負う十字架なのかもね。
277名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)20:25:04 ID:ROK
VIPの菩薩さんのスレがかつてのオマサガの位置を確立しつつあるな
278シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:26:41 ID:DzT()
>>277
それはそれでいいと思う。
彼には頑張って欲しいな(^_^)
279名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)20:27:07 ID:ROK
>>278
ありゃ高3らしいがすごくレベル高いな
280シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)20:29:32 ID:DzT()
>>279
レベル高いね(^_^)
是非、世に出て欲しい
281シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)21:31:25 ID:DzT()
「怖いもの知らずか?それとも只の馬鹿なのか? 」

赤い瞳を見開いたシュバルツバルトが問いかけた。

「どちらかと言うと、馬鹿の方だな」

「賢ぶる馬鹿者よりかは、余程マシだ。己が何者かを知っている」

飄々と言い放ったヤマトの男に、シュバルツバルトは嬉々としてそう答えた。

「そりゃどうも」

そのヤマトの男の言葉を最後に、対峙する二人は動きを止めた。夜の静寂がその場を包み込む。だが、それはただの静寂ではなかった。
命をやり取りしようとしている者達の創り出した、緊張と言い換える事の出来る静寂なのだ。
ヤマトの男の背後で、自由を取り戻していたザ・スカルでさえ踏み込む事の出来ない気迫の壁。その内側で、見えない駆け引きが続いていた。
だが、その見えない駆け引きさえ意に介しない存在がいた。

「消去……デス」

頬を起点とした上半身を氷に包まれたはずのクロックが、自らその呪縛を解いて、シュバルツバルトへと向けて弾丸の雨を浴びせた。
幾つもの穴が、シュバルツバルトの屈強な身体に小さな弾痕を刻む。
しかし、標的となった彼は、それさえも呑み込み、涼やかな顔でクロックへと顔を向けた。

「邪魔をするな」

再び標的を氷の彫刻と化すべく、伸ばされたシュバルツバルトの腕に一筋の線が刻まれた。

「お前の相手はおいらだろ? 」

ヤマトの男の声と共に、シュバルツバルトの伸びた腕は、線を境目に地面へと落ちていた。
282シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)22:28:31 ID:DzT()
俺自身への批判はいくらでも受ける。
でも、オマサガを書いている時はシモンであり、
主神西門です。
今となっては後の祭りですが、
それを伝えれなかったのが残念ですm(_ _)m
自業自得と言えば自業自得ですが、
望んでそんな人間になったわけではありません。
ここにいる間は作者として完結はさせます。
283名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)22:30:42 ID:9bl
がんばれ
284シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)22:38:39 ID:DzT()
>>283
おう(^_^)頑張るでよ
285シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)22:54:47 ID:DzT()
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

まだ道半ば。
差別には負けねぇ(´Д` )
286名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)23:18:12 ID:pzR
>>256
第三の目か、これいいな
今設定を練ってる小説の参考にさせて貰おう
287名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)23:20:44 ID:ROK
天津飯…
288名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)23:22:08 ID:ROK
でも第三の目はヨガとかでもよく言われるよね
てか洋の東西を問わずけっこう普遍的に語られ、論じられてるな
そこに脳のなんかの器官が位置してるとか
なんだっけ?

て、また話を蒸し返してしまうw
289シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)23:23:16 ID:DzT()
>>268
使ってくだされ(´Д` )
>>269
懐かしい(´Д` )
290シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)23:24:15 ID:DzT()
>>288
海馬が関係していると言われているね(´Д` )
291名無しさん@おーぷん :2015/07/27(月)23:25:07 ID:ROK
>>290
また別の部位だったが…
ちょっと忘れたや

世界中で言われてる事だしそれなりに根拠はあるんだろうと思うにゃ
292シモン◆qECGVNv88M :2015/07/27(月)23:28:03 ID:DzT()
>>291
怖くなって病院でCT撮って貰ったけど異常なし(´Д` )
逆に医者から、何しに来た!って怒られた
293名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)00:09:36 ID:fXx
で、これは続くのかまた別作品を書くのかどうするにゃ
まあ一晩眠ると考えまた変わるか
294名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)06:28:09 ID:vcN
もう全部プラズマのせいにしようぜ
295シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)06:54:23 ID:37v()



296シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)07:05:23 ID:37v()
続きは書きますとも(´Д` )
他の作品も書き出すだろうけど。
297シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)07:37:03 ID:37v()
>>294
困った時のプラズマ頼り(´Д` )

そう、全てプラズマの仕業でごわす
298名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)07:42:55 ID:fXx
妖怪ウォッチが出た今は全部妖怪のせいにもできるよ
299名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)10:20:44 ID:CjU
ゴルゴムの仕業だ
300シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)18:05:30 ID:37v()
>>298
仕事の小さなミスは妖怪の仕業と言う事にしている
>>299
ルフィかと思ったらゴルゴムだった(´Д` )

ゴルゴムって何だっけ?
301名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)18:51:04 ID:CjU
>>300
仮面ライダーblackに出てくる秘密結社
正しくは暗黒結社ゴルゴム
302シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)18:55:03 ID:37v()
>>301
南光太郎がww
ありがとう(^_^)スッキリした
303シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:05:20 ID:37v()
さぁ(´Д` )ここからどう動かすか。
プロット無視で、敢えてここにいちゃいけない
人物を持って来た。
304名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:06:11 ID:fXx
サーシャが出てきて瞬殺されるの?
305シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:07:06 ID:37v()
サーシャ(´Д` )
とある画伯作



306名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:08:01 ID:fXx
>>305
汚らしい絵だ・・・
307シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:11:19 ID:37v()
>>306
画伯……(´Д` )自虐ネタですね?
308名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:13:11 ID:fXx
>>307
黒森さんを書きたいけど力量が足りない
309シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:15:39 ID:37v()
書きましょう(´Д` )今なら人もいない
310名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:17:26 ID:fXx
描くなら別所だw
そこそこの物が出来たら誰かいるスレに落とす
311シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:19:55 ID:37v()
だがしかし(´Д` )私がここに落とす

無駄無駄無駄ぁああああ!Dio風
312名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:20:37 ID:fXx
直接ここに落として私の手でスレを汚すわけにはいかんっ!
シモン、貴様が自分を傷つけたいというなら別だがなぁ
フフフフ・・・
313シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:29:12 ID:37v()
とりあえず続き書く(´Д` )
314名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:30:13 ID:RO6
いいねえ
315名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:36:49 ID:fXr
谷繁の出場記録と松井稼の2000本で興奮中
続きはよ!
316名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:37:33 ID:fXx
>>315
私とID似てるw
317名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:51:41 ID:fXx
黒森さんの黒衣ってマントなのか付きの外套みたいな感じ?
318名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)19:51:53 ID:fXx
マント付きの外套みたいな
319シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)19:55:20 ID:37v()
「これは失礼した。では始めようか?死の宴を」

「いちいちキザな奴だ」

呆れるヤマトの男の目の前で、シュバルツバルトは斬り落とされた自らの腕の先を元の断面へと当てがった。その瞬間、重ね合わされた互いの断面から、ブクブクと肉がまるで沸騰するかの様に盛り上がり、互いを掴み合いながら元の腕へと復元していた。

「便利な身体だな」

その光景を目の当たりにしながらも、ヤマトの男はまるで動揺する素振りも見せずに、やはり飄々と言い放った。それが強がりなとで無いことは、シュバルツバルトの耳が知っていた。その耳は、ヤマトの男の心臓の鼓動を常に捉えている。
まるで早まる気配もない。この絶望的な状況下においても、彼の鼓動は平常を保っているのだ。

この男は、これまでにどれだけの修羅場を潜り抜けて来たのか?

そう思考するシュバルツバルトの口からは、自然に次の言葉が漏れ出ていた。

「至極の恐怖と、それに付随する極限の美しい死をお前に与えてやろう」

その鎧のような筋肉質の両腕を夜空に翳したシュバルツバルトは、獣のごとき咆哮を轟かせた。
空気の漏れ出るような呼吸音と共に、その身体が脈動しつつ盛り上がる。両耳は巨大化しながらもその先端を尖らせ、それを覆っていた金色の髪は抜け落ちて行く。
その下で怪しい光を宿していた赤い目は釣り上がり、口は大きく避け、その中から刃物の様な牙が剥き出しになっている。
その背後では、一対の節を持った翼が拡げられた。

巨大な蝙蝠。いや、これが悪魔と言うものか?

その変貌を前に、逃げる事も出来ずに立ち竦んでいたザ・スカルは、
その圧倒的な魔力と姿に息をすることさえ忘れていた。




320名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)20:27:05 ID:fXx
スカルさん死亡?
321名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)20:29:02 ID:NNY
>>320
妖怪のせいだよ
322名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)20:30:52 ID:fXx
黒森さん=妖怪説
323シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)20:49:12 ID:37v()
「で? 」

この世界で最も短く、且つ効果的な侮辱の言葉をヤマトの男は口にしていた。鋼心と呼ぶ刀をその肩に掛け
、退屈そうにシュバルツバルトを見ている。

「それが至極の恐怖ってやつかい?見世物にしたって二流だな」

大きなアクビの合間にヤマトの男は言葉を続けた。

「もう、いいか? 」

更なる挑発の言葉に、既に人の姿を放棄したシュバルツバルトが襲いかかった。
鳥の足の様に剥き出しになった両足の鋭い爪がヤマトの男に掴みかかる。それを横一線に鋼心を振り抜いてかわしたヤマトの男の上空へと、シュバルツバルトは上昇する。
いつしかその黒い刀身に、月の光ではない自ら放つ青い光を帯びていた鋼心を、ヤマトの男は上空にいるであろうシュバルツバルトへと向けて突き上げた。
幾つもの青い閃光が、鋼心から空へと放たれる。その先端は、まるで導かれる様にシュバルツバルトを追って行く。想定外の攻撃に、空の魔物は青い閃光を避ける事も出来ずに、青い閃光の残像をその身体に刻みながら苦痛の咆哮と共に地上へと叩きつけられていた。

「言ったよな?この鋼心は妖刀だと」

ヤマトの男は、鋼心の切っ先を再びシュバルツバルトへと向けていた。

「毒を以って毒を制すだ。人間相手にゃ体して役にも立たねぇが、人外の者には容赦って言葉さえ知らねぇ刀さ」

「刀が容赦を知らぬだと?笑わせてくれるな……」

満身創痍でありながらも、シュバルツバルトの声に悲壮感は微塵もない。むしろ楽しんでいる様にも聞こえた。その不気味さに、ヤマトの男は踏み出そうとした足を止めた。

「どれほどの力を秘めた妖刀であろうとも、所詮人が創り出した物に過ぎん。人を超えた我を消す事が出来るわけはなかろう」

笑いを堪えるかの様に言い放ち、シュバルツバルトはその背中の翼を拡げた。

「我は闇を統べる者。この夜の創り出す闇の中では、至高の存在なり」

鋼心の青い閃光を禍々しい赤い光へと変えたシュバルツバルトは、その瞳さえも燃える赤へと変えてヤマトの男の前で立ち上がった。
324名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)20:53:20 ID:fXx
ヤマトさんまで…(泣

この作品最後は黒森さんだけ生き残って終わるのか
325シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)21:03:06 ID:37v()
シュバルツバルトはネタキャラだと認識している。
よって……だな(´Д` )
326名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)21:10:44 ID:fXx
太陽かにんにくで瞬殺か
327シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)21:13:00 ID:37v()
古典に則ればそうなるな(´Д` )

しかし(´Д` )このスレも自分と画伯さんと、他1名のスレになってしまった。

これってやりたい放題ふらぐ?
328名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)21:15:52 ID:fXx
他2~3名でしょ
ただ発言なさらないだけで
結構皆さん見てると思うお
329名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)21:21:12 ID:RO6
シモンは数名の方から色々言われて
オマサガは惰性で続けてるようになったの?

あんまり書き込みしないけど
今までずっと読んできて楽しみにしていたから
やりたい放題ってのはシモンの小説だからいいかもしれないけど、それなりに自棄にならないで書いてほしいなーと思います。

スレ汚しごめんー
330名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)21:24:44 ID:wuF
居るよ
ずっと見てるよ
331シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)21:28:18 ID:37v()
いや(´Д` )スレ汚しなんて

勿論、手を抜くつもりは毛頭ない。
いつか力になると思うから。
METAL HEARTSも続編書きたいし。
やりたい放題ってのは、ちょっと肩の荷を降ろして
書いてもいいかなぁ〜と、そんな気持ちかな
332名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)21:54:56 ID:fXx
>>329
ただ、応援レスぐらいはしたほうがシモンたんの励みになっていいかも
333シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)22:01:59 ID:37v()
主人公無双の勧善懲悪ストーリーならいくらでも書けるだろうけど、どうせ書くなら何かメッセージを乗っけたい。METAL HEARTSはそれが根本にあったけど、オマサガは見失ってだかも。
でも、ここ2・3日のゴタゴタで分かった気がする。実力も無いのに、そんな格好付けても仕方ないかもしれんけど、これからのストーリーに書き込んでみます。まだぼんやりとしてるけど、反省は後回しで書いて行きますm(_ _)m
334名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)22:06:24 ID:fXx
>>333
指輪物語の素晴らしいところは善と悪――フロド達の光と魔王サウロンの勢力の闇――が相対的な所にあるんだよね
つまり、あちらはやみなしでは生きていけないのだから、彼らが闇に生きること自体に善も悪もないというところね
前薦めたル=グウィンの本でもそこら辺指摘されてるけど
敵対勢力なり(この場合マグス王国?)のごく普通の生や存在希求みたいなの描ければいいと思う
335名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)22:14:12 ID:fXx
ちなみに、なろうでよく見かける異世界ファンタジーはそこらへんが全く欠如しているから薄っぺらいんだろうな
ちゃんと敵側の事情も書きこまないと
336シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)22:40:05 ID:37v()
「勘違いするな、馬鹿野郎。いい加減気付け。こいつ自身が化け物なんだよ。刀の姿をした……な」

そのヤマトの男の言葉に、悪魔と化したシュバルツバルトは獣の咆哮で応えた。度重なるその咆哮に、駐留していた各国の兵士たちは既に気付き、各々の宿舎から出て集まり始めていた。
しかし、その目の前で繰り広げられている異様な光景に、誰もが言葉もなく動けずにいたのだ。
だが、対峙する二人にとっては、それさえも背景の一部でしかなかった。

「では、敢えて問おう。お前自身は何者だ?」

鋭い牙の隙間から、何とか言葉として聞き取れる獣と化したシュバルツバルトの声が聞こえた。

「おいらかい?」

ヤマトの男はそう言った後、暫しの間、言葉を詰まらせた。

「おいらもあんたと同じ化け物さ」

少しばかり目を細めたヤマトの男は、僅かに鋼心の切っ先を下げた。

「あんたの心の奥底に潜む闇はおいらの中にもある。だから、わからんでもない」

その語りかけるようなヤマトの男の言葉に、仕掛けるタイミングを失ったのか、翼を拡げた悪魔は沈黙していた。

「ちょいとばかり他の人間と違うと言うだけで、疎まれ蔑まれる。多数が少数を虐げて正義と成すのがこの世の中だ。全く以ってクソッタレな世の中さ。だがな……」

そこで言葉を止めたヤマトの男は、その右の瞼をゆっくりと閉じていた。同時に見開いたままの左目が赤い光を放ち始めていた。

「それでも、俺達は生きて行かなきゃならねぇ。あんたみたいに、殺しまくったところで何が残る? 」

そう言い終えたヤマトの男の左目は、シュバルツバルトと同じ赤に染まっていた。

「まさか……お前は……」

動揺していたのは、シュバルツバルトの方だった。相手へと突き刺す為に向けられていた両手の刃のような爪先は、いつしかその目標を見失ったかの様に、宙へと向かっていた。
337シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)23:07:15 ID:37v()
>>334
ガンダムで敵役のジオンのファンが多いのは
その辺りにも理由があるよね。
それぞれの正義を描いたからこそ、未だに人気があると思う。
338名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)23:09:26 ID:fXx
>>337
ただ、トールキンの凄いところは直接相手方の世界描写をせずに、フロドの一行の目にする敵の姿や世界だけ通してその辺を描き切っている所
それもぼんやりとした象徴らしいやり方で。
さすがのあのレベルは化け物だな
339シモン◆qECGVNv88M :2015/07/28(火)23:14:25 ID:37v()
>>338
一人称。つまりは主人公の視点であれだけ表現出来る
のに脱帽、俺は怖くて無理だな。きっと投げ出す
340名無しさん@おーぷん :2015/07/28(火)23:18:20 ID:fXx
>>339
ボロミアの辺りは今思い出しても泣けてくる
個人的にサルマンが印象深かったが
341シモン◆qECGVNv88M :2015/07/29(水)03:08:08 ID:n9T()
>>340まだ読んでない(´Д` )
342名無しさん@おーぷん :2015/07/29(水)06:51:05 ID:LHB
>>341
映画で見たかと思って言ってしまった(´Д` )
以後気を付けます
343シモン◆qECGVNv88M :2015/07/29(水)19:41:51 ID:n9T()
>>342
いえいえ(´Д` )
今日もアホみたいに暑かった
344名無しさん@おーぷん :2015/07/29(水)23:05:43 ID:LHB
今帰ったお
345シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)19:55:31 ID:1Fq()
さて(´Д` )書きますか

まだまだ先は長いけど、よろしいか?
346名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)20:35:27 ID:oFb
完結するまで永遠についていく(´Д`)
347シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)21:28:52 ID:1Fq()
超大作になるぞ(´Д` )
文字数だけなら
348名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)21:39:56 ID:rCX
(´Д`)
349シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)21:46:00 ID:1Fq()
内容はともかく(´Д` )文字数だけなら
350名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)21:58:06 ID:rCX
とりあえずお互い頑張るお(´Д`)
351シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)21:58:30 ID:1Fq()
あい(´Д` )大人しく書きまする
352名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)22:09:45 ID:PVL
楽しみにしてる
353シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)22:11:44 ID:1Fq()
>>352
その期待以上のものを進呈出来るようにがんばる
354シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)22:25:33 ID:1Fq()
どうせ書くなら何かメッセージ乗っけたいしな。
これからどんな作品を書くにしても、このオマサガが
原点になるだろうし。
355名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)22:36:45 ID:hVO
俺は完結するまでこの作品ひいてはシモンを見守り続けるよ
だからみんなの応援に見合った最高の一品を仕上げてくれ
プレッシャーをかけるみたいで済まないけれど、楽しみにしている心に嘘偽りはないからね
じゃあ今夜も頑張って(`∩・ω・´)∩
356名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)22:38:45 ID:rCX
最高の一品以外は認めない
わずかな粗も許さない
357シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)22:46:49 ID:1Fq()
いきなりハードルが上がったな(´Д` )
シモンより、主神が俺の分身かもしれない。
続き書きながらそう感じた。
358シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)22:57:16 ID:1Fq()
「さぁ、どうだろうなぁ。あんたの考えている『まさか』とは、ちょいと違うかもしれねぇ」

ヤマトの男は、その刀を再びシュバルツバルトへと向けて構え直した。

「混血か?……笑止! 」

宙を彷徨っていた巨大な蝙蝠の姿と化した悪魔の爪が、再びヤマトの男へと向けられた。
月から浸み出す青い光の下、三つの赤い眼光が光る。その内の二つが残る一つの赤い眼光へと近付いた刹那、一筋の青い光がその赤い眼光を捉えた。
その一筋の青い光とは、即ちヤマトの男が繰り出した『鋼心』の放つ光であった。
両眼をその獣のような手で覆い、仰け反るシュバルツバルトへと追撃の青い閃光が追う。その一撃を辛うじてかわした悪魔は、月を背中に夜空へと舞い上がる。

「交わる事が退化とは限らない」

赤い光を放つ左目のみでシュバルツバルトを追いつつ、ヤマトの男は尚も鋼心を構えた。

「真に価値あるものならば、交わろうとも消える事はない」

そのヤマトの言葉に、悪魔は渾身の力を込めたように大声で笑った。

「それはつまり、強い者が生き残ると言う事だ! 」

鋼心により切り裂かれた両目を再生したシュバルツバルトが、勝ち誇ったように言い放った。

「原始の過程ならそれが正しい。この世界に適応出来ない種は滅ぶ……だがな……」

ヤマトの男の左目に呼応するかのように、鋼心はその青い光を増して行く。
赤と青。闇に光るその二つの攻防に、それを見守る全ての者は為す術もなく、ただ見守るようにその場に立ちすくむ他無かった。
359名無しさん@おーぷん :2015/07/30(木)23:09:02 ID:Dla
シオルゥ...
360シモン◆qECGVNv88M :2015/07/30(木)23:10:15 ID:1Fq()
>>359
気付いたか(´Д` )
これは次への踏み台
361名無しさん@おーぷん :2015/07/31(金)16:46:00 ID:CIG
つーかキャラ多過ぎて全部のフラグ回収できんだろ
イブンの伏線とかシャイハナとか魔動核とか
362シモン◆qECGVNv88M :2015/07/31(金)18:23:12 ID:rrd()
>>361
魔動核はこの後出る。
シャイハナ・グローリーも問題ない。
問題なのはイブンだな。
363ラオスの吸血鬼◆ZtjPpYR7Jc :2015/07/31(金)19:38:08 ID:U5j
あれれッ!? いつの間にキャラ募集が終わっちょる!?
折角情報を聞き付けてここまでセスナ機に乗ってきたのに!
ひどいわ!
第二部書くならあたしのキャラ、絶対に採用なさいよ!
それから頑張りなさいね! ぷんッ!
364名無しさん@おーぷん :2015/07/31(金)21:04:12 ID:Rrw
今のままで長いのに第2部って…
365名無しさん@おーぷん :2015/07/31(金)22:38:39 ID:s7t
>>363
なんかあーんザック様を思い出すw
366名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)10:14:21 ID:kfw
アメトークでオマサガ芸人とかやってくれねぇかなぁ
367名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)13:09:34 ID:BJu
シモンさん、空気ですって

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http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1438349866/i?guid=on#up
368シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)18:08:34 ID:8Pd()
>>363
どこにでも現れるな(´Д` )
>>364
2部はないな。スピンアウトなら書けるけど。
>>365
コピペの方ね
>>366
真っ先にアークがネタにされそう
>>367
もうVIPでもないけどね(´Д` )
369シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)19:47:05 ID:8Pd()
なかなか進まない(´Д` )
370シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)20:03:09 ID:8Pd()
「今は違う。強いだけじゃ駄目なんだよ!」

その言葉と共に、ヤマトの男が振り抜いた鋼心から放たれた青い閃光が、周囲の空気を巻き込みながら球体となってシュバルツバルトへと襲いかかる。
その球を片手で弾き飛ばし、月夜からヤマトの男の前へと舞い降りたシュバルツバルトの足が、その鋭い爪で地面の石を踏み砕いた。
砕かれ飛び散る石の破片を避けるべく、一歩下がったヤマトの男の眼前にシュバルツバルトの獣の爪が差し向けられて止まった。

「まだお前の名を聞いていなかったな。名乗れ、男よ。我の記憶に留め置かれるのだ。光栄に思うがいい」

獣の様なしゃがれ声が響く。

「そいつは遠慮しておくよ」

動揺する事もなく、ヤマトの男は淡々と言葉を返した。だが、その左目は依然として赤い光を爛々と宿している。それは未だ戦闘の意思を失っていないと言う表れでもあった。

「その理由を聞いておこう。答え次第では生かしておいてやる」

刃物の様に鋭い爪先をヤマトの赤い魔眼へと突き付け、シュバルツバルトは問いを重ねた。

「名は最も短い呪文。つまりは呪だ。そう簡単に教えられるかよ。特にあんたにはな」

「混血と言えど、やはり我等が血族か。只の愚か者では無かったようだ」

「そりゃどうも。で?どうするんだい? 」

その答えとして、シュバルツバルトは鋭い爪をヤマトの男の頭へと突き立てていた。額から流れ伝う鮮血に瞬きさえする事もなく、ヤマトの男の赤い左目はシュバルツバルトを捉えている。

「消えるがいい。目障りだ」

ヤマトの男の頭を締め付けながら、シュバルツバルトの掠れた声が、最後の言葉を伝える。その爪の隙間から流れ出る男の血を、青い光を帯びた鋼心が受け止めていた。
371名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)21:53:49 ID:kfw
名前が呪とかテラ陰陽師
372名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)22:07:48 ID:3na
レッツゴー陰陽師が元々格ゲーの曲だと知らん奴が意外に多い
ゲーマーとしてはゲーセンで撤去された後にこの曲が話題になって
何事かとおもった当時
373名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)22:09:06 ID:kfw
ヘラ「悪霊退散、悪霊退散」
374名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)22:23:05 ID:3na
でも何気にいい歌詞なんだけどね。歌詞ってか台詞の部分だが

「辛い時 悲しい時 人はそんな時 心の隙間に闇が出来る
その心の闇に 魔物達は容赦無く 入り込んでくるのだ
だから 苦しくても 挫けるな 落ち込むな くよくよするな
何事にも 屈しない 強靭な心こそが 最強の武器なのだから!」

ここ好き
375シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)23:01:09 ID:8Pd()
「同感だな」

敢えて笑うかの様な声で、ヤマトの男が呟いた。同時に鋼心をシュバルツバルトの胸へと突き立てる。その切っ先は厚い胸板を裂き、背中へと突き抜けていた。

「無駄だ。魔力を宿した剣でさえも、この私に死を与える事は出来ない。それはお前が一番よく理解している事では……」

そこでシュバルツバルトの口が止まる。その赤い瞳は、鋼心が貫いた自らの胸へと向けられていた。

「なんだ……これは……」

鋼心を中心にして、白い肌がドス黒く変わり、血が流れ落ちるかの様に、肉が砂と化して崩れ落ちていた。

「おいらの様な混血の血は、あんたらにとっては毒に等しいらしい」

頭上でも崩れ落ちるシュバルツバルトの手からこぼれ落ちる砂を受けながらも、ヤマトの男は淡々と語った。その一切の感情を排した顔は、悪魔と化したシュバルツバルトよりも冷たい。

「何故それを知り得た?」

「おいらの親父も、おいらの血で砂になったからさ」

拡がる崩壊に立つこともままならなくなりながらも問うシュバルツバルトへと、ヤマトの男はやはり冷たく即答した。

「そんな……馬鹿な……あり得ない……」

シュバルツバルトの崩壊は、既に喉にまで達していた。その二つの瞳からも赤い光は消えてしまっている。

「言っただろう?聞いてなかったのか?交わる事が退化とは限らない……ちゃんと人の話しは聞いておくべきだったな」

辛うじて原型を留めていた頭部を、ヤマトの男は鋼心で叩き崩した。

「この国の王に話しがある! 」

すぐさま鋼心を鞘へと収めたヤマトの男は振り返り様に声を上げた。
言葉もなく立ち竦んでいた兵士達は、その言葉で我に返った様にそれぞれが自らの剣を手に取り構えた。

「あんたらに喧嘩を売りに来たわけじゃねぇよ!落ち着け馬鹿野郎! 」

そう叫んだヤマトの男の左目は、いつしか人間のそれへと戻っていた。
376BEcuACNawuaE :2015/08/01(土)23:06:28 ID:Z3I
リレー小説は難しいな
377シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)23:08:29 ID:8Pd()
>>376
ある程度の導入は必要かな(´Д` )
378シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)23:15:54 ID:8Pd()
>>371
すまん(´Д` )陰陽師の映画観た事あるけど、そんなシーンあったか憶えてない。
>>373
ヘラ自身が消えてしまうww
>>374
何気にいい歌詞だな(´Д` )
379シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)23:18:39 ID:8Pd()
>>371
あ(´Д` )真田広之の演じる芦屋道満とのやり取りの中で、そんな会話あったかもしれん
380名無しさん@おーぷん :2015/08/01(土)23:23:55 ID:ATD
上に何か書き込みあったけどこのヤマトの男がシオル…?
381シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)23:25:46 ID:8Pd()
>>380
違う(´Д` )
ヤマトの男の正体は、この板にある誰かいる?スレで晒してます
382シモン◆qECGVNv88M :2015/08/01(土)23:26:58 ID:8Pd()
ごめん(´Д` )間違った。
創作に役立つツールスレだった
383名無しさん@おーぷん :2015/08/02(日)00:08:52 ID:qxI
話し言葉とかハーフとか蒼雷からしててっきり剣二かと思ってた……
384シモン◆qECGVNv88M :2015/08/02(日)02:43:44 ID:g1Z()
ごめんちゃい(´Д` )
385シモン◆qECGVNv88M :2015/08/02(日)05:29:29 ID:g1Z()
ヤマトの男の一喝を受けながらも、兵士達は剣を引く事はしなかった。
それはそうであろう。この目の前に立つ相手は、先程まで悪魔と死闘を繰り広げた謎の男なのだ。しかも、骸骨の面を着けた大男まで一緒にいる。尋常ではない。

「ちと、やり過ぎたか……」

兵士達の態度からその意図を察し、ヤマトの男は、自ら彼らに背を向けて歩き出した。

「骸骨のお兄さん。あんたなかなかやるねぇ」

視界に入った大男へと、ヤマトの男は頭を掻きながら言った。その表情は至って穏やかだ。その豹変ぶりに、ザ・スカルは返す言葉もなく立ち竦んでいた。

「この国の者かい?でなけりゃあ、ウィンティスか、ノーランドか……」

「どこの国でもない」

ザ・スカルは、ヤマトの言葉を遮る様に言い放った。

「そうかい!だったらうちに来い!ちとヤバイ事になってるが、退屈はしねぇぞ! 」

子供の様な無邪気さで声を弾ませる男に、ザ・スカルは益々困惑する。

「まぁ、仮面を着けるからには、それなりの理由もあるんだろうが」

笑顔から一転し、半眼となったヤマトの男の左手は鋼心へと掛けられていた。その動きに、ザ・スカルもまた右手に持つ棍棒を強く握り締めた。

「想定外だったな。あいつと会ったのは……」

そう言ったヤマトの男の目は、裏路地の中央で砂の山となったシュバルツバルトへと向けられていた。
ザ・スカルは、尚も剣を構えて立つ兵士達の中にクロックの姿を探したが見つける事は出来なかった。
386名無しさん@おーぷん :2015/08/02(日)05:31:21 ID:SQA
へいへい
おは
387シモン◆qECGVNv88M :2015/08/02(日)05:31:48 ID:g1Z()
おはやう(´Д` )
388名無しさん@おーぷん :2015/08/02(日)07:36:56 ID:E0m
自分がクレーマーなレスを書きこんでシモンと対峙する夢見た……
急いでPC立ち上げてみて、平和にスレが進んでいて安堵
正夢にならないのを祈るばかりだわ
389名無しさん@おーぷん :2015/08/02(日)09:03:59 ID:SQA
シモン!
サーシャちゃんをさっさと出せやゴルァ!
390シモン◆qECGVNv88M :2015/08/02(日)10:12:15 ID:g1Z()
>>388
おいおいおいおいおい……
二度寝した時に、俺も夢の中でクレームレス読んでた

お前かwww

鳥肌立ったわ(´Д` )やめれ
391シモン◆qECGVNv88M :2015/08/02(日)10:14:13 ID:g1Z()
>>389
サーシャまだ先だわさ(´Д` )
392名無しさん@おーぷん :2015/08/02(日)11:08:53 ID:SQA
創作参考ツールスレに面白いもの投下しといたお
誰かいるスレにもだけど
393名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)00:26:48 ID:Ox0
そうそう
創作参考ツールでシモンが紹介してくれたツール
勢力をまとめるのに結構役立ってる
ありがとね(*'ω'*)
394シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)01:57:39 ID:mWm()
>>392
あのツールは面白いな。
だいぶ前に見かけた事あって探してた
>>393
お役に立てて何よりですm(_ _)m
俺も勢力図で使おう
395シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)02:03:27 ID:mWm()
ヤマト編の詳細考え中(´Д` )
ぽっくり仙人、唵、青堂 葵、カグヤ、天照 風香
未登場キャラと既存キャラをどう絡めるかなぁ

その前に、ノーランドでひと騒動起こしておく
396名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)11:46:06 ID:bDi
「ア行の登場率の高さww」

シモン「そうだね」

私「ワ行誰も居ないな」

外野「そんなの見れば分かるだろ」←は?
謝れよ

何でア行の人の時は何も言わないの?最低だな
397名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)12:08:38 ID:4Zr
いつの話だよww
こいつ頭イカれてんのちゃうん?
398名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)17:10:44 ID:YcU
同じ人が四六時中張りついてるわけじゃないんだから……
399シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)19:32:50 ID:mWm()
まぁまぁ(´Д` )落ち着こう
400シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)20:00:09 ID:mWm()
ノーランド城の王座。
そこに深くその身を預ける男がいた。
ヴィクトリア帝国軍の急襲により、隅々に至るまで制圧され賑わいを失った街は、まるで廃墟の様な静けさに包まれている。
王宮もまた然り。人の気配の途絶えた王の間に備えられた王座で、男は感慨深気に目を閉じ、上質の皮を貼られた肘掛けに乗せた腕でその頬を支えていた。
カツカツ……規則正しい靴音が近付いて来る。その男に重なる様に響く、僅かな金属音。それから判断するに、近付いて来る者が軍人である事は容易に判断出来た。
それでも尚、王座に座る男は身動きさえしない。いや、それを待っていたかのように、その口元に笑みを浮かべていた。

「貴様、何様のつもりだ? 」

靴音が止むと同時に男の声がした。
姿を現したのは、その腰の左右に長刀を携えた赤い鎧の男。ヴィクトリア帝国軍の名称、雪原の赤い虎ことタイガー・ランペルージだった。

「俺か?……」

王座の男はその目を開いた。金色の瞳がタイガーを捉える。その眼光に対峙したタイガーは一瞬身体を引いていた。その静かなる威圧に、彼の本能が反応したのだ。

「俺は、いづれこの国の王になる男だ」

当然の様に言い放った男の目は、瞬きする事もせずタイガーを捉えたままだ。

「貴様は城壁の上で、カッシート家のトゥルクを斬った男だな」

タイガーは腕を組みながら、男へと問う。

「やはり気付いていたか」

「あれだけの剣気に気づかぬ程の素人ではないと自負しているつもりだ」

男の言葉に即答し、タイガーはその男の金色の目を見据えた。

「流石は雪原の赤い虎。侮れないな」

王座の男は、溜め息混じりの言葉と共に立ち上がった。


401名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)20:46:31 ID:4Zr
殉職者キター!
402シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)20:52:37 ID:mWm()
「名を聞いておこうか。未来の王よ」

皮肉混じりにタイガーが問う。その問いに苦笑いを浮かべつつ、王座の男は両手に剣を構えていた。

「ラース•K•ネセシス。お前に地獄への引導を渡す男でもあるがな」

その言葉を言い終える前に、既にラースは歩み出していた。タイガーへと向けて。

「ラース……白竜騎士団、双剣神と呼ばれたラースか。貴様を捨てた国に何の未練がある?それとも復讐か? 」

「その両方だ」

煽るようなタイガーの言葉にも動揺さえ見せず、ラースは尚もタイガーへと歩み寄る。その間に、タイガーもその二つの長刀を抜いていた。もはや話し合いなど意味が無い。そう判断しての行動だった。

「剣士は剣で語るしかない」

その言葉を合図として、ラースの剣が孤を描きながらタイガーを襲う。
繰り出される斬撃を受け流し、タイガーは渾身の回し蹴りをラースへと放つ。それをあっさりとかわし、ラースは再び剣先をタイガーへと向けて間合いを取った。

「本気を出せ、雪原の赤い虎。こんなもので大将にまでなれるわけがない」

「双剣の神か。本気で挑むには申し分ない! 」

タイガーはその両手の長刀を左右に拡げた。

「フルウェポン・コンビネーション! 」

そう叫ぶと同時にタイガーは踏み出した。両脇に潜めた銃器から火花が散る。そこから放たれた弾丸がラースへと到達した直後に、左右から長刀が斬り込む。筈だった。

「グッ、グァァァア! 」

断末魔の叫びと共に、床に叩きつけられていたのは、仕掛けた筈のランペルージだったのだ。
横たわるタイガーを襲ったのは、ラースの秘技、神速の32連撃。弾丸より速くタイガーの急所を確実に捉え、その四肢さえも貫く神の技。

「こんなものか……」

ラースは寂し気に呟いた。
403名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)20:57:05 ID:4Zr
タイガー雑魚過ぎワロタwww
いいぞもっとやれ
404名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)21:03:48 ID:ZvM
そういや虎のやつ最近「わくわく」って支援レスしなくなったな
シモンが虎は殉職させるって書いたあたりからか?
自分のキャラが活躍しないとわかったらあっさり見に来なくなる
この手のひら返しの見事さワロタ
さすがクソコテはクズですなあw
405名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)21:10:17 ID:YcU
自業自得なのにな、虎
406名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)21:15:43 ID:4Zr
タイガーをドラゴンのエサにすると書いた辺りから、今までコテランBだったのがDの最下位に落ちたわw
一々やることが汚いよな
407シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)21:38:38 ID:mWm()
「お前と同じぐらいに優しい男を知っている」

四肢の腱さえ斬り割かれ、身動き出来ないタイガーへとラースが言葉を繋いだ。

「だが、あいつがお前と違うところは……鬼になれる。あいつは鬼になれるんだ」

そのラースの言葉は、既にタイガーへの言葉ではなかった。それは自分自身への言葉だったのだ。

「それだけではないだろう……志村は……」

自らの死の間際にも関わらず、ラースの心の奥を察したタイガーが息も絶え絶えに問う。その目は既に光さえも見えていなかった。

「知っていたか。そう、あいつ……志村は、鬼になっても……あいつは……」

そこでラースは言葉を止めた。何故なら、それ以上語る事は無意味だと悟ったからだ。目の前に横たわるタイガーは、既に息をしていなかったのだから。

「これも宿命か……」

自らに問いかける様なラースの言葉が王の間に響いた時、新たな足音を響かせながら近付く者の足音した。

「タイガー! 」

泣き叫ぶ様な声で駆け寄る女の喉を、鈍い閃光が横切った。直後、女はタイガーに重なる様に倒れていた。

「ミズハ……だったか?女よ。これが俺なりの優しさだ。惚れた男と共にこの世を去るがいい」

ラースはそう言った後、その両手の剣を鞘へと収めた。

「誰にでも尻尾を振るような虎は、既に虎じゃねぇ。群れてのぼせ上がるな。孤高にして己を貫いてこそ、虎の名を語れ」

ラースはそう言い放ち、王座の奥の闇へと姿を消した。

「さようなら、子猫ちゃん。あなたは虎を名乗るには、早かったみたいね」

ラースを追うローブに身を包んだ女の声がした。
王の間に横たわる二人の亡骸は、翌朝まで誰にも気付かれる事はなかった。
408名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)21:40:33 ID:4Zr
クッソワロタ
まさに本人への教訓だな
409シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)21:40:48 ID:mWm()
虎の殉職完了。
菩薩さん、後はお任せしますm(_ _)m
410シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)21:42:52 ID:mWm()
>>408
主神西門「ちと、やりすぎたか」
411名無しさん@おーぷん :2015/08/03(月)21:47:14 ID:4Zr
>>409
任せてくださいな(*^_^*)
412シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)21:52:47 ID:mWm()
>>411
お手柔らかにお願いしますm(_ _)m

さて、ヤマト編に突入しますか
413シモン◆qECGVNv88M :2015/08/03(月)22:22:34 ID:mWm()
今回の措置に納得出来ない人もいるかと思いますが、
これも自分なりのケジメですm(_ _)m
書くのは遅いですが、時間を削って書いています。
冷やかしキャラに時間を削くつもりはありません。
どうかご了承下さい。
414名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)09:01:36 ID:Ynw
>>397
もうちょい優しい言い方は出来ないのかなー。
415名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)09:09:23 ID:Ynw
>>411
貴方、菩薩なの?
416シモン◆qECGVNv88M :2015/08/04(火)21:17:28 ID:P0h()
>>415
菩薩さんだと思う(´Д` )
417名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)21:36:28 ID:qRz
オマサガって戦記物だからやっぱりここからバンバンキャラ死ぬの?
418シモン◆qECGVNv88M :2015/08/04(火)22:11:10 ID:P0h()
>>417
バンバンとまではいかないけど、
死ぬキャラはいるね
419名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:09:31 ID:X0H
誰も殺すな!
420名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:22:30 ID:cuP
>>419
ゴルゴは黙ってろカス
421名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:24:21 ID:X0H
>>420
他人のスレで人格攻撃はやめなさい
みっともないから
422名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:50:18 ID:8Ad
殺すな、って言われても……って気分だろうね、シモンは
423名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:52:03 ID:X0H
ネタレスにきまってるw
シモンたんはそれがわからないほど馬鹿でもユーモアがない人間でもない
普通に登場人物の死については以前話し合ってるしね
424名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:54:16 ID:fKB
>>423
こういう文字だけのやりとりではそれを判断するのは難しいぞ
425名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:55:40 ID:X0H
>>424
とりあえずシモンたんの反応の様子を見ればいいんじゃない?
426名無しさん@おーぷん :2015/08/04(火)23:56:52 ID:8Ad
>>423
前例があるんだよ、ネタレスのつもりが周りがそう認識しなかった例が
あなた以外にも読者が居るってことを考慮してくれ
427名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)00:00:35 ID:Ki0
>>426
おいおい…
妙な自治厨だな…
まあ荒れて面倒起こしたら迷惑かけるしもうやめとくわ
428名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)00:33:14 ID:ytL
誰も殺さないでください
とりわけ僕のキャラには指一本触れさせないでください
もし死ぬとしても後々の物語に多大な影響を与えるようにしてください
僕はね、他の人と違って自分のキャラを息子や娘のように思っているのですよ
それが何の抵抗もできずに惨たらしく殺されていくなんて、僕には直視できない
グレス・リーデルハイドが良い例です
彼さぁ名前も出ない内に能力も発揮しない内にあっさり殺られちゃったでしょ?
っつーことは今後もああいう風に名前すらでないまま、一発退場ワッハッハみたいな事例があるということですよね?
物語の筋上、メインキャラと脇キャラで扱いが分かれてしまうというのは承知していますよぉ
でもやっぱりいきなり死ぬためだけとかメインキャラを映えさせるために出て来るキャラって、正直悔しいんですよねぇ
もうちょっと脇キャラにもサブストーリーつけたりとか光当てさせてやってくださいよぉ
ただでさえ数が多いんですからぁん
429名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)00:52:18 ID:eiO
あーんザック様ブームだなw
430名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)15:15:41 ID:DGq
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1438733024/l50i#down
431名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)15:32:27 ID:DGq
スレタイからしてヤバイ
432シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)19:49:12 ID:HT3()
>>430
見て来た。
俺のコテ出してもわからんだろうに(´Д` )
433シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)20:25:29 ID:HT3()
OSをアップデートしてから、iPhoneが使い辛い。
更新してないのは他の理由だけど(´Д` )
434シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)20:38:30 ID:HT3()
小説家になろうや、おーぷんの他の作品読んで
自分の未熟さを思い知る反面、書きたい気持ちは
変わらない。虎キャラはともかく、オマサガと
METAL HEARTSで預かったキャラは、これから
書き続ける作品の中でも使わせて貰う事になると
思う。
435BEcuACNawuaE :2015/08/05(水)20:43:34 ID:4Hq
>>434
いい心がけだ
436シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)20:44:09 ID:HT3()
今はヤマト編と、その前の小競り合いを書きながら
考えているけど、せっかくヤマト(大和)の話しを
書くなら、現在の日本を絡めてみようかと身の程知らずな
構想を練っています。ファンタジーに政治を絡めたくは
ないけど、知らないよりは知っておいた方がいいと
言う事で、自分なりに挑戦してみますm(_ _)m
437シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)20:45:43 ID:HT3()
変な改行スンマセンm(_ _)m
やっぱりiPhone使い辛くなったな
438名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)21:47:53 ID:XkL
>>434
前言ってた他作品同士の世界観のリンクだな
あの時も言ったが辻村深月の作品はその意味では非常に参考になるはず
とにかく過去の作品のキャラを違和感なくさりげなくその後の作品に
登場させるのが抜群に上手い。過去の作品を知らない人が見たら
単なる登場人物、だけど過去の作品を読んだ人なら「あ、あの子
ちゃんと○○になったんだー」などとニヤリとさせられる
439シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)21:51:37 ID:HT3()
>>438
それを是非やってみたい(^_^)
その為に書いてる。
440名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)22:14:13 ID:XkL
>>439
あと単純に推理ものとしても最後のどんでん返しが上手くて
「やられた!」って感じになる。例えば短編集ロードムービーの
表題作ロードムービーの主人公が○○○とか初見でわかったやつ
(過去キャラどうこうとかじゃなく××的な意味で)
どれだけいたのか。俺は気がつかなかったw 確かに「その視点」で
本文読み返しても全く違和感ないんだよなあ…
441名無しさん@おーぷん :2015/08/05(水)22:16:43 ID:XkL
連投すまそ推理ものって言い方は語弊があるかな
辻村作品は日常ものが多いんだけどその中に意外性のどんでん返しが
結構ちりばめられてるって感じ
442シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)22:16:59 ID:HT3()
>>440
ハードル上げるな(´Д` )ww
でも、そんなものを書くのは夢だな。
443シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)22:17:29 ID:HT3()
ヤマト編の前に、ちょっと寄り道しますm(_ _)m
444シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)22:17:42 ID:HT3()
寂し気な笛の音が月夜に響いていた。ノーランド城を見渡せる街の外れに、その笛の奏者はいた。
月光の青に照らされ、その身に纏うローブの色までは分からないが、その腰に下げた銃から、その男が唯の笛吹きでない事は明らかだ。
そして、その傍には連れの者なのか、ただの通りすがりの者なのかわからないが、人影が二つある。そのうちの小さな影は子供だと分かるが、杖を携えたもうひとつの影は羊飼いの男にも見えた。

「オカリナか……こんな時に」

イルーダを目指しノーランドを出ようとしていたラースは、その音色に足を止めた。

「こんな時だからこそですよ。ラースさん」

自らの名を呼ばれ、ラースは無意識にその声の方へと身体を向けていた。声の主は羊飼いの男。そして、その男をラースは知っていた。

「まさか……テイルか? 」

テイル。貧しい羊飼いでありながら、白竜騎士団の兵士に匹敵する程の身体能力と異能の力を持ち合わせた男。その実力はラースだけでなく、志村さえ気に留めていた程だ。
だが、羊飼いと言う身分から、ノーランド国王は兵士として雇い入れる事もせず、彼にマグス軍討伐と言う無理難題を押し付け国から遠ざけた。それは国王にとって、その退屈な日々を埋めるひとつの余興でしかなかったのだ。
その措置に、当時の彼の実力を知るラースと志村は憤慨し、国王に直訴しようとしたが、ヴェリタスの妨害により叶うことはなかった。

「憶えていて下さったのですね。もう、とっくに忘れていらっしゃるかと思っていました」

丁寧な言い回しながらも、その冷たいテイル声に、ラースは複雑な思いで胸を締め付けられていた。
445シモン◆qECGVNv88M :2015/08/05(水)23:41:24 ID:HT3()
息抜き(´Д` )



446名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)01:34:07 ID:zCE
おお、綺麗な画像
447名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)19:45:10 ID:g8f
読者にキャラを投稿してもらって作品つくるのパターンで
最も成功した例はキン肉マンなのかねやっぱり
448シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)20:59:03 ID:rvr()
>>447
逆に聞くけど、キン肉マンてキャラ募集してたの?
449名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)21:02:01 ID:C8i
最近だとトリコだろうな

ジャンプしか読んでないけど
450シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)21:04:13 ID:rvr()
>>449
トリコどころかジャンプも読んでないわ(´Д` )
451名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)21:06:42 ID:4sZ
ジャンプか
ハングリージョーカー面白かった
452名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)21:09:08 ID:g8f
>>448
???
何を言ってるのかよくわからんのだが
正義超人の主力以外みんな読者投稿キャラから産まれたものじゃん
453名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)21:27:42 ID:C8i
>>450
エリアボスすら読者投稿にするレベルだぜ

>>451
あれの作者が今ブラクロだっけ?
454シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)21:29:14 ID:rvr()
>>452
マジか!(´Д` )知らんかった
455名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)21:36:57 ID:g8f
>>454
マジかw
ジャンプ(キン肉マン)読んだことない社会人男子ってかなり珍しいような…世代的に
毎回の扉ページのうち半分くらいは採用された超人達が飾ってたんだぜ
悪魔将軍考えたやつとか主要キャラに採用された奴は今頃ドヤ顔だろうな
その一方で台詞なしのまま回想シーンで惨殺されて終わった
元祖ソルジャーチームのウールマン達みたいなカワイソスなキャラもいるw
即やられて台詞が3つしかないがネタキャラになったレオパルドンなんかは
ある意味勝ち組と言えるかも
456名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)21:43:31 ID:4sZ
いいねぇ
457シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)21:47:53 ID:rvr()
ゆでたまご先生(´Д` )スンマセン!
458名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)22:09:10 ID:g8f
ゆでたまごと言えば吉野屋との確執→すき家派に鞍替えはワラタ
>>457
自分の妄想キャラがプロの漫画(アニメ)の中で活躍するんだぜ?
オマサガやメタハーで投稿者が感じていた
あのワクワク感はあの頃からあったというわけだ

とゆーわけでシモンも早くプロデビューして漫画化アニメ化してくださいおなしゃす
459シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)22:20:26 ID:rvr()
>>458
あのゴタゴタは残念だったな(´Д` )
プロデビューなら菩薩さんの方が可能性高いぞ。
460名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)22:30:33 ID:g8f
>>459
菩薩さんのもいいんだけどグロ描写が多いのがちょっと苦手…
作風としてはシモンの方がそういうのないし好みなのですよ
ひとつだけ気になるのはシモンの書き方は台本形式じゃないから
台詞の前にキャラ名がない為にたまに誰が喋ってるのかわかりにくくなることかな
菩薩さんはその点台本形式なので読みやすい(グロいけどw)
461名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)22:31:57 ID:zCE
俺も菩薩さんやシモンの文章力を見習わなければ
462BEcuACNawuaE :2015/08/06(木)22:34:10 ID:dYX
やる気があるなあ
463シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)23:07:31 ID:rvr()
>>460
それも描写力があるからかな。
俺はグロ苦手以前に、書けないからなぁ(´Д` )
METAL HEARTSでは、リアルと区別する為に
場面によって台本形式使ってたけど、オマサガ
はそうもいかないからね。あれは確かに書く方も
楽だし、読む方も理解しやすいかもね。
464シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)23:10:04 ID:rvr()
>>461
菩薩さんの文章を参考にした方がいいぞ。
俺も初見で驚いた。
小説王のは、雰囲気は良さ気だけど
話しが頭に入って来ない。
465シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)23:14:56 ID:rvr()
一部のコテにとっては俺も菩薩さんも恨まれて
いるらしいww
http://open.open2ch.net/test/read.cgi/uravip/1438768292/l50

どうやら俺は性格悪くて、裏の顔があるらしい。
俺が一番見てみたいわ。裏シモン(´Д` )
466シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)23:21:25 ID:rvr()
おーぷんで小競り合いしてても仕方ない。
細かい設定はともかく、みんなのキャラを
上手く使いつつ、作品書き上げて外に出して
行くしかないよな。
467名無しさん@おーぷん :2015/08/06(木)23:24:28 ID:C8i
便利なアク禁機能があってだな
468BEcuACNawuaE :2015/08/06(木)23:26:00 ID:dYX
がんばってるんだなあ
469シモン◆qECGVNv88M :2015/08/06(木)23:44:16 ID:rvr()
>>467
面倒なコテはアク禁するか(´Д` )
>>468
ぼちぼちやってます
470BEcuACNawuaE :2015/08/07(金)00:10:16 ID:Z9q
俺も物語を書いているけど、楽しいもんだね
471名無しさん@おーぷん :2015/08/07(金)21:24:53 ID:AuF
ですね
472名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)00:50:32 ID:n3x
自分の頭のなかが形になるのは楽しいな
問題は俺にあまり文章力がないことだな
473名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)02:46:04 ID:bcn
俺は数年前に書いて公開していたな
問題は閲覧する人が殆ど居なかったぐらいだw
474忍法帖【Lv=6,おおくちばし,uE5】 :2015/08/08(土)12:31:07 ID:Usa
うちのこが..
475名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)16:31:00 ID:Mwi
シモンさんに聞きます。
これどう思いますか?

(^q^)
476名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)16:35:54 ID:Mwi
シモンさんやもう1人の方の文章力が羨ましいです。

シモンさんの文章力が1億なら私は0,0000000000000000000000001だからね
477名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)17:08:24 ID:W0x
プリンカレー食ったら不味過ぎワロタwww
478シモン◆qECGVNv88M :2015/08/08(土)17:47:58 ID:mFj()
>>475
その顔文字?
>>476
文章よりかは魅力的な登場人物や物語の
方が重要だと思います
479シモン◆qECGVNv88M :2015/08/08(土)17:48:55 ID:mFj()
>>477
プリンカレー懐かし(´Д` )
あの人は今何してるんだろ
480シモン◆qECGVNv88M :2015/08/08(土)18:05:32 ID:mFj()
と、思ったらメタハースレにいた(´Д` )
481シモン◆qECGVNv88M :2015/08/08(土)18:12:35 ID:mFj()
ここ二・三日、いろいろ問題勃発で書けてない。
今日も呼び出し食らって、これから出かけます。
続き書き出せるのは明日からになりそうです。
482名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)19:33:15 ID:Mwi
>>478
その顔文字です
483名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)19:59:26 ID:Mwi
私もやろうかな
484ラオスの吸血鬼◆mDE4Lmb89s :2015/08/08(土)21:55:39 ID:ady
ラオスの文章力にみんな惚れてるでありつるな
樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林樹木希林
485名無しさん@おーぷん :2015/08/08(土)22:00:54 ID:CFt
シモーン、コテ来ちまったぞ
486名無しさん@おーぷん :2015/08/09(日)00:48:00 ID:lgz
>>476
もう一人って菩薩さんかな?確かにあの人の文章力は凄い
487名無しさん@おーぷん :2015/08/09(日)01:00:50 ID:DMW
見返したらラオスと菩薩って酉同じじゃん……
同一人物なのか?
そんなバカなことないと思うが……
488シモン◆qECGVNv88M :2015/08/09(日)01:47:15 ID:crv()
たった今、解放された。
金は使ったが、それに見合う情報は手に入れた(
回収させてもらうぜ(´Д` )

んで、ラオスと菩薩さんが同酉?
489シモン◆qECGVNv88M :2015/08/09(日)01:56:31 ID:crv()

!aku484
これでいいのか?
アク禁:>>484
490名無しさん@おーぷん :2015/08/09(日)02:07:08 ID:lgz
たまたまかもしれん、シモンの前の酉みたいに簡単すぎて被ったのかもな
491名無しさん@おーぷん :2015/08/09(日)02:50:30 ID:OqR
菩薩さんは被ってるのわかってる口ぶりだったから
知っててあえて放置してたみたいね
つかなんであえて真偽は語らないとか言ったんだろう
同一人物じゃないならその旨はっきり言えばいいのに
492シモン◆qECGVNv88M :2015/08/09(日)19:59:54 ID:crv()
>>490
数字のゾロ目とかだったら簡単に被るよね
>>491
その辺りは気になるな
493名無しさん@おーぷん :2015/08/09(日)20:44:37 ID:CAZ
おい
シモンは(^q^)←これについてどう思う?
494シモン◆qECGVNv88M :2015/08/10(月)01:29:20 ID:XTy()
>>493
特に何とも思わない
495シモン◆qECGVNv88M :2015/08/10(月)18:07:24 ID:XTy()
「忘れるわけがない」

その黄金の瞳に憂いを湛えながら、ラースはテイルへと言葉を返した。

「勇者とは何なのでしょうね?道化と何が違うのでしょう? 」

オカリナから流れ出る旋律に目を閉じながら、テイルは独り言のように呟いていた。勇者。それは、彼が国王によるマグス軍討伐の命を受けた際に与えられた職名。
勇者テイルとして、ノーランドを旅立つ彼を見送る民でさえ、彼を影で笑っていたのだ。無論、テイルはそれを知っていた。
それでも、彼は旅立つ他はなかった。愛する両親や生まれ育った村を守る為に。断れば国王によって村がどの様な仕打ちを受けるかわからなかったのだ。

「国王は死んだ。もう勇者を語る必要はない 」

事情を知るラースが言った。

「元より勇者などと名乗るつもりはありませんよ」

ラースを見る事もなく、テイルは淡々と言う。だが、その声に、ラースはやり場のない怒りと虚無感を感じ取っていた。そして、その怒りと虚無感が自らの中にあるものと同じである事も。

「俺は、いづれこの国の王になる」

ラースが唐突に言った。その言葉にテイルは目を開いて、ラースを見た。

「王になって、どうするおつもりですか? 」

そのテイルの問いと同時に、ラースはテイルへと向けて歩き出した。
496名無しさん@おーぷん :2015/08/10(月)18:45:33 ID:XKA
「いずれ」じゃないの?
497シモン◆qECGVNv88M :2015/08/10(月)18:51:49 ID:XTy()
>>496
だなww
一応、公用文ではアウトなんだけど、
文学的には有りなんだ。
498シモン◆qECGVNv88M :2015/08/10(月)18:54:20 ID:XTy()
難しいよな(´Д` )
499シモン◆qECGVNv88M :2015/08/10(月)19:07:14 ID:XTy()
一歩一歩と近づいて来る双剣の神に怯む事もせず、テイルは彼を見据えて動かなかった。

「身分などに縛られない、真に自由な国を造る」

互いの息がかかりそうな距離に接近したラースは、テイルへと顔を突き出すようにしてそう言った。
月夜の静寂を包んでいた旋律はいつしか消え、奏者はオカリナを銃へと持ち替え、その銃口をラースのこめかみへと当てていた。

「俺と一緒に来い」

「私にマグス軍へ下れと? 」

再び静寂に包まれた月光の下、テイルの瞳が、一瞬ラースの身を包むマグス軍の漆黒のマントへと動いた。

「一時の辛抱だ。ヴィクトリアからノーランドを取り戻すには、マグスの力を利用するしかない」

こめかみに当てられた銃口を気に留める事もせず、ラースは尚もテイルを見つめて語る。

「本気ですか? 」

「やるしかない。俺はやる。そして俺らなら必ずやれる。お前の力が必要だ」

「カルロス、もういい」

テイルは、ラースへと向けられた銃をその右手で押し下げた。

「信用できるのか? 」

「信用するしないより、俺の帰る場所を取り戻すなら、他に道はないと思う」

カルロスと呼ばれた銃使いの男の問いに、テイルは戸惑う事なく即答していた。

「あんたがそう思うなら、俺に異存はない。ユウキ、お前はどうする? 」

オカリナ奏者でもある銃使いは、テイルの影に隠れるようにして立つ少年へと目を向ける。テイルと同じく金髪の少年は、その蒼い瞳を潤ませながら、言葉の代わりに小さくうなづいていた。
500名無しさん@おーぷん :2015/08/11(火)11:01:19 ID:qRg
そろそろwiki更新しない?
501シモン◆qECGVNv88M :2015/08/11(火)20:04:53 ID:PT2()
>500
そうだねぇ(´Д` )ちょっと見て来ます
502シモン◆qECGVNv88M :2015/08/11(火)20:54:09 ID:PT2()
まだまだ書き込んでないキャラいるね
恐ろしい(´Д` )
503シモン◆qECGVNv88M :2015/08/11(火)21:30:58 ID:PT2()
「新しい白竜騎士団結成ね」

ラースと共にいた女が、ローブを後ろへと押し下げてその顔を晒した。夜風に靡く金色の髪の下で、赤い瞳を細めたその表情は笑みを浮かべいる様にも見える。

「やはりルシアさんでしたか」

テイルは懐かし気に声を緩めた。ラースと志村といつも一緒に居たので知っている。

「そちらの銃使いさんは? 」

「この男はカルロス。そして、こちらの子供はユウキ。どちらも私の大切な仲間です」

テイルはそう言って、寄り添うユウキの頭を撫でた。

「可愛いお仲間さんね」

「彼には彼にしか出来ない事がありますから」

そう答えたテイルの下で、ユウキはルシアの赤い瞳を見つめていた。

「なぁ、テイル。俺達はもう仲間だ。そんな他人行儀な話し方はやめないか?」

ラースは気になっていた。テイルのその話し方が、どこか志村に似ていたからだ。否応なしに彼を思い出してしまう。

「そう言われても……」

テイルは困り顔でラースを見た。

「まぁ、いいさ。そのうち慣れるだろう。新しい白竜騎士団の門出だ。何処かで酒でも呑むか」

新たな野望を胸に、ラースはノーランドの街へと向けて歩き出した。
504シモン◆qECGVNv88M :2015/08/11(火)21:40:48 ID:PT2()
なろう55話投稿しましたm(_ _)m
505名無しさん@おーぷん :2015/08/13(木)00:15:33 ID:YC1
ラースも誰かとお酒を飲んだりするんだなぁ
506名無しさん@おーぷん :2015/08/13(木)01:32:07 ID:HKa
セイク遊撃隊もメンバーと一緒に酒飲んだりするのかな
507名無しさん@おーぷん :2015/08/13(木)03:18:46 ID:zMY
志村「アークさんつまみ買ってきてください」
アンナ「お菓子もよろ」
508名無しさん@おーぷん :2015/08/13(木)17:08:04 ID:lEL
アーク「いつから買ってきていないと錯覚していた」

ただのパシリですやん
509シモン◆qECGVNv88M :2015/08/14(金)18:10:49 ID:GSQ()



510名無しさん@おーぷん :2015/08/14(金)21:25:14 ID:iEp
シモン酔っ払ったか
511シモン◆qECGVNv88M :2015/08/15(土)07:06:24 ID:a2D()
スンマセン(´Д` )
512シモン◆qECGVNv88M :2015/08/15(土)18:23:06 ID:a2D()
ほな、ヤマト編行きましょか?(´Д` )
513シモン◆qECGVNv88M :2015/08/15(土)18:27:43 ID:a2D()



514シモン◆qECGVNv88M :2015/08/15(土)18:31:36 ID:a2D()
その夜の海は凪いでいた。
月明かりをその水面に移した海が、岩場の上で静かに釣り糸を垂らす老人の前で右へ左へと揺れている。

「帰って来たか……」

腰まではあろうかという白い顎髭を右手で撫でながら、老人はその細い目を更に細めるかのように言った。

「恥ずかしながら……」

老人の言葉に呼応する声は、背後の闇から響いて来た。

「海は凪だが、国は荒れるかもしれんのぅ」

「しかし、嵐がなければ海は死にます」

老人の言葉に、闇からの声はまたもや即座に答えを返した。

「その嵐の為に、ヤマトの民の血がどれだけ流れるやら……」

「それを抑える為に戻って参りました」

その言葉を聞き、老人は髭を撫でていた右手を止めた。

「この国の闇は深いぞ。抑えきれるのか? 」

「闇こそが我が住処なれば、如何様にも変えて見せましょう」

全ての感情を排したようなその声の裏に、揺るぎなき自信を感じ取った老人はその目尻に皺を寄せた。

「百地 丹波。この大馬鹿者めが」

そう言った老人の傍に、闇からの声の主が姿を現した。目元のみを晒し、その身体の全てを黒い布で覆った姿は、例えれば鴉。その一言に尽きた。
515シモン◆qECGVNv88M :2015/08/15(土)18:55:28 ID:a2D()
「お久しゅうございます。ぽっくり仙人殿」

「久しゅうじゃと?お主らの久しゅうなど、わしからすればほんの一時じゃて」

その老人は齢5000を数える仙人であった。確かに、彼からすれば数年など一時でしかないだろう。その彼が居を構えるのは須弥山の頂上。その山はヤマトの国にあった。それはレムール山脈を囲む大地から、ひとつの海を隔てた島にあった。

ヤマトの国。島国の特性からか、他の国には見られない独自の文化を繋いで来た。黒い瞳と黒い髪。その見た目以外にも、食文化から建築物に至るまで、レムールの各国家にさえ引けを取らない程の文明を築いて来た。

しかし、そのヤマトの国も人知れず国家の存亡を揺るがす程の危機に瀕していた。そして、それを知る者はごく僅かしかいない。その僅かな者のひとりの名を、ぽっくり仙人の傍らに立つ丹波が口にした。

「主神 西門は今どこに? 」

「あの昼行灯か。鋼心を抱えて、この海を渡って行ったわい」

「あの馬鹿……」

「馬鹿に馬鹿と言われては、主神もかたなしじゃのう」

ぽっくり仙人は声をあげて笑った。

「奴は何処へ? 」

「イルーダじゃよ。例の事故の解決策を探る為にな」

ぽっくり仙人の見つめる水面は、尚も月明かりを幾つもの光の断片へと変えながら、右へ左へと揺れていた。
516名無しさん@おーぷん :2015/08/15(土)22:47:24 ID:fsO
仙人が誰と戦うのか気になりますな
517名無しさん@おーぷん :2015/08/17(月)21:51:40 ID:v7T
気になるぜーー
518シモン◆qECGVNv88M :2015/08/17(月)22:39:34 ID:lTd()
そりゃ、あいつしかいない(´Д` )
519名無しさん@おーぷん :2015/08/18(火)12:12:40 ID:4DK
こっちに来てからスピード落ちたな
520名無しさん@おーぷん :2015/08/18(火)13:13:18 ID:PUK
しゃーない
521名無しさん@おーぷん :2015/08/18(火)14:05:33 ID:Khu
もう惰性でやってるからじゃないか
正直今のシモンは明らかにモチベないでしょ義務で書いてる感じ
シモン責任感強いから途中で投げ出すのはよくないと無理矢理続けてるみたいだけど
ぶっちゃけきつかったらもうごめんなさいしてエタってもいいんちゃうか
522名無しさん@おーぷん :2015/08/18(火)19:23:12 ID:crZ
書きたいもの書くのが一番だからな
523名無しさん@おーぷん :2015/08/18(火)20:51:01 ID:49b
>>522
ほんこれ
作者が楽しんで書けなくなったらおしまい
特にこの作品は読者からキャラ募集したのがまずかったな
話が広がりすぎて収集つかない上に投稿読者は身勝手だから
自分のキャラの活躍しか興味ない
俺も実は読者からキャラ募集形式のSS書くつもりだったが
このスレ見てたおかげで断念できたわw
524名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)03:08:21 ID:Ysr
>>523
だから俺はなろうで自分の書きたいもの書いてるな
少しずつ増えていくブクマを見るのは楽しいものだ
まだ、ほんの少ししか感想を貰ったことはないが、貰った時は凄く嬉しかったな
525名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)03:35:32 ID:0s2
オマサガが賑わってた時に「支援とか要らん、紛らわしい」とか言ってたのが居たな
あれでだいぶ熱減った気がする
526名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)11:22:59 ID:E5o
コテ自治厨過疎のもと

……うまくないか
527名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)11:34:29 ID:qLV
>>524
ほう、なろうかやっぱり。あそこは異世界もの以外は叩かれると聞いて
どうなんかなあと思ってたがちょっと興味わいてきたな
>>525-526
というより精神年齢が幼い子供ばっかのおーぷんなんかでやりゃこうなるでしょ
いつだったか読者の年齢層の話題になって高校生以下が大半とわかって
そりゃあこの民度の低さも納得だなあと思いました(粉みかん)
528名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)13:58:40 ID:Ysr
>>527
俺が書いてるのも最近異世界編に入ったけれど、なろうで流行りの魔法世界ではないな
それでもそれなりには見て貰えるし、初心者が書いてみるのにはいいところだと思う
529名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)14:17:08 ID:qLV
>>528
ほうほう、詳しくさんくす
ある程度形になる目処がついたら俺もなろうで書いてみようかな
530名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)15:44:03 ID:Ysr
>>529
頑張れ
531シモン◆qECGVNv88M :2015/08/19(水)18:27:02 ID:miA()
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
532名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)18:31:54 ID:0s2
おかえりシモン
533シモン◆qECGVNv88M :2015/08/19(水)18:33:08 ID:miA()
ただいも(´Д` )

モチベ下がったと言うより、
ヤマトの設定で煮詰まってた。
これから書いて行く
534シモン◆qECGVNv88M :2015/08/19(水)19:17:38 ID:miA()
「白虎は相変わらず美しいな」

そう言った百地 丹波が見上げていたのは、岬に聳える城「白虎城」だった。外海からの進入に備え、堅牢な造りをした海城でありながらも、白く塗られた外壁が、月光を受けて輝くように闇夜に浮き上がっている。

「美しいのは見た目だけじゃて。中に巣食うのは魑魅魍魎のような輩ばかりじゃ」

白髭の老人はそちらに目をくれる事もせず、ただ光る水面も見つめていた。

「そう仰らないで下さい。私とて、その魑魅魍魎の一人だったのですから」

「今でも大して変わらんて」

苦笑する丹波に、白髭の老人は言い放つ。岩場に打ち寄せる波のみに任せた沈黙の後、白髭の老人ことぽっくり仙人が丹波に問いを投げかた。

「これからどう動く? 」

「あの白虎を堕とします」

「白虎か。あの城の城主は尾瀬 清綱だ。やれるか? 」

「尾瀬……西の大鴉。手間取るでしょうが、倒せない相手ではありません」

「果たして、そう上手く事が捗るかのう? 」

その細い目を更に細めて、ぽっくり仙人は空に浮かぶ月を見上げた。

「白虎が堕ちれば、この国が堕ちたも同然」

ぽっくり仙人の憂いに構わず、百地 丹波はそう言葉を繋げた。
535シモン◆qECGVNv88M :2015/08/19(水)20:05:36 ID:miA()
ヤマトの国がある島には五つの城がある。北の岬にある玄武城。南の朱雀城。丹波のかつての居城であった青龍城。そして、その三つの城のほぼ中央に、ヤマトを司る国王の城「白羽城」がある。
そこから西に離れた西の岬の突端にあるのが白虎城だった。
西の海からはヴィクトリア帝国の脅威があった。その為に、この城は他の城とは違うあらゆる仕掛けが施されている。

「白虎城に比べれば、白羽城など飾りの城に過ぎない」

鴉と呼ばれる全てのシノビを統べる八咫烏にさえ、そう言わしめるほどの城が白虎城なのだ。その美しい見た目とは裏腹に、その造りは他の城より群を抜いて堅牢に造られている。

「所詮、人の造りしもの。破れぬ道理などありますまい」

「果たしてどうかな?慢心は死を呼びかねん」

自信に満ちた丹波の言葉を諌めるように、ぽっくり仙人は低い声でそう呟いた。

「慢心?まさか……勝機も無く、戻って来たとでも? 」

「勝ち負けなど二の次じゃ。罪も無い無垢な童の命を、犠牲にするな……丹波」

月を見上げたままのぽっくり仙人の声色が変わった。いや、変わったのは声色だけではない。その大柄な身体からは、目に見えぬ覇気が発せられていた。
その覇気を受けて、全身に鳥肌が立つのを感じながらも、丹波はぽっくり仙人へと身体を向けた。

「童はヤマトの未来。その未来、この身を掛けても守り抜いてみせましょう」

「お主の言葉を信じよう。ならば、わしも動かねばなるまいて」

右手の釣り竿を投げ捨て、仙人は立ち上がった。その顔には、先程までの穏やかな表情は微塵も残ってはいなかった。

「この国の魑魅魍魎どもを食らうぞ。丹波! 」

「御意。一人残らず、この腹に納めて御覧にいれましょう」

鬼神となった仙人と、かつての大鴉の密約はこの時に交わされた。
536シモン◆qECGVNv88M :2015/08/19(水)20:36:27 ID:miA()
「お見事でした」

イルーダの街中。立ち竦む主神西門とザ・スカルの前で声がした。

「その声は、ツクヨミか⁉︎ 」

「はい。朔と望もこちらに」

いつしか、主神西門の目前に三つの影が現れていた。

「あいつは見つかったか? 」

「いえ、まだ所在さえ……」

「まぁ、いいさ。国が動けば奴も戻って来るだろう」

当然の様に交わされるその主神と影との会話を目の当たりにして、ザ・スカルは成す術も無く依然立ち竦んでいた。

「何者だ? 」

先頭に立つ影の言葉に呼応するかのように、その影に従う二つの影が短刀を抜いた。

「待て! 待ってくれ! 」

その二つの影の動きを制したのは、ザ・スカルだった。主神西門と自らの背後に現れた新たな影を庇うかのように、ザ・スカルが僅かにその身体を傾けた。

「こいつは俺の妹だ」

その言葉に、ツクヨミと呼ばれた影の背後に控えていた影の動きが緩んだ。

「妹?骸骨にも妹がいたか」

揶揄うような主神の言葉さえ意に介すること無く、背後の影は歩み寄りその姿を現した。
537名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)21:31:58 ID:0s2
話を見ていくにクロックか?
538名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)21:55:48 ID:Ofp
いいねぇ
539シモン◆qECGVNv88M :2015/08/19(水)23:13:43 ID:miA()
>>537
違うんだな(´Д` )
>>538
おう(´Д` )
540名無しさん@おーぷん :2015/08/19(水)23:32:13 ID:0s2
ありゃ違ったか

なおさら気になるな
541名無しさん@おーぷん :2015/08/20(木)00:28:14 ID:ffy
楽しみだ
542シモン◆qECGVNv88M :2015/08/21(金)23:01:41 ID:Vnx()
すまんm(_ _)m
続き書こうとしてたが、高槻市の事件のニュースを見て心が萎えた。
543名無しさん@おーぷん :2015/08/21(金)23:15:01 ID:kC4
>>542
シモン関西に近いんだっけか確か
まあこういう時は全く違う事とか別の事考えて気分転換した方がいい
544シモン◆qECGVNv88M :2015/08/21(金)23:51:40 ID:Vnx()
>>543
そうだな。ありがとうm(_ _)m
もうね、あんな子供が犠牲になるのが
悔しくて仕方ない
545シモン◆qECGVNv88M :2015/08/22(土)00:03:52 ID:tOg()
去年、METAL HEARTS書いてる時に神戸の事件
あったけど、あの時も結構心が萎えた。
またCローズと母親の命日が来るけど
俺は何も進歩してない
書くの遅いけど、オマサガ書き終えたら
次に進める気がする
546名無しさん@おーぷん :2015/08/22(土)00:09:02 ID:5I9
>>544
顔見知りの犯行じゃないみたいだしたまたまあの時あそこに
行かなかったら…とか幾つもの不幸な偶然が積み重なって
起こってしまった悲劇と言えるかもしれない
日航の123便墜落の時も知人がたまたまバスに乗り遅れたおかげで
乗らずにすんで助かったと聞いたことあるし
ほんと何がきっかけというか、ほんのわずかな違いで人は今日を
生きられたりしてるんだなあと思う。何言ってるかよくわからんかったらすまそ
547名無しさん@おーぷん :2015/08/22(土)00:13:14 ID:5I9
>>545
停滞ではなく現状維持できてるとプラスに考えよう
前に進むだけが進歩ではない
積み上げてきた今のレベルを維持し続けるというのも大変な事
…劣化しちゃったらアカンけどねw
548シモン◆qECGVNv88M :2015/08/23(日)18:39:00 ID:7Lh()
ついつい同情と言うか、感情移入し過ぎる
ところが俺の悪いところだな。
549シモン◆qECGVNv88M :2015/08/23(日)18:45:49 ID:7Lh()
>>547
オマサガ初期に比べれば少しはマシになっては
いると思うけれど、それは文法とか作法ぐらいな
もので、内容的にはグダグダになってしまった感もある
550名無しさん@おーぷん :2015/08/26(水)19:09:02 ID:lWc
age
551シモン◆qECGVNv88M :2015/08/26(水)21:20:07 ID:6Rg()
支援サンクス(´Д` )
552名無しさん@おーぷん :2015/08/26(水)21:26:12 ID:M7p
支援
553シモン◆qECGVNv88M :2015/08/26(水)21:38:01 ID:6Rg()
またまた支援サンクス(´Д` )
554名無しさん@おーぷん :2015/08/26(水)22:00:59 ID:Kdf
>>548
そんな事ないと思う
555名無しさん@おーぷん :2015/08/26(水)23:43:29 ID:ut6
シモン、俺は最後まで読ませてほしいから
自分のペースで書きたいように書いてほしい!
いつまでも待つし、辞めたいならまた、シモンの別な作品を読むまでた!
556名無しさん@おーぷん :2015/08/27(木)12:56:19 ID:lJZ
(^p^)←シモン
557シモン◆qECGVNv88M :2015/08/27(木)20:03:02 ID:KFA()
>>554
ありがとうね。
でもさ、このおーぷん2ちゃんを見てる様な
年代の子供達が犠牲になる事件を見ると
本当に凹むんだよね

>>555
ありがとうございますm(_ _)m
そのレスを見て、思わずそう声に出た。
ついでに手も合わせちゃったよ。
本当にありがたいです。少しずつ続き書いてます。
558名無しさん@おーぷん :2015/08/27(木)22:41:58 ID:4FI
>>557
このIDを見て「ナックル~」だと思ったやつは格ゲーマニア
559名無しさん@おーぷん :2015/08/28(金)11:41:27 ID:Yvu
(^p^)←オマサガ民
560シモン◆qECGVNv88M :2015/08/29(土)18:12:40 ID:nLn()
ただいも(´Д` )
561名無しさん@おーぷん :2015/08/29(土)18:18:46 ID:6w2
おかいも
562シモン◆qECGVNv88M :2015/08/29(土)18:24:51 ID:nLn()
「ミノリと申します。兄を助けて頂き……」

「助ける?おいおい、馬鹿言っちゃいけねぇなぁ」

ザ・スカルの背後から姿を現した女の言葉を、胸の前で腕を組んだ主神 西門の言葉が遮った。
現れた女は、黒い瞳に黒い髪。生まれ育った国は違うだろうが、その姿からヤマトの匂いを感じた主神は、どこか親近感さえ感じていた。

「俺はただあの化け物が気に入らないから斬ったまでさ。俺がしゃしゃり出て来ずとも、あんたの兄貴ならあの程度の化け物なんざ、本気を出せば倒していたろうよ」

そう言って、主神はザ・スカルへと目を向けてニヤリと笑った。

「邪魔しちまったな」

その笑顔のままに、続けられた主神の言葉の意図に戸惑いながらも、ザ・スカルはその骸骨の仮面に手を当てた。

「俺の名はシオル・アルガ。もう一人の妹を探して旅をしている」

そう言って、ザ・スカルはその骸骨の面を外した。

「アルガ……まさか、ノーランドのアルガ家の人間か?」

主神はその目を見開いた。
563シモン◆qECGVNv88M :2015/08/29(土)19:04:45 ID:nLn()
「その、まさかさ」

驚きを隠せずにいる主神へと、シオル・アルガは目を伏せてそう答えた。

「なるほど。それで仮面を付けていたわけか」

主神は右手で乱れた前髪を掻き上げた。

ノーランド王国のアルガ家。
カッシート家と並び立つノーランドの名家だったが、謀反の濡れ衣を着せられ、白竜騎士団と同じく国を追われる身となっていたのだ。それは、ヤマトの主神も知っていた。

「すると、もう一人の妹とはメノリか……」

主神は影を宿した視線をシオルへと向けた。
カッシート家の三兄弟と同じく、アルガ家にも三兄弟がいた。長兄のシオル、長女のメノリ、そして次女のミノリ。
剣を極めたカッシート家のヴェリタスに対し、ミノリ家のシオルは体術を極めている。主神はそう聞いていた。そして今夜、その片鱗を垣間見る事が出来た。

「もう、死んでいるかもしれないがな」

「いや、まだ生きている」

力無くシオルの口から漏れ出た言葉に、主神の凛とした言葉が重なった。

「知っているのか⁉︎ 」

シオルの言葉に覇気が戻る。しかし、それとは対照的に答えた主神の瞳には更なる影が増していた。

「あまりいい知らせじゃないがな」

そう言って、主神は静かに目を閉じた。
564名無しさん@おーぷん :2015/08/29(土)19:50:11 ID:HFo
アルガ家か!メノリ意外はマグス側ではないかんじやな
565シモン◆qECGVNv88M :2015/08/29(土)20:56:34 ID:nLn()
やっとこさアルガ家登場(´Д` )
長かった
566名無しさん@おーぷん :2015/08/30(日)21:02:03 ID:hti
続きが気になりますな
567シモン◆qECGVNv88M :2015/08/31(月)04:31:39 ID:cIr()
「教えてくれ!知っている事を全て! 」

「知りたければ、ヤマトへ来い」

詰め寄るシオルへと、主神は目を閉じたまま答えた。

「メノリはヤマトにいるのか? 」

「いや、ヤマトにはいない」

「では何故? 」

「ヤマトへ行けば全てが分かる」

そう言った主神がその目を開いた時、その左眼は再びあの赤い光を放っていた。

「ツクヨミ、こいつらを案内してやってくれ。俺は一足先にヤマトへ戻る」

「イルーダ王への謁見はなさらないのですか? 」

「まぁ、ノーランドの件でゴタゴタしてるからな。後で書簡でも送るさ」

ツクヨミの問いにそう答え、主神は再びシオルへと向き直った。その左眼の妖艶な赤い光に呑み込まれそうになる。

「とにかく来い。話しはそれからだ。じゃあな」

主神は跳躍した。一蹴りの元に建物の屋根に着地し、更なる一蹴りでシオル達の視界からその姿を消した。

「彼もシノビなのか? 」

「いや、あの方はシノビではない」

皆の見上げるその先には、いつもの月が夜空に浮かんでいるだけだった。
568シモン◆qECGVNv88M :2015/08/31(月)05:06:58 ID:cIr()
シオル達が見上げるその月を、同じく見上げる男がいた。
その鼻に引っ掛けた丸眼鏡が月を映す。その眼鏡に月とは別の光が現れた。小さな鳥の姿をした光は、男の前まで来ると、一片の紙へとその姿を変えた。

「シモン・レイスとアーク・ディーが石楠花姫んとこへ行ったか」

紙片に書かれた文面を読み終えた男が呟く。その表情はどこか楽し気だ。だが、前髪を揺らす一陣の風が吹いた時、表情は一変した。

「見つかっちまったか……」

覚悟を決めたかのような諦めの言葉がその口から漏れた時、男の前に三人の黒装束の男達が現れた。

「長谷川 龍之介だな? 」

黒装束の男の一人が尋ねる。

「だとしたら斬るんだろ? 」

その言葉を聞き、黒装束の男達は取り囲む様に散開した。

「あんたらから逃げれるとは思っちゃいねぇよ」

男はその場に胡座を掻いた。

「おいらを斬ったところで、何が変わるってもんでもないだろうに。なぁ、いいか?よく聞け。このままだと、ヤマトは確実に滅びるぞ」

しかし、黒装束の男達は構うことなく刀を抜いて構えた。

「聞く耳持たずか……この馬鹿鴉どもが」

男は懐から一片の紙と筆を取り出した。

「せめて辞世の句だけでも詠ませてくれや」

そう言って、男は静かに筆を紙片へとあてた。
569シモン◆qECGVNv88M :2015/08/31(月)05:42:56 ID:cIr()
その時、再び一陣の風が吹いた。

「おお!龍之介!ここにいたか! 」

聴き覚えのある声が、胡座を掻いて座る男の耳を貫いた。

「主神!お前なんでこんな所にいるんだ⁉︎ 」

紙と筆を持ったまま男は目を見開いている。そこに立っていたのは、ヤマト時代の呑み仲間であった主神 西門だった。

「いや、ちょっと野暮用でな。で、風の波動を感じて降りて来てみたら……お前こそ何やってんだ? 」

「辞世の句を詠んでいたところだ」

「邪魔したな。しかし、そいつはもう少し先にしてくれないか?直ぐにヤマトへ戻れ。これから国を盗る」

あっけらかんと答える主神へと、黒装束の男の一人が刀を振り抜いた。
澄んだ金属音が月夜にこだました。
主神の抜刀した鋼心が、黒装束の男の刀を叩き折った音だった。

「風を使う鴉……東の鴉か。引け。無駄な殺生はしたくない」

しかし、刀を折られた鴉が短刀に持ち構えたのを合図としたかのように、陣形は主神を中心にしたものへと変わっていた。

「いくら鴉とは言え、お前らが死ねば泣く人間もいるだろう?考えろ。ヤマトの国の行く末を」

だが、その間にも三人の鴉達は、円を描きつつもジリジリと主神ににじり寄っていた。

「命を賭ける程の役目かよ。血の滲む程の修行をして手に入れた技を、国を滅ぼす為に使うな。自分の頭で考えろ!」

三方から襲い来る刃を一刀の元に弾き返した主神が叫ぶ。
570シモン◆qECGVNv88M :2015/08/31(月)06:36:00 ID:cIr()
だが尚も鴉達は刀の切っ先を主神へと向けていた。

「自分の頭で考えろ。忠義も大事だろうが、鴉である前にお前らは一人の人間だ。お前らは土から産まれたわけでもねぇだろうが。お前らの親は、何を望んでお前らを育てたか考えろ!」

続けて叫んだ主神の持つ刀「鋼心」はその刀身に青い光を帯び始める。その光に、鴉達は一歩退いていた。

「これ以上、この鋼心に血を吸わせるな」

主神の左眼が、寂し気な赤い光を放つ。

「化け物が人を語るな! 」

その赤い光に正気を失った一人の鴉が斬りかかった。と、思われた瞬間、その鴉は主神の前に身を横たえていた。
瞬殺。胡座を掻いて座る長谷川龍之介の頭にその言葉が浮かんだ。その間にも、他の二人の鴉達もその場に崩れ堕ちていた。その剣捌きを、長谷川は見極める事が出来なかった。
速い。やはり、この男は人外の者……化け物か。長谷川の視線は横たわる三つの屍へと向けられていた。

「鴉とは……悲しいな……」

「おいおい、勘違いするなよ。こいつら死んじゃいねぇ。ちょいと気を失っているだけだ」

目を伏せた長谷川へと、やはりあっけらかんと主神が言った。

「今は敵でも、いづれは国を背負って立つ人間になるかもしれん。そう簡単に命を奪う訳にはいかんさ」

らしいと言えばらしいが……この男の考えている事はわからん。糞舐男こと長谷川 龍之介は、主神 西門を見上げた。
いや、だからこそ面白い。長谷川 龍之介はただただ微笑んでいた。
571名無しさん@おーぷん :2015/08/31(月)22:55:47 ID:iui
おお、けっこう更新されてたーー
仕事疲れが癒されます
572名無しさん@おーぷん :2015/08/31(月)22:56:25 ID:iui
IDが泣いてるw
573シモン◆qECGVNv88M :2015/09/01(火)18:05:47 ID:MTq()
>>572
ミラクルww
574名無しさん@おーぷん :2015/09/01(火)20:49:14 ID:MTq()
さぁ、丹波と仙人をどう転がすか(´Д` )
575シモン◆qECGVNv88M :2015/09/01(火)20:50:01 ID:MTq()
酉が消えた?(´Д` )?
576シモン◆qECGVNv88M :2015/09/01(火)20:50:24 ID:MTq()
あ(´Д` )戻った
577名無しさん@おーぷん :2015/09/08(火)18:55:39 ID:Yeu
更新・・・・・・・
578シモン◆qECGVNv88M :2015/09/08(火)21:22:14 ID:pTE()
はい( ̄^ ̄)ゞ
579シモン◆qECGVNv88M :2015/09/08(火)21:47:23 ID:pTE()
お待たせして申し訳ありませんm(_ _)m
580名無しさん@おーぷん :2015/09/08(火)22:45:03 ID:Mgo
はやく、はやく
581名無しさん@おーぷん :2015/09/09(水)22:11:39 ID:Bmv
心配したやんーー
582シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)19:45:19 ID:X65()
ヤマトのほぼ中心に位置する研究棟の地下にそれはあった。
自らの発する熱により、深く赤く燃えながら、周囲の土壌を溶かしつつ、それは静かに、しかし確実に破滅へと向けて更なる深みへと沈降していた。

「術はなしか……禍々しい光よ」

その様子を、産まれ持った異能の力で見透す女がいた。その名を暮森 静と言う。朱に彩られた異彩を放つ、ヤマトの国の南に構える朱雀城の城主であり、南の大鴉でもある女であった。
腰まで伸びた髪は赤く染められ、整った顔立ちに浮かぶその両の眼は、何を見るともなく宙を捉えている。その瞳が跳ね返す光は、その美貌と相まって更なる妖艶さを漂わせていた。

「このまま沈降を続けますと、いづれ地下を流れる水へと到達するかと……」

暮森の前に控えていた一人の鴉が口を開いた。

「それだけならまだ良い。問題はそこからじゃ。例の物が地の礎に触れたならば、ヤマトの大地は揺らぎ、死がこの国を包み込む事になるであろうな」

「暮森様は、ヤマトが滅ぶのをお望みなのですか? 」

その言葉に、暮森は静かに立ち上がり、鴉の元へとゆっくりと歩み寄った。
583シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)20:47:04 ID:X65()
「今、問うたのはこの口か? 」

白くしなやかな指が鴉の顎を掴む。

「誰にものを言うておる?わらわがそれを望んでいると申すか? 」

顎を掴まれた鴉は金縛りにでもあったかのように、その場から動けずにいる。開け放たれた窓から入り込んだ夜風が暮森の赤い髪をなびかせる度に、鴉の心臓は鼓動を早めて行く。
その気迫。怒りによる激しい波動ではなく、静かな冷たい波動。指先から伝わる凍える程の無機質な冷たさは、鴉の中の抗う心さえも凍りつかせていた。

「望んではおらぬ。しかし……知られてはならぬのじゃ。例の実験の失敗を知られれば、直ぐにでもこの国は滅ぶ。遅いか早いか……それだけじゃ」

鴉の見上げた女の目は、先程までの妖艶さは消え失せ、今は狂気さえ感じさせるものだった。
しかし、それでも大鴉には変わりない。その命に背くことは出来るはずもない。幼少より擦り込まれた主君への忠誠と言う掟が、心を殺せと繰り返し語りかけてくるのだ。

「行け。奴が戻って来た。あの裏切り者の男が。必ずその首を持ち帰れ。奴は今、あの仙人と共にいる」

暮森は鴉の顎から放した指で、鴉の左頬を弾いた。
その鴉は深々と頭を下げた後、夜風と共に窓から外の闇へと溶け込む様に跳躍して消えた。
一人残された暮森は、その白い指を複雑に絡み合わせ、何事かの呪文を唱え始めた。虫の声さえ聞こえぬ月夜の青白い闇の中、その声だけが幾度も響き渡り始めた。
584シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)21:44:43 ID:X65()
ヤマト編は主人公不在(´Д` )
スピンオフ的な感覚で書いていきます
585シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)22:04:40 ID:X65()
これが短編みたいなものかな(´Д` )
586シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)22:15:42 ID:X65()
ホホウ、ホウ。ホホウ、ホウ。
梟が鳴いた。
その声を肴に盃を交わす二人の男。
一人は齢5000とも言われる仙人。
その向かいに座るは、かつての東の大鴉。常人の足ではとても踏み入る事の出来ない険しい須弥山の頂上で、知る人ぞ知るヤマトの両雄が酒を酌み交わしていた。

「主神はいつ戻るでしょうか? 」

酔いさえ感じさせぬ声で丹波が問う。

「そのうちひょっこり現れるじゃろう。今は待て。しかし……あの男は……」

「あいつがどうかしましたか? 」

「人ではないが、余程人らしいから困る」

「確かに」

仙人の言葉に、丹波は笑いを噛み殺しながら答えた。

「のう、丹波。人とは何と心得る? 」

唐突に向けられた言葉に、丹波は宙を見据えた。

「人とは……魂を乗せる舟かと」

思わず口にした言葉だが、自らの言葉に気恥ずかしくなった丹波は、酔いのせいにするかの如く、その手の内の盃を一気に煽った。

「魂を乗せる舟か。それはそれでお主らしいのう」

仙人は笑いながら、空になった丹波の盃に片手に持った徳利から酒を注いだ。

「人に限らず、この世に生を受けるもの全てに魂は宿っておる。しかし、その魂を無意味に殺めるのは人のみだ」

そこまで語り、仙人も自らの盃を煽った。
587名無しさん@おーぷん :2015/09/10(木)22:44:43 ID:bJs
ホウホホウホウ、仙人がホウホホウホウって何かに納得してるのかとパッと見思ってしまたw
588シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)22:47:31 ID:X65()
だよなww反省(´Д` )
589シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)22:47:41 ID:X65()
「人が舟とするならば、その舟を導く国の長は灯台じゃ。だが、このヤマトの灯台であるべき長は、民を渦の底へと導こうとしておる。情けない」

仙人は尚も言葉を続けながら、自らの盃に徳利を傾けた。しかし、その口からは雫のみが滴り落ちるばかりであった。

「エレノア!頼む! 」

赤ら顔の仙人が屋敷の奥へと声をかける。やがて、その奥から酒を湛えた徳利を抱えた一人の少女が現れた。

「これから国を盗ると言うのに、酒が過ぎると思います」

不満気に進言するその少女は、短い黒髪ながらも、その顔立ちは異国を思わせるものだった。

「今夜ぐらいは大目に見てくれ。これからは酒を酌み交わす暇も無くなるかもしれない」

申し訳なさそうに丹波が答えた。

「丹波様も控えた方がよろしいですよ。お師匠のお酒に付き合うと、御身体を壊します」

柔らかな物腰ながらも、その眉間には二つばかりの皺が寄っていた。その顔を見て、盃を持ったままの両雄は声を上げて笑った。

「全くもう!心配して申し上げているのに」

エレノアと呼ばれた少女の眉間の皺が更に深くなる。

「ありがとう、エレノア。暫く見ない内に、君は強くなったな。もしもの時は君が頼りだ」

丹波は笑いながら少女へと盃を向けた。
590シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)23:07:21 ID:X65()
エレノアのキャラって、これで良かったのだろうか?(´Д` )
591名無しさん@おーぷん :2015/09/10(木)23:25:56 ID:LY1
VIPでやってたやつか
まさかこんなところで書いてるとは思わなかった
592シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)23:33:29 ID:X65()
久しぶりにVIP覗いて来たけど、拓也んとこの
手下が荒らしまくりでもう駄目だね。
593シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)23:34:06 ID:X65()
>>591
細々と書いてます(´Д` )
594名無しさん@おーぷん :2015/09/10(木)23:36:32 ID:LY1
>>592
あれは仕方ない
今敵対するのも悪手だしな
595シモン◆qECGVNv88M :2015/09/10(木)23:51:39 ID:X65()
>>594
もう、どうしようもないな
596シモン◆qECGVNv88M :2015/09/11(金)00:04:36 ID:RHm()
エレノア。彼女は親の顔を知らない。それどころか、何処の国で産まれたかさえも知らない。まだ、幼い頃に人買いによって連れ去られ、船に乗せられたところで、たまたま居合わせたぽっくり仙人によって助けられた子供だった。
その身元を知る人買いの男を一撃の元に海へと叩き込んだ為に、ぽっくり仙人さえもその生い立ちを知らなかった。
だが、ぽっくり仙人もただ非道な行いに対する怒りの為に助けたのではない。まだ幼いながらも、その瞳に宿る素質を見抜いていたと言ってもいいかもしれない。それ程に彼女の瞳は何かを語りかけて来るものがあったのだ。

「どうやら、冗談では済まないようじゃの」

仙人の顔が普段の顔に戻った。

「やはり来ましたね」

丹波もその右手を刀へと添えている。その瞳は、何を見るともなく虚空へと向けられている。

「呪詛を纏った鴉が……ひとつ、ふたつ……いや、それ以上……」

そう呟いた仙人の傍らで、丹波は刀を手に既に立ち上がっていた。

「これ程の呪詛を扱える者は只一人……あいつか……」

「南の大鴉、暮森 静だな」

刀を構えた丹波の背後で、仙人は相も変わらず盃を片手に呑気に囁く。
その間にも、道無き道を跳躍しながら迫る南の鴉の集団が、仙人の屋敷を包囲し始めていた。
597名無しさん@おーぷん :2015/09/11(金)00:18:50 ID:acW
この板の小説の設定を一緒に考えて欲しいですスレを覗いていたんだが
登場人物で敵にエリスってのが出てくるんだが
どうもエリスってとシモンのメタハーのエリスのイメージ強いもんで
象の力を持つ堅い皮膚と強大な攻撃力が特徴と言われてもイメージ違い過ぎて想像できんw
598シモン◆qECGVNv88M :2015/09/11(金)19:31:28 ID:RHm()
>>597
名前とイメージが紐付けされてしまうと
覆すのは大変かもね。
599シモン◆qECGVNv88M :2015/09/12(土)18:40:34 ID:2cj()
ただいも(´Д` )
600シモン◆qECGVNv88M :2015/09/12(土)18:57:33 ID:2cj()
「どれ、久方ぶりに相手をしてやるか」

その手の盃を置き、ぽっくり仙人がその巨体で立ち上がった。

「いいえ。ここは私が」

エレノアが左手を手刀、右手拳を握り締めてぽっくり仙人の前に進み出た。

「勇ましいな。だが、たとえ鴉と言えども、暮森のところの鴉じゃ。そう容易には行かんて」

「私も師匠に鍛えられたお陰で、それなりに自信はあります」

宥める仙人に、虚空を見つめたままエレノアが答えた。既にその身体は闘気に包まれている。

「じゃじゃ馬め」

それだけ言って、ぽっくり仙人は再びその場に胡座をかいた。その二人の前で、百地 丹波は刀を構えて気を張り巡らすかのように微動だにしなかった。
風を切る男とほぼ同時に、幾つもの金属音が響いた。闇から放たれた手裏剣を丹波が跳ね返した音だった。
その内のひとつが、仙人の座る縁側へと突き刺さる。

「流れ卍……やはり奴らか」

流れ卍とは手裏剣の形状のひとつであり、その流れ卍を使う鴉は南の鴉。つまりは暮森 静の手の者である事の証でもあった。
ぽっくり仙人はその手裏剣を引き抜き、それが放たれたであろう闇へと投げ返した。
その刹那、目の前に拡がる闇が月明かりの下に人の形を成して現れた。
601シモン◆qECGVNv88M :2015/09/12(土)18:58:52 ID:2cj()
訂正
風を切る男→風を切る音
602名無しさん@おーぷん :2015/09/12(土)19:10:49 ID:hKG
キターーーー
603シモン◆qECGVNv88M :2015/09/12(土)19:40:17 ID:2cj()
「丹波 百地……我等が主の命により、その首貰い受けに来た」

単身姿を現した鴉が背中の刀を抜いた。

「それならそれで構わないが、名前ぐらいは聞かせてくれ」

対峙する丹波も、刀を構えたまま目の前に現れた鴉に語りかけた。

「名は捨てた」

鴉はそう言いつつ、その刀の切っ先を丹波へと向けた。

「それも鴉としての定めか。だが……それで良いのか? 」

殺気立つ鴉へと、丹波は尚も語りかける。その間にも、鴉は間合いを徐々に詰めて来ていた。今は互いの目線もはっきりと見て取れる。

「問答無用」

叫ぶ様に斬りかかった鴉の刀を、丹波は受け流しその腕を掴む。

「聞け!このままだとヤマトは滅ぶぞ! 」

「どの道滅ぶ運命なれば!」

怒鳴った丹波の腕を振り解き、鴉は
刀を横一線に振り抜き、牽制と共に後方へと飛び丹波との間合いを取った。

「その引導を引くのも我等が役目なり! 」

鴉の振り絞ったかの様な叫びと共に、それまで闇に潜んでいた他の鴉がその姿を現した。
604シモン◆qECGVNv88M :2015/09/14(月)18:39:57 ID:82v()
その数は、丹波に最初に斬りかかった鴉を含めて5人。

「舐められたもんじゃな。それとも死にに来たか? 」

「馬鹿野郎!引導を引くだと?気は確かか⁉︎ 」

ぽっくり仙人の呟きに重なる様に、丹波の怒号が響いた。

「まだ滅ぶと決まっちゃいない!暮森が何を言ったか知らないが、まだ策はある! 」

続けて放たれた丹波の言葉に、鴉達の動きが止まった。

「鴉だの町人だの農民だの、そんな事を言ってる場合じゃない!皆が力を合わせてこの窮地に立ち向わねばならんのだ! 」

その丹波の声が響くと同時に、5人の鴉達の身体を赤い光が包み始めた。一瞬、抗うかの様な動きを見せた鴉達だったが、いつしか下げられた忍刀の切っ先が再び立ちはだかる丹波とエレノアへと向けられていた。

「暮森の呪詛に落ちたか」

どこかしら諦めた様な仙人の声がした。同時に鴉達が動く。月明かりを刀身で跳ね返しながら、幾つもの刀が丹波とエレノアを襲う。
その光の筋を打ち返す丹波の刀と、巻き込み組み伏せるエレノア。二人は息の根を止める事なく、瞬く間に鴉達の動きを封じていた。
605名無しさん@おーぷん :2015/09/14(月)21:55:51 ID:spJ
ヤマトにおるキャラクターは
みんなつよそうや
606シモン◆qECGVNv88M :2015/09/16(水)18:43:27 ID:fpV()
ただいも(´Д` )
>>605
強ぇぞ
607名無しさん@おーぷん :2015/09/16(水)19:35:19 ID:CsE
おかえりシモン
608シモン◆qECGVNv88M :2015/09/16(水)22:08:28 ID:fpV()
http://iwj.co.jp/channels/main/

ch7見てみ(´Д` )
609名無しさん@おーぷん :2015/09/16(水)22:55:46 ID:CsE
なんぞこれ
610シモン◆qECGVNv88M :2015/09/17(木)01:23:05 ID:AWW()
国会前のデモ中継(´Д` )
まだやってる
611シモン◆qECGVNv88M :2015/09/17(木)22:53:01 ID:AWW()
充電完了
612シモン◆qECGVNv88M :2015/09/17(木)23:16:09 ID:AWW()
「やはり、こやつらでは手も足も出ぬか」

その女の声は、耳からではなく直接的に頭の中に響いて来た。その声の主の正体に気付いた丹波とエレノアは、咄嗟に迎撃の態勢を取る。その二人の背後のぽっくり仙人は、微動だにもせず只目を閉じていた。

「相も変わらず、下衆な術だな」

刀を構えたまま、丹波は周囲を探りながら語りかける。

「下衆だと……丹波、お主からその言葉を聞くとは思わなんだ」

含み笑いの後に、女は言い放った。

「どう言う意味だ? 」

再び頭の中に響いて来る声に、丹波はその口から問いかける。同じく、女の声を聞いたエレノアは、構えを崩す事なく、その目だけを丹波へと向けた。

「裏切り者とは言え、お主も元は東の大鴉。そこに至るまでに何人殺して来た?血まみれのお主の口から下衆とは笑いが止まらんわ! 」

その声は含み笑いから、大きな笑い声へと変わっていた。その笑いを制止する事もせず、丹波はただ宙を見つめて刀を構えたまま立ち竦んでいる。

「黙れ! 」

エレノアが堪らず声を上げた。

「黙れ!小娘!お前の出る幕はない」

高圧的な女の声に、エレノアは唇を噛み締めるしかなかった。実態のないこの相手に、エレノアの体術は意味のない事を、彼女自身が誰よりも理解していたからだった。
613名無しさん@おーぷん :2015/09/17(木)23:50:29 ID:70e
緊迫感
614シモン◆qECGVNv88M :2015/09/17(木)23:54:20 ID:AWW()
「後ろにいるのは仙人か?いかに仙人と言えども、此度の件に首を突っ込んだところで、如何とも出来ぬであろう? 」

挑発するかのような女の言葉にも、ぽっくり仙人は目を閉じたまま身動きひとつしなかった。それが気に食わなかったのか、女の声は少しばかり荒々しさを増して続けられた。

「仙人なら仙人らしく、俗世の事などに構う事もなかろうに。物好きなジジイにまでおちぶれたか? 」

「暮森!貴様! 」

そう叫んだのはエレノアだった。しかしその背後では、ぽっくり仙人がそのエレノアを制止するかの様に右手を突き出していた。

「流石は仙人。物分りが良いのう」

その声と共に、丹波とエレノアに打ち倒された五人の身体に纏わり付いていた赤い光が一箇所に固まり、瞬く間に人の姿を形作った。

「何を企んでも無駄な足掻きじゃ。大人しく引き下がれ! 」

そこに立っていたのは、南の大鴉である暮森 静の姿であった。やっと目標を見つけたクレノアは、渾身の蹴りを繰り出した。しかし、その蹴りは虚しく宙を掠めていた。

「無駄だ。こいつは幻影だ」

それまで黙っていた丹波が口をひらいた。

「流石は元大鴉。察しが良いのう」

涼し気な表情で、幻影として目の前に立つ暮森が答えた。その表情は余裕の笑みを湛えている様にも見える。

「役立たずと言えども、この鴉共にはもうひと働きしてもらおうかのう」

そう言った暮森の幻影の前で、傀儡と化した鴉達が立ち上がった。それはあたかも、幾つもの紐で吊るされた人形の様でもあり、そこに人としての意思のない人形の様にも見えた。
615シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)00:44:16 ID:WmU()
操り人形の如く、五人の鴉達はその手の刀を丹波達へと向けていた。だが、そこには先程迄の覇気は微塵も感じられない。正に人形と言えるものだった。

「お前ら……」

だが、ただひとつの違いに気付いた丹波だけは愕然とした。
泣いている。その五人の鴉達は、刀を丹波達へと構えながらも、唯一黒布で覆われていない瞳から、大粒の涙を流していたのだ。
その涙の意味が後悔からなのか、悔しさから来るものなのかを瞬時に悟ったのも丹波だけであった。

「愉快じゃのう。大の男が泣いておるわ。斬れるか?丹波。この鴉共を? 」

「やはり、てめぇは下衆だ」

煽る様に笑う暮森に、丹波は初めてその感情を露わにした。

「漢の涙の意味が分からねえ女が、知った様な口を聞くな!決めた。てめぇは俺の手で地獄に堕としてやらぁ」

「笑止!鴉は人に非ず。ましてや男だ女だなど論ずる必要などなかろうて」

「少し黙ってろ!クソ女。てめぇの相手は後でしてやる」

これ迄に見せた事のない鬼の如き形相に、怯んだのは暮森ではなくエレノアだった。これ迄に見てきた丹波とはまるで違う。その全身から放たれた殺気に、エレノアは無意識に一歩退いていた。

「なぁ、名無しの鴉。お前らの今の悔しさを俺に預けろ!このままじゃあ、無駄死にじゃあねぇか。こんな下らねえ事で死ぬな」

「たかが下っ端の鴉に情けをかけるとは。笑いが止まらぬ」

赤い髪を乱らせながら暮森が高らかに笑い声を上げる。その笑い声の中でも尚、丹波は鴉達へと真剣な眼差しを向け続けていた。不意に月明かりを雲が隠す。一時の暗闇の中に、小さな赤い点が闇夜に現れた。それにいち早く気付いた仙人の口元が緩む。

「戻って来たか……」

そう呟く仙人の前に、闇夜から舞い降りた赤い点は、人の姿を纏って地上へと降り立った。
616名無しさん@おーぷん :2015/09/18(金)08:03:14 ID:Q45
気になりますな
617シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)19:48:49 ID:WmU()
ヤマト編57話投稿しましたm(_ _)m
618シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)21:35:30 ID:WmU()
「この匂いは仙酒か……。勿論、俺の分も残してあるんだろうな? 」

闇を切り裂き、暮森と丹波の間に姿を現したのは、鋼心を肩に担いだ主神 西門であった。

「早かったのぅ 」

「ちょいと予定が狂ってな」

「何があった? 」

「ノーランドがヴィクトリアに堕とされた」

「主神!てめぇの目は節穴か! 」

仙人と主神の会話に丹波が割って入った。その目は主神の背後に立つ暮森へと向けられている。

「よぉ、丹波!生きてたか!しかし、感動の再会の第一声にしては冷たいな」

「邪魔だ!どけ! 」

丹波の怒鳴り声を受けて、主神は振り向きざまに肩に掛けていた鋼心の切っ先を暮森の幻影へと向けた。

「暮森、お前さんは邪魔だそうだ。退席願おうか」

その左眼の赤い輝きとは対照的な青い光が鋼心を包む。

「邪魔なのはお前だ!主神! 」

「俺かよ⁉︎ 」

素っ頓狂な声を上げて、主神は顔のみを丹波へと向ける。そこには鬼の形相の丹波の姿があった。

「その女だけは許せねぇ」

右手に構えた刀の棟に左の手の平を当て、丹波は気を整えるかの様に呪文を唱え始めた。それに対して、赤い光を纏った暮森 静も禍々しい気を放ち始めた。
619シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)22:22:48 ID:WmU()
「やめとけやめとけ。いくらお前の術でも、今のこいつは斬れんぞ」

今まさに暮森に斬りかかろうとしていた丹波に主神が淡々と語りかける。

「ただの間抜けでもなさそうじゃのう。主神 西門」

暮森の冷たい声が響く。その声に呼応するかの様に、操られた鴉達が暮森の壁となるべく刀を構えて立ち塞がった。

「そんなこたぁ百も承知だ。だが、どうにも怒りが収まらねぇ」

じりじりとその足のつま先が前へとにじり出る。

「まぁ、全く策が無いわけでもないが……」

一触即発の状態下、背後に迫る殺気に構う事もせず、ただ飄々と主神が言った。その真意を探るべく、丹波は主神の視線を追う。そして何事かを察した証しとして、その唇の端を上げた。
その表情を確かめ、主神は次にエレノアへと視線を向けた。意味も分からず動揺するエレノアに、主神は暮森らから見えない懐の内で、右手の人差し指を一度鴉達へと向けた後に、指を二本立てて見せた。

「行くぞ! 」

その掛け声と共に、丹波は赤い妖気に包まれた暮森へと跳躍していた。
620シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)23:04:30 ID:WmU()
丹波の構えた刀の刀身の波紋が、月の光を受けて浮かび上がる。その光の波が主神の頭上を越えようとした刹那、その刀ははらりと丹波の手から滑り落ちた。
同時に、主神の手にあった鋼心が宙を舞い、その柄を丹波の右手が受け止めた。

「破っ! 」

気合いと共にエレノアの渾身の蹴り技が、暮森の盾となった鴉の一人を倒し、肘による打撃がもう一人を打ち倒す。そのエレノアへと突き出された他の鴉の刀を、丹波の刀を受け取った主神が受け流しそのこめかみに拳を打ち込んだ。
すぐ様切り替えした刀の棟で他の鴉達を打ち倒した主神の上を越え、鋼心を掴んだ丹波が暮森へと斬りかかる。

「愚かな……」

不敵な笑みを浮かべた暮森であったが、丹波の振り抜いた鋼心がその身体を切り裂いた瞬間、苦悶の表情へと一変していた。

「ぐぁあああ! 」

その声は断末魔の如き叫びとなっていた。切り裂かれた暮森の幻影は、赤い煙と化して霧散していく。その煙を、丹波が振り抜いた二の太刀が更に消し去る。

「化け物を斬る刀か……」

僅かに残る暮森の妖気の中、鋼心を構えた丹波が呟く様に言った。

「その代わり、人は斬れんがな」

何事も無かったかの様に、やはり主神は飄々と言った。その左眼からは、あの赤い輝きは既に消えていた。

「それでいい。それこそが、これからのヤマトの象徴となる。いや、そうさせてみせる。その意味では、こいつは名刀かもしれん」

再び虫達の声が響き出した月夜の中、丹波は鋼心を主神へと手渡した。
621シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)23:12:49 ID:WmU()
全く別の話しになりつつあるんだが
異議があるなら遠慮無くレスしてくれ(´Д` )
622名無しさん@おーぷん :2015/09/18(金)23:16:11 ID:Q45
かっこいいから問題ない
623シモン◆qECGVNv88M :2015/09/18(金)23:19:13 ID:WmU()
あい(´Д` )このまま書き進めます
624シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)00:19:48 ID:XkC()
「おのれ!おのれ!おのれぇぇ! 」

紅く彩られた朱雀城の天守閣から、暮森の掠れた絶叫が響く。その右手を胸に当て、ふらりふらりと歩を進めている。

「どうなさいましたか? 」

その時、月明かりの届かぬ部屋の隅から男の声がした。その声に足を止めた暮森は、睨みつける様にその闇を見据えた。

「どうなさいましたかじゃと?貴様!見ておったであろうが! 」

怒りを露わにした暮森の声が更に響く。暫しの間を置いて、その言葉への返事が闇から戻った。

「お気付きでしたか。確かに見ておりました」

その飄々とした物言いが、どこか主神を思い起こさせたのか、暮森の怒りを更に煽ってしまった。

「では何故に加勢せぬのじゃ! 」

長く赤い髪を振り乱し、暮森は部屋の隅の闇へと歩を向けた。

「加勢?まさか。暮森様の加勢など、わたくしなどの力では実に畏れ多くて出来るはずもありませぬ」

「貴様まで、わらわを愚弄するか!
従鬼院! 」

怒りに震える声で、暮森は闇の中の声の主に叫んだ。
その声の主である闇の中の男の名は、従鬼院 外麿。ヤマトの国には、古来より伝わる占星術を母体とした呪術のひとつである陰陽道と呼ばれる呪術が存在しており、彼はその術を継承する数少ない後継者の一人でもあった。

「まさか……決してその様な事はございません。我等は暮森様の忠実にして、誠実なるしもべなれば」

そう言いつつ頭を下げた男の顔が、部屋の隅の闇より、窓から漏れ入る月明かりの元に照らし出された。
625シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)00:28:32 ID:XkC()
ストーリーのテンポが、早いのか遅いのか
わらなくなって来た(´Д` )
626名無しさん@おーぷん :2015/09/19(土)11:16:11 ID:S3I
好きにかくのです
627シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)21:08:18 ID:XkC()
書かせてもらいます
628シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)22:00:14 ID:XkC()
マッタリと執筆中(´Д` )
明日から休みだから、書けるだけ書くぞい
629名無しさん@おーぷん :2015/09/19(土)22:08:27 ID:PhG
なお寝ちゃう模様
630シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)22:11:02 ID:XkC()
こっくり(-_-)(_ _)(-_-)(_ _).。oOOこっくり
631シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)22:32:17 ID:XkC()
なかなか進まずにイライラさせているかと
思いますが、このヤマト編で自分の文体と
言うか、スタイルみたいなものを確立した
いと目論んでおりますm(_ _)m
632名無しさん@おーぷん :2015/09/19(土)23:14:36 ID:S3I
それでよいのです
633シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)23:31:07 ID:XkC()
一塊の闇の中に、白い顔が浮かび上がる。開かれているのか、閉じられているのかさえ分からぬ程の細い目の両端は吊りあがり、獣に例えればそれは狐の様でもあった。
しかしながら整ったその顔立ちからか、この種の術者にありがちな嫌悪感を抱かせる雰囲気はありはしなかった。いや、寧ろ暮森にも劣らぬ程の静かな妖艶さを秘めていた。そして、そこから洩れ出る冷酷な表情もまた然りなのだが。

「忌々しきは、主神と鋼心!封じれるか⁉︎従鬼院! 」

「お望みとあらば」

依然、語気を荒げる暮森に対し、従鬼院は必要以上の言葉は発しない。
ここだけ見れば、まるで違うかの様に見えるこの二人にも共通したところはあった。
暮森は大鴉、従鬼院 外麿は後継者の長。どちらも若くしてその地位へと登り詰め、同時に重責さえも担っていたのだ。互いに語らずとも、それらを理解するこの二人は、意見の相違を繰り返しながらも、互いの力を認めていた。

「では、わらわは丹波を仕留めるとしよう」

右手を胸に当てたまま、暮森は従鬼院 外麿の前へと腰を降ろした。

「まだ痛みはございますか? 」

細い目を更に細めた従鬼院が問う。

「心にも無い事を……」

鋼心の斬撃で受けた痛みを隠す様に、暮森は敢えて笑みを返した。
634名無しさん@おーぷん :2015/09/19(土)23:54:41 ID:IY5
出して貰うのあきらめたわ
635シモン◆qECGVNv88M :2015/09/19(土)23:57:59 ID:XkC()
「流石は暮森様、よくお分かりで」

暮森の笑みに従鬼院も笑みで返す。

「貴様と言う男は……」

怒りを含みながらも、その声はどこかしら柔らかい。その皮肉交じりの言葉に、真に悪意が無い事さえも暮森は見通していた。
月明かりの射し込む天守閣の一角。沈黙に暮森の苦し気な呻き声が加わった。鋼心による丹波の一撃は、予想以上に暮森の霊体に傷を負わせていたのだ。

「この様な不始末を……」

その暮森の声からは覇気は消えていた。

「不始末などではございません。我等が戦いの狼煙を上げた功績にございます」

そう言いつつ、従鬼院 外麿はその懐から一枚の紙片を摘み出した。

「わけのわからぬ事を申すな。この無様な姿を晒すわらわを笑いたいのであろう? 」

その振り絞る様な声に、その苦痛が見て取れる。

「私が何者であるかをお忘れのようですね」

従鬼院は取り出した紙片は簡易ではあるが人の形をしていた。 その人型の紙片に息を吹きかけ、胸を押さえる暮森の手の甲をなぞる様に払った。
636シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)00:00:43 ID:jIL()
>>634
どのキャラがわからないけど
そのうち出る。諦められても書くで。
一人でも書き上げる。
637シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)06:25:53 ID:jIL()
その直後、暮森の表情から苦悶の色は消えていた。この時、従鬼院が施した術は、人型の紙を依代とし暮森の受けた傷を移し替えるものだった。

「これも陰陽の術か……流石はヤマト随一の陰陽師じゃな」

「いいえ、違います。私は暮森様の僕に過ぎませぬ」

「またも……貴様と言う男は……」

含みを持たせた言葉を残し、立ち上がった暮森は、この朱雀城の城主が城主であるべき天守閣の座へとその身体を置いた。

「で?この後の丹波の動きをどうみる? 」

南の大鴉の職へと戻った暮森が、高みより従鬼院へと問いかけた。

「まずは白虎を堕とす算段かと」

暮森との距離を置き、対角線上の従鬼院 外麿が少しばかり声を大にして問いへの答えを返した。

「白虎城か。いかに丹波と言えども、そう容易に堕とせる城ではないだろうが……」

その時の暮森の脳裏には、ぽっくり仙人と、憎らしい百地 丹波の顔が浮かんでいた。

「油断はならぬな。して、他の大鴉達の動きは? 」
638シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)12:48:08 ID:jIL()
「玄武城主、円橋 宗道に動きはありませぬ。青龍城の風間 一は戦鴉、里鴉の区別なく集結させておるようでございます」

「風間め、手柄を狙うか」

「いえ、風間は元百地 丹波の鴉であった為、奴の力を知っております。それ故の当然の対応かと」

「それも道理か。しかし、北の円橋とはどの様な男じゃ? 」

同じ大鴉でありながら、暮森は円橋を知らなかった。百地 丹波により、北の大鴉である景雲が死んだとの知らせの直後、八咫烏により急遽任命された大鴉だったのだ。それから数日しか経っておらず、暮森が知らぬのも当然と言えば当然ではあるが……。

「どうも腑に落ちぬ」

暮森はそう言いつつ目を細めた。
通例であれば、次の大鴉は周囲の推挙を受けて他の大鴉と八咫烏によって決められていたのだ。だが、今回は八咫烏の独断であり、円橋と言う名もこれまで聞いた事も無い謎の多い男なのだ。
そして現在の八咫烏も謎だった。
いかにヤマトの鴉達の頂点に君臨する八咫烏と言えども人。老いもあれば、死を免れる訳もない。突然の死であれば、大鴉達によって選出されるが、現在の八咫烏は先代の八咫烏によって選ばれていた。そこにも百地 丹波が絡んで来る。
639名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)19:26:59 ID:3e7

640シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)22:04:03 ID:jIL()
鴉は闇の存在。ヤマトの国の四方に構える城の城主は大鴉であるが、城下の民はそれを知らない。知られてはならないのだ。ヤマトの国はあくまで国王のもの。民思いの国王を表に立たせ、鴉はその影で実質的にこの国を支配して来た。
表の権力と裏の権力。それは民を欺く為のものではなかった。外敵に対しては、表の権力が盾であり、裏の権力が剣の役割を果たす効果もあったのだ。それ故に、影の権力者である八咫烏の存在は秘中の秘でなければならず、当然に誰なのかも大鴉以外には知られてはならなかった。
だが、百地 丹波は離反した。大鴉の地位を自ら捨てるなど、前代未聞の出来事であり、鴉の世界は大きく揺れた。八咫烏の正体を知る者が外に出た事により、当時の八咫烏もまたその地位を追われる事となる。その時に後継者として選ばれたのが、現在の八咫烏である。

「何者じゃ? 」

その疑問は暮森のみならず、他の大鴉達の中にも蠢く疑問であった。何故なら大鴉さえも、今の八咫烏の顔を知らないのだ。

「わたくしにも皆目見当も付きませぬ。しかし、大鴉に選ばれるからには、それなりの人物かと」

従鬼院 外麿も何もして来なかったわけではなかった。彼は彼なりに、その術を以って探りを入れてはいたが、ことごとく術を跳ね返されてしまっていた。つまりは自分と同等か、それ以上の術者であるとの確信を持っていたのだ。
641名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)22:20:15 ID:gZE
西門が大鴉だっけ?
642シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)22:21:17 ID:jIL()
西門は大鴉ではないよ
643名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)22:25:34 ID:gZE
西門のポジが分からんくなってきた
大鴉は一体誰なんだろう
644シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)22:37:25 ID:jIL()
大鴉と言うか八咫烏の事かな?
645名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)22:38:16 ID:gZE
>>644
そうそう
てか完全別物www
考えたキャラが出てくるのか少し不安ww
646シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)22:45:27 ID:jIL()
wikiには追加してないものも含めて、
全てコピーしてあるから大丈夫だと思う。
ネタみたいなキャラはコピーしてないけどね
647名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)22:55:10 ID:gZE
>>646
そんなのいるのか
648シモン◆qECGVNv88M :2015/09/20(日)22:57:54 ID:jIL()
ニュー速VIP時代のキャラだから
通りすがりのなんちゃってキャラもある
649名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)23:00:22 ID:gZE
舐夫か……
650名無しさん@おーぷん :2015/09/20(日)23:58:22 ID:sn3
そういや一つ質問
カレン・ランペルージ出てきたかな?
651シモン◆qECGVNv88M :2015/09/21(月)02:22:47 ID:LeW()
>>649
舐男はオマサガ初期の投稿キャラで、相当悩んだけど
結果的には面白いキャラになった。
ネタキャラと言えばネタキャラだけど。
>>650
まだ登場してないな。
いろいろあって、急遽兄のタイガーとミズハ殉職させたから。
そのうち出すけど、wikiでは登場済みになってたので訂正します
652シモン◆qECGVNv88M :2015/09/21(月)03:31:35 ID:LeW()
「いつまでも隠れてはおられまいて」

暮森の言葉は確かだった。ヤマトがこれまでに経験した事のない窮地において、八咫烏が沈黙を貫いていられるわけはない。いづれ自らその姿を大鴉の前に晒す事になるだろう。

「わらわは休む」

暮森は静かに立ち上がり、滑る様に床を移動した。

「ジジィとうつけ者から目を離すでないぞ」

「かしこまりました」

頭を下げた従鬼院が再びその頭を上げた時、そこには既に暮森 静の姿はなかった。
ジジィは仙人として、果たしてうつけ者とは百地 丹波の事か、主神 西門の事か……。静寂に包まれた月明かりの青い闇の中、従鬼院は不意に苦笑いを浮かべた。

「どちらでも良いか……」

そう。どちらでも良いのだ。彼から見れば、この国の人間は誰もがうつけ者でしかなかった。だが、それは決して民を見下しての事ではない。
いや、むしろ従鬼院 外麿はヤマトの国を愛してさえいた。 自然を敬い、自然との調和を選びつつも繁栄したこの国と民が好きだった。
しかし、今は違う。揺るがぬ権力に慢心した者達の愚行により、国が滅ぼうとしている。いかに外海からの脅威があったからとて、余りにも愚かな選択だった。
しかも、国の民を欺いて始められた国策が、自らの国を窮地へと追い込む結果になった事さえ知らされずに、淡々と日々を暮らしている民。

「真の敵は、無知なり」

自らを諭すかの様に呟き、従鬼院 外麿もまた夜の闇へと消えた。人の気配の消えた天守閣を照らし続けた月はいつしか姿を消し、いつしか天を覆う闇が黒から藍色へと変わり出していた。
653シモン◆qECGVNv88M :2015/09/21(月)20:44:55 ID:LeW()
その日は雲ひとつない晴天だった。
昨夜の暮森との一戦の後、再び酒盛りに興じた三人だったが、ぽっくり仙人と百地 丹波は既に目覚めて、屋敷の一角で白虎城攻めの策略を練っていた。

「暮森に知られた以上、わしらの企みを知られるのも時間の問題じゃな」

「人を集める時間がない以上、我々だけで攻めるしかありません」

「じゃがのう……そう容易い事ではないぞ」

「しかし、暮森が黙って見過ごすわけはないでしょう。ここも危ない」

そこへ眠ボケまなこの主神 西門が現れた。乱れた着物もそのままに、鋼心を杖代わりにふらふらと二人の前に胡座をかいた。

「仙酒ってのは悪酔いしないもんじゃなかったのか? 」

「例え薬であっても、過ぎれば毒さ」

「それを先に言え……」

主神は頭を抱えている。

「で?なんの算談だ? 」

むくんだ顔の主神が問う。

「今夜、白虎城を堕とす」

「はぁ? 」

丹波の言葉に聞き返すかの様に、主神が目を見開いた。
654シモン◆qECGVNv88M :2015/09/21(月)21:33:06 ID:LeW()
「俺らだけで堕とすんだ」

少し語気を強めて丹波が言う。

「寝る」

その一言だけを言い残し、主神は再び屋敷の奥へとふらふらと姿を消してしまった。

「まったく、あいつは……」

「なに、日が沈めば奴に敵う奴はそうおらんて」

呆れ返る丹波をぽっくり仙人が宥める。

「確かに。あの尾瀬の術を制する事が出来るのは、今はあいつしか」

「尾瀬 清綱。暮森に勝るとも劣らぬ程の外道の術よ」

仙人は目を閉じた。5000年の時を生きて来た彼にとっても、白虎城の城主である西の大鴉、尾瀬 清綱の術は外道と呼ぶ他にない程のものであった。

「お師匠、丹波様、あの鴉達は如何なさるおつもりですか? 」

そこへ現れたのは、戦支度にすっかり身を包み終えたエレノアだった。

「さて、どうする?丹波」

仙人の問いに、今度は丹波がその目を閉じた。元は東の大鴉として、幾千もの鴉達を従えた男だ。しかし、暮森の様な冷酷な男でもない。それが丹波自身を悩ませていた。
655名無しさん@おーぷん :2015/09/21(月)21:58:49 ID:DHN
尾瀬清綱……花の慶次のイメージ
656名無しさん@おーぷん :2015/09/21(月)22:28:25 ID:c5o
なんかもうNHK大河ドラマのシナリオを見てるようだ
657名無しさん@おーぷん :2015/09/21(月)22:58:54 ID:aFu
ヤマト編長し
この調子で暮森、円満、風間、尾瀬と一人一人潰していくとなると……
シモンよ……
658シモン◆qECGVNv88M :2015/09/22(火)06:07:43 ID:2us()
>>655
近いものがあるかも。
ただ、慶次程のいい男でもない
>>656
オマサガ感のかけらもないよね
>>657
全員倒す必要はないぞ
659名無しさん@おーぷん :2015/09/23(水)16:25:56 ID:AZH
シモン一行はいまなにをしているのかな
660シモン◆qECGVNv88M :2015/09/23(水)17:06:16 ID:3kc()
>>659
魔人と弓使いと風水女
それから虎女と熊男と小人とムササビ連れて
レムラントの近くまで行ってるな。
カオスなメンバー(´Д` )
661シモン◆qECGVNv88M :2015/09/23(水)17:06:51 ID:3kc()
あとバカでかい狼もいるな(´Д` )
662シモン◆qECGVNv88M :2015/09/23(水)17:11:57 ID:3kc()
ニュー速VIPの方で、なろう作家とアンチの件で
揉めてるな。よくわからんけど、なろうだけに
なる様にしかならんだろ(´Д` )
663名無しさん@おーぷん :2015/09/23(水)17:21:58 ID:6pQ
寒いぞシモン(´Д`)
664シモン◆qECGVNv88M :2015/09/23(水)17:28:00 ID:3kc()
す……すんません(´Д` )
665名無しさん@おーぷん :2015/09/23(水)17:41:29 ID:AZH
冬かな?
666シモン◆qECGVNv88M :2015/09/23(水)17:50:27 ID:3kc()
冬?季節は初秋ぐらいの設定。
月を作中のアクセントに使ってるから、
秋が一番月が綺麗という勝手な思い込みから。
667名無しさん@おーぷん :2015/09/23(水)19:00:48 ID:75C
街中でサーカスおっ始めそうなシモンメンバー
668名無しさん@おーぷん :2015/09/23(水)19:32:07 ID:75C
オマサガあるある

書く方も疲れるが読む方もキャラ把握で神経使う
669名無しさん@おーぷん :2015/09/23(水)23:25:11 ID:1Nc
ワイはもうキャラ把握するの諦めたで(ニッコリ)
フィーリングで読めばええんや(錯乱)
670名無しさん@おーぷん :2015/09/24(木)00:08:55 ID:ydN
>>669
ワイは一部を除いて全部顔と名前一致しとるで!
でも時々西門と丹波がごっちゃになるで……
671シモン◆qECGVNv88M :2015/09/24(木)20:32:47 ID:Lzo()
キャラは確かに多い(´Д` )
キャラを数グループに分けて一本書けるレベル。
実際、企んでるけど。
672名無しさん@おーぷん :2015/09/25(金)07:49:46 ID:IZv
まぁ所々キャラ変わってるのがいるけど、頑張って
673シモン◆qECGVNv88M :2015/09/25(金)19:37:30 ID:28f()
>>672
頑張る
674シモン◆qECGVNv88M :2015/09/26(土)22:00:12 ID:9UK()
昨夜に捕縛した暮森配下の鴉は、ぽっくり仙人の屋敷の庭の大樹に括り付けられていた。

「さて、どうしたものか」

丹波と共に庭に出た仙人が呟いた。
忠誠心と己の任務にこそ誇りを持つ鴉達の事だ。縄を解いても向かって来る事はないだろうが、暮森の心中を知り自らの命を絶つ可能性もある。
舌を噛み切らぬ様に猿轡をされた五人の鴉達は、仙人と丹波の前で何かを瞑想するかの様に、ただ静かに目を閉じている。それは、やはりひとつの覚悟を現している様にも見えて、丹波が溜息をついた。

「好きにするがいい」

そう言って、丹波は彼等を縛り付けていた縄を刀で断ち切り、その口を塞いでいた猿轡を解いていた。
自由を取り戻した鴉達だったが、そこから動こうとはしなかった。大樹の下で一様に座り込むうな垂れている。

「生き延びるもここで死ぬも、お前らの自由だ。それとも、あの暮森の元に戻るか? 」

丹波のその言葉にも、鴉達は微動だにしなかった。それはまるで心を失った廃人の様にも見えて、丹波の心を締め付けていた。



675シモン◆qECGVNv88M :2015/09/26(土)22:28:54 ID:9UK()
「そいつらが聞きたい言葉は、そんなもんじゃあねぇよ」

寝たと思っていた主神の声がした。
そちらに目をやると、右手には幾つも重ねた盃、左手には仙酒の入った徳利を抱えた主神が歩いて来るのが見えた。
その声に、ぽっくり仙人はニヤリと笑った。恐らくは同じ事を考えていたのであろう。
主神は鴉達の前まで来ると、その手の盃を彼等の前に置き、それぞれに酒を注いでいく。

「この先、生きるにしても死ぬにしても、とりあえず呑め」

何の脈絡もない行動とその言葉に、
主神の意図を探るかの様にして鴉達がその目を開けた。

「腹を斬るなら、介錯は俺が引き受けてやる」

主神はそれだけ吐き捨て、自らの盃を煽った。それに対し、鴉達の廃人の様な瞳に怒りの色が現れた。

「何だ?その目は?」

「主神、止めておけ」

鴉達を煽る主神を丹波が止めた。

「馬鹿野郎……お前に言ってんだよ……丹波」

丹波を見る事もせず、主神が言った。その言葉に丹波は戸惑いの表情を浮かべる。その目の前で、主神は鋼心を鞘から抜いていた。
676シモン◆qECGVNv88M :2015/09/26(土)23:12:15 ID:9UK()
「なぁにが元東の大鴉だ。こんな事も見抜けねぇ奴が大鴉だったとは、聞いて呆れる。くだらねぇ」

抜いた鋼心を肩にかけ、主神がムクリと立ち上がる。その背中に殺気を感じ取った丹波は、無意識に刀の鞘を握り締めていた。

「てめぇには、他に言うべき言葉があるだろうが」

「はっきり言えよ、主神」

丹波がそう答えた瞬間、鋼心の刀身が丹波へと迫る。その一撃を、抜かずの鞘で受け止めた丹波は目を見開いていた。その腕に響く衝撃から、主神の斬撃が本気である事を知ったからだった。

「貴様!」

「はぁん? 今のお前に比べれば、暮森の方がよっぽどマシだ」

丹波の鞘で押しやられた主神が、一歩下がりながら罵るが如く言い放つ。その主神へと、今度は丹波の刀が襲い掛かる。

「同じ鴉達の思いさえわからない奴がこの国を救うだと⁉︎全く以ってくだらねぇ」

丹波の剣筋を見切り、更に一歩引きながら主神が言葉を吐き掛ける。同時に鋼心を構え直した主神だったが、その刀身が向けられたのは丹波ではなかった。

「哀れみの情けをかけるぐらいなら、ここで殺してやれ!」

そう叫んだ主神の鋼心の刀身が当てられたのは、大樹の前で座り込み事の成り行きを見守っていた鴉の一人の喉元だった。


677名無しさん@おーぷん :2015/09/26(土)23:20:05 ID:pfg
もうわからない
なにがなんだか
もやしっぽく喋れよ
678シモン◆qECGVNv88M :2015/09/26(土)23:20:54 ID:9UK()
「す……すいません」
679名無しさん@おーぷん :2015/09/26(土)23:21:52 ID:pfg
>>678
いまのもやしはもやしじゃねぇ
唐辛子だ
680シモン◆qECGVNv88M :2015/09/26(土)23:22:55 ID:9UK()
「と……唐辛子って言うか……もう、ハバネロ」
681名無しさん@おーぷん :2015/09/26(土)23:28:41 ID:pfg
円満のイメージ

つるっ禿げで白鬚ぼうぼうのジジイ
682シモン◆qECGVNv88M :2015/09/26(土)23:46:20 ID:9UK()
>>681
円橋のイメージ?
うん。それで行こう
683名無しさん@おーぷん :2015/09/28(月)12:39:42 ID:wJk
光と影では忍と言ってるのに
ヤマト編だと鴉と呼んでる
684名無しさん@おーぷん :2015/09/28(月)19:09:10 ID:jen
>>679
「こんなの僕の○○じゃないやい!」
だったら自分で書けばいいだろアホか
685名無しさん@おーぷん :2015/09/28(月)19:38:12 ID:UhZ
>>684
お前ネタと本気の区別もつかないの?
終わった話に噛みつく池沼はいらないからさっさと消えてね
686名無しさん@おーぷん :2015/09/30(水)01:52:49 ID:rrZ
哀しみは刃と共に(フォリッセルコールド)
687名無しさん@おーぷん :2015/10/04(日)20:33:13 ID:ZK8

688名無しさん@おーぷん :2015/10/05(月)00:05:01 ID:o5M()
……
689シモン◆qECGVNv88M :2015/10/05(月)00:05:44 ID:o5M()
コテ付けわすれた(´Д` )
690名無しさん@おーぷん :2015/10/05(月)00:18:08 ID:Bq1
まーたザック事件か
691名無しさん@おーぷん :2015/10/05(月)00:44:12 ID:01N
ザック事件はオマサガの名物
692名無しさん@おーぷん :2015/10/06(火)01:27:42 ID:1rP
まだかいな
693名無しさん@おーぷん :2015/10/07(水)16:25:00 ID:EgX
しもんぬはいずこ
694シモン◆qECGVNv88M :2015/10/09(金)01:03:03 ID:88e()
すんません(´Д` )残業続きの休み無しです
土曜日休みだから、まとめて書きまする
695名無しさん@おーぷん :2015/10/10(土)07:51:40 ID:GhR
今日来るか
696シモン◆qECGVNv88M :2015/10/10(土)22:13:41 ID:mal()
「てめぇが殺れないなら俺が殺る」

そう言った主神の左眼は、いつしかあの禍々しい赤い光を放っていた。

「待て!主神! 」

「このまま生き恥晒させるぐらいなら殺してやるのも大鴉の役目だろう? それとも他にあるのか? 」

主神の鋼心の刀身が、鴉の喉元に食い込む。その鴉は覚悟を決めて眼を閉じた。

「ひとつだけある……」

「ほぅ?で?」

「俺と共に来い! 」

主神の挑発に乗った訳でもなく、丹波の腹の底から絞り出した様な声が響く。その声に、それまで廃人と化していた鴉達の眼に光が宿った。

「御意! 」

その片膝を付き、五人の鴉達が一斉に声を発した。その光景に、主神とぽっくり仙人は同時に口元を緩めた。

「ここで死ぬ事は許さん!その命散らすならば、この国の命運を賭けた戦場にて散らせ!俺が見届ける! 」

「我ら青鬼衆、これより丹波様の為にこの命投げ出す覚悟にございます」

青鬼衆……一角の青鬼、後藤剣二の一派か。鴉の口から出た言葉に丹波は鴉達の真の意図を読み取った。彼等の頭領である後藤剣二が国を出た原因は他ならぬ丹波自身にある。自らの行動が、この現状を産んだのだ。その想いが、一層百地丹波の決意を硬くした瞬間でもあった。

「今宵、白虎城の尾瀬清綱の首を獲る!その力を存分に晒せ! 」

大鴉へと戻った丹波の声が須弥山の頂上で響いた。
697名無しさん@おーぷん :2015/10/12(月)00:08:49 ID:TI7
晒せってよりかは示せの方がしっくりくるような……
あ、余計なお世話だったか
ごめん、偉そうに意見してしまって
698シモン◆qECGVNv88M :2015/10/13(火)07:04:57 ID:npk()
>>697
だよね(´Д` )
この場合は示せになるよね
699名無しさん@おーぷん :2015/10/13(火)07:53:12 ID:Nhb
>>698
話は変わるけどさ
wikiのシュバルツバルトや東雲の隣にある顔のアイコンはなに?
700シモン◆qECGVNv88M :2015/10/15(木)20:06:24 ID:xJX()
>>699
死んだキャラのマーク
701名無しさん@おーぷん :2015/10/15(木)21:16:47 ID:sfp
>>700
ならもっとつけようぜ
702名無しさん@おーぷん :2015/10/18(日)01:25:22 ID:Q1P
エタるな
703シモン◆qECGVNv88M :2015/10/18(日)16:48:02 ID:fwz()
マジっすか(´Д` )
704名無しさん@おーぷん :2015/10/18(日)19:26:41 ID:r9y
エタールナストーリー爆誕
705名無しさん@おーぷん :2015/10/18(日)20:18:27 ID:Q1P
ちょっと
いるなら更新なさいよ
706シモン◆qECGVNv88M :2015/10/19(月)21:35:04 ID:5l7()
>>705
はい!
707名無しさん@おーぷん :2015/10/21(水)09:40:44 ID:KpE
そして誰もいなくなった
708名無しさん@おーぷん :2015/10/22(木)21:28:51 ID:1eh
いつもいないぞ
709シモン◆qECGVNv88M :2015/10/22(木)21:40:37 ID:UXE()
まぁね(´Д` )
710名無しさん@おーぷん :2015/10/25(日)21:39:57 ID:N3c
二週間も何してんのさ
711名無しさん@おーぷん :2015/10/27(火)10:54:20 ID:dJH
reboot!
協力するぜ!
712シモン◆qECGVNv88M :2015/10/27(火)20:45:05 ID:MIY()
>>710
ごめんm(_ _)mMETAL HEARTSを書き直してる
>>711
ありがとう
713名無しさん@おーぷん :2015/10/27(火)21:39:54 ID:dJH
今日こそは更新してくれるはず
714名無しさん@おーぷん :2015/10/28(水)11:37:42 ID:0rU
お仕事忙しいの!?
715名無しさん@おーぷん :2015/10/29(木)22:35:35 ID:7Rd
おいお前絶対書く気ねぇだろ
19日って最長の16日飛び越えて新記録達成だぞ
メタハーに逃げてないでさっさとオマサガ終わらせろハゲ
716シモン◆qECGVNv88M :2015/10/30(金)07:08:03 ID:42T()
つまり今日で20日か(´Д` )
おう、書くぞ
717シモン◆qECGVNv88M :2015/10/30(金)20:52:55 ID:42T()
IDが死にてーになっとるがな(´Д` )あいたたた
718名無しさん@おーぷん :2015/10/30(金)21:50:08 ID:VGg
おぜぇよぉ……があぢゃん……
おぜぇよぉ……しんじまうよぉ……
719名無しさん@おーぷん :2015/10/30(金)22:50:55 ID:VGg
おがあぢゃん……まだうらぎられだ……
720名無しさん@おーぷん :2015/10/31(土)21:11:32 ID:Yqr
今日もまたあなたは来ないんですね
暖かいマロンスープを用意して待っておりますのに
死んでしまったのですね……
721名無しさん@おーぷん :2015/10/31(土)22:58:38 ID:Yqr
俺しかいない予感
722名無しさん@おーぷん :2015/11/01(日)08:54:37 ID:FS1
俺もいるが、見に来る率は明らかに減った
723名無しさん@おーぷん :2015/11/01(日)17:00:08 ID:hdy
日曜日も仕事なの?
724シモン◆qECGVNv88M :2015/11/01(日)18:56:36 ID:azD()
今日は休みだったけど、御飯誘われて出ておりましたm(_ _)m
725名無しさん@おーぷん :2015/11/01(日)21:43:58 ID:99Z
書いてるでござるかー
726名無しさん@おーぷん :2015/11/03(火)17:18:30 ID:wrG
文化の日だよ
727名無しさん@おーぷん :2015/11/03(火)17:19:02 ID:wrG
もうオマサガに嫌気さしてるだろw
728名無しさん@おーぷん :2015/11/03(火)19:09:29 ID:pjN
ギャラも入らんボランティアみたいなもんだからなあ
メリットないのに書き続けるモチベを保つのはそう簡単じゃないやろ
729シモン◆qECGVNv88M :2015/11/03(火)23:02:07 ID:M1S()
スランプではないけど、なかなか筆が進まなかった。
書いては消し、書いては消し。
METAL HEARTSのモデルになったゲームを
今日久しぶりにやってたら元気出た。
ここで終わらせるわけにはいかない。
730シモン◆qECGVNv88M :2015/11/04(水)00:16:32 ID:3Nd()
と、書きつつ今日は寝ます。
1日最低3レスをノルマで次回から(´Д` )
731名無しさん@おーぷん :2015/11/04(水)14:11:51 ID:of0
1日最低3レスて、大きく出たなぁ
こんなところで終わるなよ
732名無しさん@おーぷん :2015/11/04(水)17:56:20 ID:w3q
1.おはよう(´Д` )

2.二次創作は親告罪のままだったね(´Д` )

3.眠いので寝ます。明日から書きます(´Д` )

3レス
733シモン◆qECGVNv88M :2015/11/04(水)19:15:44 ID:3Nd()
が!しかぁあし!
まだ仕事だわさ(´Д` )
何時に終わるやら。初日からやらかす予感
734名無しさん@おーぷん :2015/11/04(水)21:41:08 ID:8pm
まあ気長にやればええんちゃう
はよ書け書けせっついてる奴はどうせ社会に出たことないガキだろ
社会人なら1日の仕事終わった後どれだけ疲れるかわかってるからせっついたりできんわ
仕事乙シモン
735名無しさん@おーぷん :2015/11/04(水)22:27:13 ID:of0
仕事だから書けないとか
あれだからこーだからって理由つけるのは正直甘えだと思うよ
いくら仕事が忙しくても流石に20日も放置するとなると生きてるか確認したくもなるわ
736シモン◆qECGVNv88M :2015/11/04(水)23:05:46 ID:3Nd()
>>734
ありがとうございますm(_ _)m
>>735
ごもっとも。甘えだな。
737アルケミ :2015/11/07(土)00:36:59 ID:aHc
確かに新しい話を読みたいのもあるけれど、自分のペースもあるだろうし、無理せず頑張るといいさ
俺も実際に話を書いてみたら、創造以上に思った通りに筆が進まなくて驚いた経験があるしな
頑張れ、シモン
738名無しさん@おーぷん :2015/11/14(土)02:35:06 ID:v2G
終ったか
739シモン◆qECGVNv88M :2015/11/17(火)19:11:35 ID:Q2x()
まだ終わって……あれ?
740シモン◆qECGVNv88M :2015/11/17(火)19:30:47 ID:Q2x()
人がいなくなってからが本番(´Д` )
741シモン◆qECGVNv88M :2015/11/17(火)19:50:46 ID:Q2x()
ヤマトの国の西の端。突き出た岬の先に白虎城の天守閣は聳え立っていた。暮森の知らせを受けたのだろうか。あちらこちらに灯された松明の揺れる炎に照らされた白い筈の天守閣は、僅かに赤みを帯びて見える。

「丹波め、どう攻める? 」

白虎城の主、尾瀬清綱の姿は天守閣ではなく本丸内に築かれた御殿にあった。黒装束に身を包んだ鴉達の中にあって、金銀の装飾の施された煌びやかな戦装束を身に付け、否応なしにその存在感を示している。

「たかだか数名の鴉では攻めようもなかろう」

その言葉を発した女も、尾瀬に負けず劣らぬ程の派手な朱色の衣を身に纏っている。南の大鴉こと暮森 静であった。その妖艶な瞳から下を金の扇で隠し、尾瀬清綱の前に座っている。その少し後ろに、涼やかな顔をした従鬼院 外麿の姿もある。

「侮れんな。奴は元東の大鴉。そして主神 西門もいる。しかも、あの仙人まで加担しているそうじゃないか?そう簡単に片付けられまいて」

「西の大鴉とあろう男が情けない……」

「そう言うな。相手が相手だ。あの景雲を沈めた男だぞ」

「景雲ごとき、わらわでも討ち取れるわいな」

その暮森の言葉に、尾瀬は少しだけ顔を歪めた。
742名無しさん@おーぷん :2015/11/17(火)23:08:06 ID:k66
再開しとんのか
743シモン◆qECGVNv88M :2015/11/18(水)23:36:31 ID:mHj()
>>742
再開しました(´Д` )
744シモン◆qECGVNv88M :2015/11/19(木)06:39:47 ID:HI3()
「北と言えば……円橋は何をしている? 」

その問いに対し、暮森は静かに目を閉じた。その意味を察し、尾瀬は息を潜めてその姿を見つめている。

「戦の装いをしてはおるが……動かぬようだ」

再び目を開いた暮森は、その千里眼で見たままを伝えた。

「やはり動かぬか。風間は何をしている? 」

「あやつは白羽城の護りに就いておるわ。万が一も考えてな」

その暮森の言葉に、尾瀬清綱はその鴉らしからぬ白い顔の眉間に皺を寄せた。

「万が一?この俺が破れると? 」

「勘違いするでない。万にひとつ、奴等が白羽を攻める事を考えての策じゃ」

顔半分を覆っていた扇子を、今にも立ち上がらんとしていた尾瀬を制するかのように翳した暮森が答える。

「申し上げます」

その二人の大鴉の会話に割って入る声がした。

「来たか? 」

「それらしき影が」

座敷に面した庭の闇から答えが返された。舞い踊るが如く立ち上がった尾瀬の眼光が、周囲の鴉達へと向けられた。

「これより天守へと登る。そこへ奴等の首を持って馳せ参じよ!行け!」

その尾瀬の怒号により、その場の鴉は一人残らず外の闇へと溶けて消えていた。
745シモン◆qECGVNv88M :2015/11/21(土)22:05:19 ID:7gq()
(´Д` )さて
746名無しさん@おーぷん :2015/11/21(土)23:31:09 ID:FZN
ほれ
747名無しさん@おーぷん :2015/11/22(日)00:00:41 ID:BXq
もうやめて楽になってもいいのよ?
748シモン◆qECGVNv88M :2015/11/22(日)22:30:03 ID:A5F()
オマサガ読み返してみた(=゚ω゚)ノ

ヤマト編は失敗だったかもしれない
749名無しさん@おーぷん :2015/11/22(日)23:09:28 ID:BXq
>>748
んー
それまでの舞台と毛色変わっていいんじゃないの
それより誰もレスせんな
750名無しさん@おーぷん :2015/11/22(日)23:28:11 ID:exL
人がいないから
751名無しさん@おーぷん :2015/11/22(日)23:44:44 ID:BXq
メタハーは改稿でどれくらい変わったんだ
あとで読み直して文章技術の上達実感するといいな
752アルケミ :2015/12/10(木)22:29:50 ID:aPK
メタハーか、懐かしいな
俺のなろう小説も少しメタハーに影響受けてるんだよな
753名無しさん@おーぷん :2015/12/12(土)21:38:12 ID:jia
>>752
読んでみたいからうらるはよ
754アルケミ :2015/12/12(土)23:55:01 ID:OxL
了解
http://ncode.syosetu.com/n4221cq/
ちょいとネタバレになるけど、メタハーに影響を受け始めるのは二十四話ぐらいからです
755名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)00:06:57 ID:PZn
>>754
レスしたあとにこれ3日前のレスやん!って気づいたから
またしばらく後になるかと思ってら素早いレスさんくすw
しかも影響受けた話数まで記載してくれるとは
ありがたく読ませてもらうよー
756名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)00:10:19 ID:PZn
つか感想のページすごいな
なろうでこんだけ感想ある作品久しぶりに見た
大抵のなろう作品は感想0なのばっかなのに
757アルケミ :2015/12/13(日)00:28:46 ID:iVZ
自分も初めて感想が付いたときは凄く驚いたのを覚えている
なろうでは自分より書いているのに、感想はおろかブックマークすらつかない作品もあるから、投稿したときは感想が付いてこんなにブックマーク貰えるとは夢にも思ってなかった
758名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)10:05:41 ID:PZn
>>757
うーんとりあえず四十五話まで読ませてもらったけど…
ゴメンもうお腹いっぱいで読むのめげそうw
このヤレヤレ系主人公の無双話はいつまで続くんでしょうか
襟章でのランク分けとかもろ劣等生だよねこれ
光一がさすがですわお兄様にしか見えなかった
周囲の女がちょっとしたことですぐ光一に好感持つところとかも
759名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)10:18:42 ID:PZn
あと光一が環境の変化に適応し過ぎ。平凡な人間こそこうした
異常な事態を認めたくないと葛藤しそうなものだが
正直話が動く三話までの光一は魅力的な主人公だった。この平凡な
日常からどうなるのかなと思って読んでたらいきなりのテロリストでポカーン
厨ニ設定な技名とかなんかこうむず痒くて…って思って気づいた
これがなろうでウケると言われてる異世界俺つえー系かと
あとリースの話し方が男みたいで気になった「なんだい」とか
760名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)10:24:47 ID:PZn
あとメタハーの影響受けたとあったけどどこらへんがそうなのかよくわからなかった
せっかく読ませてもらったのになんかいいコメじゃなくてすまん
761アルケミ :2015/12/13(日)12:13:42 ID:iVZ
いいや、貴重な意見をありがとう。今、改稿版を書こうとしてる最中だからとても参考になる。
急展開なのは今思えば展開ミスだったかもしれない
リースの話し方は、基本的に人よりも上の存在だが人である存在と親しいということで、めだかボックスという漫画の安心院さんというキャラを少し参考にさせてもらった
メタハーの影響は、アルマっていう申し訳程度のメカ様相です
ちなみに光一に恋愛感情をもっている人は今のところいないです。天河相手なら数人確定しているけれど
762アルケミ :2015/12/13(日)12:16:26 ID:iVZ
確かに、光一が冷静すぎという意見は何回か貰ったことがあるから次からはその辺をうまく表現したい
もう一度言うけど、意見ありがとう
763名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)14:54:19 ID:rdV
伸びてるからシモンが再開したかと思ったのにw
764名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)16:43:41 ID:JaN
>>762
重ね重ねすまんな。お世辞とかうまく言えない不器用なもんで
改稿するなら失礼ついでに、誤字脱字が結構目についたので
めんどくさいだろうけど見直してみて
あーリースのイメージは安心院さんか!なるほど納得した
出会いのシーンでの口調からもっと女の子女の子したキャラなのかと思ってたわ
光一は冷静というか非日常な要素を受け入れる(理解する)のが早すぎかなと
そりゃ葛藤してたら話進まないからしょうがないのかもしれないけど
あと能力勝負のシーンを見せたかったのはわかるけどやっぱりいきなり
学校にテロリストは無理があったかなと。灯の存在という理由付けだけでは
唐突感は否めなかった。改稿版では思いきってキャラ(ボスとか)は
そのままに別のベクトル(設定)からアプローチも考えてみてはどうだろうか
>>763
すまん俺がここでアルケミさんの話を読みたいとリクしたから
スレが伸びてしまった申し訳ない
765アルケミ :2015/12/13(日)17:32:49 ID:iVZ
確かに結構唐突だったかもしれないな、改稿ではもっと丁寧に書くことにします。
あなたのアドバイスはとても参考になりました、これを改稿版では生かしていこうと思います。
>>763
勘違いさせてしまって申し訳ない
766名無しさん@おーぷん :2015/12/13(日)22:58:29 ID:Clf
久しぶり来たけどやっぱり更新はされてなかった…。もうシモン来てないの?終わったならもう来ないが。
767シモン◆qECGVNv88M :2015/12/14(月)07:05:24 ID:noS()
勉強になるレスだなぁ
俺も書かないと(´Д` )
768シモン◆qECGVNv88M :2015/12/14(月)07:09:12 ID:noS()
オマサガもそうだけど、メタハーは誤字脱字どころか
キャラが入れ替わったりもして滅茶苦茶(´Д` )
プリントアウトして添削したら真っ赤になった
769シモン&◆v/uwaVogSk :2015/12/14(月)21:39:17 ID:noS()
欠けた月ひとつ。
他は夜の静寂と闇に包まれている。白虎城を除いては。

その白虎城を望む丘の上に、黒装束の人影と白き仙人は立っていた。

「守りは堅いな」

その顔の殆どを黒い布で覆った百地丹波の目は、月明かりを纏った海を背に松明により浮かび上がる白き城へと向けられている。

「まぁ、千里眼の暮森がいる以上、こちらの動きも筒抜けだろうよ」

黒装束の一団から僅かに下がった位置で、刀を肩に掛けた主神西門が悟り切ったような声色で答える。

「果たして、この頭数で攻め落とせるでしょうか? 」

白髭の仙人こと、ぽっくり仙人の背後に立つエレノアが、緊張した面持ちで呟いた。

「なぁに、あいつら全部を相手にする必要なんざない。尾瀬清綱の首さえ獲れりゃいいのさ」

そのエレノアの呟きに応えたのは、またしても主神西門だった。エレノアの師匠であるぽっくり仙人は、瞑想するが如く目を閉じたまま微動だにしていない。

「暮森は? 」

エレノアの疑問は、応えた西門ではなく皆の先頭に立つ百地丹波へと向けられて放たれた。

「女、子供を斬る程の外道にはなれない」

白虎城からその目を離す事なく、元東の大鴉、百地丹波は速やかに返答した。
770シモン&◆v/uwaVogSk :2015/12/14(月)21:44:24 ID:noS()
あれ?酉が変わってる(´Д` )
771名無しさん@おーぷん :2015/12/15(火)01:22:22 ID:ALy
>>768
ハメタは知らんが、元々ここに投稿してたんだろ?
推敲無しならそれが当然
772シモン◆qECGVNv88M :2015/12/15(火)07:52:10 ID:xKd()
「相変わらず甘いねぇ。暮森は確かに女だが、奴こそが外道だ。外道に女も子供もねぇだろうよ」

少しばかり苛立ちを覗かせる主神西門の声がした。

「故に我あり……だ」

「らしいと言えばらしいな」

即答した丹波へと、口元を緩めた主神が言葉を続けた。その主神は鞘から鋼心を抜いて、眼前に拡がる闇の一点を見つめていた。

「なぁ、丹波。そして鴉ども」

「なんだ? 」

主神の問いに、今度は丹波が応える。

「死ぬなよ」

「そのつもりだ」

「死んだら殺す」

「どうしろってんだ」

その丹波の言葉に、主神は僅かに笑みを浮かべた。だが、その左の目は既に赤い光を放っている。

「お前らは死ぬな。お前らが死んだら、誰がこのヤマトの国を建て直すんだ?だからよ……生き残れ」

「主神! 」

丹波がその声を発した時には、主神は闇へと跳躍していた。夜空に浮かぶ月へと届かんばかりの高さへと登った後、その姿を木々の闇の中へと消した。
773名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)08:37:42 ID:iuJ
大分文章力落ちてるな
774名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)15:18:50 ID:XDI
>>773
書いてくれるだけまだよくね
775名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)19:52:32 ID:RfQ()
元々から文章力無いのに、更に落ちたら救いようがないな(´Д` )
やはり書き続けないといかんのね
776シモン◆qECGVNv88M :2015/12/16(水)19:53:22 ID:RfQ()
酉忘れた(´Д` )
777名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)20:03:25 ID:SVI
正直作品中断した上完結させないなんてずっと待ってた身としてはふざけんなって話だけど
シモンの自由ではある
778名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)21:29:24 ID:UFz
>>775
つかモチベーションの問題だと思う
ぶっちゃけシモンもう義務感だけで書いてるっしょ?
作者本人が楽しんでなきゃそりゃ筆の進みも鈍るよ
このまま中途半端なものを書き続けても作者読者双方にいいことない気がするけど
779名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)21:30:21 ID:XDI
書くしかない
780シモン◆qECGVNv88M :2015/12/16(水)23:46:04 ID:RfQ()
>>777
うんにゃ(´Д` )完結はさせる
>>778
クライマックスを書きたくてウズウズしてるが
ヤマト編でつまづいた感じかな。浅はかだった。
>>779
Σd(・ω・´。)ок!!
781名無しさん@おーぷん :2015/12/16(水)23:48:54 ID:UFz
んじゃもうヤマト編は誰かが見てた夢オチでしたテヘペロして本編戻っちゃおうずw
782名無しさん@おーぷん :2015/12/17(木)00:15:41 ID:R6I
ヤマト編は書籍の巻末おまけやスピンオフ風に処理していくのが一番楽じゃないか?
783シモン◆qECGVNv88M :2015/12/17(木)00:21:12 ID:pmv()
>>781
夢落ちはあかんてww
>>782
確かにヤマト編はスピンオフで書くべきだったと反省
784名無しさん@おーぷん :2015/12/17(木)18:11:42 ID:R6I
>>783
亀レスだが本編の合間にちょこちょこ更新するくらいが一番楽だと思う

ヤマト編が本編に関わる場合でも後々にスピンオフで投稿→締めで本編の一場面へ、ってしたらきれいにまとまると思う

ただ素人の意見だからあまり鵜呑みにはしないでくれ
785名無しさん@おーぷん :2015/12/17(木)21:34:35 ID:yGU
始めたならしっかりやってほしいのが本心
786名無しさん@おーぷん :2015/12/17(木)21:48:38 ID:0qI
ヤマト編が書きづらいなら、一度強引にでも本編に戻したらどうだ?
アイディアが浮かびやすい方がモチベーションも上がるだろうに
787シモン◆qECGVNv88M :2015/12/17(木)21:59:18 ID:pmv()
>>784
なるほど!その案頂きます
788シモン◆qECGVNv88M :2015/12/17(木)23:32:08 ID:pmv()
>>785
申し訳ないm(_ _)mちょっと時間はかかると
思うけど、書き上げる
>>786
ある程度進めたら、シモン達に戻る
789名無しさん@おーぷん :2015/12/18(金)05:52:57 ID:n2y
ヤマトへんやめろ
以前から描写が一気に生硬になった
790名無しさん@おーぷん :2015/12/18(金)08:50:32 ID:YPU
やめるかやめないか
それはシモンが決めることだ
一介の読者である俺らが命じることじゃねぇ
791名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)00:21:19 ID:zAO
>>789
こういうレスが作者のやる気を削ぐってなんでわからんのかねえ
文句あるなら自分で書けばいいじゃん
人の文章にダメ出しするぐらいなんだからさぞや立派な物書きさんなんだろうな
792名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)01:06:52 ID:kRp
>>791
>>789って>>773と同一人物じゃね?
こういうゴミはスルーした方がいい
俺はヤマト編しっかり通してもらいたいから応援するぜ!!
793名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)02:49:42 ID:9oE
ここも信者スレになって気持ち悪くなったな
俺もオマサガ読むの楽しみにしてたがもうやめるわ
思えば前に離れた人間は賢かった
794シモン◆qECGVNv88M :2015/12/19(土)20:16:14 ID:o6D()
申し訳ないですm(_ _)m
でも、書きます
795シモン◆qECGVNv88M :2015/12/19(土)20:16:58 ID:o6D()
「まったく……」

主神がその姿を溶かした闇の一点を見つめ、丹波は溜め息混じりの言葉を吐く。

「丹波様」

その時々、彼の背後に控えていた鴉の一人が口を開いた。

「ああ、分かっている」

抜いた刀の切っ先を、丹波は見つめていた闇へと向けていた。

「お出迎えご苦労。こちらも歓迎しよう」

その丹波の声に呼応するかのように、四方の闇から柿渋で染め上げられた茶色い忍び装束を纏った幾人もの鴉達が跳躍し、音も無く丹波達の前に降り立った。

「死にに来たか」

丹波のその言葉に、西の鴉は無言で刀を抜いた。

「その覚悟、全身全霊を以って成就させてやろう」

澄んだ月夜の空気が張り詰めたのは丹波の言葉の後だった。いや、重みを増したと言った方が良いのだろうか。無と思われた空間が、突如としてその存在を重みとして露わにし、西の鴉達の上へとのしかかって来る。
その場から動く事も出来ず、西の大鴉、尾瀬清綱によって放たれた西の鴉達は刀を構えたままの姿で身動き出来ずにいた。
796シモン◆qECGVNv88M :2015/12/19(土)21:18:51 ID:o6D()
サウル村のあの戦場において絶命したかつての北の大鴉、景雲が雷電を操る術を得意としたように、同じくかつての東の大鴉であった百地丹波の得意とする術は、大気を操る術であった。
その事は、当然西の鴉達も知っていたはずである。それでも尚、彼等は丹波の前に何の策も講じることなく進み出たのだ。その行動は、まさしく自ら命を投げ出すに等しい。

まったく……先程、丹波がその口から漏らした言葉が、闇へと消えた主神西門へと向けられたものではなく、闇から現れたこの西の鴉達へと向けられた言葉である事を、丹波の配下となった鴉達はこの時初めて気付いた。

「鴉である前に、人であれ」

尚も重みを増し続ける大気に押し潰されそうになっている西の鴉達へと向けられた丹波の悲痛な声が響く。しかし、その西の鴉達の構える刀の切っ先は、やはり丹波へと向けられている。

「目を覚ませ!ここで命を落としどうする!こんな事で……」

叫ぶように吐き出された丹波の声と重なるように、一陣の風が吹いた。同時に、刀を構えていた西の鴉達が次々とその場に崩れ落ちて行く。

「仙人、何を……」

丹波の視線の先には、拳を突き出したぽっくり仙人の姿があった。西の鴉達は、その仙人の放った渾身の気の一撃により倒されたのだ。

「丹波。お前の言葉は綺麗事に過ぎん」

悟りを開いた仙人の抑揚のない言葉が返された。

「綺麗事⁉︎ 」

怒りを含んだ言葉で丹波も返す。

「そうだ。綺麗事に過ぎん。思い出せ。何故、こやつらが鴉になったかを」

ぽっくり仙人の問いに、丹波の顔から怒りが一瞬にして引いていた。
797シモン◆qECGVNv88M :2015/12/20(日)22:54:30 ID:HZx()
(=゚ω゚)ノヤマト編をある程度すすめたら、
本流に戻ります
798シモン◆qECGVNv88M :2015/12/20(日)23:00:03 ID:HZx()
( ´Д`)y━・~~ヤマト編で描きたかったテーマは
ひとつのエピソードとするにはデカ過ぎた。
それは別の機会にして、本編を進めようと思う
799アルケミ :2015/12/21(月)01:45:48 ID:cO3
頑張れ、シモン
800名無しさん@おーぷん :2015/12/21(月)14:53:25 ID:2EK
本編更新の前に読み返しとこ!
801名無しさん@おーぷん :2015/12/21(月)21:21:43 ID:cIA
本編ってまだ色々と謎が残ってるよな
ラース一派がこれからどうするのかも気になる
802シモン◆qECGVNv88M :2015/12/21(月)22:52:28 ID:oFJ()
>>799
(=゚ω゚)ノおう!
>>800
アクセス数上がった理由がわかったわww
>>801
謎だらけ。伏線回収が……
803シモン◆qECGVNv88M :2015/12/21(月)23:11:33 ID:oFJ()
とりあえず、なろうオマサガ59話投稿しました。
804シモン◆qECGVNv88M :2015/12/22(火)00:36:03 ID:1nl()
鴉。他国においてはシノビと呼ばれるその存在の多くは、親を戦で失った子供達の成れの果てだった。頼るべき存在を失い、幼くして自ら生きる術を選択せざるを得ない子供達であった。。
彼等にとって、他に選択肢はなかった。生きる。その意味さえ考える暇もなく、彼等は戦い続けるしかなかった。
そして、他ならぬ百地丹波自身もその一人だったのだ。

「生きるも地獄、死ぬるも地獄」

震える声で丹波が呟いた。

「同じ地獄なら、丹波……お前の手で終わらせてやれ」

ぽっくり仙人が諭すように語りかける。その言葉の真意を探り切れず戸惑うエレノアの側で、五人の鴉達は目を伏せていた。

「哀しきは親の愛情を知らぬ事ではない。自らの未来を選べぬ事にある。ならば、せめて……」

ぽっくり仙人のその言葉が終わらぬうちに、丹波が手にしていた刀を地面へと突き刺した。

「黙れ!」

振り絞る様な丹波の怒号が響く。

「終わらせるのじゃ!丹波! 」

「鴉とて人だ!俺は……鴉は獣ではない! 」

「だが、今のヤマトでは人以下じゃ。違うか⁉︎ 丹波! 」

そのぽっくり仙人の問いに、丹波は言葉を失った。事実、多くの鴉達は人以下の扱いを受けている。それは、これまでに培われて来たヤマトの身分制度に根付いていた。そこから抜け出す為に、丹波自身も技を極め大鴉の地位までに上り詰めた。
だが、大鴉の地位に着いた丹波は更に苦しむ事になる。共に技を磨いた友を死地へと送り出し、その亡骸を弔う事も出来ず、次から次へと友を失って行く。その呵責に耐え切れず、丹波はこの国を出たのだ。
805シモン◆qECGVNv88M :2015/12/23(水)00:26:09 ID:nft()
今、忘年会の帰り道。皆の愚痴をききながらも
オマサガやメタハーの事を考えてた。
やはり続きを書きたいんだろうな。
しかし、それ以前に、書いて何を伝えたいんだろう?

千鳥足の酔っ払い はそう思った。
806アルケミ :2015/12/23(水)01:37:04 ID:m8w
確かに、自分の作っていないキャラクターで物語を書くのは難しいのだろうな
自分の考えたキャラクターでも大変なのにな
俺も下手の横好きとはいえ、なろうで書くようになって少しだけ理解できた
807名無しさん@おーぷん :2015/12/23(水)13:37:09 ID:O5W
自分の作ったキャラじゃないとキャラに対する思い入れがないから書き続けるのは難しいかもね
あと読者からキャラ募集だと自分のキャラが活躍しないと文句たれたり色々めんどくさい
結局全員を活躍させねばと思うから歪な作品が出来上がる
全員が主役の作品なんてあり得ないし主役脇役の差があるから物語は出来上がるのに
まあだから読者からキャラ募集なんてやめた方がいい
自分のキャラで作る方が結局書きたいものが書ける
808名無しさん@おーぷん :2015/12/23(水)18:39:20 ID:HXf
キャラ作者の意見はいっそ無視してしまっては?
要するに他人のキャラを自分のキャラとして改変してしまうってことだ
もやし→丹波という風に
そうすれば思い入れに関しては解決するんじゃないだろうか
809シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:13:10 ID:Cow()
>>806
それもあるけど、逆に楽しか部分もあるばい。
一緒になんかば作っとる感覚とゆうか。
たばい、キャラ作者しゃんのイメージとのギャップば
感じると、そいで思考停止する事もしばしば。
810シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:17:15 ID:Cow()
>>807
それは初期の頃の悩みやったな。
募集の仕方も悪かったと反省しとったとよ。
それぞれがそれぞれのキャラに、独自の世界観ば持たしぇてたから、
他のキャラとの関係性ば構築するのは苦労した記憶があるとよ。
点と点ば結ぶ線ば無理やり引っ張って、それが仇になっとうとよ。
811シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:18:12 ID:Cow()
なんか博多弁になっとう( ´Д`)y━・~~
812シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:20:51 ID:Cow()
>>808
それはちょこっとずつやっとうとよ。キャラの設定ば残しつつ
こいの世界観に取り込む感じかいな。

813名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:23:33 ID:WDD
しゃっき11時過ぎから語尾に()がつく+強制博多弁変換になっとうんよ
シモンには今日ましゃに知らぬまま更新して欲しかったwwww
実は過去にもVIPでSSやってた人がこれのしぇいで世界観ぶち壊しになって
更新でけんかったとゆうことがあった
814シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:24:39 ID:Cow()
>>813
危なかったww
投稿しなくてよかった
815名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:27:04 ID:Y0G
博多弁喋りたか
816名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:27:31 ID:Y0G
凄いなこれ
楽しすぎる
817名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:30:05 ID:WDD
>>814
たこやきは時々こういうお遊びやるからねえ…
その作品はそれまでシリアスやったのに突然博多弁炸裂して
作者が狂ったのかと思ったw (その作者はんは不幸な事にそれを
知らんと投稿してしもた…ちうかVIP住人達もたこやきがそないな
お遊びやってるとは知らなかったさかいかなり混乱してた)
818名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:31:06 ID:WDD
あれ?たこやきって書いたのになんでたこやき?
819シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:33:36 ID:Cow()
( ´Д`)y━・~~よかよか
820名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:33:40 ID:Y0G
たこやき
821名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:34:15 ID:WDD
SATORUを平仮名で書き込むと勝手にたこやきに変換される件
822シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:35:25 ID:Cow()
たこ焼き見た事あるわww
その名前で思い出した。
本人は発狂してたけど、読んだウチは
面白かった
823シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:37:16 ID:Cow()
くっそww何が何でも博多弁に変換されるww
824名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:38:13 ID:Y0G
いっぺん小説投稿してみて欲しい
825シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:39:36 ID:Cow()
ちょこっとだけ

「その力で断ち切るは、この国の悪しき風習。修羅になれ、丹波。今は情を捨てろ。修羅の一刀でなければ、鴉達の呪縛は切れんぞ」

ぽっくり仙人の声は、まるでボウズを諭すかのような穏やかなものに変わっとった。その目の前で、丹波は地面に突き刺した刀の鞘を握り締め、何事かを思うかのように黙り込んでいる。

「呪縛?……」


826シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:40:27 ID:Cow()
( ´Д`)y━・~~なんやこりゃww
827名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:40:30 ID:WDD
メタハー博多弁編とか見てみたかったばい(こなみかん)
828名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:40:56 ID:Y0G
標準語で話しとる人がうっかり方言出てしもうたみたいばい
829シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:42:49 ID:Cow()
どぎゃんシリアスなシーンも笑いに変える博多弁

( ´Д`)y━・~~侮れんww
830シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:45:09 ID:Cow()
メタハーのワンシーンば投下してみる
831シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:45:24 ID:Cow()
迫り来る光の筋ば間一髪かわしたケンシンやったが、機体のダメージカウンターが役3割ほど削られとったとよ。

凄まじい威力やけん。そん光に触れずとも、周囲の物体ばぶちくずすするらしか。

「変わってしもうたな。METAL HEARTSも」

そん光の向かった後方で鳴り響く大爆発の轟音ば聴きながら、ケンシンは寂し気に呟いたとよ。そんケンシンへと向かい来る黒い鎧武者。両手のブレードば下段に構えたまま、ブーストダッシュで接近して来るとよ。

AKARI「お相手お願いするばい」

勢いそんなりケンシンへと赤いブレードば振り抜いたとよ。そん斬撃ば横へのダッシュでかわしたケンシンの機体に衝撃が走ったとよ。間合いば取ったケンシンの目の前で、黒い鎧武者はそん姿ば変えとったとよ。そん背中に鋼色の翼ば広げとったとよ。

「こいつは……」

いや、たばいの翼ではなか。いっちょの支点ば軸として、左っかわ右っかわに拡げられた幾つものうち刀っちゃんうなブレードが翼ば形作っとったとやけん。そいで、ケンシンもまた姿ば変えとったとよ。

左っかわ腕撃破!使用出来ましぇん。

そん画面に赤いアラートが鳴り響いたとよ。久しぶりに見た表示にケンシンに緊張が走ったとよ。

AKARI「これはたばいの飾りとよ」

挑発するクサうなコメントが画面下部ば横切っていったとよ。


832シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:46:18 ID:Cow()
これはwww

833名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:46:57 ID:Y0G
結構好いとぉ
834名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:47:03 ID:WDD
>>831
アカンwwwwwwwwwwww
腹いてぇwwwwwwwwwwww
835名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:47:42 ID:Y0G
一気にほのぼのと化す
836シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:48:56 ID:Cow()
農家の爺しゃん達の小競り合いにしか見えなか
837名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:49:06 ID:WDD
ケンシンじいしゃんの呟きに草不可避
838シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:51:30 ID:Cow()
SS作者崩くずするわなww
839名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:51:43 ID:Y0G
使用出来ましぇん
840名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:53:17 ID:WDD
やあメタハーの名物ワードはどうなるのかいなっと↓

コアぶちくずす確認!撤退するばい!
841シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:54:00 ID:Cow()
撤退するばいww

ほのぼの
842シモン◆qECGVNv88M :2015/12/24(木)23:55:31 ID:Cow()
∑(゚Д゚)博多弁で書けばよかのか!
843名無しさんた@おーぷん :2015/12/24(木)23:58:31 ID:WDD
>>842
天才か∑(゚Д゚)
IDは牛やけど
こうなるとこん機能が生きとううちにメタハー博多弁編ば
ばり見たいとこスレ違いなけん泣く泣く自重
844シモン◆qECGVNv88M :2015/12/25(金)00:00:33 ID:lOr()
「そん力で断ち切らんばいかんとは、こん国の悪か風習たい。修羅にならんね……丹波。
今は情を捨てんばいかんとよ」


どや?
845シモン◆qECGVNv88M :2015/12/25(金)00:01:19 ID:lOr()
>>843
メタハースレでやってみる( ´Д`)y━・~~
846名無しさんた@おーぷん :2015/12/25(金)00:01:33 ID:mwF
終わったばい
847名無しさんた@おーぷん :2015/12/25(金)00:02:48 ID:mPN
どうやら強制博多弁タイムは終わったみたい
848名無しさんた@おーぷん :2015/12/25(金)00:04:34 ID:mPN
ああそうか12時回っちゃったから終わりってことか
結局11時から1時間限定の祭りだったようで
>>845
早まるなw
祭りは終わったぞw
849シモン◆qECGVNv88M :2015/12/25(金)00:07:15 ID:lOr()
(; ̄ェ ̄)
850名無しさんた@おーぷん :2015/12/25(金)00:08:27 ID:mwF
残念ばい
851シモン◆qECGVNv88M :2015/12/25(金)00:45:39 ID:lOr()
「その力で断ち切るは、この国の悪しき風習。修羅になれ、丹波。今は情を捨てろ。修羅の一刀でなければ、鴉達の呪縛は切れんぞ」

ぽっくり仙人の声は、まるで子供を諭すかのような穏やかなものに変わっていた。その目の前で、丹波は地面に突き刺した刀の鞘を握り締め、何事かを思うかのように黙り込んでいる。

「呪縛?……」

その言葉と共に、丹波は地面に突き刺していた刀を抜いた。

「修羅の一刀……」

その刀身に僅かに光を映す月の光の青に目を細め、丹波は何事かを覚悟したかのように刀を構えた。

「鬼を統べる者も、また鬼なり。ならば……」

遥か彼方の闇に浮かび上がる白虎城へと向けられたその刀身の背に、丹波はその左手の甲を当てがった。

「我れも鬼となる! 」

その時、周囲の空間が風と共に丹波の周囲に纏わり付き、その構えた刀身へと流れ込んだ。

「空殺斬!」

気合いの一声で、丹波は白虎城へと向けて刀を振り抜いた。木々の枝がしなる程の風が巻き起こる。巻き上げられた枯れ葉だけが、その行く手を示していた。


「遅い 」

白虎城の天守閣にて待つ尾瀬清綱が呟いた。闇へと放った鴉達は、いづれも元は一角の青鬼が率いていた手練れ揃い。丹波の首は獲れずとも、何かしらの知らせがあっても良い頃だった。

「お伏せ下さい! 」

暮森の背後に控えていた従鬼院 外麿の只ならぬ怒声が響いた。その怒声に重なる様に、白虎城の天守閣が揺れた。柱の軋む音を軸に、様々な轟音が周囲を走る。更には強風が暮森の長い髪を天へと巻き上げる。

「おのれ!丹波! 」

その現象の力の源にいち早く気づいた尾瀬が怒り狂った様に叫んだ。
852名無しさん@おーぷん :2015/12/25(金)01:41:42 ID:Hr4
向こうでも書いたけどメタハーの最後らへんでカップリング厨(?)がやったと思われる設定をシモンが知らずに〆ちゃったのがちょっと残念だった
内容が良かっただけに荒らしの質が悪い
853名無しさん@おーぷん :2015/12/25(金)14:48:59 ID:c4z
社内恋愛はNG
やるにしても人のいないところでな
854シモン◆qECGVNv88M :2015/12/25(金)23:29:52 ID:lOr()
>>852
あれはすっかり騙された
855名無しさん@おーぷん :2015/12/26(土)00:14:03 ID:ZnT
なら改稿してその部分だけ手直ししたら?
ここと違ってなろうならあとからでも修正できるっしょ
856名無しさん@おーぷん :2015/12/26(土)00:15:05 ID:ZnT
ごめん書きかけで送信しちまった

×なら
○気になるなら
857アルケミ :2015/12/26(土)02:17:46 ID:241
ヤマト編終わって
気が向くならシモンの思い通りのラストになるよう改変したらいい
858シモン◆qECGVNv88M :2015/12/26(土)07:47:38 ID:IBQ()
>>855
>>857
改稿よりかは続編を書いた方が早いかも
859名無しさん@おーぷん :2015/12/26(土)11:12:46 ID:Y3C
ロボものなのに続編はいきなり破局シーンから始まるんですねわかります(白目)
そういえば戦隊ものなのに視聴者のちびっこおいてけぼりにして最後まで恋愛ドラマやってた
鳥人戦隊ジェットマンという特撮ヒーローがあってだな
あれはかなり笑えた突っ込みどころ多すぎ
860名無しさん@おーぷん :2015/12/26(土)11:28:00 ID:vy4
破局で再開より「初めからそんな意味ではなかった」っていうある種のどんでん返しスタートでも良いんじゃないか?

ただ続編書くより改変のほうが手間少ないのは確か。元からそういう話がピックアップされてたのはムーン辺りくらいだし
861シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)00:00:49 ID:ivm()
>>859
ジェットマンは知らんけど、子供置いてけぼりは
笑えるww平成ライダーの初期にもあった様な。
オマサガもメタハーも中高生向けに書いたけど、
メッセージがディープ過ぎて空回りしたような
気もする。
862シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)00:05:57 ID:ivm()
>>860
ムーンとアルセは意図して書いて来たけど、大地と志乃の関係は
例の設定で急遽変更したしね。流れからすれば、大地と志乃は対立
する関係なんだけど。改変するとなると、後半がすっかり変わって
しまいそう。
863名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)00:14:00 ID:OO2
ファンクラブとか懐かしすぎるわ
864シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)00:15:49 ID:ivm()
>>863
ファンクラブ??
誤爆だろwww
865シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)00:22:15 ID:ivm()
ヤマト編は、新しい文体への挑戦と言う意味も
あり、ヤマト向きのキャラの活躍の場としての
意味もあったけど、ほぼ自キャラと言う始末。
元来が文才が無いのに、挑戦も何もないと
気が付いた。それでも書くで( ´Д`)y━・~~
年末年始は休み無いけど、どこかで纏めて休みが
取れそうだし、のんびり書くよ。
866名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)00:31:02 ID:wNh
>>862
変えてみるのも一興じゃないか?
正直その文見ると変更前のが見てみたいってのが本音だわ
867シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)00:44:43 ID:ivm()
>>866
まぁ、その方が後々に繋げ易いのは事実だけどね。
一度完結させたものを書き換えるとなると、
どうだろう?
868名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)01:24:25 ID:ZDq
>>861
ジェットマンはかなり異質なスーパー戦隊。色で表すと
赤→恋人恋人恋人、白→赤大好き赤大好き赤大好き、黒→白大好き白大好き俺に惚れろ(と実際言いました)
青と黄→完全に空気
第1回から赤と恋人のアツアツぶりの描写からスタート
その恋人が第1回で敵グループに殺されて赤半狂乱→呆れた長官に殴られて気絶

実は恋人洗脳されて敵幹部になってたよテヘッ♪→結局死亡
敵のロボ幹部「赤の恋人ちゃん好きやねん」
洗脳されてる赤の恋人「は?あんたロボットやろ?」
敵のロボ幹部「」

恋人失って憔悴してる赤を見て白「チャーンス!」
最終回は敵なんて序盤でうっちゃり、白の猛プッシュが効いたのか
なんとメインは赤と白の結婚式。赤の死んだ元恋人さんも空から祝福
そして悪の組織でも倒せなかったジェットマンでしたがこの結婚式に
向かう途中で黒はただのチンピラに刺されて死亡→おしまい

…これ子供に理解できる内容じゃないと思う。いや大人でも何やこれだけど
869アルケミ :2015/12/27(日)01:44:17 ID:I2r
>>867
別に分岐として書いてもいいんじゃないか?
ここに書いて、なろうでは改稿版として後付けにしてもいいだろうし
なんにせよシモンが書きたいなら書く、違うなら書かないでいいと思う
870名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)02:19:33 ID:wNh
>>867
言ってはアレだがそこは作者の自由だからな
結局作者が満足出来ないなら書き換えたほうが良いのは事実だし
871名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)10:27:30 ID:Dqw
>>868
昼ドラも真っ青
872名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)15:14:57 ID:zFc
俺らってなんだかんだシモンを特定の方向へ誘導してる気がする
873名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)17:38:43 ID:wNh
荒らし来る前から流れ決まってたなら納得だが荒らしの設定見て急遽変更したって言われるとな……
874シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)21:13:12 ID:ivm()
「危ねえ! 」

尾瀬清綱の声に重なる様に、この場所に居てはならない者の声がした。

「まったく、大人しくしてりゃあいいものを。俺まで巻き込みやがって、馬鹿丹波が! 」

その男の声に皆の視線が集まった。
遥か彼方より襲来した丹波の渾身の一撃により、形を変えた天守閣の一角にその男は立っていた。着崩した藤色の着物から覗く厚い胸板の上に、赤い光を放つ左眼を持つ人外の来訪者。

「主神……西門!貴様か! 」

丹波の放った気の斬撃から庇っていた従鬼院 外麿の身体を押し退けて、尾瀬清綱と主神の間に立ちはだかったのは、朱色の着物に身を包んだ暮森 静であった。

「だったらどうだってんだ?」

爆風に巻き上げられてその着物に被った埃を払いながら、愛刀「鋼心」を肩に掛けた主神が問い返す。
その周囲は、既に刀を構えた鴉達が取り囲んでいた。

「自ら首を差し出しに来るとは、殊勝な心がけじゃな。褒めてつかわそう」

一見穏やかに見えて、その実挑発を含むその暮森の言葉に、主神は挑戦を返すかのように、その口元に笑みを浮かべた。

「はぁん?誰が首を差し出すって? 」

二人の大鴉を前にしても、主神は全く動じる様子もない。その主神を細い目の奥で捉えつつ、従鬼院 外麿が静かに立ち上がった。
875名無しさん@おーぷん :2015/12/27(日)22:17:49 ID:zFc
闇落ちした安倍晴明
876シモン◆qECGVNv88M :2015/12/27(日)22:35:16 ID:ivm()
>>875
思惑通りだぜ
877シモン◆qECGVNv88M :2015/12/30(水)21:48:32 ID:n4T()
_φ( ̄ー ̄ )
878シモン◆qECGVNv88M :2015/12/30(水)22:06:28 ID:n4T()
「私がお相手させて頂きます」

従鬼院の言葉に主神を取り囲んでいた鴉達が、一斉に構えていた刀を鞘へと納めた。

「誰だ?てめぇは?北の大鴉か? 」

周囲の鴉の動きを目の当たりにした主神が、そう思うのも無理はない。

「いえいえ。ただの従者にございます」

「ただの従者にしちゃあ、肝が座り過ぎってもんだ」

涼やかな笑顔を湛えて近づいて来る従鬼院へと、主神は無意識に鋼心の切っ先を向けていた。それは従鬼院から放たれる静かな威圧に、思考より先に全身が反応したのだろう。

「それは褒め言葉と受け取ってよろしいのでしょうか? 」

「好きにしな」

そう言いながらも、既に主神の左眼は赤い光を放っていた。この男は何かが違う。主神の中の生存本能がそう言っているかのようだった。

「では、お言葉に甘えて」

そう答えた従鬼院は、主神へと向けて中空に剣に見立てた人差し指と中指で五芒の星を描いく。
澄み渡る鈴の音がした。いや、鈴の音の様な響きか。次の瞬間、その空気を揺らした振動は、鋼心を構えた姿のままの主神 西門を天守閣の外の闇へと弾き飛ばしていた。
879シモン◆qECGVNv88M :2015/12/30(水)22:32:35 ID:n4T()
オマサガとは関係ないけど、明日も正月三ヶ日も仕事だ。
サービス業の悲しい現実。社畜、ここに極まれり
880名無しさん@おーぷん :2015/12/30(水)22:39:07 ID:chY
ファイト
881アルケミ :2015/12/30(水)22:52:13 ID:aK5
頑張れ
882名無しさん@おーぷん :2015/12/31(木)10:40:56 ID:HtN
>>879
それシモンが社畜なんじゃなくて会社がブラックなのでわ…
883シモン◆qECGVNv88M :2015/12/31(木)20:26:10 ID:b3i()
>>880
いつもありがとうね
>>881
おう!頑張るで!
>>確かに人使い荒いけど、ちゃんと残業代や休日手当て出るから
まだマシな方かな
884名無しさん@おーぷん :2015/12/31(木)20:51:36 ID:04X
頑張れ
885シモン◆qECGVNv88M :2015/12/31(木)22:22:45 ID:b3i()
>>884
頑張る(´Д` )死なない程度に
886シモン◆qECGVNv88M :2015/12/31(木)23:41:26 ID:b3i()
もうすぐ今年も終わりだな。
グダグダだったけれど、お付き合いありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎え下さいm(_ _)m
887冒頓単于◆XuHlfjDjx0ab :2016/01/01(金)01:35:42 ID:QGT
あけおめ
今年も頑張ろう( ̄^ ̄)ゞ
888アルケミ :2016/01/01(金)02:14:53 ID:sEN
明けましておめでとうございます
889シモン◆qECGVNv88M :2016/01/01(金)07:13:31 ID:7vi()
明けましておめでとうござますm(_ _)m
今年もよろしくお願いいたします!
890シモン◆qECGVNv88M :2016/01/01(金)22:47:07 ID:7vi()
「痛ぇなあ……」

天守台を取り囲むようにして配置された大奥の御殿の屋根を突き破り、座敷へと叩きつけられた主神が、のそりのそりとその上半身を起こしながらぼやいた。

「痛い?普通なら死んでますよ」

聳え立つあの天守閣からどうやって降りてきたのかはわからないが、そこには既に従鬼院 外麿の姿があった。

「普通?てめぇこそ普通じゃねぇだろう? 」

愛刀である鋼心を杖代わりにして立ち上がった主神が、依然として涼やかな表情で見つめる従鬼院へと問い返す。

「さぁ、どうでしょう?貴方の仰しゃる普通の基準が、どの程度にもよるかと思いますが 」

「いつまですましているつもりだ?陰陽師 」

「別にすましているつもりはございません。お気に障ったのでしたら謝ります 」

「ちっ!お前といい、あいつといい、陰陽師って奴は知った様な口をきく奴等ばかりだな」

杖としていた鋼心をその肩に掛け、主神は一自らを天守から突き落とした張本人にである陰陽師へと、一歩その足を踏み出した。

「あいつとは、藤原影久殿の事でしょうか? 」

その名を口にした時、従鬼院 外麿の顔に、僅かな動揺が映った。
891名無しさん@おーぷん :2016/01/02(土)00:05:24 ID:ETI
女性を垣間見るのが趣味
中々の変態だな
892シモン◆qECGVNv88M :2016/01/05(火)20:13:17 ID:JlR()
>>891
世の中の男も似たようなもんさ(´Д` )
893シモン◆qECGVNv88M :2016/01/05(火)20:13:37 ID:JlR()
「そうさ。お前さんのお仲間のな」

その主神の言葉で、従鬼院 外麿の顔から完全に笑みが失われていた。

「仲間?それは違います」

「どう違うんだい?同じ陰陽師じゃねぇか。黙って星見て占いしてりゃあいいものを、式神遣って政にまでしゃしゃり出て来やがって」

一歩一歩、主神 西門は、その瞳に捉えた若き陰陽師へと近づいて行く。

「あの方と一緒にして貰っては困ります。心外としか」

言葉を切り、従鬼院 外麿は再び剣に見立てた二つの指をその眉間の前へと構えた。

「だから、どう違うって言うんだ?若き陰陽師さんよ」

肩に担いだ鋼心の間合いに標的を捉えた位置にまで進んだ主神が、その足を止めて再び問いかける。

「そのうちに分かりますよ」

「あいにく時間が無いんでね」

主神は素早く鋼心を横一文字に振り抜く。その刀身は、まるで豆腐を斬るが如く従鬼院 外麿の首を構えた腕ごと斬り裂いた。

「こいつは……」

その手応えの無さへの驚きと、その正体に気付いたのはほぼ同時だった。
目の前で斬り裂いた筈の従鬼院 外麿の首と胴体は、瞬時にして人型の紙と姿を変え、自らの振り抜いた鋼心の巻き起こした風を受けながらはらりはらりと宙を舞っていた。
894シモン◆qECGVNv88M :2016/01/11(月)19:47:13 ID:BXu()
視界の中を舞い落ちる紙片に、それが陰陽師の使役する式神である事を、主神は記憶の中から瞬時に思い出していた。

「あなたらしくもない」

主神 西門の背後から涼やかな声がした。そちらへと振り向こうとした主神であったが、その肢体は凍りついたように固まり主神の意思を拒んだ。

「結界を張らせて頂きました。ここで暫くの間、大人しくしていて下さい」

鋼心を構えたまま身動き出来ない主神の右をすり抜けて、若き陰陽師はその前に実体を現した。

「らしくないとはどう言う事だ?俺の事を知ってるのか? 」

口は動くが、動かせないのか、陰陽師を見る事もせず主神は唸る様な声を上げた。

「無論のこと承知しております。長谷川龍之介と共に、このヤマトをひっくり返そうとした危険な方として」

そう言いつつ、若き陰陽師は主神の視線の先へと歩みを進めた。

「らしくないとは、いつものあなたなら、こんな結界に取り込まれる様な事はなかった」

主神と視線を合わせた陰陽師は、柔らかい物腰のまま語りを続けた。

「何を焦っているのですか?焦りは隙を生みます。今のあなたでは、暮森様どころか尾瀬様にも敵うわけもない」

陰陽師はそこまで語ると、主神の真意を探るかの様に、細い目を更に細く尖らした。
895シモン◆qECGVNv88M :2016/01/11(月)19:53:01 ID:BXu()
オマサガとは全く関係ないけど、
仲間由紀恵に代わる新しい女神を見つけた(´Д` )




896シモン◆qECGVNv88M :2016/01/11(月)22:01:24 ID:BXu()
いろいろと訂正


視界の中を舞い落ちる紙片に、それが陰陽師の使役する式神である事を、主神は記憶の中から瞬時に呼び出していた。

「あなたらしくもない」

主神 西門の背後から涼やかな声がした。そちらへと振り向こうとした主神であったが、その肢体は凍りついたように固まり、主人である主神の意思を拒んだ。

「結界を張らせて頂きました。ここで暫くの間、大人しくしていて下さい」

鋼心を構えたまま身動き出来ない主神の右をすり抜けて、若き陰陽師はその前に実体を現した。

「らしくないとはどう言う事だ?俺の事を知ってるのか? 」

口は動くが、目は動かせないのか、陰陽師を見る事もせず主神は唸る様な声を上げた。

「無論のこと、主神様の事は存じ上げております。長谷川龍之介と共に、このヤマトをひっくり返そうとした危険な方として」

そう言いつつ、若き陰陽師は主神の視線の先へと歩みを進めた。

「らしくないとは、いつものあなたなら、こんな結界に取り込まれる様な事はなかった」

主神と視線を合わせた陰陽師は、柔らかい物腰のまま語りを続けた。

「何を焦っているのですか?焦りは隙を生みます。今のあなたでは、暮森様どころか尾瀬様にも敵うわけもない」

陰陽師はそこまで語ると、主神の真意を探るかの様に、細い目を更に細く尖らした。
897シモン◆qECGVNv88M :2016/01/13(水)22:31:56 ID:aMv()
「敵わないか。確かに、お前なんぞに捕まるようじゃな。では最後に名を伺おうか?陰陽師」

「従鬼院 外麿と申します」

「従鬼院……なるほど、あの従鬼院か」

目に見えぬ結界を境として、両者は互いの目の奥を見据えた。

ヤマトの国において、陰陽道の大家として名を馳せている名門としては藤原家がある。
そして、それと立ち並ぶ名門として従鬼院家の名も挙げられる。
陰陽道本来の術である天地の理を以って世を見通す「表」の藤原家。それに対して、天地の理を以って呪を操る「裏」の従鬼院家。表裏一体でありながらも、その確執は深い事も誰もが知るところであった。

「従鬼院家が相手じゃ俺も諦めるしかないな。だが、どうにもわからない事がある。何故、藤原家は狂気に走った? 」

赤い妖光を放つ左目の下で、唇のみを動かす主神が問いかけた。

「知ってどうするおつもりですか? 」

自らも結界の力に取り込まれたかのように、身動きもせず従鬼院 外麿が問い返した。

「今生の別れに聞いてみただけさ」

あっけらかんと返された主神の言葉に、従鬼院 外麿の表情が緩んだように見えた。

「くだらない覇権の為ですよ」

「つまりは裏までも手中に収めようって魂胆だったわけか」
898シモン◆qECGVNv88M :2016/01/16(土)14:37:18 ID:99C()
「ですから、今回の件は我々で始末をつけなければならないのです」

「で?そのお前が、何故に暮森なんぞにくっついてやがるんだ? 」

「それも、そのうちにわかりますよ」

それだけ言うと従鬼院 外麿は主神へと歩み寄り、その右手に掴まれていた鋼心を抜き取った。

「なるほど。これが化け物を斬る刀ですか……」

その刀身の波紋までも確かめるかのように、目の前でゆっくりと下から上へと突き上げた後、従鬼院はその鋼心の切先を主神へと向けた。

「つまりは、主神様を斬れる刀でもあるわけですね」

「やってみろよ」

その会話の後、互いに睨み合う両者の間で、暫しの沈黙が流れた。

「意味のない殺生はいたしません。それが、この刀を造った私の祖父の想いでもありますので」

「なに⁉︎ 」

驚愕の声を上げた主神に構わず、その主神の腰から鞘を抜き取った従鬼院は、鋼心をそれに納めた。
899シモン◆qECGVNv88M :2016/01/16(土)15:08:20 ID:99C()
「その昔、西の大陸のイルーダより、一人の刀鍛冶が祖父の元へと訪れました。その目的は、人の心と共鳴する剣を造るため」

従鬼院 外麿は主神に背を向けて、ひとつふたつ歩みを進めた場所でくるりと主神へと向き直り、そこで胡座をかいた。

「その意図の真意を測れず祖父は戸惑ったようですが、刀鍛冶の熱意とその時に持ち込まれた高純度の魔動核に興味を惹かれ、剣の製作に協力しました」

「その時に造られたのが鋼心ってわけか」

「魔動核の力と、陰陽道の呪詛をその内に秘めた魔剣とも言える代物です」

「どうりで並の人間には扱えないわけか」

「その時に造られたのは鋼心だけではありません。刀が二振、剣が二振。鋼心はそのうちの一振に過ぎません」

膝に置いた鋼心を撫でた指を主神へと向けて、従鬼院 外麿が何事かの呪文を唱えた。

「おおっと! 」

その瞬間、身体の呪縛を解かれた主神はその場に崩れ堕ちた。
900シモン◆qECGVNv88M :2016/01/16(土)15:31:32 ID:99C()
「で?残りの刀は何処にある⁉︎ 」

身体の自由を取り戻したにも関わらず、主神は従鬼院へと殴りかかる事はしなかった。その興味は従鬼院の話しにすっかり向けられていたのだ。

「もうひとつの刀は、尾瀬清綱の元に。剣は大陸へと鍛冶屋が持ち帰り、ひとつは所在不明ですが、もうひとつは恐らく剣王シモン・レイスの剣かと」

「あいつの尋常ならざる強さはそこにあったのか」

そう言って、主神は従鬼院と同じく胡座をかいて腕を組んでいた。

「いえ、そうではありません。この刀達は、あくまで持つ者の魔力を増幅させる器物でしかありません」

「それじゃあなにかい?剣王の魔力自体が半端なく強いって事か? 」

「そう言う事になります」

「あいつは人なのか? 」

主神のその問いかけに、従鬼院 外麿は暫し目を閉じた。

「それは私にも分かりません 」

「そりゃそうだな。それより、ここの一部始終を暮森に見られちゃいないのか? 」

「ご心配には及びません。この屋敷自体に結界を張っておりますので。たとえ暮森様の千里眼を以ってしても見えぬ様になっております 」

そう言った従鬼院は、僅かに笑みを見せた。
901シモン◆qECGVNv88M :2016/01/16(土)15:50:27 ID:99C()
「それともうひとつわからない事がある 」

腕を組んだまま、真っ直ぐに従鬼院 を捉えた主神の目は厳しさを取り戻していた。

「他にも何か? 」

「何故、俺を助けた? 」

「助けた?何の事でしょう? 」

袖から取り出した扇子を拡げ、従鬼院 外麿はその口元を隠して答えた。

「あのまま、天守で俺が尾瀬に斬りかかっていたら、尾瀬の持つもうひとつの鋼心で斬られていたかもしれねぇ」

「その可能性はあったかもしれませんね 」

「そして今、この屋敷で俺を暮森の千里眼から匿っている」

「そうなりますねぇ」

扇子の上から覗く従鬼院の目は動じる事もなく、主神の射るような視線を受け止めている。

「お前の目的は何だ?陰陽師、従鬼院 外麿 」

その直後、屋敷を揺らす程の爆音が城の外から響いて来た。
902シモン◆qECGVNv88M :2016/01/16(土)16:14:32 ID:99C()
「どうやら百地 丹波様が来られたようです。お話しはここまでにしておきましょう 」

そう言うと、従鬼院は鋼心を掴んでゆるりと立ち上がった。

「待て!答えろ! 」

「鋼心は頂いて行きます。主神様はここでお休み下さい」

「貴様! 」

怒号と共に挑みかかった主神の腕を、ひらりと僅かな跳躍でかわした従鬼院は、口元に当てた人型の紙を外の闇へと撃ち放った。
その人型の紙は、自らが意思を持ったように中庭の中心まで到達し、そこで傷を受けて血塗れとなった主神 西門の姿へと変貌していた。

「主神様はこの屋敷から出る事は叶いません」

それだけ言い残し、従鬼院 外麿は主神のいる部屋を出て行く。追い縋る主神だったが、その身体は見えない壁に弾き返されていた。

従鬼院 外麿が中庭へと出ると、そこには既に主神の屍を、刀を構えて取り囲む忍装束の鴉達の姿があった。

「主神 西門は討ち取りました。ここは構わず、百地一派の迎撃へと向かって下さい 」

その言葉を受けて、鴉達は未だ爆音の続く城壁へと向けて疾走して行った。
903名無しさん@おーぷん :2016/01/16(土)20:08:37 ID:etq
一旦ヤマト編にケリつけた感じか
904シモン◆qECGVNv88M :2016/01/17(日)03:44:55 ID:OcG()
>>903
なろうの都合上、もう少し書きます
905シモン◆qECGVNv88M :2016/01/17(日)06:10:07 ID:OcG()
間も無くして、従鬼院 外麿の姿は白虎城の主である尾瀬 清綱の前にあった。

「主神 西門を討ち取って参りました。証拠の品をこれに」

そう言った若き陰陽師は、その手の中の刀を尾瀬へと差し出した。

「ほぅ。これが魔剣・鋼心なる刀か 」

受け取った鋼心を鞘から抜き出し、尾瀬 清綱はその刃を目の前で傅く従鬼院 外麿の首へと当てていた。

「主神の首はどうした? 」

「私は武人ではございませぬ。人は死ねば仏。その仏の首を獲るなど、私には出来ませぬ」

顔を上げる事もせず、従鬼院は身動きせずに答えていた。

「確かに、中庭にあやつの亡骸が見える」

背後から暮森 静の声がした。その瞳は閉じられ、千里眼を駆使している事は容易に判断出来る。

「あの魔人が、そう容易く死ぬとは思えぬが……まぁ、良い 」

尾瀬はそう言うと、自らの腰に下げた鞘から自らの刀を抜いた。

「我が『神心』と『鋼心』言わば対となる魔剣が揃った。これで、この国の……いや、この世を治める力へと一歩近付いたわけだ」

「恐れながら、まだ二振の刀剣を揃えねばなりません」

そこでようやく従鬼院 外麿がその顔を上げた。その顔には意味深な笑みを浮かべている。
906シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)10:57:49 ID:SHq()
「知っておる。だが、このヤマトを堕とすには、この二振の力で充分だ」

そう言った尾瀬が、二つの刀を重ねたその時、吐き気を催す程の金属独特の音が鳴り響いた。

「ほぅ。魔剣が再会に鳴いておる」

「止めい!尾瀬!耳が病む! 」

不敵な笑みを浮かべた尾瀬とは対照的に、暮森 静はその両耳を押さえて蹲っていた。

「呼んでいるのです。兄弟である刀剣達を」

従鬼院の細いその目の奥には、尾瀬とは違う野望が渦巻いているようだった。

天守閣より放たれた魔剣の叫びを、
爆音の響く中でも聴き取った者がいた。

「鋼心が泣いておるわ」

城壁の上より矢を射る西の鴉達を、その城壁ごと渾身の気の一撃で粉砕した仙人が声にした。

「鋼心が? 」

その仙人の背後では、斬りかかって来る敵を種々の打撃技で倒していくエレノアの姿があった。
907シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)12:02:51 ID:SHq()
「主神の奴、既に尾瀬と相対しているのか⁉︎ 」

両手に持つ刀に風を纏わせ、風の刃の斬撃で鴉を斬り倒していた百地 丹波が誰に問うともなく叫んだ。
その時、仙人により破壊された城壁の上より跳躍し、混戦する戦場に新たに四人の鴉が降り立った。

「主神 西門は従鬼院 外麿殿が討ち取った! 」

その四人の先頭に立つ鴉が叫んだ。

「なに⁉︎主神が……」

「藤原のみならず、従鬼院までも動いていたか」

驚愕する丹波の背後で、仙人の声は冷静だった。

「貴殿らが我が殿の御前に至る事は叶わぬ。このまま……」

丹波の前に立つ鴉の言葉を遮ったのは、風を切ってその喉を射抜いた一本の刃だった。
それを合図としたかのように、矢が放たれたであろう闇から、幾つもの影が刀を構えて走り現れた。
紺色の忍び装束に、その額当てには短い一本角が設えてある。

「我ら青鬼衆、頭領の命により加勢する! 」

次から次へと闇から現れる紺色の鬼達は、それぞれが戦場の各所へと散って行った。

「後藤 剣二の一派か。大陸へと渡ったと聞いたが生きておったか」

仙人の目が緩んだ。
908シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)12:50:07 ID:SHq()
「我らが主も間も無く馳せ参じるとの事でございます。ここは我らにお任せ下さい」

丹波の前で傅く青鬼が申し出る。

「行け!丹波! 」

背後から仙人の怒声が響く。

「こやつらの忠義を無駄にするな! 」

続けて放たれた仙人の言葉に、丹波は手にしていた刀の柄を強く握り返した。

「任せた。先に行く!」

城内へと浸入した青鬼衆により、既に開け放たれた城門へと、丹波は疾走して行った。

「エレノア!お前はここを離れろ!」

城内へと消えた丹波を見届けた後、仙人が叫んだ。

「何故ですか⁉︎私も戦えます! 」

仙人の突然の言葉に、驚きを隠せぬ声でエレノアが返す。しかし、そのエレノアの胸ぐらを仙人の右手が掴み引き寄せた。
そこにあったのは、およそ仙人とは思えない鬼神の如き表情であった。 その顔に、エレノアは言葉を失っていた。

「お前は死んではならん! 」
909シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)13:33:59 ID:SHq()
そう叫んだ仙人は、左手で遥か北の方角の一点を指差した。
そこには丘の稜線に沿って、幾つもの紫色の松明が列を成していた。

「あれは北の大鴉の軍勢じゃ。援軍が来た以上、いくら我々の力でも勝算は無い」

「そんな……仙人様も一緒に……」

「ならん!丹波を見捨てては行けん」

「では私も退きません!一人になるくらいなら、皆と共に……」

「お前は一人では無い!大陸に兄弟がおるのじゃ! 」

「どう言う事ですか⁉︎ 」

「お前はノーランド王国のアルガ家の血を引いている。だが、それを知った時は、既にアルガ家は策略によりノーランドを追われた後じゃった」

幾つもの刀が打ち合う音と断末魔が響く中で、仙人の言葉は続いた。

「主神の話しでは、ツクヨミ達と共にアルガ家の兄弟がヤマトへと向かっておるらしい。それまで死んではらなん」

そう言った仙人は、エレノアを突き放し背を向けた。

「なかなかに楽しい日々じゃった」

覇気を纏いつつも、その背中が泣いているようにも思えて、エレノアはその場を動けずにいた。その瞳からは、熱い涙が流れ落ちている。

「嫌です!私も……」

振り向き様に放たれた仙人の手刀の一撃で、エレノアは気を失ってその場に崩れ落ちていた。
910名無しさん@おーぷん :2016/01/18(月)14:31:12 ID:QhX
シモンが絶好調で嬉しい
911シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)16:22:33 ID:SHq()
>>910
ありがとうね。
ちょっと急ぎ足で書いてるから
内容わからんかもしれんけど
912シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)16:23:27 ID:SHq()
その頃、白虎城の屋敷の屋根を丹波は跳躍していた。
立ちはだかる鴉達を打ち倒し、天守閣を目指して進んでいたが、その視界の端にひとつの屍を捉えて脚を止めた。

「主神……」

血塗れで横たわるその側へと降り立った丹波は、それ以上言葉を発することは出来ずにいる。

「ここまで侵入を許したか。使えぬ鴉どもじゃのう」

不意に響いた女の声に、丹波は咄嗟に両手の刀を構えていた。

「様子を見に降りて来てみればこのざまじゃ」

その黒く長い髪を朱色の着物に垂らし、そろりそろりと女は丹波の前に歩み出た。

「暮森……」

流石の丹波も、その顔を強張らせていた。女とは言え、南の大鴉である。千里眼と妖力のみで成り上がったわけではなかった。
その時、中庭を取り囲む屋敷の上から、丹波を取り囲むように西の鴉達が降り立った。その構えた刀の切先は、無論のこと丹波を捉えている。

「ここは良い。貴様達は城門へと行きゃ!」

鴉達を追い払うかの様に振られた暮森の扇子に呼応し、周囲の鴉達は跳ねるように城門へと向けて姿を消した。
913シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)17:07:00 ID:SHq()
「お前如き、わらわ一人で充分じゃ」

挑発の言葉の後、暮森はその扇子を閉じると同時に丹波へと向けて釣り抜いた。
対する丹波は後ろへと跳躍しつつ、風を纏わせた刀を振り抜いた。暮森はすかさず扇子を拡げ盾とする。

「流石に、こんな子供騙しは通用せぬか」

謎の笑みを浮かべて、暮森はその拡げた扇子に突き刺さった何かを摘み取る。そこで鈍い光を放っていたのは毒の塗られた針であった。

「のう、丹波。よう見ればいい男じゃな。ここで殺すには惜しい。どうじゃ、わらわ達と手を組む気はないか? 」

「何の為に手を組む? 」

「八咫烏を失脚させ、この国を獲るのじゃ」

「くだらねぇ」

その返答に怒りを表す暮森とは対照的に、今度は丹波が謎の笑みを浮かべていた。

「くだらぬじゃと?やはりお前は只の大馬鹿者であったか」

「ああ。くだらねぇ。この国を獲るのは俺だからな」

「ならばわらわを斬り捨ててみよ。お前にそれが出来るのか? 」

そう言うと、暮森は自らの着物の襟を拡げて、その胸元の谷間を露わにして見せた。
914シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)17:34:09 ID:SHq()
「元東の大鴉であった百地 丹波殿は、女子供は斬らぬとの噂じゃ。わらわとて女ぞ。斬れるかえ? 」

その問いにも、丹波は刀を構えたまま身動きひとつしなかった。その姿を動揺ととらえた暮森は、一歩足を踏み出した。

「さぁ、斬ってみよ。どうした? 」

からかうかの様に、更に一歩踏み出す。

「さぁさぁ、国を獲る男であれば、これぐらい容易いことであろう? 」

暮森が次の一歩で踏み出したその足が踏みつけたのは、横たわる主神 西門の頭だった。

「生温いわ!丹波!どの様な国であれ、その礎にあるのは戦によって命を落とした人間の屍じゃ! 」

「それを終わらせるのが、俺の国獲りだ」

「所詮、綺麗ごとに過ぎぬ。忘れたか⁉︎これまでどれ程多くの血が流れたか。そして、それを命じていたのが他ならぬお前自身であることを! 」

「だからこそだ! 」

「はっ!贖罪のつもりか⁉︎滑稽な!他国へと逃げ延び、潜んでいたお前が言うか⁉︎笑いが止まらぬわ! 」

「機を待つ。それも戦だ 」

「戯れ言も大概にせい!丹波!お前の言葉は飾りに過ぎん! その結果がこの男じゃ!よう見てみよ! 」

そう叫ぶ暮森の右足は、尚も主神の頭を踏みしだいていた。
915シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)18:17:10 ID:SHq()
「よく見なきゃならないのは、暮森、お前の方だ」

丹波は声を荒げる事なく言い返した。その言葉で我に返った暮森は、足元に横たわる主神の屍へと目をやった。
何かが違う。引き裂かれた着物と、そこから流れ出る鮮血。その量は尋常ではなく、明らかに絶命しているよう見える。何が違うのか?

血の臭いがしない。

「おのれ!従鬼院!図ったな! 」

自らが裏切られた事を知った暮森は、絶叫と共にその手の扇子を主神の屍へと突き立てた。
その瞬間、主神の屍はかき消え、扇子の先に押し潰された人型の白い紙だけが残されていた。

「たかが陰陽師に……許せぬ! 」

丹波に背を向けて天守へと向かおうとした暮森の前に、一人の鴉が立ちはだかった。

「邪魔じゃ! 」

その暮森の一括にさえ動じる事なく、その細身の鴉は立ち尽くしていた。
紺色の忍び装束に、一角の額当て。青鬼衆である事は確かだが、南の大鴉を相手に一歩も引かぬその度胸に、暮森は勿論の事、百地 丹波さえ驚愕していた。
916シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)18:44:19 ID:SHq()
「丹波様、必ず戻って来て下さると信じておりました」

鴉はその言葉と共に、顔を覆っていた布を引き下げた。そこに現れたのは、まだどことなく幼さの残る若い女の顔だった。

「お前は、まさか……葵。青堂 葵か? 」

残る面影だけを頼りに、丹波はその名前を口にしていた。

「名前を覚えていて下さったのですね」

「どけ!小娘! 」

その会話を遮ったのは、暮森の扇子による青堂 葵への一撃だった。その扇子を苦無で受け止め、葵は暮森へと掌底の一撃を繰り出す。
その掌底打ちを扇子で器用に受け流し、暮森は更なる一撃を打ち込む。

「ここはわたくしにお任せ下さい」

暮森の扇子による突きを、後ろへの挑発によってかわした青堂 葵が言い放った。

「任せた」

それだけ言うと、百地 丹波は屋敷の屋根へと飛び乗った。

「笑止!こんな小娘に頼るとは、元東の大鴉が聞いて呆れるわ! 」

「信じられる仲間のいないお前よりかはマシだ」

丹波は尾瀬 清綱が待ち構えているであろう天守閣へと向けて、一蹴りの元に闇へと溶けて行った。
917シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)19:08:54 ID:SHq()
「おばさんの相手は、あたしがしてあげる」

先程の丹波へと向けた言葉とは違い、明らかに見下した女鴉の口調に、暮森の怒りはすぐさまそちらへと向けられた。

「無礼者!わらわが南の大鴉と知って愚弄するか!」

「あたしの頭領は青鬼衆の頭領たる後藤剣二様のみ。その頭領の主は百地 丹波様。その他の大鴉など知った事か」

そう言った葵は両手に苦無を構えた。暮森の使う扇子は只の扇子ではない事は、先程の一撃で把握していた。
おそらくはその真には棒手裏剣のような鉄が仕込まれている。それなりの殺傷能力は備えているようだ。しかも相手は大鴉。一瞬たりとも気が抜けない状況であった。

「苦無のみでわらわに挑むか。無知とは怖いものよのう」

「歳をとると、逆に口だけよく動くようになるのかしら? 」

「お主もよく口が動くようじゃのう。いや、むしろ口しか動かせぬのか? 」

「年寄りの僻みほど、みっともないものはないわよ」

「言わせておけば、この小娘が! 身の程を知れ! 」

918シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)19:15:56 ID:SHq()
誤字脱字だらけですが、なろう投稿時に修正しますm(_ _)m
もう暫くお付き合い下さい。
919シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)19:21:10 ID:SHq()
((((;゚Д゚)))))))
創作文芸板の一覧に表示されなくなった!
消された?
920シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)19:24:01 ID:SHq()
バグ?その他の理由?
止めろってこと?
921シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)19:30:59 ID:SHq()
ヤバいワードがあったのか?
テンション下がるわ(´Д` )
922名無しさん@おーぷん :2016/01/18(月)19:40:09 ID:J49
ん?表示されてるぞ?
923シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)20:03:14 ID:SHq()
え?俺だけ?
924シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)20:07:10 ID:SHq()
(´Д` )やっぱり俺の画面から消えてる
まぁ、見れてるならいいか
925名無しさん@おーぷん :2016/01/18(月)20:10:49 ID:J49
一番上に出てたがなぁ
926シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)20:12:30 ID:SHq()
ヘッドラインには出るけど、一覧には出ない




927名無しさん@おーぷん :2016/01/18(月)20:30:56 ID:OJl
どちらにも表示されてるが……
928シモン◆qECGVNv88M :2016/01/18(月)20:32:18 ID:SHq()
今、PCとiPadで確認したら表示されてた。
俺のiPhoneだけがおかしいらしい。
お騒がせしましたm(_ _)m
929名無しさん@おーぷん :2016/01/18(月)22:03:46 ID:fiA
あまりの酷使にiphoneがストライキ起こしたんやろか
930シモン◆qECGVNv88M :2016/01/19(火)07:43:48 ID:sfS()
ずっとiPhoneで書いて来たもんで、
PCやiPadだと違和感あるんだよね。
長文書くならPCがいいんだろうけど。
小さいタブレットPCも先週買ってみたけど、
結局使ってないと言う無駄遣い(´Д` )
931シモン◆qECGVNv88M :2016/01/19(火)07:48:13 ID:sfS()
やっと青堂 葵が登場。
何の伏線もなく登場させたのは
自分自身違和感ある。
まだまだ出てないキャラおるけど。
932名無しさん@おーぷん :2016/01/19(火)08:27:34 ID:GwA
ないんかーい
933名無しさん@おーぷん :2016/01/19(火)17:42:21 ID:Z4j
IphoneにPCにipadにタブレットPC
金持ちやなシモン
934シモン◆qECGVNv88M :2016/01/19(火)21:41:00 ID:sfS()
タブレットPCと言っても3万ぐらいの安いやつ
Officeとネット使えれば事足りるから。
使ってないけど(´Д` )
935シモン◆qECGVNv88M :2016/01/24(日)23:16:05 ID:sVZ()
(´Д` )はぁ〜
936名無しさん@おーぷん :2016/01/25(月)00:54:31 ID:VxG
最近進まんね
937名無しさん@おーぷん :2016/01/25(月)03:11:15 ID:Quw
お疲れか
938名無しさん@おーぷん :2016/01/25(月)21:39:44 ID:DBH
うおー結構更新されてる!
シモンおつかれ!!!
939アルケミ :2016/01/26(火)01:08:44 ID:ey6
頑張れシモンだけど
940アルケミ :2016/01/26(火)01:09:46 ID:ey6
すみません、ミス打ちしました、
頑張れシモンだけど→頑張れ、シモン
です
941シモン◆qECGVNv88M :2016/01/26(火)07:36:04 ID:yP9()
おう(´Д` )頑張る
942名無しさん@おーぷん :2016/01/26(火)10:30:39 ID:1Id
キバヤシ「つまり!アルケミはシモンだったんだよ!」
MMR「な、なんだってー!」
943シモン◆qECGVNv88M :2016/01/26(火)20:05:51 ID:yP9()
>>942
ほぅ(´Д` )知らんかったわ
944名無しさん@おーぷん :2016/01/26(火)21:53:00 ID:gCk
頑張れシモンだけど
945シモン◆qECGVNv88M :2016/01/27(水)07:34:14 ID:Gsv()
頑張る(´Д` )シモンだけど
946名無しさん@おーぷん :2016/01/27(水)13:23:55 ID:ZI0
シモン大杉ィ!
947シモン◆qECGVNv88M :2016/01/31(日)21:43:00 ID:obO()
そう叫んだ暮森の身体を赤い妖光が包む。蛇の舌先のように先端を揺らめかせながら、その光は徐々に輝きを増していた。
その最中にも、対峙する女鴉、青堂 葵は禍々しい程の暮森の覇気にも怯む事なく暮森の前に立ちはだかっている。

「若さ故の無知か……」

囁くように言い放った暮森が、その手の扇子を青堂 葵へと向けて振り抜いた。赤い妖光を纏った旋風が葵を襲う。対する葵は腰を深く落とし、その身体を弾き飛ばそうとする赤い風に耐えている。

「それとも、若さ故の過ちか……」

返す扇子で、暮森が更なる旋風を葵へと打ち付けた。

「いづれにせよ、余りにも無力!わらわの前に立つ資格さえ無いわ! 」

暮森の怒号と共に、赤い風はうねりつつ蛇の姿と化して青堂 葵へと襲いかかる。対する葵は左手の苦無を蛇の頭に突き立て、残る右手の苦無を赤い妖光を纏った暮森へと撃ち放った。
苦無は暮森の胸を捉える。赤い妖光は忽ちに消え失せ、暮森は地面へと倒れる。息の根を止めるべく、青堂 葵は追撃の刃を撃ち込もうと跳躍した。しかし、すぐさま目の前の光景に全身に鳥肌が立つのを感じその手を止めた。
そこに残されていたのは、人型のまま抜け殻となった暮森の朱色の着物のみであったのだ。

「なかなかの手練れじゃのう」

背後から囁くように聞こえて来た言葉と、冷たい短刀の刃が青堂 葵の喉元へと当てられたのは同時だった。
948シモン◆qECGVNv88M :2016/01/31(日)22:30:33 ID:obO()
「流石は赤鬼衆と双璧を成す青鬼衆。小娘とて侮れんわなぁ」

先程までの感情を露わにした暮森とは違う。その抑揚のない声に、青堂 葵は身体の芯から凍える様な震えに全身が包まれていた。

「じゃが……その自らの力への慢心が身を滅ぼす事までは学ばなんだか? 」

震える青堂 葵の腕を、蛇のように這いながら暮森の手が苦無を握る左手へと延びる。やがて手首を掴んだがと思われた瞬間、青堂 葵は握り締めていた苦無をその手から離していた。

「女の武器は刃のみにあらず。じゃが、女同士ではそうもいかんわなぁ」

獲物を締め付ける蛇の如く、暮森はただ粛々と背後から囁く。その暮森の一言毎に、青堂 葵は覚悟を迫られているように思えた。

「女相手に最も残酷になれるのは、やはり女じゃ。それも本能。悪く思うなよ、小娘」

暮森の口から淡々と語られたその言葉に、青堂 葵はその身体の震えとは逆に、その心の内に湧き上がる怒りを感じていた。

「冥土の土産に褒めてつかわそう。わらわ相手にようやった。だが、ここまでじゃ」

だがその瞬間、青堂 葵の両掌が昼間の陽の光の様な眩い閃光を放った。夜の闇に慣らされた暮森の両眼は耐え切れず、思わずその身体ごと仰け反らせていた。
949シモン◆qECGVNv88M :2016/02/05(金)21:42:00 ID:1mp()
「シャロム! 」

青堂 葵が謎の言葉を叫ぶと同時に、その両掌が放つ光の輪の中より長身の剣が現れた。
それらの剣を掴み、青堂 葵は背後にいるであろう暮森 静へと向けて横一線に振り抜いた。だが、そこには既に暮森の姿はない。

「大陸の魔法か……」

その声を追って、青堂 葵は視線を上へと向けた。中庭を取り囲む屋敷の屋根の上には、朱色の着物から抜け出し忍び装束のみとなった暮森の姿があった。

「青鬼衆は異国の術に落ちたか。恥知らずな連中よのぅ」

眼下で長剣を構える青堂 葵を、風になびく黒く長い髪の間から見降ろす暮森が皮肉交じりの言葉を投げかけた。その両の手には、短刀ではなく鈍い光を浴びた鉄扇が握られている。

「おばさんの僻みにしか聞こえない」

やっと震えの収まった肩越しに青堂 葵が返す。その声は、どこか自信に満ち溢れていた。大鴉を前にこの態度。只の無謀か?果たして根拠のある言葉なのか?
その湧き上がる疑問と共に、暮森の中では久しく感じる事の無かった高揚感さえも湧き上がっていた。

「その小生意気な口を、わらわが塞いでやろう」

高揚を自ら抑えるかのように、深く静に暮森の言葉は青堂 葵の耳を撫でた。

「あら、奇遇ね。あたしも同じ事を考えていたところよ」
950シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)20:19:17 ID:54N()
一歩も引かぬ青堂 葵の言葉を聞いて、それまで無表情だった暮森 葵が声を上げて笑い出した。

「愉快じゃ、小娘!よう言うた! 昔のわらわを見ているようじゃ! 」

「昔話を始めたら、おばさんを通り越しておばあちゃんね」

響く笑い声とは対照的な低く呟かれた青堂 葵の言葉さえ、暮森は聴き逃してはいなかった。

「じゃが、違うのじゃ……踏み抜いて来た地獄の数がのぅ……」

暮森はその両腕を左右に拡げた。その両手の先に、翼の如く開かれた扇子が風を切る。
ヒュン。謎の音と共に、青堂 葵の忍び装束は切り裂かれ、そこから鮮血が噴き出した。

「道、天、地、将、法……」

謎の文言と共に、暮森 静は右腕のみで円を描いた。その動きに呼応するかの様に、鮮血に染まった青堂 葵の身体が操られるかの様に左へと弾かれる。

「小娘、巫女となりて死の舞に酔うがよい……そして悔いるのじゃ。己の未熟さを」

そう言った暮森 静が次に左腕を天へと突き出した。すると、倒れ伏していた青堂 葵の身体が人形のように立ち上がっていた。
951シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)20:54:26 ID:54N()
勿論、それは青堂 葵の意思によるものではなかった。だが、葵はその時になって気が付いていた。自らの身体から流れ出た血が、ゆっくりと伝い落ちるその存在に。
糸だ。身体のあちらこちらに糸が絡み付いている。おそらくは、暮森に背後を取られた際に施されたのであろう。昼の陽光の下であれば直ぐにでも気付いていたかもしれないが、この闇夜においては……。

「大鴉……」

四肢を襲う激痛も、意識と共に薄れていく。仕掛けられた糸には毒が塗られていたのだろう。最早、ここまでか。
その覚悟の中でも、青堂 葵の顔は僅かに笑みを浮かべていた。暮森を討ち取る事は出来ずとも、少しばかりではあっても時を稼ぐ事は出来た。

「楽に往生させぬわ!小娘! 」

気を失いかけた青堂 葵を、糸を操る暮森が屋敷の引き戸へと叩きつけた。その勢いで、青堂 葵の身体は引き戸ごと屋敷の中へと倒れ込んでいた。

「わらわに刃を向けた報いはこれしきでは済まぬぞ。その四肢切り裂いて野犬の餌にしてくれるわ! 」

激昂した暮森の声をが響いた時、倒れる青堂 葵を跨いで、ひとつの人影が現れた。
952シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)21:34:18 ID:54N()
「主神!ここにおったか!丁度良い。その小娘と共に黄泉へと案内してくれるわ! 」

その言葉を吐いたばかりの暮森の喉は、怪力を持つ男のごつごつとした冷たい手によって掴まれていた。
眼下の屋敷にいたはずの主神が、瞬きする間もなく同じ屋根の上に立っている。その事実への驚愕と、喉を掴む主神の左手によって暮森は動く事も出来ずに、目を見開いて主神を見据えた。

「やっと結界から出られたと思えば、南の大鴉のお出迎えか。余興にしても笑えねぇ」

主神の左眼は既に赤い妖光を発している。その左眼が、暮森の遥か彼方の闇に一筋の列を成す紫の松明を捉えた。

「北の援軍か……。こりゃあ、尾瀬の首獲りどころじゃないようだな」

落胆とも思える言葉だったが、それに反して主神の顔はどこからしらこの状況を楽しんでいるようにも見えた。

「どれ、北の大鴉の顔を拝みに行くか!暮森、てめぇも来い!北と南、まとめて叩き潰してやらぁ! 」

主神は跳んだ。左手に暮森を掴んだまま。無論、暮森も抗うが、突き立てた鉄扇を主神はものともしない。
人ひとりを掴んだまま軽々と跳躍し続けるこの化け物を前に、暮森は策を練るべく抗う事を辞めて身を任せた。
953シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)22:25:40 ID:54N()
同じ頃、北の軍勢の隊列の前に一人立ちはだかる男の姿があった。
紺色の忍び装束に一つ角の額当て。
その風貌からすれば、青鬼衆てある事は間違いないが、腰に下げた長刀と羽織った陣羽織が他の鴉とは違う事を表していた。

「後藤 剣二殿! 」

不気味な紫の松明によって照らし出された男の顔に、隊列の先頭を勤めていた鴉が驚きの声を上げた。

「何故にこのような所に? 」

北の鴉が続けて問う。

「お前らを止めに来た」

青鬼衆が頭領、後藤 剣二はその言葉と共にゆっくりと刀を抜いた。だが、北の軍勢はその隊列を乱す事もなく、ただ沈黙を守り続けている。その彼等の姿に、先に刀を抜いた後藤 剣二の方が戸惑っていた。
物言わぬ軍勢。まるで亡霊の様に立ち並ぶ軍勢に、後藤は必殺の剣の構えをとる事も忘れて魅入られていた。
これ程迄に軍を纏め上げられているのは、その主君の統率力の為せる技であろう。果たして北の大鴉、円橋 宗道とはどの様な男なのか?
そのような思いを巡らす後藤 剣二の前で、隊列を成す鴉達が一斉に膝をついて畏まった。その静寂の奥から、馬の足音がゆっくりと近づいて来るのが分かった。
我に返った後藤は、すかさず片手にてその刀を頭上に構えた。
一角の青鬼と化した後藤の前に、馬に跨った鎧武者が松明に照らされて進み出ていた。
954シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)23:23:19 ID:54N()
周囲を包む夜の闇を、そのまま映し込んだかの様な漆黒の鎧を纏った馬上の武者は、無言のうちに馬上より後藤 剣二を見下ろしていた。

この武人が円橋 宗道か。刀を構えたまま、後藤はその鎧武者を見上げた。唯一、金色に輝く兜の前立ては真円を描いており、その兜の下の顔は鬼の面で覆われ、表情さえもわからない。
だが、その身体つきは男にしては少し華奢に見える。一騎討ちに持ち込んだとしても、力では押し負ける事はないだろう。だが、やはり相手は大鴉。その秘めたる技にこそ、その大鴉である理由がある。死は覚悟しなければならないだろう。

「我は百地 丹波の配下にして、青鬼衆頭領、後藤 剣二。故あって、貴殿らを止めに参上した」

後藤なりの敬意を表したその口上にも、円橋は無言を貫いている。その態度から、問答は無用と判断した後藤が刀の柄を握る手に力を込めた刹那、対峙する鎧武者の右手が動いた。
しかし、その右手は刀ではなく、その顔を覆う面へと伸ばされていた。左手は、その面を止めていた紐へと伸びる。やがて、松明に照らされて鎧武者がその顔を晒した。

955シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)23:44:25 ID:54N()
あと少しでスレも終わるけど、どうする?
多分、小説家になろうのサイトで読んでる
人が多いみたいだから、そちらだけで書こう
かと思ってるけど。
956名無しさん@おーぷん :2016/02/11(木)23:48:00 ID:X75
おーぷんの履歴から更新状況を把握している身としてはまたスレ立てて欲しいが……
元々おーぷん発だし
957シモン◆qECGVNv88M :2016/02/11(木)23:55:03 ID:54N()
>>956
了解です。流れを見て次スレ立てます。
そろそろ大陸にいるキャラが恋しくなって来た(´Д` )
958シモン◆qECGVNv88M :2016/02/12(金)00:07:40 ID:Jfv()
荒俣宏の帝都物語が久しぶりに読んで気付いた。
ヤマト編の文章は荒俣宏先生の影響を受けてる。
いつか帝都物語みたいなSF書いてみたい(´Д` )
959名無しさん@おーぷん :2016/02/12(金)02:44:30 ID:C3A
ヤマト編も一つのストーリーになってるね(´Д`)
大陸が恋しいというと失礼か(´Д`)
960名無しさん@おーぷん :2016/02/12(金)18:38:58 ID:V1e
もうすぐ二年目くらいになるかな?
961シモン◆qECGVNv88M :2016/02/12(金)20:09:47 ID:Jfv()
今日で665日になる。
役2年だね
962シモン◆qECGVNv88M :2016/02/12(金)22:20:05 ID:Jfv()
もう少しでヤマト編に一旦ケリがつく。
963名無しさん@おーぷん :2016/02/13(土)07:31:43 ID:0ho
もう2年かぁ……
あっという間だったな
964シモン◆qECGVNv88M :2016/02/13(土)18:46:47 ID:bDu()
まさか、こんなに続くとは思わなかった。
965アルケミ :2016/02/13(土)23:16:36 ID:ksq
二年って早いな
966シモン◆qECGVNv88M :2016/02/15(月)00:31:15 ID:O3q()
円橋と主神の対決シーンで筆が進まない
リアルに考え過ぎかもしれない。
難しく考えずに、サッサと進めていこう
967名無しさん@おーぷん :2016/02/15(月)09:11:05 ID:Ilw
後藤さん……
968シモン◆qECGVNv88M :2016/02/15(月)22:48:45 ID:O3q()
>>967
安心して下さい。後藤さんは元気ですよ!

明日、ヤマト編とりあえず終了させます
969シモン◆qECGVNv88M :2016/02/16(火)23:00:51 ID:69I()
と、思ったけど今日は無理っぽい
970シモン◆qECGVNv88M :2016/02/17(水)22:21:53 ID:HJ9()
「まさか……」

その言葉のみで、後藤剣二は絶句した。後藤はその顔を知っていた。いや、知らぬわけがない。彼にとって、主君である百地 丹波の次に信頼を置いていた友でもあったのだ。
それ故、彼はその名を呼ぶ事さえ出来ずにいた。もし、その名を口にしたならば、友を敵と認めてしまうかの様に思えたからだった。
だが、その戸惑いが怒りに変わる迄には、然程の時を要しなかった。
後藤 剣二は、再び刀の柄を握る腕に力を込めた。

それから半刻ほどの後。
ぽっくり仙人率いる青鬼衆は、白虎城本丸へと攻め込もうとしていた。一方、主神は城門の下に陣取り、彼方より迫り来る北の軍勢を待ち構えている。

「観念せい、主神。お主らだけで、あの軍団に敵うわけはなかろう。今、兵を引けば命だけは助けてやらんでもないぞ」

そう言った暮森は、後ろ手で縛られ主神の背後で跪いていた。

「円橋 道宗か……その采配、楽しみに見物させてもらうか」

暮森の言葉など意に介する事もなく、主神は徐々に近付いてくる紫の炎の群れへと目を向けていた。
一気に攻め込む事もせず、ただ坦々と隊列を組み進軍する軍勢。その意図を図れず戸惑いながらも、主神はその大将に興味を抱かずにはいられなかった。
971名無しさん@おーぷん :2016/02/17(水)22:33:28 ID:oVq
北の鴉が誰だかなんとなーく分かった気がする
972シモン◆qECGVNv88M :2016/02/17(水)22:52:58 ID:HJ9()
やがて、闇夜の中から軍団が姿を現した。その先頭を進む二頭の軍馬。
右を進む馬に跨るは漆黒の鎧兜に身を包む武人。その左の馬上は……。

「剣二……」

主神はその名を呟いたのみで絶句した。身体を縄で拘束され、罪人のように馬上で晒されているのは、紛れもなく青鬼衆頭領、後藤剣二の姿であった。

主神の背後からは、不快な笑い声が響く。

「愉快じゃ!無様じゃのう。青鬼が頭領、一角の青鬼さえ手も足も出なんだか?笑いが止まらぬわ」

狂ったように笑い声を上げる暮森に構う事なく、主神は後藤剣二へと目を向けていた。その剣二は目を閉じたまま微動だにしない。
覚悟を決めたのか?いや、違う。少なくとも、主神の知る後藤剣二という男はそんな人物ではない。囚われの身になどなるぐらいなら、死を選ぶ男だ。
その疑問を裏付けるかのように、後藤 剣二は傷ひとつ負ってはいないように見える。死闘の末の結末でもないようだ。では何故?その疑問の答えを探していた主神の思考を遮る声がしたのはその時だった。
973シモン◆qECGVNv88M :2016/02/17(水)23:26:29 ID:HJ9()
「朱雀城城主、暮森殿か? 」

漆黒の兜の下から、少し篭った声が響いた。その鬼の面は地面に跪く暮森 静へと向けられている。

「おなご……か!」

暮森 静は驚きの声を上げていた。北の大鴉、円橋 道宗と思われる鎧武者の声は確かに女の声であったからだ。

「こいつは……」

主神も絶句していた。しかし、その口元は謎の笑みを浮かべている。

「如何にも!わらわが暮森じゃ!そなたが円橋 宗道殿か?まさか同じ女とは思わなんだ」

「至急のお役目ゆえ、謁見出来なかった無礼をお許し頂きたい」

「構わぬ!それよりはまず、この縄を解いてくれぬか?この様な屈辱は堪えきれぬ! 」

そう懇願する暮森の言葉を聞き、北の大鴉である漆黒の武人は馬を降り、囚われの身となった南の大鴉こと暮森の前へと歩を進めた。足音を立てず、進み行く最中にも、その右手は腰の刀を抜いて切っ先を天守へと向わせた。

「何をしておる?早よう、縄を斬れ! 」

苛立つ暮森の言葉が、鎧武者へと投げかけられる。しかし、その鎧武者は暮森へと顔を向ける事もなく、ただ一点、闇に浮かぶ天守閣を見据えていた。


974名無しさん@おーぷん :2016/02/17(水)23:40:27 ID:sDo
>>968
>安心して下さい。後藤さんは元気ですよ!

シモンがとにかく明るい安村に見えた
975シモン◆qECGVNv88M :2016/02/17(水)23:50:18 ID:HJ9()
>>974
すまん(´Д` )俺はブリーフ派なんだ……
976名無しさん@おーぷん :2016/02/17(水)23:55:01 ID:oVq
更新が多くて嬉しい
時間が取れるようになってきたのかな
977名無しさん@おーぷん :2016/02/17(水)23:59:50 ID:sDo
>>975
ブリーフ&トランクスって男性デュオ知ってる?
978シモン◆qECGVNv88M :2016/02/18(木)00:04:15 ID:eb0()
あ!違った!トランクスだわ!
979シモン◆qECGVNv88M :2016/02/18(木)00:12:26 ID:eb0()
「その役目はあれに……」

その言葉と共に、鬼の面は天守閣から後藤 剣二へと向けられた。

「何を申しておる? 」

動揺を隠せぬ暮森の前で、もう一頭の馬上よりひとつの影が降り立った。

「あんたこそ、何を勘違いしてるんだ? 」

その影こそは、自ら縄を解いて長刀を構えた後藤 剣二の姿であった。

「どう言う事じゃ!円橋! 」

「こう言う事よ」

鬼の面から漏れ出た声が答え、手に携えた刀が再び天守閣を指す。

「これより白虎を堕とす!狙うは尾瀬 清綱の首ただひとつ! 」

「血迷うたか!円橋! 」

鎧武者の言葉を追って、暮森の絶叫とも言える言葉が響き渡った。

「血迷う?その言葉、そのまま貴女に返すわ」

そう答えた鎧武者は、自らの顔を覆う鬼の面へと手を伸ばした。

「赤鬼衆頭領、カグヤ。我が主君たる丹波様の為に遅ればせながれ推参。諦めるのはお前だ!暮森! 」

その鬼の面の下から、白い肌が浮かび上がる。その妖艶にして力強さ秘めた瞳に、暮森は言い返す言葉も失い、その姿に見とれていた。
980シモン◆qECGVNv88M :2016/02/18(木)07:40:35 ID:eb0()
>>976
お待たせして申し訳ありませんm(__)m
毎日、1レスだけでも書くようにします。
>>977
そのユニットは知らないな
どんなんだろう?
981シモン◆qECGVNv88M :2016/02/18(木)23:59:57 ID:eb0()
「八咫烏の御心は我等と共にある!抗う者あれば容赦無く討ち取れ!全軍かかれ! 」

北の大鴉、円橋 道宗ことカグヤの号令が響く。それを合図に、物言わぬ軍勢が一斉に雄叫びと共に動き出した。
黒い津波と化した軍勢の中、暮森の身体から赤い妖気が立ち昇る。だが、それを制するかのように、その首に刀が当てられた。

「私は丹波様とは違う。例え女であろうと、容赦無く斬る」

「八咫烏は誰じゃ?何故にこの様な仕打ちをする?全く以って解せぬわ! 」

「八咫烏様は貴殿等の企みさえ、既に見透されている」

「八咫烏は誰じゃと問うておるのじゃ!素性さえ解らぬ者など、八咫烏とは認められぬ! 」

「それに答える義理はない。しかし、八咫烏様はいづれ現れる」

そう言ったカグヤは、暮森の首に当てた刀を更に強く押し当てた。

「ここで歯向かうのであれば、そのお姿さえ見る事も出来なくなるが、どうする? 」

「面白い。是非にもその面拝ませてもらおうかの。その首、わらわが討ち取ってくれるわ」

囚われの身でありながらも、暮森は不敵な笑みを浮かべいた。
982シモン◆qECGVNv88M :2016/02/19(金)00:05:59 ID:Ymu()
とりあえず、ヤマト編はここまでにします。
983名無しさん@おーぷん :2016/02/19(金)06:55:50 ID:DoW
大陸の人間が恋しいですね
984名無しさん@おーぷん :2016/02/19(金)18:46:59 ID:uax
ヤマト終了か……何か感慨深いな
985シモン◆qECGVNv88M :2016/02/19(金)20:07:56 ID:Ymu()
>>983
それでは、みんなに逢いに行こう
986名無しさん@おーぷん :2016/02/19(金)20:20:46 ID:syk
大陸のキャラとか久しぶりすぎてほとんど忘れちゃったてへぺろ(大陸のキャラが恋しいですね!)
987シモン◆qECGVNv88M :2016/02/19(金)20:39:01 ID:Ymu()
おいらも忘れてるから始末が悪い(´Д` )
口調とか性格とか名前とか
988名無しさん@おーぷん :2016/02/19(金)20:43:42 ID:syk
>>987
おい作者w
しかしちょうど本編再開のタイミングで新スレだな
989シモン◆qECGVNv88M :2016/02/19(金)20:56:01 ID:Ymu()
新スレから再開しようかな
シモン・レイスとアーク・ディーの会話
書いてるけど、なんか変(´Д` )
ヤマト編の書き方引きずってるみたいな。
ケセランさんとトリックさんにコント
してもらうか……
990名無しさん@おーぷん :2016/02/19(金)21:16:59 ID:syk
>>989
残り10レス足らずからはじめても中途半端だしその方がいいと思う
991シモン◆qECGVNv88M :2016/02/20(土)07:05:44 ID:SpD()
>>990
うぃ(´Д` )新スレから再開いたします
992名無しさん@おーぷん :2016/02/20(土)19:16:03 ID:dzA
まずなろうとかなら他のレスはないし一度読み返してみるのも一つの手だぞ
993シモン◆qECGVNv88M :2016/02/20(土)19:59:34 ID:SpD()
残業中だぜ(´Д` )ベイベ
994名無しさん@おーぷん :2016/02/20(土)20:53:16 ID:139
頑張れ頑張れ
995名無しさん@おーぷん :2016/02/20(土)21:46:47 ID:E4E
作家先生を残業で酷使とはブラックブラックな会社ですな
996シモン◆qECGVNv88M :2016/02/20(土)22:15:33 ID:SpD()
次スレたてますた(´Д` )

http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/bun/1455974014/l50
997名無しさん@おーぷん :2016/02/20(土)22:18:24 ID:E4E
>>996
おつ
2レス目からいきなり再開しててワラタ
998シモン◆qECGVNv88M :2016/02/20(土)22:19:39 ID:SpD()
>>994
おう、頑張るでよ
>>995
作家ではなく、社畜ですから(´Д` )ふぅ
>>997
(・ω<)てへぺろ
999シモン◆qECGVNv88M :2016/02/20(土)22:20:48 ID:SpD()
さて( ´Д`)y━・~~1000踏んじゃおうかな
1000シモン◆qECGVNv88M :2016/02/20(土)22:23:04 ID:SpD()
_| ̄|○⇒_|\○_⇒_/\○_⇒____○_お疲れ様でした
1000 : Over Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
※スレ主は1005まで投稿できるよ。次スレ誘導とかに使ってね


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【オマサガ】みんなの考えたキャラで小説書いてみる【第8.5章】
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